JPH0712673A - 分岐管耐圧試験装置 - Google Patents

分岐管耐圧試験装置

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JPH0712673A
JPH0712673A JP15472693A JP15472693A JPH0712673A JP H0712673 A JPH0712673 A JP H0712673A JP 15472693 A JP15472693 A JP 15472693A JP 15472693 A JP15472693 A JP 15472693A JP H0712673 A JPH0712673 A JP H0712673A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
branch pipe
inspected
openings
sealing
branch
Prior art date
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Pending
Application number
JP15472693A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuji Imaizumi
満治 今泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH0712673A publication Critical patent/JPH0712673A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 分岐管に継ぎ管を溶接して所定の分岐長さで
形成された被検査分岐管の溶接部の耐圧漏れ試験が短時
間で容易に行える分岐管耐圧試験装置を得ること。 【構成】 被検査分岐管5の各開口2a,3a,4aに
取り外し自在に嵌挿され開口を封止する複数の封止栓
と、各開口2a,3a,4aと対向して配置され封止栓
10,11,12が開口より抜け出る方向に移動するこ
とを抑止する抑止部材15,16,17と、封止栓1
0,11,12のいずれかに少なくとも1つ設けられ被
検査分岐管5内に加圧流体を注入する流体注入手段1
9,20,21とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はT形分岐管などの耐圧
試験装置に関し、特に継ぎ管を溶接して延長した分岐長
さを有する分岐管の溶接部の耐圧漏れ試験装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図10はこの種の被検査分岐管の従来の
耐圧漏れ試験を示す斜視図、図11は被検査分岐管を示
す斜視図である。図において、1は市販の規格品などの
基本T形分岐管、2〜4は基本T形分岐管1に溶接1a
された継ぎ管で、これら1〜4で分岐した長さを所定長
にしたT形分岐管ここでは被検査分岐管5を構成し、2
a,3a,4aはそれぞれ開口部を示している。6,
7,8は開口部2a,3a,4aにそれぞれ溶接され開
口部を封止する塞ぎ板、9は1方が塞ぎ板8に挿通して
溶接され他方に自動継手の雄型(図示せず)を有する加
圧パイプである。
【0003】次に動作について説明する。基本T形分岐
管1に継ぎ管2〜4を溶接して分岐した長さを所定長に
したT形分岐管5の溶接1aを耐圧漏れ試験を行う場合
に被検査分岐管5として各開口部を塞ぎ板6〜8で封止
した状態とし、被検査分岐管5の内部に加圧パイプ9よ
り加圧空気及び加圧液体を注入し、一定圧力を一定時間
付与することによって溶接1aの漏れ検証をするもので
ある。なお、塞ぎ板は試験完了後に切断し開口部は切断
面を仕上げる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の被検査分岐管の
溶接部の漏れ試験は以上のように行っていたので、試験
毎に被検査分岐管の開口部に塞ぎ板の溶接が必要であ
り、さらに試験終了後の塞ぎ板除去に要する手間など試
験に多大の時間と手間を要するなどの問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので継ぎ管を溶接した被検査分岐管の
溶接部の耐圧漏れ試験が短時間で容易に行える分岐管耐
圧試験装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る請求項1
の分岐管耐圧試験装置は、分岐管に継ぎ管を溶接して所
定の分岐長さに形成された被検査分岐管の各開口に取り
外し自在に嵌挿され開口を封止する複数の封止栓と、各
開口と対向して配置され封止栓が開口より抜け出る方向
に移動することを抑止する抑止部材と、封止栓のいずれ
かに少なくとも1つ設けられ被検査分岐管内に加圧流体
を注入する流体注入手段とで構成したものである。
【0007】又、この発明に係る請求項2の分岐管耐圧
試験装置は、分岐管に継ぎ管を溶接して所定の分岐長さ
に形成された被検査分岐管の各開口に取り外し自在に嵌
挿され開口を封止する複数の封止栓と、各開口に対向し
て配置され封止栓をトグル機構で嵌挿又は取り外し状態
にするトグルクランプと、封止栓のいずれかに少なくと
も1つ設けられ被検査分岐管内に加圧流体を注入する流
体注入手段とで構成したものである。
【0008】又、この発明に係る請求項3の分岐管耐圧
