JPH07130253A - ガス遮断器 - Google Patents

ガス遮断器

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Publication number
JPH07130253A
JPH07130253A JP5270980A JP27098093A JPH07130253A JP H07130253 A JPH07130253 A JP H07130253A JP 5270980 A JP5270980 A JP 5270980A JP 27098093 A JP27098093 A JP 27098093A JP H07130253 A JPH07130253 A JP H07130253A
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JP
Japan
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drive
circuit breaker
lever
gas circuit
operating
Prior art date
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Application number
JP5270980A
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English (en)
Inventor
Takaya Mineyama
貴也 三根山
Isao Hioki
功 日置
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)
  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガス遮断器全体の縮小および現地における据
付工事の容易化に貢献し得るような、構造が簡素で力の
伝達効率の高い駆動機構を有するガス遮断器を提供す
る。 【構成】 駆動機構57は、操作機構56の駆動軸62
によって回転する駆動レバー63を備える。駆動レバー
63は、異なる方向にそれぞれ突出する3つの分岐を有
するように構成される。3つの分岐のうちの1つの分岐
は、3相の遮断部のうちの中央の接地容器52b内に収
納された遮断部に対して遊動ロッド67を介して連結さ
れる。残る2つの分岐は、それぞれ、個別の遊動ロッド
64,68を介して回動可能な個別のレバー65,69
に連結される。レバー65,69は、両端の接地容器5
2c,52a内に収納された遮断部に対して遊動ロッド
66,70を介して連結される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各相が個別の容器に収
納される3相単相形のガス遮断器の配置および構成に係
り、特に、3相の遮断部を一括して操作する操作機構と
3相の遮断部とを連結する駆動機構の配置および構成の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】ガス遮断器は、絶縁ガスを封入した容器
内に遮断部を収納して構成される機器である。図5は、
このようなガス遮断器のうち、各相が個別の容器に収納
される3相単相形のガス遮断器の従来例(実開昭64−
20635号公報)を示す外観斜視図である。
【0003】この図5において、1は、消弧室を備えた
3相各相の遮断部を収納した円筒状の接地容器であり、
3個の接地容器1は、その長手方向が互いに平行に揃う
ようにして、架台2上に並べて配置されている。これら
の接地容器1の各上部には、各一対のブッシングBGが
起立する形で配置されており、ブッシングBGの基部に
は、ブッシング変流器10がそれぞれ設けられている。
より詳細には、各接地容器1上の一対のブッシングBG
は、接地容器1の長さ方向の両端にそれぞれ配置され、
互いにその先端が離反方向に向くようにして、逆八字状
に傾斜して取り付けられている。また、各一対のブッシ
ングBGは、接地容器1と直交する方向に対しても、中
央の接地容器1のブッシングBGを軸として、両端の接
地容器1のブッシングBGが、互いにその先端が離反方
向に向くようにして配置されている。
【0004】3個の接地容器1の長手方向の一端には、
操作・駆動側の駆動ケース31が配置されている。この
駆動ケース31は、3個の接地容器1の全てと対向する
ようにして配置され、3個の接地容器1の各端部から延
設された接続管1aにより支持されており、その内部に
は、後述する操作機構6および駆動機構30が収納され
ている。また、中央に位置している接地容器1とこれに
隣接する片側の接地容器1との間の接地容器1の下側よ
りには、接地容器1の長さ方向に沿って、円筒状の発動
部材ケース3内が配置されている。この発動部材ケース
3の駆動ケース31側の端部は、駆動ケース31と連結
されており、発動部材ケース3内と駆動ケース31内と
が連通している。また、発動部材ケース3内には、発動
