JPH07133953A - 空調ダクト用t字管継手 - Google Patents
空調ダクト用t字管継手Info
- Publication number
- JPH07133953A JPH07133953A JP31572893A JP31572893A JPH07133953A JP H07133953 A JPH07133953 A JP H07133953A JP 31572893 A JP31572893 A JP 31572893A JP 31572893 A JP31572893 A JP 31572893A JP H07133953 A JPH07133953 A JP H07133953A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaped pipe
- pipe joint
- air
- joint
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 空調用ダクト継手に於て、スムーズな空気流
と防錆防蝕のできる空調ダクト用T字管継手を提供する
ことにある。 【構成】 管口2と他の管口21と管口22とを結んだ
外郭形状をなすRがR=<Dφでその中心より外郭線を
描いたもので、その結合を接合部8をカーリング加工5
と継合部4を一重平折りはぜ加工6を施工し、継合部4
にリブ3を成形し、更に、管口2の対向管内壁に整流部
7を形成させたことを特徴とする構成である。
と防錆防蝕のできる空調ダクト用T字管継手を提供する
ことにある。 【構成】 管口2と他の管口21と管口22とを結んだ
外郭形状をなすRがR=<Dφでその中心より外郭線を
描いたもので、その結合を接合部8をカーリング加工5
と継合部4を一重平折りはぜ加工6を施工し、継合部4
にリブ3を成形し、更に、管口2の対向管内壁に整流部
7を形成させたことを特徴とする構成である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空調ダクト用継手に関
し詳しくはT字管継手に係わるものである。
し詳しくはT字管継手に係わるものである。
【0002】
【従来技術】従来T字管継手は主として所定寸法の直管
と直管をT字形に寄せて、瓦斯溶接、又は、スポット溶
接で成形されていた。
と直管をT字形に寄せて、瓦斯溶接、又は、スポット溶
接で成形されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のT字管継手は前
にも述べたように、所定寸法の直管と直管を所定の形に
寄せてこれを瓦斯溶接、又は、スポット溶接を施工して
成形したものであるが、該継手の管内の溶接部はほとん
ど角張った状態で、それがため乱流や渦巻流を発生させ
管内の空気流、又は、分岐流はスムーズを欠き、従って
一現場に於けるこれらのトータルエネルギー損はかなり
の量になってしまう。又、前述の継手の接合法が溶接に
よるため、継手の設置後はやがて溶接個所から錆化した
り腐蝕したりして送出される空気は汚染されることにな
る。よって、本発明はこの課題の解決法を提案しようと
した。
にも述べたように、所定寸法の直管と直管を所定の形に
寄せてこれを瓦斯溶接、又は、スポット溶接を施工して
成形したものであるが、該継手の管内の溶接部はほとん
ど角張った状態で、それがため乱流や渦巻流を発生させ
管内の空気流、又は、分岐流はスムーズを欠き、従って
一現場に於けるこれらのトータルエネルギー損はかなり
の量になってしまう。又、前述の継手の接合法が溶接に
よるため、継手の設置後はやがて溶接個所から錆化した
り腐蝕したりして送出される空気は汚染されることにな
る。よって、本発明はこの課題の解決法を提案しようと
した。
【0004】
【課題を解決するための手段】前項で述べた課題は先
ず、T字管継手を構成する形状が直管と直管の接合によ
る空気流の阻害であるから、これを、一実施例に対応し
た図1、図2の管口2及び管口21、管口2と管口22
を結ぶRがR=<Dφであるよう設定してT字管継手A
を形成し更に、プレス加工によって前述した形状に成形
したT字管継手Aの接合部8をカーリング加工5に、
又、継合部4を一重平折りはぜ加工6にて接合し溶接に
よる接合法を排除した。更に、T字管継手Aの管口2の
対向部に整流部7をプレス形成して管口2からの空気流
9を整流するようにした。尚、管口21及び管口22か
らの空気流のある場合も勿論整流部7で乱流や渦巻流を
整流する。以上これらの手段をもって課題の解決にあた
ったものである。
ず、T字管継手を構成する形状が直管と直管の接合によ
る空気流の阻害であるから、これを、一実施例に対応し
た図1、図2の管口2及び管口21、管口2と管口22
を結ぶRがR=<Dφであるよう設定してT字管継手A
を形成し更に、プレス加工によって前述した形状に成形
したT字管継手Aの接合部8をカーリング加工5に、
又、継合部4を一重平折りはぜ加工6にて接合し溶接に
よる接合法を排除した。更に、T字管継手Aの管口2の
対向部に整流部7をプレス形成して管口2からの空気流
9を整流するようにした。尚、管口21及び管口22か
らの空気流のある場合も勿論整流部7で乱流や渦巻流を
整流する。以上これらの手段をもって課題の解決にあた
ったものである。
【0005】
