JPH071238U - ドアロック操作用のロッド連結装置 - Google Patents
ドアロック操作用のロッド連結装置Info
- Publication number
- JPH071238U JPH071238U JP3135693U JP3135693U JPH071238U JP H071238 U JPH071238 U JP H071238U JP 3135693 U JP3135693 U JP 3135693U JP 3135693 U JP3135693 U JP 3135693U JP H071238 U JPH071238 U JP H071238U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door lock
- rod
- transmission
- transmission members
- valleys
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 大きな取付占有スペースを必要とせず、しか
も正確な作動ストロークを確保する。 【構成】 手動操作部11側とロッド15を介して連動
連結し合う第1伝達部材21と、ドアロック1側とロッ
ド15を介して連動連結し合う第2伝達部材23とから
なる操作中継部材19を備え、前記第1、第2伝達部材
21,23に、山と谷からなる係合孔部を設け、各係合
孔部29と係脱自在に係合し合う山と谷からなる係合軸
部31を有する取付軸35によって前記第1、第2伝達
部材21,23を所定の角度で重ね合せ結合したことを
特徴とする。
も正確な作動ストロークを確保する。 【構成】 手動操作部11側とロッド15を介して連動
連結し合う第1伝達部材21と、ドアロック1側とロッ
ド15を介して連動連結し合う第2伝達部材23とから
なる操作中継部材19を備え、前記第1、第2伝達部材
21,23に、山と谷からなる係合孔部を設け、各係合
孔部29と係脱自在に係合し合う山と谷からなる係合軸
部31を有する取付軸35によって前記第1、第2伝達
部材21,23を所定の角度で重ね合せ結合したことを
特徴とする。
Description
【0001】
この考案は、正確な作動ストロークが得られるようにしたドアロック操作用の ロッド連結装置に関する。
【0002】
一般に自動車用のドアロックにあっては、ロックノブ又はキーシリンダと連動 連結し合う操作系と、アウトサイドハンドル及びインサイドハンドルと連動連結 し合う操作系を有し、各操作系は、ロッドを用いたロッドタイプとなっている。
【0003】
前記した如くドアロックの操作系はロッドタイプとなっているため、特に、取 付位置の高さが異なる手動操作部と、ドアロックとは操作中継部材を介して連動 連結している。
【0004】 操作中継部材は、ロッドの作動方向を例えば、前後方向から上下方向に変換す ることで、取付位置の異なるドアロックに対して無理なく伝達する機能の外に、 ロッドの長さ、組付誤差が発生しても、加工、組付誤差を吸収し、正しい作動ス トロークをドアロックに伝達する機能を備えている。
【0005】 この加工、組付誤差吸収機能は、操作中継部材に別途、調節ブラケットを設け 、調節ブラケットの取付位置を、加工、組付誤差に対応して調整することで正し く取付けられるようになっている。反面、前記調節ブラケットを用いる手段は、 部品点数が増えると共に、調節ブラケットが増加した分、取付占有スペースが大 きくなる。特に、ドア内は、取付スペースが狭い上に、ウインドウレギュレータ 等の昇降装置が組み込まれている所から、取付自由度に制約を受ける等の影響が でる不具合いがあった。
【0006】 そこで、この考案は、大きな取付占有スペースを必要とせずに、しかも、正し い作動ストロークが得られるようにしたドアロック操作用のロッド連結装置を提 供することを目的としている。
【0007】
前記目的を達成するために、この考案は、手動操作部側とロッドを介して連動 連結し合う第1伝達部材と、ドアロック側とロッドを介して連動連結し合う第2 伝達部材とからなる操作中継部材を備え、前記第1、第2伝達部材に、山と谷か らなる係合孔部を設け、各係合孔部と係脱自在に係合し合う山と谷からなる係合 軸部を有する取付軸によって前記第1、第2伝達部材を所定の角度で重ね合せ結 合してある。
【0008】
かかるドアロック操作用のロッド連結装置によれば、例えば、ロッドの長さに 加工誤差が発生した際には、係合軸部に対して各係合孔部を係合し第1、第2伝 達部材を、所定の角度で重ね合せ結合することで、手動操作部とドアロックとを 正しく連動連結することができる。これにより、正確な作動ストロークが得られ る。しかも、部品点数も増えることもなく、大きな占有スペースを必要としない で済むようになる。
【0009】
以下、図1乃至5の図面を参照しながらこの考案の一実施例を詳細に説明する 。
【0010】 図中1は自動車のドア3内に設けられたドアロックを示している。ドアロック 1は、車外から操作するキーシリンダ5及びアウトサイドハンドル7と、ロッド 9を介して連動連結している。さらに、車内から操作するロックノブ11及びイ ンサイドハンドル13と、ロッド15,17を介して連動連結し、キーシリンダ 5及びロックノブ11を操作することでドアロック1の施錠・解錠が可能となる 。また、アウトサイドハンドル7及びインサイドハンドル13を操作することで ドアロック1のロック解除が得られるようになり、ドア3の開閉が可能となって いる。
【0011】 一方、ロックノブ11とドアロック1とをつなぐロッド15の中間には、操作 中継部材19が設けられている。
【0012】 操作中継部材19は、板状の第1伝達部材21と第2伝達部材23とからなっ ている。第1伝達部材21の先端側の取付孔25には、前記ロックノブ11から 延長されたロッド15のロッド端部が連結しており、また、第2伝達部材23の 先端側の取付孔27には、前記ドアロック1から延長されたロッド15のロッド 端部が連結している。第1、第2伝達部材21,23の基部には、山と谷から成 る断面のこ歯状の係合孔部29,29が設けられている。
【0013】 第1、第2伝達部材21,23の各係合孔部29,29は、山と谷から成る断 面のこ歯状の係合軸部31に対して重り合う状態で係合し、係合孔部29,29 が係合軸部31の領域から外れることで、係合状態が解除されたフリーの状態が 得られるようになっている。
【0014】 係合軸部31及び係合孔部29の山から山、谷から谷のピッチpは小さく設定 され、第1、第2伝達部材21,23の角度θ設定の微調整が可能となっている 。
【0015】 また、係合軸部31はねじ部33を有する取付軸35と軸受部材37とによっ てドアパネル39に装着支持され、ドアパネル39を貫通したねじ部33にはナ ット41が螺合している。これにより、第1、第2伝達部材21,23は、図3 に示すように所定の角度θを保持したまま取付軸35を中心として回動可能とな っている。
