JPH07128840A - ハーフトーン型位相シフトマスク及びハーフトーン型位相シフトマスクブランク - Google Patents
ハーフトーン型位相シフトマスク及びハーフトーン型位相シフトマスクブランクInfo
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- JPH07128840A JPH07128840A JP27461693A JP27461693A JPH07128840A JP H07128840 A JPH07128840 A JP H07128840A JP 27461693 A JP27461693 A JP 27461693A JP 27461693 A JP27461693 A JP 27461693A JP H07128840 A JPH07128840 A JP H07128840A
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Abstract
位相シフトマスク本来の利点を生かしつつその欠点であ
る露光光の洩れをほぼ完全に防止することができるハー
フトーン型位相シフトマスク及びその素材たるハーフト
ーン型位相シフトマスクブランクを提供する。 【構成】 マスクパターン転写領域I内であって、半透
光層5と透光部6との境界近傍における光の相殺作用に
実質的に寄与しない半透光層5の上又は下、並びに、非
転写領域の半透光層5の上又は下に所定以上の幅を有す
る遮光層7を設けた。
Description
光間に位相差を与えることにより、転写パターンの解像
度を向上できるようにした位相シフトマスクであって、
遮光部を実質的に露光に寄与しない強度の光を透過させ
ると同時に透過光の位相をずらす半透光膜で構成し、こ
の遮光部と透光部との境界近傍を通過した光が互いに打
ち消しあうようにして境界部のコントラストを良好に保
持できるようにしたいわゆるハーフトーン型位相シフト
マスク及びその素材たるハーフトーン型位相シフトマス
クブランクに関する。
ターン転写マスクたるフォトマスクの一つとして位相シ
フトマスクが用いられる。この位相シフトマスクは、マ
スクを通過する露光光間に位相差を与えることにより、
転写パターンの解像度を向上できるようにしたものであ
る。この位相シフトマスクの一つに、特に、単一のホー
ル、ドットまたはライン、スペース等の孤立したパター
ン転写に適したものとして、特開平4−136854号
公報に記載の位相シフトマスクが知られている。
記載の位相シフトマスクの断面図である。図23に示さ
れるように、この公報記載の位相シフトマスク30は、
透明基板31上に実質的に露光に寄与しない強度の光を
透過させると同時に通過する光の位相をシフトさせる半
透光膜32を形成し、次いで、該透明基板31の中央部
の転写領域Iに、前記半透光膜32の一部を選択的に除
去することにより、実質的に露光に寄与する強度の光を
透過させる透光部33と実質的に露光に寄与しない強度
の光を透過させる半透光部34とで構成するマスクパタ
ーンを形成したものである。そして、この位相シフトマ
スク30は、半透光部34を通過する光の位相をシフト
させて該半透光部34を通過した光の位相が上記透光部
33を通過した光の位相に対して実質的に反転する関係
になるようにすることにより、前記透光部33と半透光
部34との境界近傍を通過して回折により回り込んだ光
が互いに打ち消しあうようにして境界部のコントラスト
を良好に保持できるようにしたものである。図24は透
光部33と半透光部34との境界部近傍を通過した光の
振幅分布や強度分布を示したものである。このタイプの
位相シフトマスクは、いわゆるハーフトーン型位相シフ
トマスクと称されている。
トーン型位相シフトマスクは、要するに、半透光部によ
って位相シフト機能と遮光機能とを兼ねさせたものであ
る。すなわち、この半透光部を、パターンの境界部にお
いては位相シフト層として機能させ、それ以外の部分で
