JP2716830B2 - 折りたたみ式テーブル - Google Patents

折りたたみ式テーブル

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JP2716830B2
JP2716830B2 JP1508373A JP50837389A JP2716830B2 JP 2716830 B2 JP2716830 B2 JP 2716830B2 JP 1508373 A JP1508373 A JP 1508373A JP 50837389 A JP50837389 A JP 50837389A JP 2716830 B2 JP2716830 B2 JP 2716830B2
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ヴィーグビョルン マートル
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ヴィーグビョルン マートル
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47BTABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
    • A47B3/00Folding or stowable tables
    • A47B3/08Folding or stowable tables with legs pivoted to top or underframe
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47BTABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
    • A47B3/00Folding or stowable tables
    • A47B3/02Folding or stowable tables with foldable cross legs

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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
  • Extensible Doors And Revolving Doors (AREA)
  • Passenger Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、テーブル頂部と、ベース部材と、一端がテ
ーブル頂部に回動自在に連結され且つ他端がベース部材
に回動自在に連結された多数の脚とを備えた折りたたみ
式テーブルに関する。
上述した型式のテーブルは、米国特許明細書第256518
7号から知られている。この特許明細書は、前記脚が、
関節接合された折りたたみ式の支持構造体の形態をなす
カードテーブルを示しており、この支持構造体は、ベー
ス部材とテーブル頂部にそれぞれヒンジ止めされてい
る。支持構造体は、伸びた状態でしっかりした支持を行
うようになっており、この状態において支持構造体を係
止し且つ補強すると同時に折りたたみが容易で小さなス
ペースでの収納を可能にするための特別な手段が設けら
れている。しかしながら、このテーブルは、支持床面上
に固定しないで立つようになっている。
本発明の目的は、テーブルの使用位置において、テー
ブル頂部が床面と面一となる位置に折りたたむことがで
き、また直立した使用位置において、地面に固定され安
定して立つことができる、キャンピングカー、キャラバ
ン、遊覧船、商船、客車、運送トラックの運転室、バス
等に取り付けて使用するのに特に適した折りたたみ式テ
ーブルを提供することである。
上記目的は、本発明によれば、最初に述べた型式のテ
ーブルについて、ベース部材が、テーブルの使用位置に
おいて床の対応する開口に組み立てられるように構成さ
れた上方に開いた基本的に箱状の部材であり、脚の下端
部がベース部材の底部分に取り付けられ、またテーブル
の折りたたみ位置において、テーブル頂部の上面が床の
開口のまわりで床面の高さと面一になる状態でテーブル
頂部が下にある脚に載るような高さの側壁をベース部材
が有することを特徴とすることによって達成される。
本発明によるテーブルの有利な実施例は、脚の下端部
