JPH0712667B2 - インクジエツト記録装置 - Google Patents
インクジエツト記録装置Info
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- JPH0712667B2 JPH0712667B2 JP60252889A JP25288985A JPH0712667B2 JP H0712667 B2 JPH0712667 B2 JP H0712667B2 JP 60252889 A JP60252889 A JP 60252889A JP 25288985 A JP25288985 A JP 25288985A JP H0712667 B2 JPH0712667 B2 JP H0712667B2
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- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/135—Nozzles
- B41J2/165—Preventing or detecting of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
- B41J2/16517—Cleaning of print head nozzles
- B41J2/16535—Cleaning of print head nozzles using wiping constructions
- B41J2/16538—Cleaning of print head nozzles using wiping constructions with brushes or wiper blades perpendicular to the nozzle plate
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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- B41J2/16535—Cleaning of print head nozzles using wiping constructions
- B41J2/16541—Means to remove deposits from wipers or scrapers
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- Ink Jet (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はインクジェット記録装置に関し、さらに詳しく
はインクジェット記録ヘッドの記録液吐出部分に摺接し
て上記記録液吐出部分に付着した液体及び／又は異物等
の付着物を除去するための第１の除去部材を有したイン
クジェット記録装置に関するものである。
はインクジェット記録ヘッドの記録液吐出部分に摺接し
て上記記録液吐出部分に付着した液体及び／又は異物等
の付着物を除去するための第１の除去部材を有したイン
クジェット記録装置に関するものである。
［従来の技術］ 記録液としてインク液を吐出するインクジェット記録ヘ
ッドにより記録を行なうインクジェット記録装置では、
記録ヘッドのインク液吐出部分すなわちオリフィス部分
に紙カス，ゴム等がインクを介して付着するとインク液
の吐出する方向が変化して吐出不良となったり、吐出が
不可能になったりして正常な記録ができなくなる場合が
ある。
ッドにより記録を行なうインクジェット記録装置では、
記録ヘッドのインク液吐出部分すなわちオリフィス部分
に紙カス，ゴム等がインクを介して付着するとインク液
の吐出する方向が変化して吐出不良となったり、吐出が
不可能になったりして正常な記録ができなくなる場合が
ある。
そこで従来のインクジェット記録装置では正常なインク
吐出状態を回復させるための吸引用ポンプから構成した
回復装置を設け、ポンプの負圧の力でオリフィスからイ
ンクを吸引させ、吸い出されるインクの流れにより紙カ
ス，ゴミ等をオリフィス部分から取り除く構成が採用さ
れている。
吐出状態を回復させるための吸引用ポンプから構成した
回復装置を設け、ポンプの負圧の力でオリフィスからイ
ンクを吸引させ、吸い出されるインクの流れにより紙カ
ス，ゴミ等をオリフィス部分から取り除く構成が採用さ
れている。
また上記のインクの流れでは取り除くことができない大
きな紙カス，ゴミ等を除去するために、これらを払い落
とすブレードを回復装置に隣接して設け、キャリッジの
移動を介してオリフィス部分を前記ブレードにこすりつ
ける構成が採用されている。
きな紙カス，ゴミ等を除去するために、これらを払い落
