JPH0713235Y2 - 光素子デバイス - Google Patents

光素子デバイス

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JPH0713235Y2
JPH0713235Y2 JP1988058461U JP5846188U JPH0713235Y2 JP H0713235 Y2 JPH0713235 Y2 JP H0713235Y2 JP 1988058461 U JP1988058461 U JP 1988058461U JP 5846188 U JP5846188 U JP 5846188U JP H0713235 Y2 JPH0713235 Y2 JP H0713235Y2
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JP
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optical
optical element
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light emitting
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JP1988058461U
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JPH01160863U (ja
Inventor
賢司 高橋
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アンプ インコーポレーテッド
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は光素子がハウジング内に収納されてなる光素子
デバイスに関し、特に詳細には光素子をハウジングに対
して良好に固定しうる手段を備えた光素子デバイスに関
するものである。
(従来の技術) 従来より発光ダイオード等の発光素子またはフォトセン
サー等の受光素子に端子が接続されてなる光部材(ここ
では、受光部材および発光部材を総称して光部材とい
う)をハウジング内に挿入して、該ハウジング内に光素
子(ここでは、発光素子および受光素子を総称して光素
子という)を保持せしめる光素子デバイスが知られてい
る。この光素子デバイスは、光素子をハウジング内に収
納するとともに、端子の先端をハウジングから突出さ
せ、この突出した先端をプリント基板に接合させるもの
である。光素子デバイスとプリント基板は、プリント基
板を貫通した端子の先端をプリント基板の裏側でハンダ
付けすることにより、互いに固定される。
ところで、光素子デバイスは、上記プリント基板に固定
される前に上記光部材とハウジングとの間にガタつきが
生じることがないように両部材を強固に固定する必要が
ある。そこで従来は、予めハウジング側に接着剤を塗布
しておき、その後ハウジングに光素子を接着することに
より、ハウジングと光素子の固定が行なわれていた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、接着剤による光素子とハウジングの固定
は、接着剤によって光素子のアノード端子とカソード端
子が短絡することにより漏れ電流が発生する場合があ
る、接着剤の管理が面倒であるためデバイスの製造コス
ト上昇を招きやすい、接着剤の塗布工程のためにデバイ
スの製造を自動化することが困難である、接着剤の塗布
状態のムラによりデバイスの品質が不安定になりやす
い、といった種々の問題点を有していた。
本考案は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、接
着剤を用いることなく光部材をハウジングに対して固定
することができる光素子デバイスを提供することを目的
とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、光素子に端子が接続されてなる光部材、該光
部材を装着したハウジングおよび該ハウジングに配置さ
れる固定部材を具え、前記光素子に接続された端子の一
端を前記ハウジングから突出させた状態で前記固定部材
により前記ハウジングが前記基板に固定される光素子デ
バイスにおいて、前記固定部材は、金属板から打抜き形
成され前記光素子を押圧保持する平板部と、前記ハウジ
ングと相互に係合する第1の脚部と、前記基板の孔部に
挿入されて前記基板にはんだ付けされる第2の脚部とを
一体的に有することを特徴とする。
(実施例) 以下、図面を参照して本考案の実施例について説明す
る。
第1A図および第1B図は本考案の一実施例による光素子デ
バイスを互いに異なった方向から見た分解斜視図であ
る。
本光素子デバイスは、合成樹脂製のハウジング10内に光
部材20が装着された後、金属等からなる固定部材30によ
り、光部材20とハウジング10が固定されたものである。
上記光部材20は、例えば発光ダイオード等の発光素子21
と、この発光素子に接続された一対のL字型の端子22A,
22Bとからなっており、ハウジング10には、上記端子22
A,22Bをそれぞれ上方から進入させうる2つの溝部11
と、発光素子21を受容しうる受容部12が形成されてい
る。また受容部12の前方には横方向に貫通した孔部13が
形成されており、光部材20はハウジング10内に保持され
た際に、発光素子21の前面がこの孔部13と対向し、発光
素子から発せられる光はこの孔部13を通って前方に射出
される。光部材20は、前記端子22A,22Bが溝部11に沿っ
て下降することにより、ハウジング10内に進入し、発光
素子21が前記受容部12に受容され、端子22A,22Bがハウ
ジングの下方に突出した状態でハウジング10内に保持さ
れる。
光部材20のハウジング10への装着が完了すると、前記固
定部材30がハウジング10に取り付けられ、この固定部材
30により、光部材20がハウジング10に対して固定され
る。固定部材30は、上方が幅広であり下方が幅狭の2つ
の脚部31A,31Bと、これらの脚部31A,31Bを連結する平板
部32からなっており、ハウジング10には、上記脚部31A,
31Bに対応した係止部である2つの貫通孔14が形成され
ている。なお、本実施例における脚部31A,31Bは、固定
部材をハウジングに固定する前述した第1の脚部の機能
と、デバイス全体を後述するプリント基板に固定する前
述した第2の脚部の機能を併せ持つものである。上記貫
通孔14の幅は脚部31A,31Bの幅広部分の幅と略等しくな
っており、固定部材30は脚部31A,31Bをそれぞれ貫通孔1
4に圧入させつつ上方からハウジング10に係合し、取付
位置において、脚部31A,31Bの先端をハウジング10の下
方に突出させるとともに、平板部32によって発光素子21
の上側を押え、発光素子21が上方へ抜けることを防止す
る。光部材20は、ハウジング10の前記溝部11や受容部12
によりその横方向の位置は規制されているので、上方か
