JPH0712619U - 連結環 - Google Patents
連結環Info
- Publication number
- JPH0712619U JPH0712619U JP4352193U JP4352193U JPH0712619U JP H0712619 U JPH0712619 U JP H0712619U JP 4352193 U JP4352193 U JP 4352193U JP 4352193 U JP4352193 U JP 4352193U JP H0712619 U JPH0712619 U JP H0712619U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- closing rod
- ring body
- plastic
- closing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡易な連結環として非常に安価に提供し得る
連結環を提供すること。 【構成】 被連結物1を係合挿入するために設ける開閉
杆3の離反により開口する開口部2を有するリング体a
をプラスチック成形でリング体aと開閉杆3を一体に形
成し、この開口部2を閉塞する開閉杆3をリング体aの
屈曲部a'のプラスチックの柔軟性により開口部2を開
口せしめるように屈曲自在に設け、開閉杆3の先端とリ
ング体aの対向端とに開閉杆3が外側に開くことを阻止
する係止機構bを設けた連結環。
連結環を提供すること。 【構成】 被連結物1を係合挿入するために設ける開閉
杆3の離反により開口する開口部2を有するリング体a
をプラスチック成形でリング体aと開閉杆3を一体に形
成し、この開口部2を閉塞する開閉杆3をリング体aの
屈曲部a'のプラスチックの柔軟性により開口部2を開
口せしめるように屈曲自在に設け、開閉杆3の先端とリ
ング体aの対向端とに開閉杆3が外側に開くことを阻止
する係止機構bを設けた連結環。
Description
【0001】
本考案は、簡易な連結環に係るものである。
【0002】
この種連結環は開口部に発条機構を採用し、その発条の弾圧作用により自動閉 口する構造を採用するため金属製のものが多く、開閉杆は軸着構造となり、発条 も付設せしめなければならないから構造が複雑でそれだけ製造が厄介となり、コ スト高の上、重くて錆び付き易い欠点がある。
【0003】 本考案は連結環全体を柔軟性を有するプラスチックに成形することに着眼して かかる欠点を解決した連結環を提供するものである。
【0004】
添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。
【0005】 被連結物1を係合挿入するために設ける開閉杆3の離反により開口する開口部 2を有するリング体aをプラスチック成形でリング体aと開閉杆3を一体に形成 し、この開口部2を閉塞する開閉杆3をリング体aの屈曲部a'のプラスチック の柔軟性により開口部2を開口せしめるように屈曲自在に設け、開閉杆3の先端 とリング体aの対向端とに開閉杆3が外側に開くことを阻止する係止機構bを設 けたことを特徴とする連結環に係るものである。
【0006】
プラスッチック成形材が保有する柔軟性により開閉杆3の基部に設けた屈曲部 4若しくはリング体aの屈曲部a'に屈曲復帰作用が生じる。よって開閉杆3を 指圧することにより開口部2が開口され、指圧を解除することにより開口部2が 閉口され、係止機構bにより外側に開くことが阻止される。
【0007】 開閉杆3は左右へ迂回させる回動作用も併用するので、開閉杆3をリング面の 外側に位置せしめることも可能となり、その状態でプラスチック成型すれば成型 作業も型抜きも容易となり、成型後正しい係止状態に位置是正する。
【0008】
図面は好適な実施の一例を図示したもので、被連結物1を係合挿入するために 設ける開閉杆3の離反により開口する開口部2を有するリング体aをプラスチッ ク成形でリング体aと開閉杆3を一体に形成し、この開口部2を閉塞する開閉杆 3をリング体aの屈曲部a'のプラスチックの柔軟性により開口部2を開口せし めるように屈曲自在に設け、開閉杆3の先端とリング体aの対向端とに開閉杆3 が外側に開くことを阻止する係止機構bを設ける。
【0009】 リング体aの柔軟性を付与する成形プラスチック材料はポリアセテート系樹脂 のような熱可塑性樹脂を採用する。
【0010】 図中符号5・6は上下当接状態にカットした開閉杆3の先端とリング体aの対 向切離部の端斜面、7は係合突部、8は係合突部7が係合する係合凹部であって 、この全体で係止機構bを形成した場合を図示している。
【0011】
本考案は上述のように構成したから、次のような特長を発揮する実用性秀れた 連結環となる。
【0012】 全体がプラスチック製のため軽くて錆び付かない。
【0013】 開閉杆に屈曲部を設けるだけでプラスチックの柔軟性により屈曲復帰作用 により開閉可能な開口部が形成され、且つ開閉杆は係止機構により外側に 開かないから一旦挿入した被連結物は外れない。
【0014】 開口部の閉口維持力がそれ程強力でないが、開閉杆は外側へは外れない構 造になっているから充分連結環としての役目を果たすことになり、構造簡 単にして簡易な連結環として非常に安価に提供し得ることになる。
