JPH07129828A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JPH07129828A
JPH07129828A JP27470993A JP27470993A JPH07129828A JP H07129828 A JPH07129828 A JP H07129828A JP 27470993 A JP27470993 A JP 27470993A JP 27470993 A JP27470993 A JP 27470993A JP H07129828 A JPH07129828 A JP H07129828A
Authority
JP
Japan
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case
door
opening
divided
vending machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP27470993A
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English (en)
Inventor
Akihiro Masuda
昭宏 増田
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】上下に分割して複数の部分で構成された扉で開
口面が覆われ外側面の一面が開口するケース内に形成さ
れた商品の収納室内に収容設置された、前記一面に開口
する投入口が上端部に形成された収納棚に、収納室内の
冷気若しくは熱気が外へ散逸するを抑制しながら投入口
から商品を迅速かつ容易に補給できるようにする。 【構成】扉26を構成する複数の部分のうち最上位の部
分である上扉26aでケース1の開口面上部の、投入口
3の開口面に対向する部分を覆うとともに、上扉26a
を上下に2分割して、下側の分割部分である下分割部分
26dの下端を軸長方向が水平な回動軸31を介し、ま
た上側の分割部分である上分割部分26cの上端を軸長
方向が水平な回動軸13を介しそれぞれケース1に回動
自在に支持し、下分割部分26dおよび上分割部分26
cがその所定の回動位置でケース1にそれぞれ係止され
る係止装置14,32を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、商品の収納室が内側
に形成され外側面の一面が開口するケースと、このケー
スの開口面を覆う、上下に分割して複数の部分で構成さ
れた扉とで機体が構成された自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】商品の収納室が内側に形成され外側面の
一面が開口するケースと、このケースの開口面を覆う扉
とで機体が構成された自動販売機の多くは、ケースは前
面が開口しており、このケース内に形成された収納室内
に商品を収納し販売する。収納室内には、上端部前面に
開口する投入口から投入して商品が収納される収納棚が
収容設置されており、この収納棚内の商品が販売に伴っ
て売切れたり残り少なくなったりしときには、扉を開い
て開放したケースの前面開口を通して収納棚への商品の
補給作業が行われる。この補給作業を迅速かつ容易に行
えるように、収納棚に収納する前の商品を一時的に置け
る受け台を、ケースと扉との間で、かつ収納棚の投入口
の下方に備えた自動販売機がある。
【0003】一方、機体が大形化すれば、扉も大形化し
て開閉操作が困難になるとともに、収納棚に収納された
商品は収納室内で冷却されたり加熱されたりして通常貯
蔵されており、扉を開いて収納室の前面開口が開放され
れば、この収納室内の冷気若しくは熱気は外に散逸す
る。これを防ぐため、収納室の前面開口の、商品の投入
補給に必要な部分のみ開放できるように、扉が上下に分
割して複数の部分で構成される場合がある。ここで、こ
の種の従来の自動販売機を図3および図4に示す。図3
はこの発明の対象となる自動販売機の構成を示し、
(A)が自動販売機の外観を示す、前方斜右上から見た
斜視図、(B)が(A)のケースの内部構成を示す、前
方斜右上から見た斜視図であり、図4は従来の自動販売
機の一つの構成を示す、ケースの前面開口を覆う上扉を
開放した状態の、前方斜右上から見た斜視図である。
