JPH07132764A - 電動シート制御装置 - Google Patents

電動シート制御装置

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JPH07132764A
JPH07132764A JP27697593A JP27697593A JPH07132764A JP H07132764 A JPH07132764 A JP H07132764A JP 27697593 A JP27697593 A JP 27697593A JP 27697593 A JP27697593 A JP 27697593A JP H07132764 A JPH07132764 A JP H07132764A
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reclining
lift
slide
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Josuke Dobashi
橋 丈 祐 土
Nobuyuki Nakano
野 伸 行 中
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Jidosha Denki Kogyo KK
Ikeda Corp
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Ikeda Bussan Co Ltd
Jidosha Denki Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 第1のシートの移動位置と第2のシートの移
動位置の記憶および再現を同時に行えるようにすること
によって記憶操作や再現操作を簡略化させることができ
る電動シート制御装置を提供する。 【構成】 記憶用スイッチ2から記憶信号が発生すると
乗員により移動された第1のシート21の各部の移動位
置および乗員により移動された第2のシート22の各部
の移動位置を同時に記憶可能とし、且つ再現用スイッチ
3から再現信号が発生すると記憶した第1のシート21
の各部の移動位置および第2のシート22の各部の移動
位置を同時に再現可能とする単一のコントローラ4をそ
なえている電動シート制御装置1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、乗員の希望するシー
ト位置を記憶してそのシート位置を再現するのに利用さ
れる電動シート制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】乗員の希望するシート位置を記憶してそ
のシート位置を再現する電動シート制御装置としては、
運転席側のシートに運転席用のコントローラが備えら
れ、助手席側のシートに運転席用のコントローラとは別
体の助手席用のコントローラが備えられているものが知
られている。乗員によって運転席側のシートのシートバ
ックがリクライニング移動された位置は乗員が記憶操作
をすることによって運転席用のコントローラ内に記憶さ
れ、乗員によって助手席側のシートのシートバックがリ
クライニング移動された位置は乗員が記憶操作をするこ
とによって助手席用のコントローラ内に記憶される。そ
こで、運転席側のシートにおいて再現操作をすると運転
席のコントローラに記憶されている記憶位置データに基
づいて運転席側のシートバックのリクライニング位置が
再現され、助手席側のシートにおいて再現操作をすると
助手席用のコントローラに記憶されている記憶位置デー
タに基づいて助手席のシートバックのリクライニング位
置が再現される。
【0003】シートクッションを前後に移動させるシー
トスライド手段、シートバックをシートクッションに対
して回動させるシートリクライニング手段、シートクッ
ションを上昇側や下降側に移動させるシートリフト手段
を備えている電動シート装置は特開昭63−14184
0号公報において記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の電動シ
ート制御装置では、運転席側のシートは運転席用のコン
トローラによって位置の記憶および記憶位置の再現がな
され、助手席側のシートは助手席用のコントローラによ
って位置の記憶および記憶位置の再現がなされる構造で
あることから、運転席側のシートと助手席側のシートは
夫々別個に記憶操作と再現操作をする必要があるため、
運転席に座る乗員と助手席に座る乗員とがいつも同じで
ある場合、記憶操作と再現操作が面倒なものとなりうる
