JPH0712691Y2 - 自動アフターアイドリング装置 - Google Patents
自動アフターアイドリング装置Info
- Publication number
- JPH0712691Y2 JPH0712691Y2 JP1987047741U JP4774187U JPH0712691Y2 JP H0712691 Y2 JPH0712691 Y2 JP H0712691Y2 JP 1987047741 U JP1987047741 U JP 1987047741U JP 4774187 U JP4774187 U JP 4774187U JP H0712691 Y2 JPH0712691 Y2 JP H0712691Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- idling
- time
- automatic
- timer
- turbine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Supercharger (AREA)
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はターボ車のアフターアイドリング装置に関する
ものである。
ものである。
(従来技術) 一般にターボ車のターボチャージャーのタービン部軸受
はエンジンオイルによって潤滑され且つ冷却されている
がタービンは走行中数万回転/分で回転し、更に排気ガ
スの高温熱風に曝されて900℃にも達するという過酷な
条件下で作動している。
はエンジンオイルによって潤滑され且つ冷却されている
がタービンは走行中数万回転/分で回転し、更に排気ガ
スの高温熱風に曝されて900℃にも達するという過酷な
条件下で作動している。
このような過熱状態で走行直後にエンジンを止めてしま
うとタービンは未だ高回転、高温度で作動中なのにオイ
ルポンプが停止してしまうためタービン軸受部のメタル
にスラッジが溜まり本体の損傷や破損を引き起こしてし
まう。
うとタービンは未だ高回転、高温度で作動中なのにオイ
ルポンプが停止してしまうためタービン軸受部のメタル
にスラッジが溜まり本体の損傷や破損を引き起こしてし
まう。
このトラブルを避けるためには高速走行後や登坂後には
エンジンを停止する前にアフターアイドリングを行い、
タービンを徐々に冷却することが必要とされる。
エンジンを停止する前にアフターアイドリングを行い、
タービンを徐々に冷却することが必要とされる。
然もドライバーにとってはアフターアイドリング中運転
席で待たなければならないという煩わしさが残る。
席で待たなければならないという煩わしさが残る。
従来このような煩わしさから開放してくれるものとして
アフターアイドリング装置があり、この装置は車のイグ
ニッションキーを切ってもセットされた時間(タイマー
時間)だけエンジンをアイドリングさせ、タイマー終了
後自動的にエンジンを停止するのでドライバーはドアを
ロックして車を離れることが出来る。
アフターアイドリング装置があり、この装置は車のイグ
ニッションキーを切ってもセットされた時間(タイマー
時間)だけエンジンをアイドリングさせ、タイマー終了
後自動的にエンジンを停止するのでドライバーはドアを
ロックして車を離れることが出来る。
然しながらこの従来のアフターアイドリング装置はイグ
ニッションキーを切ってからアフターアイドリングさせ
るタイマー時間をドライバー自らが1分、3分、5分等
と大雑把に3段階位に大別された設定時間の内から1つ
を選択し手動で設定する方式が殆どであった。その為ド
ライバーは走行状態(市街走行、高速走行、登坂、等)
に応じてその都度タイマー時間を設定し直す必要があり
極めて面倒であった。
ニッションキーを切ってからアフターアイドリングさせ
るタイマー時間をドライバー自らが1分、3分、5分等
と大雑把に3段階位に大別された設定時間の内から1つ
を選択し手動で設定する方式が殆どであった。その為ド
ライバーは走行状態(市街走行、高速走行、登坂、等)
に応じてその都度タイマー時間を設定し直す必要があり
極めて面倒であった。
このような欠点を除くため実開昭61-73040号公報に示す
ようなアイドリング遅延装置が提案されているが、この
装置はタービン動作時間のみをとらえ、このタービン動
作時間に応じてタイマー設定時間を定めるものである。
ようなアイドリング遅延装置が提案されているが、この
装置はタービン動作時間のみをとらえ、このタービン動
作時間に応じてタイマー設定時間を定めるものである。
然しながらタービンの回転は車両走行中に数万から数10
万回転/分と大きく変化するものであり、単にタービン
回転時間のみに応じてタイマーを設定するのは極めて危
険であり、また所期の目的を十分に達成できるものでは
ない。
万回転/分と大きく変化するものであり、単にタービン
回転時間のみに応じてタイマーを設定するのは極めて危
険であり、また所期の目的を十分に達成できるものでは
ない。
(考案の目的) 本考案の目的は上記のような欠点を除くようにした自動
