JPH0712385B2 - 球補給装置 - Google Patents

球補給装置

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JPH0712385B2
JPH0712385B2 JP60277750A JP27775085A JPH0712385B2 JP H0712385 B2 JPH0712385 B2 JP H0712385B2 JP 60277750 A JP60277750 A JP 60277750A JP 27775085 A JP27775085 A JP 27775085A JP H0712385 B2 JPH0712385 B2 JP H0712385B2
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吉平 新山
広司 伊東
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株式会社ソフイア
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Description

【発明の詳細な説明】 [利用分野] この発明は、パチンコ遊技店の島設備に配置されるパチ
ンコ遊技機やスロット遊技機および球貸機の予備球の貯
留タンクに対するパチンコ球の補給装置に利用して有効
な技術に関する。
[従来技術と問題点] パチンコ遊技店には、複数個のパチンコ遊技機が起立し
た状態で互いに背中合せに2列に配列されてなる島設備
が設けている。また、各遊技機と遊技機との間には一台
おきに球貸機が設けられており、各球貸機及び遊技機の
裏面上部には、排出されるべき貸球や賞品球の予備球を
貯留するタンクが設けられている。そして、これらの各
タンクが空になったとき、島設備の情報に配設された共
通の供給樋に接続された補給装置を動作させて所定数の
パチンコ球を補給樋を通して各貯留タンクへ補給するよ
うになっている。
しかしながら、従来のパチンコ球補給装置は、補給樋が
供給樋と補給装置とを単に結ぶだけの簡単な構造であっ
たため、補給樋内での球の整列作用が円滑に行われず、
球詰まりを起こすとともに、排出経路が一列であったた
め排出スピードも速くできないという不都合があった。
しかも、パチンコ遊技機において球の補給を必要とする
のは、遊技部にて連続的に入賞球が発生可能な大当りと
呼ばれる特別遊技態様の発生時がほとんどである。しか
るに、この状態のときにタンク球補給が停止してしまう
と、打球発射装置が停止されるようになっているため、
遊技者は遊技部内に打球を発射することができなくなっ
て、せっかく発生した大当り状態(時間または個数にて
制限される)が消滅してしまい、遊技者と遊技店側との
間でトラブルが発生する原因となっていた。
また、補給樋にて球詰まり等が発生した場合は、遊技店
の店員が補給樋をたたくことによって石垣状になった球
をくずして球詰まりを強引に解消させていた。このよう
な操作を行うと、パチンコ島全体が揺れてしまうので他
の遊技者にまで迷惑をかけるという不都合が生じてい
た。
さらに、球詰まりが生じたときは、店員が確認のため遊
技機を開いて球を流すことをするので、そのとき排出さ
れた球は貯留タンクに供給されず、回収樋へ流下してし
まう。そのため、球詰まりが頻繁に生じると、補給装置
内の計数器からの計数値に基づいて行う集中管理の補給
球数に関するデータが不正確になって、正しいデータ集
計が行えなくなってしまうという不都合があった。
[発明の目的] この発明の目的は、パチンコ遊技機や球貸機の予備球貯
留タンクに対する補給装置における球詰まりを減少さ
せ、遊技者と遊技店との間のトラブルを回避するととも
に、補給スピードを向上させて遊技の進行を円滑にさせ
るようにすることにある。
[発明の構成] この発明は、共通の供給樋から分岐されて、球排出装置
にパチンコ球を誘導する補給樋の底壁に整列壁を立設し
て複数条の流下経路を形成するとともに、この補給樋の
終端に球排出装置を配設させるようにする。これによっ
て、供給樋から補給樋へ流下した球が補給樋上を流下す
る間に整列壁により分流、整列されるようにして、球詰
まりを減少させるとともに、複数条の流下経路にて同時
に球を排出できるようにして補給スピードを向上させる
という上記目的を達成するものである。
[実施例] 第1図は、本発明に係る球補給装置の一実施例を示す。
パチンコ店の島設備の上方部に配設された供給樋92の上
流側にタンク98が設けられ、このタンク98からゆるやか
に傾斜している供給樋92に対して球が流出される。
タンク98内には、供給樋92と逆方向に傾斜した減圧板98
aが設けてあり、タンク98内の球は減圧板98aに沿って流
下し、出口部98bにてUターンするようにして流出板98c
上を流下し、供給樋92へ流出する。タンク等の球貯留部
