JPH1049952A - ディスクドライブ装置 - Google Patents

ディスクドライブ装置

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Publication number
JPH1049952A
JPH1049952A JP8199891A JP19989196A JPH1049952A JP H1049952 A JPH1049952 A JP H1049952A JP 8199891 A JP8199891 A JP 8199891A JP 19989196 A JP19989196 A JP 19989196A JP H1049952 A JPH1049952 A JP H1049952A
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JP
Japan
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tray
disk
pair
guide groove
drive device
Prior art date
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Pending
Application number
JP8199891A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiko Tsujino
幸彦 辻野
Toshiaki Noguchi
俊明 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トレーのストップモードの状態からディスク
を短時間かつ確実にターンテーブルに装着できるディス
クドライブ装置を提供する。 【解決手段】 ディスクドライブ装置1は、各駆動ピニ
オン44の駆動で各ラック板40を各側板5の各水平ガ
イド溝13Aに沿って水平方向に移動させる。この各ラ
ック板40の移動で各側板5の各L字形ガイド溝12の
水平部12a及び垂直部12bに沿ってトレー20を水
平及び垂直方向に移動させる。このトレー20の移動で
光磁気ディスク110をターンテーブル9に装着,離反
自在する。駆動ピニオン44はモータ駆動するウォーム
ギヤ48等にて回転駆動自在にされ、このウォームギヤ
48のセルフロックにてトレー20の各ガイド軸24を
各L字形ガイド溝12の垂直部12bに停止させる。こ
のストップモード時に、ディスクカートリッジ100が
ズレないようにストッパ16で規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光磁気(MO)
ディスク等のディスクを収納したディスクカートリッジ
を用いるディスクドライブ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、光磁気ディスクを収納したディ
スクカートリッジを用い、該光磁気ディスクに情報を記
録,再生するディスクドライブ装置が知られている(例
えば、特開平8−87850号公報等参照)。これを、
図15によって具体的に説明すると、ディスクドライブ
装置200の筐型の装置本体201内には、両側部20
3に水平部204a及び垂直部204bからなる各一対
のL字形ガイド溝204,204を有し、底部202a
に光磁気ディスク110の情報を読み取る光学ピックア
ップ206及び光磁気ディスク110を回転させるター
ンテーブル207をそれぞれ搭載したシャーシ202
と、上記各L字形ガイド溝204に各ガイド軸211に
て係合されて水平及び垂直方向に移動自在に支持され、
上記光磁気ディスク110を収納したディスクカートリ
ッジ100を保持するディスク搬送用のトレー210
と、このトレー210の各ガイド軸211に上下方向の
一対の傾斜ガイド溝221,221にて係合され、か
つ、上記シャーシ202の両側部203の各一対の水平
ガイド溝205A,205Aに各ガイド軸222にて係
合されて水平方向に移動自在に支持された一対のラック
板220,220と、上記シャーシ202の両側部20
3の一対の垂直ガイド溝205B,205Bに各ガイド
軸231にて係合され、かつ、上記各ラック板220の
上下方向の一対の傾斜ガイド溝223,223に各ガイ
ド軸232にて係合されて上記トレー210と連動して
昇降動する外部磁界ユニット230と、上記各ラック板
220の上面側に設けられたラック224に噛合された
駆動ピニオン240等を備えている。
【0003】また、筐型の装置本体201の前面中央の
カートリッジ挿入口201aには、トレー210の移動
と連動して揺動する扉250が開閉自在に設けられてい
ると共に、該装置本体201の奥にはディスクカートリ
ッジ100が水平方向の所定位置まで移動されて来たこ
とを検出するためのフォトインターラプタ等から成るイ
ンセンサ260が設けられている。さらに、外部磁界ユ
ニット230は光磁気ディスク110に補助磁界を加え
るための永久磁石や電磁石等から成る補助磁界発生手段
(いずれも図示しない)を備えている。また、駆動ピニ
オン240は、モータ駆動の平歯車列270により回転
