JPH0713231A - カメラのストロボシステム - Google Patents

カメラのストロボシステム

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JPH0713231A
JPH0713231A JP14746493A JP14746493A JPH0713231A JP H0713231 A JPH0713231 A JP H0713231A JP 14746493 A JP14746493 A JP 14746493A JP 14746493 A JP14746493 A JP 14746493A JP H0713231 A JPH0713231 A JP H0713231A
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JP
Japan
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signal
irradiation
angle
strobe
distance
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Application number
JP14746493A
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English (en)
Inventor
Yoshihiko Konno
吉彦 今野
Shigeki Sato
佐藤  茂樹
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH0713231A publication Critical patent/JPH0713231A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ストロボの照射方向を撮影者の意図する被写
体に自動的に向けることができるカメラのストロボシス
テムを提供することを目的とする。 【構成】 ストロボの照射方向(光軸)をカメラ本体か
らの制御信号により作動するアクチュエータで2軸制御
し、ストロボの照射方向を左右方向及び上下方向の任意
の方向に向けることができるようにする。ストロボを照
射すべき被写体は、カメラ本体のファインダー内で選択
し、選択した位置やその被写体の距離等に基づいてスト
ロボの上下左右方向の照射方向を設定する。また、被写
体の距離情報、撮影レンズの焦点距離情報、選択した照
射エリアの情報等により、ストロボ照射のパララックス
補正、配光角の設定、照射方向の設定を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラに用いられるス
トロボシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラに用いられるストロボ発光
方向(ストロボの光軸)を手動で任意に設定可能な装置
が広く用いられている。
【0003】従来この種のストロボを用いて、ストロボ
の配光角を撮影画角より絞り込みスポット照明効果を得
る撮影手法が知られている。
【0004】このスポット照明効果を撮影範囲の任意の
位置で実現するには、撮影範囲のどの場所を照明するか
の設定の為にストロボの光軸を上下・左右に手動で傾け
る設定を行っていた。
【0005】また、特に近距離で顕著となるストロボの
発光方向と撮影レンズ光軸とのズレであるパララックス
を補正する必要から、特開昭57−122423号公報
では、測距手段から得られる距離情報に基づいてストロ
ボの光軸を上下に傾ける事で被写体位置での撮影レンズ
光軸とストロボの光軸を一致させる技術が開示されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記、従来例ではカメ
ラ本体からの信号で配光角は制御できたが、発光方向を
自動制御する事は出来なかったのでスポット照明効果を
得ようとすると狙った位置にスポット光を当てる為にス
トロボの発光方向を手動で微調整する必要があった。
【0007】また、特開昭57−122423号公報の
技術では、パララックス補正は自動で行う事が可能であ
るが、左右方向への自動設定を行う事は出来なかった
為、スポット照明効果には適用する事は出来なかった。
【0008】
【課題を解決するための手段(及び作用)】本発明によ
れば、カメラに装着または内蔵されるストロボシステム
において、カメラ本体からの信号によりストロボ光照射
の光軸の上下角と左右角の両方を自動移動可能とする照
射方向設定手段を設けたことにより、ストロボの発光方
向の自動設定を可能としたものである。
