JPH07130654A - 有機金属化合物混合液及びそれを用いた薄膜の形成方法 - Google Patents
有機金属化合物混合液及びそれを用いた薄膜の形成方法Info
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Abstract
して形成しかつ高い再現性をもって形成することが可能
な有機金属化合物混合液を提供する。前記有機金属化合
物混合液を使用した薄膜の形成方法を提供する。 【構成】 有機金属化合物混合液において、ジアルキル
アルミニウムハイドライド及び炭素数が4以下のアルキ
ル基を有するトリアルキルアルミニウムを含み、前記ト
リアルキルアルミニウムのモル比が0. 3乃至30%の
範囲に設定される。また、薄膜の形成方法において、前
記有機金属化合物混合液を準備する工程と、化学気相成
長法で基板上にAlを含む薄膜を形成する工程とを備え
る。
Description
単にCVDという)において、アルミニウム(以下単に
Alという)を含む薄膜を成膜する際にその原料として
使用する好適な有機金属化合物混合液に関する。また、
本発明は、前記有機金属化合物混合液を原料として使用
する好適な薄膜の形成方法に関する。
の薄膜を長時間連続して形成し、かつ高い再現性をもっ
て形成することが可能な有機金属化合物混合液に関す
る。また、本発明は、このような可能性を有する有機金
属化合物混合液を原料として使用する薄膜の形成方法に
関する。
合物半導体薄膜や半導体装置内の金属配線に使用するA
lを含む薄膜はCVDを用いて形成される。このCVD
において、トリメチルアルミニウム((CH3 )3 A
l、以下単にTMAという)、トリイソブチルアルミニ
ウム等のAl原子に3個のアルキル基が結合した有機金
属化合物が薄膜の原料として使用される。また、ジメチ
ルアルミニウムハイドライド((CH3 )2 AlH、以
下単にDMAHという)等、水素との結合を有する有機
金属化合物が薄膜の原料として使用される。これらの原
料は常温で0. 1乃至10torr程度の蒸気圧を持つ液体
である。この液体の原料は、バブリング容器に入れら
れ、分解温度以下の範囲の一定温度に保持される。CV
Dにおいて、前記液体の原料は水素などのキャリアガス
とともに反応室に導入されることが、通例である。
率で製造する技術が確立されている。しかも、TMAは
安価でモル比 99. 9%程度の高純度の原料として得
られる。しかし、このTMAを原料としてAlを含む薄
膜を形成しようとする場合、成膜された薄膜中に原料に
含まれるアルキル基に起因する炭素が残留し、良好な膜
質が得られない。
Hを原料とした場合、炭素を含まない良好な膜質の薄膜
が得られる。このような特徴から、例えば特開平4−6
5385号公報に開示されるように、最近、原料として
DMAHが広く使用されている。
(Al膜)を形成する場合、半導体や金属の導電性材料
の表面上に堆積され、かつ絶縁材料の表面上に堆積され
ないいわゆる選択堆積が可能である。つまり、半導体装
置の電極−配線間の接続を行うコンタクト孔や下層配線
−上層配線間の接続を行うヴィア孔を埋め込むプラグの
形成に際し、パターンニングプロセスを必要としない点
において、選択堆積はプロセス上極めて有利である。
ではトリイソブチルアルミニウムを原料とした場合にし
か見られない特徴的な現象である。しかも、トリイソブ
チルアルミニウムを原料とした場合、DMAHを原料と
した場合に比較して狭い条件範囲のみにおいて選択堆積
性が見られるが、完全な選択性は得難い。
ムを主原料として例えば次の反応式に基づき合成され
る。 8TMA+AlCl3 +3LiAlH4 →12DMAH+3LiCl さらに、蒸留によって未反応の原材料物質であるTM
A、AlCl3 、LiAlH4 及び副生成物であるLi
Clを分離して、DMAHの精製を行う。特に主原料で
あるTMAは、20℃において9. 2torrと、20℃お
