JPH07132911A - 成型品包装構造及びその製造方法 - Google Patents
成型品包装構造及びその製造方法Info
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Abstract
題を解決すること。脱型、バリの除去、数量確認、包
装、梱包等の工程を削減すること。成型用型の占拠によ
る生産性の低下を防止すること。保管時、輸送時等にお
ける成型品への汚れの付着を防止すること。塑性や粘性
に富む物質からなる成型品の変形を防止すること。 【構成】上型1と下型2とを備えている成型用型枠を準
備する。成型用型枠の成型空間6に、成型空間6の形状
に密着した状態で成型される原料を充填する。原料を成
型し、上型1と下型2とに密着した成型品10を得る。
これにより成型品10を成型空間6内に包装する。
Description
の製造方法に関するものである。例えば、ゴム工業、プ
ラスチック工業においては、液状の反応物質を成型用型
枠に注入して硬化させ、成型品を得たり、各種の粉末を
バインダーと混合して成型することがある。セメント工
業においては、やはりセメント、モルタル等の反応硬化
物質を成型することが多い。更に、食品工業において
は、ゼラチン、氷菓子等の食品材料を成型することが多
い。本発明は、こうした様々な成型品を包装する場合
に、適用することができる。
かの方法がある。ゴム工業、プラスチック工業において
は、一般的に、金型内に、ゴム組成物、プラスチック組
成物を充填し、加熱・加圧して硬化させ、成型品を得、
この成型品を脱型し、成型品の表面の「バリ」ないし小
突起を取り去り、ついで成型品を包装していた。
する際には、多量の成型品を脱型し、その数量を確認し
ながら包装し、梱包する必要があった。このため、計数
ミスが発生しやすい。また、脱型、バリの除去、数量確
認、包装、梱包など、多くの工程が必要であるため、工
程数が多く、作業が煩雑であり、人件費が多くかかる。
しかも、部品としての性能から考えれば「バリ」を除去
する必要はない場合も多いし、最終的に使用される部位
によっては、外から見えないので、「バリ」を除去する
必要はない場合も多い。しかし、成型品を包装し、梱包
するため、成型品を包装から出して客が見ることを考え
れば、商品のみかけ上、成型品から「バリ」を除去する
ことが必要になっていた。
型品を製造する場合には、液状物を成型用型枠内に注入
し、この成型用型枠を所定の保管場所に放置し、成型品
を脱型する必要がある。しかし、液状物が固化し終わる
までの間、即ち、液状物の注入、成型、脱型のサイクル
の間、成型用型が占拠される。型の回転を早くするため
には、固化工程を早く終了させる必要がある。このた
め、本来は不要な触媒を液状物に添加したり、液状物を
加熱することにより、液状物の固化を早くしていた。し
かし、これらの触媒や加熱は、本来不必要なものであ
り、対策が望まれていた。
成型品に汚れが付着し易いので、使用の直前まで、包装
形態の状態を保持する必要がある。粘着性を有する成型
品には離型紙を貼り付け、包装している。しかし、離型
紙に完全には覆われていないので、保管時、輸送時等に
成型品に汚れが付着し、商品価値が下がることがあっ
た。また、塑性や粘性に富む物質からなる成型品は、運
送中、在庫保管中に変形しやすく、クレームの原因とな
ることがあった。
品を包装、梱包することにより生ずる諸問題を解決する
ことであり、例えば、脱型、バリの除去、数量確認、包
装、梱包等の工程を削減すること、成型用型の占拠によ
る生産性の低下を防止すること、保管時、輸送時等にお
ける成型品への汚れの付着を防止すること、塑性や粘性
に富む物質からなる成型品の変形を防止することであ
る。
上型と、成型用型枠の下型と、前記上型と下型とによっ
て形成された成型空間に充填された成型品とを有してお
り、前記上型と前記下型とが一体化されており、前記成
型品が前記上型と前記下型とに密着して成型されてお
り、これにより前記成型品が前記成型空間内に包装され
ている、成型品包装構造に係るものである。
る成型用型枠を準備し、この成型用型枠の成型空間に、
この成型空間の形状に密着した状態で成型される原料を
充填し、前記原料を成型して前記上型と前記下型とに密
着した成型品を得、これにより前記成型品を前記成型空
間内に包装する、成型品包装構造の製造方法に係るもの
である。
の成型空間の形状に密着した状態で成型される原料を充