【0009】また、上記に加え、さらにカメラ本体から
の信号によりストロボ光照射の配光角を自動設定可能と
する照射角設定手段を設けたことにより、発光方向と配
光角の自動設定を可能としたものである。
【0010】さらに、被写体迄の距離を測定し距離信号
を出力する測距手段と、ストロボの発光位置と撮影レン
ズ光軸との位置関係を示すパララックス情報信号を出力
するパララックス情報出力手段と、レンズの焦点距離を
検出し焦点距離情報を出力する焦点距離検出手段と、前
記距離信号と前記パララックス情報信号に基づきパララ
ックス補正信号を出力するパララックス算出手段と、前
記距離信号と前記焦点距離信号に基づき画角信号を出力
する画角計算手段と、前記撮影範囲のどの位置をストロ
ボ光の中心照射位置とするか指示する照射位置指示信号
を出力する照射位置指示手段と、前記照射位置指示信号
と前記画角信号と前記パララックス補正信号に基づき、
ストロボの発光部の光軸方向の向きを計算し、照射方向
設定信号として出力する照射方向計算手段を有し、前記
照射方向設定信号に基づき前記照射方向設定手段を用い
てストロボ光照射の光軸の上下角と左右角を自動設定す
る事により、発光方向コントロールの自動化を達成する
事が出来るようにしたものである。
【0011】さらに、被写体迄の距離を測定し距離信号
を出力する測距手段と、ストロボの発光位置と撮影レン
ズ光軸との位置関係を示すパララックス情報信号を出力
するパララックス情報出力手段と、レンズの焦点距離を
検出し焦点距離情報を出力する焦点距離検出手段と、前
記距離信号と前記パララックス情報信号に基づきパララ
ックス補正信号を出力するパララックス算出手段と、前
記距離信号と前記焦点距離信号に基づき画角信号を出力
する画角計算手段と、前記撮影範囲のどの位置をストロ
ボ光の中心照射位置とするか指示する照射位置指示信号
を出力する照射位置指示手段と、前記照射位置指示信号
と前記画角信号と前記パララックス補正信号に基づき、
ストロボの発光部の光軸方向の向きを計算し、照射方向
設定信号として出力する照射方向計算手段と、前記中心
照射位置を中心としたどの範囲にストロボ光を配光する
かを指示する照射角指示信号を出力する照射角指示手段
と、前記照射角指示信号と前記画角信号と前記距離信号
に基づき、ストロボの照射角を計算し、照射角設定信号
として出力する照射角計算手段を有し、前記照射方向設
定信号に基づき前記照射方向設定手段を用いてストロボ
光照射の光軸の上下角と左右角を自動設定し、前記照射
角設定信号に基づき前記照射角設定手段を用いてストロ
ボ光照射の配光を自動設定する事により、距離に応じた
配光角も得られるスポット照明効果の自動設定とスポッ
ト照明位置の自動設定を可能としたものである。
【0012】
【実施例】図1は本発明のストロボシステムの一実施例
の基本部分のコントロール関係を示すブロック図であ
る。
【0013】図1に於いて、1は被写体までの距離を測
定する為の測距手段で、測距手段1は距離信号2を出力
する。3は使用中のレンズの焦点距離信号4を出力する
焦点距離検出手段である。5は照射位置指示手段で、照
射位置指示手段5は撮影範囲のどの位置を中心としてス
トロボを照射するかを指示する為の照射位置指示信号6
を出力する。7は照射角指示手段で、照射角指示手段7
は前記照射位置指示手段5により決定された照射位置を
中心としたどれだけの範囲にストロボ光を照射するかを
指示する為の照射角指示信号8を出力する。9はパララ
ックス情報出力手段で、ストロボの発光位置の撮影レン
ズ光軸からのズレ量に関する情報をパララックス情報信
号10として出力する。11はパララックス算出手段
で、前記距離信号2と前記パララックス情報信号10に
基づきパララックス補正信号12を出力する。13は画
角計算手段で、前記焦点距離信号4と前記距離信号2よ
り実際焦点距離を算出し、この実際焦点距離に基づき撮
影画角を計算して画角信号14として出力する。15は
照射方向計算手段で、前記照射位置指示信号6、前記パ
ララックス補正信号12、前記画角信号14より、スト
ロボの照射方向を計算して照射方向設定信号16として
出力する。17は照射角計算手段で、前記距離信号2、
前記照射角指示信号8、前記画角信号14より、ストロ
ボの照射角を計算して照射角設定信号18として出力す
る。19は照射方向設定手段で、前記照射方向設定信号
16に基づきストロボの照射方向(光軸)を上下・左右
に傾斜させる。上下・左右への傾斜はストロボ内に設け
られた駆動手段により行われる。20は照射角設定手段
で、前記照射角設定信号18に基づきストロボの照射角
を設定する。ストロボの照射角設定はストロボ内の駆動
手段により行われる。
【0014】図2、図3は本発明の実施例の動作を示す
