JPH0713055U - 非接触型icカード - Google Patents

非接触型icカード

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JPH0713055U
JPH0713055U JP4009193U JP4009193U JPH0713055U JP H0713055 U JPH0713055 U JP H0713055U JP 4009193 U JP4009193 U JP 4009193U JP 4009193 U JP4009193 U JP 4009193U JP H0713055 U JPH0713055 U JP H0713055U
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JP
Japan
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card
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contact type
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emergency
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Pending
Application number
JP4009193U
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English (en)
Inventor
誠 八木
順平 田島
孝徳 竹下
利昌 伊藤
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Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0713055U publication Critical patent/JPH0713055U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ICカードの破損等の際、所要のデータを、
書込み可能なROMから容易に読み出すことのできる非
接触型ICカードを提供する。 【構成】 ICカードの破損等により、非接触型ICカ
ード1から不図示のICカード読取書込装置で所要のデ
ータが読み出せなくなったとき、ICカード内に埋込ま
れているハニカム構造体17に沿って折り曲げ、EEP
ROM3に接続されている非常読出し用端子12〜15
を露出させ、EEPROM3から所要のデータを容易に
読み出すことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、非接触型ICカードに関し、特にその破損時のデータ読出しに関す るものである。
【0002】 (関連の技術) ICカードは、大別すると、ICカード読取書込装置と接触状態で信号の送, 受を行う接触型と、非接触状態で信号の送,受を行う非接触型とになる。
【0003】 接触型ICカードは、通常、ICカード読取書込装置と電気接続される6〜8 個の外部接続端子を有し、その一部の端子を介してICカード読取書込装置から 電源供給を受け、所要の信号処理を行っている。そのためICカード内には電源 が内蔵されておらず、信号処理後のデータは、ICカード内蔵の、電気的に書替 え可能な不揮発性メモリであるEEPROM(Electrically Erasable PROM)に保 存される。
【0004】 一方、非接触型ICカードでは、通常、ICカード読取書込装置から電源供給 されず、ICカード自体にコイン型電池等の小型電池を電源として内蔵している 。
【0005】 図4はこのような従来の非接触型ICカードの概略的構成を示すブロック図で ある。図において、5はアンテナで、不図示のICカード読取書込装置と電波に より信号の送,受を行う。42はCPUを核とする信号処理部で、アンテナ5か らの信号から取り出したデータ,RAM(Random Access Memory)43のデータ等 を、CPU内蔵のプログラムにしたがいデータ処理し、所要のデータをRAM4 3に記憶させると共に、アンテナ5を介して所要のデータをICカード読取書込 装置へ送る。4は電池で、信号処理部42,RAM43に電源線16を介して電 源供給を行う。RAM43では、この電池4による電源供給によりメモリ内容が 保持されている。
【0006】 しかし、図4に示すような非接触型ICカードでは、電池の接触不良,消耗、 何らかの原因によるICカードの破損等の際、RAMに保存中のデータが全て消 滅するおそれがある。
【0007】 そこで本出願人は、電池を内蔵する非接触型ICカードでありながら、図3に 示すように、メモリにRAMのかわりにEEPROM等の書込み可能なROMを 用い、前述のような際に、データが消滅しない非接触型ICカードを別途提案し ている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
図3に示すような非接触型ICカードでは、何らかの原因でICカード読取書 込装置で読取り不能となっても所要のデータは書込み可能なROM内に一応保存 されている。
【0009】 そこで電池の接触不良,消耗が原因のときは、接触状態を改善し、或は電池を 交換することにより、ICカード読取書込装置で容易に所要のデータを読み取る ことができる。
【0010】 しかしながら、ICカードの破損が原因のときは、ICカード内に埋め込まれ ている書込み可能なROMの端子を慎重に露出させて所要のデータを読み取らな ければならず、作業能率が悪いという問題がある。またROMがCPUと一体に 形成されているときは、読出しのための所要の線を露出させることが困難で読出 し不能になるという問題がある。
【0011】 本考案は、このような問題を解消するためなされたもので、ICカードの破損 等の際、所要のデータを、書込み可能なROMから容易に読み出すことのできる 非接触型ICカードを提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案では非接触型ICカードを次の(1),(2 )のとおりに構成する。
【0013】 (1)電池と、この電池で駆動される信号処理手段と、この信号処理手段の出 力の少くとも一部を記憶する書込み可能なROMと、この書込み可能なROMに 接続され、当該非接触型ICカード内に埋め込まれた非常読出し用端子とを備え た非接触型ICカード。
【0014】 (2)非常用読出し端子の周辺に配置されている絶縁体は、前記非常読出し用 端子から容易に分離し得るように構成されている前記(1)記載の非接触型IC カード。
【0015】
【作用】
前記(1),(2)の構成により、容易に非常読出し用端子を露出させ、同端 子により所要のデータを読み出すことができる。
【0016】
【実施例】
以下本考案を実施例により詳しく説明する。