填し、上型と下型とを一体化し、原料を成型して上型と
下型とに密着した成型品を得、これにより成型品を成型
空間内に包装している。即ち、成型用型枠を包装材とし
て使用し、成型品を成型用型枠から脱型することなく、
そのまま梱包し、保管、輸送できるようにしたのであ
る。
包等の工程が不要になった。また、成型品が成型用型枠
内に包装されているので、成型品のバリを除去する必要
はない。また、液状物を、経時により固化させて成型品
を製造する場合には、液状物を成型用型枠内に注入した
後、液状物を固化させ、この状態で保管、輸送する。従
って、液状物が固化し終わるまでの間、成型用型が占拠
されるという問題はない。
成型品が成型用型枠内にそのまま包装されるので、成型
品が露出する機会がない。従って、成型品に汚れが付着
しない。また、塑性や粘性に富む物質からなる成型品
も、成型用型枠内で加圧成型された状態で保持されてい
るので、運送中、在庫保管中に成型用型枠に圧力がかか
っても、成型品は変形しにくい。
用型枠を準備する。上型と下型との一方が、平板やフィ
ルム状物であってもよい。上型と下型とは、分離した状
態であってよく、予め一体化した状態であってもよい。
脂、熱硬化性樹脂(ポリエチレン、ポリプロピレン、ス
チレン、ポリエステル、ナイロン、ウレタン、エポキ
シ、フェノール等)、金属箔(鉄、アルミニウム等の
箔)、紙状物等を、単独で使用することができ、また、
これらの複合物を使用することができる。また、これら
の各材質の表面に、アルミニウムの蒸着層を設け、この
蒸着層によって遮光できるし、シリコン等からなる離型
層を形成することもできる。
間の形状に密着した状態で成型される原料を充填し、原
料を成型し、上型と下型とに密着した成型品を得る。こ
の際、上型と下型とが分離されている場合には、上型と
下型とを一体化する。この際、上型と下型とを、粘着剤
によって接合することができ、又は、凹部と凸部との嵌
合によって一体化してもよい。成型空間の周辺を、粘着
テープ、粘着剤、ホットメルト等によってシールするこ
ともできる。
とができる。この場合、各成型空間の上型に開口を設け
ることができる。特に、液状物を成型空間内に注入する
場合には、この開口が、液状物の注入口となり、また空
気の脱気口となる。また、各成型空間を、気体通路によ
って連続させることができる。この気体通路は、上型又
は下型の溝によって形成することができ、また、パイプ
によって形成することができる。
場合には、この原料を上型及び又は下型に入れ、次いで
上型と下型とを一体化し、成型用型枠を金型や木型の中
に入れ、成型空間内の原料を圧縮し、成型することがで
きる。または、予め上型と下型とを組み合わせて成型空
間を形成し、この成型空間内に原料を入れることができ
る。
型及び/又は下型に入れ、次いで上型と下型とを一体化
し、成型空間内の粉末を成型することができる。また
は、上型と下型とを予め組み合わせ、成型空間を形成し
ておき、成型空間内に粉末を入れ、この粉末を成型する
ことができる。
は、粘土、パテ状物、未加硫ゴム、エラストマー等があ
る。特に、成型するのに際して、多少の圧力を付与する
ことが好ましい。粉末原料としては、ゴム、プラスチッ
クの粉末、粒子や、充填材等の粉末、粒子がある。ゴ
ム、プラスチックの粉末、粒子は、発泡されていてよ
く、発泡されていなくともよい。
固化する液状物、常温で反応し、発泡及び固化する液状
物、低温加熱により反応固化する液状物、低温加熱によ
り反応し、発泡固化する液状物、吸油により固化する液
状物、セメント石膏等の水硬性物質を含有する液状物を
例示できる。塑性及び/又は粘着性を有する原料、上記
の粉末からなる原料、上記の液状物からなる原料は、単
独で成型することが通常であるが、混合して成型しても
よい。
について説明する。図1(a)は、上型1と下型2とを
分離した状態を示す部分断面図であり、図1(b)は、
成型品10を包装した状態を示す部分断面図である。図
2は、上型1、下型2の平面的形状を示すための平面図
である。
えている。成型部1bの内側には、略半球状の空間3が
形成されている。下型2は、平坦部2aと成型部2bと
を備えている。成型部2bの内側には、略半球状の空間
4が形成されている。下型2の平坦部2aに、粘着層5
が設けられている。
れており、空間3と4とが互いに合わさるように設けら
れている。この空間3、4に、所定量の原料を収容し、