図面で、本実施例はオートフォーカス一眼レフカメラの
アクセサリーシューにストロボ装置を装着してシステム
を構成した例である。図2はシステムの側面図、図3は
システムの上面図に対応している。
【0015】図に於いて51は撮影レンズ、52はメイ
ンミラー、53はサブミラー、54は距離測定装置であ
る。
【0016】距離測定時は、撮影レンズ51により集光
された光束の一部がメインミラーの一部を透過し、サブ
ミラー53により距離測定装置54に導かれ距離測定が
行われ、距離信号が出力される。ここで得られる距離信
号が図1の距離信号に対応している。
【0017】本測距機構は、従来より用いられているオ
ートフォーカス機構である。従って、距離測定装置54
にて測定される値はデフォーカス量で、絶対距離の算出
には合焦時のフォーカスレンズの絶対位置により行って
いる。実際の合焦動作はデフォーカス量とレンズ固有の
パラメータから撮影レンズ51中のフォーカスレンズ群
を不図示のフォーカス駆動機構により駆動する事で行わ
れるが、詳細な説明は本発明の主旨とは離れる為省略す
る。
【0018】55は撮影レンズ51の焦点距離をカメラ
側に伝達する為の焦点距離検出手段で、図1の焦点距離
検出手段3に対応している。焦点距離検出手段55は、
撮影レンズ51が単焦点レンズであれば固定データが、
ズームレンズであればズームエンコーダーにより検出さ
れるズーム位置に応じたデータが焦点距離信号として出
力される。ここで得られる焦点距離信号が図1の焦点距
離信号4に対応している。
【0019】56はフォーカシングスクリーンでフォー
カシングスクリーン56には透過型液晶パネル57が一
体的に設けられ、各種情報の表示に用いられている。5
8はコンデンサレンズ、59はペンタプリズム、60は
接眼レンズである。
【0020】上記構成により、撮影レンズ51を通った
光束はフォーカシングスクリーン56上に結像し、コン
デンサレンズ58、ペンタプリズム59、接眼レンズ6
0を通して、ファインダー像として観察される。
【0021】61はカメラのアクセサリーシューに着脱
自在に装着されるストロボ装置で、アクセサリーシュー
に設けられた電気接点の接続によりカメラ本体と通信を
行うように構成され、カメラ側からの命令によりストロ
ボの照射方向(光軸)を上下・左右に変更出来るととも
に、照射角の設定も可能となっている。
【0022】65は照射エリア選択スイッチで、照射エ
リア選択スイッチ65を押すと巡回的に照射エリアが選
択され、前述の透過型液晶パネル57に照射エリアがグ
ラフィック表示される。
【0023】66は照射範囲設定スイッチで、照射範囲
設定スイッチ66を押すと巡回的に照射範囲が変更さ
れ、前述のグラフィック表示の大きさが変更される。
【0024】図4は、上記構成によるファインダー表示
を示した図である。
【0025】図4に於いて、71〜75はAFの測距点
を表しており、測距点の表示も前記透過型液晶パネル5
7にて表示される。本実施例は、5カ所の測距点を持っ
ている多点測距AFで構成されているが、多点測距は従
来技術により実現されるので詳細な説明は省略する。
【0026】76〜90が照射エリア表示グラフィック
を表しており、前述の照射エリア選択スイッチ65によ
り、巡回的にどれか一つが表示され、被写体のどのエリ
アを中心として発光を行うかが選択される。
【0027】また照射エリア表示グラフィック76〜9
0は表示される大きさが前述の照射範囲設定スイッチに
より巡回的に変更され、被写体に対するストロボの照射
範囲を表示する。
【0028】本実施例とは別に、選択された照射エリア
を中心とした照射角はズームに連動し変化させるのみ
で、ファインダー中の像に占める割合が常時一定となる
ように構成する事も、もちろん可能である。また、上記
選択を多点測距の測距エリア選択と連動して行うことも
可能である。
【0029】本実施例では、測距エリアの数より、選択
できるストロボ照射エリアの数の方が多い場合で、選択
された照射エリアと近接した測距エリアを用いている。
【0030】図5、図6にストロボ61の主要部分の構
成を示す。
【0031】図5、図6に於いて、100はカメラのア
クセサリーシューと結合する取り付け脚、101はスト
ロボ本体、102はスイング部、103はティルト部、
104は発光部である。
【0032】ストロボ本体101内にはステッピングモ
ーターであるスイングモーター105が内蔵され、スイ
ングモーター105の出力ギア106が前記スイング部
102に設けられた大ギア107と噛合っている。
【0033】本構成により、スイングモーター105が
回転すると、出力ギア106→大ギア107と動力が伝
達され、スイング部102とティルト部103は図5に