【0017】 (実施例1) 図1は実施例1である“非接触型ICカード”の概略的構成を示すブロック図 である。
【0018】 図において、1は非接触型ICカードであり、不図示のICカード読取書込装 置と電波を介して信号の送,受を行う。2は、CPUを核とする信号処理部であ り、内蔵のプログラムにしたがい、アンテナ5を介してICカード読取書込装置 から受信したデータやEEPROM3から読み出したデータ等によりデータ処理 を行い、データ処理後の所要のデータをアンテナ5を介してIC読取書込装置に 送り、また所要のデータをEEPROM3に記憶させる。
【0019】 信号処理部2とEEPROM3の間に、アドレス線6,制御信号線7(ステイ タス,タイミング線),データ線が接続され、データの読取り,書込みが行われ る。
【0020】 EEPROM3には、ICカード破損等の非常時に、残高等の所要のデータを 読み出すための、非常読出し用のアドレス線9,制御信号線10,データ線11 が接続され、夫々の反対端に非常読出し用端子12,13,14が設けられてい る。同様に、EEPROM3に接続された電源線16に非常読出し用端子15が 設けられている。
【0021】 17はハニカム構造体であり、その穴部に前記非常読出し用端子12〜15が 挿入された状態で、信号処理部2,EEPROM3等と共にICカード内に電子 部品保護用充填材により埋め込まれている。なお図1では非常読出し用端子は、 12〜15の4個で示されているが、実際は、非常用読出しのデータの情報量に 応じた数10個の非常読出し用端子があり、ハニカム構造体17の全体にわたり 配置されている。
【0022】 本実施例カードは、このように構成されているので、何らかの原因でICカー ドが破損しICカード読取書込装置でEEPROM3の内容が読取り不能となっ たとき、ICカード1の両面を、ハニカム構造体17の埋込み位置に沿ってカッ タナイフ等で切り込みを付けて折り曲げると、非常読出し用端子12〜15が簡 単に露出する。そこで電源線の端子15に電源供給を行い、アドレス線の端子1 2,制御信号線の端子13に所定の信号を送り、データ線の端子14から所定の データを読み出すことができる。
【0023】 (実施例2) 実施例1はデータ処理後のデータをEEPROMのみに保存するものであるが 、本実施例は、RAM23とEEPROM24に分けて保存するものである。R AM23は従来例のRAM43と同様にICカードの使用状態等のデータを保存 するものであり、EEPROM24は、プリペイカードの残高のように、非常時 に読み出さなければならないデータのみを保存する小容量のメモリである。
【0024】 26,27,28は、夫々信号処理部22とRAM23,EEPROM24間 に接続されたアドレス線,制御信号線,データ線であり、29,30,31は、 夫々EEPROM24に接続された非常読出し用のアドレス線,制御信号線,デ ータ線である。32〜35は、夫々非常読出し用の、アドレス線の端子,制御信 号線の端子,データ線の端子,電源線の端子であり、実施例1と同様に、ハニカ ム構造体25の穴に挿入されている。
【0025】 本実施例では、EEPROM24のメモリ容量が小さいので、非常読出し用の 線や端子の数が少くてすみ、非常読出し用端子の露出作業、非常読出しの操作を 容易に行うことができる。
【0026】 なお以上の各実施例では、書込み可能なROMとしてEEPROMを用いてい るが、本考案はこれに限定されるものではなく、OTPROM(One Time PROM) 等の適宜の書込み可能なROMを用いる形で実施することができる。
【0027】 また、非常読出し用端子の周辺に配置される絶縁体は、ハニカム構造体に限定 されるものではなく、例えば、破断し易いようにミシン目状の穴を空けたり、端 子に予めシリコーン等の油膜を設けた後、樹脂を充填する等、適宜の手法により 端子から容易に分離し得るように構成した絶縁体を用いることができる。
【0028】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、ICカードの破損等により、ICカー ド読取書込装置によってICカードから所要のデータが読み取れなくなったとき に、ICカードを折り曲げて非常読出し用端子を露出させ、容易に所要のデータ を読取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1のブロック図
【図2】 実施例2のブロック図
【図3】 関連技術例のブロック図
【図4】 従来例のブロック図
【符号の説明】
2 信号処理部 3 EEPPROM 4 電池 12〜15 非常読出し用端子 17 ハニカム構造体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 伊藤 利昌 埼玉県浦和市上木崎1丁目13番8号 日本 信号株式会社与野事業所内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池と、この電池で駆動される信号処理
    手段と、この信号処理手段の出力の少くとも一部を記憶
    する書込み可能なROMと、この書込み可能なROMに
    接続され、当該非接触型ICカード内に埋め込まれた非
    常読出し用端子とを備えたことを特徴とする非接触型I
    Cカード。
  2. 【請求項2】 非常用読出し端子の周辺に配置されてい
    る絶縁体は、前記非常読出し用端子から容易に分離し得
    るように構成されていることを特徴とする請求項1記載
    の非接触型ICカード。
JP4009193U 1993-07-22 1993-07-22 非接触型icカード Pending JPH0713055U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4009193U JPH0713055U (ja) 1993-07-22 1993-07-22 非接触型icカード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4009193U JPH0713055U (ja) 1993-07-22 1993-07-22 非接触型icカード

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0713055U true JPH0713055U (ja) 1995-03-03

Family

ID=12571223

Family Applications (1)

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JP4009193U Pending JPH0713055U (ja) 1993-07-22 1993-07-22 非接触型icカード

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19981201