は遮光層として機能させている。したがって、本来は完
全に露光光を遮断するのが理想的である部分にもわずか
な漏れ光が到達している。通常は、この漏れ光があって
も実質的な露光とまで至らないように、全体の露光量を
調整する。
露光対象たるレジストの膜厚が場所によって大巾に異な
っている場合のように、被転写体の場所によって必要な
露光量が大巾に異なるような場合には、どうしても全体
の露光量を被転写体の各場所で必要とする露光量のうち
の最大の露光量をカバーできる値に設定しなければなら
ない。そうしないと、全体の露光ができないからであ
る。
光量を必要とした膜厚の厚い部分では、半透光部からの
漏れ光による影響は小さいが、膜厚の薄い部分では、漏
れ光による露光によって現像後のレジストの膜減りが許
容範囲を越えてしまう場合も生ずることが判明した。図
25ないし図27はこの事情の説明図である。
所によって異なる被転写体の例を示す図、図26は図2
5の被転写体に露光を施す様子を示す図、図27は図2
6で示された露光をして現像した後の被転写体を示す図
である。
上に、0.5μm程度の段差を有する導電膜101が設
けられ、この上にパターン形成のためのポジ型レジスト
膜102がスピンコート法で形成されたものである。こ
の被転写体は、レジスト102にパターン露光して現像
し、レジストパターンを形成した後、このレジストパタ
ーンをマスクにしてエッチングを施すことにより導電膜
101に配線用パターンを形成するものである。
102の露光を、ハーフトーン型位相シフトマスク30
によって行う場合を考える。この場合、導電膜101の
膜厚が薄い部分である領域Bにおけるレジスト102の
膜厚の方が、導電膜101の膜厚の厚い部分である領域
Aにおけるレジスト102の膜厚よりも厚い。このた
め、露光量の値は、この領域Bを露光できる大きい値に
設定される。
ジスト101を現像すると、半透光部34からの漏れ光
に応じてレジストパターン102aの膜減りが生ずる。
この膜減量は、レジスト膜102の膜厚がもともと十分
に厚い領域Bの場所ではエッチング時に問題となるよう
な量ではない。しかしながら、レジスト膜102の膜厚
がもともと薄い領域Aの場所では膜厚がさらに薄くなっ
てしまい、エッチング時にマスクとしての機能を十分に
果たし得なくなる場合がある。このため、露光量の設定
が困難となり、場合によっては、最適露光量が得られな
い場合も生じ得る。この事情は、半透光部の透過率が高
い(例えば、10〜15%)場合には、露光光のエネル
ギーの洩れ量が大きくなるため、特に深刻な問題とな
る。
クは、通常、半導体製造に用いられる露光装置である縮
小投影露光装置(ステッパー)のマスク(レティクル)
として用いられる。このステッパーは、レティクルを露
光光で投影して得られる投影像を投影レンズで縮小し、
被転写体である半導体ウエハ上に結像させて縮小投影露
光を行うものである。この縮小投影露光は、通常、1枚
の半導体ウエハ上の異なる位置に同一のレティクルのパ
ターンを繰り返し転写して露光し、1枚のウエハから多
数の半導体チップを得るものである。このため、このス
テッパーを用いてパターン転写を行うときは、図23に
示されるように、ステッパーに備えられた被覆部材(ア
パーチャー)36によって位相シフトマスク30(レテ
ィクル)の転写領域Iのみを露出させるように周縁領域
を被覆して露光を行う。
精度よく(例えば1μm以下の精度)転写領域のみを露
出させるように設置することは機械精度的に難しく、多
くの場合、露出部が転写領域の外周周辺の非転写領域に
はみでてしまう。また、アパーチャーが仮に高精度であ
ってはみだし部がない場合であっても、アパーチャーと
被転写体との間に距離があることから露光光が回折して
非転写領域に達する。
写領域よりも広い範囲に露光光を通過させた場合、次の
問題のあることがわかった。すなわち、ハーフトーン型
位相シフトマスク30は、通常、非転写領域に実質的に
露光に寄与しない強度の光を通過させる光半透光膜32
