JPH0340819Y2 - - Google Patents

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JPH0340819Y2
JPH0340819Y2 JP12281285U JP12281285U JPH0340819Y2 JP H0340819 Y2 JPH0340819 Y2 JP H0340819Y2 JP 12281285 U JP12281285 U JP 12281285U JP 12281285 U JP12281285 U JP 12281285U JP H0340819 Y2 JPH0340819 Y2 JP H0340819Y2
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sensor
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、物品の組立工程等において使用され
る、ベルトを利用した移送装置に関する。
(ロ) 従来の技術 組立工程等において、板状の物品をベルトで搬
送することは常套手段であり、その例を実開昭58
−184897号公報に見ることができる。また、物品
をベルトから他の移送体に乗移らせる時、物品の
重量の大部分が移送体に移ると、物品はベルトか
ら降り切らないまま停止してしまうので、何かで
物品を押して乗移りを完了させることもよく行わ
れる。特公昭59−12565号公報にその例がある。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 何らかの押圧手段でベルトから他の移送体へと
物品を乗移らせる場合、物品がベルト上で隙間な
く連つていると目的の物品に押圧手段を係合させ
ることができない。そこで、先頭の物品と2番目
以降の物品との間に隙間を設ける必要が生じる。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案では、ベルトの端から移送体へと物品を
送り込むのに、平行四辺形運動を行う送り爪を用
いる。そしてベルトには、ベルト上の物品列のう
ち、2番目の物品を拘束して先頭物品から切離
し、少くとも送り爪による先頭物品の送り動作が
開始されるまでは拘束を維持するストツパを付属
させると共に、このストツパの下流側には、スト
ツパから解放された物品の通過を監視するセンサ
を設ける。送り爪及びその駆動装置は移動ベース
に載置し、物品の長短に応じ送り開始位置と送り
終了位置を変えられるようにすると共に、この移
動ベースと前記センサの支持とを移動方向転換手
段で連結して、移動ベースとは逆方向の移動をセ
ンサに与える。
(ホ) 作用 2番目の物品との関隔があいているので、送り
爪は容易に先頭物品に係合してこれをベルトから
押出す。先頭物品の送り動作開始後、ストツパは
それまで拘束していた物品を解放する。解放され
た物品はベルトに従つて動き出し、センサの前を
通過する。センサはこの時信号を発し、ストツパ
にその次の物品を拘束させる。こうして、センサ
の前を通過した物品とその次の物品との間に隙間
が生じることになる。短い物品を扱う場合、送り
爪の動作位置がそのままだと移送体の奥深くまで
物品を押込めないので、移動ベースをベルトの下
流側にずらしてやる。またこのように短い物品の
場合、センサが物品の通過を検知した時にはその
次の物品はストツパを通り過ぎており、ストツパ
が拘束するのはセンサが検知したものから数えて
3番目以降の物品であるといつた事態を生じかね
ないが、この考案では移動ベースが下方側に移動
すると同時にセンサは上流側にずれてストツパを
適切なタイミングで動作させ、拘束すべき物品を
とり逃がさせない。
(ハ) 実施例 図において、1,1は水平に固定した1対のレ
ールである。レール1,1の相対する面には各々
ベルト2が配置される。3は両側縁をベルト2,
2に載せて搬送される板状の物品である。ベルト
2の端に達した物品3は移送体4に乗移り、次の
目的地へ運ばれるものである。
物品3をベルト2から移送体4に乗移らせる装
置の構成は次のようになつている。5はレール1
の下に位置する固定ベース、6はベルト2の搬送
方向と平行に動き得るよう固定ベースに支持され
た移動ベース、7は移動ベース6を動かすアクチ
ユエータシヤフトである。移動ベース6の上面に
は1対のブラケツト8,8を立設し、これにカム
シヤフト9を軸支する。カムシヤフト9の配置方
向はレール1と平行である。ブラケツト8,8の