部材としてのトーションバー11a,11bが収納され
ている。
【0005】図6は、図5のガス遮断器における発動部
材、操作機構、および駆動機構の関係を示す平面図であ
る。この図6において、発動部材は、併設された投入用
および遮断用のトーションバー11a,11bを備えて
いる。このうち、投入用のトーションバー11aの蓄勢
力は、遮断用のトーションバー11bの蓄勢力より大き
い値に設定されている。また、これらのトーションバー
11a,11bの一端は、発動部材ケース3に固定さ
れ、その他端は、操作機構6の一端と接続されている。
操作機構6の他端は、駆動レバー16を取り付けられた
回転軸12と接続されており、投入用または遮断用のト
ーションバー11a,11bの放勢力を回転軸12を介
して駆動レバー16に伝える構成となっている。
【0006】駆動レバー16の先端は、ロッド19の一
端と、球面軸受を介してピン21により連結されてい
る。このロッド19は、駆動ケース31の長手方向に沿
って中央の接地容器1側に伸びるように配置されてい
る。このロッド19の他端側には、ほぼ台形状に近い形
状とされた従動レバー14が設けられており、この従動
レバー14は、そのほぼ中央部において、支軸14aに
よって回転自在に支持されている。そして、ロッド19
の他端は、この従動レバー14の上底側の一端と、球面
軸受を介してピン22により回転自在に連結されてい
る。従動レバー14の上底側の他端は、絶縁リンク20
を介して、中央の接地容器1の内部の駆動軸1bと回転
自在に連結されている。この駆動軸1bは、この中央の
接地容器1の内部に配置されている遮断部の可動接触子
を駆動する。
【0007】また、従動レバー14の下底側の一端に
は、ロッド18の一端が回転自在に連結されている。こ
のロッド18は、発動部材ケース3から遠い側の端部の
接地容器1側に伸びるように配置されている。このロッ
ド18の他端側には、ほぼブーメラン状とされた従動レ
バー15が設けられており、この従動レバー15は、そ
のほぼ中央部において、支軸15aによって回転自在に
支持されている。そして、ロッド18の他端は、この従
動レバー15の一端と回転自在に連結されている。従動
レバー15の他端は、絶縁リンク20を介して、発動部
材ケース3から遠い側の端部の接地容器1の内部の駆動
軸1bと回転自在に連結されている。この駆動軸1b
は、この端部の接地容器1の内部に配置されている遮断
部の可動接触子を駆動する。
【0008】一方、従動レバー14の下底側の他端に
は、ロッド17の一端が回転自在に連結されている。こ
のロッド17は、発動部材ケース3に近い側の端部の接
地容器1側に伸びるように配置されている。このロッド
17の他端側には、ほぼブーメラン状とされた従動レバ
ー13が設けられており、この従動レバー13は、その
ほぼ中央部において、支軸13aによって回転自在に支
持されている。そして、ロッド17の他端は、この従動
レバー13の一端と回転自在に連結されている。従動レ
バー13の他端は、絶縁リンク20を介して、発動部材
ケース3に近い側の端部の接地容器1の内部の駆動軸1
bと回転自在に連結されている。この駆動軸1bは、こ
の端部の接地容器1の内部に配置されている遮断部の可
動接触子を駆動する。
【0009】以上説明したような、駆動ケース31内に
配置された複数の部材、すなわち、1個の駆動レバー1
6、3本のロッド17〜19、3個の従動レバー13〜
15、および3個の絶縁リンク20により、各接地容器
1内の遮断部を一括して駆動するための駆動機構30が
構成されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな従来のガス遮断器には、次のような問題点がある。
すなわち、図5に示す従来のガス遮断器の駆動機構30
は、操作機構6からの駆動力を、1個の駆動レバー16
から1個のロッド19を介して中央の従動レバー14に
伝達し、この中央の従動レバーから個別のロッド17,
18を介して2個の従動レバー13,15に伝達し、こ
れらの3個の従動レバー13〜15から個別の絶縁リン
ク20を介して各遮断部に伝達する構成であるため、部
品点数が多く、構成が複雑である。また、投入、引外し
動作時においては、操作機構6に取り付けられた駆動レ
バー16の回転運動方向と、この駆動レバー16とロッ
ド19を介して連結された台形状の従動レバー14の回
転運動方向とが異なるため、操作機構6からの力の伝達
効率があまりよくない。
【0011】さらに、中央の接地容器1と、これに隣接
する片側の接地容器1との間の下側よりに、円筒状の発
動部材ケース3が配置され、この発動部材ケース3の一
端が、駆動ケース31と連結されている。その結果、駆
動ケース31の下端から中央のブッシング上端までの距
離すなわち輸送高さH1が長くなるため、ガス遮断器を
ブッシング付きの状態で現地まで一体輸送することが困
難になる。したがって、必然的に分解輸送することにな
るが、この場合には、現地施工が困難になる。