いて2torrであるDMAHよりも高い蒸気圧を有し、こ
のTMAが少量でも残留すると成膜特性に大きな影響を
与えると考えられていた。しかも、TMAを原料として
形成された薄膜中に炭素が混入され、また選択堆積も実
現されていないことは上記の通りであるため、DMAH
本来の良好な膜質を形成し、かつ良好な選択性を実現す
るにはTMA残留量を可能な限り小さくすることが必須
であると考えられていた。このため、蒸留条件を精密に
制御し、かつ何回も繰り返すことによって、 0. 1%
以下までにTMA濃度を減少させたDMAHがCVD原
料として使用されている。なお、TMA以外の未反応原
料物質や副生成物はTMAに比較して容易に分離できる
ので、DMAH及びTMAを除いた残部は原料とするT
MAの濃度と同程度の濃度にできる。
て以下に述べる3つの問題があるので、このDMAHを
原料とする薄膜の形成が生産技術として実用化されるに
至っていない。
合しているので、約5000cp程度の極めて高い粘度
を持つ。このため、安定にバブリングを行うことが困難
である。
体原料であるテトラエトキシオルソシリケートの場合と
異なり、自動補給を行うことができなかった。テトラエ
トキシオルソシリケートの場合には、人為的な補給を行
うことなく長時間の操業を続けることを目的として、バ
ブリング容器及びそれ以外の大容量の予備容器に予め充
填される。予備容器は、バブリング容器内の液体原料の
消費に伴ってこのバブリング容器に液体原料を補給す
る。液体原料の補給は窒素等の不活性ガスの圧力を利用
して自動的に行われる。ところが、DMAHは粘度が高
く、実際には自動的な補給は不可能であるために、DM
AHの使用は頻繁な補給作業を伴っていた。
長期間連続して再現性良く薄膜を形成することができな
い。すなわち、DMAHは次の自己分解反応が順次発生
するので、室温において約3ヶ月の保管の後にDMAH
はTMA及び金属Alに分解される。 2(CH3 )2 AlH→(CH3 )3 Al+(CH3 )AlH2 (CH3 )2 AlH+(CH3 )AlH2 →(CH3 )3 Al+AlH3 2AlH3 →2Al+3H2 ↑ この自己分解反応により発生した金属Alは、キャリア
ガス通過の障害となって原料供給を不安定にする。さら
に、金属Alの発生量が極端に多い場合、バブリング容
器の出入口側の配管が詰まり、原料供給が全く不可能に
なる。しかも、自己分解反応は、温度の上昇及びキャリ
アガスの通過量の増加に従って加速されるので、現実の
生産工程において、1ヶ月以下の短期間で前述の不具合
に至る。第3に、DMAHの価格がTMAの10倍以上
と極めて高い。この価格の増大は、主として合成プロセ
スのDMAHの精製を行う蒸留工程において、生産性が
低いことに起因する。すなわち、DMAHはTMAを分
離するために精密に制御された条件の下において蒸留を
繰り返し行う必要がある。しかもDMAHからTMAの
分離が進むにつれてDMAHの粘度が高くなるので、蒸
留作業が困難になる。また、DMAHの粘度が高いの
で、蒸留工程の自動化や大型化は現状の技術において困
難であり、この点も生産性が低くなる要因になる。
モル比で1:1に混合されたTMA及びDMAHを混合
し、特定の温度に加熱し、減圧蒸留してTMAとDMA
Hとの分子間化合物からなる原料を製造する技術が提案
されている(特開平4−45524号公報)。この分子
間化合物の粘度は低く、しかも安定にバブリングが行え
る特徴がある。
原料の製造に高純度のDMAHが使用されるので、前述
の第3の問題点が解決できない。それどころか、TMA
を混合して蒸留を行うために、加熱に伴う自己分解反応
で実際に必要とするDMAHの収率が減少され、原料の
価格がより一層高くなる。また、この分子間化合物を原
料として金属Al薄膜を形成した場合、DMAHに含ま
れるTMAもCVDにおける表面反応に関与するので、
薄膜中の炭素濃度が高くなり、薄膜の品質が劣化すると
いう問題が発生する。
