JPH07130518A - R−Fe−N系磁石材料の製造方法およびR−Fe−N系ボンド磁石 - Google Patents
R−Fe−N系磁石材料の製造方法およびR−Fe−N系ボンド磁石Info
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- JPH07130518A JPH07130518A JP5272460A JP27246093A JPH07130518A JP H07130518 A JPH07130518 A JP H07130518A JP 5272460 A JP5272460 A JP 5272460A JP 27246093 A JP27246093 A JP 27246093A JP H07130518 A JPH07130518 A JP H07130518A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 Sm−Fe−N系磁石材料を製造するために
行なうSm2Fe17合金の窒化処理を、10〜200MPa
の圧力の窒素ガス雰囲気により行なう。 【効果】 磁石粉末を極微細にする必要がなく、窒素ガ
スを用いても、粒径149μm(100メッシュ)程度
で粉末内部まで均一な窒化が進む。 極微細化に伴う合
金の酸化が防止でき、磁気特性の低下を避けて性能のよ
い磁石をつくることができる。
行なうSm2Fe17合金の窒化処理を、10〜200MPa
の圧力の窒素ガス雰囲気により行なう。 【効果】 磁石粉末を極微細にする必要がなく、窒素ガ
スを用いても、粒径149μm(100メッシュ)程度
で粉末内部まで均一な窒化が進む。 極微細化に伴う合
金の酸化が防止でき、磁気特性の低下を避けて性能のよ
い磁石をつくることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、R−Fe−N系磁石材
料の製造方法の改良に関し、その方法により製造した磁
石材料のボンド磁石に及ぶ。
料の製造方法の改良に関し、その方法により製造した磁
石材料のボンド磁石に及ぶ。
【0002】
【従来の技術】希土類元素R(Yおよびランタニド系希
土類元素の1種または2種以上),FeおよびNを基本
成分とする磁石が、たとえば特開平2−57663号
や,J.M. D. Coeyら,J. Magn. Ma
gn. Mat., 87 L251(1990)などに
開示されている。 それらは、Rは主としてSmである
R2Fe17系合金に対して、N2ガス、NH3分解ガスある
いはN2+H2混合ガスなどを作用させ、窒化処理するこ
とによって製造する磁石材料である。
土類元素の1種または2種以上),FeおよびNを基本
成分とする磁石が、たとえば特開平2−57663号
や,J.M. D. Coeyら,J. Magn. Ma
gn. Mat., 87 L251(1990)などに
開示されている。 それらは、Rは主としてSmである
R2Fe17系合金に対して、N2ガス、NH3分解ガスある
いはN2+H2混合ガスなどを作用させ、窒化処理するこ
とによって製造する磁石材料である。
【0003】窒化処理は、N2ガスよりNH3分解ガスや
N2+H2混合ガスの方が容易であるというが、常圧では
窒化反応が進みにくいので、圧力を1〜10気圧に高め
たり、いったん水素中で加熱する活性化処理を施してか
ら窒化処理する方法が採用されている。
N2+H2混合ガスの方が容易であるというが、常圧では
窒化反応が進みにくいので、圧力を1〜10気圧に高め
たり、いったん水素中で加熱する活性化処理を施してか
ら窒化処理する方法が採用されている。
【0004】いずれにしても、窒化処理を施す磁石粉末
は、できるだけ微細な粉末にする必要があり、具体的に
は平均粒径を20μm程度にしないと、粉末の中心部ま
で均一に窒化することができない。 ところが、粉末を
極端に微細にすることは表面積を増すことであるから、
当然にその酸化を招き、その結果、得られる磁石の特性
が低下する。 もちろん、窒素ガス以外のNH3 分解ガ
スやN2+H2混合ガスなどは、調製と取扱いが面倒であ
る。
は、できるだけ微細な粉末にする必要があり、具体的に
は平均粒径を20μm程度にしないと、粉末の中心部ま
で均一に窒化することができない。 ところが、粉末を
極端に微細にすることは表面積を増すことであるから、
当然にその酸化を招き、その結果、得られる磁石の特性
が低下する。 もちろん、窒素ガス以外のNH3 分解ガ
スやN2+H2混合ガスなどは、調製と取扱いが面倒であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、R−
Fe−N系磁石材料の製造に関する上記の問題を解決し
て、磁石合金を極端に微細な粉末にすることなく、かつ
窒素ガスを用いて窒化処理を行なって十分な窒化を行な
える方法を提供すること、それによって、磁性の低下を
防いで高性能の磁石の製造を可能にすることにある。