上型1と下型2とを一体化する。この際、図1(b)に
示すように、粘着層5によって、上型1と下型2とが接
合される。この結果、成型用型枠に成型空間6が形成さ
れる。こうして得た成型用型枠を、金型、木型等に入
れ、所定の圧力を加え、原料を成型する。この結果、成
型空間6に成型品10が生ずる。成型品10は、上型1
及び下型2に密着している。
成型空間内に包装されている。この成型用型枠を倉庫に
保管し、次いで運搬する。むろん、成型用型枠から成型
品10を脱型する必要はない。
離した状態を示す部分断面図であり、図3(b)は、成
型品10を包装した状態を示す部分断面図である。上型
11は、平坦部11aと成型部11bとを備えている。
成型部11bの内側には、略半球状の空間3が形成され
ている。下型12は、平坦部12aと成型部12bとを
備えている。成型部12bの内側には、略半球状の空間
4が形成されている。各空間3、4は、図2に示すよう
に配置されている。
に、凸部7が形成されている。下型12の平坦部12a
には、空間4の周囲に、開口8及び凹部9が設けられて
いる。空間3、4に、所定量の原料を収容し、上型11
と下型12とを一体化する。この際、図3(b)に示す
ように、凸部7を、開口8、凹部9にはめ合わせる。こ
の結果、成型用型枠に成型空間6が形成される。
に入れ、所定の圧力を加え、原料を成型する。この結
果、成型空間6に成型品10が生ずる。成型品10は、
上型1及び下型2に密着しており、成型用型枠によって
包装されている。
枠を示す部分断面図であり、図5は、この上型21の平
面的形状を示すための平面図である。上型21は、平坦
部21aと成型部21bとを備えており、成型部21b
の中央付近に、開口21cが設けられている。成型部2
1bの内側には、略半球状の空間3が形成されている。
下型22は、平坦部22aと成型部22bとを備えてい
る。成型部22bの内側には、略半球状の空間4が形成
されている。空間3は、図5に示すように配置されてい
る。空間4は、図2に示すように配置されている。
隣り合う各成型空間3の間が、細長い溝13によって連
結されている。即ち、上型21と下型22とを一体化し
た後でも、溝13の部分は気体通路となる。
動性の高い液状物からなる原料を、矢印Aのように、開
口21cから注入することができる。しかも、隣り合う
成型空間6が溝13によって連続しているので、この溝
13を通して気体及び余った液状物が移動する。従っ
て、液状物を成型空間6内に注入するとき、注入がスム
ーズに行えるし、また各成型空間6ごとに液状物の注入
量にムラが生じないので、各成型空間6内にほぼ完全に
液状物を充填することができる。
す部分断面図である。上型31は、平坦部31a、31
dと成型部31bとを備えており、成型部31bの中央
付近に、開口31cが設けられている。成型部31bの
内側には、略半球状の空間3が形成されている。下型3
2は、平坦部32aと成型部32bとを備えている。成
型部32bの内側には、略半球状の空間4が形成されて
いる。空間3、4は、図2に示すように配置されてい
る。
とが一体化されており、成型空間6が形成されている。
上型31と下型32とは、蝶番部分33によって結合さ
れている。蝶番部分33の反対側では、平坦部31d
が、下型32の末端にある留め具32cに引っかけら
れ、固定されている。
入する。ついで、この液状物を固化させ、図7に示す成
型品30を得る。この状態で成型品30は、成型用型枠
によって包装されている。このようにして包装された成
型品30を、保管、運搬する。成型品30を使用する際
には、図7に示すように、留め具32cから平坦部31
dを外し、蝶番33を中心として上型31を回転させ、
成型品30を露出させる。
る。原料の製造例 まず、以下のようにして各原料を製造した。
枠を製造した。ポリエチレンと発泡スチロールとを積層
して板材を製造し、この板材を真空成型し、上型1及び
下型2を製造した。配合例1の粘着性組成物を、上型1
の空間3及び下型2の空間4に、それぞれ充填した。こ
の上型1及び下型2を、木型内に収容し、上下より軽く
加圧し、粘着性組成物を成型し、図1(b)に示す包装
品を得た。
枠を準備した。ウレタンを射出成型して上型11及び下
型12を製造した。配合例2の、セメント及びゴム粉末
を含有する組成物を、上型11の空間3及び下型12の
空間4に、それぞれ若干多めに充填した。この上型11
及び下型12を、木型内に収容し、上下より軽く加圧
