JPH07127609A - ヒートリセット性材料帯片の引裂抵抗を増大させる方法 - Google Patents

ヒートリセット性材料帯片の引裂抵抗を増大させる方法

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JPH07127609A
JPH07127609A JP6084272A JP8427294A JPH07127609A JP H07127609 A JPH07127609 A JP H07127609A JP 6084272 A JP6084272 A JP 6084272A JP 8427294 A JP8427294 A JP 8427294A JP H07127609 A JPH07127609 A JP H07127609A
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JP
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polymer
temperature
peroxide
plastic strip
heat
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JP6084272A
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Norbert Nicolai
ノルベルト、ニコライ
Thomas Schwabe
トーマス、シュヴァベ
Heinz Koppe
ハインツ、コペ
Juergen Vogel
ユルゲン、フォーゲル
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Shiyuteyuuing Natsuharihitentehiniiku & Co KG Berlin GmbH
Stewing Nachrichtentechnik & Co KG Berlin GmbH
Stewing Nachrichtentechnik GmbH and Co
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Shiyuteyuuing Natsuharihitentehiniiku & Co KG Berlin GmbH
Stewing Nachrichtentechnik & Co KG Berlin GmbH
Stewing Nachrichtentechnik GmbH and Co
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    • B29C61/06Making preforms having internal stresses, e.g. plastic memory
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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    • H01R4/70Insulation of connections
    • H01R4/72Insulation of connections using a heat shrinking insulating sleeve
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2105/00Condition, form or state of moulded material or of the material to be shaped
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 収縮材料帯片の引裂強さを増大させ、しかも
簡単かつ低コストで円滑な展開をもたらし得るヒートリ
セット性材料帯片を製造する方法を提供する。 【構成】 ゴム弾性率が特徴的な、特定の安定的もしく
は一時的架橋密度に基づく処理温度で、重合体もしくは
