JPH06288496A - 配管接続構造 - Google Patents

配管接続構造

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JPH06288496A
JPH06288496A JP5074110A JP7411093A JPH06288496A JP H06288496 A JPH06288496 A JP H06288496A JP 5074110 A JP5074110 A JP 5074110A JP 7411093 A JP7411093 A JP 7411093A JP H06288496 A JPH06288496 A JP H06288496A
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Yoshikazu Sato
義和 佐藤
Namio Kaneda
波夫 兼田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配管2の内側に配管3を所定の長さだけ挿入
して接続する配管接続構造で、配管内部を冷媒が通ると
きの音の発生を抑える。しかも、配管の接続強度を保
つ。 【構成】 配管2は、端部2eに向かって略一定の内径
で延びる主部2aと、端部2eで主部2aよりも大きい略
一定の内径を持つ拡径部2cと、主部2aと拡径部2cと
をつなぐ段部2bを有する。配管3は、端部3eに向かっ
て配管2の主部2aの内径と略等しい外径で延びる主部
3dと、端部3e側に存して主部3dの外径と略等しい外
径を持つ内挿部3aとを有する。主部3dと内挿部3aと
の間に、配管2の拡径部2cの内径と略等しい外径を持
つ拡径部3cが設けられている。主部3dと拡径部3c、
内挿部3aと拡径部3cは、それぞれ段部3b′,3bで接
続されている。主部3d,拡径部3cおよび内挿部3aの
肉厚は略同一になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は配管接続構造に関し、
より詳しくは、空調用冷媒配管の接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、空気調和機の室内熱
交換器101は内部を貫通する冷媒配管102を有して
おり、この冷媒配管102は室内熱交換器101の外部
に配置された冷媒配管103と接続される。このような
冷媒配管102と冷媒配管103との接続構造として
は、図3に示すようなものが知られている。すなわち、
この接続構造では、冷媒配管102の端部に、主部10
2aの内径よりも大きい内径を持つ拡径部102cを設け
ている。なお、主部102aは室内熱交換器101の内
部から拡径部102cに向かって一定の内径で延び、段
部102bは主部102aと拡径部102cとを連続的に
接続している。一方、冷媒配管103の端部に、スエー
ジングによって、冷媒配管102の主部102aの内径
と略等しい(やや小さい)外径を持つ内挿部103aを設
けている。この冷媒配管103の主部103cは、冷媒
配管102に挿入されない部位から内挿部103aに向
かって、冷媒配管102の拡径部102cと略等しい外
径で延びている。段部103bは主部103cと内挿部1
03aとを連続的に接続している。冷媒配管102の内
側に冷媒配管103を挿入すると、冷媒配管102の主
部102a,拡径部102cと冷媒配管103の内挿部1
03a,主部103cとがそれぞれ密に嵌合し、冷媒配管
102の段部102bに冷媒配管103の段部103bが
係止される(これにより挿入長さが定まる)。この状態
で、両冷媒配管102,103がロウづけして接続され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、冷房運転時
に冷媒配管102が室内熱交換器101の出口となる場
合、冷媒配管102側から冷媒配管103側へ液相11
0を含んだ冷媒が流れる。この場合、上記従来の配管接
続構造では、内挿部103aの内径よりも主部103cの
内径が拡がっているため、内挿部103aにおける流速
よりも主部103cにおける流速の方が遅くなる。この
ため、先行している液に後からきた液がぶつかって、丁
度川のせせらぎのような音(シャラシャラまたはチョロ
チョロと聞こえる。以下、単に「音」という。)がする
という問題がある。
【0004】この対策として、従来、冷媒配管102の
拡径部102cの周囲に防音用パテ(鉄粉入りブチルゴム
などからなるもの)を巻いているが、その効果は十分で
はない。しかも、作業工数が増加してコストが高くつく