が形成されている。このため、上述のように、アパーチ
ャー36が本来の転写領域よりも広い範囲に露光光を通
過させると、このはみだした部分で実質的に露光に寄与
しない強度の光による露光がなされる。勿論、このはみ
だし部分があっても1回の露光では何等問題は生じな
い。しかし、このはみだして露光された部分(はみだし
露光部)が転写領域に重なったり、あるいは次の露光の
際に同様にはみだして露光された部分と重なる場合が生
じ、この重複露光によって、1回の露光では実質的に露
光に寄与しない露光量であっても、それらが加算されて
露光に寄与する量に達する場合がある。したがって、こ
れにより、本来は露光されるべきでない領域に結果的に
露光が施されたと同様のことがおこり、欠陥が発生す
る。以下、この点を具体的に説明する。
す説明図である。図9は説明を簡単にするために露光対
象たるレジストを塗布したウエハ上に隣接して4個の転
写を行った場合を想定したものであって、実線で囲まれ
る領域EI1 、EI2 、EI3 、EI4 が転写領域であ
り、それぞれの転写領域の外側の点線で囲まれる部分が
はみだし部△EI1 、△EI2 、△EI3 、△EI4 で
ある。上記各転写領域の寸法(縦及び横)はI、実際の
アパーチャーの光通過孔の寸法(縦及び横)はI´、は
みだし部の寸法(幅)は△Iである。尚、転写領域EI
1 、EI2 、EI3 、EI4 の相互位置関係は、ステッ
パーのX−Yステージ等によって正確にとなり合わせに
なるように設定される。また、図28では説明をわかり
易くするために、はみだし部△EI1 、△EI2 、△E
I3 、△EI4 を拡大して示してある。
EI1 、△EI2 、△EI3 、△EI4 は、相互に隣接
するもの同志で重なり部分が生ずる。これら重なり部分
をそれぞれδEI12、δEI24、δEI34、δEI13、
δEI234 、δEI134 、δEI123 、δEI124 とす
ると、重なり部分δEI12、δEI24、δEI34、δE
I13の重なり回数は共に2回であるが、重なり部分δE
I234 、δEI134 、δEI123 、δEI124 は3回と
なり、さらに、点Oにおいては実質的に4回の重なりと
なる。今、半透光膜32の光透過率を15%とすると、
2回重なり部分には光透過率30%の膜を通過した場合
と同じ量の露光が、3回重なり部分には光透過率45%
の膜を通過した場合と同じ量の露光が、さらに、4回重
なり部分には光透過率60%の膜を通過した場合と同じ
量の露光がそれぞれ行われることになる。このため、こ
れら重なり部分では、実質的に露光に寄与する強度に達
する露光が行われる場合が生ずる。その結果、この露光
を行った後、レジストを現像し、所定のエッチング等を
してパターンを形成したウエハには、本来は形成すべき
でない部分に不要なパターンが形成されることになり、
パターン欠陥が発生してしまうことになる。
のであり、比較的簡単な構成によって、ハーフトーン型
位相シフトマスク本来の利点を生かしつつその欠点であ
る露光光の洩れをほぼ完全に防止することができるハー
フトーン型位相シフトマスク及びその素材たるハーフト
ーン型位相シフトマスクブランクを提供することを目的
とする。
めに本発明にかかるハーフトーン型位相シフトマスク
は、(構成1) 微細パターン転写用のマスクであっ
て、透明基板上の転写領域に形成するマスクパターン
を、実質的に露光に寄与する強度の光を透過させる透光
部と実質的に露光に寄与しない強度の光を透過させる半
透光部とを有し、この半透光部を通過する光の位相をシ
フトさせて該半透光部を通過した光の位相と前記透光部
を通過した光の位相とを異ならしめることにより、前記
透光部と半透光部との境界近傍を通過した光の相殺作用
を利用して境界部のコントラストを良好に保持できるよ
うにしたハーフトーン型位相シフトマスクにおいて、少
なくとも前記マスクパターン転写領域内であって、前記
透光部と半透光部との境界近傍における光の相殺作用に
