JPH07134844A - ディスクドライブ装置 - Google Patents

ディスクドライブ装置

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JPH07134844A
JPH07134844A JP28081593A JP28081593A JPH07134844A JP H07134844 A JPH07134844 A JP H07134844A JP 28081593 A JP28081593 A JP 28081593A JP 28081593 A JP28081593 A JP 28081593A JP H07134844 A JPH07134844 A JP H07134844A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁界印加ヘッドが光磁気ディスクに接触した
ままの状態で長時間放置されることのないようにする。 【構成】 記録媒体としてのディスクに対して情報信号
の書込みを行うための外部磁界を印加する外部磁界発生
装置2と、該外部磁界発生装置2の磁界印加ヘッド21
のローディング、アンローディングを行うヘッドローデ
ィング機構3とを備えたディスクドライブ装置1におい
て、上記ヘッドローディング機構3には、開放パルス電
圧を印加することにより磁性片100の吸着を解除し
て、上記磁界印加ヘッド21をアンローデイング状態に
戻すための電磁クラッチ76を使用し、上記電磁クラッ
チ76を、電源電圧の変動を検出する電圧検出回路と、
該電圧検出回路により電源電圧の変動が検出されたとき
に、開放パルス信号を発するパルス信号発生回路を備え
た制御手段によって開放制御するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録媒体としての光磁気
ディスクに外部磁界を印加する外部磁界発生装置を有
し、該外部磁界発生装置の磁界印加ヘッドで光磁気ディ
スクに外部磁界を付与しながら、該光磁気ディスクに対
して情報信号の書込み、所謂オーバーライトを可能にし
たディスクドライブ装置に関し、特に記録再生中に停電
等のトラブルが発生したときに磁界印加ヘッドを強制的
にアンローディング状態に戻して、磁界印加ヘッドのデ
ィスクへの貼り付き等のディスクや磁界印加ヘッドの損
傷を防止することができるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】光磁気ディスクに対して情報信号の書込
み及び読出しの双方を行うことができるようにしたディ
スクドライブ装置(光磁気ディスクドライブ装置)が知
られている。
【0003】上記ディスクドライブ装置は、ディスクカ
ートリッジを挿入することにより、該ディスクカートリ
ッジのローディング、アンローディングを行うカートリ
ッジホルダと、上記ディスクカートリッジ内の光磁気デ
ィスクを回転させるディスク回転駆動機構と、該ディス
ク回転駆動機構により回転される光磁気ディスクの半径
方向に移動する光学ピックアップ装置等の光磁気ディス
クから情報信号を読出すための各種の機構の外に、光磁
気ディスクに対して情報信号の書込みを行う際に外部磁
界を印加する外部磁界発生装置と、該外部磁界発生装置
の磁界印加ヘッドのローディング、アンローディングを
行うヘッドローディング機構を備えている。
【0004】そして、光磁気ディスクの情報信号の読出
しは、専ら光学ピックアップ装置を使用して行われる。
【0005】また、光磁気ディスクに対する情報信号の
書込みは、上記ヘッドローディング機構で外部磁界発生
装置の磁界印加ヘッドをローディングつまり、光磁気デ
ィスクの信号記録面に接触させ、該磁界印加ヘッドで光
磁気ディスクに外部磁界を印加しながら上記光学ピック
アップ装置で、光磁気ディスクにレーザ光等を照射する
ことにより行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ディスクドライブ装置にあっては、一般に磁界印加ヘッ
ドのローディング,アンローディングは、CPUにより
ディスクカートリッジのローディング,アンローディン
グに連動して行われるようになっている。
【0007】このため、ディスクカートリッジがローデ
ィングされている状態で電源トラベル等が発生すると、
磁界印加ヘッドのみをアンローディング状態に戻すのが
難しく、磁界印加ヘッドが光磁気ディスクに接触したま
まの状態で放置されることになり、磁界印加ヘッドの光
磁気ディスクへの貼り付きによる磁界印加ヘッドや光磁
気ディスクの損傷が発生してしまうという課題があっ
た。
【0008】本発明は、上記課題を解決し、記録再生中
に電源トラブル等が発生した場合でも容易に磁界印加ヘ
ッドをアンローディング状態に戻すことのできるディス
クドライブ装置を提供することを目的としてなされたも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、記録
媒体としてのディスクに対して情報信号の書込みを行う
ための外部磁界を印加する外部磁界発生装置と、該外部
磁界発生装置の磁界印加ヘッドのローディング、アンロ
ーディングを行うヘッドローディング機構とを備えたデ
ィスクドライブ装置において、上記ヘッドローディング
機構に、開放パルス電圧を印加することにより磁性片の
吸着を解除して、上記磁界印加ヘッドをアンローディン
グ状態に戻すための電磁クラッチを使用し、上記電磁ク
ラッチを、電源電圧の変動を検出する電圧検出回路と、