【0016】 このように構成されたドアロック操作用のロッド連結装置によれば、第1、第 2伝達部材21,23を係合軸部31及び取付軸35によってドアパネル39に 仮組付けした後、取付軸35を弛め、第1、第2伝達部材21,23の角度θを 設定し、ナット41を締付けることで、加工誤差、組付誤差の吸収ができるよう になり、ロックノブ11とドアロック1との正しい操作系が得られる。したがっ て、ロックノブ11の操作に対応して正確な作動ストロークがドアロック1に伝 達されるようになる。この場合、大きな取付スペースを必要とすることなく部品 点数も増えることもない。
【0017】
以上、説明したようにこの考案によれば、山と谷からなる係合孔部と係合軸部 とにより、第1、第2伝達部材を所定の角度に確実に設定できるようになると共 に加工誤差、組付誤差に影響されることなく正確な作動ストロークが得られるよ うになる。また、取付占有スペースも小さくて済むため、取付け自由度の面でも 大変好ましいものになり、しかも、部品点数も増えることもない。
【図1】この考案に係るドアロック操作用のロッド連結
装置全体の概要説明図。
装置全体の概要説明図。
【図2】操作中継部材の分解斜視図。
【図3】操作中継部材の斜視図。
【図4】同上の平面図。
【図5】図3のA−A線一部切断断面図。
1…ドアロック 11…ロックノブ(手動操作部) 15…ロッド 21…第1伝達部材 23…第2伝達部材 29…係合孔部 31…係合軸部 35…取付軸
Claims (1)
- 【請求項1】 手動操作部側とロッドを介して連動連結
し合う第1伝達部材と、ドアロック側とロッドを介して
連動連結し合う第2伝達部材とからなる操作中継部材を
備え、前記第1、第2伝達部材に、山と谷からなる係合
孔部を設け、各係合孔部と係脱自在に係合し合う山と谷
からなる係合軸部を有する取付軸によって前記第1、第
2伝達部材を所定の角度で重ね合せ結合したことを特徴
とするドアロック操作用のロッド連結装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3135693U JPH071238U (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | ドアロック操作用のロッド連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3135693U JPH071238U (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | ドアロック操作用のロッド連結装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH071238U true JPH071238U (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=12328959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3135693U Pending JPH071238U (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | ドアロック操作用のロッド連結装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH071238U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4137183B2 (ja) * | 1996-06-06 | 2008-08-20 | 第一三共株式会社 | 薬物複合体 |
-
1993
- 1993-06-11 JP JP3135693U patent/JPH071238U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4137183B2 (ja) * | 1996-06-06 | 2008-08-20 | 第一三共株式会社 | 薬物複合体 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3469175B1 (de) | Türgriffmodul für ein kraftfahrzeug | |
DE19845723B4 (de) | Verriegelungsvorrichtung für eine Fahrzeugtür | |
DE10203055A1 (de) | Fußstütze für ein Fahrzeug | |
EP2491211A1 (de) | Griffvorrichtung | |
DE10334607B4 (de) | Türverriegelungsvorrichtung | |
WO2004101931A1 (de) | Kraftfahrzeugtürverschluss | |
DE10144166C5 (de) | Schloss für eine Kraftfahrzeugtür | |
US5015020A (en) | Vehicular door locking device | |
EP0226914A2 (de) | Kühler-Befestigung für Brennkraftmaschinen, insbesondere in Kraftfahrzeugen | |
JPH071238U (ja) | ドアロック操作用のロッド連結装置 | |
EP0402521A1 (de) | Lastverstelleinrichtung | |
US6902213B2 (en) | Tail gate locking system | |
DE3630406C2 (ja) | ||
DE19839707C2 (de) | Schließeinrichtung, insbesondere für Fahrzeuge | |
EP0655539B1 (de) | Kraftfahrzeug-Türschloss | |
WO2019238162A1 (de) | Kraftfahrzeugschloss | |
DE102019113906A1 (de) | Scharnieranordnung mit einem Neigungssensor | |
DE19861199B4 (de) | Verriegelungsvorrichtung für eine Fahrzeugtür | |
DE19831727A1 (de) | Schloß, insbesondere Handschuhkastenschloß eines Kraftfahrzeugs | |
EP0212042A1 (de) | Drehfallenschloss für Kabinentüren von Baumaschinenfahrzeugen und Traktoren oder dgl. | |
DE2429363C3 (de) | Schnappverschluß für die Frontscheibe eines Arbeitsfahrzeuges | |
DE4421879A1 (de) | Kraftfahrzeug-Türschloß | |
DE4234181C1 (de) | Dacheindeckungsplatte mit einer Halterung für Dachzubehör | |
JPH0528301Y2 (ja) | ||
DE3726783A1 (de) | Kraftfahrzeug mit einem schwenkbaren deckel |