重合体ブレンドを押出し、得られたプラスチック帯片を
冷却し、次いでその核芯部もしくは熱源と反対側のその
面に向って低下する温度をもたらすことにより加熱し、
かつ部分的結晶重合体ないしそのブレンド微結晶の融点
以下、かつ/もしくは無定形重合体もしくはそのブレン
ドのガラス転移点以下の、核芯部もしくは熱源から遠い
方の面の温度で延伸することを特徴とする方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は架橋可能重合体を押出処理、架
橋、加熱延伸、延伸状態において冷却することにより形
成されるプラスチック帯片を基礎とする、収縮ケーブル
外装、ことにケーブル継手、ケーブル接続箱用のヒート
リセット性材料帯片の引裂抵抗を増大させる方法に関す
る。
【0002】
【従来技術】例えば西独特許出願公開3806660号
公報により公知になっている同様の方法において、常に
問題となるのは、ヒートリセットし得るカラーないし材
料帯片の引裂抵抗を増大させることであった。この目的
を達成するために、ヒートリセット性の帯片を架橋され
た重合体テープで構成し、その表面を同時押出し熱可塑
性樹脂コーティングし、同じく熱可塑性樹脂のさらに他
の層を形成する、引裂抵抗を増大させるため、シートが
これら両層の間に挿入し、かつ/もしくは表面層に載置
する。しかしながら、この公知法は、高コストを要し、
このシートを含むヒートリセット性材料帯片が、このシ
ートを含まない材料帯片にくらべて、熱収縮の間に比較
的高い熱を必要とする追加的な問題をもたらす。さらに
公知のこのカラーないし材料帯片は、収縮後に挿入され
たシートのために展開され難い。
【0003】引裂抵抗を増大させることに加えて、重合
体トップコート、耐熱性架橋層および熱収縮性リセット
層を有するヒートリセット性材料を形成しやすくするこ
とが、西独特許出願公開4126355号公報に開示さ
れている。この場合、ヒートリセット性材料帯片は、架
橋され、延伸されたプラスチック帯片から成り、これは
特定幅の収縮テープを形成してプラスチック帯片に浸透
する区分を収縮方向において構成する。これにより材料
帯片が固体状態において、また溶融状態においても、熱
安定性架橋層と共にその高い引裂抵抗を保証する。
【0004】またオーストリア(ヨーロッパ)特許29
39号明細書から、プラスチックをその架橋温度以下の
温度で押出してスリーブを形成し、このスリーブないし
ケーブル外装を少なくとも架橋温度に達するまで加熱
し、次いで伸展して所望の直径にすると共に、同時に冷
却して、架橋プラスチックから熱収縮性スリーブを製造
する方法が公知になっている。さらに詳述すれば、押出
されたスリーブは最終製品長さ、ないしその複数倍に切
断され、次いでこれをプラスチックの架橋温度に達する
まで、その外面、内面両面を同様に加熱する。さらに架
橋されたスリーブを2本ないしそれ以上の本数の回転ロ
ーラ周面上で相互に平行に配列され、冷却しつつ拡開さ
れて所望の直径になされる。これによりスリーブの形状
不安定性、不均斉拡開の問題を回避する。
【0005】さらに西独特許出願公開2719308号
公報から、直径が依然として最終寸法より小さくなされ
た状態のプラスチック筒体を膨張処理圏において、酸化
物のような加熱により反応する架橋剤をプラスチックと
ブレンドして化学的に架橋させる、架橋、収縮筒体を製
造する方法が公知となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、上述した従来技術にかんがみて、収縮材料帯片ない
しケーブル外装の引裂強さないし引裂安定性を増大さ
せ、円滑な展開を、簡単かつ低コストでもたらし得る、
上述公知方法に類する方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】しかるに上記目的は、ゴ
ム弾性率が特徴的な、特定の安定的もしくは一時的架橋
密度に基づく処理温度で、重合体もしくは重合体ブレン
ドを押出し、得られたプラスチック帯片を冷却し、次い
でその核芯部もしくは熱源と反対側のその面に向って低
