JPH07122645A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH07122645A
JPH07122645A JP6165610A JP16561094A JPH07122645A JP H07122645 A JPH07122645 A JP H07122645A JP 6165610 A JP6165610 A JP 6165610A JP 16561094 A JP16561094 A JP 16561094A JP H07122645 A JPH07122645 A JP H07122645A
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region
layer
pad
semiconductor device
electrically connected
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JP6165610A
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Koji Tanaka
浩司 田中
Hiroshi Miyamoto
博司 宮本
Kenichi Yasuda
憲一 安田
Shigeru Kikuta
繁 菊田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/52Arrangements for conducting electric current within the device in operation from one component to another, i.e. interconnections, e.g. wires, lead frames
    • H01L23/522Arrangements for conducting electric current within the device in operation from one component to another, i.e. interconnections, e.g. wires, lead frames including external interconnections consisting of a multilayer structure of conductive and insulating layers inseparably formed on the semiconductor body
    • H01L23/5226Via connections in a multilevel interconnection structure
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
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    • H01L23/52Arrangements for conducting electric current within the device in operation from one component to another, i.e. interconnections, e.g. wires, lead frames
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体装置の高集積化に伴って積層化が進み
半導体基板表面から層間絶縁膜の上部表面までの高さが
高くなったとしても、コンタクトホールを容易に形成す
ることが可能な半導体装置を提供する。 【構成】 Nウェル電位固定領域6上に配線パッド12
aを形成し、その配線パッド12a上に層間絶縁膜13
のコンタクトホール13cを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置およびそ
の製造方法に関し、より特定的には、MOSトランジス
タを有する半導体装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図75は従来のPチャネルMOSトラン
ジスタを含む半導体装置の周辺回路部を示した平面図で
あり、図76は図75に示した周辺回路部の600−6
00線に沿った部分およびメモリセル部の断面図であ
る。図75および図76を参照して、従来の半導体装置
の周辺回路部では、半導体基板101の主表面上にNウ
ェル102が形成されている。Nウェル102の表面上
の所定領域にはフィールド酸化膜107が形成されてい
る。フィールド酸化膜107によって囲まれた活性領域
には所定の間隔を隔ててチャネル領域115を挟むよう
にP+ ドレイン領域103aおよびP+ ソース領域10
3bが形成されている。P+ ドレイン領域103aのチ
ャネル領域115側にはP- ドレイン領域103cが形
成されている。P+ ソース領域103bのチャネル領域
115側にはP- ソース領域103dが形成されてい
る。
【0003】チャネル領域115上にはゲート絶縁膜1
04aを介してゲート電極105aが形成されている。
ゲート電極105aを覆うように絶縁膜108が形成さ
れている。また、全面を覆うように層間絶縁膜109、
207および111が形成されている。層間絶縁膜10
9、207および111の所定領域にはコンタクトホー
ル109a、109b、109c、111a、111
b、および111cが形成されている。
【0004】P+ ドレイン領域103aにはコンタクト
ホール109a、111aを介してアルミ配線110a
が電気的に接続されている。P+ ソース領域103bお
よびNウェル電位固定領域106にはコンタクトホール
109b、111b、109cおよび111cを介して
アルミ配線110bが電気的に接続されている。
【0005】P+ ドレイン領域103a、P- ドレイン
領域103c、P+ ソース領域103b、P- ソース領
域103d、ゲート電極105aによって、Pチャネル
MOSトランジスタが構成されている。Nウェル電位固
定領域には、アルミ配線110bを介して電源電圧が供
給される。上記のような構成を有するPチャネルMOS
トランジスタは、たとえばDRAM(Dynamic
Random Access Memory)の周辺回
路部などに用いられる。
【0006】その一方、従来のDRAMのメモリセル部
では、半導体基板101の主表面上にPウェル202が
形成されている。Pウェル202の表面上の所定領域に
はフィールド酸化膜107が形成されている。また、P
ウェル202の表面上には、所定の間隔を隔ててN+
ース/ドレイン領域203a,203bおよび203c
が形成されている。N+ ソース/ドレイン領域203
a,203bおよび203cの両側面には、N- ソース
/ドレイン領域204a,204bおよび204cがそ
れぞれ形成されている。N+ ソース/ドレイン領域20
3aと203bとの間に位置するPウェル202上には
ゲート酸化膜104bを介してゲート電極105bが形
成されている。N+ ソース/ドレイン領域203bと2
03cとの間に位置するPウェル202上にはゲート酸
化膜104cを介してゲート電極105cが形成されて
いる。またフィールド酸化膜107上にもゲート電極1
05dが形成されている。ゲート電極105b,105
cおよび105dを覆うように絶縁膜108が形成され
ている。
【0007】N+ ソース/ドレイン領域203bに電気
的に接続するように埋込みビット線205aが形成され
ている。絶縁膜108および埋込みビット線205aを
覆うように層間絶縁膜109が形成されている。層間絶
縁膜109のN+ ソース/ドレイン領域203c上には
コンタクトホール109dが形成されている。コンタク
トホール109d内でN+ ソース/ドレイン領域203
cに電気的に接続するとともに層間絶縁膜109の上部
表面上に沿って延びるようにポリシリコン膜からなるス
トレージノード206bが形成されている。ストレージ
ノード206bと所定の間隔を隔てた層間絶縁膜109
の上部表面上にポリシリコン膜からなるストレージノー
ド206aおよび206cが形成されている。ストレー
ジノード206aの側表面に接触するように上方に向か
って延びるポリシリコン膜からなる立壁部212aが形
成されている。
【0008】またストレージノード206bの側表面上
に接触するように上方に向かって延びるポリシリコン膜
からなる立壁部212bおよび212cが形成されてい
る。ストレージノード206cの側表面に接触するよう
に立壁部212dが形成されている。ストレージノード
206a,206bおよび206cの上部表面上、立壁
部212a,212b,212cおよび212dの表面
上、層間絶縁膜109の上部表面上の所定領域に、キャ
パシタ絶縁膜213を介してポリシリコン膜からなるキ
ャパシタ上部電極214が形成されている。なお、スト
レージノード206bおよび立壁部212b,212c
によって、1つのキャパシタ下部電極が構成される。
【0009】キャパシタ上部電極214上には層間絶縁
膜111が形成されている。層間絶縁膜111上には所
定の間隔を隔ててアルミ配線110cが形成されてい
る。
【0010】図77〜図92は、図75および図76に
示した従来の半導体装置の製造プロセスを説明するため
の断面図である。図76〜図92を参照して、次に従来
の半導体装置の製造プロセスについて説明する。
【0011】まず、図77に示すように、半導体基板1
01の主表面上の周辺回路部にNウェル102、メモリ
セル部にPウェル202を形成する。Nウェル102お
よびPウェル202の主表面上の所定領域にLOCOS
法を用いてフィールド酸化膜107を形成する。フィー
ルド酸化膜107によって囲まれた活性領域上の所定領
域にゲート酸化膜104a、104b、104cを介し
てゲート電極105a、105b、105cを形成す
る。
【0012】ゲート電極105aをマスクとしてP型の
不純物をイオン注入することによって周辺回路部にP-
ドレイン領域103cおよびP- ソース領域103dを
形成する。また、ゲート電極105bおよび105cを
マスクとしてN型の不純物をイオン注入することによっ
てメモリセル部にN- ソース/ドレイン領域204a、
204bおよび204cを形成する。ゲート電極105
a、105b、105cおよび105dを覆うように絶
縁膜108を形成する。絶縁膜108をマスクとしてP
型の不純物をイオン注入することによって周辺回路部に
+ ドレイン領域103aおよびP+ ソース領域103
bを形成する。また、絶縁膜108をマスクとしてN型
の不純物をイオン注入することによってメモリセル部に
+ ソース/ドレイン領域203a、203bおよび2
03cを形成する。
【0013】また、P+ ソース領域103bに隣接する
ようにNウェル電位固定領域106を形成する。このよ
うにして、P+ ドレイン領域103a、P+ ソース領域
103b、P- ドレイン領域103c、P- ソース領域
103d、ゲート電極105aからなるPチャネルMO
Sトランジスタが形成される。
【0014】また、N+ ソース/ドレイン領域203
a、N+ ソース/ドレイン領域203b、N- ソース/
ドレイン領域204a、N- ソース/ドレイン領域20
4b、ゲート電極105bによって、一方のNチャネル
MOSトランジスタが形成され、N+ ソース/ドレイン
領域203b、203c、N- ソース/ドレイン領域2
04b、204c、およびゲート電極105cによっ
て、他方のNチャネルMOSトランジスタが形成され
る。
【0015】次に、図78に示すように、全面を覆うよ
うに薄い酸化膜を形成した後、その薄い酸化膜のN+
ース/ドレイン領域203b上に位置する領域を除去す
る。その後、全面にポリシリコン膜205を形成する。
次に図79に示すように、周辺回路部の所定領域にレジ
スト250aを形成する。そしてそのレジスト250a
をマスクとしてポリシリコン膜205にN型の不純物イ
オンをイオン注入する。その後レジスト250aを除去
する。そして、図80に示すように、ポリシリコン膜2
05上のN+ ソース/ドレイン領域203bの上方に位
置する領域にレジスト250を形成する。レジスト25
0をマスクとしてポリシリコン膜205を異方性エッチ
ングすることによって、図81に示されるような埋込み
ビット線205aが形成される。その後、レジスト25
0を除去する。
【0016】次に、図82に示すように、全面を覆うよ
うに10000〜15000Å程度の厚みを有する層間
絶縁膜109を形成する。層間絶縁膜109のN+ ソー
ス/ドレイン領域203c上に位置する領域にコンタク
トホール109dを形成する。
【0017】次に、図83に示すように、コンタクトホ
ール109d内を充填するとともに層間絶縁膜109上
に沿って延びるようにポリシリコン膜206を形成す
る。そしてメモリセル部のポリシリコン膜206の上全
面にレジスト251aを形成し、レジスト251aをマ
スクとして周辺回路部上のポリシリコン膜206を異方
性エッチングした後レジスト251aを除去する。次
に、図84に示すように、ポリシリコン膜206上に層
間絶縁膜207を形成する。層間絶縁膜207上の所定
領域にレジスト251を形成する。レジスト251をマ
スクとして層間絶縁膜207およびポリシリコン膜20
