JPH0713120Y2 - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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JPH0713120Y2
JPH0713120Y2 JP1985070428U JP7042885U JPH0713120Y2 JP H0713120 Y2 JPH0713120 Y2 JP H0713120Y2 JP 1985070428 U JP1985070428 U JP 1985070428U JP 7042885 U JP7042885 U JP 7042885U JP H0713120 Y2 JPH0713120 Y2 JP H0713120Y2
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JP
Japan
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plate
high conductivity
magnetic
frame
conductivity plate
Prior art date
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JP1985070428U
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JPS61187062U (ja
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一彦 中田
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Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ディスク状の記録媒体をスピンドルハブなど
のディスク回転駆動機構で回転させる一方、ヘッド送り
手段によりヘッドを記録媒体に対しトラッキング方向に
移動させて情報の記録再生を行うようにした記録再生装
置に関する。
〔従来の技術〕
従来の磁気ディスク装置では、アルミニウム等のダイカ
ストフレームにディスク回転駆動用のスピンドルモータ
をねじ止め等によって固定していた。また、ディスク装
填側の一面を除いて磁気ディスク装置の略全体をアルミ
ニウム板等のシールドケースで覆い、外部の、例えばCR
Tや電源などからの電磁気的ノイズの影響を除くように
なっている。特開昭59-90260号公報記載の技術はその例
である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の磁気ディスク装置によれば、ダイカストフレーム
をアルミニウムによって作ることにより、このダイカス
トフレームとシールドケースとによって電磁気的ノイズ
対策が図られているが、ダイカストフレームに対してス
ピンドルモータを重ねて取り付けるため、スピンドルモ
ータの磁気回路用鉄板と上記ダイカストフレームとが層
状に重なり合い、磁気ディスク装置の薄型化を図ること
ができないという問題があった。
本考案の目的は、薄型化を図りつつ電磁気的シールド効
果を得ることができるようにした磁気ディスク装置を提
供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の磁気ディスク装置は、1枚のフレームの一端が
磁性板で、残りの部分が前記磁性板とほぼ同一厚さの高
導電率板で構成され、前記磁性板は、スピンドルモータ
のステータ基板としてモータの一部を構成する一方、前
記高導電率板にはディスクカセット支持機構及びヘッド
送り機構が配置され、該ディスクカセット支持機構及び
ヘッド送り機構を覆って前記高導電率板上に高導電率板
から成るシールドケースが配置されていることを特徴と
する。
〔作用〕
1枚のフレームのうち、磁性板で構成されている部分
は、スピンドルモータの界磁装置の一部を構成してい
る。1枚のフレームのうち、高導電率板で構成さている
部分は電磁気シールド機能をもち、外部から電磁気的作
用が及ぶと高導電率板に渦電流が生じて外部からの電磁
気の影響が遮断され、ディスクや磁気ヘッドに外部ノイ
ズの影響が及ぶことが防止される。
〔実施例〕
第1図及び第2図において、符号1は1枚のフレームで
あり、このフレーム1の大部分は高導電率板2で構成さ
れ、この高導電率板2を円形に打ち抜いてなるフレーム
1の残りの部分には高導電率板2とほぼ同一厚さの円板
状の磁性板50が嵌合固着され、これら高導電率板2と磁
性板50によって1枚のフレーム1が構成されている。高
導電率板2は、例えばアルミニウム板や銅板などで作る
ことができ、磁性板50は例えば鉄板で作ることができ
る。
磁性板50の中心部には、フレーム1の上面側にスピンド
ルモータ3を取り付けるための開口部4が設けられてい
る。磁性板50は上記スピンドルモータ3の一部を構成す
るものであって、同スピンドルモータ3のステータ基板
をなし、この磁性板50上には、スピンドルモータ3の一
