JP2001123920A - 発熱抵抗体式空気流量測定装置と吸気系構成部材のシ−ル方法 - Google Patents

発熱抵抗体式空気流量測定装置と吸気系構成部材のシ−ル方法

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JP2001123920A
JP2001123920A JP30350099A JP30350099A JP2001123920A JP 2001123920 A JP2001123920 A JP 2001123920A JP 30350099 A JP30350099 A JP 30350099A JP 30350099 A JP30350099 A JP 30350099A JP 2001123920 A JP2001123920 A JP 2001123920A
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JP
Japan
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air flow
measuring device
intake system
type air
system component
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JP30350099A
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Tsutomu Kawasaki
勉 川崎
Chihiro Kobayashi
千尋 小林
Izumi Watanabe
渡辺  泉
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Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Car Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来用いていたOリング等のシ−ル材を廃止
し、発熱抵抗体式空気流量測定装置の低コスト化を図
る。 【解決手段】従来用いていたOリング等のシ−ル材の役
目を発熱抵抗体式空気流量測定装置のケ−ス部材又は吸
気系構成部材に設けた突起で兼ねる構造とした。具体的
には発熱抵抗体式空気流量測定装置又は吸気系構成部材
に設けた突起が、発熱抵抗体式空気流量測定装置と吸気
系構成部材を機械的接続を行う際に、突起が潰れること
でシ−ルを行うこととしたものである。 【効果】従来用いていたOリング等のシ−ル材が廃止で
きるため、発熱抵抗体式空気流量測定装置の低コスト化
が図られ、吸気系システムの低コストが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば熱線等を使
って熱線から空気への放熱量を使い内燃機関に用いられ
る空気流量を測定する発熱抵抗体式空気流量測定装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関に用いられる発熱抵抗体式空気
流量測定装置の構造は、例えば特開平8−201133
号のような構造が公知の技術である。
【0003】発熱抵抗体式空気流量測定装置は、吸気官
を流れる吸入空気流量を高精度に計測するため、装着時
に空気もれの無いようにOリング等のシ−ル材を用いる
ことが必要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】自動車は、高精度なエ
ンジン制御のため電子燃料噴射システム化が主流とな
り、安全性やその他の付加価値を高めるために数多くの
部品から成り立っており、年々その部品点数は増加して
いる。このためユ−ザが以前と同じ様なコストの車を購
入するためには、部品単品の低コスト化が必須となって
いる。
【0005】このため本発明においては、吸気系の一部
品である発熱抵抗体式空気流量測定装置の部品点数を削
減し、低価格化を図ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては従来技術に示したOリングの役目
を発熱抵抗体式空気流量測定装置のケ−ス部材又は吸気
系構成部材に設けた突起で兼ねる構造とした。具体的に
は発熱抵抗体式空気流量測定装置又は吸気系構成部材に
設けた突起が、発熱抵抗体式空気流量測定装置と吸気系
構成部材を機械的接続を行う際に、突起が潰れることで
シ−ルを行うこととしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を以下の図面に従
い詳細に説明する。
【0008】まず最初に、発熱抵抗体式空気流量測定装
置の動作原理について説明する。
【0009】図2は発熱抵抗体式空気流量測定装置の概
略構成回路図である。発熱抵抗体式空気流量測定装置の
駆動回路7は大きく分けてブリッジ回路とフィ−ドバッ
ク回路から成り立っている。吸入空気流量測定を行うた
めの発熱抵抗体3RH、吸入空気温度を補償するため
の、感温抵抗体4RC及びR10、R11でブリッジ回
路を構成し、オペアンプOP1を使いフィ−ドバックを
かけながら発熱抵抗体3RHと感温抵抗体4RCの間に
一定温度差を保つように発熱抵抗体3RHと加熱電流I
hを流して空気流量に応じた出力信号V2を出力する。
つまり流速の速い場合には発熱抵抗体3RHから奪われ
る熱量が多いため加熱電流Ihを多く流す。
【0010】これに対して流速の遅い場合には発熱抵抗
体3RHから奪われる熱量が少ないため加熱電流も少な
い。発熱抵抗体式空気流量測定装置は、この加熱電流を
電圧にしてエンジンコントロ−ルユニットへ空気流量信
号として出力する働きを持っている。
【0011】次に図1は、本発明の一実施例の発熱抵抗
体式空気流量測定装置を具体的な構造を断面で表した図
である。
【0012】発熱抵抗体式空気流量測定装置の構成部品
としては、駆動回路を構成する回路基板2を内設するケ
−ス部材1、カバ−部材52、副空気通路部材11等が
あり、副空気通路部材11の中には空気流量検出のため
の発熱抵抗体3、吸入空気温度を補償するための感温抵
抗体4が導電性部材より構成された支持体5を介して回
路基板2と電気的に接続されるように配置されている。
このためカバ−部材52、ケ−ス部材1、発熱抵抗体
3、感温抵抗体4及びこれらを支持する支持体5、副空
気通路部材11等が一体のモジュ−ル化され、このモジ