駆動されるようになっている。
【0004】そして、この駆動ピニオン240の回転駆
動により、上記各ラック板220を水平方向に移動させ
て該各ラック板220の一対の傾斜ガイド溝221,2
21にて上記トレー210の各一対のガイド軸211,
211を上記各一対のL字形ガイド溝204,204の
水平部204a及び垂直部204bに沿って案内させて
該トレー210を水平方向及び垂直方向に移動させ、こ
のトレー210の移動によって上記ディスクカートリッ
ジ100の光磁気ディスク110をターンテーブル20
7に装着,離反自在にしてある。このターンテーブル2
07に光磁気ディスク110が装着された時には、外部
磁界ユニット230が両側部203の各一対の垂直ガイ
ド溝205B,205Bに沿って下降してディスクカー
トリッジ100に接近して、光磁気ディスク110の記
録,消去時に外部磁界ユニット230の図示しない補助
磁界発生手段により必要磁界を得るようになっている。
【0005】また、主に樹脂製の光磁気ディスク110
を収納したディスクカートリッジ100を用いる場合に
は、ディスクドライブ装置200を使用した後で、上記
ターンテーブル207に上記樹脂製の光磁気ディスク1
10が装着された状態で放置されると、光磁気ディスク
110に反りやたわみが発生する場合がある。これによ
り、光学ピックアップ206の対物レンズの2軸(フォ
ーカス方向とトラッキング方向)のフォーカス方向のス
トロークが足りなくなり、フォーカスエラーを起こす。
最悪時は、上記対物レンズと上記光磁気ディスク110
とが接触し、該光磁気ディスク110に傷等が入る場合
もある。この対策として、ストップモードという光磁気
ディスク110をターンテーブル207から離し、ディ
スクカートリッジ100の下シェルに光磁気ディスク1
10を受ける位置までアンローディングさせるモードを
設定してある。すなわち、図15に示すように、トレー
210の各一対のガイド軸211,211を両側部20
3の各一対のL字形ガイド溝204,204の垂直部2
04b寄りの水平部204aに停止させた状態がトレー
210のストップモードとなっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のディスクドライブ装置200は、ストップモードを
設定する駆動手段として、モータ駆動の平歯車列270
と、この平歯車列270に噛合する駆動ピニオン240
とを用いていて、トレー210の各一対のガイド軸21
1,211を両側部203の各一対のL字形ガイド溝2
04,204の垂直部204bに止めることができずに
水平部204aまで移動させるようにしていたため、こ
のトレー210のストップモードから再度光磁気ディス
ク110をターンテーブル207に装着させるのに該ト
レー210の移動量が多くて装着時間がかかった。
【0007】また、上記トレー210のストップモード
時に、防塵,体裁等の理由で扉250を閉じておく必要
がある。これにより、ストップモードのトレー210の
位置から扉250を開閉させる必要あるため、トレー2
10の少ない移動量で扉250を急激に開閉しなければ
ならず、トレー210の移動量と連繋した扉250の駆
動機構が設計的に困難であった。このため、トレー21
0の水平ストロークを長くする必要があり、結果的に装
置本体201の奥行きが長くなってディスクドライブ装
置200全体が大型になった。
【0008】さらに、トレー210のストップモード時
に、装置本体201に付加された振動や衝撃等により、
ディスクカートリッジ100を保持しているトレー21
0の図示しないキャッチローラから該ディスクカートリ
ッジ100が外れて位置ズレした場合に、装置本体20
1の奥のインセンサ260がOFFとなり(即ち、基準
ピン280の呼び込み量より大きくなり)、再度光磁気
ディスク110をターンテーブル207に装着できるよ
うにトレー210をローディングすることができず、一
度完全にトレー210をイジェクト(アンローディン
グ)して再度ディスクカートリッジ100を入れ直す必
要があった。また、大きくディスクカートリッジ100
がトレー210からズレた場合は、扉250と干渉して
該扉250を開閉することができなくなり、トレー21
0等が駆動不可能になる虞れがあった。
【0009】そこで、この発明は、ストップモード時の
状態から再度ディスクをターンテーブルに装着させるた
めの時間を短縮することができると共に、トレーからデ
ィスクが位置ズレしてもその状態から再度ディスクをタ
ーンテーブルに確実に装着させることができるディスク
ドライブ装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】両側部に水平部及び垂直
部からなるL字形ガイド溝を有し、底部にディスクの情
報を読み取る光学ピックアップ及び該ディスクを回転さ
せるターンテーブルをそれぞれ搭載したシャーシと、上
記L字形ガイド溝にガイド軸にて係合されて水平方向及
び垂直方向に移動自在に支持されたディスク搬送用のト
レーと、このトレーのガイド軸に上下方向の傾斜ガイド
溝にて係合されて上記シャーシの両側部の水平方向に移
動自在に支持されたラック板と、このラック板に設けら