下する温度をもたらすことにより加熱し、かつ部分的結
晶重合体ないしそのブレンド微結晶の融点以下、かつ/
もしくは無定形重合体もしくはそのブレンドのガラス転
移点以下の、核芯部もしくは熱源から遠い方の面の温度
で延伸することを特徴とする方法により達成されること
が本発明者らにより見出された。
【0008】配向は空間における構成要素方向であっ
て、本発明における構成要素は、分子セグメント、分
子、例えば結晶などのさらに高レベルの構造である。簡
単な配向の場合、すなわち1軸的に延伸された重合体の
場合、分子ないし分子セグメントの位置、姿勢は、これ
らの重心のほかに、延伸方向におけるこれらの軸線の円
筒状対称的分布により決定される。扁平体、例えば収縮
シートの場合、分子セグメントないし微結晶の扁平配向
が好ましく、この場合、必ずしも斉合、一致を必要とし
ない。配向既成については、収縮法およびX線検査が適
当な方法として推奨される。
【0009】X線の広角度散乱(WAXS)法は、配向
の定性的アセスメントを行うのに適当である。5°から
15°の回折角度に基づく回折X線密度は、配向の定性
的アセスメントのため、試料をその縦軸中心に回転させ
て継続的に記録される。プラスチックについて、その典
型的架橋レベルは認識可能である。干渉ピークは、縦軸
を中心とする試料回転によりもたらされる密度変動によ
り重畳せしめられ、部分的結晶性材料における個々の架
橋レベルの配向を特徴ずける。KASTによる配向度
は、X線回折テストの定性的評価のため簡単な態様で測
定される。
【0010】特定の方向における架橋レベル縦軸の斉合
一致のための量である配向度fx は、回折X線の平均密
度hと、最大限密度hmax との間の関係から基礎補正に
依存する以下の結果をもたらす。
【0011】
【数1】 そもそも本発明は、柔軟性架橋重合体もしくは重合体ブ
レンドのみが、延伸後に再収縮することができ、従って
熱リセット可能であるとの事実に基づいている。
【0012】これら重合体もしくはそのブレンドの分子
は、溶融状態もしくは溶解状態において、相互にからみ
合った球状体として存在し、これから分子相互が接触
し、混交する状態に至る。この接触が増大するにつれ
て、分子相互の近接運動のための温度低下をもたらし、
結晶のように分子相互間に規則的なさらに強い結合エネ
ルギーがもたらされる。一定の温度において、一定の時
間にわたり、これら接触状態はすべて架橋効果をもたら
し、一時的架橋と称される。空間中における配列(混
交)から生ずる一時的架橋は温度に基づく連続的変化を
示すが、エネルギーに基づく接触から生ずる、温度に基
づく架橋は、結晶のように、融点において減生する。一
時的架橋の減生のための緩和時間が、応力時間、すなわ
ち収縮時間を超えると、一時的架橋は安定化学的架橋の
ように挙動し、その機械的挙動におけるものともはや区
別し得なくなる。無定形プラスチックのガラス転移点以
上の温度における、かつ/もしくは溶融状態における架
橋は、収縮のために極めて重要であって、収縮材料を特
徴ずけるためには、ガラス転移点および/あるいは融点
以上の温度における架橋架橋のみが有意義である。
【0013】すなわち、本発明において押出された重合
体ないしそのブレンドの溶融状態における明らかにゴム
弾性特性を有する材料を得るためには、この材料は、押
出後の熱収縮の間において応力時間より長い緩和時間を
示し、ゴム弾性率数値により特徴ずけられる、充分な安
定的および一時的ゴム弾性率を有する重合体ないしその
ブレンドが押出処理に付される。
【0014】本発明処理のために、ヒートリセット性材
料帯片は、本発明において複雑な引裂強さ増強剤の使用
を排除したので、簡単かつ低コストで製造され得る。標
準的収縮製品にくらべて引裂強さないし引裂耐性を増大
させるために、重合体ないしそのブレンドを、ゴム弾性
率で特徴ずけられる特定架橋密度(一時的および安定的
架橋)に基づいて延伸処理、次いで収縮処理して、重合
体ないしそのブレンドの適当な低い架橋温度による依然
として高い収縮力を維持させる。本発明により製造され