ュ−ル8を吸気系構成部材40に取り付けるだけで、発
熱抵抗体式空気流量測定装置として機能するように構成
されている。また、ケ−ス部材1の下に凸型に設けた突
起6は吸気系構成部材40の発熱抵抗体3と感温抵抗体
4を挿入する穴と同一、もしくは外側に全周に設け、モ
ジュ−ル8を吸気系構成部材40に機械的に装着を行う
際、例えばネジ54でモジュ−ル8上面より締め付ける
ことにより、ケ−ス部材1の下に凸型に設けた突起6が
吸気系構成部材40に当たり潰れることで吸気系構成部
材40とのシ−ルを行うことが出来る構造となってい
る。
【0013】次に吸気系構成部材に本発明を応用した例
について、図3を使い説明する。
【0014】まず発熱抵抗体式空気流量測定装置は、図
1で説明したようにカバ−部材52、ハウジング部材
1、副空気通路部材11、発熱抵抗体3、感温抵抗体4
等が一体化されたモジュ−ルを吸気系構成部材に挿入し
て構成される。エアクリ−ナは、ダ−ティサイドケ−ス
42とクリ−ンサイドケ−ス41の間に塵を取り除くた
めのフィルタ部材43がはさまれるように構成されてい
る。また、吸気系構成部材の発熱抵抗体と感温抵抗体を
挿入する穴と同一、もしくは外側に上に凸の突起6を全
周に設け、モジュ−ル8を吸気系構成部材40に機械的
に装着を行う際、例えばネジ54でモジュ−ル8上面よ
り締め付けることにより、吸気管構成部材40の上に凸
型に設けた突起6がモジュ−ル8に当たり潰れること
で、図1と同様にモジュ−ル8とのシ−ルを行うことが
出来る構造となっている。
【0015】最後に図4を使い電気燃料噴射方式の内燃
機関に本発明を適用した一実施例を示す。エアクリ−ナ
44から吸入された吸入空気67は、発熱抵抗体式空気
流量測定装置のボディ53、吸入ダクト55、スロット
ルボディ58及び燃料が供給されるインジェクタ60を
備えたインテ−クマニホ−ルド59を経て、エンジンシ
リンダ62に吸入される。一方、エンジンシリンダで発
生したガス63は排気マニホ−ルド64を経て排出され
る。
【0016】発熱抵抗体式空気流量測定装置から出力さ
れる空気流量信号、温度センサからの吸入空気信号、ス
ロットル角度センサ57から出力されるスロットル角度
信号、排気マニホ−ルド64に設けた酸素濃度計65か
ら出力される信号及びエンジン回転速度計61から出力
されるエンジン回転速度信号等、これらをコントロ−ル
ユニット66で逐次演算して最適な燃料噴射量とアイド
ルコントロ−ルバルブ開度を求め、その値を使って前記
インジェクタ60を制御する。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、内燃機関に用いられる
空気流量を測定する発熱抵抗体式空気流量測定装置の低
コスト化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例の発熱抵抗体式空気流量
測定装置を示す断面図。
【図2】図1の発熱抵抗体式空気流量測定装置を示す回
路構成図。
【図3】本発明による一実施例の吸気系構成部材を示す
断面図。
【図4】内燃機関の燃料噴射システムを示す図。
【符号の説明】
1…ケ−ス部材、2…回路基板、3…発熱抵抗体、4…
感温抵抗体、5…支持体、6…突起、7…駆動回路、8
…測定モジュ−ル、11…副空気通路構成部材、20…
主空気通路構成部材、22…主空気通路、23…順方向
空気流れ、40…吸気管構成部材、41…エアクリ−ナ
クリ−ンサイド、42…エアクリ−ナダ−ティサイド、
43…エアフィルタエレメント、44…エアクリ−ナ、
52…カバ−部材、54…ネジ、55…ダクト、57…
スロットル角度センサ、58…スロットルボディ、59
…吸気マニホ−ルド、60…インジェクタ、61…回転
速度計、62…エンジンシリンダ、63…排気ガス、6
4…排気マニホ−ルド、65…酸素濃度計、66…コン
トロ−ルユニット、67…吸入空気。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 千尋 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器グループ内 (72)発明者 渡辺 泉 茨城県ひたちなか市高場2477番地 株式会 社日立カーエンジニアリング内 Fターム(参考) 2F035 AA02 EA03 EA04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の吸入管路に配置され、発熱抵
    抗体と感温抵抗体等を有する計測部と、発熱抵抗体の放
    熱量を基に空気流量信号を出力する回路部、電子回路基
    板を保護固定するための樹脂材からなるケ−ス部材及
    び、外部との電気的インタ−フェ−スのためのコネクタ
    部材を一体化した発熱抵抗体式空気流量測定装置におい
    て、ケ−ス部材に吸気系構成部材の発熱抵抗体と感温抵
    抗体を挿入する穴と同一、もしくは外側に突起を全周に
    設け、発熱抵抗体式空気流量測定装置を吸気系構成部材
    に機械的接続を行う際に、ケ−ス部材に設けた突起が潰
    れることで吸気系構成部材とのシ−ルを行うことを特徴
    とする発熱抵抗体式空気流量測定装置。
  2. 【請求項2】 吸気系構成部材の発熱抵抗体と感温抵抗
    体を挿入する穴と同一、もしくは外側に突起を全周に設
    け、発熱抵抗体式空気流量測定装置を吸気系構成部材に
    機械的接続を行う際に、吸気系構成部材に設けた突起が
    潰れることで発熱抵抗体式空気流量測定装置とのシ−ル
    を行うことを特徴とする吸気系構成部材。
JP30350099A 1999-10-26 1999-10-26 発熱抵抗体式空気流量測定装置と吸気系構成部材のシ−ル方法 Pending JP2001123920A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100383963B1 (ko) * 2000-12-14 2003-05-14 현대자동차주식회사 자동차용 맵센서의 밀봉구조
JP2016156624A (ja) * 2015-02-23 2016-09-01 日立金属株式会社 センサ付きケーブル
CN115290156A (zh) * 2022-07-15 2022-11-04 温州荣际新能源有限公司 一种空气流量传感器

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