6を異方性エッチングすることによって、図85に示す
ようなストレージノード206a,206b,206
c、および層間絶縁膜207が得られる。この後レジス
ト251を除去する。
【0018】次に、図86に示すように、全面を覆うよ
うにポリシリコン膜212を形成した後そのポリシリコ
ン膜を異方性エッチングする。これにより、図87に示
されるような立壁部212a,212b,212cおよ
び212dが得られる。この後、立壁部212aおよび
212bに囲まれる領域、立壁部212cおよび212
dに囲まれる領域、および周辺回路部の層間絶縁膜20
7上にレジスト252、252aを形成する。そしてレ
ジスト252および252aをマスクとしてメモリセル
部の酸化膜207をエッチングにより除去する。この後
レジスト252および252aを除去する。
【0019】次に、図88に示すように、全面を覆うよ
うにキャパシタ絶縁膜213を形成した後、そのキャパ
シタ絶縁膜213上にポリシリコン膜214を形成す
る。ポリシリコン膜214はキャパシタ上部電極を構成
する。その後、周辺回路部のキャパシタ絶縁膜213お
よびポリシリコン膜214を除去する。
【0020】次に、図89に示すように、全面を覆うよ
うに7000〜12000Å程度の厚みを有する層間絶
縁膜111を形成する。層間絶縁膜111上の所定領域
にレジスト253を形成する。
【0021】次に、図90に示すように、レジスト25
3をマスクとして層間絶縁膜111、109、207を
異方性エッチングすることによってコンタクトホール1
09a、111a、109b、111bおよび109
c,111cを形成する。この後レジスト253を除去
する。
【0022】次に、図91に示すように、コンタクトホ
ール109a、111a、109b、111bおよび1
09c、111cを充填するとともに層間絶縁膜111
の上部表面上に延びるようにアルミ配線層110を形成
する。アルミ配線層110上の所定領域にレジスト25
4を形成する。
【0023】次に、図92に示すように、レジスト25
4をマスクとしてアルミ配線層110(図91参照)を
異方性エッチングすることによって、アルミ配線110
a、110b、および110cを形成する。この後レジ
スト254を除去する。このようにして、図76に示し
た従来の半導体装置は形成されていた。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図76
に示した従来の半導体装置の構造では、半導体装置の高
集積化に対応できないという不都合があった。すなわ
ち、半導体装置の高集積化に伴って積層化が進み、その
結果、半導体基板101の表面と層間絶縁膜111の上
部表面との高低差が大きくなる。半導体基板101の表
面と層間絶縁膜111の上部表面との高低差が大きくな
ると、コンタクトホール109a、111a、109
b、111cおよび109c、111cの深さが深くな
る。この結果、設計寸法どおりのコンタクトホール10
9a、111a、109b、111bおよび109c,
111cの形成が製造プロセス上困難になる。
【0025】具体的には、コンタクトホール109a、
111a、109b、111bおよび109c、111
cの深さが深くなると、コンタクトホール109a、1
09b、109cの底面部分が著しく小さくなる。この
結果、そのようなコンタクトホール109a、109b
および109cを介してアルミ配線110aおよび11
0bとP+ ドレイン領域103aおよびP+ ソース領域
103bとを接続した場合に、接触面積が小さくなる。
このため、コンタクト抵抗が著しく上昇するという問題
点があった。
【0026】また、コンタクトホール109a、111
a、109b、111bおよび109c、111cの深
さがあまりに深くなると、コンタクトホール109a、
111a、109b、111bおよび109c、111
cを形成できないという不都合も生じていた。
【0027】請求項1〜6に記載の発明は、上記のよう
な課題を解決するためになされたもので、請求項1〜4
に記載の発明の目的は、半導体装置において、コンタク
トホールの形成が容易な構造を提供することである。
【0028】請求項3および4に記載の発明の目的は、
半導体装置において、配線抵抗を低減することである。
【0029】請求項5および6に記載の発明の目的は、
半導体装置の製造方法において、コンタクトホールの形
成を容易にすることである。
【0030】
【課題を解決するための手段】請求項1における半導体
装置は、主表面を有する第1導電型の半導体領域と、そ
の半導体領域の主表面上の所定領域に形成され半導体領
域の電位を固定するための第1導電型の電位固定領域
と、半導体領域を覆うように形成され電位固定領域上に
第1の開口を有する第1の層間絶縁層と、その第1の開
口を介して電位固定領域に電気的に接続するように形成
され、第1の開口内に位置する第1の部分と第1の層間
絶縁層の上部表面上に沿って延びるように形成された第
2の部分とを有するパッド層と、全面を覆うように形成
されパッド層の上方に第2の開口を有する第2の層間絶
縁層と、第2の開口を介してパッド層の上部表面上に電
気的に接続された電位供給層とを備えている。
【0031】請求項2〜4における半導体装置は、主表
面を有する第1導電型の半導体領域と、その半導体領域
の主表面上にチャネル領域を挟むように所定の間隔を隔
てて形成された第2導電型のソース領域およびドレイン
領域と、チャネル領域上にゲート絶縁層を介して形成さ
れたゲート電極と、半導体領域の主表面上の所定領域に
形成され半導体領域の電位を固定するための第1導電型
の電位固定領域と、ソース領域上にソース領域に電気的
に接続するように形成された第1のパッド層と、ドレイ
ン領域上にドレイン領域に電気的に接続するように形成
された第2のパッド層と、電位固定領域上に電位固定領
域に電気的に接続するように形成された第3のパッド層
と、第1,第2および第3のパッド層を覆うように形成
され第1,第2および第3のパッド層の上方に第1,第
2および第3のパッド層にまで達する第1,第2および
第3の開口を有する層間絶縁層と、第1の開口を介して
第1のパッド層と電気的に接続するように形成された第
1の配線層と、第2の開口を介して第2のパッド層と電
気的に接続するように形成された第2の配線層と、第3
の開口を介して第3のパッド層と電気的に接続するよう
に形成された電位供給層とを備えている。
【0032】なお、上記した第1のパッド層と第3のパ
ッド層とを互いに電気的に接続するとともに、第1のパ
ッド層と第3のパッド層とをともに高融点金属によって
形成してもよい。また、第1のパッド層と第3のパッド
層とを互いに電気的に接続するとともに第1のパッド層
と第3のパッド層とをともに多結晶シリコン層と金属シ
リサイド層との2層構造を有するように構成してもよ
い。
【0033】請求項5における半導体装置の製造方法
は、第1導電型の半導体領域の主表面上の所定領域に半
導体領域の電位を固定するための第1導電型の電位固定
領域を形成する工程と、その電位固定領域上に電位固定
領域に電気的に接続するようにパッド層を形成する工程
と、パッド層を覆うとともにパッド層の上方に開口を有
する層間絶縁層を形成する工程と、開口を介してパッド
層に電気的に接続するように配線層を形成する工程とを
備えている。
【0034】請求項6における半導体装置の製造方法
は、第1導電型の半導体領域の主表面上にチャネル領域
を挟むように所定の間隔を隔てて第2導電型のソース領
域およびドレイン領域を形成する工程と、チャネル領域
上にゲート絶縁層を介してゲート電極を形成する工程
と、半導体領域の主表面上の所定領域に半導体領域の電
位を固定するための第1導電型の電位固定領域を形成す
る工程と、ソース領域上にソース領域に電気的に接続す
るように第1のパッド層を形成する工程と、ドレイン領
域上にドレイン領域に電気的に接続するように第2のパ
ッド層を形成する工程と、電位固定領域上に電位固定領
域に電気的に接続するように第3のパッド層を形成する
工程と、第1,第2および第3のパッド層を覆うように
層間絶縁層を形成する工程と、層間絶縁層の第1,第2
および第3のパッド層の上方に第1,第2および第3の
パッド層にまで達する第1,第2および第3の開口を形
成する工程と、第1の開口を介して第1のパッド層と電
気的に接続するように第1の配線層を形成する工程と、
第2の開口を介して第2のパッド層と電気的に接続する
ように第2の配線層を形成する工程と、第3の開口を介
して第3のパッド層と電気的に接続するように第3の配
線層を形成する工程とを備えている。
【0035】
【作用】請求項1に係る半導体装置では、電位固定領域
上にパッド層が形成され、そのパッド層の上方に第2の
層間絶縁層の第2の開口が形成されるので、従来に比べ
てパッド層の高さの分だけ第2の開口の深さが浅くな
る。これにより、半導体装置が高集積化されて半導体基
板表面から第2の層間絶縁層の上部までの高さが高くな
ったとしても、容易に第2の開口が形成される。
【0036】請求項2〜4に係る半導体装置では、ソー
ス領域、ドレイン領域および電位固定領域上にそれぞれ
第1、第2および第3のパッド層が形成され、その第
1、第2および第3のパッド層の上方に層間絶縁層の第
1、第2および第3の開口が形成されるので、半導体装
置の高集積化に伴って半導体基板表面から層間絶縁層の
上部までの高さが高くなったとしても、容易に第1、第
2および第3の開口が形成される。また、上記した第1
のパッド層と第3のパッド層とを互いに電気的に接続す
るとともに、第1および第3のパッド層をともに高融点
金属によって形成すれば、ソース領域および電位固定領
域に接続されるパッド層部分の配線抵抗が低減される。
さらに、第1のパッド層と第3のパッド層とを互いに電
気的に接続するとともに第1および第3のパッド層をと
もに多結晶シリコン層と金属シリサイド層との2層構造
に形成しても、ソース領域および電位固定領域に接続さ
れるパッド層部分の配線抵抗が低減される。
【0037】請求項5に係る半導体装置の製造方法で
は、電位固定領域上にパッド層が形成され、そのパッド
層の上方に層間絶縁層の開口が形成されるので、半導体
装置の高集積化に伴って電位固定領域表面から層間絶縁
層の上部までの高さが高くなったとしても電位固定領域
への配線のための開口が容易に形成される。
【0038】請求項6に係る半導体装置の製造方法で
は、ソース領域、ドレイン領域および電位固定領域上に
それぞれ第1、第2および第3のパッド層が形成され、
その第1、第2および第3のパッド層の上方にそれぞれ
第1、第2および第3の開口が形成されるので、従来に
比べて第1、第2および第3のパッド層の高さの分だけ
第1、第2および第3の開口の深さが浅くなる。これに
より、半導体装置の高集積化に伴って半導体基板表面か
ら層間絶縁層の上部までの高さが高くなったとしても、
従来に比べて第1、第2および第3の開口の形成が容易
になる。
【0039】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0040】図1は本発明の第1実施例による半導体装
置の周辺回路部を示した平面図であり、図2は、図1に
示した周辺回路部の100−100線に沿った部分およ
びメモリセル部の断面図である。図1および図2を参照
して、この第1実施例の半導体装置の周辺回路部では、
半導体基板1の主表面上にNウェル2が形成されてい
る。Nウェル2の主表面上の所定領域にはフィールド酸
化膜7が形成されている。フィールド酸化膜7によって
囲まれた活性領域にはチャネル領域15を挟むように所
定の間隔を隔ててP+ ドレイン領域3aおよびP+ ソー
ス領域3bが形成されている。
【0041】P+ ドレイン領域3aのチャネル領域15
側の端部にはP- ドレイン領域3cが形成されており、
+ ソース領域3bのチャネル領域15側の端部にはP
- ソース領域3dが形成されている。チャネル領域15
上にはゲート絶縁膜4aを介してゲート電極5aが形成
されている。P+ ソース領域3bに隣接するようにNウ
ェル電位固定領域6が形成されている。
【0042】ゲート電極5aの上部表面および側部表面
を覆うとともにP+ ドレイン領域3a、P+ ソース領域
3bおよびNウェル電位固定領域6の表面を覆うように
絶縁膜9が形成されている。絶縁膜9のP+ ドレイン領
域3a、P+ ソース領域3bおよびNウェル電位固定領
域6上にはそれぞれコンタクトホール9a、9bおよび
9cが形成されている。
【0043】コンタクトホール9a内でP+ ドレイン領
域3aに電気的に接続するとともに絶縁膜9の上部表面
上に沿って延びるように配線パッド10aが形成されて
いる。コンタクトホール9b内でP+ ソース領域3bに
電気的に接続するとともに絶縁膜9の上部表面上に沿っ
て延びるように配線パッド10bが形成されている。配
線パッド10aおよび10bはP型の不純物が導入され
たポリシリコン層からなり、それぞれの厚みは1000
〜2000Å程度である。
【0044】配線パッド10a、10bおよびコンタク
トホール9c上にそれぞれコンタクトホール11a、1
1b、11cを有する層間絶縁膜11が全面を覆うよう
に形成されている。層間絶縁膜11の厚みは5000〜
7000Å程度である。コンタクトホール9cおよび1
1c内でNウェル電位固定領域6に電気的に接続すると
ともに層間絶縁膜11の上部表面上に沿って延びるよう