【作用】本発明の作用を一実施例に対応する図6によっ
て説明すると、ダクト本管Mから分岐された枝管Bに接
続するT字管継手Aとこれに連なる中間ダクトCを介し
T字管継手Aによって分流されて端末にT字管継手A1
が設けられた配管系統PLに於て、先ず、空気流9がT
字管継手A内の通過状態は一部の空気は整流部7によっ
て整流され管口2側に分流し、他の一部は縦軸方向に流
れ更に直進して中間ダクトCに流入、この時、T字管継
手Aの設置状態が例へば管口2、管口21、管 口22
のいずれより空気流9の分流、又は、流入があっても前
記同様の整流部7によって良い成果をあげることができ
る。又、T字管継手A1に於ては整流部7のない継手内
の空気流が速い状態にあると、一部の空気流が管壁に突
き当り管周に沿って乱流や渦巻流を発生し空気流を阻害
する事実は衆知の通りであって整流部7を成形したT字
管継手Aと比較をしたものである。更に、他の特徴は図
1に示す接合部8を図4のカーリング加工と継合部4を
図5の一重平折りはぜ加工6の接合技術を施工した継手
であるから配管系統内にあって従来のような錆化や腐蝕
によって送出される空気を汚染することがない。
て説明すると、ダクト本管Mから分岐された枝管Bに接
続するT字管継手Aとこれに連なる中間ダクトCを介し
T字管継手Aによって分流されて端末にT字管継手A1
が設けられた配管系統PLに於て、先ず、空気流9がT
字管継手A内の通過状態は一部の空気は整流部7によっ
て整流され管口2側に分流し、他の一部は縦軸方向に流
れ更に直進して中間ダクトCに流入、この時、T字管継
手Aの設置状態が例へば管口2、管口21、管 口22
のいずれより空気流9の分流、又は、流入があっても前
記同様の整流部7によって良い成果をあげることができ
る。又、T字管継手A1に於ては整流部7のない継手内
の空気流が速い状態にあると、一部の空気流が管壁に突
き当り管周に沿って乱流や渦巻流を発生し空気流を阻害
する事実は衆知の通りであって整流部7を成形したT字
管継手Aと比較をしたものである。更に、他の特徴は図
1に示す接合部8を図4のカーリング加工と継合部4を
図5の一重平折りはぜ加工6の接合技術を施工した継手
であるから配管系統内にあって従来のような錆化や腐蝕
によって送出される空気を汚染することがない。
【0006】
【実施例】さて、本発明に係わる空調ダクト用継手Aを
図面に示す一実施例に付いて説明する。図1、図2に示
す管体1の成形法は、先ず、使用材料は厚さ0.5mm
前後の亜鉛メッキ鋼板か、ステンレススチールを用い、
プレスによって通常手段の加工であるが、概略次のよう
な工程順、即ち、ステッチ材→絞り(管口2)→リスラ
イク(再絞り)→トリム(先曲げカット二個所)→先曲
げ→管体絞り(整流部7)→カーリング加工→一重平折
りはぜ加工→リブ出しで成形されるものである。
図面に示す一実施例に付いて説明する。図1、図2に示
す管体1の成形法は、先ず、使用材料は厚さ0.5mm
前後の亜鉛メッキ鋼板か、ステンレススチールを用い、
プレスによって通常手段の加工であるが、概略次のよう
な工程順、即ち、ステッチ材→絞り(管口2)→リスラ
イク(再絞り)→トリム(先曲げカット二個所)→先曲
げ→管体絞り(整流部7)→カーリング加工→一重平折
りはぜ加工→リブ出しで成形されるものである。
【0007】次に図1、図2に示すT字管継手Aの外郭
部の構成は管口2と管口21、更に、管口2と管口22
の中心RがR=<Dφで、Rの中心から外郭線を描いた
ものでこれがため管口2側から入る空気流を管口21と
管口22側にスムーズに分流させるためで、その反対側
の流れ状態も空気流もスムーズである。
部の構成は管口2と管口21、更に、管口2と管口22
の中心RがR=<Dφで、Rの中心から外郭線を描いた
ものでこれがため管口2側から入る空気流を管口21と
管口22側にスムーズに分流させるためで、その反対側
の流れ状態も空気流もスムーズである。
【0008】図1〜図5は管体1の接合要領を示すもの
で、前記した管体絞り加工の工程と同時に折り曲げ10
が成形され、次に、接合部8のカーリング加工5を続い
て継合部4の一重平折りはぜ加工6を施工したものであ
る。
で、前記した管体絞り加工の工程と同時に折り曲げ10
が成形され、次に、接合部8のカーリング加工5を続い
て継合部4の一重平折りはぜ加工6を施工したものであ
る。
【0009】更に、前記管体1の絞り加工時に管体1の
しかも管口2の対向する管内壁に堤形をした整流部7を
もプレス加工によって成形したものである。
しかも管口2の対向する管内壁に堤形をした整流部7を
もプレス加工によって成形したものである。
【0010】尚、図6に示すT字管継手A1は整流部7
を形成していないもので、主として空気流9の遅い配管
系統端末に設けるとよい。
を形成していないもので、主として空気流9の遅い配管
系統端末に設けるとよい。
【0011】
【発明の効果】本発明は上記の構成からなるもので、本
発明の使用されるT字管継手は一現場に於ける配管系統
中には数多く使用され、これが単に一個のT字管継手の
改良、即ち、スムーズな空気流や防錆、防蝕による空気
汚染の防止がなされるのでトータルのメリットは実に大
きい。
発明の使用されるT字管継手は一現場に於ける配管系統
中には数多く使用され、これが単に一個のT字管継手の