れたラックに噛合された駆動ピニオンとを備え、この駆
動ピニオンの回転駆動により上記ラック板を水平方向に
移動させて該ラック板の傾斜ガイド溝にて上記トレーの
ガイド軸を上記L字形ガイド溝の水平部及び垂直部に沿
って案内させて該トレーを水平方向及び垂直方向に移動
させ、このトレーの移動によって上記ディスクを上記タ
ーンテーブルに装着,離反自在にしたディスクドライブ
装置において、上記駆動ピニオンをモータ駆動のウォー
ムギヤにて回転駆動自在にし、このウォームギヤのセル
フロックにて上記トレーのガイド軸を上記L字形ガイド
溝の垂直部に停止自在に構成してある。
【0011】トレーのストップモード時に、駆動ピニオ
ンを回転駆動させるウォームギヤのセルフロックにて上
記トレーのガイド軸が両側部のL字形ガイド溝の垂直部
にて停止する。これにより、トレーのストップモード時
にディスクはターンテーブルから離反した状態において
トレー側に保持され(カートリッジ収納タイプでは、デ
ィスクそのものは、カートリッジのシェルに支えら
れ)、該ディスクに反りやたわみ等が発生することがな
く、また、この状態から再度ディスクをトレーを介して
ターンテーブルに装着させるのに時間がかからない。さ
らに、位置決め用の例えば基準ピンの呼び込み量よりも
少ないズレになるよう(インセンサのオン範囲内)に、
横方向のストッパを設けることにより、上記トレーのス
トップモードの状態でディスクドライブ装置を放置し、
この状態において上記トレーに振動や衝撃等が加わって
該トレーからディスクが位置ズレしても、該ディスクは
ターンテーブルに再度確実に装着される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の具体的な実施の
形態例について図面を参照して説明する。
【0013】図1〜図9は、この発明の一実施形態例の
ディスクドライブ装置1を示すものであり、ディスクカ
ートリッジ100の筐型のカートリッジ本体101内に
収納されたディスクとしての光磁気ディスク110に情
報を光磁気記録,再生するものである。このディスクド
ライブ装置1の筐型の装置本体2(図3にのみ符号2で
示す)内には、シャーシ3を配置してある。このシャー
シ3は、底部となるアルミニウム等の金属製で矩形板状
のメカベース4と、このメカベース4の両側に垂直にそ
れぞれ起立した鋼等の金属製で左右一対の側板(両側
部)5,5と、上記メカベース4の前後に垂直にそれぞ
れ配置された鋼等の金属製の前板6及び後板7とで構成
されている。
【0014】図1に示すように、メカベース4の中央に
は、スピンドルモータ8により回転駆動するターンテー
ブル9を突設してあると共に、その略対角線上の各コー
ナ部寄りの位置には4つの光学ピックアップ10を上記
ターンテーブル9に装着された光磁気ディスク110の
ラジアル方向に往復移動自在に配設してある。また、メ
カベース4上の前後の両側には各一対の高さ位置決めピ
ン11A,11A及び基準ピン11B,11Bをそれぞ
れ突設してある。また、各側板5の中央部の前後には、
水平部12aと垂直部12bから成るカム溝としての孔
状で一対のL字形ガイド溝12,12を形成してある。
さらに、各側板5の上部の前後には長孔状の一対の水平
ガイド溝13A,13Aを形成してあると共に、その両
側には一対の垂直ガイド溝13B,13Bを形成してあ
る。
【0015】また、図1〜図3に示すように、前板6の
上側にはカートリッジ挿入口6aを形成してあり、該カ
ートリッジ挿入口6aの両側より上記左右一対の側板
5,5の前端の一部が突出している。この一対の側板
5,5の前端の各突出部5a,5a間には、上記カート
リッジ挿入口6aを開閉する扉14を一対の支軸15,
15を介して揺動自在に支持してある。さらに、前板6
のカートリッジ挿入口6aの下縁は内側に折り曲げされ
た折曲部16となっていて、この折曲部16が、上記デ
ィスクカートリッジ100を後述するトレー20にて保
持し、このトレー20を上記各側板5の一対のL字形ガ
イド溝12,12の各垂直部12bの略中央に停止させ
た時に該トレー20に対する上記ディスクカートリッジ
100の保持状態を維持させるストッパとして機能する
ようになっている。このように、上記トレー20を一対
の側板5,5の各一対のL字形ガイド溝12,12の各
垂直部12bの略中央に停止する時の状態を、トレー2
0のストップモードといい、この状態を図4及び図12
に示す。
【0016】図1〜図5及び図8,図9に示すように、
各側板5の一対のL字形ガイド溝12,12には、ディ
スクカートリッジ100を保持するディスク搬送用のト
レー20の両側部より突出した各一対のガイド軸24,
24を挿入係合してある。これにより、トレー20は一
対の側板5,5間において水平方向及び垂直方向に移動
自在に支持されている。また、トレー20の各一対のガ
イド軸24,24には、左右一対のラック板40,40
の孔状で上下方向に延びる各一対の傾斜ガイド溝42
A,42Aを係合してある。この各ラック板40は、そ
の外側の前後に突設した各一対のガイド軸43,43を
一対の側板5,5の各一対の水平ガイド溝13A,13