該電圧検出回路により電源電圧の変動が検出されたとき
に、開放パルス信号を発するパルス信号発生回路を備え
た制御手段により開放制御するようにした。
【0010】請求項2の発明は、記録媒体としてのディ
スクに対して情報信号の書込みを行うための外部磁界を
印加する外部磁界発生装置と、該外部磁界発生装置の磁
界印加ヘッドのローディング、アンローディングを行う
ヘッドローディング機構とを備えたディスクドライブ装
置において、上記ヘッドローディング機構に、開放パル
ス電圧を印加することにより磁性片の吸着を解除して、
上記磁界印加ヘッドをアンローディング状態に戻すため
の電磁クラッチを使用し、上記電磁クラッチを、スピン
ドルモータの回転数の変動を検出する回転数検出回路
と、該回転数検出回路によりスピンドルモータの回転数
の変動が検出されたときに、開放パルス信号を発するパ
ルス信号発生回路を備えた制御手段により開放制御する
ようにした。
【0011】請求項3の発明は、記録媒体としてのディ
スクに対して情報信号の書込みを行うための外部磁界を
印加する外部磁界発生装置と、該外部磁界発生装置の磁
界印加ヘッドのローディング、アンローディングを行う
ヘッドローディング機構とを備えたディスクドライブ装
置において、上記ヘッドローディング機構に、開放パル
ス電圧を印加することにより磁性片の吸着を解除して、
上記磁界印加ヘッドをアンローディング状態に戻すため
の電磁クラッチを使用し、上記電磁クラッチを、緊急操
作棒が挿入されたことを検出する挿入検出回路と、該挿
入検出回路により緊急操作棒が挿入されたことが検出さ
れたときに、開放パルス信号を発するパルス信号発生回
路を備えた制御手段により開放制御するようにした。
【0012】請求項4の発明は、記録媒体としてのディ
スクに対して情報信号の書込みを行うための外部磁界を
印加する外部磁界発生装置と、該外部磁界発生装置の磁
界印加ヘッドのローディング、アンローディングを行う
ヘッドローディング機構とを備えたディスクドライブ装
置において、上記ヘッドローディング機構に、開放パル
ス電圧を印加することにより磁性片の吸着を解除して、
上記磁界印加ヘッドをアンローディング状態に戻すため
の電磁クラッチを備え、上記電磁クラッチを、ローディ
ング状態におけるディスクカートリッジの位置を検出す
る位置検出回路と、該位置検出回路により検出されたデ
ィスクカートリッジの位置が正常でないときに、開放パ
ルス信号を発するパルス信号発生回路を備えた制御手段
により開放制御するようにした。
【0013】
【作用】請求項1のディスクドライブ装置においては、
記録再生中に、電源トラブル等により、電源電圧が変
動、例えば低下すると電圧検出回路がこれを検出し、パ
ルス信号発生回路が開放パルス信号を発し、これによっ
て電磁クラッチに開放パルス電圧が印加されて、電磁ク
ラッチによる磁性片の吸着を解除する。
【0014】請求項2のディスクドライブ装置において
は、記録再生中に、電源トラブル等により、スピンドル
モータの回転数が変動、例えば低下すると回転数検出回
路がこれを検出し、パルス信号発生回路が開放パルス信
号を発し、これによって電磁クラッチに開放パルス電圧
が印加されて、電磁クラッチによる磁性片の吸着を解除
する。
【0015】請求項3のディスクドライブ装置において
は、記録再生中に、電源トラブル等が発生した場合に、
緊急操作棒を所定の位置に挿入すると、該緊急操作棒の
挿入が挿入検出回路により検出され、パルス信号発生回
路が開放パルス信号を発し、これによって電磁クラッチ
に開放パルス電圧が印加されて、電磁クラッチによる磁
性片の吸着を解除する。
【0016】請求項4のディスクドライブ装置において
は、ディスクカートリッジが傾斜するなどして正常でな
い位置にローディングされると、これを位置検出回路が
検出して、CPUにより電磁クラッチに開放パルス電圧
が印加されて、電磁クラッチによる磁性片の吸着を解除
する。
【0017】
【実施例】次に本発明のディスクドライブ装置を図1〜
図20を参照して説明する。
【0018】図1は、ディスクドライブ装置の要部の分
解斜視図である。
【0019】上記ディスクドライブ装置1は、記録媒体
としての光磁気ディスク201に対して情報信号の記録
を行う際に外部磁界を印加する外部磁界発生装置2と、
該外部磁界発生装置2の磁界印加ヘッド21のローディ
ング、アンローディングを行うヘッドローディング機構
3とを備えている。
【0020】上記ヘッドローディング機構3は、開放パ
ルス電圧を印加することにより磁性片100の吸着を解
除して、上記磁界印加ヘッド21をアンローディングす
る電磁クラッチ76を備えている。
【0021】そして、上記電磁クラッチ76は、図2に
示したように、電源電圧(例えば5V)の変動を検出す
る電圧検出回路4と、該電圧検出回路4により電源電圧
の変動が検出されたときに、開放パルス信号を発するパ
ルス信号発生回路5を備えた制御手段6により開放制御
されるようになっている。
【0022】そして、記録再生中において、電源トラブ
ル、例えば停電等が発生し、電源電圧4の電圧5Vが基
準値例えば、4.5V以下に低下すると、これを上記電
圧検出回路4が検出し、パルス信号発生回路5から開放
パルス信号が発せられ、電磁クラッチ76に開放パルス
電圧が印加されて、該電磁クラッチ76による磁性片1
00の吸着が解除されて、磁界印加ヘッド21をアンロ
ーディング状態に戻すようになっている。
【0023】なお図2において、7は電磁クラッチ76
のドライブ回路、8は電磁クラッチの電源、9はディス