に於ては多数のパチンコ球が貯留されているので、出口
部付近にパチンコ球の圧力が集中して、球が石垣状にな
って球詰まりを起こし易い。従って、上記のごとく球貯
留部であるタンク98内に減圧板98aを設ける事により出
口部付近に於ける球の圧力を軽減し、球詰まりを未然に
防止することができる。
補給樋92の途中には、導出口92aが形成され、そこに補
給樋93が接続されている。第2図および第3図に、補給
樋93の詳細を示す。
補給樋93は、球2つ分の幅を有してゆるやかに傾斜さ
れ、底壁中央には整列壁93aが立設され、これによって
2条の通路が形成されている。
また、補給樋93の途中には、振り子式の球ナラシ94の押
圧式の球ナラシ95とが設けられている。球ナラシ94と95
はそれぞれ軸94a,95aの回りに回動自在に装着されてお
り、その重量によって、重なり合った球をくずして整列
させるようになっている。
補給樋93の側壁93bと93cは下流に向かって次第に低くさ
れているのに対し、整列壁93aは上流側の入口部は低く
形成され、中央部に向かって次第に高くされており、中
央部から下流側にかけて僅かではあるが再び少しずつ低
くなるように形成されている。入口部の整列壁93aが低
くされ、側壁93b,93cは高くなっていることによって、
この部分では球が溢れることなく重なりが許容され、一
時的に多くの球が滞留可能である。そして、入口部から
中央部にかけて整列壁93aがしだいに高くなることによ
り、重なり合っていた球が球詰まりをおこすことなくし
だいに分流され、2列に整流される。そして、中央部と
出口部にある球ナラシ94と95によって、上下の重なりが
除去されて、完全に2列に整列される。球ナラシは中央
の球ナラシ94のみでも相当の効果があるが、下流側にも
球ナラシ95が設けられているので、二段構成によって一
層確実な整流作用が得られる。
上記供給樋92および補給樋93の傾斜角θおよびθ
は、そこを流れる球の圧力が適当な大きさになるよう
2〜3゜に決定されている。ただし供給樋92および補給
樋93の傾斜角θおよびθは、これに限定されるもの
ではない。
さらに、上記補給樋93の途中、望ましくは球排出装置90
の直前には、軸95aを支点として回動可能な流下制御部
材96が設けてある。この流下制御部材96の先端折曲片は
2つに分割され、図中鎖線イのように回動されたとき各
折曲片96d,96eが、2条の誘導経路に対応して補給樋93
の上壁に形成された長孔93,93e内に進入することによ
り、補給樋93内のパチンコ球の流下を阻止し、球排出装
置90への球補給を手動により中断できるようになってい
る。
これによって、球排出装置90の保守点検や故障した場合
の交換作業を容易に行うことができるようになる。
また、上記流下制御部材96の一側には側方へ向かって操
作片96bを突設し、手動による流下制御部材96の回動を
容易に行えるようにしてある。さらに、この操作片96b
と補給樋93の側壁に設けたピン97との間にはスプリング
99が張架され、このスプリング99によって流下制御部材
96の状態を安定に保持できるようになっている。
なお、上記実施例では、タンク98内に減圧板98aを一段
だけ設けたものを示したが、この減圧板はタンク内に2
段、3段と設け、更に減圧効果を高めるようにしてもよ
い。
上記のごとく構成された補給樋93の流下端部に球排出装
置90が接続され、この球排出装置90により排出された球
が導出樋91によって、パチンコ遊技機や球貸機の貯留タ
ンクへ誘導されるようになっている。
その場合、上記誘導樋93の流下端部にはその側壁から壁
面と平行に後方へ突出する位置決め片93fが、また球排
出装置90の流下経路を構成する整列樋11の始端の上壁に
は、前方へ突出する位置決め片11aがそれぞれ一体に形
成されており、この位置決め片11aと93fを他方の樋の外
壁面に沿って摺らせるようにして係合させるだけで、誘
導樋93と整列樋11とを接続できるようになっている。
第4図および第5図に、上記球排出装置90の構成例を示
す。
この実施例の球排出装置90は、パチンコ球の排出経路を
構成する樋構成部材10と、このパチンコ球排出経路内を
流下するパチンコ球の流下を阻止したり解除したりする
ための流下制御装置20とが一体的に形成されてなる。
上記樋構成部材10は、ゆるやかに傾斜した整列樋11と、
この整列樋11の流下端部から略垂直下方に延設された調
流樋13と、整列樋11と調流樋13との接続部にあって流下
する球を約90度方向転換せしめる調整部12と、上記調流
樋13の下端から約45度斜め下方に向かって延設された誘
導樋14と、この誘導樋14の終端から略垂直下方に延設さ
れた排出樋15とにより構成されている。
誘導樋14と排出樋15の境界部近傍には、樋構成部材1の
外側壁から一対の支持片16が突出され、この支持片16間
