JP4334130B2 - 複合型ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、絶縁性ガスを充填した容器内に、多数のスイッチ類を配置した電力用ガス絶縁開閉装置に係り、特に遮断器と主母線との間、遮断器と送電線との間等への設置に好適な、断路器や接地装置等から構成される複合型ガス絶縁開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
気中変電所では一般に、母線や鉄塔の寿命は長く、開閉装置のリプレースの際に母線や鉄塔を交換することは少ない。従って、気中絶縁母線を有効に使用しつつ、開閉装置を高性能、高信頼性のものにリプレースするケースが多い。
【0003】
複合型開閉装置はこのようなニーズに対応する装置である。そして、この種の装置として、絶縁支持構造物の一端に操作装置を接続し、他端に操作装置により駆動する駆動連結部を収納した金属容器を接続し、かつ、金属容器の一端に少なくとも二つ以上の、駆動連結部に連動して通電部の接点が開閉される遮断部、または断路部を収納した絶縁構造物を接続した複合型ガス絶縁開閉装置が考えられている。
【0004】
図3は、この種の複合型ガス絶縁開閉装置を例示したものである。この図3に示す装置は、架台1に分岐構造(例えばY形)の金属製接地容器2を立設し、この接地容器2の分岐した一端側に、遮断部3を収納したブッシング兼用の碍管4を絶縁スペーサ5を介して連結してある。遮断部3は金属製接地容器2に収納した遮断部接続導体7内の遮断部駆動用絶縁棒8を介して、架台1に設けた遮断部操作装置9に接続されている。一方、金属製接地容器2の他端側には、断路部10を収納した管状接地容器11が絶縁スペーサ12を介して連結され、管状接地容器11の表面側には断路部操作装置13が設けてある。さらに管状接地容器11の先端には、ブッシング導体14を収納した碍管15が連結してある。
【0005】
このような構成の複合型ガス絶縁開閉装置においては、遮断部3側および断路部10側にそれぞれ操作装置9,13を配置し、また遮断部3と断路部10との接続を接地容器2内で行うため、接地容器2を分岐させる必要がある。さらに、遮断部駆動用絶縁棒8の絶縁距離確保のため、分岐を有する接地容器2が大型化せざるを得ない。また、金属製の接地容器2,11を有していることから絶縁スペーサ5,12を配置する必要があり、そのため全体重量が大きくなるとともにコストが高くなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述した複合型ガス絶縁開閉装置においては、遮断部および断路部にそれぞれ駆動装置を配置すること、分岐を有する金属製接地容器が大型であることから全体重量が大きくなり、それにより安価なものを提供できない等の問題があった。
【0007】
本発明はかかる従来の事情に対処するためになされたものであり、小型・軽量化が図れ、かつ安価な複合型ガス絶縁開閉装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明では、絶縁支持構造物の一端に操作装置を接続し、かつ、前記金属容器の一端に少なくとも前記駆動連結部に連動して通電部の接点が開閉される遮断部を収納した一の絶縁構造物と断路部を収納した他の絶縁構造物を接続した複合型ガス絶縁開閉装置において、前記絶縁支持構造物内に前記遮断部および前記断路部を駆動する絶縁棒を複数本配置する一方、前記絶縁支持構造物の一端に接続された操作装置は、遮断部操作装置と断路部操作装置からなることを特徴とする複合型ガス絶縁開閉装置を提供する。
【0009】
上記構成の複合型ガス絶縁開閉装置によれば、遮断部または断路部を駆動させる絶縁棒を単一の絶縁支持構造物内に収納したことにより、遮断部または断路部の操作装置が共通の容器に収納でき、遮断部または断路部駆動のための動作方向を変換する金属容器を小型化できる。したがって、全体重量の軽減が図れるとともに、低コスト化も図れるようになる。
【0010】
なお、本発明の複合型ガス絶縁開閉装置においては、絶縁棒のガイド用支持体を絶縁支持構造物内に配置することが望ましい。
【0011】
これにより、絶縁棒を駆動する際、遮断部駆動用絶縁棒または断路部駆動用絶縁棒の干渉をガイド用支持体によって回避することができ、各絶縁棒の動作方向と異なる方向へのずれ防止、および遮断部または断路部の動作時に絶縁棒に作用する力を分散させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る複合型ガス絶縁開閉装置の実施形態を図1および図2を参照して説明する。
【0013】
図1は、本発明の一実施形態による複合型ガス絶縁開閉装置の略全体を断面で示す構成図である。
【0014】
この図1に示すように、本実施形態の複合型ガス絶縁開閉装置は、適宜高さの架台21上に機構部収納箱22を設置し、この機構部収納箱22内に断路部操作装置23aおよび遮断部操作装置24aを収納してある。
【0015】
機構部収納箱22上には例えば碍管からなる1本の絶縁支持構造物23が直立状態で設けられ、その上端に例えば断面六角状の金属容器24が連通接続されている。絶縁支持構造物23の内部には断路部駆動用絶縁棒25および遮断部駆動用絶縁棒26が所定の間隔で平行に収納されている。
【0016】
また、これらの断路部駆動用絶縁棒25および遮断部駆動用絶縁棒26の上端には、金属容器24内に配置した遮断部駆動方向変換器27および断路部駆動方向変換器28がそれぞれ連結されている。遮断部駆動方向変換器27は例えばカム構造とされ、軸27aを中心として回動できる。また、断路部駆動方向変換器28は例えばV形レバーとされ、軸28aを中心として回動できる。