に配線パッド12aが形成されている。配線パッド12
aの厚みは1000〜2000Å程度であり、N型のド
ープトポリシリコンから形成されている。配線パッド1
2aと10bとは互いにオーバーラップするように形成
されている。
【0045】さらに、コンタクトホール11a、11
b、配線パッド12a上にそれぞれコンタクトホール1
3a、13b、13cを有する層間絶縁膜13、211
が全面を覆うように形成されている。層間絶縁膜13、
211の厚みは、7000〜12000Å程度である。
コンタクトホール11a、13a内で配線パッド10a
に電気的に接続するとともに層間絶縁膜13の上部表面
上に沿って延びるようにアルミ配線14aが形成されて
いる。コンタクトホール11a、11b、11c、13
a、13b、13cのコンタクト径は、0.4μm×
(0.6〜0.8)μm程度である。
【0046】コンタクトホール11b、13b内で配線
パッド10bに電気的に接続するとともにコンタクトホ
ール13c内で配線パッド12aに電気的に接続するよ
うにアルミ配線14bが形成されている。つまり、P+
ソース領域3bとNウェル電位固定領域6とはそれぞれ
配線パッド10bおよび12aを介して同じアルミ配線
14bに接続されている。そのアルミ配線14bはさら
に電源に接続されている。アルミ配線14aおよび14
bは3000〜4000Å程度の厚みを有している。
【0047】上記のように、この第1実施例の半導体装
置の周辺回路部では、P+ ドレイン領域3a、P+ ソー
ス領域3b、Nウェル電位固定領域6上にそれぞれ配線
パッド10a、10b、12aを形成する。そして、そ
の配線パッド10a、10b、12a上にそれぞれコン
タクトホール11a,13a、11b,13b、13c
を形成する。このように配線パッド10a、10bおよ
び12aを設けることによって、配線パッド10a、1
0b、12aの高さの分だけコンタクトホール13a
(11a)、13b(11b)、13cの深さが浅くな
る。これにより、半導体装置の高集積化に伴って積層化
が進み半導体基板1の表面から層間絶縁膜13の上部表
面までの高さが高くなったとしても、コンタクトホール
13a(11a)、13b(11b)、13cを容易に
形成することができる。
【0048】また、配線パッド10a、10bおよび1
2aは半導体基板1の主表面に沿った方向に延びるよう
に形成されているので、コンタクトホール13a(11
a)、13b(11b)、13cの形成時の位置ずれの
許容範囲を広げることができる。これによってもコンタ
クトホール13a(11a)、13b(11b)、13
cの形成が容易になる。
【0049】一方、この第1実施例の半導体装置のメモ
リセル部は、図76に示した従来の半導体装置のメモリ
セル部と同様の構造を有している。すなわち、この第1
実施例の半導体装置のメモリセル部では、図2に示すよ
うに半導体基板1の主表面上にPウェル202が形成さ
れている。Pウェル202の主表面上の所定領域にはフ
ィールド酸化膜7が形成されている。Pウェル202の
主表面上には、所定の間隔を隔ててN+ ソース/ドレイ
ン領域203a、203bおよび203cが形成されて
いる。N+ ソース/ドレイン領域203a,203b,
203cの両側面部分にはN- ソース/ドレイン領域2
04a,204b,204cがそれぞれ形成されてい
る。
【0050】また、N+ ソース/ドレイン領域203a
と203bとの間に位置するPウェル202上にはゲー
ト酸化膜4bを介してゲート電極5bが形成されてい
る。N + ソース/ドレイン領域203bと203cとの
間に位置するPウェル202上にはゲート酸化膜4cを
介してゲート電極5cが形成されている。フィールド酸
化膜7上の所定領域にはゲート電極5dが形成されてい
る。ゲート電極5b,5cおよび5dを覆うように絶縁
膜9が形成されている。コンタクトホール9d内でN+
ソース/ドレイン領域203bに電気的に接続するよう
に埋込みビット線10cが形成されている。
【0051】埋込みビット線10cおよび絶縁膜9を覆
うように層間絶縁膜11が形成されている。層間絶縁膜
9,11のN+ ソース/ドレイン領域203c上に位置
する領域にはコンタクトホール9e,11dが形成され
ている。コンタクトホール9e,11d内でN+ ソース
/ドレイン領域203cに電気的に接続するとともに層
間絶縁膜11の上部表面上に沿って延びるようにポリシ
リコン膜からなるストレージノード12cが形成されて
いる。ストレージノード12cと所定の間隔を隔てた層
間絶縁膜11上にポリシリコン膜からなるストレージノ
ード12bおよび12dが形成されている。
【0052】ストレージノード12bの側面に接触する
とともに上方に向かって延びるようにポリシリコン膜か
らなる立壁部212aが形成されている。ストレージノ
ード12cの側面部分に接触するとともに上方に向かっ
て延びるようにポリシリコン膜からなる立壁部212b
および212cが形成されている。またストレージノー
ド12dの側面に接触するようにポリシリコン膜からな
る立壁部分212dが形成されている。
【0053】ストレージノード12b,12c,12d
の上部表面上と、立壁部212a,212b,212
c,212dの表面上とには、キャパシタ絶縁膜213
が形成されている。キャパシタ絶縁膜213上にはポリ
シリコン膜からなるキャパシタ上部電極214が形成さ
れている。キャパシタ上部電極214を覆うように層間
絶縁膜215が形成されており、その層間絶縁膜215
上には所定の間隔を隔ててアルミ配線14cが形成され
ている。
【0054】図3〜図21は、図2に示した第1実施例
の半導体装置の製造プロセスを説明するための断面図で
ある。図2〜図21を参照して、次に第1実施例の半導
体装置の製造プロセスについて説明する。
【0055】まず、図3に示すように、半導体基板1の
主表面上にNウェル2およびPウェル202を形成す
る。Nウェル2およびPウェル202の主表面上の所定
領域にLOCOS法を用いてフィールド酸化膜7を形成
する。フィールド酸化膜7によって囲まれたNウェル2
およびPウェル202の主表面上の所定領域にゲート絶
縁膜4a、4bおよび4cを介してゲート電極5a、5
bおよび5cを形成する。ゲート電極5a、5bおよび
5cはたとえばポリシリコン膜によって形成されてお
り、その厚みは1000〜2000Å程度である。
【0056】ゲート電極5aをマスクとしてP型の不純
物をイオン注入することによって周辺回路部にP- ドレ
イン領域3cおよびP- ソース領域3dを形成する。ま
た、ゲート電極5bおよび5cをマスクとしてN型の不
純物をイオン注入することによってメモリセル部にN-
ソース/ドレイン領域204a、204bおよび204
cを形成する。そして、ゲート電極5a、5bおよび5
cの上部表面および側部表面を覆うように絶縁膜8を形
成する。絶縁膜8をマスクとしてP型の不純物をイオン
注入することによって、周辺回路部にP+ ドレイン領域
3aおよびP+ソース領域3bを形成する。これによ
り、P+ ドレイン領域3a、P- ドレイン領域3c、P
+ ソース領域3b、P- ソース領域3d、ゲート電極5
aからなるPチャネルMOSトランジスタが形成され
る。また、P+ ソース領域3bに隣接するようにNウェ
ル電位固定領域6を形成する。また、絶縁膜108をマ
スクとしてN型の不純物をイオン注入することによって
メモリセル部にN- ソース/ドレイン領域204a、2
04bおよび204cを形成する。
【0057】次に、図4に示すように、全面を覆うよう
に1000〜2000Å程度の厚みを有する絶縁膜9を
形成する。絶縁膜9のP+ ドレイン領域3a、P+ ソー
ス領域3bおよびN+ ソース/ドレイン領域203bの
上に位置する領域にそれぞれコンタクトホール9a、9
bおよび9dを形成する。
【0058】次に、図5に示すように、CVD法を用い
て全面を覆うように1000〜2000Å程度の厚みを
有するポリシリコン膜10を形成する。
【0059】次に、図6に示すように、ポリシリコン膜
10の所定領域上にレジスト220を形成する。そのレ
ジスト220をマスクとして、周辺回路部のポリシリコ
ン膜10にP型の不純物イオンをイオン注入する。この
後、レジスト220を除去する。次に図7に示すように
ポリシリコン膜10の所定領域上にレジスト220aを
形成する。そのレジスト220aをマスクとしてN型の
不純物イオンをイオン注入する。この後、レジスト22
0aを除去する。そして、ポリシリコン膜10上の所定
領域に図8に示すようなレジスト16を形成した後レジ
スト16をマスクとしてポリシリコン膜10(図6参
照)を異方性エッチングする。これにより、図8に示さ
れるような周辺回路部の配線パッド10a、10bおよ
びメモリセル部の埋込みビット線10cが形成される。
この後、レジスト16を除去する。
【0060】次に、図9に示すように、全面を覆うよう
に5000〜7000Å程度の厚みを有する層間絶縁膜
11を形成する。Nウェル電位固定領域6上およびN+
ソース/ドレイン領域203c上に位置する絶縁膜9お
よび層間絶縁膜11に、写真製版技術とドライエッチン
グ技術とを用いてそれぞれコンタクトホール9c、11
c、9eおよび11dを形成する。
【0061】次に、図10に示すように、CVD法を用
いて、コンタクトホール9cおよび11c内でNウェル
電位固定領域6に電気的に接続し、コンタクトホール9
eおよび11d内でN+ ソース/ドレイン領域203c
に電気的に接続するとともに、層間絶縁膜11の上部表
面上に沿って延びるようにN型のドープトポリシリコン
層12を形成する。ドープトポリシリコン層12は10
00〜2000Å程度の厚みで形成する。その後ドープ
トポリシリコン層12上の所定領域にレジスト221a
を形成し、レジスト221aをマスクとして周辺回路部
上のドープトポリシリコン層12を異方性エッチングし
た後レジスト221aを除去する。これにより図11に
示すような配線パッド12aが形成される。
【0062】この後、ドープトポリシリコン層12上に
酸化膜211を形成する。酸化膜211上の所定領域に
レジスト221を形成する。レジスト221をマスクと
してメモリセル部に位置する酸化膜211およびドープ
トポリシリコン層12の所定領域を異方性エッチングす
る。これにより、図12に示されるようなドープトポリ
シリコン層からなるストレージノード12c,12bお
よび12dがメモリセル部に形成される。この後、レジ
スト221を除去する。
【0063】次に、図13に示すように、全面にドープ
トポリシリコン層212を形成した後異方性エッチング
する。これにより、図14に示されるような立壁部21
2a,212b,212c,および212dが形成され
る。そして、図15に示すように、メモリセル部の立壁
部212a,212bによって囲まれる領域、および立
壁部212c,212dによって囲まれる領域に、レジ
スト222を形成する。さらに周辺回路部全面に図16
に示されるようなレジスト222aを形成する。このレ
ジスト222、222aをマスクとして、メモリセル部
上の酸化膜211をエッチングにより除去する。その
後、図17に示すように、全面にキャパシタ絶縁膜21
3およびドープトポリシリコン層214を形成する。
【0064】次に、図18に示すように、メモリセル部
のドープトポリシリコン層214上にレジスト223を
形成した後、このレジスト223をマスクとして、周辺
回路部のドープトポリシリコン層214およびキャパシ
タ絶縁膜213(図17参照)を除去する。この後レジ
スト223を除去する。
【0065】次に、図19に示すように、全面を覆うよ
うに7000〜12000Å程度の厚みを有する層間絶
縁膜13を形成する。層間絶縁膜13上の所定領域にレ
ジスト18を形成する。レジスト18をマスクとして周
辺回路部の層間絶縁膜13および11を異方性エッチン
グすることによって、それぞれ配線パッド10a、10
b、12aにまで達するコンタクトホール13a(11
a)、13b(11b)、13cを形成する。
【0066】ここで、本実施例では、周辺回路部に配線
パッド10a、10b、12aを設けることによって、
配線パッド10a、10b、12aの高さ分だけコンタ
クトホール13a(11a)、13b(11b)、13
cの深さが浅くなる。この結果、コンタクトホール13
a(11a)、13b(11b)、13cの形成が従来
に比べて容易になる。上記のようにコンタクトホール1
3a(11a)、13b(11b)、13cを形成した
後、レジスト18を除去する。
【0067】次に、図20に示すように、コンタクトホ
ール13a(11a)、13b(11b)、13cを充
填するとともに層間絶縁膜13の上部表面上に沿って延
びるようにアルミ配線層14を形成する。アルミ配線層
14は3000〜4000Å程度の膜厚で形成する。ア
ルミ配線層14上の所定領域にレジスト19を形成す
る。
【0068】次に、図21に示すように、レジスト19
をマスクとしてアルミ配線層14(図20参照)を異方
性エッチングすることによって、アルミ配線14a、1
4bおよび14cを形成する。この後、レジスト19を
除去することによって図2に示した第1実施例の半導体
装置が完成される。
【0069】図22は、本発明の第2実施例による半導
体装置の周辺回路部を示した平面図であり、図23は図
22に示した周辺回路部の200−200に沿った部分
