JPH0712925U - 出力波形モニタ型サーマルレコーダにおける波形表示機構 - Google Patents

出力波形モニタ型サーマルレコーダにおける波形表示機構

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JPH0712925U
JPH0712925U JP4506593U JP4506593U JPH0712925U JP H0712925 U JPH0712925 U JP H0712925U JP 4506593 U JP4506593 U JP 4506593U JP 4506593 U JP4506593 U JP 4506593U JP H0712925 U JPH0712925 U JP H0712925U
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light emitting
emitting element
thermal
recorder
monitor
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JP4506593U
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井上高志
北村日出男
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日本電子科学株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】サーマル方式を利用した多チャンネルのレコー
ダにあって、レコーダの出力波形をLEDによる発光素
子列によって、モニタ表示するようになした波形表示機
構にかんするものであって、サーマルレコーダにおける
サーマルヘッド11の記録ドット数、すなわち発熱体1
6の数に対し、1/Nに相当する数の発光素子9を等間
隔おきに配列してモニタ用発光素子列10を構成してな
り、サーマルヘッド11における特定の発熱体、すなわ
ちZERO点ZPおよびFULL点FPにおける発熱体16Z
16F に対し、これに対応させてそれぞれ1個ずつの発
光素子9Z 、9F を配してなり、この発光素子9Z 、9
F を、他の大部分の発光素子9と異なる色で発光する発
光素子によって構成する。 【効果】サーマルレコーダの記録作動中におけるZERO点
ZPおよびFULL点FPを一見して視認可能にした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、サーマル方式(感熱方式)を利用した多チャンネルのレコーダ( 記録装置)にあって、特に、該多チャンネルレコーダにおける出力波形を、LE Dによる発光素子列によってモニタ表示するようになしたサーマルレコーダにお ける波形表示機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、多チャンネルのアナログ信号を、サーマル方式を利用したレコーダで記 録する場合、レコーダの一部に10個乃至20個程度の発光素子(LED)を配置し ておき、当該発光素子列によって入力信号をモニタしていた。この従来の発光素 子列による入力信号モニタ型レコーダは、各チャンネル毎に発光素子列を配置し た構成のもの、あるいは1チャンネル分だけの発光素子列とチャンネル切り替え 器とを備え、チャンネル切り替え器でチャンネルを切り替えて、発光素子列をモ ニタとする構成のもの等として提供されている。上記する従来の多チャンネルサ ーマルレコーダは、10個乃至20個程度の発光素子でなる発光素子列によって 、入力信号をモニタするものにすぎなかった。
【0003】 これに対して、多チャンネルのアナログ信号を、サーマル方式によりレコード するサーマルレコーダであって、各チャンネル毎に発光素子(LED)を配列する必 要がなく、しかもチャンネル切り替え器を要することなく、出力波形をモニタす るようになした出力波形モニタ型サーマルレコーダも提供されている。
【0004】 上記する従来の出力波形モニタ型サーマルレコーダは、サーマルヘッドを構成 する発熱体と波形をモニタ表示する表示器の位置が、設計上離れて位置するので 、サーマルレコーダにおいて予め設定されるZERO点およびFULL点を目視により正 確に視認することができず、記録紙上に記録印字される記録波形を見るまで、ZE RO点およびFULL点を合わせられないという難点を有していた。