という問題がある。
【0005】なお、冷媒配管103の内挿部103aを
省略すれば、内径の変化を抑えて、音の発生を抑えるこ
とができる。しかしながら、このようにした場合、配管
の接続強度が極端に低下する。このため、製造ラインで
室内熱交換器101を本体に組み付けたり、製品として
納入現場に据え付けたりするときに、冷媒配管103に
外力が加わると、接続箇所が変形する(ひしゃげる)とい
う問題が生じる。
【0006】そこで、この発明の目的は、配管内部を冷
媒が通るときの音の発生を抑えることができ、しかも、
配管の接続強度を保つことができる配管接続構造を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明の配管接続構造は、第1の配管の内側に
第2の配管を所定の長さだけ挿入して、上記第1の配管
と第2の配管とを接続する配管接続構造であって、上記
第1の配管は、上記第2の配管が挿入されない部位から
上記第2の配管が挿入される側の端部に向かって略一定
の内径で延びる主部と、上記端部側に存して上記主部よ
りも大きい略一定の内径を持つ拡径部と、上記主部と拡
径部とを接続する段部とを有し、上記第2の配管は、上
記第1の配管に挿入されない部位から上記第1の配管に
挿入される側の端部に向かって上記第1の配管の主部の
内径と略等しい外径で延びる主部と、上記端部側に存し
て上記主部の外径と略等しい外径を持つ内挿部と、上記
主部と内挿部との間で上記第1の配管の拡径部の内径と
略等しい外径を持つ拡径部と、上記主部と拡径部,上記
拡径部と内挿部とをそれぞれ接続する第1段部,第2段
部とを有し、かつ、この第2の配管を構成する上記主
部,拡径部および内挿部の肉厚は略同一になっているこ
とを特徴としている。
【0008】また、第2の発明の配管接続構造は、第1
の配管の内側に第2の配管を所定の長さだけ挿入して、
上記第1の配管と第2の配管とを接続する配管接続構造
であって、上記第1の配管は、上記第2の配管が挿入さ
れない部位から上記第2の配管が挿入される側の端部に
向かって略一定の内径で延びる主部と、上記端部側に存
して上記主部よりも大きい略一定の内径を持つ拡径部
と、上記主部と拡径部とを接続する段部とを有し、上記
第2の配管は、上記第1の配管に挿入されない部位から
上記第1の配管に挿入される側の端部に向かって上記第
1の配管の拡径部の内径と略等しい外径で延びる主部
と、上記端部側に存して上記第1の配管の主部の内径と
略等しい外径を持つ内挿部と、上記主部と内挿部とを接
続する段部とを有し、かつ、この第2の配管を構成する
上記主部,段部および内挿部の内径は略同一になってい
ることを特徴としている。
【0009】また、上記第1の配管が、蒸発器として機
能する室内熱交換器の冷媒出口をなすのが望ましい。
【0010】
【作用】第1の発明の配管接続構造では、第2の配管の
内挿部の外径と主部の外径とは略同一となっており、し
かも、第2の配管の内挿部および主部の肉厚は略同一と
なっている。したがって、第2の配管の内挿部の内径と
主部の内径とは略同一となっている。この結果、第1の
配管側から第2の配管側へ例えば液相を含む冷媒が流れ
るとき、第2の配管の内挿部と主部とで流速が同じにな
る。したがって、先行している液に後から別の液がぶつ
かることがなく、音の発生が抑制される。なお、第2の
配管の拡径部の内径は上記内挿部,主部の内径よりも大
きいが、上記拡径部の長さを所定寸法以下に設計するこ
とによって、液の大部分を素通りさせることができる。
これにより、上記拡径部が音の発生源となることはな
い。このように音の発生が抑制される結果、防音用パテ
を巻く必要がなくなって、作業工数が低減されコストが
低下する。また、上記第2の配管は内挿部を有している
ので、従来例と同様に接続強度が保たれる。
【0011】第2の発明の配管接続構造では、第2の配
管の内挿部,段部および主部の内径が略同一となってい
る。この結果、第1の配管側から第2の配管側へ例えば
液相を含む冷媒が流れるとき、第2の配管の内挿部,段
部および主部で流速が同じになる。したがって、先行し
ている液に後から別の液がぶつかることがなく、音の発
生が抑制される。このように音の発生が抑制される結
果、第1の発明と同様に、防音用パテを巻く必要がなく
なって、作業工数が低減されコストが低下する。また、
上記第2の配管は内挿部を有しているので、従来例と同
様に接続強度が保たれる。
【0012】また、上記第1の配管が、蒸発器として機
能する室内熱交換器の冷媒出口をなす場合、第1の配管
側から第2の配管側へ流れる冷媒による音の発生が有効
に抑制される。