る材料帯片は、冷延伸ないし非加熱延伸され、微結晶融
点および/あるいはガラス転移点以下の温度で延伸され
るため、帯片全横断面にわたる配向分布にもとずいて形
成される、例えば結晶のような構造部分が、多官能性架
橋点として作用する。最終熱収縮処理において、プラス
チック帯片の適当な延伸および/あるいは伸びの間に、
微結晶融点より高温の延伸温度のため比較的大きい収縮
張力がもたらされる。このようにして、ヒートリセット
性プラスチックないし本発明材料帯片は、比較的低温
で、エネルギーロスも少なくかつ迅速に収縮する。熱収
縮処理の間に、構造部分および微結晶的、熱上昇と共に
消滅する。架橋点の数も急激に減少し、収縮応力もこの
温度および時間の範囲における一時的および安定的架橋
値に対応する数値まで低下する。この収縮張力は、架橋
点の数が少ないために低く、従って引裂の波及は極めて
遅く、そもそも引裂がもたらされない。
【0015】本発明のさらに他の重要な特徴を以下に述
べる。本発明において、ゴム弾性率で表される、収縮が
充分に存在する間架橋が未だ安定である状態の高分子量
を有する重合体ないしそのブレンドを押出処理すること
が推奨される。しかしながら、押出処理前、および/あ
るいはその間、および/あるいはその後において、重合
体ないしそのブレンドの架橋密度を、高エネルキー放射
および/あるいは過酸化物、硫黄化合物、フェノール性
化硫混合物、架橋促進剤のような1種類もしくは複数種
類の化学剤の使用、ないし複数種類の方法の併用によ
り、適宜増大させる可能性もある。また本発明の他の実
施態様によれば、結晶融点が収縮温度より高い部分的結
晶性重合体ないしそのブレンドを使用し、溶融しない大
きい結晶を安定的架橋点として使用させる。
【0016】10-4N/mm2 から10N/mm2 の範
囲ゴム弾性率で特徴ずけられる架橋密度を有する重合体
ないしそのブレンドを使用するのが好ましい。一時的お
よび安定的架橋の架橋密度の測定結果は、測定方法に大
きく依存する。
【0017】架橋測定には多くの方法があるが、技術的
観点から重要な方法として以下のものが挙げられる。
【0018】 一般的架橋テストには以下の方法が知られている。
【0019】 粘度テスト 球体直径テスト テスト方法が実際の負荷によく適合する場合には、種々
の異なる方法でテストされた一時的架橋に関するテスト
結果はよく合致する。そこでこの1軸延伸および/ある
いは収縮において、引張りモジュールが使用される。
【0020】流動学的引張りテストからゴム弾性率を算
出するために、マイスナー、レオメータを使用する、引
張り/全体伸び関係のテストのほかに、可逆的展張割合
を異なる全体伸びを示す各試料の収縮により測定する。
【0021】 λtotal =λirrev +λrev (1) λtotal =全体伸び λirrev =非可逆的伸び λrev =可逆的伸び これら測定結果に基づいて、ゴム弾性変形寸法λrev
λ-1 rev における可逆的(弾性伸び)に対応する張力付
与により、ゴム弾性率の形成が可能になる。伸びの範囲
は小さいが、張力の線形カーブが、理論的に可逆的伸び
がもたらされる。
【0022】伸びに基づく弾性率を算出するため、
【0023】
【数2】 の伸び速度に基づく線形補外を行った。
【0024】以下の等式(2)に基づいて、ゴム弾性率
k が算出される。
【0025】
【数3】 この場合、引張り速度零への補外と流動効果を分離する
ことを含めた引張りテストが、テスト法として使用され
る。架橋密度は、150℃のテスト温度におけるゴム弾
性率に基づく。
【0026】なお本発明において、プラスチック帯片
は、押出処理後、不完全にもしくは完全に冷却される。
約60−70℃までの不完全冷却は、押出処理後直ちに
プラスチック帯片を処理する場合に行われ、押出された
プラスチック帯片がさらに処理する前に中間貯蔵される
場合には、室温まで完全に冷却される。上記のさらに他
の処理の間に、押出されたプラスチック帯片は、その核
芯に向って、あるいは熱源から遠い方のその面に向って
次第に低下する温度をもたらすため、プラスチック帯片