さらに、表示範囲 が、例えば、発熱体16個に対し、発光素子(LED)が1個であるので、実際に作 動している発熱体が、どの発熱体であるかが明確でないという欠点を有している ものであった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、この考案は、多チャンネルのアナログ信号を、サーマル方式によりレ コードするサーマルレコーダであって、各チャンネル毎に発光素子(LED)を配列 する必要がなく、しかもチャンネル切り替え器を要することなく、出力波形をモ ニタするようになした出力波形モニタ型サーマルレコーダを供するものであり、 とりわけ、特定の発熱体、すなわちサーマルレコーダにおいて予め設定されるZE RO点およびFULL点に対応する発熱体に対し、これに対応するモニタ用発光素子列 中における発光素子だけを、他の発光素子とは異なる色で発光する発光素子によ って構成し、上記する従来の波形表示機構にみられる問題点並びに欠点を解消し ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記する目的を達成するにあたって、具体的には、多チャンネル のアナログ信号を、サーマル方式により記録紙にレコードするサーマルレコーダ にあって、 前記サーマルレコーダにおけるサーマルヘッドの記録ドット数に対し、1/N に相当する数の発光素子を、等間隔おきに配列してモニタ用発光素子列を構成し 、前記モニタ用発光素子列を前記サーマルレコーダにおけるサーマルヘッドに対 して並列に配置し、前記記録紙の送行方向に交差する位置において、前記モニタ 用発光素子列の各発光素子を記録紙上に記録された各出力波形に対応させて点滅 するようになした波形表示機構において、 前記サーマルヘッドにおける特定の発熱体に対応して位置する前記モニタ用発 光素子列中における発光素子を、他の発光素子とは異なる色で発光する発光素子 でなる出力波形モニタ型サーマルレコーダにおける波形表示機構を構成するもの であり、 より具体的には、前記サーマルヘッドにおける特定の発熱体が、サーマルレコ ーダにおいて予め設定されるZERO点およびFULL点に対応する発熱体である出力波 形モニタ型サーマルレコーダにおける波形表示機構を構成するものである。
【0007】
【実施例の説明】
以下、この考案になる出力波形モニタ型サーマルレコーダにおける波形表示機 構について、図面に示す具体的な実施例にもとづいて詳細に説明する。 図1は、この考案になる出力波形モニタ型サーマルレコーダにおける波形表示 機構の具体例を示すものであり、図1Aは、4チャンネルの信号を記録する場合 の出力波形モニタ型サーマルレコーダの例を示す装置の概略的な正面図であり、 図1Bは、当該出力波形モニタ型サーマルレコーダ及びその回路構成を図示化し た概略的ブロック線図であり、図1C及び図1Dは、サーマルヘッドの構成並び にモニタ用発光素子列の構成を示す概略的説明図である。
【0008】 図1に示す例において、出力波形モニタ型サーマルレコーダT.R は、第1乃至 第4の入力ユニット1、2、3、4、記録開始スイッチ5及び記録停止スイッチ 6を備えている。前記出力波形モニタ型サーマルレコーダT.R において第1のチ ャンネルの信号は前記第1の入力ユニット1に与えられ、第2のチャンネルの信 号は前記第2の入力ユニット2に与えられ、第3のチャンネルの信号は前記第3 の入力ユニット3に与えられ、第4のチャンネルの信号は前記第4の入力ユニッ ト4に与えられるようになっている。前記出力波形モニタ型サーマルレコーダT. R に設けた前記記録開始スイッチ5をON操作すると、サーマル記録紙7に入力 信号に応じて波形8を記録する。一方、前記出力波形モニタ型サーマルレコーダ T.R に設けた前記記録停止スイッチ6をON操作すると、サーマル記録紙7に波 形を記録しなくなる。
【0009】 以上の基本的構成になる出力波形モニタ型サーマルレコーダT.R に対し、この 考案では、記録ドット数の1/Nに相当する数の発光素子9によって構成される モニタ用発光素子列10をそなえている。前記モニタ用発光素子列10は、前記 出力波形モニタ型サーマルレコーダT.R におけるサーマルヘッド11に対して並 列に配置される。前記サーマルヘッド11は、前記出力波形モニタ型サーマルレ コーダT.R における記録紙7の送行のためのプラテン12の母線に沿って並行に 配置されている。従って、前記モニタ用発光素子列10は、前記記録紙7の送行 方向に交差する位置において、前記モニタ用発光素子列の各発光素子9が、記録 紙上に記録された各出力波形8に対応する関係において組み立てられている。図 に示す例において、前記サーマルヘッド11は、シフトレジスタ13、データラ ッチ14、ドライバ15及び発熱体16とからなっている。