とを課題としてなされたものであり、不純物濃度の低い
高品質の薄膜を長時間連続して形成しかつ高い再現性を
もって形成することが可能な有機金属化合物混合液、及
びこの有機金属化合物混合液を使用した薄膜の形成方法
の提供を目的とする。
るために、請求項1に係る本発明は、有機金属化合物混
合液において、ジアルキルアルミニウムハイドライド及
び炭素数が4以下のアルキル基を有するトリアルキルア
ルミニウムを含み、前記トリアルキルアルミニウムのモ
ル比が0. 3乃至30%の範囲に設定されることを特徴
とする。前記ジアルキルアルミニウムハイドライドはD
MAHを使用する。前記トリアルキルアルミニウムは、
TMA、トリイソブチルアルミニウム、トリブチルアル
ミニウム、トリプロピルアルミニウム、トリエチルアル
ミニウムのうちいずれかを使用する。
成方法において、ジアルキルアルミニウムハイドライド
及び炭素数が4以下のアルキル基を有するトリアルキル
アルミニウムを含み、前記トリアルキルアルミニウムの
モル比が0. 3乃至30%の範囲に設定される有機金属
化合物混合液を準備する工程と、前記有機金属化合物混
合液を主原料としたCVDにより基板上にAlを含む薄
膜を形成する工程と、を備えたことを特徴とする。前記
基板の温度は250℃以下に保持される。
混合液において、TMAのモル比を制御したので、粘度
を小さくできる。また、本発明は、有機金属化合物混合
液において、自己分解反応を抑えたので、原料の使用寿
命を長くできる。
合物混合液を原料とする薄膜の形成方法において、不純
物濃度を低くして高品質の薄膜を形成でき、かつ長期間
連続して高い再現性をもって薄膜を形成できる。また、
本発明は、薄膜の形成方法において、金属Al薄膜の良
好な選択性を得られ、かつこの良好な選択性を安定して
得られる。
AHと混合するトリアルキルアルミニウムとしてTMA
を使用した場合を説明する。
混合液は、DMAHを精製する際の減圧蒸留において温
度や時間を調整することにより、TMA量を調節する。
また、前記有機金属化合物混合液は、高純度のTMAと
DMAHとを適切に混合する。本実施例において、説明
中の有機金属化合物混合液、つまり原料(CVDに使用
するソースガス)はこれらいずれかの方法により得られ
たものを使用する。
る際に使用する基板はSi基板(半導体基板)、GaA
s基板(化合物半導体基板)等を使用する。これらの基
板は、その表面上に電極−配線間を接続するコンタクト
孔、又は下層配線−上層配線間を接続するヴィア孔を有
する。これらのコンタクト孔、ヴィア孔はいずれも基板
の表面上に形成された絶縁体に形成される。
クを備えたコールドウォールCVD装置で形成される。
化合物混合液において、TMA含有量の変化が混合液の
粘度にどのような変化を与えるかについて調べた。ただ
し、粘度を直接測定することは困難であるため、図1に
示す圧力測定装置を使用し、有機金属化合物混合液のバ
ブリング圧力変動幅を測定することによって間接的に粘
度を測定した。
符号2はバブリング容器、符号3は真空ポンプ、符号4
は圧力計、符号5はニードルバルブ、符号6はペンレコ
ーダである。有機金属化合物混合液1はバブリング容器
2に充填される。この有機金属化合物混合液1を100
sccmの流量の水素でバブリングした場合において、バブ
リング容器2の出口の圧力変動幅を測定する。ただし、
バブリング容器2の出口は手動のニードルバルブ5を通
じて真空ポンプ3に接続され、ニードルバルブ5を調整
し、圧力変動の中心位置がほぼ760torrに設定され
る。
物混合液1の圧力変動幅を測定した結果を図2に示す。
図2において、横軸はTMAのモル比(%)を示し、縦
軸は圧力変動幅(torr)を示す。図2に示すように、T
MA濃度が0. 1%以下の有機金属化合物混合液1の粘
度は極めて高く、200torrに近い領域の圧力値を示
す。この圧力値が高い状態において、安定した成膜を行
うことは困難である。これに対して、TMA濃度が0.
