JPH0124829Y2 - - Google Patents

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JPH0124829Y2
JPH0124829Y2 JP4339781U JP4339781U JPH0124829Y2 JP H0124829 Y2 JPH0124829 Y2 JP H0124829Y2 JP 4339781 U JP4339781 U JP 4339781U JP 4339781 U JP4339781 U JP 4339781U JP H0124829 Y2 JPH0124829 Y2 JP H0124829Y2
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JP
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arc extinguishing
extinguishing chamber
tank
branch pipe
grounded tank
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JP4339781U
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JPS57155643U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ガス絶縁変電所などに使用される
接地タンク形ガスしや断器の改良に関するもの
で、特に高速しや断器パツフア式ガスしや断器に
関するものである。
電力系統電圧が550KV以上になると、電力系
統の安定度の面より、高速しや断が要求される
が、パツフア式ガスしや断器の場合、2点切以上
の多点切となると、これを駆動するのに、大きな
駆動エネルギーを有する操作機構を必要とするよ
うになる。一般にガスしや断器に設けるパツフア
式消弧室は固定部及び可動部からなる接触子装置
及びパツフア装置を備えるように構成されるか
ら、ガスしや断器を高速しや断をするには、消弧
室の可動部をできるだけ早く駆動する必要があ
り、もし駆動力一定とするならば、できるだけ消
弧室の可動部の質量を消弧室全体とともにできる
だけ小さくする必要がある。
この考案は経済的で、信頼性の高い高速しや断
パツフア式接地タンク形ガスしや断器を提供する
ことを目的とし、1点切のパツフア式消弧室を、
しや断器の接地タンクの中間に、かつ接地タンク
と直角に設けた1個または複数個の枝管内にそれ
ぞれ配設し、消弧室の両端に接続しそれぞれ反対
方向に延長された導体を折曲げて接地タンクの中
心を通つて他の消弧室に連結するかまたは接地タ
ンクの両端に設けたプツシングに連結し、消弧室
の可動部を枝管の端に設けられて大きな駆動力を
有する操作機構に、無駄な質量となる機構を除い
て直結し、1〜1.5サイクルの高速パツフア式し
や断器を実現しようとするのである。
以下に、図示する実施例に関してこの考案を説
明する。
第1図は1100KVクラスの4点切パツフア式接
地タンク形ガスしや断器1としてこの考案を実施
したものの外形図で、図示のように、接地タンク
2に4組の枝管3とマンホール4とを接地タンク
の軸心にほぼ直角に設け、この枝管3の内部には
第2図に示すように消弧室8を配設し、枝管3の
下に機構タンク6を介して、操作機構7をそれぞ
れ組合わせている。マンホール4は蓋4aで閉
じ、接地タンクの両端付近にブツシング5を直立
させている。操作機構7としては、油圧式でも、
ばね式でもよく任意のものを用いうる。操作機構
7は主に駆動部より構成され、電気的に4組の操
作機構7は同時に動くように制御され、一台のし
や断器として機能する。勿論必要であれば、二重
化、多重化されてもさしつかえない。
第2図に示すように、枝管3のほぼ中心軸に沿
って配設された消弧室8はパツフア式であり、ガ
ス吹付を行なうためのパツフア装置の可動部であ
るパツフアシリンダ14は絶縁操作棒10、レバ
ー31、回転シヤフト32を介して操作機構7の
駆動シリンダ7aに直結され、枝管3の軸心方向
に運動されるようになつているとともに無駄とな
る質量は最小となつている。回転シヤフト32は
直線シヤフトでもよい。
消弧室の構造は図示に限るものではないが、第
2図に示す消弧室ではパツフアシリンダ14はノ
ズル13、可動接触子17を固着していて、これ
らとともに消弧室の可動部を構成し、固定ピスト
ン15上に摺動可能に嵌装されている。固定ピス
トン15は支持絶縁筒9によつて枝管端板3aか
ら支持された端子板9aに取付けられている。可
動接触子17が接離可能な固定接触子16は端子
板16aに固着され、端子板16aはシールド1
8を有し、端子板9aから支持棒11、分圧コン