【0010】 前記サーマルヘッド11は、まず、前記シフトレジスタ13に対して、クロッ クと共にデータが送られる。例えば、データが”0”であればドライバ15をO FFにし、データが”1”であればドライバ15をONにする。前記データとク ロックは、発熱体16の数(一例において1728個)だけ送られる。この発熱 体16の数は、サーマルレコーダの分解能に相当する。まず、1728個のデー タを送信した後、データラッチ14をONにし、シフトレジスタ13の内容をデ ータラッチ14に記憶する。その後ドライバストローブを一定時間ONにする。 その結果データが”1”であった発熱体16が発熱し、予め用意してあるサーマ ル記録紙7に記録を残す。この動作を繰り返して波形8をサーマル記録紙7上に 記録する。
【0011】 一方、この考案において、前記モニタ用発光素子列10は、シフトレジスタ1 7、データラッチ18及び発光素子9とからなっている。まず、前記シフトレジ スタ17に対して、クロックと共にデータが送られる。例えば、データが”0” であれば発光素子9を消灯し、データが”1”であれば発光素子9を点灯する。 データとクロックは、発光素子9の数(この例では108個)だけ送られる。こ の発光素子9の数は、サーマルヘッド11の発熱体16の数の1/Nにするとよ い。この例では、1728/108=16、すなわち1/16となっている。ここで前記 モニタ用発光素子列10に送られるデータは、サーマルヘッド11に送られるデ ータと相関をもたせる。すなわち、サーマルヘッド11に送られるデータを10 8分割し、その間に”1”なるデータがあればモニタ用発光素子列10に送られ るデータも”1”となる。108個のデータを送信した後、データラッチ18を ONにし、シフトレジスタ17の内容をデータラッチ18に記録する。データラ ッチ18の出力は、発光素子9に接続されているので、データが”1”である発 光素子9が点灯することになる。
【0012】 次いで、この考案になる出力波形モニタ型サーマルレコーダの回路構成を図2 にもとづいて説明する。当該装置において、前記第1の入力ユニット1は、入力 部21、A/Dコンバータ22及びメモリ23とからなり、第2の入力ユニット 2は、入力部24、A/Dコンバータ25及びメモリ26とからなり、第3の入 力ユニット3は、入力部27、A/Dコンバータ28及びメモリ29とからなり 、第4の入力ユニット4は、入力部30、A/Dコンバータ31及びメモリ32 とからなっている。
【0013】 以下入力信号のサンプリング速度が、サーマル記録紙の記録速度に比べて遅い 場合について述べる。 前記入力ユニット1、2、3、及び4における入力部21、24、27及び3 0に入力信号を与えておく。分周器33は、基準発振器34の信号をサンプリン グ速度設定器35の設定にしたがって分周し、中央処理装置36の割り込みとな る。前記中央処理装置36は、割り込み信号を受けると、A/Dコンバータ22 、25、28及び31にアナログ−デジタル変換指令信号を発する。前記A/D コンバータ22、25、28及び31は、各チャンネルのアナログ信号をディジ タル信号に変換する。
【0014】 例えば、入力信号1について考えてみると、A/Dコンバータ22は、アナロ グ信号をディジタル信号に変換する。前記中央処理装置36は、このディジタル 信号を読み取り、メモリ38に記憶する。前記中央処理装置36に割り込みを発 生させ、このような動作を行わせる。前記中央処理装置36が割り込み動作をし ていない通常動作の間に発光素子9を点灯させる。前記中央処理装置36は、既 にメモリ38に記憶しているでディジタル信号を読み出し、適当に加工した後、 データを出力部39に送る。出力部39は、モニタ用発光素子列10に接続され ており、サーマルヘッド11と並行に配置してある発光素子9を点灯させる。サ ンプリング速度設定器35におけるサンプリング速度をあらかじめ設定しておき 、記録開始スイッチ5をONにする。この記録開始の情報は、入力部40を介し て中央処理装置36に送られる。前記中央処理装置36は、サーマル記録紙7に 入力信号に応じた波形8を記録する。
【0015】 前記中央処理装置36の割り込み動作は、上記と同様である。前記中央処理装 置36の通常動作は次のようになる。前記中央処理装置36は、既にメモリ38 に記憶しているディジタル信号を読み出し、適当に加工した後、出力部41にデ ータを送る。出力部41は、サーマルヘッド11に接続されており、該当するヘ ッドに熱を加える。中央処理装置36は、出力部41にデータを送るとともに、 出力部42にモータ制御信号を送る。出力部42は、記録紙送り用モータ43に 接続されており、さらに記録紙送り用モータ43は、プラテン12に連結されて いる。従って、中央処理装置36は、プラテン12を制御してサーマル記録紙7 を送ることができ。サーマルヘッド11に熱を加えながらサーマル記録紙7の紙 送りを記録した波形8を得ることができる。中央処理装置36は、出力部41と 出力部39にデータを送り、サーマルヘッド11と並行に配置してあるモニタ用 発光素子列10の発光素子9を点灯させることができ、この結果、モニタ用発光 素子列10は、記録した波形8のモニタとして利用できる。これが、記録中の中 央処理装置36の通常動作である。