示すごとくスイングモーター105の回転に応じて左右
に回転し、ストロボの発光部104の光軸の左右方向角
が決定される。
【0034】スイング部102内にはステッピングモー
ターであるティルトモーター108が内蔵され、ティル
トモーター108の出力ギア109が前記ティルト部1
03に設けられた大ギア110と噛合っている。
【0035】本構成により、ティルトモーター108が
回転すると、出力ギア109→大ギア110と動力が伝
達され、ティルト部103は図4に示すごとくティルト
モーター108の回転に応じて上下に回転し、ストロボ
の発光部104の上下方向角が決定される。
【0036】111はティルト部103に内蔵されたス
テッピングモータであるところの照射角設定モーター
で、照射角設定モータには出力ギア112が設けられ、
出力ギア112が発光部104と一体的に設けられてい
るラックギア113と噛合っている。
【0037】照射角設定モーター111が回転すると、
出力ギア112→ラックギア113と動力が伝達され、
発光部104が発光部104の光軸方向に進退する事で
フレネルレンズ114との間隔を変化させる事で照射角
が変化する。
【0038】また、さらに広範囲な照射角設定を得る為
には、フレネルレンズ114の前後いずれかに集光レン
ズもしくは拡散板を挿入する事で得られる。
【0039】本構成に於いてはスイングモーター10
5、ティルトモーター108、照射角設定モーター11
1にステッピングモーターを使用し、位置決定を行って
いるが、エンコーダーにより位置検出を行っても良く、
DCモーター等他のアクチュエーターを用いる事も可能
である事は言うまでもない。
【0040】115はコントロール回路で、カメラ本体
と通信を行い前述したスイングモーター105、ティル
トモーター108、照射角設定モーター111をコント
ロールするとともに、発光部104の発光タイミング・
発光量のコントロールを行っている。
【0041】次に上記構成によるストロボシステムの動
作について説明する。
【0042】まず、図1で照射位置指示手段5から照射
位置指示信号6が出力される。これは、図2中の照射エ
リア選択スイッチ65により照射エリア選択が行われる
ことに対応する。
【0043】次に、図1の照射角指示手段7から照射角
指示信号8が出力される。これは図2中の照射範囲設定
スイッチ66により照射範囲が設定されることに対応し
ている。
【0044】便宜的に図4の照射エリア77の位置が選
択された場合で説明するが、他のエリアが選択された時
にも同様の動作が可能である。
【0045】照射エリア77が選択されると、照射エリ
ア77のグラフィック照射範囲設定スイッチ66により
設定された大きさに表示される。
【0046】その後、照射エリア77に近接した測距点
であるAF測距点74により測距が行われ、合焦動作の
後、距離信号が得られる。上記動作はカメラマイコン9
1中のプログラムで実現されている。
【0047】この合焦動作が図1による測距手段1によ
る測距により得られる距離信号2に対応する。
【0048】上記動作により、ストロボの照射位置に対
応した測距データ(もしくは、近接位置の測距データ)
を得ることができる。
【0049】次に、焦点距離検出手段3から得られる焦
点距離信号4と前述の距離信号2を基にして画角計算手
段13により撮影画角が計算され、画角信号14として
出力される。図2に於いては、この演算はカメラマイコ
ン91中で行われる。
【0050】また、図1のパララックス情報出力手段9
(ストロボのコントロール回路115に対応)からパラ
ラックス情報信号10がパララックス算出手段11(カ
メラ側マイコン91で処理)に伝達され、前述の距離信
号2を加味したパララックス補正信号12が得られる。
【0051】以上で得られたパララックス補正信号1
2、画角信号14、照射位置指示信号6を用いてストロ
ボの照射方向(上下方向角及び左右方向角)が照射方向
計算手段15で計算され照射方向設定信号16として出
力される。
【0052】図2、図4において、上記の処理はカメラ
マイコン91で行われ、照射方向設定信号16は照射方
向設定手段19である所のストロボのコントロール回路
115に送られる。
【0053】照射方向設定信号16を受け取ったストロ
ボのコントロール回路115はスイングモーター105
とティルトモーター108を駆動し、スイング部102
とティルト部103を照射方向設定信号16により指示
された位置に駆動し、ティルト部に内蔵された発光部1
04の光軸方向を設定位置にセットする。
【0054】次に、照射角計算手段17(図2で対応す
るのはカメラマイコン91)は画角信号14、距離信号