の一方面もしくは他方面が加熱される。この加熱は部分
的結晶性重合体微結晶融点より5−50℃高い温度で行
われ、プラスチック帯片加熱面の延伸により形成される
配向緩和を安定的架橋によりもたらされる緊張値まで低
下させる。これがまた引張耐性をさらに増大させる。
【0027】また別途の重要性を有する本発明の1実施
態様によれば、過酸化物を含有し、架橋可能になされた
プラスチック帯片を、過酸化物の反応温度以下の温度で
押出し、次いでプラスチック帯片を部分的に架橋させ、
かつ微結晶融点以下でかつ/もしくは部分架橋プラスチ
ック帯片のガラス状態からゴム弾性状態への転移点以下
の温度で冷延伸、すなわち非加熱延伸し、次いで行われ
る加熱収縮の間に完全に架橋させる。これが厄介な引裂
耐性化剤の添加を回避する。本発明による低コストで簡
単にヒートリセット性材料帯片を製造するための他の方
法である。従来技術にくらべて引裂強さを増大させるこ
とは、比較的低度に架橋されているプラスチック(これ
は適度に低い延伸温度により高い収縮力をもたらす)を
収縮させることにより達成される。架橋はエネルギー放
射、迅速で完全な反応を行う数種類の過酸化物および/
あるいは部分的にのみ、しかも徐々に反応する過酸化物
から選択される単一もしくは混合酸化物、過酸化物とシ
ランの混合物の使用、適当な温度、湿度における貯蔵に
より行われる。収縮応力および/あるいはホットセット
テストにより計算される化学的架橋の密度は、部分架橋
材料について、2×1013/mm3 から2.5×1011
/mm3 である。
【0028】「化学的架橋」は2個もしくはそれ以上の
分子の主原子価結合であるが、結晶のような副原子価結
合、近接混交状態などが、「物理的架橋」である。架橋
密度と理想的ゴムにおける引張り応力および/あるいは
収縮応力との間には、直接的関係が存在する。化学的架
橋された重合体の挙動は、ガラス転移点、融点以上の高
い温度レベルにおいては、ほぼゴム弾性状態である。真
正の張力は下式により算出される。
【0029】
【数4】
【0030】融点以上の温度で延伸された材料に対して
冷延伸材料に与え得る収縮張力サイクルは、微結晶融点
以下、かつ/もしくはガラス状態からゴム弾性状態への
転移範囲以下の延伸温度で、構造部分および/あるいは
微結晶は多官能性架橋点として作用する事実により説明
され得る。従って、最終の熱収縮処理の間に、溶融状態
におけるより大きい収縮応力が、プラスチック帯片の適
当な延伸および/あるいは伸びから、すなわち微結晶融
点以上の温度で延伸することにより、もたらされる。こ
の場合、本発明によるヒートノセット性材料帯片は極め
て迅速に収縮する。加熱収縮の間、構造部分ないしパタ
ーン化部分および/あるいは微結晶は、温度上昇と共に
消滅し、収縮応力は化学的架橋に対応する数値まで低減
せしめられる。この化学的架橋のみから生起する緊張
は、最少限度の架橋のために僅かであって、従って引裂
形成の波及は、たとえ在るにしても極めて緩慢である。
加熱収縮の間における二次的安定架橋は、非反応過酸化
物によりもたらされ、この収縮ケーブル外装を固定し
て、引裂の形成に対抗し、かつ/もしくは引裂波及を回
避する。
【0031】なお押出される材料は、主ポリエチレン
(PE)構成分(0から95%)、EVA、EMA、混
合弗素重合体などのブレンドされたエチレン重合体(0
から95%)、エチレン/プロピレン共重合体および/
あるいは三元重合体(EPM/EPDM)(0から95
%)、カーボンブラック(3から25%)、安定剤およ
び難燃化剤(1から20%)、1種類の過酸化物、例え
ばヘキサメチル−1,2,3,5−テトラオキサシクロ
ノナン(HMCN)過酸化物および/あるいはないし他
の迅速反応性過酸化物、例えばジクミル過酸化物から成
る混合物であるのが好ましい。なお過酸化物は、主重合
体の混練の際に、押出されたブレンド材料中に混練され
る。この目的のために、異なる反応温度を示す複数種類
の過酸化物も使用され得る。プラスチック帯片の部分的
架橋は、エネルギー放射、過酸化物のための塩溶液中浸