【0012】本発明は、上述したような従来のガス遮断
器の問題を解決するために提案されたものであり、その
目的は、ガス遮断器全体の縮小および現地における据付
工事の容易化に貢献し得るような、構造が簡素で力の伝
達効率の高い駆動機構を有するガス遮断器を提供するこ
とである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のガス遮断器は、
絶縁ガスが封入されかつ3相の遮断部がそれぞれ収納さ
れた3個の容器が、その長手方向を揃える形で並べて配
置され、これらの容器の一端に、3個の容器の全てと対
向するようにして操作・駆動側の容器が配置され、この
操作・駆動側の容器内に、回転力を出力とする駆動軸に
より3相の遮断部を一括して操作する操作機構と、3相
の遮断部と操作機構とを連結する駆動機構が収納された
ガス遮断器において、次のような特徴を有するものであ
る。
【0014】すなわち、本発明において、前記駆動機構
は、前記操作機構の駆動軸によって回転する駆動レバー
を備え、前記駆動レバーは、異なる方向にそれぞれ突出
する3つの分岐を有するように構成される。そして、前
記3つの分岐のうちの1つの分岐は、前記3相の遮断部
のうちの中央の遮断部と遊動ロッドを介して連結され
る。また、前記3つの分岐のうちの残る2つの分岐は、
それぞれ、個別の遊動ロッドを介して回動可能な個別の
レバーに連結され、さらに、各レバーは、前記3相の遮
断部のうちの両端の遮断部に連結される。より望ましく
は、前記複数のレバーと複数の遊動ロッドは、ほぼ同一
平面上で動作するように配置される。そしてまた、前記
操作機構は、前記駆動機構の配置平面の上方に重ねて配
置される。
【0015】
【作用】以上のような構成を有する本発明のガス遮断器
の作用は、次の通りである。すなわち、本発明のガス遮
断器においては、操作機構の駆動軸によって、駆動レバ
ーを直接回転させ、この駆動レバーにより、遊動ロッド
を介して中央の遮断部を直接駆動するとともに、個別の
遊動ロッドおよび個別の駆動レバーを介して両端の遮断
部を駆動することができる。そのため、駆動レバーを含
むレバーの数は3個となり、1個の駆動レバーと3個の
従動レバーを使用した場合に比べて、レバーの数を1個
少なくすることができる。そして、このようにレバーの
数が少ない分だけ、部材間の接続関係を単純化でき、構
成を簡素化できる。また、操作機構の駆動軸によって駆
動レバーを直接回転させることから、操作機構からの力
の伝達効率が高くなっている。特に、複数のレバーと遊
動ロッドを、ほぼ同一平面上で動作するように配置した
場合には、伝達効率をより向上できる。
【0016】さらに、操作機構の駆動軸によって駆動レ
バーを直接回転させることから、操作機構を、駆動機構
の上部に重ねて配置することが可能である。そして、こ
のような配置構成とすることにより、ガス遮断器の輸送
上の高さが、各相の容器の下端から中央のブッシング上
端までの距離となり、各相の容器よりも低位置の発動部
材ケースを使用した場合に比べて縮小される。そのた
め、ガス遮断器をブッシング付きの状態で現地まで一体
輸送することが容易になり、それに伴い、現地施工が容
易になる。
【0017】
【実施例】以下には、本発明によるガス遮断器の一実施
例について、図1〜図4を参照して具体的に説明する。
この場合、図1は、本実施例のガス遮断器の駆動機構を
示す平面図、図2は、図1の駆動機構を示す正面図、図
3は、本実施例のガス遮断器全体を示す平面図、図4
は、図3のガス遮断器を示す正面図である。
【0018】(1)実施例の構成 まず、図3および図4に示すように、本実施例のガス遮
断器の遮断部およびブッシングの構成は、図5および図
6に示した従来のガス遮断器と基本的に同様である。す
なわち、架台51上には、3相各相の遮断部を収納した
円筒状の3個の接地容器52a〜52cが、その長手方
向が互いに平行に揃うようにして並べて配置されてい
る。これらの接地容器52a〜52cの各上部には、そ
れぞれその基部にブッシング変流器54を有する各一対
のブッシング55が起立する形で設けられている。より
詳細には、各一対のブッシング55は、接地容器52a
〜52cの長さ方向の両端にそれぞれ配置され、互いに
その先端が離反方向に向くようにして、逆八字状に傾斜
して取り付けられている。また、各一対のブッシング5
5は、接地容器52a〜52cと直交する方向に対して
も、中央の接地容器52bのブッシング55を軸とし
て、両端の接地容器52a,52cのブッシング55
が、互いにその先端が離反方向に向くようにして配置さ
れている。
【0019】3個の接地容器52a〜52cの長手方向
の一端には、操作・駆動側の駆動ケース58が配置され
ている。この駆動ケース58は、3個の接地容器52a
〜52cの全てと対向するようにして配置され、各接地
容器52a〜52cと接続されている。この駆動ケース
58の内部には、後述する操作機構56および駆動機構
57が収納されている。