クドライブ装置のCPUである。
【0024】また、図1において、201は光磁気ディ
スク、202は光磁気ディスク201を収容しているカ
ートリッジ、203はカートリッジ202にスライド可
能に取付けられたシャッタ部材であり、これら光磁気デ
ィスク201、カートリッジ202、シャッタ部材20
3によりディスクカートリッジ204が構成されてい
る。
【0025】次に各構成部分について詳細に説明する。
【0026】先ず、外部磁界発生装置2について説明す
る。
【0027】外部磁界発生装置2は、光磁気ディスク2
01の信号記録面に所定強度の外部磁界を印加する磁界
印加ヘッド21を有し、該磁界印加ヘッド21を保持機
構22により、キャリッジ23に取付けることにより構
成されている。
【0028】上記保持機構22は、図8〜図9に示した
ように、上記キャリッジ23の後端部に取り付けられそ
の片側端縁に切欠き24を有する例えば鉄等の磁性体か
らなる保持プレート25と、この保持プレート25の上
方に設けられかつ上記キャリッジ23の後端部に立ち上
がり部23aを介して回動自在に保持され上記切欠き2
4内に臨むマグネット26を保持するリフター27と、
このリフター27の上方に設けられかつ上記キャリッジ
23の立ち上がり部23aに弾性保持され、上記磁界印
加ヘッド21を組み込んでなるスライダー28を保持す
るヘッドアーム29とからなり、上記磁界印加ヘッド2
1をローディング状態とアンローディング状態に保持し
得るように構成されている。
【0029】上記保持機構22のリフター27は、枢支
ピン30をその中央部に有する基部片31と、この基部
片31の前端縁に一体に設けられ上記ヘッドアーム29
を保持可能なアーム支持部32aをその先端縁に有する
断面視略コ字状のアーム支持片32と、このアーム支持
片32の後方に設けられかつ上記基部片31の後端縁に
一体に形成され片側側方に突出する折曲部33aを有す
る平面視L字状の駆動力受部片33と、この駆動力受部
片33の下方に設けられかつ上記基部片31に一体に形
成され上記マグネット26を保持するマグネット支持片
34とからなり、このうちマグネット支持片34が図8
に示すように上記磁界印加ヘッド21のアンローディン
グ時に上記切欠き24の切欠き面24aに吸着され、図
9に示すようにローディング時(磁界印加ヘッドのロー
ディング後)に切欠き面24bに吸着されるように構成
されている。
【0030】一方、ヘッドアーム29は、ヘッド浮上時
の安定性を確保するために、図8に示すように、アンロ
ーディング時に、上記スライダー28が上記光磁気ディ
スク201の信号記録面から離間し、図9に示すよう
に、ローディング時に、上記スライダー28を、上記光
磁気ディスク201の信号記録面に対して数グラム〜1
0グラム程度の弾撥力によって押圧し得るように構成さ
れている。
【0031】次に、キャリッジ23について説明する。
【0032】上記、キャリッジ23は、図5〜図7に示
したように、シャーシ上に各々が互いに左右方向に所定
の間隔をもって平行する2つのガイド軸41,41を介
して進退自在に保持されている。
【0033】上記キャリッジ23の一方側側面部には二
対のベアリング42が各対の各ベアリング回転軸を互い
に90°となる角度に設定して位置付けられており、他
方側側面部には一対のベアリング42が同じく各ベアリ
ング回転軸を互いに90°となる角度に設定して位置付
けられている。なお、上記キャリッジ23には、上記各
対のベアリング42のうち一方のベアリングに上記各対
の両ベアリング回転軸間の角度が90°より狭くなるよ
うな方向に弾撥力を付与する弾性体43(図7参照)が
固定されている。
【0034】そして、このキャリッジ23の両側方に
は、キャリッジ駆動用のリニアモータ44が設けられて
いる。
【0035】上記リニアモータ44は、上記キャリッジ
23の両側方に突出する枠状のコイル45と、このコイ
ル45の一部を介して対向するセンターヨーク46と、
マグネット47およびロワーヨーク48とから構成され
ている。
【0036】さらに、上記キャリッジ23は、上記対物
レンズ51を保持するレンズホルダー52が上下方向に
並列する2つの弾性体53を介して設けられている。
【0037】上記レンズホルダー52は、磁気回路54
によってフォーカス方向に変位し得るように構成されて
いる。
【0038】上記磁気回路54は、上記対物レンズ51
の両側方に突出する枠状のコイル55と、このコイル5
5の一部を介して対向するセンターヨーク56と、マグ
ネット57およびサイドヨーク58とから構成されてい
る。
【0039】さらにまた、上記キャリッジ23には、後
に説明する光学ピックアップ装置114の固定光学系6
1から上記対物レンズ51に光ビームを導くために、図
8(A)に示したようにビーム通過孔23bが設けら
れ、上記対物レンズ51の真下に位置する立ち上げミラ
ー62が固定されている。
【0040】次に、ヘッドローディング機構3について
説明する。
【0041】ヘッドローディング機構3は、図10に示
したように各々が互いに対向する2つの側壁71,71
およびこれら両側壁71,71間に介在する底板72を
有するベース73と、このベース73に枢支された揺動
可能な第1プレート74と、この第1プレート74の揺
動による押圧によって揺動可能な第2プレート75と、
この第2プレート75を上記第1プレート74の押圧に
よって所定の揺動方向位置に保持可能な自己保持型の電
磁クラッチ(プランジャ)76と、上記第1プレート7
