JPH0713230U - 折りたたみテーブル - Google Patents

折りたたみテーブル

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JPH0713230U
JPH0713230U JP4477993U JP4477993U JPH0713230U JP H0713230 U JPH0713230 U JP H0713230U JP 4477993 U JP4477993 U JP 4477993U JP 4477993 U JP4477993 U JP 4477993U JP H0713230 U JPH0713230 U JP H0713230U
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legs
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博則 村上
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 折りたたんだときにはきわめて狭くなって格
納や輸送に便利となり、展開すれば広いテーブルとなる
折りたたみテーブルを得ること。 【構成】 車輪によって自在に移動できる一対の中央脚
10の上部に昇降脚12を昇降自在で、上昇位置にて固
定し得るように装着する。この各昇降脚12の上端両側
に設けた左右の縦片14の上端に、左右一対の甲板1の
下部の内寄り部を回転および進退自在に連結し、この甲
板2の下部中程両側と上記中央脚10の両側とに、上記
甲板を展開したとき斜外向きとなる支持杆22の両端を
回転自在に連結する。両甲板下面の外寄りの両側には下
部中央に側脚6を有する上向きコ字形の可動枠体4の両
端を回転自在に連結し、前記左右の縦片14の下端と、
上記可動枠体4の両側中間部とに連杆20の両端を回転
自在に連結する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は折りたたみ状態で自在に移動でき、甲板を展開したときは動かず、 また、展開状態でテーブルの脚がじゃまにならない折りたたみテーブルに関する 。
【0002】
【従来の技術】
折りたたみテーブルは従来から種々のものが提案されている。例えば中央部か ら折りたためるようにした甲板の両端に折りたたみ自在の脚を設け、この各脚の 下端両側にキャスタを設けたものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような従来の折りたたみテーブルは、折りたたみ状態で移動できないも のや移動できるものなどいろいろあるが、甲板を展張してテーブルとして用いる ときもキャスタによりテーブルを支えるので、不必要なときに動いてしまうとき がある。このため、キャスタにブレーキを取付けたものがあるが、このブレーキ が有効に働かないものが多いという問題がある。 また、従来のテーブルは脚が甲板の周縁近くにあるので、着席した人の足がテ ーブルの脚に接触して不具合を感じるときがある。
【0004】 この考案の課題は上記のような従来の折りたたみテーブルの問題点を解決して 折りたたみ状態で自在に移動でき、テーブルとしての使用時には動かず、かつ脚 がじゃまにならない折りたたみテーブルを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案は車輪によって自在に移動できる一対 の中央脚の上部に昇降脚を、昇降自在で上昇位置にて固定し得るように装着し、 この各昇降脚の上端両側に設けた左右の縦片の上端には、左右一対の甲板下部の 内寄り部を回転および進退自在に連結し、上記甲板の下部中程両側と上記中央脚 の両側とに、上記甲板を水平にしたとき斜外向きとなる支持杆の両端を回転自在 に連結し、上記両甲板下面の外寄りの両側には下部中央に側脚を有する上向きコ 字形の可動枠体の両端を回転自在に連結し、前記左右の縦片の下端と、上記可動 枠体の両側中間部とに連杆の両端を回転自在に連結した構成のものを採用した。
【0006】
【作用】
テーブルとして使用する際は一対の中央脚に装着した昇降脚を上限一ぱいに上 昇させて固定し、左右の甲板を水平に展開すると、中央脚と左右の甲板とが傾斜 状の支持杆で支持され、左右の可動枠体および側脚は垂直に立って各甲板の外寄 りを支える。
【0007】 この状態から昇降枠を下降させ、左右の甲板の相対向する縁とともに下限まで 下げると左右の甲板は二つ折り状となって中央脚の両側に接近し、他の連杆と支 持杆や可動枠体と側脚などが甲板の外側に接近し、側脚は浮き上るので接地して いる中央脚の下端の車輪で移動自在となる。
【0008】
【実施例】
図に示す実施例において、1は折りたたみ自在の一対の甲板で、この両甲板1 の相対する縁の下部には、両甲板1を水平にしたとき突き合せとなる縁枠2を固 定し、この縁枠2の両端から内側に入った部分から外方に向けて、下向コ字形横 断面の左右一対の補強枠3が図5のように甲板1の下面に固定してある。
【0009】 上記各補強枠3の外端寄りには図5のように巾の広い上向きコ字形の可動枠体 4の両端を横軸5により回動自在に連結し、この両枠体4の中央下部に側脚6を 固定する。この側脚6の下端にはねじにより高さを調節できるゴム脚7を設ける 。
【0010】 10は一対の中央脚で倒立T字形であり、その下部両端にキャスタ11を設け てある。この中央脚10は角筒状であり、この中央脚10内に角形断面の昇降脚 12が摺動自在に嵌入し、この各昇降脚12の上端にT字状となるように固定し た横材13の両端に縦片14の中間部を固定し、この各縦片14の上端を図2の ように前記補強枠3内に遊嵌し、縦片14の上端両側に突出したピン15を補強 枠3の内端近くの長孔16に摺動および回転自在に嵌入し、このピン15と、補 強枠3内の係止片17の間に引ばね18を張って、ピン15を外方に引張る。
【0011】 また、上記各縦片14の下端に一端を回転自在に連結した各連杆20の他端を 前記枠体4の両側部下部寄りに回転自在に連結し、前記両中央脚10の上部寄り 外側に中央部をそれぞれ固定した各横片21の両端に支持杆22の一端を回転自 在に連結し、この各支持杆22の他端は補強枠3内に嵌入せしめて軸23により 回転自在に連結する。
【0012】 24は両中央脚10の上端近くのねじ孔にねじ込んだ固定ねじで、これが弛ん でいるときは昇降脚12は中央脚10に対して昇降自在となりねじ24を締め込 むと昇降脚12は中央脚10に固定される。