【0020】駆動ケース58内の操作機構56および駆
動機構57は、図1に示すように構成されている。ま
ず、操作機構56は、コイルバネからなる遮断バネ5
9、図示していない投入バネ、モータ機構、蓄勢機構、
キャッチ機構などから構成されている。この操作機構5
6の遮断バネ59は、駆動ケース58の長手方向に配置
されており、この遮断バネ59の一端は、図示していな
い連結機構を介して駆動軸62に接続されており、遮断
バネ59の蓄勢力によって、駆動軸62が回転するよう
に構成されている。この駆動軸62は、その先端(下
端)が中央の接地容器52bに対向する位置にまで伸び
るようにして配置されている。
【0021】また、駆動軸62の下端の、中央の接地容
器52bに対向する位置には、3つの分岐を有する駆動
レバー63が配置されており、駆動軸62の下端に連結
され、駆動軸62と一体に回転するようになっている。
この駆動レバー63の第1の分岐部には、ロッド64の
一端が回転自在にピン結合され、このロッド64の他端
は、図中左端の接地容器52cに対向する位置に配置さ
れたブーメラン状のレバー65の一端に対して回転自在
にピン結合されている。このブーメラン状のレバー65
は、そのほぼ中央部において、支軸65によって回転自
在に支持されている。このレバー65の他端には、ロッ
ド66の一端が回転自在にピン結合され、レバー65
は、このロッド66を介して、図中左端の接地容器52
cの内部の駆動軸71と連結され、図示していない遮断
部に駆動力を伝達するようになっている。
【0022】また、駆動レバー63の第2の分岐部に
は、ロッド67の一端が回転自在にピン結合され、この
ロッド67の他端は、中央の接地容器52bの内部の駆
動軸72と連結され、図示していない遮断部に駆動力を
伝達するようになっている。さらに、駆動レバー63の
第3の分岐部には、ロッド68の一端が回転自在にピン
結合され、このロッド68の他端は、図中右端の接地容
器52aに対向する位置に配置された三角形状のレバー
69の第1の角部に対して回転自在にピン結合されてい
る。この三角形状のレバー69は、その第2の角部にお
いて、支軸69aによって回転自在に支持されている。
このレバー69の第3の角部には、ロッド70の一端が
回転自在にピン結合され、レバー69は、このロッド7
0を介して、図中右端の接地容器52aの内部の駆動軸
73と連結され、図示していない遮断部に駆動力を伝達
するようになっている。
【0023】以上説明したような、駆動ケース58内に
配置された複数の部材、すなわち、駆動レバー63、5
本のロッド64,66,67,68,70、およびレバ
ー65,69により、各接地容器52a〜52c内の遮
断部を一括して駆動するための駆動機構57が構成され
ている。また、図2に示すように、駆動レバー63、5
本のロッド64,66,67,68,70、およびレバ
ー65,69は、ほぼ同一平面上で動作するように配置
されている。
【0024】(2)実施例の作用 以上のような構成を有する本実施例の作用は次の通りで
ある。
【0025】まず、遮断動作について説明する。すなわ
ち、操作機構56に引外し指令を与えると、遮断バネ5
9がフリーになって放勢し、図2に示す矢印方向へ移動
する。そして、この遮断バネ59の動作により、駆動軸
62が図中矢印方向(図中時計方向)に回転する。これ
により、駆動レバー63も、図1に示す矢印方向(図中
時計方向)に回転し、この駆動レバー63に接続された
3本のロッド64,67,68が図中矢印方向にそれぞ
れ移動し、それにより、中央の接地容器52b内の遮断
部を高速で遮断動作させると同時に、両側のレバー6
5,69が図中矢印方向にそれぞれ回転し、両側のロッ
ド66,70が図中矢印方向にそれぞれ移動して、両端
の接地容器52a,52c内の遮断部を高速で遮断動作
させる。
【0026】次に、投入動作について説明する。すなわ
ち、操作機構56に投入指令を与えると、図示していな
い投入バネがフリーになって放勢し、駆動軸62が図1
の矢印方向と反対方向(図中反時計方向)に回転する。
これにより、駆動レバー63も、図1の矢印方向と反対
方向(図中反時計方向)に回転し、この駆動レバー63
に接続された3本のロッド64,67,68が図中矢印
方向と反対方向にそれぞれ移動し、それにより、中央の
接地容器52b内の遮断部を高速で投入動作させると同
時に、両側のレバー65,69が図中矢印方向と反対方
向にそれぞれ回転し、両側のロッド66,70が図中矢
印方向と反対方向にそれぞれ移動して、両端の接地容器
52a,52c内の遮断部を高速で投入動作させる。
【0027】(3)実施例の効果 本実施例によれば、以上のように1個の駆動レバー63
と2個のレバー65,69という計3個のレバーによっ
て3相の遮断部を駆動することができ、1個の駆動レバ
ー16と3個の従動レバー13〜15を使用した従来の
ガス遮断器に比べて、レバーの数が1個少なくなってい
る。そして、このようにレバーの数が少ない分だけ、従
来に比べて部材間の接続関係が単純化され、構成が簡素