とすブレードを回復装置に隣接して設け、キャリッジの
移動を介してオリフィス部分を前記ブレードにこすりつ
ける構成が採用されている。
［発明が解決しようとする問題点］ 上記のブレードを設けた構成ではブレードに付着した紙
カス，ゴミ等はそのままでどこにも回収されるところが
無いため、これらの紙カス，ゴミ等が回復動作の際に逆
にブレードから、オリフィス部分に付着して悪循環を繰
り返すという問題があった。
カス，ゴミ等はそのままでどこにも回収されるところが
無いため、これらの紙カス，ゴミ等が回復動作の際に逆
にブレードから、オリフィス部分に付着して悪循環を繰
り返すという問題があった。
またオリフィス部分にはインク吸引の際に流れきれなか
ったインクが溜り、これをブレードが払い落とすために
インクが飛び散り周囲を汚染するという問題があった。
またブレードの形状等によりインクがブレードによく付
着するように構成してインクの飛び散りを防ぐと、ブレ
ードにインクが溜り、上述と同様の悪循環を繰り返すと
いう問題があった。
ったインクが溜り、これをブレードが払い落とすために
インクが飛び散り周囲を汚染するという問題があった。
またブレードの形状等によりインクがブレードによく付
着するように構成してインクの飛び散りを防ぐと、ブレ
ードにインクが溜り、上述と同様の悪循環を繰り返すと
いう問題があった。
［問題点を解決するための手段］ 上述した問題点を解決するため本発明は、インクを吐出
する記録ヘッドの前面を覆うキャップを含む回復手段
と、該キャップに隣接して設けられ前記記録ヘッドの前
面に摺接して該前面の付着物を除去する第１の除去部材
と、前記記録ヘッドを搭載し走査を行なうキャリッジ
と、前記回復手段によって前記記録ヘッドから排出され
たインクを回収する排インクタンクとを備え、前記キャ
リッジの走査によって前記第１の除去部材が前記記録ヘ
ッド前面の付着物を除去するインクジェット記録装置に
おいて、 前記キャリッジには前記第１の除去部材に摺接して前記
第１の除去部材に転移した前記記録ヘッド前面の付着物
を除去するための第２の除去部材が設けられるととも
に、 前記排インクタンクと連結され、前記第２の除去部材と
摺接して前記第２の除去部材に転移した前記付着物を除
去するための第３の除去部材を備えており、 前記キャリッジの走査により、前記第１の除去部材が前
記記録ヘッド前面に摺接して該前面の付着物を除去した
後、前記第２の除去部材が前記第１の除去部材に摺接し
て第１の除去部材に転移した前記付着物を除去し、さら
に前記第３の除去部材が前記第２の除去部材に摺接して
第２の除去部材に転移した前記付着物を除去することを
特徴とする。
する記録ヘッドの前面を覆うキャップを含む回復手段
と、該キャップに隣接して設けられ前記記録ヘッドの前
面に摺接して該前面の付着物を除去する第１の除去部材
と、前記記録ヘッドを搭載し走査を行なうキャリッジ
と、前記回復手段によって前記記録ヘッドから排出され
たインクを回収する排インクタンクとを備え、前記キャ
リッジの走査によって前記第１の除去部材が前記記録ヘ
ッド前面の付着物を除去するインクジェット記録装置に
おいて、 前記キャリッジには前記第１の除去部材に摺接して前記
第１の除去部材に転移した前記記録ヘッド前面の付着物
を除去するための第２の除去部材が設けられるととも
に、 前記排インクタンクと連結され、前記第２の除去部材と
摺接して前記第２の除去部材に転移した前記付着物を除
去するための第３の除去部材を備えており、 前記キャリッジの走査により、前記第１の除去部材が前
記記録ヘッド前面に摺接して該前面の付着物を除去した
後、前記第２の除去部材が前記第１の除去部材に摺接し
て第１の除去部材に転移した前記付着物を除去し、さら
に前記第３の除去部材が前記第２の除去部材に摺接して
第２の除去部材に転移した前記付着物を除去することを
特徴とする。
［作 用］ 第１図に示すようにポンプ16から構成される回復装置１
には回復動作時に記録ヘッドに圧接するキャップ19を支
持したキャップホルダ18に隣接して、前述したブレード
２が矢印で示すように前後に可動に設けられている。そ
してブレード２の記録ヘッドに摺接する先端部分には多
数のひだ2aが形成されている。ブレード２は第４図〜第
７図に示す吐出回復動作時において第５図に示すように
キャリッジ12の移動を介して記録ヘッド11の前面に摺接
してオリフィス部分に付着したインク，紙カス，ゴミ等
の付着物を除去する。この場合除去したインクは毛細管
現象によりひだ2a間に保持され、周囲に飛び散らない。
には回復動作時に記録ヘッドに圧接するキャップ19を支
持したキャップホルダ18に隣接して、前述したブレード
２が矢印で示すように前後に可動に設けられている。そ