には、軸4が横架されている。
この実施例では、上記補給樋93に対応してパチンコ球の
排出経路が2条形成されており、この2条の排出経路に
対応して、上記支軸4には一対の扇状の流下阻止部材22
が回転自在に装着されている。流下阻止部材22に対応し
てソレノイド21も一対設けられている。そして、この流
下阻止部材22の先端部が、上記樋構成部材10の内壁部に
設けられたスリットより進入し、上記誘導樋14内に突出
されている。上記流下阻止部材22の先端後部は、リンク
部材23を介して上記ソレノイド21のプランジャ21aの先
端部に連結されており、プランジャ21aの伸縮に伴なっ
て流下阻止部材22が支軸4の回りに往復回動され、先端
部が誘導樋14内に進入したり、後退したりするようにな
っている。ソレノイド21は、樋構成部材10と一体に形成
された保持体3に固定されている。
また、上記誘導樋14の側壁は外部に膨出されて、収納部
17が形成され、この収納部17には透過型光センサからな
る流下球検出器5が挿入されている。
なお、上記保持体3の上部には、上記ソレノイド21や流
下球検出器5から引き出されたリード線を一箇所に集中
させ、かつパチンコ遊技機の電気的制御装置等と接続す
るための配線を前方から一括して接続できるようにする
ためのコネクタ6が配設されている。上記樋構成部材10
の上端すなわち排出経路の始端部を構成する整列樋11の
入口に、補給樋93の終端部が連結されるようになってい
る。
さらに、上記球排出装置90の流下経路を構成する整流樋
11の上壁および調流樋13の外壁には、それぞれスリット
11bおよび13bを設けてある。これによって、流下経路に
異物などが進入して球排出装置90内で球詰まりを起こし
たり、円滑な流下が阻害されたような場合に、そのスリ
ット11bまたは13bよりピンなどの工具を挿入して異物を
除去することができる等、メインテナンスが容易とな
る。上記スリット11bおよび13には、第1図に示すよう
に、スリットと略同じ大きさの段部19aを有する蓋部材1
9を係合させて、ビス等に固定して閉塞するようにして
ある。
次に上記のごとく構成された流下経路(10)と流下制御
装置20の作用を、第6図を用いて詳細に説明する。
扇形の流下阻止部材22が第6図に実線で示すごとく誘導
路14内に進入している状態では、流下経路(1)内に整
列されたパチンコ球Bは、最先端の球B1が流下阻止部材
22の外周面に接触することで停止されている。
このとき、誘導樋14内に2個の球B1,B2が、また、調流
樋13内に3個の球B3,B4,B5が収納されるように、誘導樋
14と調流樋13の寸法が各々決定されている。しかも、調
流樋13内の最上方の球B5は、整列樋11内の球B6,B7‥‥
に押されて、テーパ状の調整部12に当接されるようにな
っている。調整部12に向かって押圧されることにより球
B5は調整部12から反発力を受けて、その反発力は球B5
よびその下方の球B4,B3‥‥に伝わり、それらを下方へ
押し上げるように作用する。その結果、流下阻止部材22
が第6図に破線Cで示すごとく誘導樋14内から後退され
たとき、調整部12からの反発力および球の自重によっ
て、調流樋13および誘導樋14内の球B1〜B5は速やかに流
下し始めるようになる。
球B1〜B5が流下すると整列樋11内の球B6,B7‥‥がこれ
に続いて流下を開始する。そして、整列樋11の出口で先
ず調整部12に衝突して流下速度を減じられ、かつ流下方
向が水平方向から垂直方向へ略90゜変換され、調流部13
に入る。そこでは自重による加速が行なわれるため、調
整部12で減速される後続の球との間に球間隔が確保され
るようになる。その結果、例えば流下球検出した時点で
ソレノイド21を消磁したとき、流下阻止部材22の動作に
遅れがあってもその次の球が通過する前に、流下を阻止
してやることができるようになる。
さらに、流下経路は、流下阻止部材22によって流下が阻
止されている状態で調流樋12の最上方に位置する球B5
中心05が、整列樋11内に整列している球B6,B7‥‥の中
心06,07‥‥を結ぶ中心線の延長線より下方に位置され
るように、誘導樋14および調流樋13の寸法が決定されて
いる。
そのため、待機中の球B6,B7‥‥からB5へ伝わる圧力は
球B5を押し下げるような分力を生じる。これによって、
流下阻止部材22が後退したときに、調流樋13最上方の球
B5が後続の球B6と調流樋13の外側壁13aとの間に挟まれ
て、球B1〜B4の流下に追従して流下しようとするのを妨
げられることがない。
誘導樋14の途中に設けられている流下球検出器5は、そ
の検出光軸Fが樋内を流下する球の中心から少し外れた
位置に来るように配設されている。検出光軸Fが球の中
心を通るように位置決めされていると複数個の球が連続
して流下して来た場合、検出信号のパルス間隔が狭くな
って正確な計数が行えなくなるおそれがある。しかるに