アフターアイドリング装置を得るにある。
アフターアイドリング装置を得るにある。
(考案の構成) 本考案者は種々実験、研究を重ねた結果タービンの回転
数がエンジンの回転数によって予想できることに着目し
て本考案を得たものである。
数がエンジンの回転数によって予想できることに着目し
て本考案を得たものである。
本考案の自動アフターアイドリング装置はエンジン回転
数と作動時間とを検出する機構と、前記エンジン回転数
と作動時間の関係からその時点での好適なアフターアイ
ドリング時間を演算する機構と、前記演算機構よりの信
号に応じてアフターアイドリング時間を自動的に設定す
る機構とより成ることを特徴とする。
数と作動時間とを検出する機構と、前記エンジン回転数
と作動時間の関係からその時点での好適なアフターアイ
ドリング時間を演算する機構と、前記演算機構よりの信
号に応じてアフターアイドリング時間を自動的に設定す
る機構とより成ることを特徴とする。
(考案の実施例) 以下図面によって本考案の実施例を説明する。
本考案の自動アフターアイドリング装置では第1図に示
すように従来のようにアフターアイドリングさせるタイ
マー時間を手動で設定するマニュアルモードと自動設定
するオートモードの何れかに切り替えるモード切替スイ
ッチ1を設け、オートモード時には車のイグニッション
コイルが発生する電気パルスよりエンジン回転数(r.p.
m)を検出し走行時の回転数と時間(〜r.p.mで〜分間走
行)とを内蔵したマイクロコンピュータによって計算さ
せその時点での走行状態に一番適したアフターアイドリ
ングさせるタイマー時間を自動的に設定しこれを3桁の
7セグメント−LED2に表示せしめるようにする。
すように従来のようにアフターアイドリングさせるタイ
マー時間を手動で設定するマニュアルモードと自動設定
するオートモードの何れかに切り替えるモード切替スイ
ッチ1を設け、オートモード時には車のイグニッション
コイルが発生する電気パルスよりエンジン回転数(r.p.
m)を検出し走行時の回転数と時間(〜r.p.mで〜分間走
行)とを内蔵したマイクロコンピュータによって計算さ
せその時点での走行状態に一番適したアフターアイドリ
ングさせるタイマー時間を自動的に設定しこれを3桁の
7セグメント−LED2に表示せしめるようにする。
即ち、たとえエンジンの作動時間が短くてもエンジン回
転数が極めて高い場合にはそれだけタービンの温度が上
昇しているはずであるから、それに対応する長さのタイ
マー時間を設定し、走行時間が長くてもエンジン回転数
が低い場合にはそれに対応してタイマー時間を比較的短
くする。
転数が極めて高い場合にはそれだけタービンの温度が上
昇しているはずであるから、それに対応する長さのタイ
マー時間を設定し、走行時間が長くてもエンジン回転数
が低い場合にはそれに対応してタイマー時間を比較的短
くする。
尚マニュアルモード時には分設定スイッチ3で0〜9分
の間で1分単位毎にそして秒設定スイッチ4で0〜50秒
の間で10秒単位毎に手動設定し7セグメント−LED2に表
示せしめる。
の間で1分単位毎にそして秒設定スイッチ4で0〜50秒
の間で10秒単位毎に手動設定し7セグメント−LED2に表
示せしめる。
3桁の7セグメント−LED2はオートモード/マニュアル
モードに応じて夫々設定されたタイマー時間を□MIN.□
□SEC.で表示しアフターアイドリング時にはタイマーの
残り時間を例えば1秒毎にカウントダウンして表示せし
めるようにする。
モードに応じて夫々設定されたタイマー時間を□MIN.□
□SEC.で表示しアフターアイドリング時にはタイマーの
残り時間を例えば1秒毎にカウントダウンして表示せし
めるようにする。
又オートモード/マニュアルモードの夫々で設定された
2つのタイマー時間はパワースイッチ5をOFFとしても
記憶し再びパワースイッチ5をONにする際設定し直す必
要がないようにする。
2つのタイマー時間はパワースイッチ5をOFFとしても
記憶し再びパワースイッチ5をONにする際設定し直す必
要がないようにする。
又各スイッチを操作する際或いはアフターアイドリング
中のカウントダウン表示の際或いはオートモード時の設
定時間の変化時の際には電子音が鳴り音による動作の確
認が出来るようにする。
中のカウントダウン表示の際或いはオートモード時の設
定時間の変化時の際には電子音が鳴り音による動作の確
認が出来るようにする。
更に車のイグニッションキーONで操作パネル部にイルミ
ネーション6を点灯せしめ夜間の操作性を良好ならしめ
る。
ネーション6を点灯せしめ夜間の操作性を良好ならしめ
る。
更に又電動ファン搭載車に対応してアフターアイドリン
グ中でも確実にファンを回す回路を内蔵せしめる。
グ中でも確実にファンを回す回路を内蔵せしめる。
尚本考案自動アフターアイドリング装置ではマイクロコ
ンピュータを常に監視し、万一マイクロコンピュータが
異常を起こした場合(故障等)確実に動作を停止させる
保護機能を内蔵せしめると共に、サイドブレーキのON/O
FFを検出してアフターアイドリング中誤ってサイドブレ
ーキをOFFにした場合には直ちにタイマーがOFFになりエ