【0004】図3および図4において、1は、前面が開
口するケースであり、このケース1内には、内部に収納
された商品を温蔵若しくは冷蔵あるいは冷凍貯蔵し前面
が開口する収納室2が断熱壁で区画形成されている。こ
の収納室2内には、上端部前面に開口する投入口3から
投入して収納された商品を販売の都度一個ずつ下端下面
に開口する排出口4から排出する、各種商品がそれぞれ
収納される複数の、一般的にサーペンタイン式と称され
る収納棚5が左右に並列設置されている。この収納棚5
の下の収納室2内には、前方に向って下り坂の傾斜面を
上面が形成するシュータ6,図示しない冷却装置を構成
する蒸発器,加熱装置などが配設されているとともに、
収納室2の下のケース1内下部には、前記冷却装置を構
成する凝縮器7などが収容設置されている。
【0005】この収納室2およびケース1の前面開口は
扉8で覆われており、この扉8は上下に2分割して上下
2つの部分で構成されている。この2つの部分のうちの
最上位の部分を形成する上側の部分が、投入口3の前面
開口に対向する収納室2前面開口の上端部を覆う上扉8
aを形成するとともに、扉8を構成する2つの部分のう
ちの最下位の部分を形成する下側の部分が、収納室2前
面開口の上端部以外の部分を覆う下扉8bを形成してい
る。この下扉8bは、軸長方向が鉛直な図示しない回動
軸を介しケース1前端部左端に左端を水平面内で回動自
在に、また上扉8aは、軸長方向が左右に水平な回動軸
13を介しケース1前端部上端に上端を鉛直面内で回動
自在にそれぞれ支持されている。そして、上扉8aを回
動して開いた際、下端が上端より前方斜上にくる所定の
開放姿勢位置で上扉8aをケース1に係止する係止装置
14が備えられている。この係止装置14は、上扉8a
の左右両端の上下の中ほどに、軸長方向が左右に水平な
回動軸15を介して上端が回動自在に支持された、上扉
8aが所定の開放姿勢位置にあるときケース1の左右両
側壁上部に下端がそれぞれ係合して係脱自在にケース1
に係止される棒状の左右一対の支持体16を備えてい
る。
【0006】また、扉8とケース1とで自動販売機の外
周面を形成する機体17が構成されており、上扉8a内
には、図示しない商品の広告,商品見本18などを内部
に陳列展示する展示室19が区画形成されている。この
展示室19には、商品を選択する選択釦20が展示室1
9前面から前端を突出しかつ商品見本18それぞれと対
に設けられている。
【0007】なお、下扉8bの前面部には、硬貨が投入
される投入口21,投入した硬貨を返却操作する返却レ
バー22,扉8をケース1に施錠する際図示しない鍵が
挿入される鍵孔23などが上部に、また投入された硬貨
の返却および釣銭の払い戻しを行う返却口24,収納室
2内に連通し前面が開口する商品の取出口25などが下
部にそれぞれ配設されている。
【0008】このように構成された自動販売機の販売動
作は、投入口21から硬貨が投入され、選択釦20で商
品が選択されると、販売指令信号により、選択された商
品が、この商品が収納される収納棚5内から排出口4を
通して排出され、シュータ6上を転動若しくは摺動しな
がら取出口25内に搬出される。この取出口25内に搬
出された商品は取出口25の前面開口を通してお客さん
により取り出される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の自動販売機は、収納棚5に商品を補給する補給作
業を行う際には、上扉8aのみ回動して開き所定の開放
姿勢位置で係止装置14によりケース1に係止する。こ
れにより開放される、収納棚5の投入口3前面開口を通
し投入して商品を収納棚5内に補給でき、収納室2内の
冷気若しくは熱気がケース1外に散逸するのを防ぐこと
ができる。
【0010】しかし、投入口3はケース1内の高い位置
にあり、また投入口3の下方部分が下扉8bで覆われて
いるので、この投入口3から商品を収納棚5内に投入す
る際に、商品の入った図示しない入物を一時的に受ける
受け台に類するもを取り付けることができない。そのた
め、投入口3から商品を収納棚5内に投入する際には、
機体17が設置される設置面上に置いた前記入物から少
しずつ手で取り出した商品を、投入口3まで持ち上げて
収納棚5内に投入しなければならず、補給作業は手間が
かかりかつ労力を要するという問題がある。
【0011】したがって、この発明は、商品若しくは商