この実施例では、上記のごとく、検出光軸Fを球の中心
からずらしたことにより、正確な計数が可能となる。
また、上記実施例では、扇形をなす流下阻止部材22の回
転面が流下する球の中心の流下軌跡と一致するように流
下阻止部材22が取付けられ、誘導樋14の上方から下方に
向かって樋内に進入するように移動されて、流下する球
を停止させるようになっている。そのため、流下する球
が停止するとき流下阻止部材22に働く衝撃力を、流下阻
止部材22の回転範囲を制限するストッパ部(例えば流下
阻止部材22が進入する誘導樋14のスリット端部)で受け
止めることができるので、容易に停止時に働く衝撃に耐
える強度を持たせることができる。
しかも、最下端の球B1は扇形の流下阻止部材22の外周面
に接触して停止されるため、最下端の球B1が流下阻止部
材22の外周面と誘導樋14の壁面との間に食い込むような
形で停止されても、流下阻止部材22が後退される時には
その外周面で球B1を回転させるようにしながら離れてい
く。そのため、比較的小さな力で流下阻止部材22を後退
させることができ、流下阻止部材22と誘導樋14の壁面と
の間に球が挟まれて動かなくなるようなことがなくな
る。
さらに、流下阻止部材22の回転中心と誘導樋14内の最下
端の球B1の中心01とを結ぶ線が水平になるように配設さ
れている。そのため、流下阻止部材22の端部が球B1の外
周からはずれると直ぐに球B1が流下可能になり、流下阻
止部材22の回転に伴って球B1が少しずり下がってから阻
止力が外され、流下を開始するようなことがない。
また、上記実施例において、調流樋13と誘導樋14とのな
す角度αは0〜90゜の範囲にあればよいが、45゜前後に
設定してやると、調流樋13内で加速された流下球のスピ
ードを大きく減速させることがなく、しかも停止時に流
下阻止部材22にかかる負荷を軽減させることができる。
さらに、上記実施例では、流下阻止部材22によって球の
流下が阻止されている状態で、流下阻止部材22と誘導樋
14内の最下端の球B1との接触点から球の直径分だけ離さ
れた点を通る鉛直線Gと排出樋15の壁面15aとの距離d
が球の半径rよりも小さく、かつr−rcosαよりも大き
くなる(r−rcosα<d<r)のように誘導樋14の終端
14aの位置が決定されている。これによって、流下阻止
部材22が誘導樋14内に進入して球の流下を阻止する際
に、最後に排出される球が流下阻止部材22の端面22aで
後押しされるようにして排出されたとき、誘導樋14の終
端14aまで来ると排出樋15内に流下して流下阻止部材22
から逃げることができる。そのため、最終排出球がいつ
までも誘導樋15内に残って、流下阻止部材22が進入する
ときの妨げとならず、迅速な排出の停止が可能となる。
ただし、誘導樋14は鎖線Eのごとく延長させておくよう
にすることもできる。
次に、本発明に係る補給装置を制御して所定数の球の補
給を行う制御装置の一実施例について、第7図を用いて
説明する。
この実施例では、補給装置の制御をCPU(マイクロコン
ピュータ)を用いて行うようになっている。
CPU200には、パチンコ店の集中管理室から出力される補
給要求信号S0が入力される。また、CPU200には、球排出
装置90の流下経路(10)の途中に設けられた一対の検出
器5からの排出球検出信号S1,S2が、波形整形回路211,2
12によって波形整形されてから、フィルタ213,214を通
って正規の検出信号のみが抽出されて入力されるように
なっている。
CPU200は、内部に読出し専用メモリたるROM201および随
時読出し書き込み可能なメモリたるRAM202が設けられて
いる。このうち、ROM201には、球排出装置等の制御を行
うためCPU200が実行すべきプログラムおよび一回の補給
要求信号S0に対応して補給装置内の2つの流下経路を通
して各々排出すべき球の数(基数1,2)やウェイト時間
(排出間隔)のような固定データを記憶する。
一方、RAM202は上記排出球検出信号S1,S2に基づいて、
各流下経路から排出された球の累積数等を記憶したり、
ソフトタイマを構成するレジスタ領域やCPU200の作業領
域(ワークエリア)を提供している。
さらに、CPU200には、ドライバ221,222,223,224が接続
されており、排出要求信号S0が入力されると、ドライバ
221を駆動して排出表示ランプLMPを点灯させるととも
に、ドライバ222,223を駆動して補給装置内の一対の排
出駆動手段としてのソレノイドSOL1,SOL2(21)を励磁
させる。
これによって、流下阻止部材22が流下経路10内から後退
されて、所定数の球の排出が行われる。また、排出球検
出信号S1,S2に基づいて流下経路内に予備球がないこと
判定すると、ドライバ224を駆動して警報器を鳴らす
(アラーム出力)ようになっている。230はCPU200の電