2、照射角指示信号8からストロボの発光角を計算し照
射角設定信号18として照射角設定手段20(図4で対
応するのはコントロール回路115)に送る。
【0055】照射角設定信号18を受け取ったコントロ
ール回路115は照射角設定モーター111を駆動し、
照射角を指示された値に設定する。このとき、照射角の
範囲が設定不可能な領域となっていたら、もっとも近い
可能領域にセットする。
【0056】上記動作により、パララックス補正を含め
た照射位置・照射範囲設定が完了するので、この後の動
作は通常のカメラと同様に行えば良い。
【0057】図7、図8は本発明の他の実施例を示した
図で、図7はシステムの側面図、図8はシステムの上面
図を表している。
【0058】この実施例は、第一の実施例のストロボシ
ステムのストロボの光軸を上下・左右方向に傾けるティ
ルト機能・スイング機能をカメラ側のアクセサリーシュ
ーにもたせた例である。
【0059】図に於いて、200はストロボ本体で、ス
トロボ本体は配光角を変更する機能のみを持った従来ス
トロボを使用する事が可能である。
【0060】201はカメラ側のアクセサリーシュー
で、ストロボ本体200に設けられた取り付け脚202
と結合する。203はベース部、204はスイング部、
205はティルト部である。
【0061】ベース部203とスイング部204は図8
の矢印aの方向に回動可能に結合し、スイング部204
はベース部203に内蔵されたモーターにより矢印aの
方向に自動回転可能となっている。
【0062】スイング部204とティルト部205は図
7の矢印bの方向に回動可能に結合し、ティルト部20
5はスイング部204に内蔵されたモータにより矢印b
の方向に自動回転可能となっている。
【0063】アクセサリーシュー201は前記ティルト
部205に一体的に設けられており、前述したように、
ベース部203に内蔵したモーターとスイング部に内蔵
されたモーターによって、矢印a・矢印b方向にそれぞ
れ自動的に方向設定可能と構成されている。
【0064】また、206はパララックス情報入力スイ
ッチで、パララックス情報を持たないストロボを取り付
けた時にはこのスイッチで取り付けたストロボのパララ
ックス情報をカメラに入力する事で、パララックス補正
の自動化に対応している。
【0065】パララックス情報を持ったストロボを取り
付けた時には、このスイッチの情報は必要とされない事
は言うまでも無い。
【0066】図7と図8の他の部分は第1の実施例と同
様であるので、同一機能の部分に同じ番号をつけてあ
る。
【0067】本構成によれば、自動ティルト・自動スイ
ング機能を持たないストロボを用いても、カメラ側の取
り付け部であるアクセサリーシュー自体に自動ティルト
・自動スイング機能をもたせているため、ストロボの照
射方向の自動設定を行う事が可能である。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、カ
メラに装着または内蔵されるストロボシステムにおい
て、カメラ本体からの信号によりストロボ光照射の光軸
の上下角と左右角の両方を自動移動可能とする照射方向
設定手段を設けたことにより、ストロボの発光方向の自
動設定を可能となる。
【0069】また、上記に加え、さらにカメラ本体から
の信号によりストロボ光照射の配光角を自動設定可能と
する照射角設定手段を設けたことにより、発光方向と配
光角の自動設定が可能となる。
【0070】さらに、発光方向コントロールの自動化を
達成出来る。
【0071】さらに、距離に応じた配光角も得られるス
ポット照明効果の自動設定とスポット照明位置の自動設
定を可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のストロボシステムの一実施例を示す基
本部分のコントロール関係を示すブロック図。
【図2】図1のシステムの側面図。
【図3】図1のシステムの上面図。
【図4】図1のシステムのファインダー表示を示した
図。
【図5】図1のシステムのストロボの主要部分の構成
図。
【図6】図5の平面図。
【図7】本発明の第2の実施例の側面図。
【図8】本発明の第2の実施例の上面図。
【符号の説明】
1…測距手段 2…距離信号 3…焦点距離検出手段 4…焦点距離信号 5…照射位置指示手段 6…照射位置指示
信号 7…照射角指示手段 8…照射角指示信
号 9…パララックス情報出力手段 10…パララック
ス情報信号 11…パララックス算出手段 12…パララック
ス補正信号 13…画角計算手段 14…画角信号 15…照射方向計算手段 16…照射方向設
定信号 17…照射角計算手段 18…照射角設定
信号 19…照射方向設定手段 20…照射角設定手
段 51…撮影レンズ 52…メインミラ