してブレード２の記録ヘッドに摺接する先端部分には多
数のひだ2aが形成されている。ブレード２は第４図〜第
７図に示す吐出回復動作時において第５図に示すように
キャリッジ12の移動を介して記録ヘッド11の前面に摺接
してオリフィス部分に付着したインク，紙カス，ゴミ等
の付着物を除去する。この場合除去したインクは毛細管
現象によりひだ2a間に保持され、周囲に飛び散らない。
一方第３図に示すようにキャリッジ12上には表面が起毛
された多孔質体13が設けられている。この多孔質体13は
吐出回復動作時に第６図に示すようにキャリッジ12の移
動を介してブレード２に摺接し、先にブレード２に付着
したインク，紙カス，ゴミ等を除去する。
された多孔質体13が設けられている。この多孔質体13は
吐出回復動作時に第６図に示すようにキャリッジ12の移
動を介してブレード２に摺接し、先にブレード２に付着
したインク，紙カス，ゴミ等を除去する。
また第２図に示すように記録ヘッド11にインクを供給す
るサブタンクにインクを供給する交換可能なインクカー
トリッジ23上には表面上部にエンボス加工を施した多孔
質体８がカートリッジと一体に設けられており、その下
端部をインクカートリッジ23内の大きな多孔質体４に連
結される。そして多孔質体８は吐出回復動作時において
第４図のホームポジションでは多孔質体13と接触し、第
５図の状態へのキャリッジ12の移動により多孔質体13に
摺接して先に多孔質体13に付着したインク，紙カス，ゴ
ミ等を除去する。除去したインクはインクカートリッジ
23内の多孔質体４に導かれ、吸収される。
るサブタンクにインクを供給する交換可能なインクカー
トリッジ23上には表面上部にエンボス加工を施した多孔
質体８がカートリッジと一体に設けられており、その下
端部をインクカートリッジ23内の大きな多孔質体４に連
結される。そして多孔質体８は吐出回復動作時において
第４図のホームポジションでは多孔質体13と接触し、第
５図の状態へのキャリッジ12の移動により多孔質体13に
摺接して先に多孔質体13に付着したインク，紙カス，ゴ
ミ等を除去する。除去したインクはインクカートリッジ
23内の多孔質体４に導かれ、吸収される。
このように吐出回復動作のたびにブレード２に付着する
インク，紙カス，ゴミ等が多孔質体13により除去され、
さらに多孔質体13に付着したインク，紙カス，ゴミ等が
多孔質体８により除去され、インクはインクカートリッ
ジ23に導かれるので、ブレード２からオリフィス部分に
インク，紙カス，ゴミ等が付着することが防止され、こ
の付着に起因するインク吐出不良の発生が防止される。
インク，紙カス，ゴミ等が多孔質体13により除去され、
さらに多孔質体13に付着したインク，紙カス，ゴミ等が
多孔質体８により除去され、インクはインクカートリッ
ジ23に導かれるので、ブレード２からオリフィス部分に
インク，紙カス，ゴミ等が付着することが防止され、こ
の付着に起因するインク吐出不良の発生が防止される。
［実施例］ 以下、添付した図を参照して本発明の実施例の詳細を説
明する。
明する。
第１図は本実施例によるインクジェット記録装置の先述
したインク吐出状態を正常に回復するための回復装置の
構成を示すものである。
したインク吐出状態を正常に回復するための回復装置の
構成を示すものである。
回復装置１は後述するキャリッジの移動範囲の所定領
域，例えばホームポジションでキャリッジと対向するよ
うに設けられる。そしてレバー15により操作されて先述
したインク吸引を行なうポンプ16と、フレーム17の正面
にキャップホルダ18により支持されポンプ16内のポンプ
室に連通したキャップ19から構成されている。
域，例えばホームポジションでキャリッジと対向するよ
うに設けられる。そしてレバー15により操作されて先述
したインク吸引を行なうポンプ16と、フレーム17の正面
にキャップホルダ18により支持されポンプ16内のポンプ
室に連通したキャップ19から構成されている。
キャップホルダ18は矢印で示すように前後に移動自在に
設けられており、回復動作の際にはギヤ20を介してモー
タ21の駆動により前後に変位するように構成されてい
る。
設けられており、回復動作の際にはギヤ20を介してモー
タ21の駆動により前後に変位するように構成されてい
る。
またフレーム17の一方の側面には前述したようにオリフ
ィス部分に付着したインク，紙カス，ゴミ等の除去を行
なうブレード２が支持板22の先端に固着されてキャップ
ホルダ18に隣接して支持されている。ブレード２は弾性
材料から矩形板状に形成されており、回復動作時に記録
ヘッド前面に摺接する先端部分には多数のひだ2aが形成
されている。また支持板15は矢印で示すように前後に可