源部である。
次に、上記制御装置によって球排出装置を作動させて、
正確に所望の数の球の排出処理を行う制御手順の一例
を、第9図のフローチャートを用いて説明する。
なお、第8図には、第9図のフローに従って排出処理を
行う場合のCPU200内のレジスタ領域の構成を示す。
CPUが起動されると、先ずROM201からアクセスを開始し
て、そこに格納されたプログラムの命令を順次読み込ん
で実行する。これにより第9図に示す一連の排出処理が
開始される。
排出処理が開始されると、先ず、排出要求信号S0を読み
込んで(ルーチンR1)、信号の立上りエッヂがあるか否
かすなわち排出要求信号S0がハイレベルに変化したか否
か判定して(ルーチンR2)、エッヂがあったときはRAM2
02内の指示レジスタ(第8図参照)の値に1を加えて
(ルーチンR3)からルーチンR4へ進む。信号エッヂが無
いときは、ルーチンR2からR4へジャンプする。ルーチン
R4では、RAM202内のモードレジスタを見て排出系1と排
出系2すなわち補給装置の2つ流下経路に関するモード
が、「0」なっているか否かを判定する。ここで、モー
ドが「0」であれば排出系1の処理へ移行する。
しかして、システムが動き出すときはレジスタ類は
「0」にされるため、最初のルーチンR4での判定結果
は、イエス(Y)となってルーチンR5へ進む。
ルーチンR5では、RAM202内の指示レジスタの値が「0」
か否か判定して、「0」であれば排出系1の処理へ移行
し、「0」でなければ、すなわち、≠0ならばルーチン
R6へ移行する。従って、上位ルーチンR3で指示レジスタ
に1を加えたときは、必ずルーチンR6へ移行する。
ルーチンR6では、排出系1の排出球検出器の信号を見
て、流下経路内に球があるか否か判定し、球があればル
ーチンR7へ移行して、同様に排出系2の排出球検出器の
信号を見る。そして、流下経路内に球があるか否かを判
定する。ルーチンR6とR7でそれぞれ球がないと判定する
と、ルーチンR12へジャンプして警報を鳴らす。
排出系1と2の両方の経路に球があると、補給装置内の
2つのソレノイドを励磁して排出を開始する(ルーチン
R8)とともに、排出中であることを表示するランプLMP
を点灯させる(ルーチンR9)。また、上記ルーチンR12
で流下経路内に球がないことを報知した結果、球なしの
状態が店員により解除されると、ルーチンR10でアラー
ム出力を中止するようになっている。
上記のようにして排出を開始した後、RAM202内の排出系
1と2のモードレジスタに設定されていたモードを
「0」から「1」に変更して、次の排出系1処理(ルー
チンR21〜R32)に移行する。
排出系1の処理では、先ず排出系1に関するモードレジ
スタを見て、モードが「1」になっているか判定する
(ルーチンR21)。モードが「1」になっていると、次
のルーチンへ進み排出球検出器の信号を読み込んで、信
号のエッヂがあるか否かを判定する(R22,R23)。ここ
で、信号のエッヂがなければ、排出系1の処理を終了し
て排出系2の処理へ移行する。信号のエッヂがあった場
合には、RAM202内の排出レジスタ1の値に1を加える。
つまり、排出球数を1つ増やす(ルーチンR24)。
それから、排出レジスタ1の値が予め定められた基数1
(排出系1の設定球数)になったか否か判定し(ルーチ
ンR25)、達していない場合には排出系2の処理(ルー
チンR41〜R52)へ移行する。
排出系2の処理では、補給装置の排出系2について、上
述した排出系1における処理と同じような手順で、モー
ドの判定(R41)、排出球検出信号のチェック(R42,R4
3)、排出レジスタの加算(R44)および排出球数のチェ
ック(R45)を行って、所定数に達していなければ後処
理(ルーチンR61〜R66)へ移行する。
後処理では、先ず排出系1と2のモードレジスタを見
て、モードがともに「2」になっているか判定し、モー
ドが「2」でなければ、R63へジャップして、ここでモ
ードがともに「3」になっているか判定する。そして、
モードが「3」になっていなければ、再びルーチンR1〜
R12からなる最初の排出処理へ復帰する。
上記手順を繰返して実行している間に、補給装置の排出
系1での排出球数が所定数(基数1)に達すると、排出
系1処理のルーチンR25で、イエスと判定されてルーチ
ンR26へ進み、排出系1のソレノイドをオフさせてか
ら、RAM内のウェイトタイマ1をセット(ルーチンR27)
した後、モードレジスタ1内のモード1をモード2に変
更する(ルーチンR28)。同様にして、排出系2での排
出球数が所定数(基数2)に達すると、排出系2処理の
ルーチンR45で、イエスと判定されてルーチンR46へ進
み、排出系2のソレノイドをオフさせてから、RAM内の
ウェイトタイマ2をセット(ルーチンR47)した後、モ
ードレジスタ2内のモード1をモード2に変更する(ル