4を揺動させ、かつ、後に説明する昇降機構113のス
ライド板121をスライドさせて、ディスクカートリッ
ジ204をエジェクトさせるための駆動モータ77(図
13参照)と、この駆動モータ77に連結され上記キャ
リッジ23の進退方向と直角な方向に突出する円柱状の
ピン78を片側側面の周縁に有する伝達ギア79とから
構成されている。
【0042】上記ベース73の底板72には、反モータ
側端縁において表裏両面に開口し各々が互いに所定の間
隔をもって並列する2つのスプリング係止孔81,82
およびこれらスプリング係止孔81,82のうち略中央
部側のスプリング係止孔82の近傍において上方に突出
するストッパ83が設けられている。
【0043】上記ベース73の両側壁71,71には、
上記ストッパ83の先端面より上方に位置し上記キャリ
ッジ23の進退方向に延在する保持軸84を支架する軸
孔71a,71aが設けられている。
【0044】また、上記第1プレート74の両側端縁に
は各々が互いに上記保持軸84の延在方向に所定の間隔
をもって対向する2つの立ち上がり壁85,85が設け
られており、これら立ち上がり壁85,85には上記保
持軸84が遊嵌する挿通孔85a,85aが設けられて
いる。
【0045】上記第1プレート74の反モータ側端縁角
部には、上記キャリッジ23の後退方向に突出するプレ
ート押圧部86aおよびこのプレート押圧部86aの突
出方向と直角な方向に突出するリフター押圧部86bを
有する押圧片86が一体に設けられている。
【0046】また、上記第1プレート74の反モータ側
端縁中央部には、上記スプリング係止孔82に対応する
スプリング係止孔87が設けられている。
【0047】そして、上記第1プレート74は、引張ス
プリング88によって上記プレート押圧部86aが上記
ストッパ83に当接する方向に付勢されている。なお、
引張スプリング88は、両端部が各々上記スプリング係
止孔82と上記スプリング係止孔87に係止されてい
る。
【0048】一方、上記第2プレート75には、上記側
壁71,71と上記立ち上がり壁85,85との間に介
在する保持壁89,89および上記キャリッジ23の移
動範囲に対応する櫛歯91aを、その先端部に有する折
曲片91が設けられている。
【0049】また、上記第2プレート75には、上記ス
プリング係止孔81に対応するスプリング係止孔92が
設けられている。
【0050】上記第2プレート75の両保持壁89,8
9には、上記保持軸84が遊嵌する挿通孔93が設けら
れている。
【0051】また、上記第2プレート75の両保持壁8
9,89のうちキャリッジ後退側の保持壁には、上記挿
通孔93の開口方向と同一の方向に開口するピン孔94
および上記プレート押圧部86aに対応する突部95が
設けられている。
【0052】そして、上記第2プレート75は、引張ス
プリング96によって、上記櫛歯91aが上記リフター
27の駆動力受部片33に噛合する方向に付勢されてい
る。なお、上記引張スプリング96は、両端部が各々上
記スプリング係止孔81と上記スプリング係止孔92に
係止されている。
【0053】さらに、上記第2プレート75には、上記
保持軸84の一側端部が臨む凹部97を枢支部として保
持アーム98が回動自在に設けられている。
【0054】上記保持アーム98は、長短2つの腕部9
8a,98bからなるアームによって形成されている。
このうち長い側の腕部98aには、上記キャリッジ23
の後方に突出する保持部99が一体に設けられており、
この保持部99の先端面には、上記電磁クラッチ76に
吸着可能な、例えば鉄等の磁性片100が回動自在に設
けられている。なお、この磁性片100はストッパ10
1によって回動規制されている。一方、短い側の腕部9
8bには、上記ピン孔94に挿通するピン102が設け
られている。
【0055】そして、上記電磁クラッチ76は、上記ベ
ース73の両側壁71,71のうち後方の側壁にビス1
03によって取り付けられており、上記第2プレート7
5の櫛歯91aが上記リフター27の駆動力受部片33
から離間する位置において上記磁性片100を吸着する
ように構成されている。
【0056】なお、図1において、111はカートリッ
ジホルダ、112は光磁気ディスク201を回転操作す
るディスク回転駆動機構、113は上記ディスク回転駆
動機構112を上記カートリッジホルダ111に対して
昇降させる昇降機構、114は光学ピックアップ装置で
ある。
【0057】上記カートリッジホルダ11は、ディスク
カートリッジ204を所定の装着位置まで自動的に引き
込むオートインジェクト機構115およびディスクカー
トリッジ204のシャッタ部材203を自動的に開くシ
ャッタ開放機構116を備えている。
【0058】上記ディスク回転駆動機構112は、スピ
ンドルモータ117と、該スピンドルモータ117によ
って回転されるディスクテーブル118と、該ディスク
テーブル118の凹部内に取付けられたチャッキング用
のマグネット119とを備えている。
【0059】上記昇降機構113は、上記ディスク回転
駆動機構112を設けた昇降板120と、該昇降板12
0を昇降させるスライド板121とを備えている。
【0060】上記光学ピックアップ装置114は、上記
光磁気ディスク201の信号記録面に対してレーザ光を
照射し得るように構成されている。上記光学ピックアッ
プ装置114は、従来の一体型光学系と異なり、高速ア
クセス化に対応するために可動部分を軽量にした分離光
学系とされる。
【0061】すなわち、上記光学ピックアップ装置11
