JPH07127867A - 加熱装置 - Google Patents

加熱装置

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Publication number
JPH07127867A
JPH07127867A JP27640993A JP27640993A JPH07127867A JP H07127867 A JPH07127867 A JP H07127867A JP 27640993 A JP27640993 A JP 27640993A JP 27640993 A JP27640993 A JP 27640993A JP H07127867 A JPH07127867 A JP H07127867A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
heating device
glass tube
cover
electric heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27640993A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatomo Orita
政知 折田
Yasuhiro Inada
育弘 稲田
Nobuo Ikeda
信夫 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP27640993A priority Critical patent/JPH07127867A/ja
Publication of JPH07127867A publication Critical patent/JPH07127867A/ja
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  • Resistance Heating (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガラス管ヒータを収納した電熱装置の固定方
法に関するもので、相対的な部品寸法のバラツキを吸収
して電熱装置のがたつきや、機器の振動でのびびり音、
ガラス管の割れ等を防止することを目的とする。 【構成】 ガラス管ヒータを固定するヒータ固定金具1
5を取付座20とヒータ押さえ部21とに切り欠き部2
5で分割した一体構成とし、ヒータ押さえ部21をヒー
タを押さえる側に所定角度θをもつて折り曲げ、かつ弾
性を有するバネ材として使用する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品などを加熱する加
熱装置に関し、特にそれに用いられる電熱装置の固定に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の加熱装置は加熱手段とし
て、電熱装置および高周波発振器が用いられる。特に電
熱装置には直火焼き主体のいわゆるグリルヒータとして
温度立ち上がり特性の良いガラス管ヒータが使用されて
いる。
【0003】まず図3により、電熱装置としてガラス管
ヒータを用いた場合の加熱装置の全体構成を説明する。
【0004】図3に於いて、加熱室1の上板2上部に設
けた、ガラス管ヒータをヒータカバー10、断熱板11
とで構成したヒータ室に装着する。高周波発振装置4は
導波管3を介して、加熱室1の下方より高周波を給電す
る。この高周波はモータ5で駆動されるスタラー6等で
攪拌され、耐熱ガラスよりなる被加熱物載置台7を介し
て加熱室1に給電される。12は機器外郭を構成するボ
ディである。
【0005】このような構成の加熱装置に於いて、従来
は図4に示すような構成で電熱装置としてのガラス管ヒ
ータを設けていた。
【0006】図4に於いて、加熱室1の上部に高周波を
遮蔽し、かつその上部に設けたガラス管ヒータの熱を加
熱室に導き入れるためのパンチング孔を有する上板2の
上部に、反射板を兼ねヒータカバー10と、このヒータ
カバー10を覆うように設け、ボディ12の上面温度を
緩和するための断熱板11とでヒータ室を構成してい
る。
【0007】ガラス管ヒータはガラス管8と、このガラ
ス管8に収納されたヒータ14と、このガラス管8の両
端に設けられたヒータ碍子9および18とより構成され
ている。
【0008】ガラス管ヒータの取付けはガラス管ヒータ
を矢印A方向からヒータカバー10内に挿入し、挿入側
のヒータ碍子9の段付きの肩部分17をストツパーと
し、断板11と当接するまで挿入する。また、ヒータ固
定金具13で前記ヒータ碍子9と反対側のヒータ碍子1
8の肩部分19を押さえるようにしてビス16で止めて
取付ける。
【0009】また前記ヒータ固定金具13は、図5に示
すような窪み26を設け、窪み26部で前記ヒータ碍子
(ガラス管ヒータ二本を使用した場合)18をかかえる
ように支持し、フランジ27で前記断熱板11の上面に
当て上下方向の位置決めと共に回り止めとし、ビス孔2
8を用いて前記ビス16で固定するものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構成では、ヒータ固定金具13を単に折り曲
げ加工した金具で、いわば剛体に近いものであるため次
のような問題を有するものであった。
【0011】つまり、一般に部品には寸法のバラツキが
あり、ガラス管18及びヒータ碍子9、18の長さ方向
のバラツキのため電熱装置の長さは一様ではなく、また
断熱板11の長さも当然一様ではない。
【0012】そのために、ヒータ固定金具13とヒータ
碍子18の肩19との間は隙間が生じて、電熱装置のが
たつきや動作時の微妙な振動でびびり音につながった
り、また逆に電熱装置を圧縮して組立て時あるいは動作
時にガラス管の割れにつながったりするものであった。
【0013】本発明は前記課題を解決するもので、電熱
装置のがたつきや機器の振動でのびびり音や、ガラス管
の割れのない加熱装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、前記ヒータ固定金具を取付座とヒータ押さ
え部とに切り欠き部で分割された一体構成とし、ヒータ
押さえ部をヒータを押さえる側に所定角度をもつて折り
曲げ、かつ弾性を有するバネ材とするものである。
【0015】
【作用】本発明は前記した構成により、ガラス管と磁気
よりなる電熱装置を弾性を有するヒータ固定金具とした
