JP2597541B2 - ガス遮断器 - Google Patents

ガス遮断器

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JP2597541B2
JP2597541B2 JP60148387A JP14838785A JP2597541B2 JP 2597541 B2 JP2597541 B2 JP 2597541B2 JP 60148387 A JP60148387 A JP 60148387A JP 14838785 A JP14838785 A JP 14838785A JP 2597541 B2 JP2597541 B2 JP 2597541B2
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貴也 三根山
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、各相が別個の円筒形容器を有する3相形の
ガス遮断器に関する。
(従来の技術) 一般にガス遮断器は遮断器本体,操作機構部,連結機
構部及び架台などを接続して構成される。また遮断器本
体は接触部,通電部,絶縁部及びこれらを覆う円筒形容
器にブッシングを樹立させて構成されている。
従来のガス遮断器の構成は第3図及び第4図に示すよ
うに、架台1の上に平行かつ同一面に3相のそれぞれ別
個の遮断器本体2a,2b,2cを並置する。遮断器本体2a,2b,
2cは円筒形容器3a,3b,3c内部にそれぞれ図示しない遮断
部を収納し、この円筒形容器3a,3b,3c内部には絶縁ガス
を封入している。円筒形容器3a,3b,3cの上側にはそれぞ
れ2つの口出部3a1,3b1,3c1を設け、この口出部3a1,3
b1,3c1に円筒形容器3a,3b,3cの長手方向に沿って互に外
側に開くように傾斜させてブッシング4a,4a;4b,4b;4c,4
cを夫々取付ける。そして遮断部から口出部3a1,3b1,3c1
を介してブッシング4a,4b,4cを導出して各相の遮断器2
a,2b,2cを構成する。
さらに架台1の一方側に一つの操作機構部5を設け、
この操作機構部5内の駆動装置6と連結機構部7を介し
てそれぞれの遮断器本体2a,2b,2c内部の図示しない遮断
部の可動側に連結する。
この連結機構部7は駆動装置6と連結される連結シャ
フト8によって一括してそれぞれの遮断器本体2a,2b,2c
と、例えばリンク部9a,9b,9cを介して連結される。
このような従来のガス遮断器においては遮断器の3相
各相の容器の形状が同一でなく、製造作業効率が悪かっ
た。また通常気中絶縁距離Aは隣接した各々のブッシン
グ4a,4b,4cとの距離で定められるので、この距離を十分
確保するには架台1の幅である寸法Bを長くする必要が
ある。このためガス遮断器の据付面積が大きくなるとい
う問題があった。
(発明が解決しようとする課題) 上記のように従来のガス遮断器は製造作業の効率が悪
く、また架台の幅がひろく据付面積が大きいという問題
があった。そこで本発明の目的は製造作業の効率が良く
気中絶縁距離を確保しつつ据付面積の小さなガス遮断器
を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明において第1の手段
としては、「3相の遮断部がそれぞれ別個の円筒形容器
に収納され、この各相の前記円筒形容器の上側に2つの
口出部を設け、この口出部に前記円筒形容器の長手方向
に互いに反対方向へ開くように傾斜させたブッシングを
それぞれ設けて各相の遮断器本体を形成したガス遮断器
において、前記円筒形容器の両端に同一形状の取付部を
それぞれ同一位置に装着した前記3相各相の遮断器本体
を、中央の水平載置部とこの水平載置部の両側に形成さ
れた傾斜載置部を備えた架台のそれぞれの載置部に、互
いに前記円筒形容器が平行になるように配置し、前記傾
斜載置部に配置された遮断器本体をそのブッシングの先
端が前記水平載置部に配置された遮断器本体のブッシン
グから離れる方向に傾斜するように樹立させて設置
し、」第2の手段としては、「3相の遮断部がそれぞれ
別個の円筒形容器に収納され、この各相の前記円筒形容
器の上側に2つの口出部を設け、この口出部に前記円筒
形容器の長手方向に互いに反対方向へ開くように傾斜さ
せたブッシングをそれぞれ設けて各相の遮断器本体を形
成したガス遮断器において、前記円筒形容器の両端に同
一形状の取付部をそれぞれ同一位置に装着した前記3相
各相の遮断器本体を、中央の水平載置部とこの水平載置
部の両側に形成された傾斜載置部を備えた架台のそれぞ