品の原料をケース内に補給する補給作業を迅速かつ容易
に行える自動販売機を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
のため、この発明によれば、商品の収納室が内側に形成
され外側面の一面が開口するケースと、このケースの開
口面を覆う、上下に分割して複数の部分で構成された扉
とで機体が構成された自動販売機であって、前記ケース
の開口面上部に向い合う、上端部に形成された投入口か
ら投入して前記商品が収納される収納棚が前記収納室内
に収容設置された自動販売機において、前記複数の扉部
分のうち最上位の上扉で前記ケースの開口面上部の、少
なくとも前記投入口の開口面に対向する部分を覆うとと
もに、前記上扉を上下に2分割して下側の下分割部分の
下端を軸長方向が水平な回動軸を介して回動自在に前記
ケースに支持するものとする。
【0013】また、下部分割部分が開放時水平姿勢とな
る回動位置で前記ケースに係止される係止装置を具備す
るものとする。また、下分割部分の下端が投入口の下端
より下側に位置するものとする。また、上下に2分割し
た上扉の上側の上分割部分が、軸長方向が水平な回動軸
を介してケースに回動自在にその上端で支持されるもの
とする。
【0014】また、上分割部分がその所定の開放姿勢位
置で前記ケースに係止される係止装置を具備するものと
する。
【0015】
【作用】この発明は、前記構成により、前記複数の扉部
分のうち最上位の上扉で前記ケースの開口面上部の、少
なくとも前記投入口の開口面に対向する部分を覆うとと
もに、前記上扉を上下に2分割して下側の下分割部分の
下端を軸長方向が水平な回動軸を介して回動自在に前記
ケースに支持するものとしたので、投入口から収納棚内
へ商品を補給する補給作業の際は、上扉のみを開放して
投入口の開口面を開放できるとともに、上扉が仮に重く
ても、この上扉の、上側の上分割部分である上分割部分
と、下側の分割部分である下分割部分とを別々に開いて
上扉を容易に開放でき、また回動軸を軸として下分割部
分を回動移動して棚状を呈する回動位置でケースに係止
することにより、補給作業の際、ケース内へ補給する商
品の入った入物を投入口の下で一時的に受ける受け台と
して下分割部分を利用できる。
【0016】また、下部分割部分が開放時水平姿勢とな
る回動位置で前記ケースに係止される係止装置を具備す
るものとしたので、下分割部分を、この下分割部分の背
面がほぼ水平な面を形成する回動位置を所定の回動位置
にすることにより、補給作業の際、ケース内へ補給する
商品の入った入物を投入口の下で一時的に受ける受け台
として下分割部分を利用できる。
【0017】また、下分割部分の下端が投入口の下端よ
り下側に位置するものとしたので、下分割部分を、この
下分割部分の背面がほぼ水平な面を形成する回動位置で
ケースに係止することにより、補給作業の際、ケース内
へ補給する商品の入った入物を投入口の下端より下側で
一時的に受ける受け台として下分割部分を利用できる。
【0018】また、上下に2分割した上扉の上側の上分
割部分が、軸長方向が水平な回動軸を介してケースに回
動自在にその上端で支持されるものとしたので、上分割
部分を回動し上に開くことにより、ケースの開口面の、
投入口に向い合う部分を開放できるとともに、投入口か
らの商品の投入に支障なくかつ周囲の交通の障害になら
ない位置まで上分割部分を回動移動できる。
【0019】また、上分割部分がその所定の開放姿勢位
置で前記ケースに係止される係止装置を具備するものと
したので、投入口からの商品の投入に支障なくかつ周囲
の交通の障害にならない回動位置で上分割部分をケース
に係止装置で係止できる。
【0020】
【実施例】以下、この発明の実施例を図1ないし図3に
基づいて説明する。図1はこの発明の一つの実施例の自
動販売機の構成を示し、(A)がケースの前面開口を覆
う扉の最上位の部分を開放した状態の、前方斜右上から
見た斜視図、(B)が(A)の右側面図で、(B)は図
の左側が前面側ある。また図2はこの発明の異なる実施
例の自動販売機の構成を示し、(A)がケースの前面開
口を覆う扉の最上位の部分を開放した状態の、前方斜右
上から見た斜視図、(B)が(A)の右側面図で、
(B)は図の左側が前面側ある。また図3はこの発明の
対象となる自動販売機の構成を示し、(A)が自動販売