4は、図5に示したように、記録再生に用いる光源とな
るレーザダイオードやフォーカス,トラッキング制御を
行うために用いる信号検出器や記録信号を検出する信号
検出器等を有する固定光学系61と、この固定光学系6
1からの光ビームを上記光磁気ディスク201の信号記
録面に集光するための上記対物レンズ51と、キャリッ
ジの後方に位置しトラッキング制御を行うために用いる
ガルバノミラー122とからなっている。
【0062】そして、この分離光学系は、上記ガルバノ
ミラー122をその中心角度とし、かつ上記キャリッジ
23および上記固定光学系61をその両端部とする略L
字の位置に配設されている。
【0063】このうちガルバノミラー122は、上記固
定光学系61と上記キャリッジ23上記固定光学系61
から出射される光ビームを反射させ、この反射光ビーム
を上記キャリッジ23の光学系に導きミラー反射面の角
度変化によってトラッキング制御を行うものである。
【0064】上述のような構成のディスクドライブ装置
は、図3に示したように、断面視略コ字状のシャーシ1
31と、ディスクカートリッジ204や光磁気ディスク
201に対して記録再生を行う上記各種機構を内蔵する
筺体132と、この筺体132の前面部に設けられ例え
ばコンピュータ本体やサブシステム等に組み込まれた時
に外部に露呈する前面パネル133とから構成されてい
る。
【0065】このうち前面パネル133には、上記ディ
スクカートリッジ204を上記筺体132の内外に挿抜
するためのカートリッジ挿抜口134が設けられてお
り、このカートリッジ挿抜口134を開閉する塵埃侵入
防止用の蓋体135が回動自在に取り付けられている。
【0066】また、上記前面パネル133には、上記光
磁気ディスク201に対する記録再生動作状態を表示す
るための発光素子136および上記ディスクカートリッ
ジ203を排出するためのエジェクト釦137が設けら
れていると共に、該エジェクト釦137の下方には、緊
急操作棒挿入孔138が設けられている。
【0067】次に、上記ヘッドローディング機構3によ
るヘッドローディング動作について説明する。
【0068】前面パネル133のカートリッジ挿抜口1
34から筺体132内にディスクカートリッジ204を
挿入すると、カートリッジホルダ111のオートインジ
ェクト機構115によってディスクカートリッジ204
をカートリッジ装着位置に自動的に引き込みディスクカ
ートリッジ204のローディングが完了する。
【0069】ディスクカートリッジ204のローディン
グが完了すると上記昇降機構113によってディスクテ
ーブル118が所定の位置に上昇し、チャッキング用の
マグネット119によって上記ディスクテーブル118
上に光磁気ディスク201が吸着保持される。
【0070】このときは、図13に示すように、上記引
張スプリング96の弾撥力によって折曲片91の櫛歯9
1aと駆動力受部片33の折曲部33aが係合する位置
に第2プレート75が、図12に実線で示すように位置
付けられている。
【0071】そして、図8に示すようにスライダー28
が光磁気ディスク201から離間した状態で、上記保持
機構22のマグネット26が切欠き面24aに吸着保持
されている。
【0072】上記駆動モータ77によって伝達ギア79
に図15に示すようにピン78が位置aから所定の回動
位置に変位するまで位置bに向かった反イジェクト方向
(O/Wヘッドロード方向)R2の回転力を付与する。
【0073】このとき、図12に実線で示す位置にある
第1プレート74は、伝達ギア79の回転によるピン7
8の押圧によって、引張スプリング88の弾撥力に抗し
て反時計方向に揺動すると共に、この第1プレート74
の揺動によるプレート押圧部86aの突部95への押圧
によって第2プレート75は、同図2点鎖線に示すよう
に引張スプリング96の弾撥力に抗して同方向に揺動
し、この第2プレート75の揺動によって保持アーム9
8が連動して磁性片100が電磁クラッチ76(通電不
要)に吸着する。
【0074】この結果、第2プレート75は、図14に
示すように、駆動力受部片33の折曲部33aと折曲片
91の櫛歯91aが離間する位置に位置付けられる。な
お、伝達ギア79の回転停止は回転角検出スイッチ(図
示せず)によって行われる。
【0075】切換スイッチ(図示せず)の切換えによっ
て駆動モータを反転させて伝達ギア79にピン78が位
置bから位置aに変位するまでエジェクト方向R1の回
転力(反転力)を付与した後に駆動モータ77を停止さ
せる。
【0076】このとき、図12に実線で示すように引張
スプリング96の弾撥力によって第1プレート74が時
計方向に揺動してストッパ83に当接する。
【0077】検出スイッチ(図示せず)によってROM
ディスクあるいはRAMディスク(パーシャルROMデ
ィスク)を検出し、ROMディスクである場合にはスピ
ンドルモータ117を回転してフォーカスイン後に、通
常の読出しシーケンスが行われる。
【0078】一方、検出スイッチ(図示せず)によって
RAMディスク(パーシャルROMディスク)が検出さ
れると、光磁気ディスク201に対して磁界印加ヘッド
21のローディング動作が以下の通り行われる。
【0079】リニアモータ44のコイル45に通電する
ことによりキャリッジ23に光磁気ディスク201の最
外周への移動力を付与する。
【0080】駆動モータ77によって伝達ギア79に図
15に示すようにピン78が位置aから位置bに変位す
るまで反エジェクト方向R2の回転力を付与する。