Fe−N系磁石材料の製造に関する上記の問題を解決し
て、磁石合金を極端に微細な粉末にすることなく、かつ
窒素ガスを用いて窒化処理を行なって十分な窒化を行な
える方法を提供すること、それによって、磁性の低下を
防いで高性能の磁石の製造を可能にすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のR−Fe−N系
磁石材料の製造方法は、希土類元素R(Yおよびランタ
ニド系希土類)とFeとを基本成分とする磁石合金であ
って主相がR2Fe17系の結晶構造を有する化合物である
ものを、10〜200MPa(100〜2000気圧)の高
圧の窒素ガス雰囲気に置いて窒化処理することからな
る。
磁石材料の製造方法は、希土類元素R(Yおよびランタ
ニド系希土類)とFeとを基本成分とする磁石合金であ
って主相がR2Fe17系の結晶構造を有する化合物である
ものを、10〜200MPa(100〜2000気圧)の高
圧の窒素ガス雰囲気に置いて窒化処理することからな
る。
【0007】RとFeとを基本成分とする合金は、磁石
材料として有用な、または少なくとも無害な他の合金成
分を含むことができる。 そのひとつの代表はCoであ
るし、そのほか多くの金属が添加できる。 従って本発
明に従って窒化処理した後の主相は、下記の一般式によ
ってあらわすことができる。
材料として有用な、または少なくとも無害な他の合金成
分を含むことができる。 そのひとつの代表はCoであ
るし、そのほか多くの金属が添加できる。 従って本発
明に従って窒化処理した後の主相は、下記の一般式によ
ってあらわすことができる。
【0008】RαFe(1-α-β-γ)CoβMγNδ (ただし、MはTi,Zr,Hf,V,Nb,Ta,C
rおよびWの1種または2種以上であり、α〜δは、原
子%で、5≦α≦20,0≦β≦30,0≦γ≦10お
よび10≦δ≦20の範囲にある)窒化処理の温度は、
250〜600℃の範囲が適切である。 250℃に達
しない温度では窒化の進行が遅くて実際的といえない
し、一方、600℃を超える高温にするとR2Fe17系の
化合物が分解するおそれがある。
rおよびWの1種または2種以上であり、α〜δは、原
子%で、5≦α≦20,0≦β≦30,0≦γ≦10お
よび10≦δ≦20の範囲にある)窒化処理の温度は、
250〜600℃の範囲が適切である。 250℃に達
しない温度では窒化の進行が遅くて実際的といえない
し、一方、600℃を超える高温にするとR2Fe17系の
化合物が分解するおそれがある。
【0009】窒素ガス雰囲気に置く磁石合金の粉末は、
粒径149μm(100メッシュ)程度の細かさに粉砕
すれば十分であり、後記する実施例にみるように、通常
はもっと粗粒であってもよい。 100メッシュより粗
粒であれば、粉末を空気にさらしておいても、常温にお
いては酸化が支障の出るほど速やかには進行しない。
粒径149μm(100メッシュ)程度の細かさに粉砕
すれば十分であり、後記する実施例にみるように、通常
はもっと粗粒であってもよい。 100メッシュより粗
粒であれば、粉末を空気にさらしておいても、常温にお
いては酸化が支障の出るほど速やかには進行しない。
【0010】
【作用】R2Fe17系の結晶構造をもった化合物を高圧の
窒素ガス雰囲気に置くことにより、窒素原子は結晶構造
中に侵入して、R2Fe17N3であらわされる化合物を形
成する。 従来、窒化処理の進行に圧力を高くすること
は試みられたが、10〜20気圧程度の加圧であって、
あまり効果が認められなかったため、加圧の意義は小さ
いと考えられていた。
窒素ガス雰囲気に置くことにより、窒素原子は結晶構造
中に侵入して、R2Fe17N3であらわされる化合物を形
成する。 従来、窒化処理の進行に圧力を高くすること
は試みられたが、10〜20気圧程度の加圧であって、
あまり効果が認められなかったため、加圧の意義は小さ
いと考えられていた。
【0011】発明者は、HIPを用いて従来考えられな
かった装置より高い圧力すなわち100気圧以上の利用
を試み、100〜2000気圧においては加圧が著しい
効果を奏することを見出した。
かった装置より高い圧力すなわち100気圧以上の利用
を試み、100〜2000気圧においては加圧が著しい
効果を奏することを見出した。
【0012】本発明による窒化処理は、高圧を用いるほ
ど高度に行なうことができ、実施例にみるように、とき
にR2Fe17N3の組成に相当する量を超えるNが侵入す
ることがある。 その場合、磁気特性はかえって低下す
るので、上記の組成に近いレベルに窒化を止めるか、ま
たは入りすぎたN原子を結晶格子から追い出すことが好
ましい。 後者は、窒素ガスの加圧を除いてアルゴンの
ような不活性ガス中に磁石粉末を置き、温度はある程度
高く、たとえば窒化処理の温度と同様に保つことによっ
て行なうことができる。
ど高度に行なうことができ、実施例にみるように、とき
にR2Fe17N3の組成に相当する量を超えるNが侵入す