ー 53…サブミラー 54…距離測定装
置 55…焦点距離検出手段 56…フォーカシ
ングスクリーン 57…透過型液晶パネル 58…コンデンサ
レンズ 59…ペンタプリズム 60…接眼レンズ 65…照射エリア選択スイッチ 66…照射範囲設
定スイッチ 71,72,73,74,75…AFの測距点 76〜90…照射エリア表示グラフィック 100…カメラのアクセサリーシューと結合する取り付
け脚 101…ストロボ本体 102…スイング
部 103…ティルト部 104…発光部 105…スイングモーター 106…出力ギア 107…大ギア 108…ティルト
モーター 109…出力ギア 110…大ギア 111…照射角設定モーター 112…出力ギア 113…ラックギア 114…フレネル
レンズ 115…コントロール回路 200…ストロボ
本体 201…カメラ側のアクセサリーシュー 202…取り付け脚 203…ベース部 204…スイング部 205…ティルト
部 206…パララックス情報入力スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラに装着または内蔵されるストロボ
    システムにおいて、カメラ本体からの信号によりストロ
    ボ光照射の光軸の上下角と左右角の両方を自動移動可能
    とする照射方向設定手段を設けたことを特徴とするカメ
    ラのストロボシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、カメラ本体からの信
    号によりストロボ光照射の配光角を自動設定可能とする
    照射角設定手段を設けたことを特徴とするカメラのスト
    ロボシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、被写体迄の距
    離を測定し距離信号を出力する測距手段と、ストロボの
    発光位置と撮影レンズ光軸との位置関係を示すパララッ
    クス情報信号を出力するパララックス情報出力手段と、
    レンズの焦点距離を検出し焦点距離情報を出力する焦点
    距離検出手段と、前記距離信号と前記パララックス情報
    信号に基づきパララックス補正信号を出力するパララッ
    クス算出手段と、前記距離信号と前記焦点距離信号に基
    づき画角信号を出力する画角計算手段と、前記撮影範囲
    のどの位置をストロボ光の中心照射位置とするか指示す
    る照射位置指示信号を出力する照射位置指示手段と、前
    記照射位置指示信号と前記画角信号と前記パララックス
    補正信号に基づき、ストロボの発光部の光軸方向の向き
    を計算し、照射方向設定信号として出力する照射方向計
    算手段を有し、前記照射方向設定信号に基づき前記照射
    方向設定手段を用いてストロボ光照射の光軸の上下角と
    左右角を自動設定する事を特徴とするカメラのストロボ
    システム。
  4. 【請求項4】 請求項2において、被写体迄の距離を測
    定し距離信号を出力する測距手段と、ストロボの発光位
    置と撮影レンズ光軸との位置関係を示すパララックス情
    報信号を出力するパララックス情報出力手段と、レンズ
    の焦点距離を検出し焦点距離情報を出力する焦点距離検
    出手段と、前記距離信号と前記パララックス情報信号に
    基づきパララックス補正信号を出力するパララックス算
    出手段と、前記距離信号と前記焦点距離信号に基づき画
    角信号を出力する画角計算手段と、前記撮影範囲のどの
    位置をストロボ光の中心照射位置とするか指示する照射
    位置指示信号を出力する照射位置指示手段と、前記照射
    位置指示信号と前記画角信号と前記パララックス補正信
    号に基づき、ストロボの発光部の光軸方向の向きを計算
    し、照射方向設定信号として出力する照射方向計算手段
    と、前記中心照射位置を中心としたどの範囲にストロボ
    光を配光するかを指示する照射角指示信号を出力する照
    射角指示手段と、前記照射角指示信号と前記画角信号と
    前記距離信号に基づき、ストロボの照射角を計算し、照
    射角設定信号として出力する照射角計算手段を有し、前
    記照射方向設定信号に基づき前記照射方向設定手段を用
    いてストロボ光照射の光軸の上下角と左右角を自動設定
    し、前記照射角設定信号に基づき前記照射角設定手段を
    用いてストロボ光照射の配光角を自動設定する事を特徴
    とする、カメラのストロボシステム。
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