試験装置は、請求項2において、封止栓はトグル機構と
着脱自在に結合されているものである。
【0009】又、この発明に係る請求項4の分岐管耐圧
試験装置は、請求項2において、封止栓の取り外し時に
開口端と当接して固定され被検査分岐管の移動止めをす
る手段を備えているものである。
【0010】
【作用】この発明における分岐管耐圧試験装置は、封止
栓が各開口に対し着脱自在に装備できることにより被検
査分岐管内の封止,開放が容易にでき耐圧試験に要する
時間を少なくする。
【0011】又、封止栓をトグルクランプに直結したこ
とにより開口に対する封止栓の嵌挿又は取り外しを容易
にする。
【0012】また、トグルクランプと着脱可能である封
止栓が開口部に対応して交換使用できることにより、多
種の被検査分岐管に対し耐圧試験を可能とする。
【0013】さらに、被検査分岐管の移動止め手段が耐
圧試験終了後の封止栓の取り外しを容易にする。
【0014】
【実施例】 実施例1.以下、この発明の実施例1を図について説明
する。図1はこの発明の実施例1における分岐管耐圧試
験装置の構成を示す平面図、図2は図1における線II
−IIに沿った断面図(一部仮想線表示)である。図に
おいて、1ないし5は従来と同様の被検査分岐管であり
その説明は省略する。10,11は開口2a,3aに嵌
挿される外周部にそれぞれ溝10a,11aを形成して
なる封止栓、12は開口4aに嵌挿される外周部に溝1
2aを形成し貫通孔12bを有する封止栓、13は溝1
0a,11a,12aに装着され嵌挿面のシールをする
0リングなどのシール部材、14は被検査分岐管5を載
置する定盤、15,16は開口2a,3aに対向してそ
れぞれ当接面15a,16aを有し定盤14に固定され
当接面15a,16aがそれぞれ封止栓10,11と当
接する抑止プレート、17は開口4aに対向して当接面
17aを有し定盤14に固定され当接面17aが封止栓
12と当接する抑止プレート、18は抑止プレート17
に対向し被検査分岐管に接する位置で定盤14に固定さ
れ加圧試験中の被検査分岐管の曲がりを防ぐ補助抑止プ
レート、19は封止栓12に螺着したオス流体継手、2
0は送圧パイプ21の先端に取り付けられオス流体継手
19と着脱自在なメス流体継手でこれら19ないし21
で流体注入手段を形成している。
【0015】次に動作について説明する。被検査分岐管
5の開口2a,3a,4aにそれぞれ封止栓10ないし
12を嵌挿した状態で定盤14上の抑止プレート15な
いし16間に封止栓が当接するようにして試験前の位置
決めをする。封止栓12のオス流体継手19にメス流体
継手20を結合しこの状態で送圧パイプ21より加圧流
体を送入し一定圧力を一定時間与え耐圧試験を行う。試
験終了後、解圧し、メス流体継手20をオス流体継手1
9から切り離す。さらに被検査分岐管5を定盤14より
取り外し開口に嵌挿されている封止栓10ないし12を
抜き出すもので、被検査分岐管の耐圧試験に必要な開口
部の封止が容易にできる。
【0016】実施例2.上記実施例1では各封止栓を固
定した抑止プレートに当接させて内圧に抗するよう構成
したが、実施例2として各封止栓をトグル機構に結合し
て構成したものを以下に示す。図3はこの発明の実施例
2における分岐管耐圧試験装置の構成を示す斜視図、図
4は図3におけるトグルクランプの詳細を示す構成図で
(A)にその動作状態を(B)にその開放状態を示す。
図において、22は外周に溝を有してシール部材13を
装着し開口2a,3aに嵌挿される封止栓、23は封止
栓22と同形状をなし且つ流体注入手段19〜21を結
合した封止栓、24は被検査分岐管5に対応する所定位
置の定盤14上に固定され支点部24aおよびガイド部
24bを有する支持板、25は一端がピン26aを介し
て支点部24aに固定支点として支持され長手方向の所
定位置に移動支点となるピン26bを有するレバー、2
7は一端がレバー26にピン26bを介して連結され他
端に連結ピン26cを有するアーム、28は一端がアー
ム27と連結ピン26cで連結され他端に封止栓26又
は27を結合しガイド部22bにスライド可動に支持さ
れた連結軸で、これら24ないし28でトグルクランプ
29が構成される。
【0017】次に動作について説明する。定盤14の三
方の所定位置に取付固定されたトグルクランプ29のそ
れぞれのレバー25を外周側に倒すとピン26aを固定
支点としてピン26bが移動支点としてピン間距離の2
倍のストロークで外周側に引き寄せられ、直結されてい
る封止栓22,23も同時に引き寄せられる。図4−
(B)がこの状態を表す。この状態で被検査分岐管5を
位置決め載置する。次にトグルクランプ29のそれぞれ
のレバー25を内周側に倒す。図4−(A)がこの状態
を表す。これにより三方向の開口2a,3a,4aにそ
れぞれ封止栓22,23が嵌挿されシール部材13によ
って封止状態が実施される。次に封止栓23の流体注入
手段19〜21によって加圧ガス,加圧液が注入され被
検査分岐管5の溶接1a部における耐圧漏れを試験す
る。試験終了後はレバー25を外周側に倒し封止栓2
2,23を抜き出すもので、被検査分岐管5への封止栓
の取付取外しが容易となる。
【0018】また、封止栓22,23はそれぞれ図5,
図6にその単体詳細を示すように連結軸28とは着脱自
在に螺合結合されているため、被検査分岐管の管経又は
長さに対応して例えば図7又は図8に示す形状の異なる
