JPH0712549Y2 - コンクリート板乾燥用架設装置 - Google Patents

コンクリート板乾燥用架設装置

Info

Publication number
JPH0712549Y2
JPH0712549Y2 JP6721090U JP6721090U JPH0712549Y2 JP H0712549 Y2 JPH0712549 Y2 JP H0712549Y2 JP 6721090 U JP6721090 U JP 6721090U JP 6721090 U JP6721090 U JP 6721090U JP H0712549 Y2 JPH0712549 Y2 JP H0712549Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support wall
erection device
drying
concrete
ladder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6721090U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0427051U (ja
Inventor
正彦 森下
Original Assignee
株式会社サンショウ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社サンショウ filed Critical 株式会社サンショウ
Priority to JP6721090U priority Critical patent/JPH0712549Y2/ja
Publication of JPH0427051U publication Critical patent/JPH0427051U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0712549Y2 publication Critical patent/JPH0712549Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
  • Ladders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は建築用コンクリート板を乾燥するための架設
装置に関する。
(従来の技術) 第4図は従来のコンクリート板乾燥用の架設装置の構成
を示している。
架設装置Aは基本的には、支持壁とこの支持壁の両端に
設置された一組の固定台とから構成されている。
長四角形の支持壁13は、地面に対してその一方の長辺を
当接して起立させられて配置される。支持壁13の両端に
は、平板で台形状の固定台11a,11bが配置されて、面対
向させられる。支持壁13と固定台11a,11bとは、取り付
け部品により固定され、一体化されている。
また、支持壁13の上辺部には、長手方向に多数挿入孔17
が形成され、この挿入孔17にはそれぞれ支持棒14a,14b,
…を挿入することができる。この支持棒は、例えば鉄
筋、パイプ(合成樹脂製及び鉄製で約50mmφ)等が用い
られている。
上記した架設装置Aと同様な構成の架設装置Bが用意さ
れている。そして、架設装置Bは、支持壁23,固定台21
a,21bを有する。
ここで、架設装置AとBは、その支持壁13,23が平行と
なるように間隔を置いて配置され、支持棒14a,14b,…に
より連結されている。
これにより支持壁13と支持壁23の挿入孔17に通された支
持棒14a,14b,…によってコンクリート板21を支えること
ができる。
コンクリート板21を支持棒と支持棒との間に挿入する場
合、クレーンを使用し任意の地点まで搬送する作業を行
っている。そして、支持棒と支持棒の間にコンクリート
板21を上方から誘導する作業は、二人の作業員が支持壁
13,23の上に立って行なっている。
この場合、作業員は例えば固定台11aに梯子15を掛けて
支持壁13に昇降できるようにしてある。
ここで、固定台11a,11b,21a,21bの高さは約1,950mmであ
る。
このために、作業員は固定台11aに掛けられた梯子15を
昇降しなければならない。また、図面では、架設装置A
とBが示されているが、実際には同様な架設装置が多数
配置され、多くのコンクリート板を乾燥できるようにな
っている。
ところで、梯子15は固定台11aに単に掛けられているだ
けであり、また作業現場は必ずしも整地してあるとは限
らないので、梯子15は非常に不安定である。また梯子15
が濡れたりすると、足を滑らせることも経験上多々ある
事である。さらに、別の架設装置で作業を行う場合、そ
の都度作業員は梯子15を運搬して移動しなければならな
い。
(考案が解決しようとする課題) 上記した従来の架設装置によると、作業員は作業自体に
注意をする以上、梯子の昇降に気をつけねばならなかっ
た。また、梯子15の運搬移動の必要性があるため、作業
効率を上げるのに支障があった。
そこでこの考案は、梯子を使用することにより生じる不
都合を解決して、作業員の安全性を保証するとともに、
作業の効率を向上させるコンクリート板乾燥用架設装置
を提供することを目的とする。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) この考案はコンクリート板乾燥用架設装置において、 固定台の一方の辺を階段構造とし、前記固定台と階段と
を一体化したものである。
(作用) 上記の手段により、固定台上へ作業員が昇る場合および
固定台から降りる場合の足場が安定し、また、梯子運搬
の必要がなく作業効率の向上を得ることができる。
(実施例) 以下この考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図はこの考案の一実施例である。
固定台31a,31bは従来と同様の略台形状の板であり、例
えばコンクリートで形成され、面対向して配置される。
また、固定台31a,31bの間には、従来と同様な支持壁32
が配置される。ここで、この考案における固定台31a,31
bは、段階部33a,33bが一体に形成されている。段階部33
a,33bは固定台31a,31bの各一方の傾斜部に沿って形成さ
れている。
コンクリート板21を支える方法としては第4図のように
限定されるものではない。例えば第2図のように支持壁
32の挿入孔17に、両端を突き出した状態(各々500mm
位)で支持棒34a,34b,…を挿入ても良い。その際コンク
リート板21と支持棒34a,34b,…との隙間には楔形の緩衝
材(特に図示しないが)を用い固定する。
なお、上記固定台31a,31bを、例えば第3図に示す方法
により製造する費用は、従来とほとんど変わりはない。
また、階段部33a,33bは固定台31a,31bの両方に形成して
も良い。
第3図は、固定台31a,31bを製造するための型枠装置を
示している。すなわち、基板51上の四隅に、ボルト等で
取り外し可能な枠52が固定される。この枠52内の中央部
には、階段状の仕切り板53が設けられる。ここで、枠52
の内部にコンクリートを流し込むことによって、一組の
固定台を形成することができる。
この様に固定台に階段部を一体形成することにより、階
段の昇降時も固定台が安定しているため、従来の如く独
立した梯子を使用するのに比べて作業の足場は極めて安
定し、安全性も保障できる。また階段が濡れている時も
梯子に比べ十分な安全性がある。さらに、各固定台に階
段部が一体に形成されているのであるから、従来の如く
独立した梯子を運搬移動させる必要もなく、作業性が向
上する。
[考案の効果] この考案によれば、作業員の安全性が向上し、しいては
作業の効率をも高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す図、第2図は第1図の
実施例を備えた架設装置を示す図、第3図は本考案の固
定台の製造装置の実施例を示す図、第4図は従来のコン
クリート板乾燥用架設装置を示す図である。 11a,11b,21a,21b,31a,31b……固定台、13,23,32……支
持壁、15……梯子、17……挿入孔、21……コンクリート
板、14a,14b,34a,34b……支持棒、33a,33b……階段部、
51……基板、52……枠、53……仕切り板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】平板状長四角形であり長辺部を上下方向に
    向けて地面に起立させられた支持壁と、この支持壁の長
    手方向両端にそれぞれ直交するように配置されて面対向
    し前記支持壁を保持した平板状略台形の固定台とを基本
    構成として有したコンクリート板乾燥用架設装置におい
    て、 上記固定台はその台形の少なくとも一方の傾斜部に沿っ
    て段階部が一体に形成された形状であることを特徴とす
    るコンクリート板乾燥用架設装置。
JP6721090U 1990-06-27 1990-06-27 コンクリート板乾燥用架設装置 Expired - Lifetime JPH0712549Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6721090U JPH0712549Y2 (ja) 1990-06-27 1990-06-27 コンクリート板乾燥用架設装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6721090U JPH0712549Y2 (ja) 1990-06-27 1990-06-27 コンクリート板乾燥用架設装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0427051U JPH0427051U (ja) 1992-03-04
JPH0712549Y2 true JPH0712549Y2 (ja) 1995-03-29

