JPH07122586B2 - エア・フロ−・センサ用入力処理回路 - Google Patents

エア・フロ−・センサ用入力処理回路

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JPH07122586B2
JPH07122586B2 JP62022680A JP2268087A JPH07122586B2 JP H07122586 B2 JPH07122586 B2 JP H07122586B2 JP 62022680 A JP62022680 A JP 62022680A JP 2268087 A JP2268087 A JP 2268087A JP H07122586 B2 JPH07122586 B2 JP H07122586B2
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air flow
flow sensor
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input processing
operational amplifier
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節宏 下村
幸信 西村
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、内燃機関の吸入空気流量を計測するたとえ
ばホツト・ワイヤ式のエア・フロー・センサ用入力処理
回路に関する。
〔従来の技術〕
内燃機関の吸入空気流量を計測するエア・フロー・セン
サの種類の中にホツト・ワイヤ式のエア・フロー・セン
サがある。このエア・フロー・センサはセンサ内を通過
する空気流量に応じた電圧を出力するように作られてい
る。
エア・フロー・センサ用入力処理回路は前記出力電圧に
よりアナログ値−デジタル値変換用IC(集積回路)に対
し、信号を処理かつ伝達することにより、入力処理回路
を内蔵した燃料噴射装置は、内燃機関が吸入する空気流
量を判断し、この空気流量に応じた燃料を噴射する。
第3図は従来のエア・フロー・センサ用入力処理回路の
回路図である。この第3図において、1はホツト・ワイ
ヤ式のエア・フロー・センサ、1aはエア・フロー・セン
サの出力電圧を発生するための増幅器である。
増幅器1aには基準電圧VAが印加され、回路動作のための
消費電流I1がアースに流れるようになつており、さらに
出力電圧VAFSを出力するようになつている。
燃料噴射装置2内に入力処理回路2aが内蔵されている。
入力処理回路2aは演算増幅器2a1を主体に構成されてい
る。演算増幅器2a1の非反転入力端((+)入力端)に
は増幅器2aの出力電圧VAFSが印加されるようになつてい
る。
演算増幅器2a1は電圧VBを基準として電圧VINを入力電圧
判断するようになつている。この演算増幅器2a1の反転
入力端((−)入力端)は抵抗R12を介してアースされ
ているとともに、出力端と反転入力端間には、抵抗R11
が接続されている。演算増幅器2a1の出力端より出力電
圧V0が発生するようになつている。
この入力処理回路2aはエア・フロー・センサ1の増幅器
1aの出力電圧を処理し、アナログ−デジタル値変換用IC
(図示せず)に伝達するようになつている。
なお、3は前記エア・フロー・センサ1や入力処理回路
2aなどに電気を供給するためのバツテリである。
次に第3図の動作について説明する。ホツト・ワイヤ式
のエア・フロー・センサ1により、内燃機関の吸入空気
流量に応じた電圧を増幅器1aにより基準電圧VAを基準と
して出力電圧AFSを出力する。
燃料噴射装置2に内蔵された入力処理回路2aは演算増幅
器2a1により抵抗R12の−の電圧VBを基準として電圧VIN
を入力電圧と判断し、 より出力電圧VOを発生し、アナログ値−デジタル値変換
用ICに伝達する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、前記ホツト・ワイヤ式のエア・フロー・セン
サ1において、回路動作のための消費電流I1により増幅
器1aの出力電圧VAFSの基準となるアース電位がV1に上昇
する。
一方、入力処理回路2aにおいても、この入力処理回路2a
の消費電流および燃料噴射装置2内における他の回路の
消費電流I2により、入力処理回路2aのアース電位がV2
上昇する。
さらに、車載されている他の機器を含めた回路電流など
がバツテリ3に向つて流れるため、エア・フロー・セン
サ1のアース点と燃料噴射装置2のアース点との間に電
位差V12も生じる。
したがつて、入力処理回路2aに入力される電圧は増幅器