機の外観を示す、前方斜右上から見た斜視図、(B)が
(A)のケースの内部構成を示す、前方斜右上から見た
斜視図であり、図3と共通あるいは同一部分は同一符号
で示す。
【0021】図1ないし図3において、1は、前面が開
口するケースであり、このケース1内には、内部に収納
された商品を温蔵若しくは冷蔵あるいは冷凍貯蔵し前面
が開口する収納室2を断熱壁で区画形成している。この
収納室2内には、投入口3から投入して収納された商品
を販売の都度一個ずつ排出口4から排出する、サーペン
タイン式と称される複数の収納棚5を左右に並列設置し
ている。この収納棚5の下の収納室2内には、シュータ
6,図示しない冷却装置を構成する蒸発器,加熱装置な
どを配設しているとともに、収納室2の下のケース1内
下部には、前記冷却装置を構成する凝縮器7などを収容
設置しており、上記は前記した従来例と変わっていな
い。
【0022】図1に示すこの発明の一つの実施例におい
て、収納室2およびケース1の前面開口を扉26で覆っ
ており、この扉26を上下に2分割して上下2つの部分
で構成している。この2つの部分のうちの最上位の部分
を形成する上側の部分が、投入口3の前面開口に対向す
る収納室2前面開口の上部を覆う上扉26aを形成して
おり、この上扉26aを、上下に2分割して上側の分割
部分である上分割部分26cと下側の分割部分である下
分割部分26dとで構成している。また扉26を構成す
る2つの部分のうちの最下位の部分を形成する下側の部
分が、収納室2前面開口の上部以外の部分を覆う下扉2
6bを形成している。この下扉26bを、軸長方向が鉛
直な図示しない回動軸を介しケース1前端部左端に左端
を水平面内で回動自在に、また上分割部分26cを回動
軸13を介しケース1前端部上端に上端で鉛直面内で回
動自在に、また下分割部分26dを、軸長方向が左右に
水平な回動軸31を介しケース1前端部の投入口3直下
に下端で鉛直面内で回動自在にそれぞれ支持している。
そして、上分割部分26cを回動して開いた際、下端が
上端より前方斜上にくる所定の開放姿勢位置で上分割部
分26cをケース1に係止する、左右一対の支持体16
を備えた係止装置14を、また下分割部分26dを回動
して開いた際、この下分割部分26dの背面がほぼ水平
な面を形成し水平姿勢となる回動位置でケース1に下分
割部分26dを係止する係止装置32を備えている。
【0023】係止装置32には、下分割部分26dの左
右両端の上下の中ほどに回動軸15を介して上端を回動
自在に支持した、下分割部分26dが開放時水平姿勢と
なる回動位置にあるときケース1の左右両側壁上部にそ
れぞれ係合して下端がケース1に係脱自在に係止される
棒状の、左右一対の支持体33を備えている。図2に示
すこの発明の異なる実施例において、収納室2およびケ
ース1の前面開口を扉34で覆っており、この扉34を
上下に2分割して上下2つの部分で構成している。この
2つの部分のうちの最上位の部分を形成する上側の部分
が、投入口3の前面開口を含む収納棚5上部前面に対向
する収納室2前面開口の上部を覆う上扉34aを形成し
ており、この上扉34aを、上下に2分割して上側の分
割部分である上分割部分34cと下側の分割部分である
下分割部分34dとで構成している。また扉34を構成
する2つの部分のうちの最下位の部分を形成する下側の
部分が、収納室2前面開口の上部以外の部分を覆う下扉
34bを形成している。この下扉34bを、軸長方向が
鉛直な図示しない回動軸を介しケース1前端部左端に左
端を水平面内で回動自在に、また上分割部分34cを回
動軸13を介しケース1前端部上端に上端を鉛直面内で
回動自在に、また下分割部分34dを、回動軸31を介
しケース1前端部の投入口3直下に下端で鉛直面内で回
動自在にそれぞれ支持している。そして、上分割部分3
4cを回動して開いた際、下端が上端より前方斜上にく
る所定の開放姿勢位置で上分割部分34cをケース1に
係止する、左右一対の支持体16を備えた係止装置14
を、また下分割部分34dを回動して開いた際、この下
分割部分34dの背面がほぼ水平な面を形成する水平姿
勢回動位置でケース1に下分割部分34dを係止する係
止装置35を備えている。
【0024】係止装置35には、下分割部分34dの左
右両端の上下の中ほどに回動軸15を介して上端を回動
自在に支持した、下分割部分34dが開放時水平姿勢と