という問題点があり、上記の場合においての操作を簡略
化させる必要性を有するという課題があった。
【0005】
【発明の目的】この発明に係わる電動シート制御装置
は、第1のシートの移動位置と第2のシートの移動位置
の記憶および再現を同時に行えるようにすることによっ
て記憶操作や再現操作を簡略化させることができる電動
シート制御装置を提供することを目的としている。
【0006】
【発明の構成】
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる電動シ
ート制御装置は、乗員によりオン操作されて記憶信号を
発生する単一の記憶用スイッチと、乗員によりオン操作
されて再現信号を発生する単一の再現用スイッチと、記
憶用スイッチから記憶信号が発生すると乗員により移動
された第1のシートの各部の移動位置および乗員により
移動された第2のシートの各部の移動位置を同時に記憶
可能とし、且つ再現用スイッチから再現信号が発生する
と記憶した第1のシートの各部の移動位置および第2の
シートの各部の移動位置を同時に再現可能とする単一の
コントローラをそなえている構成としたことを特徴とし
ており、必要に応じて採用される実施態様において第1
のシートは乗員の腰掛けとなる第1のシートクッション
と前記第1のシートクッションに下端側が回動可能に取
付けられて乗員の背もたれとなる第1のシートバックを
そなえ、且つ第2のシートは乗員の腰掛けとなる第2の
シートクッションと第2のシートクッションに下端側が
回動可能に取付けられて乗員の背もたれとなる第2のシ
ートバックをそなえ、第1スライド信号により第1のシ
ートクッションを最前位置と最後位置とのあいだでスラ
イド移動させる第1スライド手段と、第1リクライニン
グ信号により第1のシートバックを最前傾位置と最後傾
位置とのあいだでリクライニング移動させる第1リクラ
イニング手段と、第1リフト信号により第1のシートク
ッションを最下位置と最上位置とのあいだでリフト移動
させる第1リフト手段と、第2スライド信号により第2
のシートクッションを最前位置と最後位置とのあいだで
スライド移動させる第2スライド手段と、第2リクライ
ニング信号により第2のシートバックを最前傾位置と最
後傾位置とのあいだでリクライニング移動させる第2リ
クライニング手段と、第2リフト信号により第2のシー
トクッションを最下位置と最上位置とのあいだでリフト
移動させる第2リフト手段をそなえ、コントローラは、
記憶用スイッチから記憶信号が発生すると、第1スライ
ド信号と第1リクライニング信号と第1リフト信号と第
2スライド信号と第2リクライニング信号と第2リフト
信号とに基づいて各シートクッションおよび各シートバ
ックの移動量を記憶し、且つ再現用スイッチから再現信
号が発生すると、記憶している各シートクッションおよ
び各シートバックの移動量に基づいて第1スライド信号
と第1リクライニング信号と第1リフト信号と第2スラ
イド信号と第2リクライニング信号と第2リフト信号を
発生することとすることができる。
【0008】
【発明の作用】この発明に係わる電動シート制御装置に
おいて、コントローラは、第1のシートの各部の移動位
置と第2のシートの移動位置を記憶する機能および記憶
した両シートの各部の位置を再現する機能を有するた
め、乗員により単一の記憶用スイッチがオン操作される
ことによって第1のシートの各部の移動位置も第2のシ
ートの移動位置も同時に記憶され、乗員により単一の再
現用スイッチがオン操作されることによって第1のシー
トの各部の移動位置も第2のシートの移動位置も同時に
再現される。それ故、各シート毎に記憶操作と再現操作
とを行っていたものと比べてそれらの操作回数は極端に
少なくなるものとなる。
【0009】
【実施例】図1および図2には、この発明に係わる電動
シート制御装置の一実施例が示されており、図1は電動
シート制御装置のブロック構成図、図2は電動シート制
御装置の時間を追った動作説明図である。
【0010】図示する電動シート制御装置1は、主とし
て単一の記憶用スイッチ2と、単一の再現用スイッチ3
と、単一のコントローラ4とから構成されている。
【0011】記憶用スイッチ2は一方のシートとなる後
述する第1のシート21の側部に取付けられており、コ
ントローラ4に電気的に接続されている。この記憶用ス
イッチ2は乗員によってオン操作されると記憶信号を発
生する。発生した記憶信号はコントローラ4に送給され
て認識される。
【0012】再現用スイッチ3は他方のシートとなる後
述する第2のシート22の側部に取付けられており、コ
