JPH0771646A - 分岐継手のバルブ開閉用工具 - Google Patents

分岐継手のバルブ開閉用工具

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JPH0771646A
JPH0771646A JP5219326A JP21932693A JPH0771646A JP H0771646 A JPH0771646 A JP H0771646A JP 5219326 A JP5219326 A JP 5219326A JP 21932693 A JP21932693 A JP 21932693A JP H0771646 A JPH0771646 A JP H0771646A
Authority
JP
Japan
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branch joint
tool
rotary shaft
valve
valve opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP5219326A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Morita
徹 森田
Junji Ishikawa
純二 石川
Mikio Nakaoka
幹夫 中岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinwa Sangyo Co Ltd
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Shinwa Sangyo Co Ltd
Osaka Gas Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shinwa Sangyo Co Ltd, Osaka Gas Co Ltd filed Critical Shinwa Sangyo Co Ltd
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  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 気密試験やエアパージ作業などを手間をあま
りかけずに行うことのできるバルブ開閉用工具を提供す
る。 【構成】 分岐継手2に螺合可能な工具本体31の雄ね
じ部32と、工具本体31の回転用把持部33と、先端
の略角形の係合部34がバルブに係合する回転軸35
と、工具本体31と胴部との間をシールする第1のシー
ル部材37と、工具本体31と回転軸35との間をシー
ルする第2のシール部材と、分岐継手2の内部空間と外
部空間とを連通させる連通孔39と、回転軸35の連通
孔外部空間側に接続されて気密試験用器具やガス放散用
器具が取り付けられたカプラソケット40Aに着脱自在
のカプラプラグ41とを備えて、工具本体31の雄ねじ
部32を分岐継手2に螺合させたままで気密試験やエア
ージ作業を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分岐継手の胴部内に螺
合されたバルブを、元管通路側に接近して元管通路と前
記胴部から分岐された分岐通路とを遮断させる遮断位置
と、元管通路側から離反して元管通路側と分岐通路とを
連通させる連通位置との間にわたって移動させるバルブ
開閉用工具に関する。
【0002】
【従来の技術】地中などに埋設されるガス管は、従来よ
り鋼管や鋳鉄管が用いられている。このガス管よりガス
を引き込む場合には、ガス管の元管にT字型の分岐継手
を取り付け、この分岐継手を介して必要箇所に支管を配
管する。
【0003】元管が鋳鉄管である場合には、その厚みが
大であり雌ねじ部を複数山形成できるため、図7に示す
ように、元管1を穿孔して雌ねじ部1aを直接形成し、
この元管1の雌ねじ部1aに鋳鉄などからなる分岐継手
2の雄ねじ部3を螺合させて固定している。
【0004】一方、元管が鋼管である場合には、その厚
みが小であり雌ねじ部を十分には形成できないため、図
8に示すように、雌ねじ部5aを有するサドル5を元管
4に取付けた後、サドル5の取付け箇所を穿孔してサド
ル5の雌ねじ部5aに分岐継手2の雄ねじ部3を螺着し
ている。
【0005】ここで、図7,図8において、6は分岐継
手2と支管7との間に介装されたエルボ管である。分岐
継手2には、元管1,4側に一端側が取り付けられる胴
部8と、胴部8から分岐された分岐管路9と、胴部8に
内装されたバルブ10とが設けられ、胴部8の中央部か
ら上部にかけて形成された雌ねじ部8aにバルブ10の
外周面に形成された雄ねじ部10aが螺合されている。
このバルブ10の上面には角形の凹部10bが形成さ