なる回動位置にあるときケース1の左右両側壁上部にそ
れぞれ係合して下端がケース1に係脱自在に係止される
棒状の、左右一対の支持体36を備えているなお、図1
ないし図3において、扉26,34とケース1とで自動
販売機の外周面を形成する機体37,38をそれぞれ構
成しており、上扉26a,34a内には、図示しない商
品の広告,商品見本18などを内部に陳列展示する展示
室19をそれぞれ区画形成している。この展示室19に
は、選択釦20を展示室19前面から前端を突出しかつ
商品見本18それぞれと対にして設けており、下扉26
b,34b前面部には、投入口21,返却レバー22,
鍵孔23,返却口24,取出口25などを配設してお
り、その他の構成は前記した従来例と同一である。
【0025】前述の構成において、この発明の自動販売
機の販売動作は、前記した従来例と同一であるので説明
を省略し、ケース1内に商品を補給する補給作業の際
の、扉26,34を構成し上扉26aを構成する、上分
割部分26c,34cおよび下分割部分26d,34d
の操作および機能につき以下説明する。ケース1内に商
品を補給する補給作業の際には、上分割部分26c,3
4cおよび下分割部分26d,34dのみを回動して開
く。そして、上分割部分26c,34cおよび下分割部
分26d,34dを係止装置14および係止装置32,
35でケース1にそれぞれ係止すると、収納棚5の投入
口3の前方が開放され、下分割部分26d,34dの背
面が上面となってほぼ水平な面を形成する。そこで、こ
の背面が形成する下分割部分26d,34dの上面で商
品の入った箱状の入物39を受けて、この入物39内の
商品を少しずつ取り出し投入口3から収納棚5内へ投入
して商品を補給する。
【0026】これにより、ケース1内の高い位置にある
投入口3から商品を収納棚5内に投入する際に、機体3
7,38の設置面上に置いた入物39の中からから少し
ずつ商品を取り出し投入口3まで持ち上げる必要がなく
なる。また、収納室2の前面開口は、商品の投入に必要
な部分のみ開放されるので、収納室2内の冷気若しくは
熱気がケース1外に散逸するのを抑制できる。
【0027】
【発明の効果】この発明によれば、上端部に形成され
た、外側面の一面に開口する投入口から投入して商品が
収納される収納棚が内部に収容設置される収納室が内側
に形成された、前記一面が開口し開口面上部が前記投入
口の開口面に向い合うケースとで機体を構成する、前記
ケースの開口面を覆う扉を上下に分割した複数の部分の
うち最上位の上扉で前記ケースの開口面上部の、少なく
とも前記投入口の開口面に対向する部分を覆うととも
に、前記上扉を上下に2分割して下側の下分割部分の下
端を軸長方向が水平な回動軸を介して回動自在に前記ケ
ースに支持するものとしたので、補給作業の際は、上扉
のみを開放して投入口の開口面を開放できるとともに、
上扉を容易に開放でき、またケース内へ補給する商品の
入った入物を投入口の下で一時的に受ける受け台として
下分割部分を利用でき、これにより、補給作業を迅速か
つ容易に行うことができ、かつ補給作業中であっても、
ケース内の商品の温度を所定の温度に保つことがでる。
【0028】また、下部分割部分が開放時水平姿勢とな
る回動位置で前記ケースに係止される係止装置を具備す
るものとしたので、補給作業の際、ケース内へ補給する
商品の入った入物を投入口の下で一時的に受ける受け台
として下分割部分を利用でき、上記と同様の効果が得ら
れる。また、下分割部分の下端が投入口の下端より下側
に位置するものとしたので、補給作業の際、ケース内へ
補給する商品の入った入物を投入口の下端より下側で一
時的に受ける受け台として下分割部分を利用でき、上記
と同様の効果が得られる。
【0029】また、上下に2分割した上扉の上側の上分
割部分が、軸長方向が水平な回動軸を介してケースに回
動自在にその上端で支持されるものとしたので、上分割
部分を回動し上に開いて、ケースの開口面の、投入口に
向い合う部分を開放できるとともに、投入口からの商品
の投入に支障なくかつ周囲の交通の障害にならない位置
まで上分割部分を回動移動でき、これにより、補給作業
を容易に行うことができるとともに、補給作業中、上分
割部分が周囲の交通の障害になるのを防止できる。
【0030】また、上分割部分がその所定の開放姿勢位