ントローラ4に電気的に接続されている。この再現用ス
イッチ3は乗員によってオン操作されると再現信号を発
生する。発生した再現信号はコントローラ4に送給され
て認識される。
【0013】記憶用スイッチ2および再現用スイッチ3
が接続されているコントローラ4にはマイクロコンピュ
ータ4aが内蔵されているとともに、一方のスライド手
段となる第1スライド手段5と一方のリフト手段となる
第1リフト手段6と一方のリクライニング手段となる第
1リクライニング手段7と第1マニュアルスイッチ8が
電気的に接続されており、他方のスライド手段となる第
2スライド手段9と他方のリフト手段となる第2リフト
手段10と他方のリクライニング手段となる第2リクラ
イニング手段11と第2マニュアルスイッチ12が電気
的に接続されている。
【0014】コントローラ4に接続されている第1スラ
イド手段5は図示しないモータを含む駆動手段であっ
て、コントローラ4から前進用の第1スライド信号が送
給されると前進用の第1スライド信号の発生時間に応答
してモータが正回転に駆動され、コントローラ4から後
退用の第1スライド信号が送給されると後退用の第1ス
ライド信号の発生時間に応答してモータが逆回転に駆動
されるため、前進用の第1スライド信号および後退用の
第1スライド信号のいずれかによって前記第1のシート
21の第1のシートクッション21aを最前位置a1と
最後位置b1とのあいだでスライド移動させる。この第
1スライド手段5は第1のシート21に備えられている
第1のシートクッション21a内に取付けられている。
第1スライド手段5は第1のシートクッション21aが
ストローク端に到達すると図示しない位置検出手段が作
動されることによって第1スライド信号がカットオフさ
れるため第1のシートクッション21aをストローク端
に停止させる。
【0015】コントローラ4に接続されている第1リフ
ト手段6は図示しないモータを含む駆動手段であって、
コントローラ4から下降用の第1リフト信号が送給され
ると下降用の第1リフト信号の発生時間に応答してモー
タが正回転に駆動され、コントローラ4から上昇用の第
1リフト信号が送給されると上昇用の第1リフト信号の
発生時間に応答してモータが逆回転に駆動されるため、
下降用の第1リフト信号および上昇用の第1リフト信号
のいずれかによって前記第1のシート21の第1のシー
トクッション21aを最下位置c1と最上位置d1との
あいだでリフト移動させる。この第1リフト手段6も前
記第1のシート21のシートクッション21a内に取付
けられている。第1リフト手段6は第1のシートクッシ
ョン21aがストローク端に到達すると図示しない位置
検出手段が作動されることによって第1リフト信号がカ
ットオフされるため第1のシートクッション21aをス
トローク端に停止させる。
【0016】コントローラ4に接続されている第1リク
ライニング手段7は図示しないモータを含む駆動手段で
あって、コントローラ4から前傾用の第1リクライニン
グ信号が送給されると前傾用の第1リクライニング信号
の発生時間に応答してモータが正回転に駆動され、コン
トローラ4から後傾用の第1リクライニング信号が送給
されると後傾用の第1リクライニング信号の発生時間に
応答してモータが逆回転に駆動されるため、前傾用の第
1リクライニング信号および後傾用の第1リクライニン
グ信号のいずれかによって前記第1のシート21に備え
られているシートバック21bを最前傾位置e1と最後
傾位置f1とのあいだでリクライニング移動させる。こ
の第1リクライニング手段7も前記第1のシート21の
第1のシートクッション21a内に取付けられている。
第1リクライニング手段7は第1のシートクッション2
1aがストローク端に到達すると図示しない位置検出手
段が作動されることによって第1リクライニング信号が
カットオフされるため第1のシートクッション21aを
ストローク端に停止させる。
【0017】コントローラ4に接続されている第2スラ
イド手段9は図示しないモータを含む駆動手段であっ
て、コントローラ4から前進用の第2スライド信号が送
給されると前進用の第2スライド信号の発生時間に応答
してモータが正回転に駆動され、コントローラ4から後
退用の第2スライド信号が送給されると後退用の第2ス
ライド信号の発生時間に応答してモータが逆回転に駆動
されるため、前進用の第2スライド信号および後退用の
第2スライド信号のいずれかによって前記第2のシート
21の第2のシートクッション22aを最前位置a2と
最後位置b2とのあいだでスライド移動させる。この第