上部には、これまたレール1と平行に、送り爪取
付シヤフト10を軸支する。11は先端に送り爪
12を有するアームで、図示の如きキー結合、あ
るいはスプライン結合等の手法により、シヤフト
10に摺動可能且つ相対回転不能に嵌合してい
る。第3図に示すように、シヤフト10の端には
レバー13を固定し、このレバー13の先端をレ
バー14の先端にリンク15で連結している。レ
バー14は軸16を支点に回動し、引張コイルば
ね17の張力でカムフオロワローラ18を板カム
19に押当てている。板カム19はカムシヤフト
9に固定されており、カムシヤフト9の回転と共
にレバー14,13を回動させ、シヤフト10に
所定角度の回動を与える。これにより送り爪12
には上下方向の動きが生じる。20は軸21を支
点としてシヤフト10に平行な垂直面内で揺動す
るレバーで、先端のローラ22をアーム11の後
端に形設した溝23に係合させ、中間のカムフオ
ロワローラ24をカムシヤフト9に固定したバレ
ルカム25に係合させている。カムシヤフト9が
回転するとレバー20は軸21を中心に揺動し、
アーム11をシヤフト10に沿つて摺動させる。
この動きと板カム19による上下動が合成して、
送り爪12は第1図に示すような平行四辺形の送
り運動を行う。
26はベルト2の端における物品3の停止位置
を決めるストツパである。第2図に見られるよう
に、ストツパ26は一方のレール1に固定したス
ライドガイド27に上下可能に支持されると共
に、軸28を支点に回動するレバー29の先端に
連結されている。レバー29は引張コイルばね3
0の張力でカムフオロワローラ31を板カム32
に押当てており、カムシヤフト9と共に板カム3
2が回転すると軸28を中心に揺動し、ストツパ
26を上下させる。
33はベルト2の上の先頭から2番目の物品3
を拘束するストツパである。第4図に示すよう
に、ストツパ33は一方のレール1から張り出し
たスライドガイド34に支持され、ベルト2を横
切る方向に摺動可能となつている。ストツパ33
はエアシリンダ35によつて動き、対向するレー
ル1との間で物品3を挟みつけてこれを拘束する
ものである。
36はストツパ33より下流側に配置されるセ
ンサである。センサ36は反射形光フアイバセン
サであつて、自分の方から光を出し、対象物体に
当つてはね返つてくる反射光により物体の存在を
検知する。センサ36は物品3の下面を照射する
よう支持体37に上向きに取付けられている。第
4図に示すように、支持体37は一方のレール1
に固定したスライドガイド38に、ベルト2と平
行に摺動できるよう支持されている。この支持体
37と移動ベース6とは、移動方向転換手段によ
り連結される。本実施例では、レバー39を移動
方向転換手段としている。第4図及び第5図に示
すように、レバー39は一方のレール1から垂下
したブラケツト40に軸41を中心として垂直面
内で回動できるよう支持されており、一端のロー
ラ42を支持体37の溝43に、他端のローラ4
4を移動ベース6に立設したブラケツト45の溝
46に、それぞれ係合させている。
上記装置は次のように動作する。まず、物品3
を受取つた移送体4が目的地に向け出発し、次の
移送体4が到着するまでの間、ストツパ26は上
昇位置にあつて物品(先頭物品)3の前進を止め
ており、ストツパ33は次の物品3を、先頭物品
から離れた位置に拘束している。この間ベルト2
は回り続けである。空の移送体4が到着すると、
ストツパ26が下降して先頭物品3の前進を許
し、また送り爪12が下降して先頭物品3の背後
に入り込み、これを移送体4の一番奥に押込む。
送り爪12がストツパ26の上を通過した後、ス
トツパ26は上昇し、同時にストツパ33は拘束
していた物品3を解放する。送り爪12の動きを
センサで監視する等の手段により、解放のタイミ
ングをとることができる。解放された物品3がセ
ンサ36の上を通過する時、センサ36の検知信
号に基きストツパ33に対し再び拘束指令が発せ
られ、ストツパ33は相対するレール1に向かつ
て突き出す。今度拘束されるのは、解放されたば
かりの物品3の次の物品3である。列の先頭とな
つた物品3は、こうして後続を断たれ、ストツパ
26に当たるところまで前進する。ここから、最
初の動作が繰返される。
次に、送り方向の長さが短い物品3aを扱う場
合について説明する。物品3aをこれまで通り移
送体4の一番奥まで押込むためには、送り爪12
の送り終了位置をずらす必要がある。そこで、第
6図のようにアクチユエータシヤフト7で移動ベ