Aに挿入係合させて水平方向に移動自在になっている。
さらに、一対の側板5,5の各一対の垂直ガイド溝13
B,13Bには外部磁界ユニット60の両外側の前後に
突設した各一対のガイド軸62,62を挿入係合させ、
かつ、該両外側の中央に突設した各一対のガイド軸6
3,63を上記一対のラック板40,40内面側に形成
された上下方向に延びる凹状の一対の傾斜ガイド溝42
B,42Bに挿入係合させている。これにより、外部磁
界ユニット60は上記トレー20の水平方向及び垂直方
向の移動と連動して上下方向にのみ移動(昇降動)する
ようになっている。
【0017】トレー20は、ディスクカートリッジ10
0のカートリッジ本体101の両側部をスライド自在に
保持する正面コ字状の左右一対の側部21,21と、こ
の一対の側部21,21の前,後部にネジ止めされた
前,後の連結板22,23とで平面口字状になってい
る。一対の側部21,21の各外面の前後には、前記各
一対のガイド軸24,24を水平になるように突設して
ある。また、一対の側部21,21の各内面の略中央に
は、ディスクカートリッジ100の一対のシャッタ10
4,104を開けるための開蓋レバー25を支軸26を
介して上下方向に揺動自在に支持してある。さらに、一
対の側部21,21の上面の前側にはカートリッジ押さ
えローラ27を、該上面の中側及び後側には各一対のキ
ャッチローラ28,28を、各引張りコイルバネ29等
を介して下方(ディスクカートリッジ100のキャッチ
ローラ用挿入穴102d側)にそれぞれ押圧付勢してあ
る。このカートリッジ押さえローラ27は、ディスクカ
ートリッジ100の下降時(光磁気ディスク110がタ
ーンテーブル9に装着された状態の時)にディスクカー
トリッジ100を各一対の高さ位置決めピン11A,1
1A及び基準ピン11B,11Bに押さえ付ける機能を
有している。また、キャッチローラ28は、トレー20
に挿入保持されたディスクカートリッジ100をロック
する機能を有している。
【0018】また、トレー20の左右一対の側部21,
21の後部(後の連結板23の両側の各一対の切り起こ
し片23a,23b間)には、ディスクカートリッジ1
00の保持完了状態を検出して後述する駆動源としての
モータ49を駆動させる指令を出す一対の検出機構3
0,30を設けてある。図1〜図3に示すように、この
各検出機構30は、中央部を後の連結板23の一方の切
り起こし片23aにピン枢支させ、先端に遮蔽部31a
を有すると共に基端部に上記ディスクカートリッジ10
0に当接,離反するピン31bを突設した押し出しレバ
ー31と、後の連結板23の他方の切り起こし片23b
に図示しない基板を介して固定され、発光部32aと受
光部32bを有するフォトインターラプタ等から成るイ
ンセンサ32と、上記押し出しレバー31の先端側と後
の連結板23との間に介在され、該押し出しレバー31
のピン31bをディスクカートリッジ100側に常に付
勢する引張りコイルバネ(付勢手段)33とで構成され
ている。
【0019】この引張りコイルバネ33の付勢により、
押し出しレバー31の遮蔽部31aは通常時においてイ
ンセンサ32の発光部32aと受光部32bとの間に位
置している。そして、トレー20の一対の側部21,2
1間にディスクカートリッジ100を挿入することによ
り、各押し出しレバー31が引張りコイルバネ33の付
勢力に抗して揺動し、該各押し出しレバー31の遮蔽部
31aが上記インセンサ32の発光部32aと受光部3
2bの間から離れることにより、該インセンサ32はス
イッチオンとなり、前記モータ49を駆動させるように
してある。尚、ディスクカートリッジ100の押し出し
は、各側板5の内面に固定された各押し出しカム17
と、トレー20の各側部21に取り付けられた各押し出
しレバー31により、各側板5とトレー20の相対運動
により行われるようになっている。
【0020】各ラック板40は合成樹脂により矩形板状
に形成してあり、その上面側にラック41を一体成形し
てある。この各ラック板40の下側の前後にはトレー2
0の各一対のガイド軸24,24を挿入係合する孔状で
上下方向に延びる各一対の傾斜ガイド溝42A,42A
を形成してある。また、各ラック板40の相対向する内
面には、前記外部磁界ユニット60の中央の各一対のガ
イド軸63,63が挿入係合する凹状で上下方向に延び
る一対の傾斜ガイド溝42B,42Bを形成してある。
さらに、各ラック板40の外面の前後には各側板5の各
一対の水平ガイド溝13A,13Aに挿入係合される各
一対のガイド軸43,43を突設してある。これによ
り、各ラック板40は各側板5の各一対の水平ガイド溝
13A,13Aに沿って水平方向に移動自在になってい
る。
【0021】また、各ラック板40の上面のラック4
1,41に各駆動ピニオン44,44を噛合してある。
この一対の駆動ピニオン44,44は、左右一対の側板
5,5間に掛け渡された連結シャフト45Aの両側に嵌
合固定されている。この連結シャフト45Aの一方(左
側)の端には駆動ギヤ45Bを嵌合固定してある。この
駆動ギヤ45Bは、内面中央にカム部46を一体突出形
成したカムギヤ46と、小径歯部と大径歯部からなる中