が横方向に延びるシャフトによって取り付けられ、横部
分すなわち側部分を介してシャフトに連結されており、
また支持部材がシャフトに関連して設けられ、前記床の
開口を覆うための板状の床要素を支持するように構成さ
れており、その結果、床要素は、テーブルの折りたたみ
位置では、脚と支持部材の間に配置され、テーブルの直
立位置では、支持部材によって前記床面の高さまで持ち
上げられることを特徴としている。テーブルの頂部は、
折りたたみ位置において、床面と面一であり、かくして
床面の一部を形成して、使用できる床面がより大きくな
り、またテーブルを使用しないときはテーブルは除去さ
れ、邪魔にならない。テーブルが直立した使用位置にあ
るとき、前記床要素によって、床の凹みは覆われて見え
ないようにされ、それは、美観上有利であるのに加え
て、実用的な利点、すなわち流動物が凹みに落下した
り、人が凹みに足を踏み入れたりすることがない等の利
点をもつ。
更に、ベース部材の上縁部の側部は、テーブルが折り
たたみ位置にあるとき、テーブル頂部の側縁部とともに
密封連結部を形成するように構成するのが有利である。
そのような密封によって、テーブルの折りたたみ位置
で、床の開口に水を流入させないでテーブル頂部を水で
洗い流すことができる。このことは、例えば船内での使
用の際に要求される。更に、ごみが開口に侵入するのを
防止する。
テーブル頂部は、中央部材と、この中央部材にヒンジ
連結されたサイドフラップとからなり、これらのサイド
フラップは、中央部材の上に折りたたむことができ、
又、折りたたんだテーブルの頂部が箱形のベース部材の
中に下ろされて前記密封連結を形成するができるように
設計されている。使用される場所の床がカーペット等に
よって覆われているときには、同じようなカバーをフラ
ップの下側に、1つのフラップがフラップを折りたたん
だ状態で他の全てのフラップを覆う場合にはこのただ1
つのフラップに取り付けることができ、その結果、この
カバーは、フラップをたたんだときに上を向き、テーブ
ルが折りたたまれた状態にあるときに残りの床カバーと
面一になる。かかるカバーを床要素の上面に設けること
もできる。
本発明を、添付図面を参照して例示的な実施例と関連
して以下でさらに説明する。
第1A図乃至第1C図は、本発明によるテーブルの異なる
設計のテーブル頂部を示す図である。
第2図は、直立位置にある本発明によるテーブルの第
1の実施例の概略斜視図である。
第3図および第4図は、それぞれ、直立位置および折
りたたみ位置にあるにある第2図のテーブルの部分断面
概略側面図である。
第5図乃至第7図は、テーブル頂部および床要素の拡
大分解断面図であり、また、テーブル頂部および床要素
間の密封連結およびベース部材の側壁を示している。
第8図は、本発明によるテーブルの第2の実施例の第
1図と同様な概略斜視図である。
第9図乃至第11図は、それぞれ、直立、中間および折
りたたみ位置にある第8図のテーブルの部分断面概略側
面図である。
第12A図および第12B図は、それぞれ、直立位置および
中間位置にある第8図の実施例の支持部材の側面図であ
る。
第13図は、第8図の実施例の支持部材構造の斜視図で
ある。
第1A図、第1B図および第1C図は、本発明によるヒンジ
式フラップテーブルの種々の可能な設計のテーブル頂部
を示す。第1A図は、中央部材1と一対のフラップ2、3
とを有する矩形のテーブル頂部を示す。第1B図は、斜め
の中央部材4とそれに対応したフラップ5、6とを有す
るテーブル頂部を示す。第1C図は、扇形として形成され
た中央部材7とそれに対応したフラップ8、9とを有す
るテーブル頂部を示す。中央部材とフラップは多数のヒ
ンジによって互いにヒンジ連結されている。図示した例
のフラップは上がって折りたたみ位置で互いを覆うこと
がわかる。この理由で、上になるフラップのヒンジは第
5図にさらに詳しく示すように二重である。他の例とし
て、フラップは、折りたたみ状態で中央部材を一緒にな
って覆うように例えば中央部材の大きさの半分であって
もよい。しかしながら、こうすると、全体の幅が同じテ
ーブル頂部に対して中央部材の幅はより大きくなる。
明らかであるように、重なりフラップには、第1A図、
第1B図、及び第1C図で夫々12、13、及び14で表された取
り囲みシール形材が設けられている。このシール形材は
第5図及び第7図に更に詳細に示す形態を持つのがよ
い。
テーブルの頂部の形状は、可能な用途を増やすため、