ることがある。 その場合、磁気特性はかえって低下す
るので、上記の組成に近いレベルに窒化を止めるか、ま
たは入りすぎたN原子を結晶格子から追い出すことが好
ましい。 後者は、窒素ガスの加圧を除いてアルゴンの
ような不活性ガス中に磁石粉末を置き、温度はある程度
高く、たとえば窒化処理の温度と同様に保つことによっ
て行なうことができる。
【0013】
【実施例】〔実施例1〕11.3%(原子%)Sm−F
eの合金を高周波誘導溶解により溶製し、鉄製の鋳型に
鋳込んだ。 得られたインゴットを1100℃に24時
間加熱し、均質化処理をした。 このインゴットを、ジ
ョークラッシャーとボールミルを使用して、粒径149
μm以下および44μm以下の粉末に粉砕した。
eの合金を高周波誘導溶解により溶製し、鉄製の鋳型に
鋳込んだ。 得られたインゴットを1100℃に24時
間加熱し、均質化処理をした。 このインゴットを、ジ
ョークラッシャーとボールミルを使用して、粒径149
μm以下および44μm以下の粉末に粉砕した。
【0014】それぞれの粉末をHIP装置内に置き、N
2 ガス雰囲気下に、475℃において、0.1,1.
0,10または100MPa の圧力下に2時間窒化処理し
た。
2 ガス雰囲気下に、475℃において、0.1,1.
0,10または100MPa の圧力下に2時間窒化処理し
た。
【0015】処理後の磁石合金粉末中に侵入した窒素の
量を測定した。 その結果を、使用した材料粉末の粒度
および圧力とともに、表1に示す。
量を測定した。 その結果を、使用した材料粉末の粒度
および圧力とともに、表1に示す。
【0016】 表1 No. 区分 粉末粒径 圧力 侵入窒素量 1 比較例 149μm以下 0.1MPa 2.8原子% 2 〃 〃 1.0 7.2 3 実施例 〃 10 13.1 4 〃 〃 100 14.1 5 比較例 44μm以下 0.1 3.6 6 〃 〃 1.0 12.9 7 実施例 〃 10 14.8 8 〃 〃 100 16.6 表1にみるように、窒素ガスの圧力が1MPa 以下では、
磁石合金を微粉末にしないと10原子%以上のNが侵入
しない。 一方、10MPa では13原子%以上の侵入を
みる。 Sm2Fe17N3におけるNの化学量論的量は1
3.6原子%であるから、10MPa の圧力により、粗粒
に対してもそれに近いNの侵入が実現したことがわか
る。
磁石合金を微粉末にしないと10原子%以上のNが侵入
しない。 一方、10MPa では13原子%以上の侵入を
みる。 Sm2Fe17N3におけるNの化学量論的量は1
3.6原子%であるから、10MPa の圧力により、粗粒
に対してもそれに近いNの侵入が実現したことがわか
る。
【0017】〔実施例2〕11.3%(原子%)Sm−
10%Co−Feの組成の合金を実施例1と同様に処理
して、粒径149μm以下の粉末を得た。 この粉末
を、実施例1と同様に、HIP装置内で1MPaまたは1
00MPaのN2 ガス圧力下に窒化処理した。窒素の侵入
量は、1MPaの場合2.3%(原子%)、100MPaの場
合14.0%であった。
10%Co−Feの組成の合金を実施例1と同様に処理
して、粒径149μm以下の粉末を得た。 この粉末
を、実施例1と同様に、HIP装置内で1MPaまたは1
00MPaのN2 ガス圧力下に窒化処理した。窒素の侵入
量は、1MPaの場合2.3%(原子%)、100MPaの場
合14.0%であった。
【0018】〔実施例3〕実施例1で製造したNo.1〜
8の8種の磁石合金粉末を、ジェットミルを用いてさら
に粉砕して平均粒径3.0μmにした。 この微粉末に
バインダーとしてエポキシ樹脂を2重量%添加して混練
し、15kOe の磁場中で横磁場成形法により加圧成形
し、10×10×10mmの立方体に成形した。 成形圧
力は7トン/cm2 である。
8の8種の磁石合金粉末を、ジェットミルを用いてさら
に粉砕して平均粒径3.0μmにした。 この微粉末に
バインダーとしてエポキシ樹脂を2重量%添加して混練
し、15kOe の磁場中で横磁場成形法により加圧成形
し、10×10×10mmの立方体に成形した。 成形圧
力は7トン/cm2 である。
【0019】各成形体をArガス中150℃×1hrの加
熱により硬化させて、ボンド磁石とした。 それらの磁
気特性を測定して、表2に示す結果を得た。
熱により硬化させて、ボンド磁石とした。 それらの磁
気特性を測定して、表2に示す結果を得た。
【0020】 表2 区分 磁石合金 Br(kG) iHc(kOe) (BH)max(MGOe) 比較例 No.1 2.2 1.8 0.5 〃 No.2 3.8 2.0 1.9 実施例 No.3 6.8 7.1 9.8 〃 No.4 8.2 7.3 13.5 比較例 No.5 2.3 1.6 0.6 〃 No.6 6.4 5.7 7.9 実施例 No.7 8.3 7.0 14.7 〃 No.8 7.8 5.6 11.4
【0021】
【発明の効果】本発明によるR−Fe−N系磁石材料の