間ギヤ47を介してウォームギヤ48に噛合している。
このウォームギヤ48は左側の側板5の外面に取り付け
られたモータ(駆動源)49により回転駆動自在にして
ある。
【0022】そして、このウォームギヤ48のセルフロ
ック(セルフロッキング:自動固着作用)にて上記トレ
ー20の各一対のガイド軸24,24を各側板5の一対
のL字形ガイド溝12,12の各垂直部12bの所定位
置に停止自在にしてある。即ち、各駆動ピニオン44の
回転駆動により、上記各ラック板40を水平方向に移動
させて該各ラック板40の一対の傾斜ガイド溝42A,
42Aにて上記トレー20の各側部21,21の一対の
ガイド軸24,24を上記各側板5の一対のL字形ガイ
ド溝12,12の水平部12a及び垂直部12bに沿っ
て案内させて該トレー20を水平及び垂直方向に移動さ
せ、このトレー20の移動によってディスクカートリッ
ジ100の光磁気ディスク110をターンテーブル9に
装着,離反自在にしてある。このターンテーブル9に光
磁気ディスク110が装着された時には、外部磁界ユニ
ット60が各側板5の一対の垂直ガイド溝13B,13
Bに沿って下降してディスクカートリッジ100に接近
して、光磁気ディスク110の記録,消去時に外部磁界
ユニット60の各補助磁界発生手段70により必要磁界
を得るようになっている。
【0023】また、一方(左側)のラック板40の外面
の中央には、短長一対の遮蔽部40a,40bを凹部4
0cより一体突出形成してある。この左側のラック板4
0と左側の側板5には、トレー20の水平方向の移動位
置及び垂直方向の移動位置を判別する判別機構50を設
けてある。図1〜図3及び図10に示すように、この判
別機構50は、一対の遮蔽部40a,40bを有した左
側のラック板40と、左側の側板5に基板51を介して
固定され、発光部52aと受光部52bを有するフォト
インターラプタ等から成る3つのポジションセンサ5
2,52,52とで構成されている。上記基板51に固
定された各ポジションセンサ52に対向する左側の側板
5には3つの開口部5b,5b,5bをそれぞれ形成し
てある。この各開口部5bより各ポジションセンサ52
の発光部52aと受光部52bが上記ラック板40の一
対の遮蔽部40a,40bを挾むようにラック板40の
外面の凹部40c内に入り込んでいる。
【0024】そして、ラック板40の水平移動距離(ラ
ック板40の一対の遮蔽部40a,40bが各ポジショ
ンセンサ52の発光部52aと受光部52bとの間を通
過する状態)により、図11(a)に示すトレー20の
上昇状態(ラック板40の短い遮蔽部40aでA側のポ
ジションセンサ52の発光部52aと受光部52b間の
みを遮蔽した遮蔽状態を符号“1”、解放状態を符号
“0”でそれぞれ示し、また、ラック板40の長い遮蔽
部40bでB側とC側の各ポジションセンサ52の発光
部52aと受光部52b間を解放した解放状態を符号
“0”、遮蔽した遮蔽状態を符号“1”でそれぞれ示す
と、トレー20のアップ時は〔1,0,0〕となる)
と、図11(b)に示すトレー20のアップとストップ
モード終了位置間の状態(以下同様に〔0,0,0〕)
と、図11(c)に示すトレー20のストップモード終
了の状態(以下同様に〔0,0,1〕)と、図11
(d)に示すトレー20のストップモード開始の状態
(以下同様に〔0,1,1〕)と、図11(e)に示す
トレー20の下降の状態(以下同様に〔1,1,1〕)
の5箇所をそれぞれ判別するようになっている。即ち、
図12に示すように、トレー20のストップモード時
に、トレー20の各ガイド軸24を各側板5のL字形ガ
イド溝12の垂直部12bに停止させる範囲を、上記ラ
ック板40の水平方向の移動にて操作される3つのポジ
ションセンサ52により制御自在にしてあり、上記トレ
ー20の上記ストップモード終了時にモータ49の駆動
を停止するようにしてある。
【0025】さらに、カムギヤ46のカム部46aに
は、左側の側板5の外面にスライド自在に支持された扉
開閉スライダ55のカムフォロワとしてのピン56(図
4,図5に示す)を摺動自在に当接してある。この扉開
閉スライダ55は引張りコイルバネ(付勢手段)57に
より扉14の反対側に引っ張り付勢されていると共に、
扉14側に扉開閉レバー58をピン枢支してある。この
扉開閉レバー58の扇形のギヤ部58aは一方の支軸1
5のギヤ部15aに噛合している。これにより、カムギ
ヤ46が扉開閉スライダ55の駆動源となり、該カムギ
ヤ46の回転角に応じてタイミングを取って扉開閉スラ
イダ55を水平方向に移動させるようになっている。そ
して、この扉開閉スライダ55の水平の動きを扉開閉レ
バー58にて回転運動に変換して扉14を開閉動させる
ようになっている。
【0026】外部磁界ユニット60は、両側部61a,
61aを上方に折り曲げた金属製で略矩形板状の昇降板
61と、この昇降板61の対角線上の各コーナ部側の4
つの開口部61b,61b,…に嵌め込まれた各補助磁
界発生手段70とで構成されている。昇降板61の両側
部61a,61aに前記長短の各一対のガイド軸62,
62及び63,63を水平方向に延びるように突設して
ある。この長い各ガイド軸62は各側板5の一対の垂直