【0081】このとき、伝達ギア79の回転によるピン
78の押圧によって、図12に示すように第1プレート
74が引張スプリング88の弾撥力に抗して反時計方向
に揺動する。
【0082】この結果、リフター押圧部86bの駆動力
受部片33への押圧によってリフター27が回動してス
ライダー28が光磁気ディスク201に着座(ローディ
ング)した後、アーム支持片32のアーム支持部32a
からヘッドアーム29が離間する。このとき、マグネッ
ト26は、切欠き面24aとの吸着状態を解除され、切
欠き面24bに吸着保持されている。
【0083】切換スイッチ(図示せず)の切換えによっ
て、駆動モータ77を反転させて伝達ギア79にピン7
8が位置bから位置aに変位するまでイジェクト方向R
1の回転力(反転力)を付与した後に駆動モータ77を
停止させる。
【0084】このようにして、磁界印加ヘッド21のロ
ーディング動作が行われる。
【0085】この後、スピンドルモータ117を回転し
て、フォーカスイン後に通常の読出し/書込みシーケン
スが行われる。
【0086】次に、光磁気ディスク201に対する磁界
印加ヘッド21のアンローディング動作について説明す
る。
【0087】CPU9からのエジェクト命令によってス
ピンドルモータ117が停止する。
【0088】電磁クラッチ76に開放パルス電圧が印加
されると、この電磁クラッチ76から吸着片100が離
間し、図12に実線で示すように引張スプリング96の
弾撥力によって保持アーム98と第2プレート75が一
体的に時計方向に回動する。
【0089】このとき、図13に示すように折曲片91
の櫛歯91aと駆動力受部片33の折曲部33aが係合
する位置に第2プレート75が図12に実線で示すよう
に位置付けられる。
【0090】この結果、図8に示すようにリフター27
が時計方向に回動し、保持機構22のマグネット26が
切欠き面24bとの吸着状態を解除して切欠き面24a
に吸着すると共に、アーム支持片32のアーム支持部3
2aがヘッドアーム29を押し上げてスライダー28乃
至磁界印加ヘッド21が光磁気ディスク201から離間
する。
【0091】駆動モータ77によって伝達ギア79に図
15に示すようにピン71が位置aから位置bに変位す
るまでエジェクト方向R1の回転力を付与する。
【0092】このとき、伝達ギア79の回転によるピン
78のスライド板戻し片141(図1参照)への押圧に
よってスライド板121をローディング位置からアンロ
ーディング位置に引張スプリング142の弾撥力に抗し
て引き戻す。
【0093】そして、上記スライド板121の引き戻し
動作によって昇降板120が下降し、カートリッジホル
ダー111のオートインジェクト機構115によってデ
ィスクカートリッジ204がカートリッジ挿抜口134
から筺体132外に排出される。
【0094】切換スイッチ(図示せず)の切り換えによ
って駆動モータ77を反転させて伝達ギア79にピン7
8が位置bから位置aに変位するまで反イジェクト方向
2の回転力(反転力)を付与した後に駆動モータ77
を停止させる。
【0095】このようにして、アンローディング動作が
行われ、再びディスクカートリッジ204が挿入されて
くるのを待機するのである。上記一連の動作はCPU9
によって自動的に制御される。
【0096】次に、記録再生中に電源トラブル等により
電源電圧が変動し、電源電圧が基準値(設定値)以下に
低下した場合について説明する。
【0097】上記電源電圧の低下を電圧検出手段4が検
出する。
【0098】上記電圧検出回路4が電源電圧の低下を検
出するとパルス信号発生回路5が開放パルス信号を発
し、電磁クラッチの電源8から電磁クラッチ4に開放パ
ルス電圧が印加される。電磁クラッチ76に開放パルス
電圧が印加されると、上述したように、電磁クラッチ7
6から磁性片100が離間し、引張スプリング96の弾
撥力によって保持アーム98と第2プレート75が一体
的に時計方向に回動する。
【0099】その結果、リフター27が時計方向に回動
し、保持機構22のマグネット26が切欠き面24bと
の吸着状態を解除して、切欠き面24aに吸着すると共
に、アーム支持片32のアーム支持部32aがヘッドア
ーム29を押し上げてスライダー28乃至磁界印加ヘッ
ド21が光磁気ディスク201から離間して、磁界印加
ヘッド21はアンローディング状態になるのである。
【0100】図16は、請求項2のディスクドライブ装
置の制御手段の要部を示すブロック図である。
【0101】請求項2のディスクドライブ装置におい
て、電磁クラッチ76は、スピンドルモータ117の回
転数の変動を検出する回転数検出回路151と、該回転
数検出回路151によりスピンドルモータ117の回転
数の変動が検出されたときに開放パルス信号を発するパ
ルス信号発生回路152とを備えた制御手段153によ
り開放制御されるようになっている。
【0102】そして、記録再生中において、電源トラブ
ル等によって、スピンドルモータ117の回転数が低下
乃至停止すると、これを上記回転検出回路151が検出
し、パルス信号発生回路152から開放パルス信号が発
せられ、電磁クラッチ76に開放パルス電圧が印加され
る。
【0103】電磁クラッチ76に開放パルス電圧が印加
されると、上述したように電磁クラッチ76から磁性片
100が離間し、磁界印加ヘッド21はアンローディン
グ状態になるのである。
【0104】図17は、請求項3のディスクドライブ装
置の制御手段の要部を示すブロック図である。
【0105】請求項3のディスクドライブ装置におい