れ、図9に示すように、この凹部10bにバルブ開閉用
工具11の先端の係合部12が係合されてバルブ10が
回転されるようになっている。バルブ10は、元管通路
側に接近して元管通路1b,4aと胴部8から分岐され
た分岐管路9の分岐通路9aとを遮断させる遮断位置A
と、元管通路側から離反して元管通路1b,4a側と分
岐通路9aとを連通させる連通位置Bとの間にわたって
移動自在とされている。なお、8bは胴部8の上端部に
形成されたテーパ面、13はバルブ10の下端部に外嵌
されているゴム製のシール用部材である。また、ガス管
においては、各ねじ部(雄ねじ部3,5a,10a,雌
ねじ部1a,8aなど)がテーパ状に形成されて、互い
に螺着して締め付けた際のシール性を確保できるように
なっている。
【0006】分岐継手2が元管1,4に組み付けられる
前にバルブ10は、シール用部材13をいたずらに劣化
させないように遮断位置A以外の箇所に配置されている
が、元管1,4に分岐継手2が螺着された際にバルブ1
0はバルブ開閉用工具11により遮断位置Aまで移動さ
れ、元管1,4からのガスが分岐継手2から漏れること
を防止する。そして、分岐継手2やエルボ管6を介して
支管7に接続した状態で、図10に示すように、分岐継
手2における元管1,4が接続されていない他端側に、
空気注入器14および水柱ゲージ15などが装着されて
いる気密試験用プラグ18を取り付けて気密試験を行
う。すなわち、分岐継手2、エルボ管6および支管7な
どの分岐継手2以降の部分に、空気注入器14にて空気
を所定の圧力まで注入し、気圧の減少が所定範囲内であ
ることを検査する。この気密試験において異常がなけれ
ば、空気注入器14および水柱ゲージ15を取り外した
後、バルブ開閉用工具11を取付けてバルブ10を連通
位置Bまで移動させることにより、元管通路1b,4a
側と分岐通路9aとを連通させる。
【0007】図9に示すように、バルブ開閉用工具11
は、工具本体16と、工具本体16の軸心部を貫通して
出退自在に配設されて先端部の係合部12がバルブ10
に係合するハンドル17a付きの回転軸17とから構成
され、工具本体16に、胴部8の雌ねじ部8aに螺合す
る雄ねじ部16aと、工具本体16を分岐継手2の胴部
8に対して回転させる際に把持される回転用把持部16
bとが形成されている。そして、回転用把持部16bが
胴部8の上端に当接するまで工具本体16を胴部8にね
じ込んだ状態で、回転軸17の先端の係合部12をバル
ブ10の凹部10bに係合させ、回転軸17を回転する
ことによりバルブ10を図9の実線で示す遮断位置Aか
ら図9の仮想線で示す連通位置Bまでの範囲内で移動さ
せて分岐通路9aを開閉させる。
【0008】ここで、回転用把持部16bが胴部8の上
端に当接するまで工具本体16を胴部8にねじ込むこと
により、バルブ10が連通位置Bより上昇することが規
制され、バルブ10が必要以上に上昇されて胴部8の雌
ねじ部8aとバルブ10の雄ねじ部10aとのテーパに
よる隙間からガスが漏れることを防止するようになって
いる。この後、胴部8内の上部には密閉用の閉鎖プラグ
19(図11参照)が螺合されて、胴部8の他端側から
のガス漏れが防止される。
【0009】ところで、地中などに埋設されるガス供給
管のガス漏れなどを補修する方法として従来よりバイパ
ス工法が用いられているが、このバイパス工法において
も上記分岐継手2が用いられることがある。このバイパ
ス工法は、図12に示すように、元管1,4における補
修箇所xの上流箇所Cと下流箇所Dとにそれぞれ分岐継
手2およびエルボ管6を取り付け、これらの分岐継手2
およびエルボ管6を結ぶように仮連絡ホース21を配設
してこの仮連絡ホース21を介してガスを供給するとと
もに、元管1,4における分岐継手2よりも補修箇所x
寄りの箇所をそれぞれガスバック22により閉鎖して、
補修箇所xからのガスの流出を防止しながら補修工事を
行うものである。
【0010】このバイパス工法においても、仮連絡ホー
ス21を介してガスを通す前にバイパス部分の気密試験
を行う。つまり、仮連絡ホース21を分岐継手2および
エルボ管6間に連結した後に、一方の分岐継手2に密閉
用プラグ23を取り付けるとともに、他方の分岐継手2
に、空気注入器14および水柱ゲージ15などが装着さ
れている気密試験用プラグ18を取り付けて、分岐継手
2、エルボ管6および仮連絡ホース21などの気密状態
を検査する。
【0011】この後、異常がなければ空気注入器14お
よび水柱ゲージ15を分岐継手2から取り外し、代わり
に、図13に示すような放散管23を分岐継手2に取り
付けて仮連絡ホース21などに溜っている空気を追い出
してエアパージする。このエアパージ作業は下流側箇所
Eの分岐継手2に放散管23のねじプラグ24を取り付