およびメモリセル部の断面図である。図22および図2
3を参照して、この第2実施例は、NチャネルMOSト
ランジスタを有する半導体装置への本発明の適用例であ
る。具体的には、この第2実施例の半導体装置の周辺回
路部では、半導体基板1上にPウェル22が形成されて
いる。Pウェル22の主表面上の所定領域にフィールド
酸化膜27が形成されている。
【0070】フィールド酸化膜27によって囲まれたP
ウェル22の主表面上にチャネル領域35側を挟むよう
に所定の間隔を隔ててN+ ドレイン領域23aおよびN
+ ソース領域23bが形成されている。N+ ドレイン領
域23aのチャネル領域35の端部には、N- ドレイン
領域23cが形成されている。N+ ソース領域23bの
チャネル領域35側の端部には、N- ソース領域23d
が形成されている。
【0071】チャネル領域35上にはゲート絶縁膜24
bを介してゲート電極25bが形成されている。このゲ
ート電極25b、N+ ドレイン領域23a、N- ドレイ
ン領域23c、N+ ソース領域23b、N- ソース領域
23dによってNチャネルMOSトランジスタが構成さ
れている。
【0072】N+ ソース領域23bに隣接するようにP
ウェル電位固定領域26が形成されている。チャネル領
域35上にはゲート絶縁膜24bを介してゲート電極2
5bが形成されている。ゲート電極25b、N+ ドレイ
ン領域23a、N+ ソース領域23b、Pウェル電位固
定領域26を覆うように絶縁膜29が形成されている。
絶縁膜29のN+ ドレイン領域23a上、N+ ソース領
域23b上、Pウェル電位固定領域26上には、それぞ
れコンタクトホール29a、29b、29cが形成され
ている。
【0073】コンタクトホール29a内でN+ ドレイン
領域23aに電気的に接続するとともに絶縁膜29の上
部表面上に沿って延びるようにN型の不純物が導入され
たポリシリコン膜からなる配線パッド30aが形成され
ている。コンタクトホール29c内でPウェル電位固定
領域26に電気的に接続するとともに絶縁膜29の上部
表面上に沿って延びるようにP型の不純物が導入された
ポリシリコン膜からなる配線パッド30bが形成されて
いる。配線パッド30aおよび30bは、それぞれ10
00〜2000Å程度の膜厚を有している。
【0074】全面を覆うように5000〜7000Å程
度の厚みを有する層間絶縁膜31が形成されている。層
間絶縁膜31の配線パッド30a上、コンタクトホール
29b上、配線パッド30b上にはそれぞれコンタクト
ホール31a、31b、31cが形成されている。コン
タクトホール31b、29b内でN+ ソース領域23b
に電気的に接続するとともに層間絶縁膜31の上部表面
上に沿って延びるように配線パッド32aが形成されて
いる。配線パッド32aは、N型のドープトポリシリコ
ン膜からなり、その厚みは1000〜2000Å程度で
ある。
【0075】さらに、全面を覆うように7000〜12
000Å程度の厚みを有する層間絶縁膜33、211が
形成されている。層間絶縁膜33、211のコンタクト
ホール31a上、配線パッド32a上、コンタクトホー
ル31c上には、それぞれコンタクトホール33a、3
3b、33cが形成されている。コンタクトホール31
a、33a内で配線パッド30aに電気的に接続すると
ともに層間絶縁膜33の上部表面上に沿って延びるよう
にアルミ配線34aが形成されている。
【0076】また、コンタクトホール33b内で配線パ
ッド32aに電気的に接続するとともにコンタクトホー
ル33cおよび31c内で配線パッド30bに電気的に
接続するようにアルミ配線34bが形成されている。ア
ルミ配線34aおよび34bは、ともに3000〜40
00Å程度の厚みを有している。
【0077】上記のようにこの第2実施例においても、
配線パッド30a、32a、30bを設けることによっ
て、配線パッド30a、32a、30bの高さ分だけコ
ンタクトホール33a(31a)、33b、33c(3
1c)の深さを浅くすることができる。これにより、半
導体装置の高集積化に伴って積層化が進行することによ
って半導体基板1の表面から層間絶縁膜33の上部表面
までの高さが高くなったとしても、コンタクトホール3
3a(31a)、33b、33c(31c)を容易に形
成することができる。
【0078】また、パッド層30a、32a、30bは
半導体基板1の主表面に沿った方向に延びるように形成
されているので、コンタクトホール33a(31a)、
33b、33c(31c)を形成する際の位置ずれの許
容範囲を広げることができる。これによっても、コンタ
クトホール33a(31a)、33b、33c(31
c)の形成が容易になる。
【0079】なお、この第2実施例のメモリセル部は、
基本的には図2に示した第1実施例のメモリセル部と同
様の構造を有している。すなわち、図23に示すよう
に、半導体基板1上にPウェル202が形成されてい
る。Pウェル202の主表面上の所定領域にフィールド
酸化膜27が形成されている。Pウェル202の主表面
上に所定の間隔を隔ててN+ ソース/ドレイン領域20
3a,203bおよび203cが形成されている。N+
ソース/ドレイン領域203a,203b,203cの
両側面部分には、N- ソース/ドレイン領域204a,
204bおよび204cが形成されている。N+ ソース
/ドレイン領域203aと203bとの間に位置するP
ウェル202上にはゲート酸化膜24cを介してゲート
電極25cが形成されている。また、N+ ソース/ドレ
イン領域203bと203cとの間に位置するPウェル
202上にはゲート酸化膜24dを介してゲート電極2
5dが形成されている。フィールド酸化膜27上にもゲ
ート電極25eが形成されている。
【0080】ゲート電極25c,25dおよび25eを
覆うように絶縁膜29が形成されている。コンタクトホ
ール29d内でN+ ソース/ドレイン領域203bに電
気的に接続するように埋込みビット線30cが形成され
ている。埋込みビット線30cおよび絶縁膜29を覆う
ように層間絶縁膜31が形成されている。絶縁膜29お
よび層間絶縁膜31のN+ ソース/ドレイン領域203
c上に位置する領域には、コンタクトホール29dおよ
び31dがそれぞれ形成されている。コンタクトホール
29eおよび31d内でN+ ソース/ドレイン領域20
3cに電気的に接続するとともに層間絶縁膜31上に沿
って延びるようにポリシリコン膜からなるストレージノ
ード32cが形成されている。ストレージノード32c
と所定の間隔を隔てた層間絶縁膜31上にポリシリコン
膜からなるストレージノード32bおよび32dが形成
されている。
【0081】ストレージノード32bの側面に接触する
ように、上方に延びるポリシリコン膜からなる立壁部2
12aが形成されている。ストレージノード32cの両
側面に接触するように、上方に延びるポリシリコン膜か
らなる立壁部212bおよび212cが形成されてい
る。ストレージノード32dの側面に接触するように、
上方に延びるポリシリコン膜からなる立壁部212dが
形成されている。ストレージノード32b,32c,3
2d、および立壁部212a,212b,212c,2
12dを覆うようにキャパシタ絶縁膜213が形成され
ている。キャパシタ絶縁膜213上にポリシリコン膜か
らなるキャパシタ上部電極214が形成されている。キ
ャパシタ上部電極214を覆うように層間絶縁膜33が
形成されている。層間絶縁膜33の上には所定の間隔を
隔ててアルミ配線34cが形成されている。
【0082】図24〜図37は、図23に示した第2実
施例の半導体装置の製造プロセスを説明するための断面
図である。図23〜図37を参照して、次に第2実施例
の半導体装置の製造プロセスについて説明する。
【0083】まず、図24に示すように、半導体基板1
の主表面上にNウェル22、Pウェル202、フィール
ド酸化膜27を形成する。周辺回路部のNウェル22の
主表面上にN+ ドレイン領域23a、N- ドレイン領域
23c、N+ ソース領域23b、N- ソース領域23
d、ゲート電極25bからなるNチャネルMOSトラン
ジスタを形成する。また、メモリセル部にN+ ソース/
ドレイン領域203a、203b、203cおよびN-
ソース/ドレイン領域204a、204b、204c、
ゲート電極25c、25d、25eを形成する。N+
ース領域23bに隣接するようにPウェル電位固定領域
26を形成する。全面を覆うように絶縁膜29を形成し
た後、N+ ドレイン領域23a上、Pウェル電位固定領
域26上およびN+ ソース/ドレイン領域203b上に
それぞれコンタクトホール29a、29cおよび29d
を形成する。
【0084】CVD法を用いて全面に1000〜200
0Å程度の厚みを有するポリシリコン膜30を形成す
る。ポリシリコン膜30上の所定領域にレジスト36を
形成する。レジスト36をマスクとしてP型の不純物イ
オンを周辺回路部のポリシリコン膜30にイオン注入す
る。この後レジスト36を除去する。
【0085】次に、図25に示すように、ポリシリコン
膜30上の所定領域にレジスト37を形成する。レジス
ト37をマスクとしてN型の不純物イオンを周辺回路部
およびメモリセル部のポリシリコン膜30にイオン注入
する。この後レジスト37を除去する。
【0086】次に、図26に示すように、ポリシリコン
膜30(図25参照)上の所定領域にレジスト38を形
成した後レジスト38をマスクとしてポリシリコン膜3
0(図25参照)を異方性エッチングする。これによ
り、周辺回路部の配線パッド30a、30bおよびメモ
リセル部の埋込みビット線30cが形成される。この後
レジスト38を除去する。
【0087】次に、図27に示すように、全面に500
0〜7000Å程度の厚みを有する層間絶縁膜31を形
成した後、N+ ソース領域23b上と、N+ ソース/ド
レイン領域203c上とに、コンタクトホール31b、
29bとコンタクトホール31d、29dとを形成す
る。コンタクトホール31b、29b内でN+ ソース領
域23bに電気的に接続し、コンタクトホール31d、
29d内でN+ ソース/ドレイン領域203cに電気的
に接続するとともに、層間絶縁膜31の上部表面上に沿
って延びるようにN型のドープトポリシリコン層32を
形成する。その後ドープトポリシリコン層32上の所定
領域にレジスト221aを形成し、レジスト221aを
マスクとして周辺回路部上のドープトポリシリコン層3
2を異方性エッチングした後レジスト221aを除去す
る。これにより図28に示すような配線パッド32aが
形成される。
【0088】次に、図28に示すように、酸化膜211
を形成する。酸化膜211上の所定領域にレジスト22
1を形成する。レジスト221をマスクとして、メモリ
セル部の酸化膜211およびドープトポリシリコン層3
2を異方性エッチングする。これにより、図29に示さ
れるようなストレージノード32b,32c,32dお
よびパターニングされた酸化膜211がメモリセル部に
形成される。この後、レジスト221を除去する。
【0089】次に、図30に示すように、全面にドープ
トポリシリコン層212を形成した後、全面を異方性エ
ッチングする。これにより、図31に示されるような立
壁部212a,212b,212c,212dがメモリ
セル部に形成される。
【0090】次に、図32に示すように、メモリセル部
の立壁部212a,212bによって囲まれる領域およ
び、立壁部212c,212dによって囲まれる領域
に、レジスト222を形成する。さらに周辺回路部全面
に図33に示すようなレジスト222aを形成する。レ
ジスト222、222aをマスクとして、メモリセル部
上の酸化膜221をエッチングにより除去する。
【0091】次に、図34に示すように、全面を覆うよ
うにキャパシタ絶縁膜213を形成した後、そのキャパ
シタ絶縁膜213上にドープトポリシリコン層214を
形成する。そして、図35に示すように、メモリセル部
全面にレジスト39を形成した後、周辺回路部に位置す
るキャパシタ絶縁膜213およびドープトポリシリコン
層214をエッチングにより除去する。
【0092】次に、図36に示すように、全面に700
0〜12000Å程度の厚みを有する層間絶縁膜33を
形成した後層間絶縁膜33上の所定領域にレジスト40
を形成する。レジスト40をマスクとして周辺回路部の
層間絶縁膜33および31を異方性エッチングすること
によって、コンタクトホール33a(31a)、33
b、33c(31c)を形成する。この後レジスト40
を除去する。
【0093】次に、図37に示すように、コンタクトホ
ール33a(31a)、33b、33c(31c)を充
填するとともに層間絶縁膜33の上部表面上に沿って延
びるようにアルミ配線層(図示せず)を形成する。その
アルミ配線層上の所定領域にレジスト41を形成する。
レジスト41をマスクとしてそのアルミ配線層を異方性
エッチングすることによって、アルミ配線34a、34
bおよび34cを形成する。この後レジスト41を除去
することによって図23に示したような第2実施例の半
導体装置が完成される。
【0094】図38は、本発明の第3実施例による半導
体装置を示した断面図である。図38を参照して、この
第3実施例の半導体装置は、CMOS素子を有してい
る。
【0095】具体的には、この第3実施例の半導体装置
では、周辺回路部の半導体基板1の主表面上にはNウェ
ル42とPウェル43が隣接して形成されており、メモ