実質的に寄与しない半透光部の上又は下に遮光層を備え
たことを特徴とする構成とし、この構成1の態様とし
て、(構成2) 構成1のハーフトーン型位相シフトマ
スクにおいて、前記マスクパターン転写領域と非転写領
域との境界に隣接する非転写領域を半透光部とし、か
つ、この非転写領域の半透光部に所定以上の幅を有する
遮光部を設けたことを特徴とする構成とした。
シフトマスクブランクは、(構成3) 構成1又は2の
ハーフトーン型位相シフトマスクを製造する際にその素
材として用いるハーフトーン型位相シフトマスクブラン
クであって、透明基板の上に半透光部を構成する半透光
膜を有し、この半透光膜の上又は下に遮光層を構成する
遮光膜有することを特徴とした構成とした。
ーン転写領域内であって、透光部と半透光部との境界近
傍における光の相殺作用に実質的に寄与しない半透光部
に遮光層を設けることにより、その部分における露光光
の洩れを抑えることができる。したがって、レジストの
膜減りを小さくすることができる。この場合、マスクパ
ターンのパターン精度は、半透光部のパターン精度によ
って決まり、遮光層のパターン精度、並びに、その厚さ
精度はそれ程要求されないから、その設計及び形成は比
較的容易である。それゆえ、ハーフトーン型位相シフト
マスク本来の利点を生かしつつその欠点である露光光の
洩れをほぼ完全に防止することができる。しかも、上記
構成によれば、透光部を通過した露光光の非転写基板上
の光強度が従来よりも大きくなり、さらに、半透光部の
領域内であって透光部と半透光部との境界近傍でかつ露
光光の相殺作用に寄与しない領域を通過した露光光の非
転写基板上の光強度は従来より小さくなることが確認さ
れており、実際上の転写パターンのコントラスト向上効
果は著しいものがあることが確認されている。
ン転写領域と非転写領域との境界に隣接する非転写領域
を半透光部とし、かつ、この非転写領域の半透光部に所
定以上の幅を有する遮光部を設けたことにより、このハ
ーフトーン型位相シフトマスクをステッパーのレティク
ルとして用いた場合に、ステッパーのアパーチャーの光
通過領域と、レティクルたるハーフトーン型位相シフト
マスクの転写領域との間に多少のずれがあって、露光光
が位相シフトマスクの非転写領域における半透光部には
みだして照射されても、このはみだして照射された露光
光は上記遮光部によって遮断されて透過することができ
ない。これにより、被転写体上における非転写領域に不
要な露光光が達することを完全に防止でき、上記アパー
チャーの光通過領域とハーフトーン型位相シフトマスク
の転写領域との間に多少のずれがあった場合にも、この
ずれに基づく露光の欠陥が生ずることを防止できる。
ハーフトーン型位相シフトマスクを容易に製造すること
ができるハーフトーン型位相シフトマスクブランクが得
られる。
ーン型位相シフトマスクの構成を示す図であって図2の
IーI線断面の端面図、図2は実施例1にかかるハーフ
トーン型位相シフトマスクの平面図、図3ないし図11
は実施例1にかかるハーフトーン型位相シフトマスクの
製造工程説明図である。以下、これらの図面を参照にし
ながら実施例1を説明する。なお、ハーフトーン型位相
シフトマスクブランクは、ハーフトーン型位相シフトマ
スクを製造する際の素材であり、少なくとも透明基板の
上に半透光部を構成する半透光膜を有し、この半透光膜
の上又は下に遮遮光層を構成する遮光膜を有するものを
広くさすので、その構成は、ハーフトーン型位相シフト
マスクの製造工程の説明の項で明らかになるので、その
説明は省略する。
ーン型位相シフトマスク、符号2は透明基板、符号3は
低透過率層、符号4は高透過率層、符号5は半透光層、
符号6は透光部、符号7は遮光層である。
明基板2の全面に形成された膜の一部を除去して透光部
6を形成することによってパターン化された半透光層5
を形成し、この半透光層5の上における透光部6との境
界部近傍を除く主要部分に遮光層7を形成したものであ
る。
する低透過率層3の上に、主として位相シフト特性を左