ガイド溝13B,13Bに挿入係合させ、短い各ガイド
軸63は各ラック板40の一対の傾斜ガイド溝42B,
42Bに挿入係合させている。これにより、外部磁界ユ
ニット60は上記トレー20の水平方向及び垂直方向の
移動と連動して上下方向にのみ移動するようになってい
る。また、各補助磁界発生手段70は、昇降板61の開
口部61bよりトレー20側に露出して光磁気ディスク
110に補助磁界を加えるための永久磁石71と、コイ
ル72を配置した基板73と、この基板73を昇降板6
1に支持するホルダー74とで構成されていて、コイル
72を流れる電流の向きを変えることによって補助磁界
の向きが変わるようになっている。
【0027】図1と図13及び図14に示すように、デ
ィスクカートリッジ100のカートリッジ本体101
は、合成樹脂製の上シェル102と、合成樹脂製の下シ
ェル103とで筐型に形成してある。この上シェル10
2の表面には、永久磁石用の逃げ溝102aを放射状に
4箇所それぞれ形成してある。また、上シェル102の
表面の前側には一対の補助磁界位置決め穴部102b,
102bと誤挿入防止溝102c,102c及びキャッ
チローラ用挿入穴102d,102dをそれぞれ形成し
てある。また、下シェル103の中央にはターンテーブ
ル挿入用のセンタ孔103aを形成してあると共に、放
射状に4箇所の開口部103bをそれぞれ形成してあ
る。これら前,後の各一対の開口部103b,103b
は一対のシャッタ104,104により開閉自在になっ
ている。この一対のシャッタ104,104はカートリ
ッジ本体101の両側に内蔵された蓋体開閉機構105
及びダミー開閉機構106に連繋してあり、トレー20
にカートリッジ本体101が挿入されると、トレー20
の一対の側部21,21の各開蓋レバー25により開閉
されるようになっている。
【0028】以上実施形態例のディスクドライブ装置1
によれば、図3及び図8に示すイジェクト状態の前板6
のカートリッジ挿入口6aよりトレー20内にディスク
カートリッジ100を挿入すると、一対の検出機構3
0,30の各押し出しレバー31の基端側のピン31b
を該ディスクカートリッジ100の背面が押す。この押
圧により、各押し出しレバー31が回転し、該押し出し
レバー31の先端側の遮蔽部31aがモータ駆動開始用
スイッチとなるインセンサ32の発光部32aと受光部
32b間を閉状態から開状態にすることによりスイッチ
オン状態となる。これにより、モータ49とウォームギ
ヤ48及び駆動ギヤ45B等を介して一対の駆動ピニオ
ン44,44が回転駆動し、一対のラック板40,40
が左右一対の側板5,5の各一対の水平ガイド溝13
A,13Aに沿って水平方向に移動する。この一対のラ
ック板40,40の水平方向の移動により該各ラック板
40の各一対の傾斜ガイド溝42A,42Aにて上記ト
レー20の両側部21,21の各一対のガイド軸24,
24を上記各側板5の一対のL字形ガイド溝12,12
の各水平部12aから垂直部12bに沿って案内させ、
該トレー21を水平方向から垂直方向に移動させる。こ
のトレー20の移動によって上記ディスクカートリッジ
100の光磁気ディスク110をターンテーブル9上に
装着してトレー20のローディングが完了する。
【0029】このトレー20のローディング動作中にお
いて、該トレー20の各キャッチローラ28からディス
クカートリッジ100が外れた場合でも、図4,図5に
示すように、上記インセンサ32のオン範囲(各基準ピ
ン11Bの呼び込み量)以上ズレないように前板6のス
トッパとしての折曲部16により該ディスクカートリッ
ジ100のトレー20内の位置が規制される。また、ト
レー20のストップモード時での止まる範囲(トレー2
0のガイド軸24が側板5のL字形ガイド溝12の垂直
部12bに停止する範囲)は、一方(左側)のラック板
40の水平方向の移動にて操作される3つのポジション
センサ52にて制御される。即ち、トレー20のストッ
プモードの開始は、光磁気ディスク110がディスクカ
ートリッジ100の下シェル103に受ける位置とし、
ストップモードの終了は、垂直部12bとそのコーナ部
との交わる位置とする。そして、ストップモード時は、
図12に示すストップモード範囲でトレー20を止め
る。詳述すると、左側のラック板40の外面に一体突出
形成された一対の遮蔽部40a,40bのうちの長い遮
蔽部40bが図4及び図11(c)に示すように右端側
(C側)のポジションセンサ52にて判別され、モータ
49の駆動を停止させる。これにより、ウォームギヤ4
8の回転駆動が停止して該ウォームギヤ48のセルフロ
ックにて上記トレー20の各ガイド軸24を上記各L字
形ガイド溝12の垂直部12bの所定位置にて停止させ
る。
【0030】このように、トレー20のストップモード
時に、ウォームギヤ48のセルフロックにて該トレー2
0の各ガイド軸24を各L字形ガイド溝12の垂直部1
2bの所定位置に停止させることができるため、従来の
トレー110の各ガイド軸111を側部102の各L字
形ガイド溝103の水平部103aに停止させる場合に
比べて、トレー20のストップモード時から再度光磁気
ディスク110をターンテーブル9に装着させるのに、