一般に、テーブルを使用しようとする枠の形状に合わせ
ることができるということは理解されよう。例えば、第
1C図に示す形体を、例えば、テーブルが設置されるレジ
ャー用ボートのステムに適用することができる。
第2図、第3図、及び第4図に示す実施例では、テー
ブル15は、中央部材17及びこの中央部材に多数のヒンジ
20、21でヒンジ止めされた一対のフラップ18、19から成
るテーブル頂部16を有する。テーブルの脚は一対の支持
柱即ち支柱22及び23の夫々から成り、これらの支柱は、
第2図に示すように、中央に、即ちテーブルの長さ方向
中央線に配置されている。各柱は、その一端、即ち立て
た状態即ちテーブルの使用位置での上端に、横方向に延
びるロッド24及び25が夫々しっかりと固定され、これら
のロッドはその各端がテーブル頂部の下側に枢着されて
いる。各柱22及び23は、夫々、その他端即ち下端が、柱
から夫々突出し且つ柱とともにL字形部材を形成する横
部品28及び29を介して、横方向に延びる回転シャフト26
及び27に夫々しっかりと連結されている。これらの回転
シャフトは、テーブルのベース部材32に組み込んだ、即
ちこの部材内に配置した適当な夫々のベアリング即ち支
点30、31に各端が取付けられている。
図示のように、ベース部材32は、テーブルの設置場所
又は使用場所の床34(第3図及び第4図参照)の凹部即
ち開口33に組み込むようになった皿状即ち箱状の部材か
ら成る。図示のように、ベース部材は側壁35を有し、こ
れらの側壁は、テーブルの設置の際に開口33の隣接縁と
衝合する外方に突出したフランジ36をその上縁に沿って
有する。これらの側壁は、第5図及び第6図と関連して
以下に更に詳細に説明されるように、その上縁に沿っ
て、テーブル頂部16の側縁、及び、更に、テーブルの床
部材と密封連結部を形成するように構成されている。簡
単にするため、この密封構成の細部は第3図及び第4図
で省略してある。
ベース部材が原則として箱状歩材として形成されると
しても、多少なりとも開放したフレーム構造であっても
よいということいは理解されよう。
回転シャフト26、27の各々には、その各端に支持部材
がしっかりと連結され、この支持部材は、夫々、図示の
実施例では、問題のシャフトから支持支柱22、23と本質
的に平行に突出した支持アーム37及び28の形態である。
これらの支持アームは、床34の開口33を覆う板状支持部
材39を支持するように構成されている。テーブルが折り
たたんだ状態にあるとき(第4図参照)には、床部材39
は支柱22、23と支持アーム3738との間に配置され、横部
品28、29が支柱と支持アームとの間に適当な中間空間を
形成する。第3図から分かるように、これらの横部品
は、支持支柱が垂直位置にある立てた状態にテーブルが
あるとき、ベース部材32の底部分にこれらの横部品が安
定した状態で当接し、そのため、テーブルがこの位置に
安定した状態で断つように形成されている。この位置で
は、床部材39は支持アームの自由端部で床34の表面と面
一の高さまで持ち上げられ、支持アームの長さはベース
部材32の付加さに合わせて調節される。
床要素39には、各支持柱22、23のために、長手方向に
延びるスロット40、41が夫々設けられ、支柱22、23は、
これらスロットを貫通しており、これらのスロットは、
テーブルの起立中及び折曲げ中に支柱22、23及びその側
部分を夫々通すのに十分な長さ及び幅を有する。
図示の実施例では、支持アーム37、38の各々は、その
自由端に、例えばゴム製のローラ42を備え、床要素39を
その昇降中に転がり状態に支持する。
図示の如く、一対のスプリング手段が又、圧縮スプリ
ング43の形態に設けられ、この圧縮スプリングは、テー
ブルの起立位置に向かう方向に支持部材に作用するよう
に配設されている。これらのスプリングは、テーブルを
起立位置に持ち上げるのに働くとともに、テーブルをこ
の起立位置の所定位置にしっかりと保持するのに働く。
これらのスプリングに加えて、床要素39より下のベース
部材の各隅部に付加的なスプリング(図示せず)を設け
るのが良く、このスプリングは、テーブルを起立させる
ときに、床要素の自動的な初期上昇をもたらし、これに
よって、支柱及び支持部材の初期回動運動をもたらし、
その後、テーブルを起立させるときに、スプリング43は
作動的になり、働く。