ーチンR48)。
その後、後処理へ移行すると、ルーチンR61で排出系1
と2のモードがともに「2」になったと判定されるた
め、ルーチンR62へ進み排出中を表示するランプLMPを消
灯させてから、最初の処理に戻る。
補給装置における排出処理中に次の排出要求信号が入っ
て来ると、ルーチンR2でその信号エッヂを読み取って指
示レジスタを加算(ルーチンR3)することにより、排出
要求の回数が記憶される。
排出ソレノイドをオフした後で排出処理(R1〜R12)に
戻ると、そのとき排出系1と2のモードは「2」になっ
ているため、ルーチンR4から直接排出系1処理へジャン
プする。そして、ルーチンR21からR29へ進み、ここで、
イエスと判定されて次のルーチンR30へ進んでウェイト
タイマ1を減算する。それから、ウェイトタイマ1が
「0」になったか否かを判定し、「0」でなければ排出
系2の処理へ移行する。排出系2でも上記の同じような
手順に従ってウェイトタイマ2に関する処理(R41→R49
→R50→R51)を行ってから、後処理へ移行する。後処理
では、R61→R62と進んでから最初の処理に復帰する。
上記手順を繰り返しているうちに、所定の時間が経過す
ると、排出系1処理のルーチンR31と排出系2処理のル
ーチンR51でそれぞれウェイトタイマが「0」になった
ことを判定して、次のルーチンR32とR52へそれぞれ進
み、モードレジスタ内のモードを「2」から「3」へ変
更して後処理へ移行する。すると、後処理ではルーチン
R63でイエスと判定されて、次のルーチンR64へ進んで指
示レジスタを減算する。つまり、一回の排出処理が終了
して一定時間経過してから排出要求信号の記憶数を
「1」だけ減らす。それから、各流下経路での排出球数
を記憶している排出レジスタ1と2の値をクリアした
後、モードレジスタ内のモードを「3」から再び「0」
に変更し、しかる後、最初の処理に復帰する(ルーチン
R65,R66)。
上記手順を繰り返すことにより、排出要求信号の数に応
じた回数だけ、補給装置による所定数の球の排出が実行
される。CPUは、例えば2m秒に一回割込みがかって、上
記フローに従った排出処理プログラムを実行する。従っ
て、この割込み回数を計数することによってタイマ管理
が可能となる。
なお、補給装置による一回の排出球数を変えたければ、
ROM201内の固定データのうち、基数1と基数2を書き換
えてやれば容易に実現できる。
第10図は、本発明に係る補給装置を、パチンコ遊技機の
貯留タンクに対する補給装置に利用した場合の構成例を
示す。
パチンコ遊技機100の裏機構盤40の上部には予備球の貯
留タンク41が配設され、この貯留タンク41の一端には内
部の予備球を自作用的に整列させて誘導する案内樋42が
接続されている。案内樋42の途中には商品球排出装置
(図示省略)が配設してある。パチンコ遊技機の前面の
遊技盤内に設けられた入賞口へ入賞した打球が、裏面に
回収されて検出されると、排出指令信号が形成され、こ
れによって賞品球排出装置が作動されて所定数(例えば
13個)の賞品球が排出される。排出された賞品球は、導
出樋48を通って遊技機前面の供給皿(図示省略)に流出
される。供給皿が一杯になると、賞品球は分流樋を通っ
て下方の受け皿(図示省略)に排出される。受け皿が一
杯になるとオーバフロー検出器によって検出され、例え
ば打球発射装置の駆動を停止させるようになっている。
第11図および第12図は、本発明に係る補給装置をパチン
コ店の島設備の遊技機と遊技機との間に設けられる球貸
機の貯留タンクに対する補給装置に利用した場合の一実
施例を示す。
球貸機本体60の上部には、予備球の貯留タンク61が設け
られ、貯留タンク61の下部には、2条の通路を有するシ
ュート62が接続されている。このシュート62は下方に向
かってS字状に蛇行した形状となっており、貯留タンク
61からシュート62内に入った予備球はシュート62内を蛇
行しながら流下する途中で2列に整列される。
貯留タンク61内も、前記供給樋92の上流のタンク91と同
様に流出口61aと逆の側に傾斜した減圧板61bを有する構
成にされている。球貸機60の貯留タンク61は、球貸機本
体の幅が狭いため、数多くの球を貯留するにはタンクの
深さを大きくしなければならない。しかも、補給装置か
ら流出される球の圧力をシュート62内の球に伝えないよ
うにするには流出口61aの開口面積をあまり大きくする
ことができない。そのため、貯留タンク内では球が石垣
状に重なって球詰まりを生じ易いが上記のごとく減圧板
61bを設けたことにより、球詰まりが起きにくくなる。
そして、上記シュート62の流下端部に貸球排出装置63が
配設してある。また、球貸機本体60の前面には、コイン
投入口64とその返却口65、表示ランプ66および貸球の流
出装置67が設けられており、コイン投入口64にコインが