置で前記ケースに係止される係止装置を具備するものと
したので、投入口からの商品の投入に支障なくかつ周囲
の交通の障害にならない回動位置で上分割部分をケース
に係止装置で係止でき、補給作業の際、上分割部分が商
品の投入に支障をきたしたり周囲の交通の障害になった
りしないようにできる。
【0031】その結果、上扉を構成する下分割部分を、
ケース内に補給する商品の入った入物を一時的に受ける
受け台に兼用して受け台を省略できるとともに、上下に
分割して複数部分で構成した扉の必要な部分を周囲の交
通の障害にならないように容易に開放して商品をケース
内に労力を要せず迅速に補給できると同時に、補給作業
中であってもケース内の温度を所定に保って商品の劣化
を防止できる、構成が簡素で省エネルギー型の自動販売
機を提供できるといういう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一つの実施例の自動販売機の構成を
示し、(A)がケースの前面開口を覆う扉の最上位の部
分を開放した状態の、前方斜右上から見た斜視図、
(B)が(A)の右側面図
【図2】この発明の異なる実施例の自動販売機の構成を
示し、(A)がケースの前面開口を覆う扉の最上位の部
分を開放した状態の、前方斜右上から見た斜視図、
(B)が(A)の右側面図
【図3】この発明の対象となる自動販売機の構成を示
し、(A)が自動販売機の外観を示す、前方斜右上から
見た斜視図、(B)が(A)のケースの内部構成を示
す、前方斜右上から見た斜視図
【図4】従来の自動販売機の一つの構成を示す、ケース
の前面開口を覆う上扉を開放した状態の、前方斜右上か
ら見た斜視図
【符号の説明】
1 ケース 2 収納室 3 投入口 4 排出口 5 収納棚 6 シュータ 7 凝縮器 8 扉 8a 上扉 8b 下扉 13 回動軸 14 係止装置 15 回動軸 16 支持体 17 機体 18 商品見本 19 展示室 20 選択釦 21 投入口 22 返却レバー 23 鍵孔 24 返却口 25 取出口 26 扉 26a 上扉 26b 下扉 26c 上分割部分 26d 下分割部分 31 回動軸 32 係止装置 33 支持体 34 扉 34a 上扉 34b 下扉 34c 上分割部分 34d 下分割部分 35 係止装置 36 支持体 37 機体 38 機体 39 入物

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品の収納室が内側に形成され外側面の一
    面が開口するケースと、このケースの開口面を覆う、上
    下に分割して複数の部分で構成された扉とで機体が構成
    された自動販売機であって、前記ケースの開口面上部に
    向い合う、上端部に形成された投入口から投入して前記
    商品が収納される収納棚が前記収納室内に収容設置され
    た自動販売機において、前記複数の扉部分のうち最上位
    の上扉で前記ケースの開口面上部の、少なくとも前記投
    入口の開口面に対向する部分を覆うとともに、前記上扉
    を上下に2分割して下側の下分割部分の下端を軸長方向
    が水平な回動軸を介して回動自在に前記ケースに支持し
    たことを特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】請求項1記載の自動販売機において、下部
    分割部分が開放時水平姿勢となる回動位置で前記ケース
    に係止される係止装置を具備したことを特徴とする自動
    販売機。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2記載の自動販売機
    において、下分割部分の下端が投入口の下端より下側に
    位置する自動販売機。
  4. 【請求項4】請求項1ないし請求項3のいずれかに記載
    の自動販売機において、上下に2分割した上扉の上側の
    上分割部分が、軸長方向が水平な回動軸を介してケース
    に回動自在にその上端で支持された自動販売機。
  5. 【請求項5】請求項4記載の自動販売機において、上分
    割部分がその所定の開放姿勢位置で前記ケースに係止さ
    れる係止装置を具備したことを特徴とする自動販売機。
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