リセル部の半導体基板1の主表面上にはPウェル202
が形成されている。また、半導体基板1の主表面上の所
定領域にはフィールド酸化膜48が形成されている。周
辺回路部のNウェル42内にはP+ ドレイン領域44
a、P- ドレイン領域44c、P+ ソース領域44b、
- ソース領域44d、ゲート絶縁膜49a、ゲート電
極50aからなるPチャネルMOSトランジスタが形成
されている。Nウェル42のP+ ドレイン領域44aに
隣接する領域にはNウェル電位固定領域45が形成され
ている。
【0096】周辺回路部のPウェル43の主表面上に
は、N+ ドレイン領域46a、N- ドレイン領域46
c、N+ ソース領域46b、N- ソース領域46d、ゲ
ート絶縁膜49b、ゲート電極50bからなるNチャネ
ルMOSトランジスタが形成されている。周辺回路部の
Pウェル43のN+ ソース領域54bに隣接する領域に
はPウェル電位固定領域47が形成されている。Nウェ
ル42およびPウェル43の主表面およびゲート電極5
0aおよび50bを覆うように絶縁膜52が形成されて
いる。絶縁膜52にはコンタクトホール52a〜52f
が形成されている。
【0097】P+ ドレイン領域44a、P+ ソース領域
44b、N+ ドレイン領域46a、Pウェル電位固定領
域47上にはそれぞれコンタクトホール52b、52
a、52d、52fを介して配線パッド53b、53
a、53c、53dが電気的に接続されている。配線パ
ッド53a、53b、53dは、P型の不純物が導入さ
れたポリシリコン膜によって形成されており、配線パッ
ド53cはN型の不純物が導入されたポリシリコン膜に
よって形成されている。配線パッド53a、53b、5
3c、53dの膜厚は1000〜2000Å程度であ
る。
【0098】全面を覆うように5000〜7000Å程
度の厚みを有する層間絶縁膜54が形成されている。層
間絶縁膜54にはコンタクトホール54a〜54fが形
成されている。コンタクトホール54c、52c内でN
ウェル電位固定領域45に電気的に接続するとともに層
間絶縁膜54の上部表面上に沿って延びるように配線パ
ッド55aが形成されている。コンタクトホール54
e、52e内でN+ ソース領域46bに電気的に接続す
るとともに層間絶縁膜54の上部表面上に沿って延びる
ように配線パッド55bが形成されている。配線パッド
55aおよび55bは,ともにN型のドープトポリシリ
コン膜によって形成されており、その厚みは500〜1
500Å程度である。
【0099】さらに、全面を覆うように7000〜12
000Å程度の厚みを有する層間絶縁膜56、211が
形成されている。層間絶縁膜56、211にはコンタク
トホール56a〜56fが形成されている。コンタクト
56a、54a内で配線パッド53aに電気的に接続す
るとともに層間絶縁膜56の上部表面上に沿って延びる
ようにアルミ配線57aが形成されている。コンタクト
ホール56b、54b内で配線パッド53bに電気的に
接続するとともにコンタクトホール56c内で配線パッ
ド55aに電気的に接続するようにアルミ配線57bが
形成されている。
【0100】コンタクトホール56d、54d内で配線
パッド53cに電気的に接続するとともに層間絶縁膜5
6の上部表面上に沿って延びるようにアルミ配線57c
が形成されている。コンタクトホール56e内で配線パ
ッド55bに電気的に接続するとともにコンタクトホー
ル56f、54f内で配線パッド53dに電気的に接続
するようにアルミ配線57dが形成されている。アルミ
配線57a、57b、57cおよび57dはそれぞれ3
000〜4000Å程度の厚みで形成されている。
【0101】上記のように、この第3実施例において
も、周辺回路部の配線パッド53a〜53d、55a、
55bを設けている。これにより、その配線パッド53
a〜53d、55a、55bの高さ分だけコンタクトホ
ール56a(54a)、56b(54b)、56c、5
6d(54d)、56e、56f(54f)の深さが浅
くなる。この結果、コンタクトホール56a(54
a)、56b(54b)、56c、56d(54d)、
56e、56f(54f)の形成が容易になる。
【0102】一方、この第3実施例のメモリセル部の構
造は前述した第1実施例および第2実施例のメモリセル
の構造と基本的に同様である。すなわち、この第3実施
例のメモリセル部では、図38に示すように、Pウェル
202の主表面上にフィールド酸化膜48が形成されて
いる。またPウェル202の主表面上にN+ ソース/ド
レイン領域203a,203b,203c、N- ソース
/ドレイン領域204a,204b,204cが形成さ
れている。N+ ソース/ドレイン領域203aと203
bとの間に位置するPウェル202上にはゲート酸化膜
49cを介してゲート電極50cが形成されている。N
+ ソース/ドレイン領域203bと203cとの間に位
置するPウェル202上にはゲート酸化膜49dを介し
てゲート電極50dが形成されている。フィールド酸化
膜48上にはゲート電極50eが形成されている。
【0103】ゲート電極50c,50dおよび50eを
覆うように絶縁膜52が形成されている。コンタクトホ
ール52g内でN+ ソース/ドレイン領域203bに電
気的に接続するように埋込みビット線53eが形成され
ている。絶縁膜52および埋込みビット線53eを覆う
ように層間絶縁膜54が形成されている。絶縁膜52お
よび層間絶縁膜54のN+ ソース/ドレイン領域203
c上に位置する領域にはコンタクトホール52hおよび
54hがそれぞれ形成されている。コンタクトホール5
2hおよび54h内でN+ ソース/ドレイン領域203
cに電気的に接続するとともに層間絶縁膜54の上部表
面上に沿って延びるようにストレージノード55dが形
成されている。
【0104】ストレージノード55dと所定の間隔を隔
てた層間絶縁膜54上には、ストレージノード55cお
よび55eが形成されている。ストレージノード55c
の側面に接触するように上方に延びる立壁部212aが
形成されている。ストレージノード55dの両側面部分
に接触するように、上方に延びる立壁部212bおよび
212cが形成されている。ストレージノード55eの
側面に接触するように、上方に延びる立壁部212dが
形成されている。
【0105】なお、ストレージノード55c,55d,
55e、立壁部212a,212b,212c,212
dは、ポリシリコン層によって形成されている。ストレ
ージノード55c,55d,55e、および立壁部21
2a,212b,212c,212dを覆うようにキャ
パシタ絶縁膜213が形成されている。キャパシタ絶縁
膜213上にはポリシリコン層からなるキャパシタ上部
電極214が形成されている。キャパシタ上部電極21
4上には層間絶縁膜56が形成されており、層間絶縁膜
56上には所定の間隔を隔ててアルミ配線57eが形成
されている。
【0106】図39〜図51は、図38に示した第3実
施例の半導体装置の製造プロセスを説明するための断面
図である。図38〜図51を参照して、次に第3実施例
の半導体装置の製造プロセスについて説明する。
【0107】まず、図39に示すように、周辺回路部の
半導体基板1の主表面にNウェル42とPウェル43と
を隣接して形成するとともに、メモリセル部の半導体基
板1の主表面にPウェル202を形成する。半導体基板
1の主表面上の所定領域にフィールド酸化膜48をLO
COS法を用いて形成する。周辺回路部のNウェル42
の主表面上の所定領域にP+ ドレイン領域44a、P-
ドレイン領域44c、P+ ソース領域44b、P- ソー
ス領域44d、ゲート絶縁膜49a、ゲート電極50a
からなるPチャネルMOSトランジスタを形成する。ま
た、周辺回路部のNウェル42内のP+ ソース領域44
bに隣接するようにNウェル電位固定領域45を形成す
る。
【0108】周辺回路部のPウェル43の主表面上の所
定領域にN+ ドレイン領域46a、N- ドレイン領域4
6c、N+ ソース領域46b、N- ソース領域46d、
ゲート絶縁膜49b、ゲート電極50bからなるNチャ
ネルMOSトランジスタを形成する。Pウェル43のN
+ ソース領域46bに隣接する領域にPウェル電位固定
領域47を形成する。また、メモリセル部にN+ ソース
/ドレイン領域203a、203b、203c、N-
ース/ドレイン領域204a、204b、204c、ゲ
ート電極50c、50d、50eを形成する。ゲート電
極50a,50b、50c、50d、50eの上部表面
および側部表面を覆うように絶縁膜51a、51b、5
1c、51d、51eを形成する。
【0109】次に、図40に示すように、全面を覆うよ
うに1000〜2000Å程度の厚みで絶縁膜を形成し
た後、その絶縁膜52の所定領域にコンタクトホール5
2a、52b、52d、53f、52gを形成する。そ
の後、CVD法を用いて全面に1000〜2000Å程
度の厚みを有するポリシリコン膜53を形成する。
【0110】次に、図41に示すように、ポリシリコン
膜53上の所定領域にレジスト58を形成する。レジス
ト58をマスクとしてP型の不純物を周辺回路部のポリ
シリコン膜53にイオン注入する。この後レジスト58
を除去する。
【0111】次に、図42に示すように、ポリシリコン
膜53上の所定領域にレジスト59を形成する。レジス
ト59をマスクとしてN型の不純物を周辺回路部および
メモリセル部のポリシリコン膜53にイオン注入する。
この後レジスト59を除去する。
【0112】次に、図43に示すように、ポリシリコン
膜53上の所定領域にレジスト60を形成する。レジス
ト60をマスクとしてポリシリコン膜53を異方性エッ
チングすることによって、図44に示されるような周辺
回路部の配線パッド53a、53b、53cおよび53
dと、メモリセル部の埋込みビット線53eとが形成さ
れる。
【0113】次に、図45に示すように、全面に500
0〜7000Å程度の厚みを有する層間絶縁膜54を形
成する。絶縁膜52および層間絶縁膜54の、Nウェル
電位固定領域45上に位置する領域およびN+ ソース領
域46b上に位置する領域ならびにN+ ソース/ドレイ
ン領域203c上に位置する領域に、それぞれコンタク
トホール52c、54c、52e、54e、52h、5
4hを形成する。
【0114】次に、図46に示すように、コンタクトホ
ール52c、54c、52e、54e、52h、54h
を充填するとともに層間絶縁膜54の上部表面上に沿っ
て延びるようにN型のドープトポリシリコン層55を形
成する。その後ドープトポリシリコン層55上の所定領
域にレジスト221aを形成し、レジスト221aをマ
スクとして周辺回路部上のドープトポリシリコン層55
を異方性エッチングした後レジスト221aを除去す
る。これにより図47に示すような配線パッド55a、
55bが形成される。
【0115】次に図47に示すように、酸化膜56を形
成する。酸化膜56上の所定領域にレジスト221を形
成する。レジスト221をマスクとして、メモリセル部
の酸化膜56とドープトポリシリコン層55との所定領
域を異方性エッチングする。これにより、図48に示さ
れるような、ストレージノード55c,55d,55e
と、パターニングされた酸化膜56とがメモリセル部に
形成される。この後レジスト221を除去する。そし
て、図13〜図18に示した第1実施例の半導体装置の
製造プロセスと同様のプロセスを経て、図49に示され
た構造が形成される。この後レジスト61を除去する。
【0116】次に、図50に示すように、全面に700
0〜12000Å程度の厚みを有する層間絶縁膜56を
形成した後層間絶縁膜56上の所定領域にレジスト62
を形成する。そしてレジスト62をマスクとして周辺回
路部に位置する層間絶縁膜56および54を異方性エッ
チングする。これにより、コンタクトホール56a(5
4a)、56b(54b)、56c、56d(54
d)、56e、56f(54f)が形成される。
【0117】本実施例ではこのように周辺回路部の配線
パッド53a〜53d、54a、54b上にコンタクト
ホール56a(54a)、56b(54b)、56c、
56d(54d)、56e、56f(54f)を形成す
るので、コンタクトホール56a(54a)、56b
(54b)、56c、56d(54d)、56e、56
f(54f)の深さが浅くなる。この結果、周辺回路部
のコンタクトホール56a(54a)、56b(54
b)、56c、56d(54d)、56e、56f(5
4f)を容易に形成することができる。
【0118】次に、図51に示すように、コンタクトホ
ール56a(54a)、56b(54b)、56c、5
6d(54d)、56e、56f(54f)を充填する
とともに層間絶縁膜56の上部表面上に沿って延びるよ
うにアルミ配線層57を形成する。アルミ配線層57は
3000〜4000Å程度の厚みで形成する。アルミ配
線層57上の所定領域にレジスト63を形成する。レジ
スト63をマスクとしてアルミ配線層57を異方性エッ
チングすることによって、図38に示した形状のアルミ
配線57a、57b、57c、57dおよび57eを得
ることができる。その後レジスト63(図51参照)を
除去する。このようにして図38に示した第3実施例の
半導体装置が完成される。
【0119】図52は、本発明の第4実施例による半導
体装置の周辺回路部を示した平面図であり、図53は図
52に示した周辺回路部の300−300線に沿った部