動に設けられており、回復動作の際にはレバー26と不図
示の駆動機構を介して前後に変位するように構成されて
いる。
ィス部分に付着したインク，紙カス，ゴミ等の除去を行
なうブレード２が支持板22の先端に固着されてキャップ
ホルダ18に隣接して支持されている。ブレード２は弾性
材料から矩形板状に形成されており、回復動作時に記録
ヘッド前面に摺接する先端部分には多数のひだ2aが形成
されている。また支持板15は矢印で示すように前後に可
動に設けられており、回復動作の際にはレバー26と不図
示の駆動機構を介して前後に変位するように構成されて
いる。
一方、本実施例装置には後述する記録ヘッドにインクを
供給するサブタンクにインクを供給するために第２図に
示すようなインクカートリッジ23が交換可能に設けられ
る。
供給するサブタンクにインクを供給するために第２図に
示すようなインクカートリッジ23が交換可能に設けられ
る。
インクカートリッジ23は上ブタ3,回復動作の際吸引され
たインクを回収するための矩形板状の多孔質体4,中間ブ
タ5,インクゴム10と不図示のチューブを介してサブタン
クに連結されるインク袋６及び下ブタ７を上下に重ねて
結合して構成される。そして上ブタ３上面には断面がコ
の字形で前方が開放されたホルダ部3aが形成されてお
り、このホルダ部3a内に多孔質体８が嵌合され、フタ９
を介して保持される。
たインクを回収するための矩形板状の多孔質体4,中間ブ
タ5,インクゴム10と不図示のチューブを介してサブタン
クに連結されるインク袋６及び下ブタ７を上下に重ねて
結合して構成される。そして上ブタ３上面には断面がコ
の字形で前方が開放されたホルダ部3aが形成されてお
り、このホルダ部3a内に多孔質体８が嵌合され、フタ９
を介して保持される。
多孔質体８は後述するキャリッジ12上の多孔質体13に付
着したインク，紙カス，ゴム等を除去するものであり、
多孔質材料から直方形のブロック状に形成され、外部に
露出する表面上部にはエンボス加工により多数の凹凸が
形成されている。また多孔質体８は下端部をインクカー
トリッジ23内の多孔質体４に連結される。そして多孔質
体８がキャリッジ12のホームポジション領域において回
復装置１のキャップホルダ18と隣接するようにインクカ
ートリッジ23が配置される。
着したインク，紙カス，ゴム等を除去するものであり、
多孔質材料から直方形のブロック状に形成され、外部に
露出する表面上部にはエンボス加工により多数の凹凸が
形成されている。また多孔質体８は下端部をインクカー
トリッジ23内の多孔質体４に連結される。そして多孔質
体８がキャリッジ12のホームポジション領域において回
復装置１のキャップホルダ18と隣接するようにインクカ
ートリッジ23が配置される。
次に本実施例装置のキャリッジ周辺の構成を第３図に示
す。
す。
第３図に符号12で示すものがキャリッジで２本の摺動軸
14,14上に摺動自在に設けられており、不図示の駆動機
構の駆動により不図示のプラテン上にセットされる不図
示の記録紙の記録面に沿って摺動軸14,14上を走行す
る。
14,14上に摺動自在に設けられており、不図示の駆動機
構の駆動により不図示のプラテン上にセットされる不図
示の記録紙の記録面に沿って摺動軸14,14上を走行す
る。
キャリッジ12上の記録紙と対向する前面側の中央部には
記録ヘッド11が搭載されている。記録ヘッド11はフラッ
トケーブル24を介して印加される記録データに対応した
駆動信号により駆動され、正面に縦１列に配置された所
定個数のオリフィス11aの先端からインク液滴を吐出し
てドット記録を行なう。
記録ヘッド11が搭載されている。記録ヘッド11はフラッ
トケーブル24を介して印加される記録データに対応した
駆動信号により駆動され、正面に縦１列に配置された所
定個数のオリフィス11aの先端からインク液滴を吐出し
てドット記録を行なう。
またキャリッジ12の前面側には多孔質体13が記録ヘッド
11に隣接して設けられる。多孔質体13はブレード２に付
着したインク，紙カス，ゴミ等を除去するものであり、
多孔質材料から矩形のブロック状に形成されている。そ
してキャリッジ12の前面側に面する側面は全面ブラシの
ように起毛されている。
11に隣接して設けられる。多孔質体13はブレード２に付
着したインク，紙カス，ゴミ等を除去するものであり、
多孔質材料から矩形のブロック状に形成されている。そ
してキャリッジ12の前面側に面する側面は全面ブラシの
ように起毛されている。
またキャリッジ12上には符号25で示すサブタンクが設け
られ、このサブタンク25はインクカートリッジ23のイン
ク袋６からインク供給を受け、記録ヘッド11にインクを
供給する。
られ、このサブタンク25はインクカートリッジ23のイン
