JPH07130A - 麺類の製造方法 - Google Patents
麺類の製造方法Info
- Publication number
- JPH07130A JPH07130A JP5170800A JP17080093A JPH07130A JP H07130 A JPH07130 A JP H07130A JP 5170800 A JP5170800 A JP 5170800A JP 17080093 A JP17080093 A JP 17080093A JP H07130 A JPH07130 A JP H07130A
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- Japan
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- noodles
- beer
- wheat flour
- salt
- raw
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Abstract
(57)【要約】
[目的] 大麦、とろろいも、ビール等を製麺原料に使
用することで、食物繊維の不足等を補える麺類の製造方
法。 [構成] 本発明は、 1・小麦粉、大麦粉、とろろいもの粉末もしくは摺り潰
した生のとろろ、食塩、水等を製造原料とした麺類の製
造方法。 2・小麦粉、大麦粉、とろろいもの粉末もしくは摺り潰
した生のとろろ、ビール、食塩、水等を製造原料とした
麺類の製造方法。 3・小麦粉、ビール、食塩、水等を製造原料とした麺類
の製造方法。 4・小麦粉、とろろいもの粉末もしくは摺り潰した生の
とろろ、ビール、食塩、水等を製造原料とした麺類の製
造方法。を含む。
用することで、食物繊維の不足等を補える麺類の製造方
法。 [構成] 本発明は、 1・小麦粉、大麦粉、とろろいもの粉末もしくは摺り潰
した生のとろろ、食塩、水等を製造原料とした麺類の製
造方法。 2・小麦粉、大麦粉、とろろいもの粉末もしくは摺り潰
した生のとろろ、ビール、食塩、水等を製造原料とした
麺類の製造方法。 3・小麦粉、ビール、食塩、水等を製造原料とした麺類
の製造方法。 4・小麦粉、とろろいもの粉末もしくは摺り潰した生の
とろろ、ビール、食塩、水等を製造原料とした麺類の製
造方法。を含む。
Description
【発明の詳細な説明】
[0001]
[産業上の利用分野]本発明は麺類の製造方法に関する
ものである。本発明で麺とは、うどんのめん、そばのめ
ん、中華そばのめん、そうめんのめん、即席うどんのめ
ん、即席そばのめん、即席中華そばのめん、スパゲッテ
イのめん、マカロニ、冷凍めん等を意味する。 [0002] [従来の技術]食物繊維やカルシウムの摂取が便秘や毒
性制御、コレステロールの増加抑制などに効果があるこ
とは知られている。食物繊維の不足を補うために最近で
は、食物繊維入り飲料が市販されているが、古くから健
康食として知られているとろろ飯も食物繊維の不足を解
消するものであるが、常食として積極的に食する機会は
少なく、また、とろろ飯を食する場合、とろろ芋を摺り
おろす手に、かゆみを感じて嫌になったり、とろろ飯を
掻っ込み食することで消化不良を起すことがありから食
物繊維の不足解消には至らず、食することも手控え勝ち
になる。 [0003] [発明が解決しょうとする問題点]本発明は,上述の問
題点を解消して多量の食物繊維を含み、便秘の解消に効
果があり、体内のコレステロール合成を抑制してコレス
テロール値を下げ、血圧降下にも有効であり、健康食と
して有利に常食できる麺類を得ることである。 [0004] [問題点を解決するための手段]すなわち、本発明は下
記する麺類の製造方法を提供することにある。 (1)小麦粉、大麦粉、とろろいもの粉末もしくは摺り
潰した生のとろろ、食塩、水等を製造原料とした麺類の
製造方法である。 (2)小麦粉、大麦粉、とろろいもの粉末もしくは摺り
潰した生のとろろ、ビール、食塩、水等を製造原料とし
た麺類の製造方法である。 (3)小麦粉、ビール、食塩、水等を製造原料とした麺
類の製造方法である。 (4)小麦粉、とろろいもの粉末もしくは摺り潰した生
のとろろ、ビール、食塩、水等を製造原料とした麺類の
製造方法である。 [0005] [作用]上記(1)の製造方法による麺類は、小麦粉お
よび大麦粉に含まれる多量の食物繊維、カルシウム、カ
リウム等と、とろろいもに含まれる強壮滋養成分を主な
成分組成とする。 [0006]上記(2)の製造方法による麺類は、小麦
粉、大麦粉およびビールに含まれる多量の食物繊維、カ
ルシウム、カリウム等と、とろろいもに含まれる強壮滋
養成分を主な成分組成とする。 [0007]上記(3)の製造方法による麺類は、小麦
粉、ビールに含まれる多量の食物繊維、カルシウム、カ
リウム等が主な成分組成となる。 [0008]上記(4)の製造方法による麺類は、小麦
粉、ビールに含まれる多量の食物繊維、カルシウム、カ
リウム等と、とろろいもに含まれる滋養強壮成分を主な
成分組成とする。 [0009]周知のように食物繊維は、体内にコレステ
ロールが吸収するのを抑制する効果と体内のナトリウム
を吸着し、このナトリウムを体外に排出し、血圧を降下
させる作用がある。そして麦類、特に大麦に含まれてい
る繊維質は、白米のおおよそ10倍とされている。ま
た、とろろいもは滋養強壮として効果があり、さらに、
ビールは、主に大麦を原材料とするものであるから食物
繊維を含み、ビタミン群が豊富で、ホップの成分によっ
て利尿作用を斉らし、適度のアルコール成分によって食
欲増進と消化吸収作用を早めるものとして飲用されてい
る。本発明は、かかる大麦の粉、とろろいも、ビール等
の成分特性に着目して製麺し開発された麺類の製造方法