デンサ12を介して端子板9aに対向して支持さ
れている。消弧室の両端において、端子板16
a,9aにそれぞれ導体20,21が接続され、
これらの導体は第2図に示すように、消弧室8の
中央に向つて折曲げて接地タンク2の中心で軸心
に向つて折曲げて接地タンク2の中心で軸心に沿
つて延長され、第2図に示していない次の消弧室
に直結するか、または第1図に示すように接地タ
ンク2の両端に設けたブツシング5に連結され
る。このように、複数個の枝管3及び消弧室8を
設けて、多点切しや断器が構成される。
消弧室の作用は公知の態様と全く同様であるか
ら説明は省略する。
この考案の接地タンク形ガスしや断器は1点切
の消弧室が操作機構に連結される構造であるた
め、消弧室の可動部が高速に駆動され、1〜1.5
サイクルしや断を実現できる。さらに、ユニツト
となる消弧室と操作機構とが枝管と組み合されて
ユニツトに構成されるため、しや断性能、耐電圧
性能はユニツトで検証され、消弧室は分圧コンデ
ンサ12によつて直列に構成され、多点切のしや
断器が容易に構成できる。第1図、第2図に示す
ように接地タンクに直角に設けた枝管内部に、枝
管の軸方向にユニツトとなる消弧室が配設されて
いるので、多点切のしや断器のタンクの長さを短
くすることができ、小形のしや断器を実現でき
る。従つてまた経済的にも良くなる。
また、しや断器の定格電圧が高くなると、消弧
室とタンク間の距離を大きくする必要があるが、
枝管3とマンホール4をうまく接地タンク2に組
み合せることによつて、小形の接地タンクを持つ
たしや断器を実現できる。必要ならば、枝管の径
を接地タンクの径より大きくして、長さのより短
いしや断器を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の接地タンク形ガスしや断器
の1実施例の外形を示す側面図、第2図は1つの
枝管部分の内部を示す部分断面図である。 1……接地タンク形ガスしや断器、2……接地
タンク、3……枝管、4……マンホール、4a…
…蓋、5……ブツシング、6……機構タンク、7
……操作機構、7a……駆動シリンダ、8……消
弧室、9……支持絶縁筒、10……絶縁棒、11
……支持棒、12……分圧コンデンサ、13……
ノズル、14……パツフアシリンダ、15……固
定ピストン、16……固定接触子、17……可動
接触子、18……シールド、20,21……導
体、31……レバー、32……回転シヤフト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 接地タンクの長さ方向の中間に上記接地タン
    クの軸心と直角に設けられた複数個の枝管と、
    可動部及び固定部からなる接触子装置及びバツ
    フア装置を有し、上記可動部が上記枝管の軸心
    方向に運動するように上記枝管内に配設された
    パツフア式消弧室と、このパツフア式消弧室の
    両端にそれぞれ接続され折り曲げて上記接地タ
    ンクの軸心に沿つてそれぞれ反対方向に延長さ
    れた導体と、上記可動部を駆動するように上記
    枝管に設けられた操作機構とを備えることを特
    徴とする接地タンク形ガスしや断器。 (2) 枝管の直径を接地タンクの直径より大きくし
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の接地タンク形ガスしや断器。
JP4339781U 1981-03-26 1981-03-26 Expired JPH0124829Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4339781U JPH0124829Y2 (ja) 1981-03-26 1981-03-26

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JP4339781U JPH0124829Y2 (ja) 1981-03-26 1981-03-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57155643U JPS57155643U (ja) 1982-09-30
JPH0124829Y2 true JPH0124829Y2 (ja) 1989-07-26

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ID=29840372

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JPS57155643U (ja) 1982-09-30

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