分およびメモリセル部の断面図である。図52および図
53を参照して、この第4実施例では、図2に示した第
1実施例と異なり、周辺回路部の配線パッド65aおよ
び65bと、メモリセル部の埋込みビット線65cとを
たとえばタングステンなどの高融点金属によって形成し
ている。これにより、図2に示した第1実施例に比べて
パッド65a、65b部分の配線抵抗および埋込みビッ
ト線65cの配線抵抗を低減することができる。
【0120】また、この第4実施例では、図2に示した
第1実施例と異なり、周辺回路部のP+ ソース領域3b
およびNウェル電位固定領域6に共通の配線パッド65
bを形成している。これにより、P+ ドレイン領域3
a、P+ ソース領域3b、Nウェル電位固定領域6上に
形成される配線パッド65aおよび65bを同一工程で
形成することができる。この結果、図2に示した第1実
施例の構造に比べて製造プロセスを簡略化することがで
きる。なお、この第4実施例では周辺回路部がPチャネ
ルMOSトランジスタを有する場合を示したが、周辺回
路部がNチャネルMOSトランジスタを有する場合も同
様の効果を得ることができる。
【0121】図54〜図56は、図53に示した第4実
施例の半導体装置の製造プロセスを説明するための断面
図である。図53〜図56を参照して、次に第4実施例
の半導体装置の製造プロセスについて説明する。
【0122】まず、図54に示すように、図3で説明し
た第1実施例の半導体装置の製造プロセスと同様のプロ
セスを用いて、Nウェル2、Pウェル202、フィール
ド酸化膜7、P+ ドレイン領域3a、P- ドレイン領域
3c、P+ ソース領域3b、P- ソース領域3d、N+
ソース/ドレイン領域203a、203b、203c、
- ソース/ドレイン領域204a、204b、204
c、ゲート絶縁膜4a、4b、4cおよびゲート電極5
a、5b、5cを形成する。ゲート電極5a、5b、5
cを覆うように絶縁膜(図示せず)を形成した後、さら
に全面を覆うように1000〜2000Å程度の厚みで
絶縁膜9を形成する。
【0123】絶縁膜9のP+ ドレイン領域3a、P+
ース領域3b、Nウェル電位固定領域6、N+ ソース/
ドレイン領域203b上に位置する領域に、それぞれコ
ンタクトホール9a、9b、9cおよび9dを形成す
る。この後、CVD法などを用いて全面に1000〜2
000Å程度の厚みを有するタングステン層65を形成
する。タングステン層65上の所定領域にレジスト68
を形成する。
【0124】この後、レジスト68をマスクとしてタン
グステン層65を異方性エッチングすることによって、
図55に示されるような、周辺回路部のタングステン層
からなる配線パッド65aおよび65bと、メモリセル
部のタングステン層からなる埋込みビット線65cとが
形成される。この後、レジスト68を除去する。
【0125】次に、図56に示すように、全面に500
0〜7000Å程度の厚みを有する層間絶縁膜66を形
成する。
【0126】この後、図82〜図89に示した従来のプ
ロセスと同様のプロセスを経て、レジスト69までの構
造を形成する。そのレジスト69をマスクとして周辺回
路部の層間絶縁膜66、67および207を異方性エッ
チングする。これにより、周辺回路部のコンタクトホー
ル66a、66bおよび66cが形成される。この実施
例においても、配線パッド65aおよび65b上にコン
タクトホール66a、66b、66cが形成されるの
で、配線パッド65a、65bの高さ分だけコンタクト
ホール66a、66b、66cの深さが浅くなる。これ
により、半導体装置の高集積化に伴って積層化が進み半
導体基板1の表面から層間絶縁膜66の上部表面までの
高さが高くなったとしても、周辺回路部のコンタクトホ
ール66a、66bおよび66cを容易に形成すること
ができる。
【0127】図57は、本発明の第5実施例による周辺
回路部の半導体装置を示した平面図であり、図58は図
57に示した周辺回路部の400−400線に沿った部
分およびメモリセル部の断面図である。図57および図
58を参照して、この第5実施例の半導体装置では、図
53に示した第4実施例と異なり、周辺回路部のP+
ース領域3bおよびNウェル電位固定領域6に接続され
る配線パッド73aのみを高融点金属から形成してい
る。そして周辺回路部のP+ ドレイン領域3aに接続さ
れる配線パッド71aはポリシリコンによって形成して
いる。
【0128】また、ポリシリコンからなる配線パッド7
1aを覆うように層間絶縁膜72、74および207が
形成されている。層間絶縁膜72および74にはコンタ
クトホール72a、72b、72c、74a、74b、
74cが形成されている。コンタクトホール74b、7
2b、9b、74c、72c、9cを充填するとともに
層間絶縁膜74の上部表面上に沿って延びるように高融
点金属からなる配線パッド73aが形成されている。
【0129】つまり、配線パッド73aはP+ ソース領
域3bとNウェル電位固定領域6との両方に電気的に接
続されている。なお、配線パッド71aの厚みは100
0〜2000Å程度であり、層間絶縁膜72および74
の厚みは5000〜12000Å程度であり、配線パッ
ド73aの厚みは1000〜2000Å程度である。
【0130】層間絶縁膜74および配線パッド73aを
覆うように7000〜12000Å程度の厚みを有する
層間絶縁膜76が形成されている。層間絶縁膜76のコ
ンタクトホール72a、74a上に位置する領域および
配線パッド73a上に位置する領域には、コンタクトホ
ール76a、76bおよび76cが形成されている。
【0131】コンタクトホール72a、74a、76a
内で配線パッド71aに電気的に接続するとともに層間
絶縁膜76の上部表面上に沿って延びるようにアルミ配
線75aが形成されている。コンタクトホール76b、
76c内で配線パッド73aに電気的に接続するととも
に層間絶縁膜76上に沿って延びるようにアルミ配線7
5bが形成されている。アルミ配線75aおよび75b
はともに3000〜4000Å程度の厚みを有してい
る。
【0132】この第5実施例では、上述した第4実施例
と同様に、P+ ソース領域3b、Nウェル電位固定領域
6に電気的に接続する周辺回路部の配線パッド73aを
高融点金属によって形成しているので、図2に示した第
1実施例に比べて、配線パッド73a部分の配線抵抗を
低減することができる。また、この第5実施例では、上
述した第1実施例〜第4実施例と同様に、周辺回路部に
配線パッド71aおよび73aを設けることによって、
その配線パッド71a、73aの高さ分だけコンタクト
ホール76a(74a、72a)、76b、76cの深
さを浅くすることができる。これにより、半導体装置の
高集積化に伴って積層化が進み半導体基板1表面から層
間絶縁膜76の上部表面までの高さが高くなったとして
も、周辺回路部のコンタクトホール76a(74a、7
2a)、76b、76cを容易に形成することができ
る。
【0133】なお、この第5実施例のメモリセル部につ
いては、キャパシタ上部電極214上に2層の層間絶縁
膜74および76が存在すること以外は、前述した第1
実施例〜第3実施例のメモリセル部の構造と同じ構造で
ある。
【0134】図59〜図67は、図58に示した第5実
施例の半導体装置の製造プロセスを説明するための断面
構造図である。図58〜図67を参照して、次に第5実
施例の半導体装置の製造プロセスについて説明する。
【0135】まず、図59に示すように、図3で説明し
た第1実施例の半導体装置の製造プロセスと同様のプロ
セスを用いて、半導体基板1上にNウェル2、Pウェル
202、フィールド酸化膜7、P+ ドレイン領域3a、
- ドレイン領域3c、P+ソース領域3b、P- ソー
ス領域3d、Nウェル電位固定領域6、N+ ソース/ド
レイン領域203a、203b、203c、N- ソース
/ドレイン領域204a、204b、204c、ゲート
絶縁膜4a、4b、4cおよびゲート電極5a5b、5
cを形成する。この後、全面を覆うように1000〜2
000Å程度の厚みを有する絶縁膜9を形成する。絶縁
膜9のP+ ドレイン領域3aおよびN+ソース/ドレイ
ン領域203b上に位置する領域にコンタクトホール9
aおよび9dをそれぞれ形成する。
【0136】全面にCVD法などを用いて1000〜2
000Å程度の厚みを有するポリシリコン膜71を形成
する。ポリシリコン膜71上の所定領域にレジスト76
aを形成した後、このレジスト76aをマスクとしてP
型の不純物イオンを周辺回路部のポリシリコン膜71に
イオン注入する。この後レジスト76aを除去する。次
の図60に示すようにポリシリコン膜71上の所定領域
にレジスト76bを形成した後、このレジスト76bを
マスクとしてN型の不純物イオンをポリシリコン膜71
にイオン注入する。この後レジスト76bを除去する。
この後、ポリシリコン膜71上の所定領域にレジスト7
6を形成する。レジスト76をマスクとしてポリシリコ
ン膜71を異方性エッチングすることによって、図61
に示されるような周辺回路部の配線パッド71aとメモ
リセル部の埋込みビット線71bとが形成される。この
後、レジスト76を除去する。
【0137】次に、図62に示すように、全面に500
0〜7000Å程度の厚みを有する層間絶縁膜72を形
成する。絶縁膜9および層間絶縁膜72のN+ ソース/
ドレイン領域203c上に位置する領域に、コンタクト
ホール9eおよび72dを形成する。
【0138】次に、図84〜図88に示した従来の製造
プロセスと同様の製造プロセスを用いて、キャパシタ上
部電極214までを形成する。この後、周辺回路部のキ
ャパシタ絶縁膜213およびキャパシタ上部電極214
を除去する。
【0139】次に、図64に示すように、全面に700
0〜12000Å程度の厚みを有する層間絶縁膜74を
形成する。この後、絶縁膜9、層間絶縁膜72および7
4の、P+ ソース領域3bおよびNウェル電位固定領域
6上に位置する領域に、それぞれ図65に示されるよう
なコンタクトホール74b(72b、9b)、74c
(72c、9c)を形成する。
【0140】次に、図65に示すように、コンタクトホ
ール74b(72b、9b)、74c(71c、9c)
を充填するとともに層間絶縁膜74の上部表面上に沿っ
て延びるようにタングステン層(図示せず)を形成す
る。このタングステン層は、CVD法などを用いて10
00〜2000Å程度の厚みで形成する。周辺回路部に
位置するタングステン層上の所定領域にレジスト(図示
せず)を形成する。そのレジストをマスクとしてタング
ステン層を異方性エッチングすることによって、図65
に示されるようなタングステンからなる配線パッド73
aが形成される。この後、レジストを除去する。
【0141】次に、図66に示すように、全面に700
0〜12000Å程度の厚みを有する層間絶縁膜76を
形成した後、その層間絶縁膜76上の所定領域にレジス
ト77を形成する。レジスト77をマスクとして層間絶
縁膜76、74および72を異方性エッチングすること
によって、コンタクトホール76a(74a、72
a)、76bおよび76cを形成する。この後、レジス
ト77を除去する。なお、このコンタクトホール76a
(74a,72a)、76b、76cの形成も、パッド
層71a、73aを設けているため容易になる。
【0142】次に、図67に示すように、コンタクトホ
ール76a(74a、72a)、76b、76cを充填
するとともに層間絶縁膜76の上部表面上に沿って延び
るようにアルミ配線層(図示せず)を形成する。その
後、そのアルミ配線層上の所定領域にレジスト78を形
成する。レジスト78をマスクとしてアルミ配線層を異
方性エッチングすることによって、アルミ配線75aお
よび75bを形成する。この後、レジスト78を除去す
ることによって、図58に示したような第5実施例の半
導体装置が完成される。
【0143】図68は、本発明の第6実施例による半導
体装置の周辺回路部を示した平面図であり、図69は図
68に示した周辺回路部の500−500線に沿った部
分およびメモリセル部の断面図である。図68および図
69を参照して、この第6実施例では、周辺回路部の配
線パッド83a、83b、83cおよび83dを、ポリ
シリコン膜81a、81b、81c、81d、81e、
81fとタングステンシリサイド層82a、82b、8
2c、82dとの2層構造によって形成している。
【0144】具体的には、P+ ドレイン領域3aに電気
的に接続される配線パッド83aは、ポリシリコン膜8
1aとタングステンシリサイド膜82aとの2層構造か
らなる。配線パッド83bは、P+ ソース領域3bに電
気的に接続されたポリシリコン膜81bおよびNウェル
電位固定領域6に電気的に接続されたポリシリコン膜8
1cと、ポリシリコン膜81b、81cの上部表面上に
形成されたタングステンシリサイド膜82bとからな
る。
【0145】配線パッド83cは、N+ ドレイン領域2
3aに電気的に接続されたポリシリコン膜81dとタン
グステンシリサイド膜82cとの2層構造からなる。ま
た、配線パッド83dは、N+ ソース領域23bに電気
的に接続されたポリシリコン膜81eおよびPウェル電
位固定領域26に電気的に接続されたポリシリコン膜8
1fと、ポリシリコン膜81e、81fの上部表面上に
形成されたタングステンシリサイド膜82dとからな
る。ポリシリコン膜81a、81b、81eにはP型の