右する高透過率層4を重ねることによって構成したもの
である。
の光を透過させる部分である。また、半透光層5は、実
質的に露光に寄与しない強度の光を透過させる部分であ
ると同時に、この半透光層5を通過する光の位相をシフ
トさせて該半透光層5を通過した光の位相と透光部6を
通過した光の位相とを異ならしめることにより、透光部
6と半透光層5との境界近傍を通過した光の相殺作用を
利用して境界部のコントラストを良好に保持できるよう
にしたものである。
は非転写領域である。さらに、領域I´は、このハーフ
トーン型位相シフトマスク1をステッパーのレティクル
として用いた場合におけるステッパーのアパーチャーの
光通過領域である。この実施例は、転写領域I以外の非
転写領域にも遮光層7を形成したものである。
トマスク1をステッパーのレティクルとして用いた場合
に、ステッパーのアパーチャーの光通過領域I´と、レ
ティクルたるハーフトーン型位相シフトマスク1の転写
領域Iとの間に多少のずれがあって、露光光がハーフト
ーン型位相シフトマスク1の非転写領域にまではみだし
て照射されても、このはみだして照射された露光光は上
記遮光層7によって遮断されて透過することができな
い。これにより、被転写体上における非転写領域に不要
な露光光が達することを完全に防止でき、上記アパーチ
ャーの光通過領域とハーフトーン型位相シフトマスクの
転写領域との間に多少のずれがあった場合にも、このず
れに基づく露光の欠陥が生ずることを防止できる。
ガラス基板(寸法;縦6インチ×横6インチ×厚さ0.
25インチ)である。
厚21nmのCr膜であり、波長365nmの露光光に
対する透過率が15%である。また、高透過率層4は、
膜厚380nmのSOG(塗布ガラス;スピン・オン・
グラス)膜であり、波長365nmの露光光の位相を1
80°シフトさせる。
nmの膜である。
ら、上述の構成のハーフトーン型位相シフトマスク1の
製造工程を説明する。
によりCrからなる低透過率膜3aを形成する。次に、
低透過率膜3a上にSiO2 系被覆膜形成用塗布液(ア
ライドシグナル社製のアキュグラス#311スピンオン
グラス(商品名))を滴下し、スピンコート法により全
面に拡げ、その後、焼成してバインダーの有機化合物を
揮発させて、SOG(スピン・オン・グラス)膜からな
る高透過率膜4aを形成し、低透過率膜3aと高透過率
膜4aとからなる半透光膜5aを形成する。次に、高透
過率膜4a上に、スパッタリング法によりCrを膜厚8
0nmに成膜して遮光膜7aを形成する。次いで、ポジ
型電子線レジスト(ZEP−810S:日本ゼオン社
製)を、遮光膜7aの上に膜厚500nmに塗布し、ベ
ークしてレジスト膜8aを形成する(図3参照)。
レジスト膜8aに所望のパターンの電子線露光を施す
(図4参照)。
液で現像することにより、レジストパターン8を形成
し、このレジストパターン8をマスクにして、遮光膜7
aを所定のエッチング液によりエッチングして遮光膜パ
ターン7bを形成し(図5参照)、引き続き高透過率膜
4aをドライエッチングする(図6参照)。尚、この高
透過率膜4aのドライエッチングは、反応性ドライエッ
チング方式(RIE)の平行平板型ドライエッチング装
置を用いて、以下の条件で行う。
透明基板2の表面にポジ型電子線レジスト(ZEP−8
10S:日本ゼオン社製)を膜厚500nmに塗布して
ベーク処理を施して電子線レジスト膜9aを形成し(図
8参照)、次いで、この電子線レジスト膜9aに遮光層
7を形成するための電子線露光を施す(図9参照)。
相シフト効果に寄与しない領域のレジストパターン9を
形成する(図10参照)。
クにして遮光膜パターン7b及び低透過率膜3aの露出
部分を所定のエッチング液を用いてエッチングしてこれ
らの膜の露出部分を除去し(図11参照)、次いで残存
するレジストパターン9を除去することにより、ハーフ
トーン型位相シフトマスク1を得る(図1参照)。
フトマスク1の転写特性と従来のハーフトーン型位相シ