である。 [0010] [実施例1]小麦粉(70%)17.5k/大麦粉(3
0%)7.5k/とろろいもの粉末(2%)500g/
ビール(10%)2.5k/食 塩(2%)500g/
加水35% よりなる配合例を常法により15ないし2
0分間、混練し、麺線状製品とした。製品となった麺類
(生麺、乾麺、即席麺)には、ビール特有の香味が加わ
り、その香味が旨味(ほろにが味)に変わり美味な製品
となった。なお、ビールのアルコール度4、5ないし
5、5°の含有により通常の麺類に比較し製品の保存効
果が向上することが実証された。 [0011] [実施例2]小麦粉(70%)17.5k/大麦粉(3
0%)7,5k/とろろいもの粉末(2%)500g/
食塩(2%)500g/加水(35%)よりなる配合例
を常法により15ないし20分間、混練し、麺線状製品
とした。製品となった麺類(生麺、乾麺、即席麺)に
は、麦特有の香味を酸出したが、独特の風味となり美味
な製品となった。 [0012] [発明の効果]以上説明したように本発明の製造方法に
よれば、下記のような優れた効果を得ることができる。 (1)小麦粉の食物繊維含量に大麦粉の多量食物繊維質
がプラスされて食物繊維やカルシウム等の摂取量が多く
なり、かつ、滋養強壮栄養価が高く、通常の麺に比し保
存効果の向上した麺類を製造できる。 (2)本発明製品の常食により、便秘の解消、コレステ
ロール値の低下、血圧の降下等を斉らし、健康保持や成
人病予防等に役立つ。
ものである。本発明で麺とは、うどんのめん、そばのめ
ん、中華そばのめん、そうめんのめん、即席うどんのめ
ん、即席そばのめん、即席中華そばのめん、スパゲッテ
イのめん、マカロニ、冷凍めん等を意味する。 [0002] [従来の技術]食物繊維やカルシウムの摂取が便秘や毒
性制御、コレステロールの増加抑制などに効果があるこ
とは知られている。食物繊維の不足を補うために最近で
は、食物繊維入り飲料が市販されているが、古くから健
康食として知られているとろろ飯も食物繊維の不足を解
消するものであるが、常食として積極的に食する機会は
少なく、また、とろろ飯を食する場合、とろろ芋を摺り
おろす手に、かゆみを感じて嫌になったり、とろろ飯を
掻っ込み食することで消化不良を起すことがありから食
物繊維の不足解消には至らず、食することも手控え勝ち
になる。 [0003] [発明が解決しょうとする問題点]本発明は,上述の問
題点を解消して多量の食物繊維を含み、便秘の解消に効
果があり、体内のコレステロール合成を抑制してコレス
テロール値を下げ、血圧降下にも有効であり、健康食と
して有利に常食できる麺類を得ることである。 [0004] [問題点を解決するための手段]すなわち、本発明は下
記する麺類の製造方法を提供することにある。 (1)小麦粉、大麦粉、とろろいもの粉末もしくは摺り
潰した生のとろろ、食塩、水等を製造原料とした麺類の
製造方法である。 (2)小麦粉、大麦粉、とろろいもの粉末もしくは摺り
潰した生のとろろ、ビール、食塩、水等を製造原料とし
た麺類の製造方法である。 (3)小麦粉、ビール、食塩、水等を製造原料とした麺
類の製造方法である。 (4)小麦粉、とろろいもの粉末もしくは摺り潰した生
のとろろ、ビール、食塩、水等を製造原料とした麺類の
製造方法である。 [0005] [作用]上記(1)の製造方法による麺類は、小麦粉お
よび大麦粉に含まれる多量の食物繊維、カルシウム、カ
リウム等と、とろろいもに含まれる強壮滋養成分を主な
成分組成とする。 [0006]上記(2)の製造方法による麺類は、小麦
粉、大麦粉およびビールに含まれる多量の食物繊維、カ
ルシウム、カリウム等と、とろろいもに含まれる強壮滋
養成分を主な成分組成とする。 [0007]上記(3)の製造方法による麺類は、小麦
粉、ビールに含まれる多量の食物繊維、カルシウム、カ
リウム等が主な成分組成となる。 [0008]上記(4)の製造方法による麺類は、小麦
粉、ビールに含まれる多量の食物繊維、カルシウム、カ
リウム等と、とろろいもに含まれる滋養強壮成分を主な
成分組成とする。 [0009]周知のように食物繊維は、体内にコレステ
ロールが吸収するのを抑制する効果と体内のナトリウム
を吸着し、このナトリウムを体外に排出し、血圧を降下
させる作用がある。そして麦類、特に大麦に含まれてい
る繊維質は、白米のおおよそ10倍とされている。ま
た、とろろいもは滋養強壮として効果があり、さらに、
ビールは、主に大麦を原材料とするものであるから食物
繊維を含み、ビタミン群が豊富で、ホップの成分によっ
て利尿作用を斉らし、適度のアルコール成分によって食
欲増進と消化吸収作用を早めるものとして飲用されてい
る。本発明は、かかる大麦の粉、とろろいも、ビール等
の成分特性に着目して製麺し開発された麺類の製造方法
である。 [0010] [実施例1]小麦粉(70%)17.5k/大麦粉(3
0%)7.5k/とろろいもの粉末(2%)500g/
ビール(10%)2.5k/食 塩(2%)500g/
加水35% よりなる配合例を常法により15ないし2
0分間、混練し、麺線状製品とした。製品となった麺類
(生麺、乾麺、即席麺)には、ビール特有の香味が加わ
り、その香味が旨味(ほろにが味)に変わり美味な製品
となった。なお、ビールのアルコール度4、5ないし
5、5°の含有により通常の麺類に比較し製品の保存効
果が向上することが実証された。 [0011] [実施例2]小麦粉(70%)17.5k/大麦粉(3
0%)7,5k/とろろいもの粉末(2%)500g/
食塩(2%)500g/加水(35%)よりなる配合例
を常法により15ないし20分間、混練し、麺線状製品
とした。製品となった麺類(生麺、乾麺、即席麺)に
は、麦特有の香味を酸出したが、独特の風味となり美味
な製品となった。 [0012] [発明の効果]以上説明したように本発明の製造方法に
