JPH0712822Y2 - 換気扇 - Google Patents
換気扇Info
- Publication number
- JPH0712822Y2 JPH0712822Y2 JP1988146126U JP14612688U JPH0712822Y2 JP H0712822 Y2 JPH0712822 Y2 JP H0712822Y2 JP 1988146126 U JP1988146126 U JP 1988146126U JP 14612688 U JP14612688 U JP 14612688U JP H0712822 Y2 JPH0712822 Y2 JP H0712822Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame body
- screw
- opening
- hole
- cut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は換気扇に係り、特に枠体の壁取付部分の補強
に関するものである。
に関するものである。
[従来の技術] 従来の換気扇は、送風機を取着した取付足を枠体にねじ
止めし、この枠体を枠体に設けられた壁取付用開口を利
用して壁にねじで取着するようになっている。(例え
ば、実公昭57-39724号公報および特開昭59-147941号公
報参照) [考案が解決しようとする課題] 上記のような従来の換気扇では、枠体の取付足取着部お
よび枠体の壁取着部に応力が集中する。このため、枠体
はこの応力に耐えられるよう板厚を厚くして強度を上げ
ていたため、製品が重くなるとともに、高価なものにな
るという課題があった。
止めし、この枠体を枠体に設けられた壁取付用開口を利
用して壁にねじで取着するようになっている。(例え
ば、実公昭57-39724号公報および特開昭59-147941号公
報参照) [考案が解決しようとする課題] 上記のような従来の換気扇では、枠体の取付足取着部お
よび枠体の壁取着部に応力が集中する。このため、枠体
はこの応力に耐えられるよう板厚を厚くして強度を上げ
ていたため、製品が重くなるとともに、高価なものにな
るという課題があった。
この考案は係る課題を解決するためになされたもので、
強度を落とすことなく取付枠を軽量化でき、安価な換気
扇を得ることを目的とするものである。
強度を落とすことなく取付枠を軽量化でき、安価な換気
扇を得ることを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] この考案に係わる換気扇は、壁に取着するねじを貫通さ
せる開口と取付足を取着するねじを貫通させる孔とを隣
接して設けた枠体に、孔を貫通させたねじにより取付足
を取着した換気扇に対し、枠体の開口にはその口縁に切
起し片を壁に当る側に切り起こし、この切起し片の周側
に嵌合する補強部を持ち、この補強部と連結部で連結
し、枠体の取付足とは反対側において孔を貫通させたね
じにより共締部において共締めにされた補強部材を備え
たものである。
せる開口と取付足を取着するねじを貫通させる孔とを隣
接して設けた枠体に、孔を貫通させたねじにより取付足
を取着した換気扇に対し、枠体の開口にはその口縁に切
起し片を壁に当る側に切り起こし、この切起し片の周側
に嵌合する補強部を持ち、この補強部と連結部で連結
し、枠体の取付足とは反対側において孔を貫通させたね
じにより共締部において共締めにされた補強部材を備え
たものである。
[作用] この考案においては、補強部材が枠体に共締めされ、壁
に取着するねじを貫通させる枠体の開口の口縁に形成さ
れた切起し片を、補強部材の補強部が周側に嵌合して補
強し、切起し片と補強部とで二重に開口の口縁が補強さ
れるから、応力の集中する部分の強度は高く、枠体の板
厚を薄くすることが可能となり軽量化される。
に取着するねじを貫通させる枠体の開口の口縁に形成さ
れた切起し片を、補強部材の補強部が周側に嵌合して補
強し、切起し片と補強部とで二重に開口の口縁が補強さ
れるから、応力の集中する部分の強度は高く、枠体の板
厚を薄くすることが可能となり軽量化される。
[実施例] 第1図〜第3図はこの考案の一実施例を示す図で、図に
おいて(1)は周縁に折曲縁(2)を設けた枠体で、中
央部に通風開口(3)を有するベルマウス部(4)が形
成され、4角に枠体(1)を壁に取着するねじが貫通す
る開口(5)とこの開口の周側に上記折曲縁(2)と同
方向に切起された切起し片(6)および後述する取付足
を取着するねじが貫通する孔(7)が設けられている。
(8)は上記孔(7)に対応して設けられた孔(9)を
有する取付足、(10)はこの取付足に取着された送風機
で、電動機(11)と羽根(12)とから形成されている。
(13)は上記枠体(1)壁側に上記枠体(1)および取
付足(8)とともにボルト(14)ナット(15)からなる
ねじ(16)で共締めされる補強部材で、周縁に立上り部
(17)を設け孔(18)を有する共締め部(19)と、枠体
(1)の形状に沿うよう形成した連結部(20)と、上記
切起し片(6)に対応し切起し片(6)の周側に嵌合す
るようコ字状に形成するとともに、上記折曲縁(2)の
高さとほぼ同一に形成した補強部(21)から形成されて
いる。
おいて(1)は周縁に折曲縁(2)を設けた枠体で、中
央部に通風開口(3)を有するベルマウス部(4)が形
成され、4角に枠体(1)を壁に取着するねじが貫通す
る開口(5)とこの開口の周側に上記折曲縁(2)と同
方向に切起された切起し片(6)および後述する取付足
を取着するねじが貫通する孔(7)が設けられている。
(8)は上記孔(7)に対応して設けられた孔(9)を
有する取付足、(10)はこの取付足に取着された送風機
で、電動機(11)と羽根(12)とから形成されている。
(13)は上記枠体(1)壁側に上記枠体(1)および取
付足(8)とともにボルト(14)ナット(15)からなる
ねじ(16)で共締めされる補強部材で、周縁に立上り部
(17)を設け孔(18)を有する共締め部(19)と、枠体
(1)の形状に沿うよう形成した連結部(20)と、上記
切起し片(6)に対応し切起し片(6)の周側に嵌合す
るようコ字状に形成するとともに、上記折曲縁(2)の
高さとほぼ同一に形成した補強部(21)から形成されて
いる。
上記のように構成された換気扇においては、送風機(1
0)を取着した取付足(8)の孔(9)を枠体(1)の
孔(7)に合わせるとともに、補強部材(13)の補強部
(21)を枠体(1)の切起し片(6)外部に嵌合させて
孔(18)を上記枠体の孔(7)に合わせ、これらの孔に
ボルト(14)を貫通させてナット(15)とによって共締
めする。こうして組立てられた換気扇は枠体(1)の開
口(5)にねじを貫通させ壁に取着し、送風機(10)を