2スライド手段9は第2のシート22に備えられている
第2のシートクッション22a内に取付けられている。
第2のスライド手段9は第2のシートクッション22a
がストローク端に到達すると図示しない位置検出手段が
作動されることによって第1スライド信号がカットオフ
されるため第2のシートクッション22aをストローク
端に停止させる。
【0018】コントローラ4に接続されている第2リフ
ト手段10は図示しないモータを含む駆動手段であっ
て、コントローラ4から下降用の第2リフト信号が送給
されると下降用の第2リフト信号の発生時間に応答して
モータが正回転に駆動され、コントローラ4から上昇用
の第2リフト信号が送給されると上昇用の第2リフト信
号の発生時間に応答してモータが逆回転に駆動されるた
め、下降用の第2リフト信号および上昇用の第2リフト
信号のいずれかによって前記第2のシート22の第2の
シートクッション22aを最下位置c2と最上位置d2
とのあいだでリフト移動させる。この第2リフト手段9
も前記第2のシート22のシートクッション22a内に
取付けられている。第2のリフト手段9は第2のシート
クッション22aがストローク端に到達すると図示しな
い位置検出手段が作動されることによって第2リフト信
号がカットオフされるため第2のシートクッション22
aをストローク端に停止させる。
【0019】コントローラ4に接続されている第2リク
ライニング手段11は図示しないモータを含む駆動手段
であって、コントローラ4から前傾用の第2リクライニ
ング信号が送給されると前傾用の第2リクライニング信
号の発生時間に応答してモータが正回転に駆動され、コ
ントローラ4から後傾用の第2リクライニング信号が送
給されると後傾用の第2リクライニング信号の発生時間
に応答してモータが逆回転に駆動されるため、前傾用の
第2リクライニング信号および後傾用の第2リクライニ
ング信号のいずれかによって前記第2のシート22に備
えられているシートバック22bを最前傾位置e2と最
後傾位置f2とのあいだでリクライニング移動させる。
この第2リクライニング手段11も前記第2のシート2
2の第2のシートクッション22a内に取付けられてい
る。第2リクライニング手段11は第2のシートクッシ
ョン22aがストローク端に到達すると図示しない位置
検出手段が作動されることによって第2リクライニング
信号がカットオフされるため第2のシートクッション2
2aをストローク端に停止させる。
【0020】コントローラ4に接続されている第1マニ
ュアルスイッチ8は前記第1のシート21の第1のシー
トクッション21aの側部に取付けられており、この第
1マニュアルスイッチ8には図示しないスライドスイッ
チとリクライニングスイッチとリフトスイッチとが備え
られている。
【0021】第1マニュアルスイッチ8に備えられてい
る前記スライドスイッチは乗員により前進側にオン操作
されるとオン操作時間に対応して前進用の第1マニュア
ルスライド信号を発生し、前記スライドスイッチは乗員
により後退側にオン操作されるとオン操作時間に対応し
て後退用の第1マニュアルスライド信号を発生し、前記
リフトスイッチは乗員により下降側にオン操作されると
オン操作時間に対応して下降用の第1マニュアルリフト
信号を発生し、前記リフトスイッチは乗員により上昇側
にオン操作されるとオン操作時間に対応して上昇用の第
1マニュアルリフト信号を発生し、前記リクライニング
スイッチは乗員により前傾側にオン操作されるとオン操
作時間に対応して前傾用の第1マニュアルリクライニン
グ信号を発生し、前記リクライニングスイッチは乗員に
より後傾側にオン操作されるとオン操作時間に対応して
後傾用の第1マニュアルリクライニング信号を発生す
る。発生した各第1マニュアルスライド信号および各第
1マニュアルリクライニング信号および各第1マニュア
ルリフト信号はコントローラ4に送給されて夫々認識さ
れる。
【0022】コントローラ4に接続されている第2マニ
ュアルスイッチ12は前記第2のシート22の第2のシ
ートクッション22aの側部に取付けられており、この
第2マニュアルスイッチ12には図示しないスライドス
イッチとリクライニングスイッチとリフトスイッチとが
備えられている。
【0023】第2マニュアルスイッチ12に備えられて
いる前記スライドスイッチは乗員により前進側にオン操
作されるとオン操作時間に対応して前進用の第2マニュ
アルスライド信号を発生し、前記スライドスイッチは乗
員により後退側にオン操作されるとオン操作時間に対応
して後退用の第2マニュアルスライド信号を発生し、前
記リフトスイッチは乗員により下降側にオン操作される