Family

ID=31600585

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6721090U Expired - Lifetime JPH0712549Y2 (ja) 1990-06-27 1990-06-27 コンクリート板乾燥用架設装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0712549Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0427051U (ja) 1992-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3017155A (en) Masonry shelf bracket
US4942940A (en) Scaffold jack
ATE78313T1 (de) Schalungsvorrichtung fuer decke.
JPH10280669A (ja) 足場ユニット
JPH0712549Y2 (ja) コンクリート板乾燥用架設装置
US20070096006A1 (en) Overhead beam assembly
CN215760339U (zh) 一种错层搭建的扶梯外探架
JP2807776B2 (ja) 仮設手摺り用巾木装置
JP3671061B2 (ja) 吊り階段及びその仮設方法
JPH026185Y2 (ja)
JPH0541151Y2 (ja)
JP3020464U (ja) 簡易型スロープ
RU93010838A (ru) Способ возведения монолитного здания и подвижная опалубка для его осуществления
US2489808A (en) Method of erecting concrete floor forms
JPS6168971A (ja) 枠組足場の組立方法及び解体方法
JPH0740595Y2 (ja) 足場設置及び解体作業用吊り台
JPS63118464A (ja) 転用型枠材等の運搬方法およびそれに使用するブラケツト足場
JP2611882B2 (ja) 階段の施工方法
JPH0514392U (ja) 階段用作業足場
CA2624702A1 (en) Overhead beam assembly
JPH0453397Y2 (ja)
JP2503042Y2 (ja) 移動式作業足場
KR930005530Y1 (ko) 발판 설치 장치
US1927908A (en) Scaffold
SU2328A1 (ru) Подъемные леса дл возведени каменных стен строений

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term