ンジンを停止させる保護機能を有せしめるのが好まし
い。
ンピュータを常に監視し、万一マイクロコンピュータが
異常を起こした場合(故障等)確実に動作を停止させる
保護機能を内蔵せしめると共に、サイドブレーキのON/O
FFを検出してアフターアイドリング中誤ってサイドブレ
ーキをOFFにした場合には直ちにタイマーがOFFになりエ
ンジンを停止させる保護機能を有せしめるのが好まし
い。
尚7はオートモードモニターランプである。
第2図は本考案自動アフターアイドリング装置のブロッ
ク図でパネル操作部は前記モード切替スイッチ、分設定
スイッチ3、秒設定スイッチ4及びパワースイッチ5を
含み、表示部は7セグメント−LED2、イルミネーション
6及びオートモードモニターランプ7を含む。
ク図でパネル操作部は前記モード切替スイッチ、分設定
スイッチ3、秒設定スイッチ4及びパワースイッチ5を
含み、表示部は7セグメント−LED2、イルミネーション
6及びオートモードモニターランプ7を含む。
又入力部は車からの情報、例えばイグニッションキーの
ON/OFF、エンジン回転数、サイドブレーキON/OFF等の情
報を示し、出力部はリレーやブザー等の電子音、保護回
路部はCPU監視を含む。
ON/OFF、エンジン回転数、サイドブレーキON/OFF等の情
報を示し、出力部はリレーやブザー等の電子音、保護回
路部はCPU監視を含む。
(考案の効果) 上記のように本考案自動アフターアイドリング装置によ
ればアフターアイドリングを手動のみならず自動設定出
来、また実際のタービンの温度上昇値により近い値に対
応してタイマーを設定できるので確実で且つ能率の良い
アフターアイドリング装置を提供できる大きな利益があ
る。
ればアフターアイドリングを手動のみならず自動設定出
来、また実際のタービンの温度上昇値により近い値に対
応してタイマーを設定できるので確実で且つ能率の良い
アフターアイドリング装置を提供できる大きな利益があ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案自動アフターアイドリング装置の説明
図、第2図はそのブロック図である。 1……モード切替スイッチ、2……7セグメント−LE
D、3……分設定スイッチ、4……秒設定スイッチ、5
……パワースイッチ、6……イルミネーション、7……
オートモードモニターランプ。
図、第2図はそのブロック図である。 1……モード切替スイッチ、2……7セグメント−LE
D、3……分設定スイッチ、4……秒設定スイッチ、5
……パワースイッチ、6……イルミネーション、7……
オートモードモニターランプ。
Claims (1)
- 【請求項1】エンジン回転数と作動時間とを検出する機
構と、前記エンジン回転数と作動時間の関係からその時
点での好適なアフターアイドリング時間を演算する機構
と、前記演算機構よりの信号に応じてアフターアイドリ
ング時間を自動的に設定する機構とより成ることを特徴
とする自動アフターアイドリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987047741U JPH0712691Y2 (ja) | 1987-04-01 | 1987-04-01 | 自動アフターアイドリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987047741U JPH0712691Y2 (ja) | 1987-04-01 | 1987-04-01 | 自動アフターアイドリング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63156474U JPS63156474U (ja) | 1988-10-13 |
JPH0712691Y2 true JPH0712691Y2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=30868633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987047741U Expired - Lifetime JPH0712691Y2 (ja) | 1987-04-01 | 1987-04-01 | 自動アフターアイドリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0712691Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH025075Y2 (ja) * | 1984-10-18 | 1990-02-07 |
-
1987
- 1987-04-01 JP JP1987047741U patent/JPH0712691Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63156474U (ja) | 1988-10-13 |
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