図2乃至図4から明らかなように、本実施例では、回
転軸及び支柱がベース部材の一方の端縁の側にずらされ
ていると想定しているので、床要素39の反対側の端縁
は、回転軸の支持アーム37、38によって支持されていな
い。従って、付加的な支持手段が、床要素の該端縁に配
設されている。この支持手段は、ロッド要素44を有し、
このロッド要素は、一端が、中央の回転軸27の支持アー
ム38に回転可能に連結され、その他端が、付加的な支持
アーム45の自由端部分に回転可能に連結されている。な
お、支持アーム45は、床要素の前記端縁のところで、付
加的な回転軸46の一端に取付けられている。相応する付
加的な支持アーム45が回転軸46の他端に取付けられ、こ
れらの支持アームには、ローラ42の機能と同じ機能をも
つローラ47が設けられている。
テーブル頂部の下側に配設された横方向に延びるロッ
ド24、25は、テーブルが起立位置にあるときに、テーブ
ル頂部を支柱に対して所望の位置に調整するために、テ
ーブル頂部の下側のレール又は溝(図2に破線で示す)
に沿って変移し得るのが良い。
ベース部材の側壁とテーブル頂部とのシール構造が、
図5乃至図7に、より詳細に示されている。図5及び図
7に示すように、テーブル頂部の或るフラップ18、より
詳細には、テーブル頂部が折りたたまれたときに最も上
に配置されるフラップは、一周のシール輪郭48を備えて
いる。ベース部材の側部35には、内方に向けられた突出
部49が順次設けられ、突出部49は、一周のガスケット50
が設けられた上向きの溝を有する。テーブル頂部が折り
たたまれ、ベース部材に降下されたとき、シール輪郭48
は、ガスケット50と係合し、意図したシールを作る。
また、図6に示すように、テーブルが起立位置にあ
り、床要素が床34の表面のレベルまで持ち上げられたと
き、床要素39とベース部材との間に相応するシールが作
られる。このシールは、床要素の周囲に配置されたガス
ケット51が、側壁の内方に向いた突出部49の下側に当た
ることにより作られる。
かかる変形は、特にキャンピングカーやレジャーボー
ト用のU形ソファーを有するソファーコーナーを意図す
るものである。中間位置は、伝統的なバースの用意と関
連して、或いはテーブルがサンベット等のサポートとし
て機能するレジャーボートのコクピットにおいて重要で
ある。
支持部材の構造を第12図及び第13図に、より詳細に示
す。ここで各支持部材71は、シャフト63に枢着されてお
り、シャフトに位置決めされたコイルばね76の初期負荷
を受けている。支持部材71を第12A図に完全に直立した
位置に示す。図示のように、この位置のローラ73の回転
中心は、シャフト63の中心に対してオーバーセンタ位置
にあり、従って、支持部材は、その支持表面の図示の形
状によって、ローラ73及びフロア要素72を介して支持部
材に下方に向いた負荷と安定した釣り合い状態に支持さ
れる。テーブルを折りたたみ位置に下げるとき、問題の
支持支柱の横部品の適当なラグ77により、前記中間位置
より下にテーブルを下げた後、下方に向いた負荷に関し
て不安定な釣り合い位置(第12B図)に支持部材が移動
され、折曲げたテーブル頂部53をベース部材57の折りた
たみ位置に持ってくると、支持部材70、71は第11図に示
す位置に折りたたまれる。前記ラグ77を支持支柱の横部
品に配置する換わりに、適当な位置でラグが問題の支持
支柱の横部品によって作用されるように、ラグを関連し
た支持部材70、71にそれぞれ配置してもよい。例えば、
支持部材のローラ73の取付け用シャフトの内方に突出す
る延長部によって、ラグを構成してもよい。
支持部材70、71はシャフト62、63に回転可能に配置さ
れているので、かかる実施例のシャフトは回転可能でな
くても良く、シャフトをベース部材に回転不能に取付け
ても良い。
テーブルの直列位置に向かう方向に移動可能なシャフ
ト62に作用するように、スプリング手段78がベース部材
に取りつけられる。
本発明によるテーブルを手動で直立可能及び折り曲げ
(折りたたみ)可能に配置してもよく、或いは適当な機
械的手段または電気的手段によって作動させても良い。
例えは、第2図乃至第4図による実施例において、支持
支柱の回転シャフトを可逆モータ(図示せず)の駆動シ
ャフトに連結し、適当なリミットスイッチで正しい位置
に止めても良い。
図面に示すように、テーブル頂部16及び53それぞれに
は、図式的にのみ示す固定手段79が設けられ、この固定
手段は、テーブルを直立位置に移動するとき、テーブル
頂部と支持支柱の一方との間の回転連結の自動固定を行
い、これによって使用位置に固定されたテーブルの保持
を行う。かかる固定手段は、例えば、固定状態で、支持
支柱の枢着された横ロッドの適当な孔に係合する固定ピ
ンの作動用のばね作動ハンドルからなる。第8図乃至第
11図による実施例では、完全に上昇した位置に、並びに
中間位置にテーブルを固定するための2つの固定孔が横
ロッドに設けられる。
本発明に係るテーブルの第2実施例が図8乃至図11に
概略的に示されている。本実施例では、昇降機構は鋏の
原理に基づいている。該昇降機構では、支柱は、枢着点
で互いに交差して、テーブルの頂部と基底部材との間の
鋏状の連結を形成している。この実施例では、図2乃至
図4の実施例で必要とされるスペースが低減する。
テーブル52のテーブル頂部53は中央部材54と一対のフ
ラップ55、56とから成り、これらの部材は図2乃至図4
の実施例と同様の態様で互いにヒンジ止めされている。
基底部材も又前述の実施例と同様のデザインの箱状部材
57から成るが、はさみ式の支柱の変形に適合すべく、該
デザインは内部の詳細が前述の実施例のデザインと若干
異なる。基底部材の側壁とテーブル頂部と床板要素との
間の密封のための配置は前述の配置と同一なので詳述し
ない。
テーブルの鋏式の脚は、原則として一対の支柱58、59
から成る。前記支柱の一方は図示のとおり二股にわかれ
ており、該支柱は一対の棒59a、59bから成り、該棒は他
方の支柱の両側に延びて、構造を安定にしている。各支
柱の一端は、各々横方向に延びる棒60、61に固定されて
おり、該棒はテーブル頂部53の下側に枢動可能に取付け
られている。
図8乃至図11に示すように、一方の支柱58用の軸62が
基底部材57に移動可能に取付けられており、他方の支柱
の59とテーブル頂部53との間の枢動連結の横に延びる棒
60もまた同様の態様で移動可能であり、これにより、テ
ーブルをおり畳み又立ち上げることができる。このよう
に、横に延びる棒60は適当なガイド、すなわちテーブル
頂部の中央部材54の溝66、67(図8で破線で示されてい
る)内で移動可能であり、他方軸62は適当のガイド、す
なわち基底部材57の側壁の溝68、69(同様に破線で示さ
れている)内で移動できる。
図2乃至図4の実施例と同様に、支持部材70、71が、
それぞれ、両支柱に設けられた軸62、63に取付けられ、
該支持部材は軸から突出し、原則的に第1実施例と同じ
機能を持つ。すなわち、基底部材に設けた凹所、すなわ
ち開口を覆う板状の床板要素72を、テーブルを着座させ
る床内で支持する。本実施例でもまた、各支持部材70、
71には、それぞれ、例えばゴム製のローラ73が取付けて
あり、該ローラは床板要素72を昇降させる間、該要素を
ローラー支持する。各支柱58、59のために、床板要素に
は長手方向に延びる長孔74、75(75a、75b)が設けてあ
り、前記支柱は、第1実施例と同じ目的で、前記孔を通
って延びる。
図8乃至図11の実施例では、支持部材は第1実施例と
は異なる構造を有する。詳述すると、支持部材は軸に回
動可能に取付けられており、また、ばね装置の作用を受
けて回転し、その結果、床板要素は床面高さまで持ち上
げられ、その時テーブル頂部は中間位置、例えば図10に
示す位置まで持ち上げられる。その位置でテーブルは固
定可能である。
かかる変形は、特にキャンピングカーやレジャーボー
ト用のU形ソファーを有するソファーコーナーを意図す
るものである。中間位置は、伝統的なバースの用意と関
連して、或いはテーブルがサンベット等のサポートとし
て機能するレジャーボートのコクピットにおいて重要で
ある。
支持部材の構造を第12図及び第13図に、より詳細に示
す。ここで各支持部材71は、シャフト63に枢着されてお
り、シャフトに位置決めされたコイルばね76の初期負荷
を受けている。支持部材71を第12A図に完全に直立した
位置に示す。図示のように、この位置のローラ73の回転
中心は、シャフト63の中心に対してオーバーセンタ位置
にあり、従って、支持部材は、その支持表面の図示の形
状によって、ローラ73及びフロア要素72を介して支持部
材に下方に向いた負荷と安定した釣り合い状態に支持さ
れる。テーブルを折りたたみ位置に下げるとき、問題の
支持支柱の横部品の適当なラグ77により、前記中間位置
より下にテーブルを下げた後、下方に向いた負荷に関連
して不安定な釣り合い位置(第12B図)に支持部材が移
動され、折曲げたテーブル頂部53をベース部材57の折り
たたみ位置に持ってくると、支持部材70、71は第11図に
示す位置に折りたたまれる。前記ラグ77を支持支柱の横
部品に配置する換わりに、適当な位置でラグが問題の支
持支柱の横部品によって作用されるように、ラグを関連
した支持部材70、71にそれぞれ配置してもよい。例え
ば、支持部材のローラ73の取付け用シャフトの内方に突
出する延長部によって、ラグを構成してもよい。
支持部材70、71はシャフト62、63に回転可能に配置さ
れているので、かかる実施例のシャフトは回転可能でな
くても良く、シャフトをベース部材に回転不能に取付け
ても良い。
テーブルの直立位置に向かう方向に移動可能なシャフ
ト62に作用するように、スプリング手段78がベース部材
に取りつけられる。
本発明によるテーブルを手動で直立可能及び折り曲げ
(折りたたみ)可能に配置してもく、或いは適当な機械
的手段又は電気的手段によって作動させても良い。例え
は、第2図乃至第4図による実施例において、支持支柱
の回転シャフトを可逆モータ(図示せず)の駆動シャフ
トに連結し、適当なリミットスイッチで正しい位置に止
めても良い。
図面に示すように、テーブル頂部16及び53それぞれに
は、図式的にのみ示す固定手段79が設けられ、この固定
手段は、テーブルを直立位置に移動するとき、テーブル
頂部と支持支柱の一方との間の回転連結の自動固定を行
い、これによって使用位置に固定されたテーブルの保持
を行う。かかる固定手段は、例えば、固定状態で、支持
支柱の枢着された横ロッドの適当な孔に係合する固定ピ
ンの作動用のばね作動ハンドルからなる。第8図乃至第
11図による実施例では、完全に上昇した位置に、並びに
中間位置にテーブルを固定するための2つの固定孔が横
ロッドに設けられる。
実際には、テーブルを折りたたみ位置の適所に保持す
るため、テーブルの一方の側或いは両側に固定ボルト
(図示せず)が設けられている。これらの固定ボルト
は、例えばハンドルによって解放される。
図示した実施例では、本発明によるテーブルは、テー
ブルの中央領域のシャフトに連結した一対の支持支柱を
有するものとして示されている。このようにして、テー
ブルの側縁でテーブルの脚が邪魔にならないようになる
ため、スペースの点で有利であり、特に、組立てたテー
ブルの下に内方に回転椅子の一部を入れて回転させよう
とするときに好都合である。第1の実施例では、支持支
柱及び関連した支持アームをもつ回転シャフトは、出来
るだけ丈夫で堅固な構造を得るために、軽量金属で一体
に製造するのが有利である。実際には、支柱は、テーブ
ルと関連した床要素との実際的かつ容易な組立て及び取
外しのため、上部横方向ロッドに取外し可能に連結され
ている。中央部材及びテーブル頂部のフラップと、ベー
ス部材の床要素とに関しては、これらは、例えば中央部
材と床要素については第5図に示すような横断面の軽量
金属部品で押出成形される。

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テーブル頂部(16;53)と、ベース部材(3
    2;57)と、一端がテーブル頂部に回動可能に連結され、
    他端がベース部材に回動可能に連結された多数の支持脚
    (22、23;58、59)とを有する折りたたみ式テーブルで
    あって、テーブル(15;52)が、その使用の場所の床(3
    4)の開口(33)の中に組み込まれ、折りたたんだ状態
    で置かれるようになっており、折りたたんだ状態で、テ
    ーブル頂部(16;53)が床面の一部を形成する、前記折
    りたたみ式テーブルにおいて、 ベース部材(32;57)が、前記床の開口(33)の中に組
    み込むことができるように構成された上方開口の、ほぼ
    箱型部材であり、脚(22、23;58、59)の下端が、ベー
    ス部材(32;57)の底部分に取付けられ、ベース部材
    は、前記折りたたんだ状態のテーブル頂部(16;53)が
    床面と面一になるような高さの側壁(35;80)を有し、 支持部材(37、38;70、71)が脚(22、23;70、71)の下
    端と連結され、支持部材が、前記床の開口(33)を被覆