フトマスクの転写特性とを比較して示した図である。な
お、図12のグラフにおいて、縦軸が被転写基板上の光
強度であり、横軸が転写基板上のパターン寸法(単位;
μm)を示すものである。また、図の実線の曲線が実施
例であり、一点鎖線の曲線が比較例である。これらの曲
線は、それぞれのハーフトーン型位相シフトマスクを用
い、1/5縮小投影型ステッパーにて被転写基板表面に
パターン転写したときの光強度のシュミレーションを示
したものであるなお、ここで、ハーフトーン型位相シフ
トマスクのパターン(透光部)の寸法W1 は2.5μ
m、位相シフト機能を果たす部分の寸法W2 が2.0μ
mである。また、被転写基板上の寸法W1 ´は0.5μ
m、W2 ´が0.4μmである。
ハーフトーン型位相シフトマスクを用いた場合は、透光
部6と半透光層5との境界近傍において光強度がゼロと
なりコントラストが高くなっており、また、露光光の相
殺作用に寄与しない領域において、光強度がゼロとなり
露光光の洩れを完全に防いでいる。したがって、被転写
基板に膜減りの小さいレジストパターンを得ることがで
きる。しかも、図12から明らかなように、透光部6
(W1 )を通過した露光光の非転写基板上の光強度が比
較例よりも本実施例のほうが大きくなっており、さら
に、半透光部の領域内であって透光部と半透光部との境
界近傍でかつ露光光の相殺作用に寄与しない領域(W2
)を通過した露光光の非転写基板上の光強度は実施例
のほうが小さくなっているので、この点においても本実
施例のほうがコントラスト向上の観点で有利である。
の転写領域と被転写領域の境界部も遮光層で覆っている
ため、被転写基板に不要な像が形成されることを防止す
ることができる。
1nmの非常に薄い膜で形成しているためピンホールが
発生しやすいが、その上方に膜厚が80nmの遮光層7
によって半透光層5の大部分を覆っているので、仮に、
低透過率層3にピンホールが発生したとしても、パター
ン転写の際に不要な像をつくることを防止することがで
きる。
層7として、同じ材料(Cr)を用いたので、遮光層7
の2度目のエッチングと低透過率層3のエッチングとを
同時に行うことができ、工程を簡略化することができ
る。
は、クロムの他に、クロムに酸化クロムもしくは窒化ク
ロムもしくは炭化クロム等のクロム化合物が含まれるも
のでもよく、あるいは、モリブデン、タンタル又はタン
グステンにシリコンを含む材料、あるいは、これらに窒
素及び/又は酸素を含ませたものであってもよい。
えば、モリブデンにシリコンを含む材料、チタン、アル
ミニウム、タングステン等の膜であってもよい。また、
低透過率層3と遮光層7とは必ずしも同じ材料である必
要はない。
〜50%の範囲であればよく、実用的には5〜15%の
ものが多く使用される。
にかかるハーフトーン型位相シフトマスクの切断面の端
面図、図14ないし図20は実施例2にかかるハーフト
ーン型位相シフトマスクの製造工程説明図である。以
下、これらの図面を参照にしながら実施例2を説明す
る。なお、この実施例は、上述の実施例1における半透
光層5を一層の膜で構成した外の点の構成はほぼ同一で
あるので、以下の説明では、実施例1と共通する機能を
果たす部分には同一の符号付してその説明の一部を省略
する。
厚180nmの酸化窒化MoSi膜であり、波長365
nmの露光光に対する透過率が8%であり、また、露光
光の位相を180°シフトさせる。
mの膜であり、位相シフト効果に寄与しない領域に形成
されている。
ク1は以下のようにして製造することができる。
ドのターゲットを用い、Ar+O2+N2 ガスを用いた
反応性スパッタリング法による酸化窒化MoSiからな
る透過率及び位相差を同時に制御する単層の半透光膜5
aを形成する。次に、半透光膜5a上に、スパッタリン
グ法によりCrを膜厚80nmに成膜して遮光膜7aを
形成する。次に、この遮光膜7aの上にポジ型電子線レ
ジスト(ZEP−810S:日本ゼオン社製)を膜厚5
00nm塗布し、ベークして電子線レジスト膜8aを形