【0016】 上記説明では、入力信号1について述べたが、入力信号2、3、4も同様であ り、サーマル記録紙7に重畳して記録され、記録した波形8を得ることができる 。またモニタ用発光素子列10の発光素子9も重畳して点灯する。記録停止スイ ッチ6をONにすると、中央処理装置36は、上記の説明のうち記録に関する部 分を除いてモニタに関する動作をする。その結果、記録しなくてもモニタ用発光 素子列10を監視することにより、記録結果を予想することができる。
【0017】 次いで、入力信号のサンプリング速度が、サーマル記録紙の記録速度に比べ速 い場合について述べる。サンプリング速度設定器35を予め設定しておき、記録 開始スイッチ5をONにする。中央処理装置36の割り込みは、次のように変わ る。中央処理装置36は割り込み信号を受け取ると、A/Dコンバータ22、2 5、28及び31にアナログ−デジタル変換指令信号を発する。前記A/Dコン バータ22、25、28及び31は、各チャンネルのアナログ信号をディジタル 信号に変換する。
【0018】 例えば、入力信号1について考えてみると、A/Dコンバータ22は、アナロ グ信号を高速にてディジタル信号に変換し、その結果をメモリ23に記憶する。 メモリ23が全て使用されたとき、計測の終了となり、この割り込み動作も終わ る。中央処理装置36が割り込み動作をしていない通常動作の間にサーマルヘッ ド11を用いてサーマル記録紙7に記録した波形8を描かせる。中央処理装置3 6は、メモリ23のディジタル信号を読み取り、メモリ38に記憶する。中央処 理装置36は、既にメモリ38に記憶しているディジタル信号を読み出し、適当 に加工した後、出力部41にデータを送る。以下、同様にしてサーマルヘッド1 1に熱を加えながらサーマル記録紙7の紙送りを記録した波形8を得ることがで きる。入力信号のサンプリング速度が、サーマル記録紙の記録速度に比べ速いの で記録の途中に計測が終了する。計測終了後もサーマル記録紙に記録する。
【0019】 次いで、図2にもとづいて、この考案になる出力波形モニタ型サーマルレコー ダにおける波形表示機構の詳細な構成を説明する。図2は、サーマルヘッド11 における発熱体の配列態様と、モニタ用発光素子列10における発光素子9の配 列態様との関係を示すものであり、特に、サーマルレコーダにおいて予め設定さ れるZERO点ZPおよびFULL点FPの近傍を拡大したものであり、中間部分を省略 して、概略的に示すものである。図2に示す実施例において、モニタ用発光素子 列10における発光素子9と、サーマルヘッド11における発熱体16とは、中 間部分において、モニタ用発光素子列10における発光素子9は、サーマルヘッ ド11におけるN個、すなわち、16個の発熱体16に対応して1個ずつ配置さ れる。
【0020】 一方、サーマルレコーダにおけるZERO点ZPおよびFULL点FPの近傍において は、図2に示すように、上記する配列関係にはなっていない。この考案では、サ ーマルレコーダにおけるZERO点ZPに対応する発熱体16Z に対し、1個の発光 素子9Z が対応配置され、サーマルレコーダにおけるFULL点FPに対応する発熱 体16F に対し、1個の発光素子9F が対応配置されている。従って、ZERO点Z Pにおける両隣りでは、その一方の側において、1個の発光素子9に対し、N+ (N/2)-1個の発熱体16が対応し、その他方の側において、1個の発光素子9に 対し、N+(N/2) 個の発熱体16が対応することになる。この関係は、FULL点F Pにおける両隣りにおいても同様である。
【0021】 この考案では、サーマルレコーダにおいて予め設定されるZERO点ZPおよびFU LL点FPに対し、それぞれ対応して配置されるそれぞれ1つずつの発光素子9Z および発光素子9F が、他の発光素子9と異なる色で発光する発光素子によって 構成されている。一例において、ZERO点ZPに対応する1つの発光素子9Z は、 例えば、オレンジ色で発光する発光素子により、FULL点FPに対応する1つの発 光素子9F は、例えば、赤色で発光する発光素子により、さらには、中間部にお ける大部分の他の発光素子9は、例えば、緑色で発光する発光素子によってそれ ぞれ構成されるものである。これらの色の組み合わせは、上記する例に限らず、 発光素子の発光によって、一見して、ZERO点ZPおよびFULL点FPが視認可能な ものであればよい。
【0022】
【考案の効果】