化されている。また、操作機構56の駆動軸62によっ
て駆動レバー63を直接回転させることから、従来に比
べて操作機構56からの力の伝達効率が格段に高くなっ
ている。特に、図2に示すように、駆動レバー63、5
本のロッド64,66,67,68,70、およびレバ
ー65,69は、ほぼ同一平面上で動作するように配置
されているため、伝達効率がより向上している。
【0028】さらに、操作機構56を、駆動機構57の
上部に重ねて配置しているため、ガス遮断器の輸送上の
高さH2は、各相の接地容器52a〜52cの下端から
中央のブッシング55上端までの距離となり、各相の接
地容器1よりも低位置の発動部材ケース3を使用した従
来例の輸送上の高さH1に比べて縮小されている。その
ため、ガス遮断器をブッシング付きの状態で現地まで一
体輸送することが容易になり、それに伴い、現地施工が
容易になるという効果が得られる。
【0029】(4)他の実施例 なお、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、例えば、使用するレバーの具体的な形状や配置は適
宜変更可能である。また、操作機構の具体的な構成は自
由に選択可能である。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明によるガス遮断器
によれば、操作機構の駆動軸によって直接回転する駆動
レバーを使用し、この駆動レバーに設けた3つの分岐か
ら、遊動ロッドを介して、3相の各遮断部を駆動するよ
うに構成したことにより、ガス遮断器全体の縮小および
現地における据付工事の容易化に貢献し得るような、構
造が簡素で力の伝達効率の高い駆動機構を有するガス遮
断器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるガス遮断器の一実施例を示す図で
あり、特に、駆動機構を示す平面図。
【図2】図1の駆動機構を示す正面図。
【図3】図1のガス遮断器全体を示す平面図。
【図4】図3のガス遮断器を示す正面図。
【図5】従来のガス遮断器の一例(実開昭64−206
35号公報)を示す外観斜視図。
【図6】図6のガス遮断器における発動部材、操作機
構、および駆動機構の関係を示す平面図。
【符号の説明】
51…架台 52a〜52c…接地容器 54…ブッシング変流器 55…ブッシング 56…操作機構 57…駆動機構 58…駆動ケース 59…遮断バネ 62…駆動軸 63…駆動レバー 64,66,67,68,70…ロッド 65,69…レバー 65a,69a…支軸 71〜73…駆動軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁ガスが封入されかつ3相の遮断部が
    それぞれ収納された3個の容器が、その長手方向を揃え
    る形で並べて配置され、これらの容器の一端に、3個の
    容器の全てと対向するようにして操作・駆動側の容器が
    配置され、この操作・駆動側の容器内に、回転力を出力
    とする駆動軸により3相の遮断部を一括して操作する操
    作機構と、3相の遮断部と操作機構とを連結する駆動機
    構が収納されたガス遮断器において、 前記駆動機構は、前記操作機構の駆動軸によって回転す
    る駆動レバーを備え、 前記駆動レバーは、異なる方向にそれぞれ突出する3つ
    の分岐を有するように構成され、 前記3つの分岐のうちの1つの分岐は、前記3相の遮断
    部のうちの中央の遮断部と遊動ロッドを介して連結さ
    れ、 前記3つの分岐のうちの残る2つの分岐は、それぞれ、
    個別の遊動ロッドを介して回動可能な個別のレバーに連
    結され、さらに、各レバーは、前記3相の遮断部のうち
    の両端の遮断部に連結される、ことを特徴とするガス遮
    断器。
  2. 【請求項2】 前記複数のレバーと複数の遊動ロッド
    は、ほぼ同一平面上で動作するように配置されることを
    特徴とする請求項1記載のガス遮断器。
  3. 【請求項3】 前記操作機構は、前記駆動機構の配置平
    面の上方に重ねて配置されることを特徴とする請求項1
    記載のガス遮断器。
JP5270980A 1993-10-28 1993-10-28 ガス遮断器 Pending JPH07130253A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100891179B1 (ko) * 2001-07-23 2009-04-01 가부시끼가이샤 히다치 세이사꾸쇼 가스절연개폐장치
CN102064037A (zh) * 2010-11-22 2011-05-18 句容市华阳电器有限公司 一种组合式接地开关
JP2015008592A (ja) * 2013-06-25 2015-01-15 三菱電機株式会社 ガス遮断器

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