【0013】
【実施例】以下、この発明の配管接続構造を実施例によ
り詳細に説明する。
【0014】図1は第1の発明の一実施例の配管接続構
造を示している。空気調和機の室内熱交換器1の内部を
貫通して第1の配管としての冷媒配管2が設けられ、こ
の冷媒配管2に対して第2の配管としての冷媒配管3が
接続されている。
【0015】上記冷媒配管2は、冷媒配管3が挿入され
ない部位から冷媒配管3が挿入される側の端部2eに向
かって、略一定の内径で延びる主部2aを有している。
この主部2aの端部2e側に連なって、端部2e側に向か
って次第に内径が大きくなる段部2bが設けられてい
る。さらに、この段部2bに連なって、端部2eで上記主
部2aよりも大きい略一定の内径を持つ拡径部2cが設け
られている。この例では、冷媒配管2の主部2aの外
径,内径はそれぞれ7.0mmφ,6.4mmφ(肉厚0.3m
m)、拡径部2cの内径は略7.05mmφとなっている。
【0016】一方、上記冷媒配管3は、冷媒配管2に挿
入されない部位から冷媒配管2に挿入される側の端部3
eに向かって、上記冷媒配管2の主部2aの内径と略等し
い外径で延びる主部3dを有している。この主部3dの端
部3e側に連なって、端部3eに向かって次第に外径が大
きくなる第1段部3b′が設けられている。また、この
第1段部3b′の端部3e側に連なって、上記冷媒配管
2の拡径部2cの内径と略等しい外径を持つ拡径部3cが
設けられている。さらに、この拡径部3cの端部3e側に
連なって、端部3eに向かって次第に外径が小さくなる
第2段部3bが設けられている。さらに、この第2段部
3bに連なって、端部3eで主部3dの外径と略等しい外
径を持つ内挿部3aが設けられている。この例では冷媒
配管3は、外径6.35mmφ,肉厚0.3mmの直管の一部
(拡径部)を、外径7.0mmφに拡張することによって形
成されている。したがって、上記主部3d,拡径部3cお
よび内挿部3aの肉厚は同一であり、主部3dと内挿部3
aの内径は同一の5.75mmφになっている。
【0017】冷媒配管2の内側に冷媒配管3を挿入する
と、冷媒配管2の主部2a,拡径部2cと冷媒配管3の内
挿部3a,拡径部3cとがそれぞれ密に嵌合し、冷媒配管
2の段部2bに冷媒配管3の段部3bが係止される(これ
により挿入長さが定まる)。この状態で、両冷媒配管2,
3をロウづけして接続する。
【0018】室内熱交換器1が蒸発器として働き、冷媒
配管2側から冷媒配管3側へ液相を含む冷媒が流れると
き、上に述べたように冷媒配管3の内挿部3aと主部3d
の内径が同一になっていることから、内挿部3aと主部
3dとで流速が同じになる。したがって、先行している
液に後から別の液がぶつかることがなく、音の発生を抑
制することができる。なお、冷媒配管3の拡径部3cの
内径は上記内挿部3a,主部3dの内径よりも大きいが、
拡径部3cの長さを所定寸法以下、例えば内挿部3a,主
部3dの内径と同程度に設計することによって、液の大
部分を素通りさせることができる。これにより、拡径部
3cが音の発生源となるのを避けることができる。この
ように音の発生を抑制できる結果、この配管接続構造で
は、防音用パテを巻く必要がなくなり、作業工数を低減
してコストを低下させることができる。また、冷媒配管
3は内挿部3aを有しているので、従来例と同様に接続
強度を保つことができる。したがって、製造ラインで室
内熱交換器1を本体に組み付けたり、製品として納入現
場に据え付けたりするときに、冷媒配管3に外力が加わ
ったとしても、接続箇所が変形する(ひしゃげる)のを防
止できる。
【0019】図2は第2の発明の一実施例の配管接続構
造を示している。空気調和機の室内熱交換器11の内部
を貫通して第1の配管としての冷媒配管12が設けら
れ、この冷媒配管12に対して第2の配管としての冷媒
配管13が接続されている。
【0020】上記冷媒配管12は、冷媒配管13が挿入
されない部位から冷媒配管13が挿入される側の端部1
2eに向かって、略一定の内径で延びる主部12aを有し
ている。この主部12aの端部12e側に連なって、端部
12e側に向かって次第に内径が大きくなる段部12bが
設けられている。さらに、この段部12bに連なって、
端部12eで上記主部12aよりも大きい略一定の内径を
持つ拡径部12cが設けられている。この例では、冷媒
配管12の主部12aの外径,内径はそれぞれ7.0mm
φ,6.4mmφ(肉厚0.3mm)、拡径部12cの内径は略
7.05mmφとなっている。
【0021】一方、上記冷媒配管13は、冷媒配管12
に挿入されない部位から冷媒配管12に挿入される側の