けるとともに、上流側箇所Fの分岐継手2にバルブ開閉
用工具11を取り付け、バルブ開閉用工具11により上
流側箇所Fの分岐継手2におけるバルブ10を連通位置
Bまで回動させることにより分岐継手2、エルボ管6お
よび仮連絡ホース21などにガスを導入して、仮連絡ホ
ース21などに溜っている空気を放散管23より追い出
す。そして、この後に下流側の分岐継手2から放散管2
3を取り外すとともに、バルブ開閉用工具11を再度取
り付けてバルブ10を連通位置Bまで回動させることに
より、仮連絡ホース21を通してガスを連通させるもの
である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成によれば、気密試験を行う際に、まず元管1,
4に分岐継手2を螺着した際にバルブ開閉用工具11に
よりバルブ10を遮断位置Aまで移動して、元管1,4
からのガスが分岐継手2から漏れることを防止し、この
後に、分岐継手2に、空気注入器14および水柱ゲージ
15などが装着されている気密試験用プラグ18を取り
付けて、気密試験を行い、再度、バルブ開閉用工具11
を取付けてバルブ10を連通位置Bまで移動させなけれ
ばならないため、バルブ開閉用工具11や気密試験用プ
ラグ18の着脱作業に手間がかかり、作業能率が低下す
るという問題があった。
【0013】また、エアパージ作業を行う際にも、分岐
継手2に放散管23を螺合させて着脱した後に、バルブ
開閉用工具11を再度取り付けてバルブ10を連通位置
Bまで移動させなければならないために手間がかかり、
さらにバルブ10を連通位置Bまで移動させることを忘
れてしまうおそれもあった。
【0014】本発明は上記問題を解決するもので、気密
試験やエアパージ作業などを手間をあまりかけずに行う
ことのできるバルブ開閉用工具を提供することを目的と
するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明のバルブ開閉用工具は、分岐継手の胴部内に形
成された雌ねじ部に螺合する工具本体の雄ねじ部と、前
記工具本体の軸心部を貫通して出退自在に配設されて先
端部がバルブに係合する回転軸と、前記工具本体と胴部
との間に配設されてこの工具本体と胴部との間をシール
する第1のシール部材と、前記工具本体と回転軸との間
に配設されてこの工具本体と回転軸との間をシールする
第2のシール部材と、前記回転軸を貫通して形成されて
分岐継手の内部空間と外部空間とを連通させる連通孔
と、前記回転軸の外部空間側端部に接続され、カプラソ
ケットに対して着脱自在のカプラプラグとを備えたもの
である。そして、気密試験用器具にカプラソケットを取
り付けたり、ガス放散用器具にカプラソケットを取り付
けて、バルブ開閉用工具に対して気密試験用器具やガス
放散用器具を容易に着脱自在としたものである。
【0016】
【作用】上記構成において、元管に分岐継手を螺着した
後は、工具本体の雄ねじ部を分岐継手の雌ねじ部に螺合
させ、回転軸をバルブに係合させてバルブを遮断位置ま
で移動する。次に気密試験用器具に取り付けられたカプ
ラソケットをカプラプラグに取り付けて気密試験を行
い、気密試験が終了した時点で気密試験用器具のカプラ
ソケットをカプラプラグから取り外す。エアパージ作業
の際には、ガス放散用器具に取り付けられたカプラソケ
ットをカプラプラグに取り付けてエアパージ作業を行
い、エアパージ作業が終了した時点でガス放散用器具の
カプラソケットをカプラプラグから取り外す。その後、
カプラソケットを取り外して回転軸を回転させてバルブ
を連通位置まで移動させる。このように、工具本体を分
岐継手に螺合させたままで気密試験やエアパージ作業を
行うことができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。なお、従来と同機能のものには同符号を付してそ
の説明は省略する。
【0018】図1〜図3に示すように、バルブ開閉用工
具30は、分岐継手2の胴部8内に形成された雌ねじ部
8aに螺合可能な工具本体31の雄ねじ部32と、この
雄ねじ部32を分岐継手2の雌ねじ部8aに螺合させて
工具本体31を胴部8に対して回転させる際に把持され
る工具本体31の回転用把持部33と、工具本体31の
軸心部を貫通して出退自在に配設されて先端の略角形の
係合部34がバルブ10に係合する回転軸35と、分岐
継手2の胴部8の他端部に当接自在とされて工具本体3
1の分岐継手2に対する位置決めを行う工具本体31の
当接鍔部36と、工具本体31と胴部8との間に配設さ
れてこの工具本体31と胴部8との間をシールするOリ
ングからなる第1のシール部材37と、工具本体31と
回転軸35との間に配設されてこれらの間をシールする
Oリングからなる第2のシール部材38と、回転軸35