て、電磁クラッチ76は、緊急操作棒が所定の位置に挿
入されたことを検出する挿入検出回路161と、該挿入
検出回路161により緊急操作棒が挿入されたことが検
出されたときに、開放パルス信号を発するパルス信号発
生回路162を備えた制御手段163により開放制御さ
れるようになっている。
【0106】そして、記録再生中において、電源トラブ
ル等によって、光磁気ディスクに磁界印加ヘッドが接触
したままの状態でスピンドルモータの回転が停止した状
態になったときには、図18に示したように、ディスク
ドライブ装置の前面パネル133に設けた緊急操作棒挿
入孔138から緊急操作棒164を挿入する。
【0107】上記緊急操作棒164は、上記前面パネル
133の内側に配置されている挿入検出回路161とし
てのフォトセンサの発光部161aと受光部161bの
間を遮断する。
【0108】従って緊急操作棒164が挿入されたこと
が上記挿入検出回路161により検出され、パルス信号
発生回路162から開放パルス信号が発せられ、電磁ク
ラッチ76に開放パルス電圧が印加される。
【0109】電磁クラッチ76に開放パルス電圧が印加
されると、電磁クラッチ76から磁性片100が離間
し、磁界印加ヘッド21はアンローディング状態になる
のである。
【0110】なお、請求項1〜請求項3のディスクドラ
イブ装置において、図19に示したようにパルス信号発
生回路5,152,162からの開放パルス信号を所謂
割り込みパルス信号としてCPU9に入力し、該CPU
9から電磁クラッチ76の開放命令(コマンド)を発す
るようにすることも考えられる。
【0111】しかし。この場合は、何等かの原因でCP
U9が暴走してしまったときには、割り込みパルス信号
を発しても電磁クラッチ76を制御できなくなるという
リスクがある。
【0112】図20は、請求項4のディスクドライブ装
置の制御手段の要部を示すブロック図である。
【0113】請求項4のディスクドライブ装置におい
て、電磁クラッチ76は、ローディング状態におけるデ
ィスクカートリッジ204の位置を検出する位置検出回
路171と、該位置検出回路117により検出されたデ
ィスクカートリッジ204の位置が正常でないときにC
PU9により開放制御されるようになっている。
【0114】上記位置検出回路117には、複数の位置
検出センサが用いられていて、これら位置検出センサ
で、ディスクカートリッジ204の複数箇所の高さを読
み取るなどして、ディスクカートリッジ204が傾斜な
どせずに正規の位置にローディングされているか否かを
検出するようになっている。
【0115】そして、上記位置検出回路117により、
ディスクカートリッジ204が正規の位置にローディン
グされていないことが検出されるとCPU9により磁界
印加ヘッドローディング解除命令が出され、磁界印加ヘ
ッド21がローディング状態にあるときは、電磁クラッ
チ76に開放パルス電圧が印加され、電磁クラッチ76
から磁性片100が離間し、磁界印加ヘッド21はアン
ローデイング状態に戻されるのである。
【0116】また、磁界印加ヘッド21がアンローデイ
ング状態にあるときは、磁界印加ヘッド21はアンロー
デイング状態のままに保持され、正規の位置にローディ
ングされていないディスクカートリッジの光磁気ディス
クに磁界印加ヘッド21が接触するのを未然に防止する
ようになっている。なお、上記位置検出センサには、図
1に示したような、カートリッジ識別センサ171を使
用してもよい。
【0117】
【発明の効果】本発明のディスクドライブ装置には次に
述べるような効果がある。
【0118】(1)請求項1のディスクドライブ装置
は、停電等の電源トラブルによる電圧の変動を電圧検出
回路で検出し、パルス信号発生回路により開放パルス信
号を発して、電磁クラッチを開放制御することにより、
記録再生中に電源トラブルが発生した場合でも、磁界印
加ヘッドを速やかにアンローデイング状態に戻して、磁
界印加ヘッドがディスクに接触したままの状態で長時間
放置されることによる磁界印加ヘッドのディスクへの貼
り付きを防止することができる。
【0119】(2)請求項2のディスクドライブ装置
は、停電等の電源トラブルによりスピンドルモータの回
転が停止したりすると、これを回転数検出回路で検出
し、パルス信号発生回路により、開放パルス信号を発
し、電磁クラッチを開放制御することにより、磁界印加
ヘッドをアンローデイング状態に戻し、磁界印加ヘッド
のディスクへの貼り付きを防止することができる。
【0120】(3)請求項3のディスクドライブ装置
は、緊急操作棒を所定の位置に挿入すれば、これを挿入
検出回路が検出して電磁クラッチを開放制御して、磁界
印加ヘッドをアンローデイング状態に戻すことができ
る。
【0121】(4)請求項4のディスクドライブ装置
は、ローディングされたディスクカートリッジの位置を
検出して、ローディング位置が正常でないときには、C
PUから磁界印加ヘッドローデイング解除命令を出すこ
とにより、磁界印加ヘッドをアンローデイング状態に戻
し、磁界印加ヘッドのディスクへの貼り付きを防止し或
はアンローデイング状態のままに待機させて磁界印加ヘ
ッドがディスクに接触するのを未然に防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の要部の分解斜視図。
【図2】請求項1のディスクドライブ装置の制御手段の
要部のブロック図。
【図3】ディスクドライブ装置の外観を示す斜視図。
【図4】ディスクドライブ装置の内部構造を示す断面