1aの出力電圧VAFSに対し、 VIN=VAFS−{(V2+V12)−V1} ……(102) となり、{(V2+V12)−V1}の入力誤差をもつことに
なり、アナログ値−デジタル値変換用ICへも誤差をもつ
た値を伝達し、さらに燃料噴射装置2はこの入力誤差分
の燃料噴射量の誤差をもつことになる。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、エア・フロー・センサの回路消費電流または入力
処理回路の消費電流または燃料噴射装置内の回路消費電
流、さらには各アース点間の電位差に影響されることな
くエア・フロー・センサの出力電圧を入力処理回路が処
理し、アナログ値−デジタル値変換用ICに伝達できるエ
ア・フロー・センサ用入力処理回路を得ることを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係るエア・フロー・センサ用入力処理回路
は、エア・フロー・センサの増幅器の出力電圧をその基
準電圧に対して差動時に入力する演算増幅回路を設けた
ものである。
〔作 用〕
この発明においては、エア・フロー・センサ用入力処理
回路に入力される電圧はエア・フロー・センサの増幅器
の出力電圧に対し、エア・フロー・センサの回路消費電
流または入力処理回路の消費電流または燃料噴射装置内
の回路消費電流、さらには各アース点間の電位差に影響
されることなく、エア・フロー・センサの出力電圧を基
準電圧に対して差動的に演算増幅器に入力して処理し、
アナログ値−デジタル値変換用ICに伝達して燃料噴射装
置にエア・フロー・センサの増幅器の出力電圧に応じた
燃料を噴射させる。
〔実施例〕
以下、この発明のエア・フロー・センサ用入力処理回路
の実施例について図面に基づき説明する。第1図はその
一実施例の回路図である。この第1図において、構成の
説明に際し、第3図と同一部分には同一符号を付すのみ
にとどめ、第3図とは異なる部分を主体に述べる。
この第1図を第3図と対比しても明らかなように、第1
図では、エア・フロー・センサ1の増幅器1aの出力電圧
VAFSは抵抗R21を介して演算増幅器2a1の非反転入力端に
加えるようになつているとともに、抵抗R22,R23を介し
て演算増幅器2a1の反転入力端にも加わるようになつて
いる。
また、増幅器1aに加わる基準電圧VAは抵抗R23を介して
演算増幅器2a1の反転入力端に加えるようになつている
とともに抵抗R22を介して演算増幅器2a1の非反転入力端
にも加わるようになつている。
演算増幅器2a1の出力端と反転入力端間には、抵抗R24
接続されている。その他の構成は第3図と同様である。
次に動作について説明する。第1図において、内燃機関
の吸入空気流量に応じた電圧を増幅器1aにより基準電圧
VAを基準として、出力電圧VAFSを出力する。その他、エ
ア・フロー・センサ1の回路電流により出力電圧VAFS
基準となるアース電位がV1上昇したり、入力処理回路2a
や燃料噴射装置2内の他の回路の消費電流により入力処
理回路2aのアース電位がV2上昇したり、車載機器の回路
電流などにより、エア・フロー・センサ1のアース点と
燃料噴射装置2のアース点との間に電位差V12が生じる
のは第3図の従来例と同様である。
この発明によるエア・フロー・センサ1の増幅器1aの出
力電圧VAFSの基準点の基準電圧はVA、エア・フロー・セ
ンサ用の入力処理回路2aの基準点の基準電圧はVBであ
り、基準電圧VAとVBは導線でつながり、さらに基準電圧
VA,VBの基準点間にはほとんど電流が流れないため、基
準電圧VA,VBは同電位とみなせる。
したがつて、エア・フロー・センサ1の増幅器1aの出力
電圧VAFSは入力処理回路2aの入力端で、VAFS=VINとな
り、入力処理回路2aの演算増幅器2a1の出力電圧VOつまり、 となる。
また、第2図に示すように、基準電圧VA,VB間の基準点
間の配線が断線したときに演算増幅器2a1の出力電圧VO
はこの演算増幅器2a1の電源電圧まで上昇してしまい、
それにより燃料噴射装置2は内燃機関の吸入空気流量に
応じた燃料の噴射ができなくなる。
ところが、入力処理回路2aの負側入力を抵抗R21〜R24
比べ、非常に小さな値の抵抗R31を抵抗R22とR23との接
続点とアース間に接続することにより、基準電圧VA,VB
の基準点間の断線時にも入力処理回路2aの演算増幅器2a
1の出力電圧VOはエア・フロー・センサ1の増幅器1aの
出力電圧VAFSにほぼ応じた値になる。
なお、上記実施例においては、エア・フロー・センサ1
として、ホツトワイヤ式のエア・フロー・センサを示し
たが、たとえば、ホツトフイルム式のエア・フロー・セ
ンサのように吸入空気流量に応じた電圧を出力するセン
サであれば、いずれも適用することが可能である。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したとおり、エア・フロー・センサ