以上の構成になる出力波形モニタ型サーマルレコーダにおける波形表示機構に よれば、サーマルレコーダにおいて予め設定されるZERO点ZPおよびFULL点FP に対し、それぞれ1個ずつの発光素子9Z 、9F を配し、これらの発光素子9Z 、9F を、他の大部分の発光素子9に対し、異なる色で発光する発光素子によっ て構成したことにより、サーマルレコーダの記録作動中におけるZERO点ZPおよ びFULL点FPを、一見して視認可能であるという作用効果を奏し、さらには、波 形データがきっちりZERO点ZPまたはFULL点FPに一致しているかがわかるとい う作用効果を奏する。また、ZERO点ZPおよびFULL点FPの近傍において、不等 間隔で関係付けて割り当てられるので、ZERO点ZPおよびFULL点FPでの不確定 要素がなくなるという作用効果をも奏する。
【0023】 さらに、この考案になる出力波形モニタ型サーマルレコーダにおける波形表示 機構によれば、波形のモニタを、入力信号の大きさの表示器とは考えず、出力波 形のモニタとして使用するもので、サーマルヘッドと同一のたとえば全長216 mm、108点(1点/2mm)の表示能力があり、微細な波形がモニタできる点、 オフセット、ゲインを調整した時に波形が記録紙のどの範囲に、どれ位の大きさ で記録されるかが一目瞭然であり、使用した感じが良好である点、全てのチャン ネルが一度に表示されるので操作が不要せある点、サーマルヘッドを使用する記 録装置は、記録後すぐに波形が見られないという欠点があるが、その欠点を補っ ている点、モニタする発光素子をサーマルヘッドと並行に配置しているので、実 際に記録しなくてもモニタ発光素子を看ることにより記録結果を予想できる点等 において極めて実効ある装置であるものといえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この考案になる出力波形モニタ型サー
マルレコーダにおける波形表示機構の具体例を示すもの
であり、図1Aは、4チャンネルの信号を記録する場合
の出力波形モニタ型サーマルレコーダの例を示す装置の
概略的な正面図であり、図1Bは、当該出力波形モニタ
型サーマルレコーダ及びその回路構成を図示化した概略
的ブロック線図であり、図1C及び図1Dは、サーマル
ヘッドの構成並びにモニタ用発光素子列の構成を示す概
略的説明図である。
【図2】図2は、サーマルヘッド11における発熱体の
配列態様と、モニタ用発光素子列10における発光素子
9の配列態様との関係を示すものであって、特に、サー
マルレコーダにおいて予め設定されるZERO点ZPおよび
FULL点FPの近傍を拡大したものであり、中間部分を省
略して示す概略的説明図である。
【符号の説明】
1 第1の入力ユニット 2 第2の入力ユニット 3 第3の入力ユニット 4 第4の入力ユニット 5 記録開始スイッチ 6 記録停止スイッチ 7 サーマル記録紙 8 記録波形 9 発光素子 9Z ZERO点に対応する発光素子 9F FULL点に対応する発光素子 10 モニタ用発光素子列 11 サーマルヘッド 12 プラテン 16 発熱体 16Z ZERO点に対応する発熱体 16F FULL点に対応する発熱体 ZP ZERO点 FP FULL点

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多チャンネルのアナログ信号を、サーマ
    ル方式により記録紙にレコードするサーマルレコーダに
    あって、 前記サーマルレコーダにおけるサーマルヘッドの記録ド
    ット数に対し、1/Nに相当する数の発光素子を、等間
    隔おきに配列してモニタ用発光素子列を構成し、前記モ
    ニタ用発光素子列を前記サーマルレコーダにおけるサー
    マルヘッドに対して並列に配置し、前記記録紙の送行方
    向に交差する位置において、前記モニタ用発光素子列の
    各発光素子を記録紙上に記録された各出力波形に対応さ
    せて点滅するようになした波形表示機構において、 前記サーマルヘッドにおける特定の発熱体に対応して位
    置する前記モニタ用発光素子列中における発光素子を、
    他の発光素子とは異なる色で発光する発光素子によって
    構成したことを特徴とする出力波形モニタ型サーマルレ
    コーダにおける波形表示機構。
  2. 【請求項2】 前記サーマルヘッドにおける特定の発熱
    体が、サーマルレコーダにおいて予め設定されるZERO点
    およびFULL点に対応する発熱体であることを特徴とする
    請求項1に記載の出力波形モニタ型サーマルレコーダに
    おける波形表示機構。
JP4506593U 1993-07-26 1993-07-26 出力波形モニタ型サーマルレコーダにおける波形表示機構 Pending JPH0712925U (ja)

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