とオン操作時間に対応して下降用の第2マニュアルリフ
ト信号を発生し、前記リフトスイッチは乗員により上昇
側にオン操作されるとオン操作時間に対応して上昇用の
第2マニュアルリフト信号を発生し、前記リクライニン
グスイッチは乗員により前傾側にオン操作されるとオン
操作時間に対応して前傾用の第2マニュアルリクライニ
ング信号を発生し、前記リクライニングスイッチは乗員
により後傾側にオン操作されるとオン操作時間に対応し
て後傾用の第2マニュアルリクライニング信号を発生す
る。発生した各第2マニュアルスライド信号および各第
2マニュアルリフト信号および各第2マニュアルリクラ
イニング信号はコントローラ4に送給されて夫々認識さ
れる。
【0024】ここで、第1のシート21は運転席側に配
置されており、運転席乗員の腰掛けとなる第1のシート
クッション21aと、この第1のシートクッション21
aに下端側が回動可能に取付けられて運転席乗員の背も
たれとなる第1のシートバック21baとが備えられて
いる。また、第2のシート22は助手席側に配置されて
おり、助手席乗員の腰掛けとなる第2のシートクッショ
ン22aと、この第2のシートクッション22aに下端
側が回動可能に取付けられて運転席乗員の背もたれ側と
なる第2のシートバック22bとが備えられている。
【0025】一方、コントローラ4に内蔵されているマ
イクロコンピュータ4aは、第1マニュアルスイッチ8
から前進用の第1マニュアルスライド信号および後退用
の第1マニュアルスライド信号のいずれかが発生すると
前記各第1マニュアルスライド信号を前進用の第1スラ
イド信号および後退用の第1スライド信号のいずれかに
変換して第1スライド手段5に送給するため第1スライ
ド手段5のモータを正回転および逆回転のいずれかに駆
動させるとともに、第1スライド手段5のモータが駆動
された際に回転した数を予め定められた原点からの第1
のシートクッション21aの移動量として所定の位置バ
ッファに保存する。前記位置バッファは複数個設定され
ている。
【0026】また、マイクロコンピュータ4aは第1マ
ニュアルスイッチ8から下降用の第1マニュアルリフト
信号および上昇用の第1マニュアルリフト信号のいずれ
かがが発生すると前記各第1マニュアルリフト信号を下
降用の第1リフト信号および上昇用の第1リフト信号の
いずれかに変換して第1リフト手段6に送給するため第
1リフト手段6のモータを正回転および逆回転のいずれ
かに駆動させるとともに、第1リフト手段6のモータが
駆動された際に回転した数を予め定められた原点からの
第1のシートクッション21aの移動量として所定の位
置バッファに保存する。
【0027】そして、マイクロコンピュータ4aは第1
マニュアルスイッチ8から前傾用の第1マニュアルリク
ライニング信号および後傾用の第1マニュアルリクライ
ニング信号のいずれかが発生すると前記各第1マニュア
ルリクライニング信号を前傾用の第1リクライニング信
号および後傾用の第1リクライニング信号のいずれかに
変換して第1リクライニング手段7に送給するため第1
リクライニング手段7のモータを正回転および逆回転の
いずれかに駆動させるとともに、第1リクライニング手
段7のモータが駆動された際に回転した数を予め定めら
れた原点からの第1のシートバック21bの移動量とし
て所定の位置バッファに保存する。
【0028】そしてまた、マイクロコンピュータ4aは
第2マニュアルスイッチ12から前進用の第2マニュア
ルスライド信号および後退用の第2マニュアルスライド
信号のいずれかが発生すると前記各第2マニュアルスラ
イド信号を前進用の第2スライド信号および後退用の第
2スライド信号のいずれかに変換して第2スライド手段
9に送給するため第2スライド手段9のモータを正回転
および逆回転のいずれかに駆動させるとともに、第2ス
ライド手段9のモータが駆動された際に回転した数を予
め定められた原点からの第2のシートクッション22a
の移動量として所定の位置バッファに保存する。
【0029】そしてさらに、マイクロコンピュータ4a
は第2マニュアルスイッチ12から下降用の第2マニュ
アルリフト信号および上昇用の第2マニュアルリフト信
号のいずれかが発生すると前記各第2マニュアルリフト
信号を下降用の第2リフト信号および上昇用の第2リフ
ト信号に変換して第2リフト手段10に送給するため第
2リフト手段10のモータを正回転および逆回転のいず
れかに駆動させるとともに、第2リフト手段10のモー
タが駆動された際に回転した数を第2のシートクッショ
ン22aの移動量として予め定められた位置バッファに