を貫通して形成されて分岐継手2の内部空間と外部空間
とを連通させる連通孔39と、回転軸35の外部空間側
端部に接続されたカプラプラグ41とを備えている。図
4,図5に示すように、カプラプラグ41は、空気注入
器14や水柱ゲージ15などの気密試験用器具が取り付
けられたカプラソケット40Aや、放散管23などのガ
ス放散用器具が取り付けられたカプラソケット40Bに
対して着脱自在とされている。
【0019】ここで、図1,図2において、42は工具
本体31の下部に形成され、係合部34を回転自在に収
納可能な凹部、39aは回転軸35の下部に設けられ、
連通孔39の両側方に貫通して連通孔39内を良好に分
岐継手2の内部空間側に連通させる補助連通孔、43は
回転軸35の上部に固定されたハンドル、44,45は
オイルシールである。なお、カプラプラグ41はカプラ
ソケット40A,40Bに接続されていない際には連通
孔39内の空間とは遮断され、カプラソケット40A,
40Bに接続された際だけ連通孔39内の空間に連通さ
れる構造とされている。
【0020】上記構成において、元管1,4に分岐継手
2を螺着した後には、工具本体31の雄ねじ部32を分
岐継手2の雌ねじ部8aに螺合させ、工具本体31の当
接鍔部36を分岐継手2の端部に当接させる。これによ
り、工具本体31が分岐継手2に対して位置決めされる
とともに、第1のシール部材37により工具本体31と
胴部8との間がシールされる。
【0021】次に、回転軸35の下端の係合部34をバ
ルブ10に係合させてバルブ10を遮断位置Aまで移動
した後、カプラプラグ41にカプラソケット40Aを装
着して空気注入器14や水柱ゲージ15などの気密試験
用器具を取付けて気密試験を行う。この際、第1のシー
ル部材37,第2のシール部材38により工具本体31
と胴部8との間や工具本体31と回転軸35との間がシ
ールされているため、これらの間からガスが洩れること
はない。なお、気密試験が終わると、カプラプラグ41
からカプラソケット40Aを離脱させて気密試験用器具
を取り外す。また、バイパス工法において仮連絡ホース
21などの気密試験を行う場合には、上流および下流側
の分岐継手2にバルブ開閉用工具30をそれぞれ取り付
けて上記作業を行うとともに、図6に示すように、何れ
か一方のバルブ開閉用工具30にカプラソケット40A
を介して気密試験用器具を取付けて気密試験を行う。
【0022】次に、気密試験用器具を取外した後に、バ
イパス工法においてエアパージ作業を行う場合には、下
流側箇所Eの分岐継手2に取り付けられたバルブ開閉用
工具30のカプラプラグ41に、放散管23が取り付け
られたカプラソケット40Bを取り付けた後、上流側箇
所Fの分岐継手2に取り付けたバルブ開閉用工具30に
よりバルブ10を連通位置Bまで回動させて、分岐継手
2、エルボ管6および仮連絡ホース21などにガスを導
入し、仮連絡ホース21などに溜っている空気を放散管
23より追い出す。そして、最後にカプラソケット40
Bをカプラプラグ41から取り外す。
【0023】気密試験やエアパージ作業が終わると、下
流側箇所Eにおいてもバルブ開閉用工具30の回転軸3
5を回転させてバルブ10を連通位置Bまで移動させ
る。この後、従来と同様にバルブ開閉用工具30を取り
外して、胴部8内の上部に密閉用の閉鎖プラグ19(図
11参照)を螺合させる。
【0024】このように、工具本体31の雄ねじ部32
を分岐継手2の雌ねじ部8aに螺合させたままで気密試
験やエアパージ作業を行えるため、従来のように、バル
ブ開閉用工具の着脱作業を何度も行ったり、気密試験用
プラグや放散管用ねじプラグの着脱作業を行ったりする
手間を省くことができてバルブ開閉作業および気密試験
やエアパージ作業を能率良く行うことができる。
【0025】なお、上記実施例では、一般の金属製の分
岐継手に対応したバルブ開閉用工具30について示した
が、周囲を樹脂などで被覆したライニング継手などにも
上記構造を適用することができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、工具本体
と胴部との間に配設されてこの工具本体と胴部との間を
シールする第1のシール部材と、工具本体と回転軸との
間に配設されてこの工具本体と回転軸との間をシールす
る第2のシール部材と、回転軸を貫通して形成されて分
岐継手の内部空間と外部空間とを連通させる連通孔と、
回転軸の外部空間側端部に接続され、気密試験用器具や
ガス放散用器具が取り付けられたカプラソケットに対し
て着脱自在のカプラプラグとを備えることにより、工具
本体の雄ねじ部を分岐継手の雌ねじ部に螺合させたまま
で気密試験やエアパージ作業などを行えるため、従来の
ように、バルブ開閉用工具の着脱作業を2度行ったり、