投入されると、球貸機60内のコインセレクタ70が所定の
コインを選別してコイン回収樋71へ流し、コイン検出器
72がこれを検出して、正しいコインの場合には貸球排出
装置63を作動させて、所定数(例えば25個)の貸球を排
出する。上記貸球排出装置63によって排出された貸球
は、導出樋68によって貸出口67へ誘導されるようになっ
ている。
誤ったコインが投入されると、コインセレクタ70がこれ
を選別してコイン返却口65へ返却する。また、正しいコ
インはコイン回収樋71を通して回収する。
さらに、球貸機本体60内には、一枚のコインに対する貸
球数や貯留タンク61が空となったときの補給数等を設定
するためのスイッチボックス73およびスイッチボックス
73内の設定値や上記コイン検出器72からの信号に基づい
て貸球排出装置63を制御する制御ボックス74が設けられ
ている。制御ボックス74は、シュート62内の検出器もし
くは貸球排出装置63内の流下球検出器5(第4図参照)
からの信号によって、シュート62内に球がないと判断す
ると、表示ランプ66を消灯させ、球貸し不能状態である
ことを知らせる。なお、75は、球貸機の電源ボックスで
ある。
上記パチンコ遊技機100や球貸機60用の補給装置は、例
えばパチンコ遊技機100内の制御や装置や球貸機60内の
制御装置(75)が貯留タンク61内が空になったことを検
出して、パチンコ店の中央管理室に知らせると、中央管
理室からの指令によって所定の補給数に達するまで動作
されるようになっている。この補給装置においては、上
述したように2条の補給樋93によって球詰まりを起こす
ことなく確実に球を排出できるため、補給時間が短縮さ
れるとともに、補給停止に伴う遊技中断を回避すること
ができる。
さらに、第13図には、パチンコ店の島設備全体の構成例
を示す。
一つの島設備には、複数個のパチンコ遊技機100が互い
に背中合せで2列に配設されており、各遊技の間に一つ
おきに上記球貸機60(第11図参照)が配設されている。
また、遊技機100の上方には列方向に沿って供給樋92が
配設されている。供給樋92は中央が最も高くなってお
り、そこにタンク98が設けられ、左右に向かってゆるや
かに下り傾斜されて、タンク98から流出された球は供給
樋92内を自重で流下して行くようになっている。
そして、上記供給樋92の途中に、各パチンコ遊技機100
や球貸機60に対応した補給樋93が接続され、各貯留タン
ク41および61に対して、球排出装置90によって所定数の
球を補給できるようになっている。
なお、島設備の下部には、各パチンコ遊技機100におい
て回収されたアウト球等を一箇所に集める回収樋101が
配設されており、回収樋101の流下端部には下部槽102が
設けられている。下部槽102に集められた球は、球上げ
装置103によって上部槽104に移され、そこから、補給樋
105を通して上記タンク98に流下されるようになってい
る。また、パチンコ遊技機100の下方には列方向に沿っ
て、各球貸機60に投入されたコインを一箇所に集めるコ
イン回収ライン106が設けられている 上記のような島設備単位あるいはパチンコ店全体で次の
ようにして集中管理システムを構成することができる。
すなわち、各遊技機ごとに遊技状態連絡手段が設けてあ
り、各遊技機におけるアウト球やセーフ球、遊技態様、
タンクと球無し状態等の遊技データをケーブル等を介し
て集中管理装置に送出するようになっている。
集中管理装置には、各遊技機や球貸機との間で信号のや
り取りを行うインターフェース部と、各遊技機ごとの遊
技データを保持し、かつ補給数や打止め数等の固定デー
タを記憶する記憶手段と、遊技機において発生する特別
遊技態様(大当り)を監視し、大当り発生時にはタンク
に対する補給指令を最優先させるための特別遊技態様判
定部、各遊技機や球貸機のタンク内の球の有無を判定し
て補給指令を決定する補給判定部、各遊技機ごとにその
アウト球およびセーフ球に基づいて出球数を演算して打
止めを行うべきか判定する打止め判定部等が設けられ、
集中管理装置の下にすべての遊技機および球貸機がコン
トロールされるようになっている。
なお、前記実施例では補給樋93および球排出装置90の流
下経路を2条にしたものについて説明したが、この発明
はそれに限定されず、流下経路が3条以上であってもよ
い。また、前記実施例では球排出装置90を、ソレノイド
21とこれによって回動される流下阻止部材(ストッパ)
22とにより構成したものについて説明したが、球排出装
置はそのような構成に限定されるものではない。例え
ば、外周に球が係合可能な複数の凹部を有するスプロケ
ットと、その回動制御手段(例えばソレノイドもしくは
モータ等)とからなるような球排出装置を用いることも
可能である。
さらに、上記実施例では球補給装置に適用したものにつ
いて説明したが、この発明はそれに限定されず、パチン
コ遊技機における賞品球排出装置や球貸機等に適用する
ことができる。その場合にも、第1図に示したように、
誘導樋93の途中に手動式の流下制御部材96を設けること
が望ましい。
[作用・効果] 共通の供給樋から分岐されて球排出装置にパチンコ球を
誘導する補給樋を複数条に形成するとともに、この補給
樋の終端に複数条の流下経路を有する球排出装置を配設
させるようにしたので、供給樋から補給樋へ流下した球
が補給樋上を流下する間に整列壁により分流、整列され
るという作用により、球詰まりが減少されるとともに、
複数条の流下経路にて同時に球を排出できるという作用
により、補給スピードが向上される。
また、球排出装置は各流下経路ごとに流下阻止部材およ
び駆動源を設けて各駆動源を制御手段から供給される別
個の信号によりそれぞれ駆動制御させるように構成した
ので、任意の個数の球を排出することができるととも
に、一つの排出系が故障しても他の排出系で補給を行な
うことができるようになるという効果を奏する。
また、本願発明は、球排出装置がユニット化されている
ため、最も故障が発生し易い球排出装置において故障が
発生した場合においても球排出装置のみを取外して他の
部品、部材等に邪魔されることなく容易に修理すること
ができ、しかも修理が不能もしくは困難な場合には球排
出装置のみを簡単に交換することができる。さらに、ユ
ニット化されているため球排出装置を取外して修理をし
ている間は予備の球排出装置ユニットを装着してやれば
遊技機や球貸機を遊ばせることなく稼働させることがで
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る球補給装置の一実施例を示す斜
視図、 第2図は、その補給樋の構成例を示す断面側面図、 第3図(X),(Y)は、それぞれ第2図におけるX−
X線,Y−Y線に沿った断面図、 第4図および第5図は、補給装置を構成する球排出装置
の構成例を示す斜視図および側面図、 第6図は、その球排出装置の作用説明図、 第7図は、球補給装置の制御装置の一例を示すブロック
図、 第8図は、その制御装置内のRAMのレジスタ領域の構成
例を示す説明図、 第9図は、その制御装置による補給装置の制御手順の一
例を示すフローチャート、 第10図は、本発明に係る球補給装置をパチンコ遊技機の
貯留タンクに対する補給装置に利用した場合の構成を示
す斜視図、 第11図は、同じく球貸機の貯留タンクに対する補給装置
に利用した場合の構成を示す斜視図、 第12図はその球貸機を正面側から見た斜視図、 第13図は、本発明に係る補給装置を備えたパチンコ店の
島設備全体の構成例を示す正面説明図である。 10……樋構成部材、20……流下制御装置、21……ソレノ
イド、22……流下阻止部材、41,61……貯留タンク、60
……球貸機、90……球排出装置、92……供給樋、93……
補給樋、93a……整列壁、94,95……球ナラシ、100……
パチンコ遊技機。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】共通の供給樋に形成された導出口に一端が
    臨むようにされ、かつ他端に向かって下り傾斜された補
    給樋の流下端部に球排出装置が設けられ、該球排出装置
    の下方には排出された球を遊技機または球貸機へ誘導す
    る導出樋が設けられてなる球補給装置において、前記補
    給樋には複数条の誘導経路が形成されていると共に、前
    記球排出装置は、前記補給樋の複数条の誘導経路と連続
    される複数条の流下経路を有する誘導樋と、各流下経路
    と交差するように設けられて誘導樋内を列をなして流下
    してくるパチンコ球の通過を許容したり阻止したりする
    ことでパチンコ球の排出を制御する複数の流下阻止部材
    と、各流下阻止部材を各々独立して駆動可能な複数の駆
    動源と、前記複数条の流下経路のそれぞれに対応して設
    けられ各流下経路を流下するパチンコ球を検出するため
    の複数の流下球検出器とを備え、前記補給樋下端と導出
    樋上端との間に、前記誘導樋が前記補給樋と導出樋とに
    それぞれ連続するように装着され、前記各駆動源は制御
    手段から供給される別個の信号によりそれぞれ駆動制御
    されるように構成されていることを特徴とする球補強装
    置。
  2. 【請求項2】前記前記球排出装置は、前記誘導樋と前記
    作動部材と前記駆動源とが保持体により一体に結合され
    てユニット化され、前記供給樋下端と前記導出樋上端と
    の間に着脱可能に装着されてなることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の球補給装置。
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