3%以上において、有機金属化合物混合液1は顕著な粘
度の低下による圧力変動幅の減少が見られる。さらに、
TMA濃度が1%において従来の約1/2、3%におい
て従来の約1/5に圧力変動幅が減少し、TMA濃度が
10%においては測定の下限値である20torr以下の極
めて小さな圧力値を得ることができた。
%以上で実用上充分な安定性が得られた。また、TMA
濃度が5%以上の場合、テトラエトキシオルソシリケー
トの場合と同様の自動補給装置において、予備容器から
バブリング容器に液体原料を補給することができた。
囲の低い濃度領域においては、図1に示す手動のニード
ルバルブ5に変えて自動調整バルブを使用しさらに安定
性を確保するために、フィードバック制御による圧力変
動の抑制が必要である。しかしながら、それでも従来に
比較するとはるかに広いバブリング条件範囲において、
実用的な安定性が充分に確保できる。
によってDMAHの粘度が低下するのは、TMAの存在
によってDMAH分子の重合が妨げられるためと考えら
れる。従って、TMA以外のトリアルキルアルミニウム
を混合した場合にも同様の効果が期待できる。
て、TMAの混合の割合がDMAHの自己分解にどのよ
うな影響を与えるかについて、図3に示す。図3におい
て、横軸はTMAのモル比(%)を示し、縦軸は混合液
の実使用上での寿命(月)を示す。
3%に達すると寿命が約4ヶ月を超え、生産に使用可能
なレベルになる。さらに、TMAのモル比が1%以上に
おいて、実験を行った期間(6ヵ月)以上の寿命が得ら
れた。すなわち、本実施例の有機金属化合物混合液は自
己分解反応を抑制できる。
て、TMAの混合の割合が薄膜形成時の選択性にどのよ
うな影響を与えるかについて、図4に示す。図4におい
て、横軸はTMAのモル比(%)を示し、縦軸は金属A
l薄膜の選択性(%)を示す。ここで選択性とは、金属
Al薄膜を形成した際、絶縁体(SiO2 )表面に対し
てコンタクト孔又はヴィア孔に選択的にプラグ(金属A
l薄膜)が形成できる割合をいう。
1〜10%の範囲において約90%以上の選択比が得ら
れる。TMAのモル比が30%において選択比は多少減
少するが、約80%以上の選択比が得られる。しかし、
TMAのモル比が50%において全く選択性が得られな
い。
て、TMAの混合の割合と成膜された薄膜中に含まれる
不純物濃度との関係について、図5に示す。図5におい
て、横軸はTMAのモル比(%)を示し、縦軸は金属A
l薄膜中の炭素濃度(%)を示す。
1〜10%の範囲において炭素濃度が測定下限値である
0. 01%以下の極めて低い値を示し、薄膜は良好な膜
質で形成される。TMAのモル比が30%において、炭
素濃度は多少増加するが、それでも炭素濃度は約0. 1
%以下の低い値を示す。これに対して、TMAのモル比
が50%以上において、1%以上の炭素濃度が観測さ
れ、薄膜の膜質は悪化する。この炭素濃度の増加は絶縁
体表面上に堆積核となる炭素の増加を意味し、図4に示
す選択堆積性を悪化するものであると考えられる。
HにTMAを混合した原料を用いてAl−CVDを行う
と、薄膜の選択性が劣化し、しかも薄膜の膜中の炭素濃
度が増加することが予測されていた。ところが、図4及
び図5に示す結果が得られ、意外にも薄膜の選択性が良
好であり、さらに薄膜の膜中の炭素残留が少いことが判
明した。これは、TMA自身の分解温度が高く、DMA
H及びTMAの両者が供給されてもDMAHのみによる
成膜反応が起きることが、起因すると考えられる。ただ
し、このような結果は、CVDを行う際、基板温度を2
50℃以下に設定しないと良好に得られない。
態で基板表面に到達するため、極めて低い反応性しか持
たないと考えられている。一方、DMAHは150℃程
度の低温において成膜反応を起こすことが知られてい
る。
間化合物を原料とする従来技術において、輸送された分
子間化合物が基板表面でTMAとDMAHとに解離する
ことが成膜を行うために必須である。このため、DMA
Hによる成膜反応が起きる温度において、TMAの関与
した成膜反応は必然的に起きるので、良好な選択性及び
膜質の薄膜を得ることが困難である。
気圧の低いトリアルキルアルミニウム、例えばトリイソ
ブチルアルミニウム、トリプロピルアルミニウム、トリ
エチルアルミニウムをDMAHと混合した有機金属化合
物混合液を用いることも有効である。つまり、この有機
金属化合物混合液は、基板に供給されるトリアルキルア
ルミニウムの分圧をDMAHよりも低くできるため、D
MAHのみによる成膜反応を起こさせて、良好な選択性
及び膜質で成膜を行える。前記トリイソブチルアルミニ
ウムは25℃において0. 1torrの蒸気圧を有する。ト
リプロピルアルミニウムは80℃において0. 1torrの
蒸気圧を有する。また、トリエチルアルミニウムは62
℃において0. 1torrの蒸気圧を有する。
は、成膜反応自体において炭素含有量の少ない良質でか
つ選択性を有する薄膜として形成できる。このため、例
えば温度等の条件設定が不適切でトリイソブチルアルミ
ニウムによる成膜反応が僅かに起きたとしても、良好な
選択性及び膜質で成膜が行える。
MAを含む有機金属化合物混合液において、TMAのモ
ル比を0. 3〜30%の範囲に設定することにより、粘
度を低くでき、自己分解を起こりにくくでき、炭素濃度
を低くでき、しかも選択性を良好にできる金属Al薄膜
が得られる。
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種
々変更できる。