【提出日】平成5年8月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【0006】
プラスッチック成形材が保有する柔軟性により開閉杆3の基部に設けた屈曲部 4若しくはリング体aの屈曲部a'に屈曲復帰作用が生じる。よって開閉杆3を 図2のように指圧することにより開口部2が開口され、指圧を解除することによ り開口部2が閉口され、係止機構bにより外側に開くことが阻止される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【0007】 開閉杆3は左右へ迂回させる回動作用も併有することになり、開閉杆3をリン グ体aの外側に位置せしめた状態でプラスチック成型すれば成型作業も型抜きも 容易となり、成型後下の方へ迂回回動させて正しい係止状態に位置せしめる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【0009】 リング体aの柔軟性を付与する成形プラスチック材料はポリアセテート系樹脂 のような熱可塑性樹脂を採用する。従って、開閉杆3は左右へ迂回させる回動作 用も併有することになり、開閉杆3をリング体aの外側に位置せしめた状態でプ ラスチック成型すれば成型作業も型抜きも容易となり、成型後下の方へ迂回回動 させて正しい係止状態に位置せしめる。
【図1】リング体の屈曲部を指圧する状態の正面図であ
る。
る。
【図2】被連結物を挿入したリング体の正面図である。
【図3】係止状態を示す要部の断面図である。
1 被連結物 2 開口部 3 開閉杆 a リング体 a' 屈曲部 b 係止機構
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月11日
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】リング体を成形した状態の正面図である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
Claims (1)
- 【請求項1】 被連結物を係合挿入するために設ける開
閉杆の離反により開口する開口部を有するリング体をプ
ラスチック成形でリング体と開閉杆を一体に形成し、こ
の開口部を閉塞する開閉杆をリング体の屈曲部のプラス
チックの柔軟性により開口部を開口せしめるように屈曲
自在に設け、開閉杆の先端とリング体の対向端とに開閉
杆が外側に開くことを阻止する係止機構を設けたことを
特徴とする連結環。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4352193U JPH0712619U (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | 連結環 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4352193U JPH0712619U (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | 連結環 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0712619U true JPH0712619U (ja) | 1995-03-03 |
Family
ID=12666059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4352193U Pending JPH0712619U (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | 連結環 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0712619U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6450763A (en) * | 1987-08-21 | 1989-02-27 | Fuji Electric Co Ltd | Two-multiplex polyphase cycloconverter |
JPH04211710A (ja) * | 1990-02-07 | 1992-08-03 | Salomon Sa | ストッパー付き留め環 |
-
1993
- 1993-08-09 JP JP4352193U patent/JPH0712619U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6450763A (en) * | 1987-08-21 | 1989-02-27 | Fuji Electric Co Ltd | Two-multiplex polyphase cycloconverter |
JPH04211710A (ja) * | 1990-02-07 | 1992-08-03 | Salomon Sa | ストッパー付き留め環 |
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