【0013】 つぎに、上記実施例の作用を説明する。図1は甲板1を展開した状態を示し、 一対の甲板1はその対向する縁枠2が密着して水平となっている。 このとき、昇降脚12は上死点にあって、その両側の連杆20が両側の可動枠 体4を外方に押して各側脚6を垂直に立てている。
【0014】 また、各支持杆22も斜上向きとなって、両甲板1の中間部を支えている。こ のとき、固定ねじ24は昇降脚12を中央脚10に固定している。 この状態で側脚6の下端のゴム脚7を接地させることにより、これがブレーキ となってテーブルは動かない。
【0015】 この状態から甲板1を折りたたむには、固定ねじ24を弛め、片方の甲板1を 折りたたみ方向に回すと昇降脚12が下降し、他方の甲板1も同調して回動する 。すなわち、図2の位置にあった昇降脚12の両側縦片14の上端のピン15が 引ばね18に抗して長孔16内を内方へ移動しつつ両甲板1を軸23を中心に回 動させつつ下方へ移動する。
【0016】 上記のように左右の甲板1が下方へ回動するに伴い左右の支持杆22が内側へ 回り、左右の連杆20も、その内端が縦片14とともに下降しながら、内方へ回 り、左右の可動枠4を上昇させつつ内側へ引き寄せ、図3のように左右の甲板1 を二つ折り状にするとともに、各可動枠体4と側脚6とを甲板1の外側にほぼ平 行に沿わせる。
【0017】 この状態では両側脚6の下端のゴム脚7は床面から浮き上り、重心が下るから 、キャスタ11を利用して安定した状態で任意の場所へ移動でき、狭い場所でも 格納できる。
【0018】 上記折りたたみ状態から左右の甲板1を展開するには折りたたみ時の逆に左右 の甲板1を左右に開きながら昇降脚12を引き上げると、左右の連杆20および 支持杆22が外方へ開き、側脚6や枠体4も外方へ移動して図1の状態となるの で、固定ねじ24により昇降脚12を固定すると最初に説明した展開状態となる 。
【0019】 なお、上記実施例は縦片14の上端のピン15を補強枠3の長孔16に遊嵌せ しめてあるが、そのかわりに短いリンクの両端を補強枠3に回転自在に連結する 場合もある。
【0020】
【効果】
この考案は上記のように折りたたんだ状態では二つ折り状となった左右の甲板 の両側に可動枠体や側脚などが沿ってきわめて狭い巾のものとなるので、格納や 輸送の際に場所をとらない。また、折りたたみ状態では甲板の突き合せ部が下降 して重心が下り、かつ丈が低くなるので安定した状態で容易に移動でき、片方の 甲板を開閉操作すると、他方の甲板も同調して開閉するので開閉操作が容易であ る。
【0021】 また、甲板を展開してテーブルとした場合は、一対の中央脚と一対の側脚の四 本の脚で支えるのであるが、側脚には車輪がなく、この側脚が接地していること によりブレーキの作用をするので、テーブルはみだりに移動するおそれはなく、 また各脚は展開した甲板の周縁より相当内側に位置しているから、着席した人の 足がテーブルの脚に当らないなどの効果がある。
【提出日】平成5年9月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】 なお、上記実施例は縦片14の上端のピン15を補強枠3の長孔16に遊嵌せ しめてあるが、そのかわりに短いリンクの両端を補強枠3に回転自在に連結する 場合もある。 また、実施例の場合、甲板1は円形となっているが、甲板1を長方形として卓 球台その他の各種の目的に用いる台として用い得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の展開状態を示す正面図
【図2】同上要部の拡大断面図
【図3】同上の折りたたみ状態を示す正面図
【図4】同上要部の拡大断面図
【図5】実施例の展開状態を示す甲板を透視した斜視図
【符号の説明】
1 甲板 4 可動枠体 6 側脚 10 中央脚 11 キャスタ 12 昇降脚 14 縦片 15 ピン 16 長孔 22 支持杆 23 軸 24 固定ねじ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪によって自在に移動できる一対の中
    央脚の上部に昇降脚を、昇降自在で上昇位置にて固定し
    得るように装着し、この各昇降脚の上端両側に設けた左
    右の縦片の上端には、左右一対の甲板下部の内寄り部を
    回転および進退自在に連結し、上記甲板の下部中程両側
    と上記中央脚の両側とに、上記甲板を水平にしたとき斜
    外向きとなる支持杆の両端を回転自在に連結し、上記両
    甲板下面の外寄りの両側には下部中央に側脚を有する上
    向きコ字形の可動枠体の両端を回転自在に連結し、前記
    左右の縦片の下端と、上記可動枠体の両側中間部とに連
    杆の両端を回転自在に連結した折りたたみテーブル。
JP1993044779U 1993-08-17 1993-08-17 折りたたみテーブル Expired - Lifetime JPH083299Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1993044779U JPH083299Y2 (ja) 1993-08-17 1993-08-17 折りたたみテーブル

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JPH0713230U true JPH0713230U (ja) 1995-03-07
JPH083299Y2 JPH083299Y2 (ja) 1996-01-31

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ID=12700903

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101353070B1 (ko) * 2013-05-08 2014-01-17 에디슨이엔지(주) 이동보관이 가능한 접이식 롤러 작업대

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0181928U (ja) * 1987-11-21 1989-06-01

Patent Citations (1)

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