成する(図14参照)。
aに所望のパターンの電子線露光を施す(図15参
照)。
を現像した後ベークしてレジストパターン8を形成し、
次いで、このレジストパターン8をマスクにして、遮光
膜7aを所定のエッチング液によりエッチングして遮光
膜パターン7bを形成する(図16参照)。
レジストパターン8を除去する(図17参照)。尚、こ
の半透光膜5aのエッチングは、反応性イオンエッチン
グ方式の平行平板型ドライエッチング装置を用いて、以
下の条件で行う。
0:シブレイ社製)を膜厚600nm塗布し、ベーク処
理を施してフォトレジスト膜9aを形成する(図18参
照)。
行い遮光膜パターン7bをマスクとした露光を施す(図
19参照)。この際、パターニングする部分の線幅が太
くなるように照射量を、遮光膜パターン7bと同一寸法
のパターンを得る場合の照射量よりも多くする。次い
で、フォトレジスト9aを現像し、そのレジストパター
ンをマスクとして遮光膜パターン7bを所定のエッチン
グ液によりエッチングする。このときも上述の露光量を
多くすると同様にエッチング時間を通常のパターニング
より長くすることが重要である。しかる後に、レジスト
を剥離してすることにより実施例2のハーフトーン型位
相シフトマスク1を得ることができる(図13参照)。
ントラストが高く、膜減りの小さいレジストパターンを
得ることができ、また、位相シフトマスク上の転写領域
と非転写領域の境界部も遮光層で覆っているため、被転
写基板に不要な像が形成されることを防止することがで
きる。
光層7をクロムとしていることにより、エッチング際に
双方がエッチングされてしまうことがない。
化MoSi、遮光層としてクロムを用いたが、半透光層
としてはこれに限らず、1層で所定の透過率及び位相差
を有する膜材料であればよく、例えば、クロムの酸化
物、窒化物、弗化物、炭化物又はこれらの混合物、酸化
シリコンに吸光材を混合させた材料など、半透光膜とし
て使用できるあらゆる材料を用いることができる。ただ
し、本実施例のような方法を用いる場合、半透光層と遮
光層とは互いのエッチング環境に耐性を有する材料を選
定する必要がある。
いて、所定の位置に遮光膜を形成するために、背面露光
の照射量を多くしたが、図20に示したように、透明基
板1の表面に対向して、基板12上にクロム膜等の高反
射膜13が形成された反射用基板11を配置することに
より反射作用を利用して半透光層5上の透光部との境界
近傍にも露光されるようにしてもよい。
る。
明基板2に直接エッチングを施して透明基板の一部を高
透過率層4とし、この高透過率層4の上に低透過率層3
を積層し、低透過率層3の上の位相シフト機能に寄与し
ない部分に遮光層7を形成したものである。
明基板2の上の所定の位置に遮光層7を設け、その上の
所定の位置に単層の半透光層5を形成したものである。
尚、この半透光層5を高透過率層と低透過率層の2層構
造のものにしてもよい。
いては、被転写基板上のW2 ´が0.2μm以上の範囲
でなるべく小さくなるように設定することが好ましい。
つまり、1/5縮小投影型ステッパーを用いる場合は、
マスク上でのW2 が1μm以上の範囲でなるべく小さい
ほうが好ましい。W2 をなるべく小さくすることにより
半透光部における光の洩れを最小限に押さえることがで
きるが、W2 が1μm以下になると、半透光部と透光部
の境界近傍における相殺作用に悪影響を及ぼす可能性が
あるからである。ただし、パターンの寸法(W1 )精度
は半透光部の寸法精度によって決定されるので、遮光層
の寸法(W1 )精度はさほど要求されない。
ーフトーン型位相シフトマスクは、少なくともマスクパ
ターン転写領域内であって、透光部と半透光部との境界
近傍における光の相殺作用に実質的に寄与しない半透光
部に遮光層を設けたことにより、その部分における露光
光のもれを抑えることができる。したがって、レジスト
の膜減りを小さくすることができる。この場合、マスク
パターンのパターン精度は、半透光部のパターン精度に