気密試験用プラグや放散管用ねじプラグの着脱作業を行
ったりする手間を省くことができて作業能率を向上でき
る。また、作業工程数を従来より少なくできるため、バ
ルブ開閉用工具によりバルブを連通位置まで移動させる
作業を忘れてしまうおそれもなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるバルブ開閉用工具の
部分切欠正面図である。
【図2】(a)および(b)は同バルブ開閉用工具の平
面図および下面図である。
【図3】同バルブ開閉用工具を分岐継手に組み付けた際
の正面断面図である。
【図4】同バルブ開閉用工具により気密試験をする際の
部分切欠正面図である。
【図5】同バルブ開閉用工具によりエアパージ作業をす
る際の部分切欠正面図である。
【図6】同バルブ開閉用工具により気密試験をする際の
全体構成を示す図である。
【図7】分岐継手を鋳鉄管よりなる元管に取り付けた場
合の部分切断正面図である。
【図8】分岐継手を鋼管よりなる元管に取り付けた場合
の部分切断正面図である。
【図9】従来のバルブ開閉用工具を鋳鉄管よりなる元管
に組み付けた場合の部分切断正面図である。
【図10】分岐継手などのガス漏れ検査時の部分切断正
面図である。
【図11】分岐継手に閉鎖プラグを取り付けた際の部分
切断正面図である。
【図12】従来のバルブ開閉用工具により気密試験をす
る際の全体構成を示す図である。
【図13】従来のバルブ開閉用工具によりエアパージ作
業をする際の部分切欠正面図である。
【符号の説明】
1,4 元管 1a,4a 元管通路 8 胴部 8a 雌ねじ部 9 分岐管 9 分岐通路 10 バルブ 14 空気注入器 15 水柱ゲージ 23 放散管 30 バルブ開閉用工具 31 工具本体 32 雄ねじ部 33 回転用把持部 34 係合部 35 回転軸 36 当接鍔部 37 第1のシール部材 38 第2のシール部材 39 連通孔 39a 補助連通孔 40A,40B カプラソケット 41 カプラプラグ A 遮断位置 B 連通位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 純二 大阪市中央区平野町4丁目1番2号 大阪 瓦斯株式会社内 (72)発明者 中岡 幹夫 大阪市住之江区南加賀屋2丁目10番16号 新和産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分岐継手の元管側に一端側が取り付けら
    れる胴部にバルブが螺合状態で移動自在に内装され、こ
    のバルブを、元管通路側に接近して元管通路と前記胴部
    から分岐された分岐通路とを遮断させる遮断位置と、元
    管通路側から離反して元管通路側と分岐通路とを連通さ
    せる連通位置との間にわたって移動させるバルブ開閉用
    工具であって、分岐継手の胴部内に形成された雌ねじ部
    に螺合する工具本体の雄ねじ部と、前記工具本体の軸心
    部を貫通して出退自在に配設されて先端部がバルブに係
    合する回転軸と、前記工具本体と胴部との間に配設され
    てこの工具本体と胴部との間をシールする第1のシール
    部材と、前記工具本体と回転軸との間に配設されてこの
    工具本体と回転軸との間をシールする第2のシール部材
    と、前記回転軸を貫通して形成されて分岐継手の内部空
    間と外部空間とを連通させる連通孔と、前記回転軸の外
    部空間側端部に接続され、カプラソケットに対して着脱
    自在のカプラプラグとを備えた分岐継手のバルブ開閉用
    工具。
  2. 【請求項2】 カプラソケットに気密試験用器具が取り
    付けられた請求項1記載の分岐継手のバルブ開閉用工
    具。
  3. 【請求項3】 カプラソケットにガス放散用器具が取り
    付けられた請求項1記載の分岐継手のバルブ開閉用工
    具。
JP5219326A 1993-09-03 1993-09-03 分岐継手のバルブ開閉用工具 Pending JPH0771646A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100748173B1 (ko) * 2006-07-25 2007-08-09 주식회사 경동도시가스 가스배관 연결 방법 및 그에 사용되는 장치
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CN111071976A (zh) * 2019-11-26 2020-04-28 河南正大航空工业股份有限公司 一种连通器防溢流插接结构及该连通器的组成方法
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