ため、相対的な部品寸法のバラツキを吸収することがで
きる。
【0016】
【実施例】以下、本実施例について図1及び図2を参照
しながら説明する。
【0017】図に示すように、ガラス管ヒータは断熱板
11の両側で支持されるように、従来例と同様にヒータ
カバー10に挿入して装着し、ヒータ固定金具15で従
来と同様にヒータ碍子18の段付きの肩部分19を押さ
え込むようにビス16で固定するものである。本発明に
於いては前記ヒータ固定金具15を後述する図2に示す
形状として、かつ弾性を有するバネ用板材とし、断熱板
11の外側面に設けた高さSを有する突起A面に取りつ
けるものである。
【0018】図2は本発明による前記電熱装置のヒータ
固定金具15で、ビス止め用孔24を有する取付座20
と二本のガラス管のヒータをかかえるための窪み22を
有するヒータ押さえ部21とに、切り欠き25で取付2
0とヒータ押え部21とを分割し、ヒータ押さえ部21
はヒータを押さえる側に角度θを設けた折り曲げ構成と
し、全長にわたって設けたフランジ23を有する構成と
したものである。
【0019】ヒータ固定金具15を前記のような構成と
し、ビス16で突起A面に固定することにより前記ヒー
タ押さえ部21の角度θを有する折り曲げ部での弾性で
ヒータ碍子18の段付きの肩部分19を抑え込むように
固定できるもので、ガラス管8や左右のヒータ碍子9、
18及び断熱板の寸法バラツキがあつても、前記ヒータ
押さえ部21で、そのバラツキを吸収できるため、がた
つきもなく、よって機器の振動により生ずるびびり音も
防止でき、かつ押さえすぎてガラス管8またはヒータ碍
子9、18を割ることもなくすることができる。
【0020】前記説明では電熱装置と高周波発振装置と
が加熱手段として用いられた場合につき述べたが、加熱
手段として電熱装置のみを用いた場合でも同様の効果が
得られる。ただし、この場合上板の構成については高周
波漏洩を考慮する必要がなくなり設計の自由度が大きく
なる。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によればヒータ固定金具を取付座とヒータ押さえ部とに
切り欠き部で分割し一体構成とし、ヒータ押さえ部をヒ
ータを押さえる側に所定角度をもつて折り曲げ、かつ弾
性を有するバネ材としたため、ガラス管やガイシ及び断
熱板の寸法バラツキを吸収しするため、電熱装置とヒー
タ固定金具との間に隙間が生ずることがないため。その
ため電熱装置のがたつきや機器の振動によるびびり音を
防止でき、また押さえすぎもなくなるためガラス管や、
ヒータ碍子を割るといったことがなくなる。
【0022】以上のように、本発明のヒータ固定金具に
よれば、極めて簡単な構成で、かつ安価に従来の課題を
解消するもので実用的価値の大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の加熱装置の電熱装置の装着
状態を示す断面図
【図2】同ヒータ固定金具の斜視図
【図3】電熱装置付き加熱器の要部断面図
【図4】従来例による加熱装置の電熱装置の装着状態を
示す断面図
【図5】同ヒータ固定金具の斜視図
【符号の説明】
1 加熱室 2 上板 9、18 ヒータ碍子 10 ヒータカバー 11 断熱板 15 ヒータ固定金具 20 取付座 21 ヒータ押さえ部 25 切り欠き部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】食品を加熱する加熱室と、前記加熱室の上
    面に設けられた多数の貫通孔を有する上板と前記上板の
    管通孔の外側を覆うように設けたヒータカバーと、前記
    ヒータカバーを覆うように設けた断熱板と、前記ヒータ
    カバー内に片側から挿入して装着する両端にヒータ碍子
    を有する電熱装置と、前記電熱装置を固定するヒータ固
    定金具とを備え、前記ヒータ固定金具は取付座と、ヒー
    タ押さえ部とに切り欠き部で分割した構成とし、前記ヒ
    ータ押さえ部はヒータを押さえる側に所定角度をもって
    折り曲げた構成とした加熱装置。
JP27640993A 1993-11-05 1993-11-05 加熱装置 Pending JPH07127867A (ja)

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JP27640993A JPH07127867A (ja) 1993-11-05 1993-11-05 加熱装置

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JP27640993A JPH07127867A (ja) 1993-11-05 1993-11-05 加熱装置

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JPH07127867A true JPH07127867A (ja) 1995-05-16

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ID=17569009

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JP27640993A Pending JPH07127867A (ja) 1993-11-05 1993-11-05 加熱装置

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JP (1) JPH07127867A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100433940C (zh) * 2002-07-12 2008-11-12 乐金电子(天津)电器有限公司 电加热器发热线圈绝缘支架固定板的安装结构
JP2009281663A (ja) * 2008-05-22 2009-12-03 Panasonic Corp 加熱調理器

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100433940C (zh) * 2002-07-12 2008-11-12 乐金电子(天津)电器有限公司 电加热器发热线圈绝缘支架固定板的安装结构
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