よれば、下記のような優れた効果を得ることができる。 (1)小麦粉の食物繊維含量に大麦粉の多量食物繊維質
がプラスされて食物繊維やカルシウム等の摂取量が多く
なり、かつ、滋養強壮栄養価が高く、通常の麺に比し保
存効果の向上した麺類を製造できる。 (2)本発明製品の常食により、便秘の解消、コレステ
ロール値の低下、血圧の降下等を斉らし、健康保持や成
人病予防等に役立つ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 [請求項1]小麦粉、大麦粉、とろろいもの粉末もしく
は摺り潰した生のとろろ、食塩、水等を製造原料とした
麺類の製造方法。 [請求項2]小麦粉、大麦粉、とろろいもの粉末もしく
は摺り潰した生のとろろ、ビール、食塩、水等を製造原
料とした麺類の製造方法。 [請求項3]小麦粉、ビール、食塩、水等を製造原料と
した麺類の製造方法。 [請求項4]小麦粉、とろろい
もの粉末もしくは摺り潰した生のとろろ、ビール、食
塩、水等を製造原料とした麺類の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5170800A JPH07130A (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | 麺類の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5170800A JPH07130A (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | 麺類の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07130A true JPH07130A (ja) | 1995-01-06 |
Family
ID=15911589
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5170800A Pending JPH07130A (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | 麺類の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07130A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4947820A (en) * | 1988-02-08 | 1990-08-14 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Combustion control system for internal combustion engine adaptable to on and off of exhaust gas recirculation |
JPWO2004002978A1 (ja) * | 2002-06-26 | 2005-10-27 | サントリー株式会社 | 消化管運動促進飲食物 |
CN107692124A (zh) * | 2017-11-16 | 2018-02-16 | 湖南裕湘食品有限公司 | 山药挂面及其制备方法 |
CN107744093A (zh) * | 2017-10-31 | 2018-03-02 | 湖南裕湘食品有限公司 | 一种多杂粮挂面及其制备方法 |
CN107751778A (zh) * | 2017-09-27 | 2018-03-06 | 熊家宝 | 一种具有清热解毒功能的高纤维含量保健面条及其制备方法 |
CN108902719A (zh) * | 2018-06-21 | 2018-11-30 | 河北交通职业技术学院 | 一种保健面条及其制备方法 |
-
1993
- 1993-06-03 JP JP5170800A patent/JPH07130A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4947820A (en) * | 1988-02-08 | 1990-08-14 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Combustion control system for internal combustion engine adaptable to on and off of exhaust gas recirculation |
JPWO2004002978A1 (ja) * | 2002-06-26 | 2005-10-27 | サントリー株式会社 | 消化管運動促進飲食物 |
JP4948765B2 (ja) * | 2002-06-26 | 2012-06-06 | サントリーホールディングス株式会社 | 消化管運動促進飲食物 |
CN107751778A (zh) * | 2017-09-27 | 2018-03-06 | 熊家宝 | 一种具有清热解毒功能的高纤维含量保健面条及其制备方法 |
CN107744093A (zh) * | 2017-10-31 | 2018-03-02 | 湖南裕湘食品有限公司 | 一种多杂粮挂面及其制备方法 |
CN107692124A (zh) * | 2017-11-16 | 2018-02-16 | 湖南裕湘食品有限公司 | 山药挂面及其制备方法 |
CN108902719A (zh) * | 2018-06-21 | 2018-11-30 | 河北交通职业技术学院 | 一种保健面条及其制备方法 |
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