保存する。
【0030】さらにまた、マイクロコンピュータ4aは
第2マニュアルスイッチ12から前傾用の第2マニュア
ルリクライニング信号および後傾用の第2マニュアルリ
クライニング信号が発生すると前記各第2マニュアルリ
クライニング信号を前傾用の第2リクライニング信号お
よび後傾用の第2リクライニング信号に変換して第2リ
クライニング手段11に送給するため第2リクライニン
グ手段11のモータを正回転および逆回転のいずれかに
駆動させるとともに、第2リクライニング手段11のモ
ータが駆動された際に回転した数を第2のシートバック
22bの移動量として予め定められた位置バッファに保
存する。
【0031】マイクロコンピュータ4aは乗員のオン操
作によって記憶用スイッチ2が記憶信号を発生すると、
夫々位置バッファに保存してある第1スライド手段5の
モータが駆動された際の第1のシートクッション21a
の移動量および第1リフト手段6のモータが駆動された
際の第1のシートクッション21aの移動量および第1
リクライニング手段7のモータが駆動された際の第1の
シートバック21bの移動データを記憶エリア内の所定
のアドレスに書き込むと同時に、夫々位置バッファに保
存してある第2スライド手段9のモータが駆動された際
の第2のシートクッション22aの移動量および第2リ
フト手段10のモータが駆動された際の第2のシートク
ッション22aの移動量および第2リクライニング手段
11のモータが駆動された際の第2のシートバック22
bの移動量を記憶エリア内の所定のアドレスに書き込
む。所定のアドレスに書き込まれた各移動量は記憶用ス
イッチ2が再度オン操作されることによって新たな移動
量が書き込まれると消去され、この移動量は車両のバッ
テリーが取外されなければ消去することはない。
【0032】マイクロコンピュータ4aは乗員のオン操
作によって再現用スイッチ3が再現信号を発生すると、
前記記憶エリア内に既に書き込まれている移動量に基づ
いて第1スライド手段5に前進用の第1スライド信号お
よび後退用の第1スライド信号のいずれかを送給し、第
1リフト手段6に下降用の第1リフト信号および上昇用
の第1リフト信号のいずれかを送給し、第1リクライニ
ング手段7に前傾用の第1リクライニング信号および後
傾用の第1リクライニング信号のいずれかを送給すると
同時に、第2スライド手段9に前進用の第2スライド信
号および前進用の第2スライド信号のいずれかを送給
し、第2リフト手段10に下降用の第2リフト信号およ
び上昇用の第2リフト信号のいずれかを送給し、第2リ
クライニング手段11に前傾用の第2リクライニング信
号および後傾用の第2リクライニング信号のいずれかを
送給する。
【0033】このような構造をなす電動シート制御装置
は図2に示す動作を行う。
【0034】第1のシート21の第1のシートクッショ
ン21aに座った乗員によって時刻Aにおいて第1のシ
ートクッション21aの側部にある第1マニュアルスイ
ッチ8のスライドスイッチが後退側にオン操作され、第
1マニュアルスイッチ8のリフトスイッチが上昇側にオ
ン操作され、第1マニュアルスイッチ8のリクライニン
グスイッチが後傾側にオン操作されると、コントローラ
4から第1スライド手段5に後退用のスライド信号が送
給されるので第1のシートクッション21aが最前位置
a1と最後位置b1とのあいだの任意位置までスライド
移動され、コントローラ4から第1リフト手段6に上昇
用のリフト信号が送給されるので第1のシートクッショ
ン21aが最下位置c1と最上位置d1とのあいだの任
意位置までリフト移動され、コントローラ4から第1の
リクライニング手段7に後傾用のリクライニング信号が
送給されるので第1のシートバック21bが最前傾位置
e1と最後傾位置f1とのあいだの任意位置までリクラ
イニング移動される。このとき、コントローラ4のマイ
クロコンピュータ4aは原点からの第1のシートクッシ
ョン21aのスライド移動量およびリフト移動量と第1
のシートバック21bのリクライニング移動量を第1の
位置バッファに保存している。
【0035】時刻Aの以後の時刻Bにおいて第2のシー
ト22の第2のシートクッション22aに座った乗員に
よって第2のシートクッション22aの側部にある第2
マニュアルスイッチ12のスライドスイッチが後退側に
オン操作され、第2マニュアルスイッチ12のリフトス
イッチが上昇側にオン操作され、第2マニュアルスイッ
チ12のリクライニングスイッチが後傾側にオン操作さ
れると、コントローラ4から第2スライド手段9に後退
用のスライド信号が送給されるので第2のシートクッシ