れの載置部に、互いに前記円筒形容器が平行になるよう
に配置し、前記傾斜載置部に配置された遮断器本体をそ
のブッシングの先端が前記水平載置部に配置された遮断
器本体のブッシングから離れる方向に傾斜するように樹
立させて設置し、前記3相の遮断部を一括して動作させ
る操作機構部を前記架台の内部に設置し、この操作機構
部と前記円筒形容器端部から導出される前記遮断部の端
部とを遮断器の側面に配置した連結機構部で接続す
る。」 (作 用) 架台は中央の水平載置部(以下水平部という)とこの
水平部の両側に形成された傾斜載置部(以下傾斜部とい
う)を備えている。夫々の傾斜部に配設される遮断器本
体は水平部に配設される遮断器本体から離れる方向に傾
斜しているので、気中絶縁距離を確保つつ架台の幅を低
減することができ、据付面積を縮小することができる。
また、架台に載置される3相各相の遮断器本体は取付部
を含め同一形状に製造することが可能となり、製造作業
効率が向上する。そして3相の遮断器本体の円筒形容器
は高さをそろえ同一面上にあってもよいが、中央の遮断
器本体に比べて両側の遮断器本体を低い位置に配設する
と、より効果的に気中絶縁距離を確保することができ
る。
また第2発明によれば遮断器の側面に連結機構部が配
置されるため点検調整作業が容易になり、操作機構部が
架台内部に配置されるため操作機構部の設置スペースが
不要となり、据付面積をより縮小することが可能であ
る。
(実施例) 以下本発明のガス遮断器の一実施例を第1図及び第2
図を参照して説明する。すなわち、3相各相の遮断器本
体10a,10b,10cの円筒形容器11内にそれぞれ遮断部12を
収納し、円筒形容器11内部には絶縁ガス11aを封入す
る。遮断部12は固定電極部13とこれと対向して接離可能
な可動電極部14とからなり、この固定電極部13及び可動
電極部14からブッシング15,16を介して線路が外部に導
出される。ブッシング15,16は円筒形容器1の上側の長
手方向に設けられた口出部17,18に、上部先端側が離れ
るように傾斜させて取付けられている。
円筒形容器11の両端に同一形状の取付部20a,21a,22a
をそれぞれ同一位置に装着した3相の各相の遮断器本体
10a,10b,10cの円筒形容器11は互に平行かつ、それぞれ
が水平になるように架台19に配設されている。架台19の
上面は中央の水平部20と、水平部20の両端の傾斜部21,2
2とから構成されており、水平部20には取付部20aを介し
て遮断器本体10bが配設されている。遮断器本体10bの両
側には遮断器本体10a,10cが取付部21a,22aを介してそれ
ぞれ傾斜部21,22に配設されている。遮断器本体10a,10c
は中央に配設された遮断器本体10bから離れる方向にそ
れぞれ傾けられている。また遮断器本体10a,10b,10cの
円筒形容器11のうち水平部20に配設された円筒形容器11
は傾斜部21,22に配設された円筒形容器11より高い位置
になるよう配置されている。
架台19の内部には操作機構部23が収納されている。操
作機構部23の内部には可動部28を備えた駆動部27が収納
されており、可動部28と各相の連結操作部25は操作機構
部23側の一端に設けられた一括バー26を介して連結され
ている。各相の連結操作部25は下端に下側支点29、中央
部に中央支点31、上端に上側支点32を備えたレバー30か
ら成る。レバー30は下側支点29によって回動自在に一括
バー26と連結されており、中央支点31によって回動自在
に架台19に支持され、上側支点32によって各相の遮断部
12の可動電極14と回動自在に連結されている。このよう
にしてガス遮断器35が構成される。
次に本発明の実施例の作用について説明する。例えば
図示のような開状態から閉状態に移る場合は、閉指令に
より操作機構部23の駆動部27の可動部28が図示右側に駆
動し、一括バー26に回動自在に支持されているレバー30
が中央支点31を支点として回動する。このためレバー30
の上側支点32に支持される可能電極部14は図示左側に移
動して遮断部12は投入すなわち閉となる。
遮断部12を開状態にする場合は開指令により可動部28
が上記と逆の方向へ移動し、この可動部28の動きによっ
てレバー30が上記と逆方向に動作して遮断状確すなわち
開となる。
本実施例によれば、架台19の上面を中央の水平部20と
その両側の傾斜部21,22で構成し、傾斜部21,22に配設す
る遮断器本体10a,10cを水平部20に配設する遮断器本体1
0bから離れる方向に傾斜させることにより、架台19の幅
を低減させることができる。このため気中絶縁距離Aを