端部13eに向かって、冷媒配管12の拡径部12cの内
径と略等しい外径で延びる主部13cを有している。こ
の主部13cの端部13e側に連なって、端部13eに向
かって次第に外径が小さくなる段部13bが設けられて
いる。さらに、この段部13bに連なって、端部13eで
上記冷媒配管12の主部12aの内径と略等しい外径を
持つ内挿部13aが設けられている。この例では冷媒配
管13は、外径7.0mmφ,肉厚0.7mmの直管を用い、
この直管の端部13e近傍を外径略6.35mmφに削るこ
とによって形成されている。直管を用いているので、上
記主部13c,段部13bおよび内挿部13aの内径は同一
(5.6mmφ)になっている。
【0022】冷媒配管12の内側に冷媒配管13を挿入
すると、冷媒配管12の主部12a,拡径部12cと冷媒
配管13の内挿部13a,主部13cとがそれぞれ密に嵌
合し、冷媒配管12の段部12bに冷媒配管13の段部
13bが係止される(これにより挿入長さが定まる)。こ
の状態で、両冷媒配管12,13をロウづけして接続す
る。
【0023】室内熱交換器11が蒸発器として働き、冷
媒配管12側から冷媒配管13側へ液相を含む冷媒が流
れるとき、上に述べたように冷媒配管13の内挿部13
a,段部13bおよび主部13cの内径が同一となっている
ことから、上記内挿部13a,段部13bおよび主部13c
で流速が同じになる。したがって、先行している液に後
からきた液がぶつかることがなく、音の発生を抑制する
ことができる。このように音の発生を抑制できる結果、
この配管接続構造では、防音用パテを巻く必要がなくな
り、作業工数を低減してコストを低下させることができ
る。また、冷媒配管13は内挿部13aを有しているの
で、従来例と同様に接続強度を保つことができる。した
がって、製造ラインで室内熱交換器11を本体に組み付
けたり、製品として納入現場に据え付けたりするとき
に、冷媒配管13に外力が加わったとしても、接続箇所
が変形する(ひしゃげる)のを防止できる。
【0024】
【発明の効果】以上より明らかなように、第1の発明の
配管接続構造は、第1の配管の内側に第2の配管を所定
の長さだけ挿入して、上記第1の配管と第2の配管とを
接続する配管接続構造であって、上記第1の配管は、上
記第2の配管が挿入されない部位から上記第2の配管が
挿入される側の端部に向かって略一定の内径で延びる主
部と、上記端部側に存して上記主部よりも大きい略一定
の内径を持つ拡径部と、上記主部と拡径部とを接続する
段部とを有し、上記第2の配管は、上記第1の配管に挿
入されない部位から上記第1の配管に挿入される側の端
部に向かって上記第1の配管の主部の内径と略等しい外
径で延びる主部と、上記端部側に存して上記主部の外径
と略等しい外径を持つ内挿部と、上記主部と内挿部との
間で上記第1の配管の拡径部の内径と略等しい外径を持
つ拡径部と、上記主部と拡径部,上記拡径部と内挿部と
をそれぞれ接続する第1段部,第2段部とを有し、か
つ、この第2の配管を構成する上記主部,拡径部および
内挿部の肉厚は略同一になっているので、上記第2の配
管の上記内挿部の内径と上記主部の内径とを略同一にす
ることができる。この結果、第1の配管側から第2の配
管側へ例えば液相を含む冷媒が流れるとき、拡径部を挟
んで第2の配管の内挿部と主部とで流速を同じできる。
したがって、先行している液に後から別の液がぶつかる
現象を解消して、音の発生を抑制することができる。し
たがって、防音用パテを巻く必要を無くし、作業工数を
低減してコストを低下させることができる。また、上記
第2の配管は内挿部を有しているので、従来例と同様に
接続強度を保つことができる。
【0025】また、第2の発明の配管接続構造は、第1
の配管の内側に第2の配管を所定の長さだけ挿入して、
上記第1の配管と第2の配管とを接続する配管接続構造
であって、上記第1の配管は、上記第2の配管が挿入さ
れない部位から上記第2の配管が挿入される側の端部に
向かって略一定の内径で延びる主部と、上記端部側に存
して上記主部よりも大きい略一定の内径を持つ拡径部
と、上記主部と拡径部とを接続する段部とを有し、上記
第2の配管は、上記第1の配管に挿入されない部位から
上記第1の配管に挿入される側の端部に向かって上記第
1の配管の拡径部の内径と略等しい外径で延びる主部
と、上記端部側に存して上記第1の配管の主部の内径と
略等しい外径を持つ内挿部と、上記主部と内挿部とを接
続する段部とを有し、かつ、この第2の配管を構成する
上記主部,段部および内挿部の内径は略同一になってい
るので、第1の配管側から第2の配管側へ例えば液相を