製造方法は、R−Fe系磁石合金を従来行なっていたよ
うなきわめて微細な粉末にするという必要をなくし、粉
末内部まで均一に窒化処理を及ぼすことができるから、
微細化に伴う合金の酸化を防止でき、酸化がひきおこす
磁気特性の低下を避けることができる。 窒化は窒素ガ
スの調整および取扱いが容易である。
製造方法は、R−Fe系磁石合金を従来行なっていたよ
うなきわめて微細な粉末にするという必要をなくし、粉
末内部まで均一に窒化処理を及ぼすことができるから、
微細化に伴う合金の酸化を防止でき、酸化がひきおこす
磁気特性の低下を避けることができる。 窒化は窒素ガ
スの調整および取扱いが容易である。
【0022】このようにして高い磁気特性をもった磁石
粉末を結合した本発明のボンド磁石は、当然に高い磁石
性能を示す。
粉末を結合した本発明のボンド磁石は、当然に高い磁石
性能を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C22C 38/00 303 D H01F 1/04
Claims (6)
- 【請求項1】 希土類元素R(Yおよびランタニド系希
土類)とFeとを基本成分とする合金であって主相がR
2Fe17系の結晶構造を有する化合物であるものを、10
〜200MPa の高圧の窒素ガス雰囲気に置いて窒化処理
することからなるR−Fe−N系磁石材料の製造方法。 - 【請求項2】 窒化処理により、一般式 RαFe(1-α-β-γ)CoβMγNδ (ただし、MはTi,Zr,Hf,V,Nb,Ta,C
rおよびWの1種または2種以上であり、α〜δは、原
子%で、5≦α≦20,0≦β≦30,0≦γ≦10お
よび10≦δ≦20の範囲にある。)であらわされる組
成の材料を得る請求項1の製造方法。 - 【請求項3】 窒化処理を温度250〜600℃におい
て実施する請求項1または2の製造方法。 - 【請求項4】 磁石合金の粉末として粒径149μm
(100メッシュ)以上の粗粒を使用して実施する請求
項1ないし3のいずれかの製造方法。 - 【請求項5】 R2Fe17系の結晶構造を有する化合物に
対し、窒化処理によりR2Fe17N3を超える過剰のNを
侵入させたのち、N2圧力を低くすることにより過剰量
のNを追い出して上記式に近い化合物とする工程を含む
請求項1ないし4のいずれかの製造方法。 - 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の方
法により製造した磁石材料の粉末をバインダーにより結
合してなるR−Fe−N系ボンド磁石。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5272460A JPH07130518A (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | R−Fe−N系磁石材料の製造方法およびR−Fe−N系ボンド磁石 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5272460A JPH07130518A (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | R−Fe−N系磁石材料の製造方法およびR−Fe−N系ボンド磁石 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07130518A true JPH07130518A (ja) | 1995-05-19 |
Family
ID=17514228
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5272460A Pending JPH07130518A (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | R−Fe−N系磁石材料の製造方法およびR−Fe−N系ボンド磁石 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07130518A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012106264A (ja) * | 2010-11-18 | 2012-06-07 | Daido Steel Co Ltd | Sm−Fe−N系磁石用薄帯の製造方法 |
-
1993
- 1993-10-29 JP JP5272460A patent/JPH07130518A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012106264A (ja) * | 2010-11-18 | 2012-06-07 | Daido Steel Co Ltd | Sm−Fe−N系磁石用薄帯の製造方法 |
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