確保しながらガス遮断器35の据付面積を縮小することが
できる。この場合、円筒形容器11は高さをそろえ、同一
面上に配置してもよいが、中央の遮断器本体10bを両側
に比べて高い位置に配設すると、さらに効果的に気中絶
縁距離をとることができる。
また、操作機構部23を架台の内側に配設したことによ
り、第4図に示したような操作機構部5が架台1の側面
に配設されていた従来のガス遮断器に比べ、操作機構部
5の長さ分、長手方向の寸法を縮小することができる。
このように第1図及び第2図に示した寸法B1及びC1
第3図及び第4図に示した従来の寸法B及びCより縮小
され、ガス遮断器35の据付面積をそして遮断器の側面に
連結機構部が配置されるため点検調整作業が容易にな
る。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば架台に載置される3相各
相の遮断器本体は取付部を含め同一形状に製造すること
が可能となり、製造作業効率が向上する。そして架台の
上面を中央の水平部とその両側の傾斜部で構成し、この
傾斜部に配設する遮断器本体を互に離れる方向に傾ける
ことにより気中絶縁距離を確保しつつ据付面積を縮小し
たガス遮断器を提供することができる。
さらに、第2発明によれば遮断器の側面に連結機構部
が配置されるため点検調整作業が容易になり、操作機構
部が架台内部に配置されるため操作機構部の設置スペー
スが不要となり、据付面積をより縮小することが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明のガス遮断器のそれぞれ一部
断面側面図及び正面図、第3図及び第4図は従来のガス
遮断器のそれぞれ側面図、及び一部断面正面図である。 10a,10b,10c……遮断器本体、11……円筒形容器、11a…
…絶縁ガス、12……遮断部、13……固定電極部、14……
可動電極部、15,16……ブッシング、17,18……口出部、
19……架台、20……水平部、21,22……傾斜部、20a,21
a,22a……取付部、23……操作機構部、25……連結操作
部、26……一括バー、27……駆動部、28……可動部、29
……下側支点、30……レバー、31……中央支点、32……
上側支点、35……ガス遮断器。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】3相の遮断部がそれぞれ別個の円筒形容器
    に収納され、この各相の前記円筒形容器の上側に2つの
    口出部を設け、この口出部に前記円筒形容器の長手方向
    に互いに反対方向へ開くように傾斜させたブッシングを
    それぞれ設けて各相の遮断器本体を形成したガス遮断器
    において、前記円筒形容器の両端に同一形状の取付部を
    それぞれ同一位置に装着した前記3相各組の遮断器本体
    を、中央の水平載置部とこの水平載置部の両側に形成さ
    れた傾斜載置部を備えた架台のそれぞれの載置部に、互
    いに前記円筒形容器が平行になるように配置し、前記傾
    斜載置部に配置された遮断器本体をそのブッシングの先
    端が前記水平載置部に配置された遮断器本体のブッシン
    グから離れる方向に傾斜するように樹立させて設置した
    ことを特徴とするガス遮断器。
  2. 【請求項2】3相の遮断部がそれぞれ別個の円筒形容器
    に収納され、この各相の前記円筒形容器の上側に2つの
    口出部を設け、この口出部に前記円筒形容器の長手方向
    に互いに反対方向へ開くように傾斜させたブッシングを
    それぞれ設けて各相の遮断器本体を形成したガス遮断器
    において、前記円筒形容器の両端に同一形状の取付部を
    それぞれ同一位置に装着した前記3相各組の遮断器本体
    を、中央の水平載置部とこの水平載置部の両側に形成さ
    れた傾斜載置部を備えた架台のそれぞれの載置部に、互
    いに前記円筒形容器が平行になるように配置し、前記傾
    斜載置部に配置された遮断器本体をそのブッシングの先
    端が前記水平載置部に配置された遮断器本体のブッシン
    グから離れる方向に傾斜するように樹立させて設置し、
    前記3相の遮断部を一括して動作させる操作機構部を前
    記架台の内部に設置し、この操作機構部と前記円筒形容
    器の端部から導出される前記遮断部の端部とを、遮断器
    の側面に配置した連結機構部で接続したことを特徴とす
    るガス遮断器。
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