トレー20の移動量が少なくて済み、装着時間がかから
ない。
【0031】また、上記トレー20のストップモード時
に、防塵,体裁等の理由で扉14を閉じておく必要があ
るが、扉14を開閉させるのに十分なトレー20の移動
量を確保できるため、トレー20の水平方向のストロー
クを長くする必要がなく(L字形ガイド溝12の水平部
12aの長さを長くする必要がなく)、結果的に装置本
体2の奥行きを小さくでき、ディスクドライブ装置1全
体を小型化することができる。
【0032】さらに、トレー20のストップモード時
に、装置本体2に付加された振動や衝撃等により、ディ
スクカートリッジ100を保持しているトレー20のキ
ャッチローラ28からディスクカートリッジ100が外
れて位置ズレしても、ディスクカートリッジ100がイ
ンセンサ32のオン範囲(各基準ピン11Bの呼び込み
量)以上ズレないようにストッパ16にて規制されるの
で、再度光磁気ディスク110をターンテーブル9に装
着できるようにトレー20をローディング動作する際に
何等支障となることはなく、再度光磁気ディスク110
をターンテーブル9に短時間且つ確実に装着することが
できる。
【0033】また、図4及び図12に示すように、トレ
ー20の各ガイド軸24を側板5の各L字形ガイド溝1
2の水平部12a寄りの垂直部12bに停止させた状態
がトレー20のストップモードとなっており、主に樹脂
製の光磁気ディスク110を収納したディスクカートリ
ッジ100を用いる場合でも、トレー20はストップモ
ードという光磁気ディスク110をターンテーブル9か
ら離してディスクカートリッジ100の下シェル103
で受ける位置までアンローディングされた後で停止する
ので、ターンテーブル9上に樹脂製の光磁気ディスク1
10が装着された状態で放置されることがなく、光磁気
ディスク110に反りやたわみが発生することがない。
これにより、光学ピックアップ10の対物レンズ10a
のフォーカス方向とトラッキング方向の2軸のうちのフ
ォーカス方向のストロークが足りなくなって、フォーカ
スエラーを起こすこともない。
【0034】さらに、上記トレー20のストップモード
の位置を判別する判別機構50の各ポジションセンサ5
2の発光部52aと受光部52b側が左側のラック板4
0の外面の凹部40c内に入り込むようになっていると
共に、各ポジションセンサ52の発光部52aと受光部
52b間を開閉する一対の遮蔽部40a,40bを該ラ
ック板40の凹部40c内に一体突出形成してあるた
め、その分部品点数を削減することができ、装置本体2
の小型化をより一段と図ることができる。
【0035】尚、前記実施形態例によれば、光磁気ディ
スクを筐型のカートリッジ本体に収納したディスクカー
トリッジをトレーに保持する場合について説明したが、
カートリッジ本体を用いることなく光磁気ディスク等の
ディスクを直接トレーで保持するタイプに適用してもよ
い。また、ディスクは樹脂製の光磁気ディスクに限ら
ず、ガラス製等の光ディスクや磁気ディスクやCD−R
OM等の各種ディスクを用いる他のディスクドライブ装
置に前記実施形態例を適用できることは勿論である。
【0036】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、両側
部に水平部及び垂直部からなるL字形ガイド溝を有し、
底部にディスクの情報を読み取る光学ピックアップ及び
該ディスクを回転させるターンテーブルをそれぞれ搭載
したシャーシと、上記L字形ガイド溝にガイド軸にて係
合されて水平方向及び垂直方向に移動自在に支持された
ディスク搬送用のトレーと、このトレーのガイド軸に上
下方向の傾斜ガイド溝にて係合されて上記シャーシの両
側部の水平方向に移動自在に支持されたラック板と、こ
のラック板に設けられたラックに噛合された駆動ピニオ
ンとを備え、この駆動ピニオンの回転駆動により上記ラ
ック板を水平方向に移動させて該ラック板の傾斜ガイド
溝にて上記トレーのガイド軸を上記L字形ガイド溝の水
平部及び垂直部に沿って案内させて該トレーを水平方向
及び垂直方向に移動させ、このトレーの移動によって上
記ディスクを上記ターンテーブルに装着,離反自在にし
たディスクドライブ装置において、上記駆動ピニオンを
モータ駆動のウォームギヤにて回転駆動自在にし、この
ウォームギヤのセルフロックにて上記トレーのガイド軸
を上記L字形ガイド溝の垂直部に停止自在に構成したこ
とにより、上記ディスクを上記ターンテーブルに再度装
着させる際にその時間を大幅に短縮することができる。
また、上記トレーに保持されたディスクがターンテーブ
ルから離反した状態でディスクドライブ装置を放置し、
この状態で上記トレーに振動や衝撃等が加わって該トレ
ーからディスクが位置ズレしても、上記ディスクを上記
ターンテーブルに再度確実に装着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態例を示すディスクドライ
ブ装置の分解斜視図。
【図2】上記ディスクドライブ装置のディスク装着時の
斜視図。
【図3】上記ディスクドライブ装置のトレーのアンロー
ディング完了(イジェクト)時の側面図。
【図4】上記ディスクドライブ装置のトレーのストップ