不純物が導入されており、ポリシリコン膜81c、81
d、81eにはN型の不純物が導入されている。また、
ポリシリコン膜81bと81c、ポリシリコン膜81e
と81fは、同じ層で形成されており、同一の厚みを有
している。ポリシリコン膜81a、81b、81c、8
1d、81e、81fはそれぞれ1000〜2000Å
程度の厚みを有しており、タングステンシリサイド膜8
2a、82b、82cおよび82dはともに500〜1
500Å程度の厚みを有している。
【0146】また、全面を覆うように5000〜100
00Å程度の厚みを有する層間絶縁膜84および700
0〜12000Å程度の厚みを有する層間絶縁膜95が
形成されている。層間絶縁膜84、95の配線パッド8
3a、83b、83c、83d上に位置する領域には、
コンタクトホール84a、95a、84b、95b、8
4c、95c、84d、94d、84e、94e、84
f、95fが形成されている。コンタクトホール84
a、95a内でタングステンシリサイド層82aに電気
的に接続されるとともに層間絶縁膜95の上部表面上に
沿って延びるようにアルミ配線85aが形成されてい
る。コンタクトホール84b、95b、84c95c内
でタングステンシリサイド層82bに電気的に接続され
るとともに層間絶縁膜95の上部表面上に沿って延びる
ようにアルミ配線85bが形成されている。
【0147】また、コンタクトホール84d、95d内
でタングステンシリサイド層82dに電気的に接続され
るとともに層間絶縁膜95の上部表面上に沿って延びる
ようにアルミ配線85cが形成されている。コンタクト
ホール84e、95e、84f、95f内でタングステ
ンシリサイド層82dに電気的に接続されるとともに層
間絶縁膜95の上部表面上に沿って延びるようにアルミ
配線85dが形成されている。
【0148】ここで、この第6実施例では、周辺回路部
の配線パッド83a、83b、83cおよび83dをポ
リシリコン膜81a、81b、81c、81d、81
e、81fとタングステンシリサイド層82a、82
b、82c、82dとの2層構造にすることによって、
ポリシリコン膜のみによって配線パッドを形成する場合
に比べて配線パッド部分の配線抵抗を有効に低減するこ
とができる。
【0149】また、この第6実施例においても、上述し
た第1〜第5実施例と同様に、周辺回路部に配線パッド
83a、83b、83cおよび83dを設けることによ
って、その配線パッド83a、83b、83cおよび8
3dの高さ分だけコンタクトホール84a、95a、8
4b、95b、84c、95c、84d、95d、84
e、95e、84f、95fの深さが浅くなる。これに
より、層間絶縁膜95の上部表面の高さが高くなったと
しても、コンタクトホール84a〜84f、95a〜9
5fを容易に形成することができる。
【0150】なお、この第6実施例のメモリセル部の構
造は、埋込みビット線がポリシリコン膜81gとタング
ステンシリサイド層82eとの2層構造に構成されてい
ること以外は、前述した第1実施例〜第4実施例のメモ
リセル構造と同じ構造を有する。
【0151】図70〜図74は、図69に示した第6実
施例の半導体装置の製造プロセスを説明するための断面
構造図である。図69〜図74を参照して、次に第6実
施例の半導体装置の製造プロセスについて説明する。
【0152】まず、図70に示すように、図39で説明
した第3実施例の半導体装置の製造プロセスと同様のプ
ロセスを用いて、半導体基板1上にNウェル2、Pウェ
ル22、Pウェル202、フィールド酸化膜7、P+
レイン領域3a、P- ドレイン領域3c、P+ ソース領
域3b、P- ソース領域3d、Nウェル電位固定領域
6、N+ ドレイン領域23a、N+ ソース領域23b、
- ドレイン領域23c、N- ソース領域23d、Pウ
ェル電位固定領域26、N+ ソース/ドレイン領域20
3a、203b、203c、N- ソース/ドレイン領域
204a、204b、204c、ゲート絶縁膜4a、4
b、4c、4d、ゲート電極5a、5b、5c、5d、
5eを形成する。この後、全面を覆うように1000〜
2000Å程度の厚みを有する絶縁膜9を形成した後、
絶縁膜9にコンタクトホール9a、9b、9c、9d、
9e、9f、9gを開口する。CVD法を用いて全面に
1000〜2000Å程度の厚みを有するポリシリコン
膜81を形成する。ポリシリコン膜81の所定領域にレ
ジスト86を形成する。レジスト86をマスクとして周
辺回路部のポリシリコン膜81にP型の不純物をイオン
注入する。この後レジスト86を除去する。
【0153】次に、図71に示すように、ポリシリコン
膜81上の所定領域にレジスト87を形成する。レジス
ト87をマスクとしてN型の不純物をイオン注入する。
この後レジスト87を除去する。
【0154】次に、図72に示すように、全面にスパッ
タリング法を用いて500〜1500Å程度の厚みを有
するタングステンシリサイド層82を形成する。タング
ステンシリサイド層82上の所定領域にレジスト88を
形成する。レジスト88をマスクとしてタングステンシ
リサイド層82およびポリシリコン膜81を異方性エッ
チングすることによって、図73に示されるような形状
のポリシリコン膜81a、81b、81c、81d、8
1e、81f、81gおよびタングステンシリサイド層
82a、82b、82c、82d、82eが形成され
る。これにより、ポリシリコン膜81aとタングステン
シリサイド層82aとからなる配線パッド83aと、ポ
リシリコン膜81b、81cとタングステンシリサイド
層82bとからなる配線パッド83bと、ポリシリコン
膜81dとタングステンシリサイド層82cとからなる
配線パッド83cと、ポリシリコン膜81e、81fと
タングステンシリサイド層82dとからなる配線パッド
83dと、ポリシリコン膜81gとタングステンシリサ
イド層82eとからなる埋込みビット線とが形成され
る。この後レジスト88を除去する。
【0155】次に、図74に示すように、全面に500
0〜10000Å程度の厚みを有する層間絶縁膜84を
形成する。
【0156】この後、図45〜図51に示した第3実施
例の半導体装置の製造プロセスと同様のプロセスを用い
て、レジスト89までを形成する。その後レジスト89
をマスクとしてアルミ配線層(図示せず)を異方性エッ
チングすることによって、アルミ配線85a〜85eを
形成する。この後、レジスト89を除去することによっ
て、図69に示した第6実施例の半導体装置が完成され
る。
【0157】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の半導体装
置によれば、電位固定領域上にパッド層を設け、そのパ
ッド層の上方に第2の層間絶縁層の第2の開口を形成す
ることによって、半導体装置の高集積化に伴って半導体
基板表面から第2の層間絶縁層の上部表面までの高さが
高くなったとしても、電位固定領域への配線のための第
2の開口を容易に形成することができる。
【0158】請求項2〜4に記載の半導体装置によれ
ば、ソース領域、ドレイン領域、電位固定領域上にそれ
ぞれ第1、第2および第3のパッド層を形成し、その第
1、第2および第3のパッド層の上方に層間絶縁層の第
1、第2および第3の開口をそれぞれ形成することによ
って、半導体装置の高集積化に伴って積層化が進行する
ことにより半導体基板表面から層間絶縁層の上部表面ま
での高さが高くなったとしても、容易にソース領域、ド
レイン領域および電位固定領域への配線のための開口を
形成することができる。また、第1のパッド層と第3の
パッド層とを互いに電気的に接続するとともに第1およ
び第3のパッド層をともに高融点金属によって形成すれ
ば、第1および第3のパッド層部分の配線抵抗を有効に
低減することができる。さらに、第1のパッド層と第3
のパッド層とを電気的に接続するとともに第1および第
3のパッド層をともに多結晶シリコン層と金属シリサイ
ド層との2層構造に形成することによっても、第1およ
び第3のパッド層部分の配線抵抗を低減することができ
る。
【0159】請求項5に記載の半導体装置の製造方法に
よれば、半導体領域の電位を固定するための電位固定領
域上にパッド層を形成し、そのパッド層の上方に層間絶
縁層の開口を形成することによって、従来に比べてパッ
ド層の高さ分だけ開口の深さが浅くなる。これにより、
半導体装置の高集積化に伴って層間絶縁層の高さが高く
なったとしても、容易に電位固定領域への配線のための
開口を形成することができる。
【0160】請求項6に記載の半導体装置の製造方法に
よれば、ソース領域、ドレイン領域、電位固定領域上に
それぞれ第1、第2および第3のパッド層を形成し、そ
の第1、第2および第3のパッド層の上方に層間絶縁層
の第1、第2および第3の開口をそれぞれ形成すること
によって、従来に比べて第1、第2および第3のパッド
層の高さ分だけ第1、第2および第3の開口の深さが浅
くなる。これにより、半導体装置の高集積化に伴って積
層化が進み層間絶縁層の高さが高くなったとしても、第
1、第2および第3の開口を容易に形成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例による半導体装置の周辺
回路部を示した平面図である。
【図2】 図1に示した周辺回路部の100−100線
に沿った部分およびメモリセル部の断面図である。
【図3】 図2に示した第1実施例の半導体装置の製造
プロセスの第1工程を説明するための断面図である。
【図4】 図2に示した第1実施例の半導体装置の製造
プロセスの第2工程を説明するための断面図である。
【図5】 図2に示した第1実施例の半導体装置の製造
プロセスの第3工程を説明するための断面図である。
【図6】 図2に示した第1実施例の半導体装置の製造
プロセスの第4工程を説明するための断面図である。
【図7】 図2に示した第1実施例の半導体装置の製造
プロセスの第5工程を説明するための断面図である。
【図8】 図2に示した第1実施例の半導体装置の製造
プロセスの第6工程を説明するための断面図である。
【図9】 図2に示した第1実施例の半導体装置の製造
プロセスの第7工程を説明するための断面図である。
【図10】 図2に示した第1実施例の半導体装置の製
造プロセスの第8工程を説明するための断面図である。
【図11】 図2に示した第1実施例の半導体装置の製
造プロセスの第9工程を説明するための断面図である。
【図12】 図2に示した第1実施例の半導体装置の製
造プロセスの第10工程を説明するための断面図であ
る。
【図13】 図2に示した第1実施例の半導体装置の製
造プロセスの第11工程を説明するための断面図であ
る。
【図14】 図2に示した第1実施例の半導体装置の製
造プロセスの第12工程を説明するための断面図であ
る。
【図15】 図2に示した第1実施例の半導体装置の製
造プロセスの第13工程を説明するための断面図であ
る。
【図16】 図2に示した第1実施例の半導体装置の製
造プロセスの第14工程を説明するための断面図であ
る。
【図17】 図2に示した第1実施例の半導体装置の製
造プロセスの第15工程を説明するための断面図であ
る。
【図18】 図2に示した第1実施例の半導体装置の製
造プロセスの第16工程を説明するための断面図であ
る。
【図19】 図2に示した第1実施例の半導体装置の製
造プロセスの第17工程を説明するための断面図であ
る。
【図20】 図2に示した第1実施例の半導体装置の製
造プロセスの第18工程を説明するための断面図であ
る。
【図21】 図2に示した第1実施例の半導体装置の製
造プロセスの第19工程を説明するための断面図であ
る。
【図22】 本発明の第2実施例による半導体装置の周
辺回路部を示した平面図である。
【図23】 図22に示した周辺回路部の200−20
0線に沿った部分およびメモリセル部の断面図である。
【図24】 図23に示した第2実施例の半導体装置の
製造プロセスの第1工程を説明するための断面図であ
る。
【図25】 図23に示した第2実施例の半導体装置の
製造プロセスの第2工程を説明するための断面図であ
る。
【図26】 図23に示した第2実施例の半導体装置の
製造プロセスの第3工程を説明するための断面図であ
る。
【図27】 図23に示した第2実施例の半導体装置の
製造プロセスの第4工程を説明するための断面図であ
る。
【図28】 図23に示した第2実施例の半導体装置の
製造プロセスの第5工程を説明するための断面図であ
る。
【図29】 図23に示した第2実施例の半導体装置の
製造プロセスの第6工程を説明するための断面図であ
る。
【図30】 図23に示した第2実施例の半導体装置の
製造プロセスの第7工程を説明するための断面図であ
る。
【図31】 図23に示した第2実施例の半導体装置の
製造プロセスの第8工程を説明するための断面図であ
る。
【図32】 図23に示した第2実施例の半導体装置の
製造プロセスの第9工程を説明するための断面図であ
る。
【図33】 図23に示した第2実施例の半導体装置の
製造プロセスの第10工程を説明するための断面図であ
る。
【図34】 図23に示した第2実施例の半導体装置の
製造プロセスの第11工程を説明するための断面図であ
る。
【図35】 図23に示した第2実施例の半導体装置の
製造プロセスの第12工程を説明するための断面図であ
る。
【図36】 図23に示した第2実施例の半導体装置の
製造プロセスの第13工程を説明するための断面図であ