漬、蒸気処理、シランの使用などにより行われ、架橋密
度および/あるいは架橋度は、塩溶液(蒸気浴)中の処
理時間に基づく特定の過酸化物量および時間により調節
される。また部分的架橋も、表面潤滑を含む温度に基づ
くキャリブレーション、および/あるいはマクイロ波加
熱および同時的加熱により行われる。これはシラン、過
酸化物ブレンドの場合には加熱水溶液中で行われる。架
橋密度および/あるいは収縮応力は、200℃のポリエ
チレンテスト温度で、またエチレン/プロピレンのよう
な重合体ブレンドの場合、微結晶融点を80℃超える温
度で、引張りないし緩和テストの間にテストされる。ま
た部分的架橋プラスチック帯片は、加熱された液体、例
えば油、油混合物などの中で、あるいはマイクロ波によ
り、微結晶融点以下、すなわち結晶融点範囲以下、かつ
/もしくはガラス状態からゴム弾性状態への転移点以下
の温度で加熱されることが望ましい。冷延伸プラスチッ
ク帯片の加熱収縮の間の完全架橋は、プラスチック帯片
表面に適当なインジケータを置いて、特定過酸化物量を
加熱処理する時間および温度に基づいて行うのが好まし
い。
【0032】本発明のさらに他の対象は、0から95
%、ことに60から80%のポリエチレンのような主構
成要素、0から95%、ことに10から20%のエチレ
ン/プロピレン共重合体ないし0から95%、ことに5
から20%の三元共重合体、3から25%のカーボンブ
ラック、1から20%の安定剤、難燃化剤、0.2から
20%の1種類もしくは複数種類の過酸化物より成る混
合物から押出された材料からプラスチック帯片が製造さ
れることを特徴とする、架橋可能重合体から成り、過酸
化物を含有する押出処理されたプラスチック帯片を基礎
とする収縮ケーブル外装、ことにケーブル継手、ケーブ
ル接続範囲の材料帯片である。これにより、部分的架橋
および冷延伸し易い材料を基礎とするプラスチック帯片
がもたらされ、これは次いで行われる熱延伸の間に後架
橋されるヒートリセット可能材料帯片になされる。部分
的架橋は、遅反応性過酸化物もしくは温度、湿度につい
て適当な貯蔵に基づく、迅速かつ完全な反応を示す各種
過酸化物混合物を使用して行われる。この場合、2個以
上の分子の主原子価結合を示す意味での「化学的架橋」
が行われる。化学的架橋された重合体は、ガラス転移点
および/あるいは微結晶融点より充分に高い温度で、ほ
ぼゴム弾性に近い挙動を示す。熱収縮の間、未反応過酸
化物によりさらに安定的架橋が行われ、収縮ケーブル外
装は固定されて、引裂の形成、波及が回避される。以上
のいずれの場合にも、厄介な引裂耐性化剤を使用するこ
となく、著しく高い引裂耐性を示す、本発明プラスチッ
ク帯片からヒートリセット性材料帯片が製造され得る。
しかもこれは簡単に、かつ低コストで実現され得る。
【0033】なお、遅反応性過酸化物としては、例えば
ヘキサメチル−1,2,3,5−テトラオキサシクロノ
ナン(HMCN)過酸化物、迅速反応性のものとして
は、例えばジクミル過酸化物が挙げられる。過酸化物
は、構成分合成樹脂の混練の間に、あるいは押出された
混練合成樹脂中に混和されるのが好ましい。これはまた
吸湿剤の添加下に行われ得る。本発明によるプラスチッ
ク帯片の部分架橋は、使用される過酸化物もしくはその
混合物に応じて、塩溶液中もしくは蒸気中において行わ
れ得る。塩溶液(蒸気)処理および温度により、架橋密
度および/あるいは架橋度が調節され得る。この場合、
架橋密度および/あるいは収縮応力は、ポリエチレンの
場合、200℃で、エチレン/プロピレン共重合体の場
合、微結晶融点を80℃超える温度で、引張りもしくは
緩解の態様でテストされる。本発明による材料帯片ない
しプラスチック帯片において、部分架橋密度は例えば2
×1013/mm3 から2.5×1011/mm3 であり、
押出処理後、部分的架橋され、冷延伸されたプラスチッ
ク帯片の後架橋により達成される架橋密度は2×1011
/mm3 から5×109 /mm3 である。
【0034】以下に本発明実施態様を示し、さらにこれ
を具体的に説明する。
【0035】ここで使用された材料は、全量に対して8