ク袋６からインク供給を受け、記録ヘッド11にインクを
供給する。
次に以上の構成を有した本実施例装置によるインク吐出
回復動作を第４図〜第７図を参照して説明する。
回復動作を第４図〜第７図を参照して説明する。
インクの吐出不良が発生した場合、まずキャリッジ12が
第４図に示すホームポジション、即ち記録ヘッド11が回
復装置１のキャップ19に対向する位置に移動される。
第４図に示すホームポジション、即ち記録ヘッド11が回
復装置１のキャップ19に対向する位置に移動される。
次にキャップホルダ18が矢印で示すように前方に変位さ
せられキャップ19が記録ヘッド11の前面に緊密に圧接し
た後、先述のポンプ16が駆動されて記録ヘッド11のオリ
フィス11aからインクを吸引する。吸引されたインクは
ポンプ16からインクカートリッジ23内の多孔質体４へ導
かれ、多孔質体４中に廃棄される。
せられキャップ19が記録ヘッド11の前面に緊密に圧接し
た後、先述のポンプ16が駆動されて記録ヘッド11のオリ
フィス11aからインクを吸引する。吸引されたインクは
ポンプ16からインクカートリッジ23内の多孔質体４へ導
かれ、多孔質体４中に廃棄される。
吸引が終了するとキャップホルダ18がキャップ19ととも
に矢印で示すように後退させられるとともにブレード２
が矢印ａで示すように前方へ変位させられる。
に矢印で示すように後退させられるとともにブレード２
が矢印ａで示すように前方へ変位させられる。
次にキャリッジ12が矢印ｂ方向へ駆動されることにより
第５図に示すようにブレード２のひだ2a部分が記録ヘッ
ド11の前面に摺接し、オリフィス11a部分に付着したイ
ンク，紙カス，ゴミ等を除去する。
第５図に示すようにブレード２のひだ2a部分が記録ヘッ
ド11の前面に摺接し、オリフィス11a部分に付着したイ
ンク，紙カス，ゴミ等を除去する。
この場合除去されたインクはひだ2a間に毛細管現象によ
って保持され、周囲に飛び散ることはない。
って保持され、周囲に飛び散ることはない。
そしてさらにキャリッジ12が矢印ｂ方向へ駆動されるこ
とにより、第６図に示すように多孔質体13がブレード２
に摺接する。そして多孔質体13の起毛された毛部分がブ
レード２のひだ2aの表面に摺接し、またひだ2a間を通り
抜けることによにひだ2aの表面に付着した紙カス，ゴミ
等およびひだ2a間に溜ったインクが除去される。
とにより、第６図に示すように多孔質体13がブレード２
に摺接する。そして多孔質体13の起毛された毛部分がブ
レード２のひだ2aの表面に摺接し、またひだ2a間を通り
抜けることによにひだ2aの表面に付着した紙カス，ゴミ
等およびひだ2a間に溜ったインクが除去される。
次に第７図に示すようにブレード２が矢印ｃで示すよう
に元の位置まで後退させられるとともにキャリッジ12が
矢印ｄ方向に駆動され第４図のホームポジションに復帰
させられて吐出回復動作が終了する。
に元の位置まで後退させられるとともにキャリッジ12が
矢印ｄ方向に駆動され第４図のホームポジションに復帰
させられて吐出回復動作が終了する。
ここでホームポジションに復帰した状態では第４図に示
すように多孔質体８が多孔質体13の毛部分に接触し、毛
部分に付着したインクを毛細管現象により吸収して除去
する。またこの接触と、先の動作でキャリッジ12が第４
図から第５図の位置へ移動する際に多孔質体８が多孔質
体13の毛部分に摺接することにより、多孔質体13に付着
した紙カス，ゴム等が除去される。また多孔質体８が吸
収したインクは毛細管現象によりインクカートリッジ23
内の多孔質体４に導かれ、吸収される。
すように多孔質体８が多孔質体13の毛部分に接触し、毛
部分に付着したインクを毛細管現象により吸収して除去
する。またこの接触と、先の動作でキャリッジ12が第４
図から第５図の位置へ移動する際に多孔質体８が多孔質
体13の毛部分に摺接することにより、多孔質体13に付着
した紙カス，ゴム等が除去される。また多孔質体８が吸
収したインクは毛細管現象によりインクカートリッジ23
内の多孔質体４に導かれ、吸収される。
なお装置の電源オフ時にもキャリッジ12はホームポジシ
ョンに位置づけられるので、上記の多孔質体13からのイ
ンク，紙カス，ゴミ等の除去は効果的に行なわれる。
ョンに位置づけられるので、上記の多孔質体13からのイ
ンク，紙カス，ゴミ等の除去は効果的に行なわれる。
このように吐出回復動作のたびにブレード２に付着する
インク，紙カス，ゴム等が多孔質体13により除去され、
さらに多孔質体13に付着したインク，紙カス，ゴミ等が
多孔質体８により除去され、インクはインクカートリッ
ジ23に導かれるので、ブレード２からオリフィス部分に
インク，紙カス，ゴム等が付着することが防止され、こ