ョン22aが最前位置a2と最後位置b2とのあいだの
任意位置までスライド移動され、コントローラ4から第
2リフト手段10に上昇用のリフト信号が送給されるの
で第2のシートクッション22aが最下位置c2と最上
位置d2とのあいだの任意位置までリフト移動され、コ
ントローラ4から第2のリクライニング手段11に後傾
用のリクライニング信号が送給されるので第2のシート
バック22bが最前傾位置e2と最後傾位置f2とのあ
いだの任意位置までリクライニング移動される。このと
き、コントローラ4のマイクロコンピュータ4aは原点
からの第2のシートクッション22aのスライド移動量
およびリフト移動量と第2のシートバック22bのリク
ライニング移動量を第1の位置バッファに保存してい
る。
【0036】時刻Bの以後の時刻Cにおいて第1のシー
ト21の第1のシートクッション21aに座っている乗
員によって記憶用スイッチ2がオン操作されると記憶信
号が発生されるため、コントローラ4のマイクロコンピ
ュータ4aは位置バッファに保存している第1のシート
クッション21aのスライド移動量およびリフト移動量
と第1のシートバック21bのリクライニング移動量な
らびに第2のシートクッション22aのスライド移動量
およびリフト移動量と第2のシートバック22bのリク
ライニング移動量を記憶エリア内の所定のアドレスに同
時に書き込む。
【0037】その後、第1マニュアルスイッチ8がオン
操作されることによって記憶スイッチ2がオン操作され
たときの位置とは異なる位置に第1のシートクッション
21aがスライド移動され、第1のシートクッション2
1aがリフト移動され、第1のシートバック21bがリ
クライニング移動され、第2マニュアルスイッチ12が
オン操作されることによって記憶スイッチ2がオン操作
されたときの位置とは異なる位置に第2のシートクッシ
ョン22aがスライド移動され、第2のシートクッショ
ン22aがリフト移動され、第2のシートバック22b
がリクライニング移動されると、コントローラ4のマイ
クロコンピュータ4aは第1のシートクッション21a
のスライド移動量およびリフト移動量と第1のシートバ
ック21bのリクライニング移動量を第2の位置バッフ
ァに保存するとともに第2のシートクッション22aの
スライド移動量およびリフト移動量と第2のシートバッ
ク22bのリクライニング移動量を第2の位置バッファ
に保存する。
【0038】そして、時刻Dにおいて、第1のシート2
1の第1のシートクッション21aに座っている乗員に
よって再現用スイッチ3がオン操作されると再現信号が
発生されるため、コントローラ4のマイクロコンピュー
タ4aは記憶エリア内の所定のアドレスに書き込まれて
いる第1のシートクッション21aのスライド移動量お
よびリフト移動量と第1のシートバック21bのリクラ
イニング移動量ならびに第2のシートクッション22a
のスライド移動量およびリフト移動量と第2のシートバ
ック22bのリクライニング移動量を同時に呼び出して
第2の位置バッファに既に保存されている第1のシート
クッション21aのスライド移動量およびリフト移動量
と第1のシートバック21bのリクライニング移動量を
第2の位置バッファに保存するとともに第2のシートク
ッション22aのスライド移動量およびリフト移動量と
第2のシートバック22bのリクライニング移動量との
あいだでの演算処理を行う。この演算処理によってその
ときの第1のシート21および第2のシート22の各部
の移動位置から既に記憶されている第1のシート21お
よび第2のシート22の各部の移動位置までの偏差が算
出されるため、マイクロコンピュータ4aは前記偏差に
基づいて第1スライド手段5に前進用の第1スライド信
号および後退用の第1スライド信号のいずれかを送給
し、第1リフト手段6に下降用の第1リフト信号および
上昇用の第1リフト信号のいずれかを送給し、第1リク
ライニング手段7に前傾用の第1リクライニング信号お
よび後傾用の第1リクライニング信号のいずれかを送給
すると同時に、第2スライド手段9に前進用の第2スラ
イド信号および後退用の第2スライド信号のいずれかを
送給し、第2リフト手段10に下降用の第2リフト信号
および上昇用の第2リフト信号のいずれかを送給し、第
2リクライニング手段11に前傾用の第2リクライニン
グ信号および後傾用の第2リクライニング信号のいずれ
かを送給する。
【0039】これによって、第1のシート21は記憶ス
イッチ2がオン操作されたときの位置に第1のシートク
ッション21aがスライド移動され且つ第1のシートク
ッション21aがリフト移動され且つ第1のシートバッ