モード時の側面図。
【図5】上記ディスクドライブ装置のディスク装着時の
側面図。
【図6】上記ディスクドライブ装置のトレーのアンロー
ディング完了時の平面図。
【図7】上記ディスクドライブ装置のディスク装着時及
びトレーのストップモード時の平面図。
【図8】上記ディスクドライブ装置のアンローディング
完了時の一部を断面で示す正面図。
【図9】上記ディスクドライブ装置のディスク装着時の
一部を断面で示す正面図。
【図10】上記ディスクドライブ装置の要部の拡大斜視
図。
【図11】(a)〜(e)は、上記ディスクドライブ装
置のポジションセンサによるトレーの移動状態の判別の
態様をそれぞれ示す説明図。
【図12】上記ディスクドライブ装置のトレーのストッ
プモード範囲を示す説明図。
【図13】上記ディスクドライブ装置に用いられるディ
スクカートリッジのシャッターを閉じた場合の底面図。
【図14】上記ディスクカートリッジのシャッターを開
いた場合の底面図。
【図15】従来例のディスクドライブ装置の側面図。
【符号の説明】
1…ディスクドライブ装置、3…シャーシ、5,5…一
対の側板(両側部)、9…ターンテーブル、10…光学
ピックアップ、12…L字形ガイド溝、12a…水平
部、12b…垂直部、16…折曲部(ストッパ)、20
…トレー、24…ガイド軸、40…ラック板、41…ラ
ック、42A…傾斜ガイド溝、44…駆動ピニオン、4
8…ウォームギア、49…モータ(駆動源)、52…ポ
ジションセンサ、100…ディスクカートリッジ、11
0…光磁気ディスク(ディスク)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 17/03 9464−5D G11B 17/03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側部に水平部及び垂直部からなるL字
    形ガイド溝を有し、底部にディスクの情報を読み取る光
    学ピックアップ及び該ディスクを回転させるターンテー
    ブルをそれぞれ搭載したシャーシと、 上記L字形ガイド溝にガイド軸にて係合されて水平方向
    及び垂直方向に移動自在に支持されたディスク搬送用の
    トレーと、 このトレーのガイド軸に上下方向の傾斜ガイド溝にて係
    合されて上記シャーシの両側部の水平方向に移動自在に
    支持されたラック板と、 このラック板に設けられたラックに噛合された駆動ピニ
    オンとを備え、 この駆動ピニオンの回転駆動により上記ラック板を水平
    方向に移動させて該ラック板の傾斜ガイド溝にて上記ト
    レーのガイド軸を上記L字形ガイド溝の水平部及び垂直
    部に沿って案内させて該トレーを水平方向及び垂直方向
    に移動させ、このトレーの移動によって上記ディスクを
    上記ターンテーブルに装着,離反自在にしたディスクド
    ライブ装置において、 上記駆動ピニオンをモータ駆動のウォームギヤにて回転
    駆動自在にし、 このウォームギヤのセルフロックにて上記トレーのガイ
    ド軸を上記L字形ガイド溝の垂直部に停止自在に構成し
    たことを特徴とするディスクドライブ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のディスクドライブ装置に
    おいて、 上記ディスクを収納したディスクカートリッジを用いて
    該ディスクカートリッジを上記トレーにて保持し、 このトレーを上記L字形ガイド溝の垂直部に停止させた
    時に該トレーに対する上記ディスクカートリッジの保持
    状態を維持させるストッパを上記シャーシに設けたこと
    を特徴とするディスクドライブ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のディスクドライブ装置に
    おいて、 上記トレーを上記L字形ガイド溝の垂直部に停止させる
    範囲を、上記ラック板の水平方向の移動にて操作される
    ポジションセンサにて制御自在にしたことを特徴とする
    ディスクドライブ装置。
JP8199891A 1996-07-30 1996-07-30 ディスクドライブ装置 Pending JPH1049952A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999016071A1 (en) * 1997-09-20 1999-04-01 Daewoo Electronics Co., Ltd. Pickup base transferring device for disc player

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999016071A1 (en) * 1997-09-20 1999-04-01 Daewoo Electronics Co., Ltd. Pickup base transferring device for disc player

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