の付着に起因するインク吐出不良の発生が防止される。
インク，紙カス，ゴム等が多孔質体13により除去され、
さらに多孔質体13に付着したインク，紙カス，ゴミ等が
多孔質体８により除去され、インクはインクカートリッ
ジ23に導かれるので、ブレード２からオリフィス部分に
インク，紙カス，ゴム等が付着することが防止され、こ
の付着に起因するインク吐出不良の発生が防止される。
また多孔質体８は、インクカートリッジ23をインク切れ
の際に交換することにより交換されるので、多孔質体８
に対する紙カス，ゴミ等の付着が過多になることはな
く、それを点検する必要もない。
の際に交換することにより交換されるので、多孔質体８
に対する紙カス，ゴミ等の付着が過多になることはな
く、それを点検する必要もない。
なお以上のような本実施例の構成において、多孔質体8,
13のかわりに他の適当な素材からなる除去部材を用いて
も良い。
13のかわりに他の適当な素材からなる除去部材を用いて
も良い。
［発明の効果］ 以上の説明から明らかなように、本発明のインクジェッ
ト記録装置によれば、記録ヘッド前面の付着物を除去す
るための第１の除去部材と、この第１の除去部材に転移
した前記付着物を除去するための第２の除去部材と、こ
の第２の除去部材に転移した前記付着物を除去するため
の第３の除去部材を備え、キャリッジの走査により、第
１の除去部材が記録ヘッド前面に摺接して該前面の付着
物を除去した後、第２の除去部材が第１の除去部材に摺
接して第１の除去部材に転移した前記付着物を除去し、
さらに第３の除去部材が第２の除去部材に摺接して第２
の除去部材に転移した前記付着物を除去するので、第１
の除去部材に転移した前記付着物が逆に記録ヘッド前面
に転移することがなく、記録ヘッド前面を確実かつ良好
にクリーニングすることができ、記録ヘッドのインク吐
出不良の発生を防止でき、正常な記録状態を保ち、装置
の信頼性を向上できる。
ト記録装置によれば、記録ヘッド前面の付着物を除去す
るための第１の除去部材と、この第１の除去部材に転移
した前記付着物を除去するための第２の除去部材と、こ
の第２の除去部材に転移した前記付着物を除去するため
の第３の除去部材を備え、キャリッジの走査により、第
１の除去部材が記録ヘッド前面に摺接して該前面の付着
物を除去した後、第２の除去部材が第１の除去部材に摺
接して第１の除去部材に転移した前記付着物を除去し、
さらに第３の除去部材が第２の除去部材に摺接して第２
の除去部材に転移した前記付着物を除去するので、第１
の除去部材に転移した前記付着物が逆に記録ヘッド前面
に転移することがなく、記録ヘッド前面を確実かつ良好
にクリーニングすることができ、記録ヘッドのインク吐
出不良の発生を防止でき、正常な記録状態を保ち、装置
の信頼性を向上できる。
また、キャリッジの走査を利用するだけで、第１から第
３の除去部材による前記付着物の除去動作を連続的に実
行でき、付着物の除去動作のための特別な駆動機構を設
ける必要がなく、簡単な構成で安価に実施できる。
３の除去部材による前記付着物の除去動作を連続的に実
行でき、付着物の除去動作のための特別な駆動機構を設
ける必要がなく、簡単な構成で安価に実施できる。
さらに第３の除去部材は排インクタンクに連結されてい
るので、第３の除去部材が除去した前記付着物のうちの
インクは排インクタンクに回収されることから、第３の
除去部材の汚染の程度は低く抑えることができ、ひいて
は第１と第２の除去部材の汚染の程度も低く抑えること
ができ、繰り返し行なわれる除去動作にも十分対応する
ことができ、除去動作の信頼性が長期にわたって確保さ
れる。
るので、第３の除去部材が除去した前記付着物のうちの
インクは排インクタンクに回収されることから、第３の
除去部材の汚染の程度は低く抑えることができ、ひいて
は第１と第２の除去部材の汚染の程度も低く抑えること
ができ、繰り返し行なわれる除去動作にも十分対応する
ことができ、除去動作の信頼性が長期にわたって確保さ
れる。
図は本発明の実施例の説明するもので、第１図は回復装
置の構成を示す斜視図、第２図はインクカートリッジの
構造を示す分解斜視図、第３図はキャリッジ周辺の構成
を示す斜視図、第４図〜第７図はそれぞれ吐出回復動作
の説明図である。 １……回復装置、２……ブレード 2a……ひだ、4,8,13……多孔質体 11……記録ヘッド 11a……オリフィス 12……キャリッジ 23……インクカートリッジ
置の構成を示す斜視図、第２図はインクカートリッジの
構造を示す分解斜視図、第３図はキャリッジ周辺の構成
を示す斜視図、第４図〜第７図はそれぞれ吐出回復動作
の説明図である。 １……回復装置、２……ブレード 2a……ひだ、4,8,13……多孔質体 11……記録ヘッド 11a……オリフィス 12……キャリッジ 23……インクカートリッジ