ク21bがリクライニング移動され、第2シート22も
記憶スイッチ2がオン操作されたときの位置に第2のシ
ートクッション22aがスライド移動され且つ第2のシ
ートクッション22aがリフト移動され且つ第2のシー
トバック22bがリクライニング移動されて第1のシー
ト21の記憶位置および第2の記憶位置を同時に再現す
るものとなる。
【0040】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明に係
わる電動シート制御装置は、上記した構成としたことか
ら、乗員により単一の記憶用スイッチがオン操作される
ことによって一方のシートの各部の移動位置と他方のシ
ートの移動位置を同時に記憶し、乗員により単一の再現
用スイッチがオン操作されることによって一方のシート
の各部の移動位置と他方のシートの移動位置を同時に再
現するため、各シート毎に記憶操作と再現操作とを行っ
ていたものと比較して操作回数は一回で済むものとなる
ので、記憶操作および再現操作を簡略化させることがで
きるという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる電動シート制御装置の一実施
例のブロック構成図である。
【図2】図1に示した電動シート制御装置の時間を追っ
た動作説明図である。
【符号の説明】
1 電動シート制御装置 2 記憶用スイッチ 3 再現用スイッチ 4 コントローラ 21 第1のシート 22 第1のシート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗員によりオン操作されて記憶信号を発
    生する単一の記憶用スイッチと、 乗員によりオン操作されて再現信号を発生する単一の再
    現用スイッチと、 記憶用スイッチから記憶信号が発生すると乗員により移
    動された第1のシートの各部の移動位置および乗員によ
    り移動された第2のシートの各部の移動位置を同時に記
    憶可能とし、且つ再現用スイッチから再現信号が発生す
    ると記憶した第1のシートの各部の移動位置および第2
    のシートの各部の移動位置を同時に再現可能とする単一
    のコントローラをそなえていることを特徴とする電動シ
    ート制御装置。
  2. 【請求項2】 第1のシートは乗員の腰掛けとなる第1
    のシートクッションと前記第1のシートクッションに下
    端側が回動可能に取付けられて乗員の背もたれとなる第
    1のシートバックをそなえ、且つ第2のシートは乗員の
    腰掛けとなる第2のシートクッションと前記第2のシー
    トクッションに下端側が回動可能に取付けられて乗員の
    背もたれとなる第2のシートバックをそなえ、第1スラ
    イド信号により前記第1のシートクッションを最前位置
    と最後位置とのあいだでスライド移動させる第1スライ
    ド手段と、第1リクライニング信号により前記第1のシ
    ートバックを最前傾位置と最後傾位置とのあいだでリク
    ライニング移動させる第1リクライニング手段と、第1
    リフト信号により第1のシートクッションを最下位置と
    最上位置とのあいだでリフト移動させる第1リフト手段
    と、第2スライド信号により前記第2のシートクッショ
    ンを最前位置と最後位置とのあいだでスライド移動させ
    る第2スライド手段と、第2リクライニング信号により
    前記第2のシートバックを最前傾位置と最後傾位置との
    あいだでリクライニング移動させる第2リクライニング
    手段と、第2リフト信号により第2のシートクッション
    を最下位置と最上位置とのあいだでリフト移動させる第
    2リフト手段をそなえ、コントローラは、記憶用スイッ
    チから記憶信号が発生すると、第1スライド信号と第1
    リクライニング信号と第1リフト信号と第2スライド信
    号と第2リクライニング信号と第2リフト信号とに基づ
    いて各シートクッションおよび各シートバックの移動量
    を記憶し、且つ再現用スイッチから再現信号が発生する
    と、記憶している各シートクッションおよび各シートバ
    ックの移動量に基づいて第1スライド信号と第1リクラ
    イニング信号と第1リフト信号と第2スライド信号と第
    2リクライニング信号と第2リフト信号を発生する請求
    項1に記載の電動シート制御装置。
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