らこのような固定部材30により押圧されることにより、
ハウジング10内に確実に固定される。
このようにハウジング10と、光部材20と、固定部材30が
一体化された光素子デバイスは、第2図の斜視図、第3
図の側面図に示すように、プリント基板40上に固定され
る。プリント基板40には予め端子22A,22B、および脚部3
1A,31Bに対応して孔部が形成されており、端子22A,22
B、脚部31A,31Bはプリント基板40を貫通してプリント基
板40の裏面においてハンダ41により固定される。なお、
端子22A,22Bはハンダ付けをされる前に、予め、ハンダ
付けに適した長さに切り揃えられる。
このように本実施例の光素子デバイスは、ハウジングに
対する光部材の固定を、接着剤を用いることなく固定部
材により行なうようにしたので、接着剤による漏電、接
着剤の塗布ムラによる品質のバラつきを防ぐことがで
き、また製造の自動化も容易となる。
次に第4図および第5図を参照して本考案の他の実施例
について説明する。
図示の光素子デバイスは、基板140と垂直な方向(上
方)に光を射出するものであり、第4図に示すように縦
長のハウジング110に、光部材120と固定部材140を組合
わせてなるものである。第5図は、上記光部材120と固
定部材130のみをそれぞれ取り出して示したものであ
る。本実施例の光部材120は、発光素子121から直線状に
延びた2本の端子122A,122Bを有しており、これらの端
子の先端はプリント基板140の裏面においてハンダ付け
される。一方、固定部材130は、ハウジング110内に組み
入れられた光部材120の発光素子121を側方から押圧して
ハウジング内に固定する平板部132を有し、この平板部1
32からは互いに直交する方向に第1の脚部133A,133Bと
第2の脚部134A,134Bが植設されている。第1の脚部133
A,133Bは、ハウジング110に水平方向に形成された一対
の貫通孔(図示せず)に挿入されて、その先端をハウジ
ング外方に突出させた後、突出した先端をハウジング内
壁面に沿って適宜折り曲げられる。これらの第1の脚部
133A,133Bにより、固定部材130は、光部材120をハウジ
ング110内の所定の位置に固定する保持位置に位置決め
される。一方、第2の脚部134A,134Bは前記端子122A,12
2Bと平行な方向に延び、プリント基板140を貫通して基
板裏面においてハンダ付けされる。従って本光素子デバ
イスは、第2の脚部134A,134Bと端子122A,122Bとにより
プリント基板140上に強固に固定される。
なお、上述したいずれの実施例においても、ハウジング
に形成される第1の脚部との係止部は、上述した貫通孔
に限られるものではなく、例えばハウジングの側壁に係
止溝を形成して係止部としてもよい。
なお、本考案の光素子デバイスは、第6図に示すように
ハウジング210内に複数の光部材220を保持するものであ
ってもよい。その場合には、各光部材220に対してそれ
ぞれ前述した固定部材を設けてもよいが、第6図に示す
ように各光部材を一体的に固定しうる固定部材230を取
り付けるようにすれば、部品の点数を減少させることが
できるので好ましい。また上述した実施例においては光
素子として発光素子を用いたが、この発光素子を受光素
子に置きかえてもよいことは言うまでもない。
(考案の効果) 本発明の固定部材は、金属板から打抜き形成され光素子
を押圧保持する平板部と、ハウジングと係合する第1の
脚部と、基板の孔部に挿入されてはんだ付けされる第2
の脚部と、を一体的に有しているので次の効果を奏す
る。
即ち、少ない部品点数でハウジングを基板に強固に取り
付けることができる。組立工数が少なく、端子に無理な
力が加わらない。
【図面の簡単な説明】
第1A図、第1B図は本考案の第1の実施例による光素子デ
バイスの分解斜視図、 第2図および第3図は、プリント基板上に取り付けられ
た上記光素子デバイスの斜視図および側面図、 第4図は、プリント基板上に取り付けられた本考案の第
2の実施例による光素子デバイスの斜視図、 第5図は第2の実施例における固定部材と光部材の斜視
図、 第6図はプリント基板上に取り付けられた本考案の第3
の実施例による光素子デバイスの斜視図である。 10,110,210…ハウジング、20,120,220…光部材 21,121…光素子、22A,22B,122A,122B…端子 30,130,230…固定部材、32,132…平板部 40…基板、133A,133B…第1の脚部 134A,134B…第2の脚部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】光素子に端子が接続されてなる光部材、該
    光部材を装着したハウジングおよび該ハウジングに配置
    される固定部材を具え、前記光素子に接続された端子の
    一端を前記ハウジングから突出させた状態で前記固定部
    材により前記ハウジングが前記基板に固定される光素子
    デバイスにおいて、 前記固定部材は、金属板から打抜き形成され前記光素子
    を押圧保持する平板部と、前記ハウジングと相互に係合
    する第1の脚部と、前記基板の孔部に挿入されて前記基
    板にはんだ付けされる第2の脚部とを一体的に有するこ
    とを特徴とする光素子デバイス。
JP1988058461U 1988-04-29 1988-04-29 光素子デバイス Expired - Lifetime JPH0713235Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988058461U JPH0713235Y2 (ja) 1988-04-29 1988-04-29 光素子デバイス

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JP1988058461U JPH0713235Y2 (ja) 1988-04-29 1988-04-29 光素子デバイス

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Publication Number Publication Date
JPH01160863U JPH01160863U (ja) 1989-11-08
JPH0713235Y2 true JPH0713235Y2 (ja) 1995-03-29

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ID=31284268

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51155072U (ja) * 1975-06-04 1976-12-10

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JPH01160863U (ja) 1989-11-08

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