運転して換気するようになっている。このように応力の
集中するねじ締め部分に補強部材(13)が共締めされ当
接していて、切起し片(6)と補強部(21)とで二重に
開口(5)の口縁が補強されるから、強度は高いものと
なる。従って、枠体(1)の板厚を薄くしても送風機等
の重量には十分耐えられ、製品全体の重量は軽減され、
安価になる。
0)を取着した取付足(8)の孔(9)を枠体(1)の
孔(7)に合わせるとともに、補強部材(13)の補強部
(21)を枠体(1)の切起し片(6)外部に嵌合させて
孔(18)を上記枠体の孔(7)に合わせ、これらの孔に
ボルト(14)を貫通させてナット(15)とによって共締
めする。こうして組立てられた換気扇は枠体(1)の開
口(5)にねじを貫通させ壁に取着し、送風機(10)を
運転して換気するようになっている。このように応力の
集中するねじ締め部分に補強部材(13)が共締めされ当
接していて、切起し片(6)と補強部(21)とで二重に
開口(5)の口縁が補強されるから、強度は高いものと
なる。従って、枠体(1)の板厚を薄くしても送風機等
の重量には十分耐えられ、製品全体の重量は軽減され、
安価になる。
[考案の効果] この考案は以上説明したとおり、壁に取着するねじが貫
通する開口を設けるとともに、孔を設けた枠体と、この
枠体に上記孔を貫通させたねじにより取着された取付足
と、この取付足に取着された電動機および羽根から成る
送風機とを備え、壁に取着するねじを貫通させる枠体の
開口の口縁に切起し片を形成し、この切起し片を補強部
材の補強部が周側に嵌合して補強し、切起し片と補強部
とで二重に開口の口縁を補強することにより、応力の集
中する部分を集中的に補強でき、強度を落すことなく枠
体の板厚を十分薄くでき軽量化することができるととも
に安価になる効果がある。
通する開口を設けるとともに、孔を設けた枠体と、この
枠体に上記孔を貫通させたねじにより取着された取付足
と、この取付足に取着された電動機および羽根から成る
送風機とを備え、壁に取着するねじを貫通させる枠体の
開口の口縁に切起し片を形成し、この切起し片を補強部
材の補強部が周側に嵌合して補強し、切起し片と補強部
とで二重に開口の口縁を補強することにより、応力の集
中する部分を集中的に補強でき、強度を落すことなく枠
体の板厚を十分薄くでき軽量化することができるととも
に安価になる効果がある。
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図、第2図は同
じく要部斜視図、第3図は同じく要部断面図である。 なお、図中(1)は枠体、(5)は開口、(7)は孔、
(8)は取付足、(10)は送風機、(11)は電動機、
(12)は羽根、(13)は補強部材、(14)はボルト、
(15)はナット、(16)はねじ、(19)は共締め部、
(20)は連結部、(21)は補強部である。
じく要部斜視図、第3図は同じく要部断面図である。 なお、図中(1)は枠体、(5)は開口、(7)は孔、
(8)は取付足、(10)は送風機、(11)は電動機、
(12)は羽根、(13)は補強部材、(14)はボルト、
(15)はナット、(16)はねじ、(19)は共締め部、
(20)は連結部、(21)は補強部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−147941(JP,A) 実開 昭55−96339(JP,U) 実公 昭57−39724(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】壁に取着するねじを貫通させる開口と取付
足を取着するねじを貫通させる孔とを隣接して設けた枠
体と、この枠体に上記孔を貫通させたねじにより取着さ
れる取付足と、この取付足に取着された電動機および羽
根から成る送風機とを備え、上記枠体の開口にはその口
縁に切起し片を壁に当る側に切り起こすとともに、この
切起し片の周側に嵌合する補強部を持ち、この補強部と
連結部で連結し、上記枠体の取付足とは反対側において
上記孔を貫通させたねじにより共締部により共締めにさ
れた補強部材を備えたことを特徴とする換気扇。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988146126U JPH0712822Y2 (ja) | 1988-11-09 | 1988-11-09 | 換気扇 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988146126U JPH0712822Y2 (ja) | 1988-11-09 | 1988-11-09 | 換気扇 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0267829U JPH0267829U (ja) | 1990-05-23 |
JPH0712822Y2 true JPH0712822Y2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=31415325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988146126U Expired - Lifetime JPH0712822Y2 (ja) | 1988-11-09 | 1988-11-09 | 換気扇 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0712822Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5328710B2 (ja) * | 2010-04-06 | 2013-10-30 | 三菱電機株式会社 | 換気扇 |
JP6153288B2 (ja) * | 2012-01-27 | 2017-06-28 | 三菱電機株式会社 | 換気扇 |
JP6061839B2 (ja) * | 2013-12-25 | 2017-01-18 | 三菱電機株式会社 | 換気扇 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5596339U (ja) * | 1978-12-26 | 1980-07-04 |
-
1988
- 1988-11-09 JP JP1988146126U patent/JPH0712822Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0267829U (ja) | 1990-05-23 |
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