9%の2種類の合成樹脂ブレンドと、11%の架橋促進
剤、難燃化剤である。この合成樹脂ブレンドは、低密度
ポリエチレンブレンド80%と、エチレンビニルアセテ
ート樹脂20%から成る。これを湿練し、顆粒化した。
事前テスト後、この顆粒をゴム弾性率が1.5から10
-3N/mm2 となるまで、ガンマ線により架橋させた。
架橋処理ペレットを、210℃、著しく低い剪断力スク
リューから押出処理し、このプラスチック帯片のキャリ
ブレート後、雰囲気温度まで冷却し、延伸した。このプ
ラスチック延伸のため、その一方面を表面温度240℃
となるまで放射加熱し、厚さ0.8mmに表面溶融させ
た。延伸そのものは、追加的加熱を行うことなく、プラ
スチック帯片の他方面温度70℃で、所望延伸度まで行
われた。延伸後、ヒートリセット可能になされたプラス
チック帯片ないし材料帯片もしくはケーブル継手、ケー
ブル接箱を被覆するケーブル外装は冷却され、仕上げ処
理された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ノルベルト、ニコライ ドイツ、46282、ドルステン、デルネカム プシュトラーセ、23 (72)発明者 トーマス、シュヴァベ ドイツ、46284、ドルステン、ハルテナー、 シュトラーセ、96 (72)発明者 ハインツ、コペ ドイツ、44579、カストロプ、ラウクセル、 ガルテンヴェーク、3 (72)発明者 ユルゲン、フォーゲル ドイツ、06237、ラウナ、シラーシュトラ ーセ、15

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 架橋可能重合体を押出処理、架橋、加熱
    延伸、延伸状態において冷却することにより形成される
    プラスチック帯片を基礎とする、収縮ケーブル外装、こ
    とにケーブル継手、ケーブル接続箱用のヒートリセット
    性材料帯片の引裂抵抗を増大させる方法であって、ゴム
    弾性率が特徴的な、特定の安定的もしくは一時的架橋密
    度に基づく処理温度で、重合体もしくは重合体ブレンド
    を押出し、得られたプラスチック帯片を冷却し、次いで
    その核芯部もしくは熱源と反対側のその面に向って低下
    する温度をもたらすことにより加熱し、かつ部分的結晶
    重合体ないしそのブレンド微結晶の融点以下、かつ/も
    しくは無定形重合体もしくはそのブレンドのガラス転移
    点以下の、核芯部もしくは熱源から遠い方の面の温度で
    延伸することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 収縮の間においてなお充分な安定的架橋
    がもたらされ得るような高分子量で重合体ないしそのブ
    レンドを押出処理することを特徴とする、請求項(1)
    による方法。
  3. 【請求項3】 重合体もしくはそのブレンドの架橋密度
    を、押出処理前かつ/もしくは押出処理中かつ/もしく
    は押出処理後、高エネルギー放射および/あるいは過酸
    化物、硫黄化合物、フェノール性加硫組成物、架橋促進
    剤のような単一のもしくは複合化学剤の使用、あるいは
    これら各手段の併合により、充分に増大させることを特
    徴とする、請求項(1)あるいは(2)による方法。
  4. 【請求項4】 ゴム弾性率10-4N/mm2 から10N
    /mm2 の重合体ないしそのブレンドを、架橋密度の標
    準として使用することを特徴とする、請求項(1)から
    (3)のいずれかによる方法。
  5. 【請求項5】 押出処理後、プラスチック帯片を不充分
    もしくは充分に冷却することを特徴とする、請求項
    (1)から(4)のいずれかによる方法。
  6. 【請求項6】 押出されたプラスチック帯片を、その核
    芯部及び/あるいは熱源から遠い方の面に向って低下す
    る温度をもたらすために、その一方の面もしくは両面を
    加熱することを特徴とする、請求項(1)から(5)の
    いずれかによる方法。