図。
【図5】キャリッジ部分を示す斜視図。
【図6】レンズホルダー部分を示す分解斜視図。
【図7】図5の要部の断面図。
【図8】(A)および(B)は磁界印加ヘッドのアンロ
ーディング状態を説明するために示す側面図とそのX矢
視図。
【図9】(A)および(B)は磁界印加ヘッドのローデ
ィング状態を説明するために示す側面図とそのY矢視
図。
【図10】ヘッドローディング機構の分解斜視図。
【図11】ヘッドローディング機構の斜視図。
【図12】ヘッドローディング機構の動作状態を示す正
面図。
【図13】キャリッジのシッピングロック状態を示す斜
視図。
【図14】キャリッジのシッピングロック解除状態を示
す斜視図。
【図15】伝達ギアを示す側面図(図14のZ矢視
図)。
【図16】請求項2のディスクドライブ装置の制御手段
の要部のブロック図。
【図17】請求項3のディスクドライブ装置の制御手段
の要部のブロック図。
【図18】緊急操作棒を挿入した状態の断面図。
【図19】他の実施例のブロック図。
【図20】請求項4のディスクドライブ装置の制御手段
の要部のブロック図。
【符号の説明】
1…ディスクドライブ装置 2…外部磁界発生装置 3…ヘッドローディング機構 4…電圧検出回路 5…パルス信号発生回路 6…制御手段 9…CPU 21…磁界印加ヘッド 76…電磁クラッチ 138…緊急操作棒挿入孔 151…回転数検出回路 152…パルス信号発生回路 153…制御手段 161…緊急操作棒の挿入検出回路 162…パルス信号発生回路 163…制御回路 164…緊急操作棒 171…ディスクカートリッジの位置検出回路 201…光磁気ディスク 204…ディスクカートリッジ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体としてのディスクに対して情報
    信号の書込みを行うための外部磁界を印加する外部磁界
    発生装置と、該外部磁界発生装置の磁界印加ヘッドのロ
    ーディング、アンローディングを行うヘッドローディン
    グ機構とを備えたディスクドライブ装置において、 上記ヘッドローディング機構は、開放パルス電圧を印加
    することにより磁性片の吸着を解除して、上記磁界印加
    ヘッドをアンローディング状態に戻すための電磁クラッ
    チを備え、 上記電磁クラッチは、電源電圧の変動を検出する電圧検
    出回路と、該電圧検出回路により電源電圧の変動が検出
    されたときに、開放パルス信号を発するパルス信号発生
    回路を備えた制御手段により開放制御されるようになっ
    ていることを特徴とするディスクドライブ装置。
  2. 【請求項2】 記録媒体としてのディスクに対して情報
    信号の書込みを行うための外部磁界を印加する外部磁界
    発生装置と、該外部磁界発生装置の磁界印加ヘッドのロ
    ーディング、アンローディングを行うヘッドローディン
    グ機構とを備えたディスクドライブ装置において、 上記ヘッドローディング機構は、開放パルス電圧を印加
    することにより磁性片の吸着を解除して、上記磁界印加
    ヘッドをアンローディング状態に戻すための電磁を備
    え、 上記電磁クラッチは、スピンドルモータの回転数の変動
    を検出する回転数検出回路と、該回転数検出回路により
    スピンドルモータの回転数の変動が検出されたときに、
    開放パルス信号を発するパルス信号発生回路を備えた制
    御手段により開放制御されるようになっていることを特
    徴とするディスクドライブ装置。
  3. 【請求項3】 記録媒体としてのディスクに対して情報
    信号の書込みを行うための外部磁界を印加する外部磁界
    発生装置と、該外部磁界発生装置の磁界印加ヘッドのロ
    ーディング、アンローディングを行うヘッドローディン
    グ機構とを備えたディスクドライブ装置において、 上記ヘッドローディング機構は、開放パルス電圧を印加
    することにより磁性片の吸着を解除して、上記磁界印加
    ヘッドをアンローディング状態に戻すための電磁クラッ
    チを備え、 上記電磁クラッチは、緊急操作棒が所定の位置に挿入さ
    れたことを検出する挿入検出回路と、該挿入検出回路に
    より緊急操作棒が挿入されたことが検出されたときに、
    開放パルス信号を発するパルス信号発生回路を備えた制
    御手段により開放制御されるようになっていることを特
    徴とするディスクドライブ装置。
  4. 【請求項4】 記録媒体としてのディスクに対して情報
    信号の書込みを行うための外部磁界を印加する外部磁界
    発生装置と、該外部磁界発生装置の磁界印加ヘッドのロ
    ーディング、アンローディングを行うヘッドローディン
    グ機構とを備えたディスクドライブ装置において、 上記ヘッドローディング機構は、開放パルス電圧を印加
    することにより磁性片の吸着を解除して、上記磁界印加
    ヘッドをアンローディング状態に戻すための電磁クラッ
    チを備え、 上記電磁クラッチは、ローディング状態におけるディス
    クカートリッジの位置を検出する位置検出回路と、該位
    置検出回路により検出されたディスクカートリッジの位
    置が正常でないときにCPUにより開放制御されるよう
    になっていることを特徴とするディスクドライブ装置。
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