る。
【図37】 図23に示した第2実施例の半導体装置の
製造プロセスの第14工程を説明するための断面図であ
る。
【図38】 本発明の第3実施例による半導体装置の周
辺回路部およびメモリセル部を示した断面図である。
【図39】 図38に示した第3実施例の半導体装置の
製造プロセスの第1工程を説明するための断面図であ
る。
【図40】 図38に示した第3実施例の半導体装置の
製造プロセスの第2工程を説明するための断面図であ
る。
【図41】 図38に示した第3実施例の半導体装置の
製造プロセスの第3工程を説明するための断面図であ
る。
【図42】 図38に示した第3実施例の半導体装置の
製造プロセスの第4工程を説明するための断面図であ
る。
【図43】 図38に示した第3実施例の半導体装置の
製造プロセスの第5工程を説明するための断面図であ
る。
【図44】 図38に示した第3実施例の半導体装置の
製造プロセスの第6工程を説明するための断面図であ
る。
【図45】 図38に示した第3実施例の半導体装置の
製造プロセスの第7工程を説明するための断面図であ
る。
【図46】 図38に示した第3実施例の半導体装置の
製造プロセスの第8工程を説明するための断面図であ
る。
【図47】 図38に示した第3実施例の半導体装置の
製造プロセスの第9工程を説明するための断面図であ
る。
【図48】 図38に示した第3実施例の半導体装置の
製造プロセスの第10工程を説明するための断面図であ
る。
【図49】 図38に示した第3実施例の半導体装置の
製造プロセスの第11工程を説明するための断面図であ
る。
【図50】 図38に示した第3実施例の半導体装置の
製造プロセスの第12工程を説明するための断面図であ
る。
【図51】 図38に示した第3実施例の半導体装置の
製造プロセスの第13工程を説明するための断面図であ
る。
【図52】 本発明の第4実施例による半導体装置の周
辺回路部を示した平面図である。
【図53】 図52に示した周辺回路部の300−30
0線に沿った部分およびメモリセル部の断面図である。
【図54】 図53に示した第4実施例の半導体装置の
製造プロセスの第1工程を説明するための断面図であ
る。
【図55】 図53に示した第4実施例の半導体装置の
製造プロセスの第2工程を説明するための断面図であ
る。
【図56】 図53に示した第4実施例の半導体装置の
製造プロセスの第3工程を説明するための断面図であ
る。
【図57】 本発明の第5実施例による半導体装置の周
辺回路部を示した平面図である。
【図58】 図57に示した周辺回路部の400−40
0線に沿った部分およびメモリセル部の断面図である。
【図59】 図58に示した第5実施例の半導体装置の
製造プロセスの第1工程を説明するための断面図であ
る。
【図60】 図58に示した第5実施例の半導体装置の
製造プロセスの第2工程を説明するための断面図であ
る。
【図61】 図58に示した第5実施例の半導体装置の
製造プロセスの第3工程を説明するための断面図であ
る。
【図62】 図58に示した第5実施例の半導体装置の
製造プロセスの第4工程を説明するための断面図であ
る。
【図63】 図58に示した第5実施例の半導体装置の
製造プロセスの第5工程を説明するための断面図であ
る。
【図64】 図58に示した第5実施例の半導体装置の
製造プロセスの第6工程を説明するための断面図であ
る。
【図65】 図58に示した第5実施例の半導体装置の
製造プロセスの第7工程を説明するための断面図であ
る。
【図66】 図58に示した第5実施例の半導体装置の
製造プロセスの第8工程を説明するための断面図であ
る。
【図67】 図58に示した第5実施例の半導体装置の
製造プロセスの第9工程を説明するための断面図であ
る。
【図68】 本発明の第6実施例による半導体装置の周
辺回路部を示した平面図である。
【図69】 図68に示した周辺回路部の500−50
0に沿った部分およびメモリセル部の断面図である。
【図70】 図69に示した第6実施例の半導体装置の
製造プロセスの第1工程を説明するための断面図であ
る。
【図71】 図69に示した第6実施例の半導体装置の
製造プロセスの第2工程を説明するための断面図であ
る。
【図72】 図69に示した第6実施例の半導体装置の
製造プロセスの第3工程を説明するための断面図であ
る。
【図73】 図69に示した第6実施例の半導体装置の
製造プロセスの第4工程を説明するための断面図であ
る。
【図74】 図69に示した第6実施例の半導体装置の
製造プロセスの第5工程を説明するための断面図であ
る。
【図75】 従来の半導体装置の周辺回路部を示した平
面図である。
【図76】 図75に示した周辺回路部の600−60
0に沿った部分およびメモリセル部の断面図である。
【図77】 図76に示した従来の半導体装置の製造プ
ロセスの第1工程を説明するための断面図である。
【図78】 図76に示した従来の半導体装置の製造プ
ロセスの第2工程を説明するための断面図である。
【図79】 図76に示した従来の半導体装置の製造プ
ロセスの第3工程を説明するための断面図である。
【図80】 図76に示した従来の半導体装置の製造プ
ロセスの第4工程を説明するための断面図である。
【図81】 図76に示した従来の半導体装置の製造プ
ロセスの第5工程を説明するための断面図である。
【図82】 図76に示した従来の半導体装置の製造プ
ロセスの第6工程を説明するための断面図である。
【図83】 図76に示した従来の半導体装置の製造プ
ロセスの第7工程を説明するための断面図である。
【図84】 図76に示した従来の半導体装置の製造プ
ロセスの第8工程を説明するための断面図である。
【図85】 図76に示した従来の半導体装置の製造プ
ロセスの第9工程を説明するための断面図である。
【図86】 図76に示した従来の半導体装置の製造プ
ロセスの第10工程を説明するための断面図である。
【図87】 図76に示した従来の半導体装置の製造プ
ロセスの第11工程を説明するための断面図である。
【図88】 図76に示した従来の半導体装置の製造プ
ロセスの第12工程を説明するための断面図である。
【図89】 図76に示した従来の半導体装置の製造プ
ロセスの第13工程を説明するための断面図である。
【図90】 図76に示した従来の半導体装置の製造プ
ロセスの第14工程を説明するための断面図である。
【図91】 図76に示した従来の半導体装置の製造プ
ロセスの第15工程を説明するための断面図である。
【図92】 図76に示した従来の半導体装置の製造プ
ロセスの第16工程を説明するための断面図である。
【符号の説明】
2 Nウェル、3a P+ ドレイン領域、3b P+
ース領域、9a,9b,9c コンタクトホール、10
a,10b 配線パッド、11a,11b,11c コ
ンタクトホール、12a 配線パッド、13a,13
b,13c コンタクトホール、14a,14b アル
ミ配線。なお、各図中、同一符号は同一または相当部分
を示す。
フロントページの続き (72)発明者 安田 憲一 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機 株式会社ユー・エル・エス・アイ開発研究 所内 (72)発明者 菊田 繁 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機 株式会社ユー・エル・エス・アイ開発研究 所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主表面を有する第1導電型の半導体領域
    と、 前記半導体領域の主表面上の所定領域に形成され、前記
    半導体領域の電位を固定するための第1導電型の電位固
    定領域と、 前記半導体領域を覆うように形成され、前記電位固定領
    域上に第1の開口を有する第1の層間絶縁層と、 前記第1の開口を介して前記電位固定領域に電気的に接
    続するように形成され、前記第1の開口内に位置する第
    1の部分と前記第1の層間絶縁層の上部表面上に沿って
    延びる第2の部分とを有するパッド層と、 前記半導体領域の全面を覆うように形成され、前記パッ
    ド層の上方に第2の開口を有する第2の層間絶縁層と、 前記第2の開口を介して前記パッド層の上部表面上に電
    気的に接続するように形成された電位供給層とを備え
    た、半導体装置。
  2. 【請求項2】 主表面を有する第1導電型の半導体領域
    と、 前記半導体領域の主表面上にチャネル領域を挟むように
    所定の間隔を隔てて形成された第2導電型のソース領域
    およびドレイン領域と、 前記チャネル領域上にゲート絶縁層を介して形成された
    ゲート電極と、 前記半導体領域の主表面上の所定領域に形成され、前記
    半導体領域の電位を固定するための第1導電型の電位固
    定領域と、 前記ソース領域上に前記ソース領域に電気的に接続する
    ように形成された第1のパッド層と、 前記ドレイン領域上に前記ドレイン領域に電気的に接続
    するように形成された第2のパッド層と、 前記電位固定領域上に前記電位固定領域に電気的に接続
    するように形成された第3のパッド層と、 前記第1、第2および第3のパッド層を覆うように形成
    され、前記第1、第2および第3のパッド層の上方に前
    記第1、第2および第3のパッド層にまで達する第1、
    第2および第3の開口を有する層間絶縁層と、 前記第1の開口を介して前記第1のパッド層と電気的に
    接続するように形成された第1の配線層と、 前記第2の開口を介して前記第2のパッド層と電気的に
    接続するように形成された第2の配線層と、 前記第3の開口を介して前記第3のパッド層と電気的に
    接続するように形成された電位供給層とを備えた、半導
    体装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の配線層と前記第3の配線層と
    は互いに電気的に接続されており、前記第1の配線層と
    前記第3の配線層とはともに高融点金属によって形成さ
    れている、請求項2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の配線層と前記第3の配線層と
    は互いに電気的に接続されており、前記第1のパッド層
    と前記第3のパッド層とはともに多結晶シリコン層と金
    属シリサイド層との2層構造を有している、請求項2に
    記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 第1導電型の半導体領域の主表面上の所
    定領域に前記半導体領域の電位を固定するための第1導
    電型の電位固定領域を形成する工程と、 前記電位固定領域上に前記電位固定領域に電気的に接続
    するようにパッド層を形成する工程と、 前記パッド層を覆うとともに、前記パッド層の上方に開
    口を有する層間絶縁層を形成する工程と、 前記開口を介して前記パッド層に電気的に接続するよう
    に配線層を形成する工程とを備えた、半導体装置の製造
    方法。
  6. 【請求項6】 第1導電型の半導体領域の主表面上にチ
    ャネル領域を挟むように所定の間隔を隔てて第2導電型
    のソース領域およびドレイン領域を形成する工程と、 前記チャネル領域上にゲート絶縁層を介してゲート電極
    を形成する工程と、 前記半導体領域の主表面上の所定領域に前記半導体領域
    の電位を固定するための第1導電型の電位固定領域を形
    成する工程と、 前記ソース領域上に前記ソース領域に電気的に接続する
    ように第1のパッド層を形成する工程と、 前記ドレイン領域上に前記ドレイン領域に電気的に接続
    するように第2のパッド層を形成する工程と、 前記電位固定領域上に前記電位固定領域に電気的に接続
    するように第3のパッド層を形成する工程と、 前記第1、第2および第3のパッド層を覆うように層間
    絶縁層を形成する工程と、 前記層間絶縁層の前記第1、第2および第3のパッド層
    の上方に前記第1、第2および第3のパッド層にまで達
    する第1、第2および第3の開口を形成する工程と、 前記第1の開口を介して前記第1のパッド層と電気的に
    接続するように第1の配線層を形成する工程と、 前記第2の開口を介して前記第2のパッド層と電気的に
    接続するように第2の配線層を形成する工程と、 前記第3の開口を介して前記第3のパッド層と電気的に
    接続するように第3の配線層を形成する工程とを備え
    た、半導体装置の製造方法。
JP6165610A 1993-08-31 1994-07-18 半導体装置およびその製造方法 Withdrawn JPH07122645A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000045475A (ko) * 1998-12-30 2000-07-15 김영환 웰 바이어싱 트랜지스터 형성방법
JP2008060537A (ja) * 2006-07-31 2008-03-13 Sanyo Electric Co Ltd 半導体装置及びその製造方法

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