Claims (1)
- 【請求項１】インクを吐出する記録ヘッドの前面を覆う
キャップを含む回復手段と、該キャップに隣接して設け
られ前記記録ヘッドの前面に摺接して該前面の付着物を
除去する第１の除去部材と、前記記録ヘッドを搭載し走
査を行なうキャリッジと、前記回復手段によって前記記
録ヘッドから排出されたインクを回収する排インクタン
クとを備え、前記キャリッジの走査によって前記第１の
除去部材が前記記録ヘッド前面の付着物を除去するイン
クジェット記録装置において、 前記キャリッジには前記第１の除去部材に摺接して前記
第１の除去部材に転移した前記記録ヘッド前面の付着物
を除去するための第２の除去部材が設けられるととも
に、 前記排インクタンクと連結され、前記第２の除去部材と
摺接して前記第２の除去部材に転移した前記付着物を除
去するための第３の除去部材を備えており、 前記キャリッジの走査により、前記第１の除去部材が前
記記録ヘッド前面に摺接して該前面の付着物を除去した
後、前記第２の除去部材が前記第１の除去部材に摺接し
て第１の除去部材に転移した前記付着物を除去し、さら
に前記第３の除去部材が前記第２の除去部材に摺接して
第２の除去部材に転移した前記付着物を除去することを
特徴とするインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60252889A JPH0712667B2 (ja) | 1985-11-13 | 1985-11-13 | インクジエツト記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60252889A JPH0712667B2 (ja) | 1985-11-13 | 1985-11-13 | インクジエツト記録装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62113554A JPS62113554A (ja) | 1987-05-25 |
| JPH0712667B2 true JPH0712667B2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=17243571
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60252889A Expired - Fee Related JPH0712667B2 (ja) | 1985-11-13 | 1985-11-13 | インクジエツト記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0712667B2 (ja) |
Families Citing this family (20)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04126259A (ja) * | 1990-09-18 | 1992-04-27 | Canon Inc | インクジェット記録装置 |
| CA2059198C (en) * | 1991-01-11 | 1997-12-16 | Kazuyoshi Takahashi | Ink jet recording apparatus |
| JP2872431B2 (ja) * | 1991-04-22 | 1999-03-17 | キヤノン株式会社 | インクジェット記録装置 |
| US6352334B2 (en) | 1997-10-20 | 2002-03-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet printer provided with an improved cleaning unit |
| US6220691B1 (en) * | 1999-04-30 | 2001-04-24 | Hewlett-Packard Company | Fiber tracking management system for inkjet printheads |
| US6533377B2 (en) * | 2001-01-31 | 2003-03-18 | Hewlett-Packard Company | Cleaning system for cleaning ink residue from a sensor |
| US6866374B2 (en) | 2002-06-21 | 2005-03-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink cartridge |