部を構成する複数個のステータコイル51が所定の位置に
配設されている。スピンドルモータ3は回転軸52を有
し、この軸52は、磁性板50の開口部4に対し軸受ホルダ
53及び軸受54を介し回転自在に支持さている。回転軸52
にはカップ状のロータ55が貫通状態で固着されると共
に、スピンドルハブ26が貫通状態で固着されている。カ
ップ状のロータ55内にはロータマグネット56が固着さ
れ、このロータマグネット56は前記各ステータコイル51
に対向している。磁性板50とロータ55とロータマグネッ
ト56はスピンドルモータ3の界磁装置を構成し、界磁磁
束中に各ステータコイル51が位置している。そこで、各
ステータコイル51に通電制御すると、ロータマグネット
56に回転トルクが生じ、このロータマグネット56と実質
一体のロータ55及びスピンドルハブ26が回転駆動される
ようになっている。スピンドルハブ26にはドライブピン
27が一体に取り付けられている。
フレーム1の一部をなす高導電率板2には、スピンドル
モータ3の両側において、装填されたディスクカセット
を位置決めして支持するための位置決めピン5が複数本
植立さている。上記高導電率板2の両側には、ディスク
カセット支持部材の一部をなす側板6、6が取り付けら
れている。側板6、6はディスクカセットの上下移動を
ガイドするためのガイド溝7を有している。上記位置決
めピン5、側板6はディスクカセット支持機構を構成し
ており、このディスクカセット支持機構は高導電率板2
に配置さていることになる。
上記一対の側板6、6のうち一方の側板の内側方にはヘ
ッドキャリッジの保持台8、8が対をなして設けられて
いる。側板6及び保持体8はねじにより高導電率板2に
固着されているが、側板6又は保持台8は高導電率板2
と共に一体成形してもよい。高導電率板2に設けられた
一対の保持台8、8上には、ヘッドキャリッジ14の基端
縁に沿うようにして挿通さたガイドバー16が乗せられる
と共に、このガイドバー16は保持板8、8に取り付けら
れた取り付け金具15、15によって上方から押さえられて
いる。ヘッドキャリッジ14はガイドバー16に沿ってスラ
イド可能に支持されている。ヘッドキャリッジ14は下側
ヘッドキャリッジをなし、下側磁気ヘッド13を上向きに
支持している。ヘッドキャリッジ14の先端部には係止片
17と針状部材19が上下に相対向するように突設されてい
る。ヘッドキャリッジ14には上側磁気ヘッドがヘッドキ
ャリッジ支持部21によって支持されるが、上側磁気ヘッ
ドの図示は省略されている。下側磁気ヘッド13と上側磁
気ヘッドは相対向し、前記スピンドルハブ26上に乗せら
れるディスクの上下面にそれぞれ摺接するようになって
いる。
フレーム1の一部をなす高導電率板2には、保持台8、
8が配置された縁部とは反対側の縁部にステッパーフレ
ーム10が取り付けられている。ステッパーフレーム10は
一対の相対向する支持壁31、32を有し、一方の支持壁31
の外側面にはステッピングモータ9が取り付けられてい
る。一対の支持壁31、32間にはステッピングモータ9の
出力軸に直結された送りねじ18が回転可能に支持されて
いる。送りねじ18は前記ガイドバー16と平行な方向に支
持されている。ステッパーフレーム10は、支持壁32の形
成側を先端部、支持壁31の形成側を基端部とすると、先
端部に一つのねじ止め用孔33を有し、基端部にねじ止め
用孔34、35を有し、さらに、上記先端部のねじ止め用孔
33の側方に固定ピン用孔36を有している。上記各ねじ止
め用孔33、34、35にはそれぞれ止めねじが挿通され、こ
れらの止めねじがフレーム1の一部をなす高導電率板2
のねじ孔に螺合されることによりステッパーフレーム10
が上記高導電率板2に取り付けられている。上記固定ピ
ン用孔36には高導電率板2に固植された固定ピン38が嵌
合されることにより、高導電率板2に対するステッパー
フレーム10の位置固定点となっている。ステッパーフレ
ーム10にはまた、基端部において送りねじ18の真下に送
りねじ18方向のガイド孔30が形成されており、高導電率
板2に植立されたピンが上記ガイド孔30に嵌まることに
よりステッパーフレーム10の回り止めをなしている。前
記ヘッドキャリッジ14の先端部に突設された係止片17と
針状部材19は上記送りねじ18を上下から挟み込み、針状
部材19が送りねじ18のねじ溝に係合している。従って、
ステッピングモータ9によって送りねじ18が回転駆動さ
れると、送りねじ18のねじ溝に沿って針状部材19が移動
させられ、もってヘッドキャリッジ14はガイドバー16に
沿って移動し、上下のヘッドキャリッジによって保持さ
れた上下の磁気ヘッドがディスクの半径方向にステップ
移動させられるようになっている。
以上述べたステッパーフレーム10、ステッピングモータ
9、送りねじ18、係止片17、針状部材19を含む構成部分
はヘッド送り機構を構成し、このヘッド送り機構はフレ
ーム1を構成する高導電率板2に配置されている。
フレーム1の一部をなす高導電率板2の上には、第2図
に示されているようにアルミニウム板等の高導電率板で
作られたシールドケース58が被せられている。シールド
ケース58はディスクカセットを装填するための面を除
き、ディスクカセット支持機構及びヘッド送り機構を含
む磁気ディスク装置のほぼ全体を覆っている。
上記実施例によれば、1枚のフレームの一部を構成する
磁性板でスピンドルモータのステータ基板を構成し、1
枚のフレームの残りの部分を高導電率板で構成してこの
高導電率板の部分にディスクカセット支持機構及びヘッ
ド送り機構を配置し、これらを高導電率板のシールドケ
ースで覆ったから、フレームとスピンドルモータを含む
構成部分が嵩高にならず、磁気ディスク装置全体を薄型
にすることが可能であり、高導電率板の部分で外部から
の電磁気的なノイズを遮断することができる。
なお、高導電率板に対する磁性板の固着手段は、高導電
率板に対して磁性板を嵌合した状態で溶接又は接着等の
手段を用いてもよいし、圧入によってもよく、また、第
3図に示されるように、高導電率板2に対して磁性板50
を嵌合した状態で高導電率板2の内周部にかしめ部59を
形成することによって固着してもよい。その他適宜の固
着手段を用いてもよい。
図示の実施例ではフレームの上側に磁気ディスク装置の
各構成部分が取り付けられていたが、フレームの下側に
各構成部分を取り付けてもよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、1枚のフレームの一部をなす磁性板を
スピンドルモータのステータ基板としてのモータの一部
を構成させたから、薄型の磁気ディスク装置を提供する
ことが可能であり、また、磁性板の部分を除くフレーム
の残りの部分は高導電率板で構成し、この高導電率板に
ディスクカセット支持機構及びヘッド送り機構を配置
し、高導電率板のシールドケースで覆ったから上記のよ
うに薄型化を図りつつ、外部からの電磁気的なノイズの
影響を高導電率板によってシールドすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す分解斜視図、第2図は同
上実施例の要部を示す縦断面図、第3図はフレームの構
成の別の例を示す縦断面図である。 1……フレーム、2……高導電率板、3……スピンドル
モータ、50……磁性板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】1枚のフレームの一部が磁性板で、残りの
    部分が前記磁性板とほぼ同一厚さの高導電率板で構成さ
    れ、前記磁性板は、スピンドルモータのステータ基板と
    してモータの一部を構成する一方、前記高導電率板には
    ディスクカセット支持機構及びヘッド送り機構が配置さ
    れ、該ディスクカセット支持機構及びヘッド送り機構を
    覆って前記高導電率板上に高導電率板から成るシールド
    ケースが配置されてなる磁気ディスク装置。
JP1985070428U 1985-05-13 1985-05-13 磁気ディスク装置 Expired - Lifetime JPH0713120Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985070428U JPH0713120Y2 (ja) 1985-05-13 1985-05-13 磁気ディスク装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1985070428U JPH0713120Y2 (ja) 1985-05-13 1985-05-13 磁気ディスク装置

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Publication Number Publication Date
JPS61187062U JPS61187062U (ja) 1986-11-21
JPH0713120Y2 true JPH0713120Y2 (ja) 1995-03-29

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ID=30606999

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985070428U Expired - Lifetime JPH0713120Y2 (ja) 1985-05-13 1985-05-13 磁気ディスク装置

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48508U (ja) * 1971-06-01 1973-01-06
JPS6031763U (ja) * 1983-08-04 1985-03-04 株式会社三協精機製作所 デイスク駆動用モ−タ

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JPS61187062U (ja) 1986-11-21

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