    するためのプレート形床要素(39;72)を支持するよう
    に構成され、床要素が、テーブル(15;52)の前記折り
    たたみ状態で、脚(22、23;58、59)と支持部材(37、3
    8;70、71)との間に配置され、テーブルの直立状態で、
    支持部材によって床面の高さまで持ち上げられることを
    特徴とする、前記折りたたみ式テーブル。
  2. 【請求項2】脚(22、23;58、59)の下端が、横方向に
    延びたシャフト(26、27;62、63)によって取付けら
    れ、側方部分(28、29;64、65)を介してシャフトに連
    結され、前記支持部材(37、38;70、71)が、前記シャ
    フト(26、38;70、71)の夫々のシャフトと連結されて
    いることを特徴とする、請求の範囲第(1)に記載のテ
    ーブル。
  3. 【請求項3】ベース部材(32;57)の側壁(35;80)は、
    その上縁が、テーブル(15;52)が折りたたんだ状態に
    あるときに、テーブル頂部(16;80)の側縁との密封連
    結を形成するように構成されたことを特徴とする、請求
    の範囲第(1)又は(2)に記載のテーブル。
  4. 【請求項4】テーブル頂部(16;53)が、中央部材(17;
    54)と、前記中央部材にヒンジ止めされ、中央部材上に
    折りたたむことができる側部フラップ(18、19;55、5
    6)とを有し、テーブル頂部が、折りたたみ状態で箱型
    ベース部材(35;57)の中に降ろされ、前記前記密封連
    結を形成するように形作られたことを特徴とする請求の
    範囲第(3)項に記載のテーブル。
  5. 【請求項5】脚が、テーブル(15;52)の長手方向中央
    線に近接した領域で夫々のシャフト(26、27;62、63)
    に連結された一対の支持柱(22、23;58、59)からな
    り、床要素(39;72)が、テーブルを起こしたり、たた
    む際、支持柱及びその側方部分(28、29;64、65)の通
    過を可能にする長手方向に延びたスロット(40、41;7
    4、75)を備えていることを特徴とする、請求の範囲第
    (2)項乃至(4)項のいずれか1つに記載のテーブ
    ル。
  6. 【請求項6】支持柱(22、23)及びこれらの側方部分
    (28、29)がほぼL形の要素を形成し、支持柱(22、2
    3)はテーブル(15)の直立状態で垂直であり、側方部
    分はこの状態ではベース部材(32)の底部分に載ること
    を特徴とする請求の範囲第(5)項に記載のテーブル。
  7. 【請求項7】支持柱(58、59)が、互いに交差し、テー
    ブル頂部(53)とベース部材(57)との間にはさみ連結
    を形成し、一方の支持柱(58)のシャフト(62)がベー
    ス部材(57)に移動自在に取付けられ、他方の支持柱
    (59)とテーブル頂部(53)との回転連結部(60)が、
    かかる連結部に対応する部材を移動することができ、こ
    れによって、テーブル(52)をたたんだり、起こしたり
    することができることを特徴とする請求の範囲第(5)
    項に記載のテーブル。
  8. 【請求項8】支持部材(37、38;70、71)が、夫々のシ
    ャフト(26、27;62、62)の各端に設けられていること
    を特徴とする、請求の範囲第(2)項乃至(6)項のい
    ずれか1つに記載のテーブル。
  9. 【請求項9】テーブル(15)を起こすときに、支持部材
    (37)をテーブルの直立位置に向かう方向に作用させる
    ように構成された、少なくとも1つのばね手段(43)を
    備えたことを特徴とする、請求の範囲第(5)項に記載
    のテーブル。
  10. 【請求項10】支持部材(70、71)が、シャフト(62、
    63)に回転自在に取付けられ、支持部材を回転させるば
    ね手段(76)によって作用され、テーブル頂部(53)が
    中間位置まで持ち上げられたときだけに、床要素(72)
    が前記床高さまで持ち上げられることを特徴とする請求
    の範囲第(7)項に記載のテーブル。
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