【0017】
金属容器24には、それぞれ碍管からなる遮断部収納絶縁構造物25aおよび断路部絶縁支持構造物26aが斜立し、これらは例えば横方向から見て互いにV形に配置されている。そして、遮断部収納絶縁構造物25a内には遮断部29が、また断路部絶縁支持構造物26aには断路部30がそれぞれ収納されている。
【0018】
そして、遮断部29には遮断部操作装置24aによる操作力が、遮断部駆動用絶縁棒26および遮断部駆動方向変換器28を介して伝達され、遮断部駆動方向変換器28では遮断部29が動作する方向の力の向きを変える作用が行なわれる。同様に、断路部30には断路部操作装置23aによる操作力が、断路部駆動用絶縁棒25および断路部駆動方向変換器27を介して伝達され、断路部駆動方向変換器27では断路部30が動作する方向の力の向きを変える作用が行なわれる。
【0019】
このような構成の複合型ガス絶縁開閉装置によると、同一の機構部収納箱22内に断路部操作装置23aと遮断部操作装置24aとが収納され、かつ同一の絶縁支持構造物23に断路部駆動用絶縁棒25と遮断部駆動用絶縁棒26とが収納され、さらに同一の金属容器24内で遮断部29および断路部30の電気的接続を行なう各駆動方向変換が実施される。したがって、各絶縁棒25,26の絶縁距離を充分確保するために長い接地容器から断路部接続用の分岐を設ける必要がなく、構成の小型化および軽量化が図れ、しかも低コストの複合型ガス絶縁開閉装置を提供することができる。
【0020】
図2は、本発明の他の実施形態による複合型ガス絶縁開閉装置の略全体を断面で示す構成図である。
【0021】
この図2に示す複合型ガス絶縁開閉装置は、全体構成については図1に示した一実施形態のものと略同様であるが、絶縁支持構造物23の上端、例えば金属容器24の下部に、遮断部駆動用絶縁棒ガイド31および断路部駆動用絶縁棒ガイド32を設け、遮断部駆動用絶縁棒26および断路部駆動用絶縁棒25の各上端部を個別的に案内するようにしてある。すなわち、各絶縁棒ガイド31,32は例えばリングブラケット状に構成され、それぞれリング部分に遮断部駆動用絶縁棒26および断路部駆動用絶縁棒25が挿通されている。その他の構成については、図1に示したものと同様であるから、図2の対応個所に図1と同一の符号を付して説明を省略する。
【0022】
このような構成の図2に示す複合型ガス絶縁開閉装置によると、絶縁支持構造物8の上端位置で、遮断部駆動用絶縁棒26および断路部駆動用絶縁棒25が個別的にガイドされ、互いの干渉が回避されるため、絶縁棒動作時の駆動方向からのずれを防止できるとともに、遮断部29および断路部30の動作時に各絶縁棒25,26に作用する力を分散させることができる。したがって、前記第1実施形態の効果に加え、動作のより一層の確実性が図れる等の効果が奏される。
【0023】
なお、この他の実施形態においては、遮断部駆動用絶縁棒ガイド31および断路部駆動用絶縁棒ガイド32の両方を設けたが、いずれか一方のガイドだけを設けてもよい。また、各ガイド31,32を絶縁支持構造物23の上端側に設けたが、下端側に設けてもよく、さらに両端に設けてもよい。
【0024】
また、上記の各実施形態では遮断部と断路部とを有する構成について述べたが、このような構成に限定されない。すなわち、絶縁支持構造物の一端に操作装置を接続し、他端に操作装置により駆動する駆動連結部を収納した金属容器を接続し、金属容器の一端に少なくとも二つ以上の駆動連結部に連動して通電部の接点が開閉される遮断部または断路部を収納した絶縁構造物を接続した複合型ガス絶縁開閉装置であって、絶縁支持構造物内に遮断部または断路部を駆動する絶縁棒を複数本配置する構成のものであれば、種々の態様で実施することができる。
【0025】
【発明の効果】
以上で説明したように、本発明に係る複合型ガス絶縁開閉装置によれば、遮断部および断路部の操作装置を共通の箱内に収納することにより、小型・軽量で、かつ安価な複合型ガス絶縁開閉装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複合型ガス絶縁開閉装置の一実施形態を示す構成図。
【図2】本発明に係る複合型ガス絶縁開閉装置の他の実施形態を示す構成図。
【図3】従来の複合型ガス絶縁開閉装置を示す構成図。
【符号の説明】
22 機構部収納箱
23 絶縁支持構造物
23a 断路部操作装置
24 金属容器
24a 遮断部操作装置
25 断路部駆動用絶縁棒
25a 遮断部収納絶縁構造物
26 遮断部駆動用絶縁棒
26a 断路部収納絶縁構造物
27 断路部駆動方向変換器
28 遮断部駆動方向変換器
29 遮断部
30 断路部
31 遮断部駆動用絶縁棒ガイド
32 断路部駆動用絶縁棒ガイド

Claims (2)

  1. 絶縁支持構造物の一端に操作装置を接続し、他端に前記操作装置により駆動する駆動連結部を収納した金属容器を接続し、
    かつ、前記金属容器の一端に少なくとも前記駆動連結部に連動して通電部の接点が開閉される遮断部を収納した一の絶縁構造物と断路部を収納した他の絶縁構造物を接続した複合型ガス絶縁開閉装置において、
    前記絶縁支持構造物内に前記遮断部および前記断路部を駆動する絶縁棒を複数本配置する一方、
    前記絶縁支持構造物の一端に接続された操作装置は、遮断部操作装置と断路部操作装置からなる
    ことを特徴とする複合型ガス絶縁開閉装置。
  2. 請求項1記載の複合型ガス絶縁開閉装置において、
    前記絶縁棒のガイド用支持体を前記絶縁支持構造物内に配置したことを特徴とする複合型ガス絶縁開閉装置。
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