ルキルアルミニウムとして、前記TMAの外に、トリイ
ソブチルアルミニウム、トリブチルアルミニウム、トリ
プロピルアルミニウム、トリエチルアルミニウムのいず
れかを使用してもよい。これらのトリアルキルアルミニ
ウムを用いても上記と同様な結果が得られる。
ハイドライドとして前記DMAH以外にジエチルアルミ
ニウムハイドライドを使用してもよい。この場合、DM
AHの場合のTMAと同様に、蒸留の温度や時間を調整
することによって混合量を調整することができるトリア
ルキルアルミニウムとしてはトリエチルアルミニウムで
ある。
Al−Cu薄膜、Al−Si薄膜、Al−Cu−Si薄
膜などの合金膜やAlGaAsなどのAlを含む化合物
半導体薄膜の形成にも適用できる。
不純物濃度の低い高品質の薄膜を長時間連続して形成し
かつ高い再現性をもって形成することが可能な有機金属
化合物混合液を提供できる。
物混合液を使用した薄膜の形成方法を提供できる。
の圧力を測定する圧力測定装置の構成図である。
混合の割合と圧力変動幅との関係を示す図である。
混合の割合とDMAHの自己分解との関係を示す図であ
る。
混合の割合と薄膜形成時の選択性との関係を示す図であ
る。
混合の割合と成膜された薄膜中に含まれる不純物濃度と
の関係を示す図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 ジアルキルアルミニウムハイドライド及
び炭素数が4以下のアルキル基を有するトリアルキルア
ルミニウムを含み、 前記トリアルキルアルミニウムのモル比が 0. 3乃至
30%の範囲に設定されることを特徴とする有機金属化
合物混合液。 - 【請求項2】 前記請求項1に記載されるジアルキルア
ルミニウムハイドライドはジメチルアルミニウムハイド
ライドであることを特徴とする有機金属化合物混合液。 - 【請求項3】 前記請求項1又は請求項2に記載される
トリアルキルアルミニウムは、 トリメチルアルミニウム、トリエチルアルミニウム、ト
リプロピルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウ
ム、トリブチルアルミニウムのうちいずれかであること
を特徴とする有機金属化合物混合液。 - 【請求項4】 ジアルキルアルミニウムハイドライド及
び炭素数が4以下のアルキル基を有するトリアルキルア
ルミニウムを含み、前記トリアルキルアルミニウムのモ
ル比が0. 3乃至30%の範囲に設定される有機金属化
合物混合液を準備する工程と、 前記有機金属化合物混合液を主原料とした化学気相成長
法により、基板上にアルミニウムを含む薄膜を形成する
工程と、 を備えたことを特徴とする薄膜の形成方法。 - 【請求項5】 前記請求項4に記載されるジアルキルア
ルミニウムハイドライドはジメチルアルミニウムハイド
ライドであることを特徴とする薄膜の形成方法。 - 【請求項6】 前記請求項5に記載される化学気相成長
法により薄膜を形成する工程は、 前記基板の温度を250℃以下に保持した状態において
行われることを特徴とする薄膜の形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5276990A JPH07130654A (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 有機金属化合物混合液及びそれを用いた薄膜の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5276990A JPH07130654A (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 有機金属化合物混合液及びそれを用いた薄膜の形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07130654A true JPH07130654A (ja) | 1995-05-19 |
Family
ID=17577236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5276990A Pending JPH07130654A (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 有機金属化合物混合液及びそれを用いた薄膜の形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07130654A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6984591B1 (en) | 2000-04-20 | 2006-01-10 | International Business Machines Corporation | Precursor source mixtures |
-
1993
- 1993-11-05 JP JP5276990A patent/JPH07130654A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6984591B1 (en) | 2000-04-20 | 2006-01-10 | International Business Machines Corporation | Precursor source mixtures |
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