の増幅器の出力電圧を基準電圧に対して差動的に入力処
理回路の演算増幅器に入力するようにしたので、エア・
フロー・センサの増幅器の出力電圧が回路電流などによ
つて生じるアース電位の変動による影響を受けることな
く入力処理回路で処理され、アナログ値−デジタル値変
換用ICに伝達され、したがつて、内燃機関の吸入空気流
量に応じた燃料を誤差なく噴射することができる。
また、入力信号の基準側の配線が断線したときにも、エ
ア・フロー・センサの増幅器の出力電圧に応じて入力処
理回路で処理し、アナログ値−デジタル値変換用ICに伝
達することができ、内燃機関の吸入空気流量に応じた燃
料を噴射することができる。
さらに、この発明において差動入力増幅回路構成になつ
ているが、この構成は同相信号成分の入力に対し利得が
小さいことは周知のことであり、車載によるイグニシヨ
ン・ノイズなどが両入力信号線に誘導するノイズ信号な
どの除去に有効であることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のエア・フロー・センサ用入力処理回
路の一実施例の回路図、第2図はこの発明のエア・フロ
ー・センサ用入力処理回路の他の実施例の入力処理回路
の回路図、第3図は従来のエア・フロー・センサ用入力
処理回路の回路図である。 1……エア・フロー・センサ、1a……増幅器、2……燃
料噴射装置、2a……入力処理回路、2a1……演算増幅
器、3……バツテリ、R21〜R24,R31……抵抗。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関の吸入空気流量を計測するための
    エア・フロー・センサとアナログ値−デジタル値変換用
    集積回路との間に設けられ、このエア・フロー・センサ
    の出力を2本の導線で伝達してこの2本の導線の電位の
    差に応じて演算増幅器を動作させてこの演算増幅器によ
    る処理結果を上記アナログ値−デジタル値変換用集積回
    路に送出することを特徴とするエア・フロー・センサ用
    入力処理回路。
  2. 【請求項2】入力処理回路の演算増幅器はその負側入力
    を抵抗器を介し基準電位に接続したことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載のエア・フロー・センサ用入力
    処理回路。
JP62022680A 1987-01-23 1987-02-02 エア・フロ−・センサ用入力処理回路 Expired - Lifetime JPH07122586B2 (ja)

Priority Applications (4)

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JP62022680A JPH07122586B2 (ja) 1987-02-02 1987-02-02 エア・フロ−・センサ用入力処理回路
KR1019880000280A KR910002791B1 (ko) 1987-01-23 1988-01-16 에어프로센서용 입력처리회로
DE3801836A DE3801836A1 (de) 1987-01-23 1988-01-22 Eingangs-verarbeitungsschaltung fuer einen luftstromsensor
US07/813,050 US5167152A (en) 1987-01-23 1991-12-23 Input processing circuit for air flow sensor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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JPS63191023A JPS63191023A (ja) 1988-08-08
JPH07122586B2 true JPH07122586B2 (ja) 1995-12-25

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5935109A (ja) * 1982-08-23 1984-02-25 Hitachi Ltd 熱式流量計

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5935109A (ja) * 1982-08-23 1984-02-25 Hitachi Ltd 熱式流量計

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