改良、即ち、スムーズな空気流や防錆、防蝕による空気
汚染の防止がなされるのでトータルのメリットは実に大
きい。
【図1】本発明のT字管継手の側面図。
【図2】本発明のT字管継手の正面図。
【図3】本発明のT字管継手の加工工程の折り曲げ詳細
図。
図。
【図4】本発明のT字管継手の加工工程のカーリング加
工詳細図。
工詳細図。
【図5】本発明のT字管継手の加工工程の一重平折りは
ぜ加工詳細図。
ぜ加工詳細図。
【図6】本発明のT字管継手を使用した配管系統図。
1 管体 2、21、22 管口 3 リブ 4 継合部 5 カーリング加工 6 一重平折りはぜ加工 7 整流部 8 接合部 9 空気流 10 折り曲げ A、A1 T字管継手 B 枝管 C 中間ダクト Dφ 管口径 M ダクト本管 PL 配管系統 R 半径
Claims (3)
- 【請求項1】 所定のプレス加工を経て形成され、しか
も、接合工程が未了のT字管継手に於て、その接合工程
をカーリング加工(5)と一重平折りはぜ加工(6)と
によって成さしめることを特徴とする空調ダクト用T字
管継手。 - 【請求項2】 T字管継手(A)の各管口(2)
(21)並びに(2)と(22)がもつ中心(R)がR
=<Dφであることを特徴とする請求項1の空調ダクト
用T字管継手 - 【請求項3】 T字管継手(A)に整流部(7)を設け
たことを特徴とする請求項1の空調ダクト用T字管継手
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31572893A JPH07133953A (ja) | 1993-11-11 | 1993-11-11 | 空調ダクト用t字管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31572893A JPH07133953A (ja) | 1993-11-11 | 1993-11-11 | 空調ダクト用t字管継手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07133953A true JPH07133953A (ja) | 1995-05-23 |
Family
ID=18068823
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31572893A Pending JPH07133953A (ja) | 1993-11-11 | 1993-11-11 | 空調ダクト用t字管継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07133953A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002533647A (ja) * | 1998-12-18 | 2002-10-08 | ユ・エヌ・イ・エール・ユルトラ・プロプル−ニュトリシオン・アンデュストリ−ルシェルシュ | 布シース内の滅菌空気を放散させる装置 |
JP2003074957A (ja) * | 2001-09-04 | 2003-03-12 | Kurimoto Ltd | 空調用ダクト |
KR100775766B1 (ko) * | 2007-04-23 | 2007-11-09 | 이기동 | 공기분배량 제어 환기덕트 공기분배구 |
JP2011017497A (ja) * | 2009-07-09 | 2011-01-27 | Panahome Corp | 地中熱利用の空調装置 |
US20230139542A1 (en) * | 2021-10-31 | 2023-05-04 | Jose D. Ortega | Device for controlling the exhaust of a vehicle pneumatic system |
-
1993
- 1993-11-11 JP JP31572893A patent/JPH07133953A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002533647A (ja) * | 1998-12-18 | 2002-10-08 | ユ・エヌ・イ・エール・ユルトラ・プロプル−ニュトリシオン・アンデュストリ−ルシェルシュ | 布シース内の滅菌空気を放散させる装置 |
JP2003074957A (ja) * | 2001-09-04 | 2003-03-12 | Kurimoto Ltd | 空調用ダクト |
KR100775766B1 (ko) * | 2007-04-23 | 2007-11-09 | 이기동 | 공기분배량 제어 환기덕트 공기분배구 |
JP2011017497A (ja) * | 2009-07-09 | 2011-01-27 | Panahome Corp | 地中熱利用の空調装置 |
US20230139542A1 (en) * | 2021-10-31 | 2023-05-04 | Jose D. Ortega | Device for controlling the exhaust of a vehicle pneumatic system |
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