  7. 【請求項7】 過酸化物を含有する架橋性重合体から、
    過酸化物反応温度以下の温度で押出処理することにより
    プラスチック帯片を構成し、次いでプラスチック帯片の
    部分的架橋および冷延伸を、微結晶の融点以下、かつ/
    もしくは部分架橋プラスチック帯片のガラス状態からゴ
    ム弾性範囲への転移点以下の温度で行い、その後の熱収
    縮サイクルの間、プラスチック帯片をもっぱら完全に架
    橋させることを特徴とする、請求項(1)から(6)の
    いずれかによる方法。
  8. 【請求項8】 異なる反応温度および反応時間の複数過
    酸化物を合併使用することを特徴とする、請求項(7)
    による方法。
  9. 【請求項9】 部分的架橋をエネルギー放射もしくは過
    酸化物および/あるいはシランの使用により行うことを
    特徴とする、請求項(7)による方法。
  10. 【請求項10】 プラスチック帯片を蒸気あるいは塩溶
    液中で過酸化物により部分的架橋させ、架橋密度および
    /あるいは架橋度を、特定の過酸化物に対応して、サイ
    クル時間および温度により調整可能にすることを特徴と
    する、請求項(7)による方法。
  11. 【請求項11】 過酸化物による部分的架橋を、表面潤
    滑を含む加熱キャリブレーションの間に行わせることを
    特徴とする、請求項(7)による方法。
  12. 【請求項12】 過酸化物による部分的架橋を、マイク
    ロ波加熱および同時的表面冷却により行うことを特徴と
    する、請求項(7)による方法。
  13. 【請求項13】 部分的架橋プラスチック帯片を、微結
    晶融点および/あるいはガラス状態からゴム弾性状態へ
    の転移点以下の温度に加熱された液体、例えば油、油混
    合体などの中で、延伸標準まで延伸することを特徴とす
    る、請求項(7)による方法。
  14. 【請求項14】 プラスチック帯片を、微結晶部分の融
    点および/あるいはガラス状態からゴム弾性状態への転
    移点以下の延伸温度まで、加熱することを特徴とする、
    請求項(7)による方法。
  15. 【請求項15】 架橋可能重合体から成る押出処理され
    たプラスチック帯片と過酸化物を含有する、ケーブル継
    手、ケーブル接続箱用の収縮可能ケーブル外装製造用の
    材料帯片であって、このプラスチック帯片が、0から9
    5%、ことに60から80%のポリエチレンのような主
    構成単位、0から95%、ことに10から20%のブレ
    ンドされたエチレン重合体、0から95%、ことに5か
    ら20%のエチレンプロピレン共重合体もしくは三元共
    重合体、3から25%のカーボンブラック、1から20
    %の安定剤および難燃化剤、0.2から20%の1種類
    もしくは複数種類の過酸化物または過酸化物ブレンドか
    ら成る混合物を含有する、押出処理された材料から構成
    されていることを特徴とする材料帯片。
  16. 【請求項16】 過酸化物が、ヘキサメチル−1,2,
    3,5−テトラオキサシクロノナン(HMCN)過酸化
    物のような遅反応性過酸化物であることを特徴とする、
    請求項(15)による材料帯片。
  17. 【請求項17】 プラスチック帯片が吸湿性材料を含有
    することを特徴とする、請求項(15)あるいは(1
    6)による材料帯片。
  18. 【請求項18】 プラスチック帯片が押出処理後に部分
    的架橋せしめられ、架橋密度を2×1013/mm3 から
    2.5×1011/mm3 とすることを特徴とする、請求
    項(15)による材料帯片。
JP6084272A 1993-04-22 1994-04-22 ヒートリセット性材料帯片の引裂抵抗を増大させる方法 Pending JPH07127609A (ja)

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