| JP4570865B2 (ja) * | 2003-12-15 | 2010-10-27 | 株式会社リコー | ヘッドクリーニング装置及び画像形成装置 |
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| US7438381B2 (en) | 2005-10-11 | 2008-10-21 | Silverbrook Research Pty Ltd | Method of removing flooded ink from a printhead |
| US7686419B2 (en) | 2005-10-11 | 2010-03-30 | Silverbrook Research Pty Ltd | Method of maintaining a printhead using a roller action |
| US7425049B2 (en) | 2005-10-11 | 2008-09-16 | Silverbrook Research Pty Ltd | Method of wicking ink away from a printhead |
| US7575297B2 (en) * | 2005-10-11 | 2009-08-18 | Silverbrook Research Pty Ltd | Method of unblocking nozzles in a printhead |
| US7438382B2 (en) | 2005-10-11 | 2008-10-21 | Silverbrook Research Pty Ltd | Method of maintaining a printhead using contact angle hysteresis |
| US7448722B2 (en) * | 2005-10-11 | 2008-11-11 | Silverbrook Research Pty Ltd | Method of maintaining printhead in an operable condition |
| US7506958B2 (en) | 2005-10-11 | 2009-03-24 | Silverbrook Research Pty Ltd | Printhead maintenance station |
| US7637588B2 (en) | 2005-10-11 | 2009-12-29 | Silverbrook Research Pty Ltd | Printhead maintenance assembly comprising maintenance roller and cleaning mechanism |
| US7669958B2 (en) | 2005-10-11 | 2010-03-02 | Silverbrook Research Pty Ltd | Printhead cartridge comprising integral printhead maintenance station with maintenance roller |
| US7472981B2 (en) * | 2005-10-11 | 2009-01-06 | Silverbrook Research Pty Ltd | Printhead assembly for maintaining a printhead in an operable condition |
| US7753472B2 (en) | 2005-10-11 | 2010-07-13 | Silverbrook Research Pty Ltd | Printhead maintenance station having rotational pad engagement |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5945162A (ja) * | 1982-09-08 | 1984-03-13 | Seiko Epson Corp | インクジエツトプリンタ |
| JPS6030348A (ja) * | 1983-07-28 | 1985-02-15 | Fujitsu Ltd | インクジエツトプリンタ |
-
1985
- 1985-11-13 JP JP60252889A patent/JPH0712667B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62113554A (ja) | 1987-05-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |