JPH0712379Y2 - トレイ搬送路のブリッジ防止装置 - Google Patents

トレイ搬送路のブリッジ防止装置

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JPH0712379Y2
JPH0712379Y2 JP1964289U JP1964289U JPH0712379Y2 JP H0712379 Y2 JPH0712379 Y2 JP H0712379Y2 JP 1964289 U JP1964289 U JP 1964289U JP 1964289 U JP1964289 U JP 1964289U JP H0712379 Y2 JPH0712379 Y2 JP H0712379Y2
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JP
Japan
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tray
transport path
sensor
bridge
detection signal
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JP1964289U
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JPH02112672U (ja
Inventor
正治 切明
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、トレイ搬送路の合流部においてトレイ同士が
干渉して生じるブリッジ現象を防止するようにしたトレ
イ搬送路のブリッジ防止装置に関する。
[従来の技術] 自動ワインダにおいて、各ユニットに精紡ボビンを自動
供給するために、精紡ボビンを挿立して搬送するトレイ
を形成し、このトレイをトレイ搬送路のベルトコンベア
上に載置して移送するようにした装置は既に知られてい
る。このような装置においては、例えばユニットのボビ
ン供給側に形成したトレイ循環路にトレイを供給する搬
送路を接続した部分のように二つの搬送路が一つの搬送
路に合流する合流部が形成される場合がある。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このような合流部を有するトレイ搬送路
においては、合流部でトレイの合流が重なった場合、ト
レイ同士が干渉してブリッジを形成し、トレイの移送が
不能となる問題がある。
そこで、本考案の目的は、上記課題を解決し、トレイ搬
送路の合流部におけるトレイのブリッジを防止できるト
レイ搬送路のブリッジ防止装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本考案は、トレイを載置して
移送すると共に合流部を有するトレイ搬送路と、その合
流部より上流の一方の搬送路上のトレイを検出するセン
サと、合流部より上流の他方の搬送路上のトレイを係止
又は解除する揺動ストッパと、該揺動ストッパを上記セ
ンサからの検出信号により係止位置に駆動し、検出信号
が所定時間経過するとトレイを揺するべく解除位置と係
止位置に駆動する駆動手段と備えたものである。
[作用] センサが一方の搬送路上を移動するトレイを検出する
と、その検出信号により駆動手段が揺動ストッパを他方
のトレイ搬送路上を移動するトレイを係止すべく係止位
置に駆動する。揺動ストッパによりその通路のトレイの
移動が停止される結果、一方の搬送路のトレイが他方の
搬送路のトレイと干渉することなく円滑に合流部を通過
することが可能となり、合流部におけるトレイのブリッ
ジが未然に防止されることになる。
センサがトレイを検出しなくなると、駆動手段により揺
動ストッパが解除位置に駆動され、その搬送路のトレイ
も合流部を通過することが可能となる。
一方、何等かの原因で合流部にトレイのブリッジが形成
された場合には、センサがトレイを検出し続け、検出信
号が所定時間継続すると駆動手段により揺動ストッパが
係止位置と解除位置に駆動される結果、トレイが揺すら
れて合流部におけるトレイのブリッジが崩されることに
なる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて詳述す
る。
第1図,第2図において、1はトレイ2を移送するトレ
イ搬送路で、トレイ2は円形の基盤3上にボビン4を挿
立するためのペグ5を突設した構造になっている。上記
トレイ搬送路1はトレイ2を載置して移送するために移
送方向に沿って配置されたベルトコンベア6を備え、ベ
ルトコンベア6の上方にはトレイ2が転倒しないようそ
のペグ付根部を規制して案内するためのガイド溝7を有
するガイドフレーム8が設けられている。この搬送路1
には二つの搬送路1a,1bが一つの搬送路1cに合流する合
流部9が形成され、両搬送路1a,1bから合流部9に至る
トレイ2同士の干渉により生じるブリッジを防止するた
めに合流部9の近傍にはブリッジ防止装置10が設置され
ている。
このブリッジ防止装置10は上記合流部9より上流の一方
の搬送路1a上のトレイ2を検出するセンサ11と、合流部
9より上流の他方の搬送路1b上のトレイ2を係止又は解
除する揺動ストッパ12と、この揺動ストッパ12を上記セ
ンサ11からの検出信号により駆動する駆動手段13とから
主に構成されている。
上記センサ11は光電管を用いた光センサからなり、合流
部9の一側方に一方の搬送路1aの合流部9近傍を臨むよ
うに設置され、その検出信号はコントローラ14に入力さ
れるようになっている。
上記揺動ストッパ12は他方の搬送路1bの合流部9近傍一
側部に配置されている。具体的には搬送路1bの側部には
支持フレーム15が設置され、この支持フレーム15には軸
受16を介して垂直軸17が回動自在に支持され、この垂直
軸17の下端部にはこれより径方向外方に延出したレバー
状の上記揺動ストッパ12が固定されている。この揺動ス
トッパ12は実線で示すように搬送路1bの側方に位置した
解除位置Xから搬送路1bの上流方向に旋回して仮想線で
示すように搬送路1b上に延出した係止位置Yまで駆動手
段13によって揺動操作されるようになっている。垂直軸
17の上側には操作レバー18が突設され、この操作レバー
18にはこれを解除方向に付勢する復帰バネ19が連結さ
れ、支持フレーム15には操作レバー18を解除位置Xに係
止する固定ストッパ20が取付けられている。
上記駆動手段13は空気圧式等のシリンダ21と、センサ11
からの検出信号を処理してシリンダ21を制御するコント
ローラ14とから主に構成されている。シリンダ21は支持
フレーム15の上部に取付けられ、そのピストンロッド22
が伸張することにより操作レバー18を復帰バネ19の力に
抗して押し動かすようになっている。また、コントロー
ラ14はセンサ11からの検出信号によりシリンダ21のピス
トンロッド22を伸張させ、検出信号がなくなるとピスト
ンロッド22を収縮させ、検出信号が所定時間経過すると
ピストンロッド22を伸張状態から収縮させて再び伸張さ
せるというようにシリンダ21を操作するように設定され
ている。シリンダ21のピストンロッド22が伸張すると操
作レバー18及び垂直軸17を介して揺動ストッパ12が係止
位置Yに操作され、ピストンロッド22が収縮すると揺動
ストッパ12が復帰バネ19の力で解除位置Xに復帰される
ことになる。なお、検出信号が持続して所定時間経過す
ると揺動ストッパ12を係止位置Yから解除位置Xに復帰
させて、再び係止位置Yに操作するようにし、これによ
りトレイ2を揺すって合流部9におけるトレイ2のブリ
ッジを崩そうとするものであるが、ブリッジを完全に崩
すために上記操作を所定回数繰返すようにしてもよい。
次に上記実施例の作用を述べる。
センサ11が一方の搬送路1a上を合流部9に移動するトレ
イ2を検出すると、その検出信号によりコントローラ14
はシリンダ21のピストンロッド22を伸張させる。ピスト
ンロッド22の伸張により操作レバー18及び垂直軸17を介
して揺動ストッパ12が他方の搬送路1b上の係止位置Yに
操作され、その搬送路1b上を移動するトレイ2を停止さ
せる。その結果、一方の搬送路1aのトレイ2が他方の搬
送路1bのトレイ2と干渉することなく円滑に合流部9を
通過することができるようになり、合流部9におけるト
レイ2のブリッジが未然に防止されることになる。
センサ11がトレイ2を検出しなくなると、コントローラ
14によりシリンダ21のピストンロッド22が収縮され、こ
れにより揺動ストッパ12が復帰バネ19の力で解除位置X
に復帰されるので、停止されていた他方の搬送路1bのト
レイ2は移動を再開して一方の搬送路1aのトレイ2と干
渉することなく円滑に合流部9を通過することができ
る。
一方、何等かの原因で合流部9にトレイ2のブリッジが
形成された場合には、センサ11がトレイ2を検出し続け
るので、コントローラ14がその検出時間をカウントし、
所定時間経過するとシリンダ21のピストンロッド22が伸
張状態から収縮されて再び伸張操作される。これにより
揺動ストッパ12が係止位置Yから解除位置Xに復帰して
再び係止位置Yに戻るという動作を行ってトレイ2を有
するようになり、この振動で合流部9におけるトレイ2
のブリッジが崩されることになる。ブリッジが崩され、
一方の搬送路1aのトレイ2が移動してセンサ11により検
出されなくなると、揺動ストッパ12も解除位置Xに復帰
されることになる。
なお、上記実施例ではセンサ11として光センサを用いた
が、近接センサやリミットスイツチ等を用いてもよい。
[考案の効果] 以上要するに本考案によれば、トレイ搬送路の合流部に
おけるトレイのブリッジの発生を未然に防止できると共
に、たとえ何等かの原因でブリッジが形成されたとして
も、そのブリッジを容易に崩すことができ、合流部にお
けるトレイの円滑な通過を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るトレイ搬送路のブリッジ防止装置
を示す平面図、第2図は第1図のA−A線断面図であ
る。 図中、1はトレイ搬送路、2はトレイ、11はセンサ、12
は揺動ストッパ、13は駆動手段である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】トレイを載置して移送すると共に合流部を
    有するトレイ搬送路と、その合流部より上流の一方の搬
    送路上のトレイを検出するセンサと、合流部より上流の
    他方の搬送路上のトレイを係止又は解除する揺動ストッ
    パと、該揺動ストッパを上記センサからの検出信号によ
    り係止位置に駆動し、検出信号が所定時間経過するとト
    レイを揺するべく解除位置と係止位置に駆動する駆動手
    段と備えたことを特徴とするトレイ搬送路のブリッジ防
    止装置。
JP1964289U 1989-02-23 1989-02-23 トレイ搬送路のブリッジ防止装置 Expired - Lifetime JPH0712379Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1964289U JPH0712379Y2 (ja) 1989-02-23 1989-02-23 トレイ搬送路のブリッジ防止装置

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Publication Number Publication Date
JPH02112672U JPH02112672U (ja) 1990-09-10
JPH0712379Y2 true JPH0712379Y2 (ja) 1995-03-22

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