封止栓30,31と交換することによって数種類の被検
査分岐管の試験に対応させることも可能である。なお、
封止栓31には継ぎブロック32を連結したもので長手
方向を調整可能としている。
【0019】実施例3.上記実施例2において、封止栓
22,23を引き抜く際、被検査分岐管5を係止して引
き抜きを容易にする構成を実施例3として図9に示し以
下説明する。図において、33はトグルクランプ29の
前方で封止栓に近接し定盤14にボルト34で固定され
係止面33aを有する掛け金、35は被検査分岐管5の
内径より大きく外径より小さい開口溝35aを有するス
トリッパで、その他符号は実施例2と同様である。
【0020】次に動作について説明する。耐圧試験終了
後掛け金32の係止面32aと被検査分岐管5との間に
封止栓を跨いで差し込む。この状態でレバー25を外周
側に倒すと連結軸28に直結した封止栓は外周側に移動
する。それに合わせて被検査分岐管5も同方向に移動し
ようとするが開口の端面がストリッパ34に当接して移
動が止められ嵌挿されていた封止栓が引き抜かれるもの
である。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば分岐管
に継ぎ管を溶接して所定の分岐長さに形成された被検査
分岐管の各開口に取り外し自在に嵌挿され開口を封止す
る複数の封止栓と、各開口と対向して配置され封止栓が
開口より抜け出る方向に移動することを抑止する抑止部
材と、封止栓のいずれかに少なくとも1つ設けられ被検
査分岐管内に加圧流体を注入する流体注入手段とで構成
したので被検査分岐管の溶接部の耐圧漏れ試験を短時間
で容易に行える分岐管耐圧試験装置が得られる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1における分岐管耐圧試験装
置の構成を示す平面図である。
【図2】図1における線II−IIに沿った断面図(一
部仮想線表示)である。
【図3】この発明の実施例2における分岐管耐圧試験装
置の構成を示す斜視図である。
【図4】図3におけるトグルクランプの詳細を示す構成
図で(A)にその動作状態を(B)にその開放状態を示
すものである。
【図5】図2における封止栓の単体を示す斜視図であ
る。
【図6】図2における封止栓の単体を示す斜視図であ
る。
【図7】実施例2における交換用の封止栓を示す斜視図
である。
【図8】実施例2における交換用の封止栓を示す斜視図
である。
【図9】この発明の実施例3における分岐管耐圧試験装
置の要部構成を示す斜視図である。
【図10】従来の分岐管耐圧漏れ試験を示す斜視図であ
る。
【図11】被検査分岐管を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 分岐管 1a 溶接部 2,3,4 継ぎ管 2a,3a,4a 開口 5 被検査分岐管 10,11,12 封止栓 13 シール部材(0リング) 14 定盤 15,16,17 抑止プレート 15a,16a,17a 当接面 19 オス流体継手 20 メス流体継手 21 送圧パイプ 22,23 封止栓 29 トグルクランプ 30,31 形状の異なる封止栓 33 掛け金 33a 係止面 35 ストリッパ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分岐管に継ぎ管を溶接して所定の分岐長
    さに形成された被検査分岐管の各開口に取り外し自在に
    嵌挿され上記開口を封止する複数の封止栓と、上記各開
    口と対向して配置され上記封止栓が上記開口より抜け出
    る方向に移動することを抑止する抑止部材と、上記封止
    栓のいずれかに少なくとも1つ設けられ上記被検査分岐
    管内に加圧流体を注入する流体注入手段とを備えたこと
    を特徴とする分岐管耐圧試験装置。
  2. 【請求項2】 分岐管に継ぎ管を溶接して所定の分岐長
    さに形成された被検査分岐管の各開口に取り外し自在に
    嵌挿され上記開口を封止する複数の封止栓と、上記各開
    口に対向して配置され上記封止栓をトグル機構で嵌挿又
    は取り外し状態にするトグルクランプと、上記封止栓の
    いずれかに少なくとも1つ設けられ上記被検査分岐管内
    に加圧流体を注入する流体注入手段とを備えたことを特
    徴とする分岐管耐圧試験装置。
  3. 【請求項3】 封止栓はトグル機構と着脱自在に結合さ
    れていることを特徴とする請求項2に記載の分岐管耐圧
    試験装置。
  4. 【請求項4】 封止栓の取り外し時に開口端と当接して
    固定され被検査分岐管の移動止めをする手段を備えてい
    ることを特徴とする請求項2に記載の分岐管耐圧試験装
    置。
JP15472693A 1993-06-25 1993-06-25 分岐管耐圧試験装置 Pending JPH0712673A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022035910A (ja) * 2020-08-20 2022-03-04 杭州加▲みょう▼科技有限公司 溶接ティーパイプの気密性検査装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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