含む冷媒が流れるとき、第2の配管の内挿部,段部およ
び主部で流速を同じできる。この結果、先行している液
に後から別の液がぶつかる現象を解消して、音の発生を
抑制することができる。したがって、防音用パテを巻く
必要を無くし、作業工数を低減してコストを低下させる
ことができる。また、上記第2の配管は内挿部を有して
いるので、従来例と同様に接続強度を保つことができ
る。
【0026】また、第1の配管が、蒸発器として機能す
る室内熱交換器の冷媒出口をなす場合、第1の配管側か
ら第2の配管側へ流れる冷媒による音の発生を有効に抑
制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の発明の一実施例の配管接続構造を示す
図である。
【図2】 第2の発明の一実施例の配管接続構造を示す
図である。
【図3】 従来の配管接続構造を示す図である。
【図4】 上記各配管接続構造が適用される室内熱交換
器を示す図である。
【符号の説明】
1 室内熱交換器 2,12 第1の配管 3,13 第2の配管

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の配管(2)の内側に第2の配管
    (3)を所定の長さだけ挿入して、上記第1の配管
    (2)と第2の配管(3)とを接続する配管接続構造で
    あって、 上記第1の配管(2)は、上記第2の配管(3)が挿入
    されない部位から上記第2の配管(3)が挿入される側
    の端部(2e)に向かって略一定の内径で延びる主部
    (2a)と、上記端部(2e)側に存して上記主部(2
    e)よりも大きい略一定の内径を持つ拡径部(2c)と、
    上記主部(2a)と拡径部(2c)とを接続する段部(2
    b)とを有し、 上記第2の配管(3)は、上記第1の配管(2)に挿入
    されない部位から上記第1の配管(2)に挿入される側
    の端部(3e)に向かって上記第1の配管(2)の主部
    (2a)の内径と略等しい外径で延びる主部(3d)と、
    上記端部(3e)側に存して上記主部(3d)の外径と略
    等しい外径を持つ内挿部(3a)と、上記主部(3d)と
    内挿部(3a)との間で上記第1の配管(2)の拡径部
    (2c)の内径と略等しい外径を持つ拡径部(3c)と、
    上記主部(3d)と拡径部(3c),上記拡径部(3c)と
    内挿部(3a)とをそれぞれ接続する第1段部(3
    b′),第2段部(3b)とを有し、かつ、この第2の配
    管(3)を構成する上記主部(3d),拡径部(3c)お
    よび内挿部(3a)の肉厚は略同一になっていることを
    特徴とする配管接続構造。
  2. 【請求項2】 第1の配管(12)の内側に第2の配管
    (13)を所定の長さだけ挿入して、上記第1の配管
    (12)と第2の配管(13)とを接続する配管接続構
    造であって、 上記第1の配管(12)は、上記第2の配管(13)が
    挿入されない部位から上記第2の配管(13)が挿入さ
    れる側の端部(12e)に向かって略一定の内径で延び
    る主部(12a)と、上記端部(12e)側に存して上記
    主部(12a)よりも大きい略一定の内径を持つ拡径部
    (12c)と、上記主部(12a)と拡径部(12c)と
    を接続する段部(12b)とを有し、 上記第2の配管(13)は、上記第1の配管(12)に
    挿入されない部位から上記第1の配管(12)に挿入さ
    れる側の端部(13e)に向かって上記第1の配管(1
    2)の拡径部(12c)の内径と略等しい外径で延びる
    主部(13c)と、上記端部(13e)側に存して上記第
    1の配管(12)の主部(12a)の内径と略等しい外
    径を持つ内挿部(13a)と、上記主部(13c)と内挿
    部(13a)とを接続する段部(13b)とを有し、か
    つ、この第2の配管(13)を構成する上記主部(13
    c),段部(13b)および内挿部(13a)の内径は略同
    一になっていることを特徴とする配管接続構造。
  3. 【請求項3】 上記第1の配管(2,12)が、蒸発器
    として機能する室内熱交換器の冷媒出口をなすことを特
    徴とする請求項1または2に記載の配管接続構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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