し、組成物を成型し、図3(b)に示す包装品を得た。
枠を準備した。厚さ100μmのポリエステルフィルム
を真空成型して上型21、下型22を製造した。配合例
3の液状組成物を、下型22内へと、開口21cから注
入した。この配合例3の液状物は、硬化反応後にもとの
4倍の体積にまで発泡する。
押し出し機によって成型し、幅40mm、厚さ5mm、
長さ200mmの成型品を製造した。この成型品の上下
の両面に、それぞれ、幅50mm、長さ210mmの離
型紙を貼り、包装した。
を実施した。 (成型包装時間)成型用型枠内に、成型用の原料を充填
する工程が終了するまでに必要な時間を測定した。 (成型試験)成型時に液体の漏れ等の不都合があるかど
うかを観測した。
10段積み上げて1つのケースを製造し、このケースを
20段に積み上げた。この後、1か月経過後に、各成型
品の変形の有無を調査した。また、トラックに上記のケ
ースを20段積み上げ、この状態で、福山─大阪─東京
─名古屋─福山のルートを走行した。走行後に、成型品
の変形を調査した。
台の上に載置し、各包装品に炭酸カルシウム粉末を吹き
つけ、各成型品の汚れの度合いを観察した。次に核実験
の結果を示す。
例1の粘着性組成物を使用し、図1に示す成型用型枠
を。使用している。成型包装時間は、1個あたり1分で
あり、非常に迅速に多数の粘着性の成型品を包装できる
ことが判明した。また、成型時には、まったく不都合は
生じなかった。また、倉庫にケースを1か月積み上げた
後も、成型品にはまったく変形は生じていなかった。ま
た、成型品は、成型用型枠により保護されていたため、
成型品の汚れは、全く生じなかった。
例2の組成物を使用し、図3に示す成型用型枠を使用し
ている。成型包装時間は、1個あたり1分30秒であ
り、非常に迅速に多数の包装製品を製造できることが判
明した。むろん、この状態のままで、配合例2の組成物
は、成型用型枠内で養生された。
末とを含有する組成物は、型枠の中に入れ、組成物を型
枠の中で硬化させ、養生させ、養生後の成型品を脱型
し、脱型後の成型品を包装していた。本実施例では、成
型用型枠内に配合例2の組成物を充填したあと、この中
でも組成物の養生が進行する。この養生は、この後の倉
庫への保管、運送の間も、絶えず進行する。従って、従
来のように、長時間の養生処理が不要になった。
なかった。また、倉庫にケースを1か月積み上げた後
も、成型品にはまったく変形は生じていなかった。ま
た、成型品は、成型用型枠により保護されていたため、
成型品の汚れは、全く生じなかった。
例3の液状物を使用し、図4に示す成型用型枠を使用し
ている。成型包装時間は、1個あたり1分であり、非常
に迅速に包装品を製造できることが判明した。むろん、
この状態のままで、配合例3の液状物は、成型用型枠内
で硬化した。
型枠の中に入れ、液状物を型枠の中で硬化させ、硬化後
の成型品を脱型し、脱型後の成型品を包装していた。本
実施例では、成型用型枠内に配合例3の液状物を注入し
たあと、この中で液状物の硬化が進行する。従って、従
来のように、型内で長時間にわたって硬化処理する必要
がなくなった。
なかった。また、倉庫にケースを1か月積み上げた後
も、成型品にはまったく変形は生じていなかった。ま
た、成型品は、成型用型枠により保護されていたため、
成型品の汚れは、全く生じなかった。
1分50秒であった。成型時に不都合は生じなかった
が、倉庫に保管したあと、運送したあとに、成型品が大
きく変形していた。また、汚れ試験では、成型品の側面
に汚れが付着していた。
又は、成型用型枠の厚さをやや大きくして包装から成型
品を取り出すときに成型用型枠が容易に破壊しないよう
にすれば、成型用型枠を再利用することができる。従っ
て、省資源、環境保護の点で非常に優れている。
に、この成型空間の形状に密着した状態で成型される原
料を充填し、上型と下型とを一体化し、原料を成型して
上型と下型とに密着した成型品を得、これにより成型品
を成型空間内に包装している。即ち、成型用型枠を包装
材として使用し、成型品を成型用型枠から脱型すること
なく、そのまま梱包し、保管、輸送できるようにした。
包等の工程が不要になった。また、成型品のバリを除去
する必要はない。また、液状物を、経時により固化させ
て成型品を製造する場合には、液状物が固化し終わるま
での間、成型用型が占拠されるという問題はない。
成型品が成型用型枠内にそのまま包装されるので、成型