よって決まり、遮光層のパターン精度、並びに、その厚
さ精度はそれ程要求されないから、その設計及び形成は
比較的容易である。それゆえ、ハーフトーン型位相シフ
トマスク本来の利点を生かしつつその欠点である露光光
の洩れをほぼ完全に防止することができる。
域との境界に隣接する非転写領域を半透光部とし、か
つ、この非転写領域の半透光部に所定以上の幅を有する
遮光部を設けたことにより、このハーフトーン型位相シ
フトマスクをステッパーのレティクルとして用いた場合
に、ステッパーのアパーチャーの光通過領域と、レティ
クルたるハーフトーン型位相シフトマスクの転写領域と
の間に多少のずれがあって、露光光が位相シフトマスク
の非転写領域における半透光部にはみだして照射されて
も、このはみだして照射された露光光は上記遮光部によ
って遮断されて透過することができない。これにより、
被転写体上における非転写領域に不要な露光光が達する
ことを完全に防止でき、上記アパーチャーの光通過領域
とハーフトーン型位相シフトマスクの転写領域との間に
多少のずれがあった場合にも、このずれに基づく露光の
欠陥が生ずることを防止できる。
トマスクブランクによれば、本発明にかかるハーフトー
ン型位相シフトマスクを容易に製造することができるハ
ーフトーン型位相シフトマスクブランクが得られる。
シフトマスクの構成を示す図であって図2のIーI線断
面の端面図である。
スクの平面図である。
スクの製造工程説明図である。
スクの製造工程説明図である。
スクの製造工程説明図である。
スクの製造工程説明図である。
スクの製造工程説明図である。
スクの製造工程説明図である。
スクの製造工程説明図である。
マスクの製造工程説明図である。
マスクの製造工程説明図である。
1の転写特性と従来のハーフトーン型位相シフトマスク
の転写特性とを比較して示した図である。
マスクの製造工程説明図である。
マスクの製造工程説明図である。
マスクの製造工程説明図である。
マスクの製造工程説明図である。
マスクの製造工程説明図である。
マスクの製造工程説明図である。
マスクの製造工程説明図である。
マスクの製造工程説明図である。
3…低透過率層、4…高透過率層、5…半透光層、6…
透光部、7…遮光層。.
Claims (3)
- 【請求項1】 微細パターン転写用のマスクであって、
透明基板上の転写領域に形成するマスクパターンを、実
質的に露光に寄与する強度の光を透過させる透光部と実
質的に露光に寄与しない強度の光を透過させる半透光部
とを有し、この半透光部を通過する光の位相をシフトさ
せて該半透光部を通過した光の位相と前記透光部を通過
した光の位相とを異ならしめることにより、前記透光部
と半透光部との境界近傍を通過した光の相殺作用を利用
して境界部のコントラストを良好に保持できるようにし
たハーフトーン型位相シフトマスクにおいて、 少なくとも前記マスクパターン転写領域内であって、前
記透光部と半透光部との境界近傍における光の相殺作用
に実質的に寄与しない半透光部の上又は下に遮光層を備
えたことを特徴とするハーフトーン型位相シフトマス
ク。 - 【請求項2】 請求項1に記載のハーフトーン型位相シ
フトマスクにおいて、 前記マスクパターン転写領域と非転写領域との境界に隣
接する非転写領域を半透光部とし、かつ、この非転写領
域の半透光部に所定以上の幅を有する遮光層を設けたこ
とを特徴とするハーフトーン型位相シフトマスク。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載のハーフトーン型
位相シフトマスクを製造する際にその素材として用いる
ハーフトーン型位相シフトマスクブランクであって、 透明基板の上に半透光部を構成する半透光膜を有し、こ
の半透光膜の上又は下に遮光層を構成する遮光膜を有す
ることを特徴としたハーフトーン型位相シフトマスクブ
ランク。
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