ース6を動かし、送り爪12の送り開始位置と送
り終了位置を移送体4の方向に偏位させてやる。
と同時に、レバー39によつて移動ベース6の動
きが支持体37には逆に伝わり、センサ36はス
トツパ33に近付く。こうするのは次の理由によ
る。短い物品3aを扱うことになつたにもかかわ
らず、センサ36が長い物品3を扱うときの位置
に留つているとすると、第7図に示す如く、セン
サ36が物品3aを検知した時には、次の物品3
aはストツパ33の位置を通り過ぎてしまつてい
ることになる。従つて、実際には拘束されるのは
先頭から3番目の物品3aで、前の2個はそのま
ま前進し、送り爪12の送り動作が開始された
時、先頭から2番目の物品3aを送り爪12が破
壊する、という事態を招く。センサ36の移動は
これを防ぐ。すなわち、ストツパ33の近くに移
つたセンサ36は、列の先頭になつた物品3a
を、その次の物品3aがストツパ33の横にさし
かかつた時に検知し、移送体4に乗移らせるべき
物品の次の物品を確実に拘束させるものであ。
(ト) 考案の効果 本考案では、ベルト上を流れる物品の列を、先
頭から2番目のところで一旦停留させ、後続から
切離した先頭物品のみが送り爪の作用を受けるよ
うにしたから、ベルト上に物品を連続的に流して
おいても移送体には1個づつの物品を乗移らせる
ことができる。また、物品列の先頭の通過を検知
してその次の物品の拘束信号を発するセンサの位
置を、送り爪の動作位置と共に、物品の長短に応
じて変えられるようにしたから、長さの異なる何
種類もの物品を、簡単な切替操作で取扱うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案の一実施例を示し、
第1図は搬送用ベルト付近の構造を上方に並列的
に示してなる移動ベース部の側面図、第2図乃至
第4図は異なる部位の断面図、第5図及び第6図
はセンサの移動状況を示す側面図である。第7図
は作用対比用説明図である。 3……物品、2……ベルト、4……移送体、1
2……送り爪、33……ストツパ、36……セン
サ、6……移動ベース、39……レバー(移動方
向切換手段)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 物品を搬送するベルトと、 前記ベルトから物品を1個受取る移送体と、 平行四辺形運動を行つて前記ベルトの端から前
    記移送体へ物品を送り込む送り爪と、 前記ベルト上の物品列のうち、2番目の物品を
    拘束して先頭物品から切離し、少くとも前記送り
    爪による先頭物品の送り動作が開始されるまでは
    拘束を維持するストツパと、 前記ストツパの下流側に配置され、ストツパか
    ら解放された物品の通過と共に信号を発して次の
    物品を拘束させるセンサとを備え、 前記送り爪及びその駆動装置を前記ベルトの搬
    送方向と平行に動き得る移動ベースに載置して、
    物品の長短に応じ送り開始位置及び送り終了位置
    を変えられるようにすると共に、この移動ベース
    と前記センサの支持体とを移動方向転換手段で連
    結して、移動ベースとは逆方向の移動をセンサに
    与えるようにしてなる物品移送装置。
JP12281285U 1985-08-09 1985-08-09 Expired JPH0340819Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12281285U JPH0340819Y2 (ja) 1985-08-09 1985-08-09

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12281285U JPH0340819Y2 (ja) 1985-08-09 1985-08-09

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Publication Number Publication Date
JPS6232035U JPS6232035U (ja) 1987-02-25
JPH0340819Y2 true JPH0340819Y2 (ja) 1991-08-28

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ID=31013353

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