品に汚れが付着しない。また、塑性や粘性に富む物質か
らなる成型品も、成型用型枠内で加圧成型された状態で
保持されているので、運送中、在庫保管中に成型用型枠
に圧力がかかっても、成型品は変形しにくい。
示す部分断面図であり、(b)は、成型品10を包装し
た状態を示す部分断面図である。
図である。
態を示す部分断面図であり、(b)は、成型品10を包
装した状態を示す部分断面図である。
である。
る。
である。
り出す際の状態を示す断面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 成型用型枠の上型と、成型用型枠の下型
と、前記上型と下型とによって形成された成型空間に充
填された成型品とを有しており、前記上型と前記下型と
が一体化されており、前記成型品が前記上型と前記下型
とに密着して成型されており、これにより前記成型品が
前記成型空間内に包装されている、成型品包装構造。 - 【請求項2】 前記上型と前記下型とが、凹部又は開口
と凸部との機械的結合によって、又は粘着剤による接合
によって、一体化されている、請求項1記載の成型品包
装構造。 - 【請求項3】 前記成型用型枠に前記成型空間が複数個
形成されており、各成型空間の前記上型に開口が設けら
れており、各成型空間が気体通路によって連続してい
る、請求項1又は2記載の成型品包装構造。 - 【請求項4】 上型と下型とを備えている成型用型枠を
準備し、この成型用型枠の成型空間に、この成型空間の
形状に密着した状態で成型される原料を充填し、前記原
料を成型して前記上型と前記下型とに密着した成型品を
得、これにより前記成型品を前記成型空間内に包装す
る、成型品包装構造の製造方法。 - 【請求項5】 前記原料が塑性及び/又は粘着性を有し
ており、この原料を前記成型空間に充填し、次いでこの
成型用型枠に圧力を加えることにより前記原料を成型す
る、請求項4記載の成型用型枠の製造方法。 - 【請求項6】 前記原料が粉末であり、この粉末を前記
成型空間に充填し、次いでこの成型用型枠に圧力を加え
ることにより前記粉末を成型する、請求項4記載の成型
用型枠の製造方法。 - 【請求項7】 前記原料が、経時後に固化する液状物で
あり、この液状物を前記成型空間に充填し、次いでこの
液状物を固化又は発泡固化させることにより前記成型品
を得る、請求項4記載の成型用型枠の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27828593A JP2931513B2 (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 成型品包装構造及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP27828593A JP2931513B2 (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 成型品包装構造及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07132911A true JPH07132911A (ja) | 1995-05-23 |
JP2931513B2 JP2931513B2 (ja) | 1999-08-09 |
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ID=17595221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP27828593A Expired - Fee Related JP2931513B2 (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 成型品包装構造及びその製造方法 |
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-
1993
- 1993-11-08 JP JP27828593A patent/JP2931513B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2931513B2 (ja) | 1999-08-09 |
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