JPH053986Y2 - - Google Patents

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JPH053986Y2
JPH053986Y2 JP16592887U JP16592887U JPH053986Y2 JP H053986 Y2 JPH053986 Y2 JP H053986Y2 JP 16592887 U JP16592887 U JP 16592887U JP 16592887 U JP16592887 U JP 16592887U JP H053986 Y2 JPH053986 Y2 JP H053986Y2
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voltage
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  • Regulating Braking Force (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
技術分野 本考案は、たとえば自動車の車輪速度を検出す
るための回路を試験するためなどに好適に実施す
ることができる信号発生回路に関する。 背景技術 自動車の車輪速度を検出するために、従来から
第6図に示されるように、自動車の車輪に、周方
向に複数の磁極が形成された永久磁石片1が固定
され、永久磁石片1に隣接して車体にはコイル2
が取付けられる。 自動車の車輪の回転とともに永久磁石片1が回
転することによつて、コイル2には誘導起電力が
発生し、このコイル2の出力は、波形整形を行う
比較器3aを経てライン3bに導出される。第7
図は、コイル2の出力の電圧レベルを示す波形図
である。 自動車の速度が高くなると車輪速度が高くな
り、比較器3aに導出される信号波形の周波数が
高くなる。また自動車が低速度になると、この信
号波形の周波数は低くなる。速度が零のときに
は、比較器3aに入力される信号の周波数は零に
なる。 比較器3aに後続する検出回路3cは、ライン
3bの信号波形の周波数の表わす車輪速度を検出
する。比較器3aおよび検出回路3cは検出部4
を構成し、この検出部4および検出部4に後続す
る回路を評価するにはこの評価のための信号発生
回路を用いる。このような信号発生回路は、信号
波形が正負の間で変化し、車輪の速度が零である
とき出力レベルが零でなければならない。 従来では、検出部4および検出部4に後続する
回路の評価のために、速度に対応した電圧を発生
する電圧源と、その電圧源からの電圧に対応した
周波数を有する信号を導出する電圧/周波数変換
回路を用いている。 考案が解決すべき問題点 このような先行技術では、前記電圧源の電圧が
零になつたとき、電圧/周波数変換回路の出力レ
ベルはたとえば正または負のどちらか一方のレベ
ルとなり、それらの中間のレベルである零のレベ
ルにはならない。 したがつて、第6図の検出部4および検出部4
に後続する回路の評価を正確に行うことができな
い。 たとえば車輪速度を検出する装置では、車輪速
度が零または零に近い値における車輪速度を高精
度に検出して、たとえばアンチスキツド制御、ト
ラクシヨン制御などを行う必要がある。 上述の先行技術では、アンチスキツド制御など
の制御のための回路において、車輪速度の零付近
における検出部4および検出部4に後続する回路
の評価を正確に行うことができない。 本考案の目的は、上記問題点を解決し、たとえ
ば車輪速度などの物理量を検出する回路およびこ
の回路に後続する回路を、物理量が零付近の値に
おいても高精度に評価することができる信号発生
回路を提供することである。 問題点を解決するための手段 本考案は、物理量に対応した周波数を有するパ
ルスを発生する発振回路と、 発振回路の出力に応答し、前記パルスのレベル
に対応してハイレベルおよびローレレベルの信号
を導出するとともに、パルスの周波数が零になつ
たとき出力インピーダンスが高くなる3ステート
バツフアと、 3ステートバツフアの出力を分圧するための複
数のインピーダンス素子とを含むことを特徴とす
る信号発生回路である。 作 用 本考案に従えば、発振回路によつて物理量に対
応した周波数を有するパルスが発生され、3ステ
ートバツフアにおいて前記パルスのレベルに対応
してハイレベルおよびローレベルの信号が導出さ
れる。また前記パルスの周波数が零になつたとき
には、3ステートバツフアの出力インピーダンス
が高くなる。3ステートバツフアの出力は複数の
インピーダンス素子によつて分圧される。したが
つて、前記パルスの周波数が零になつたときに
は、電圧レベルがハイレベルとローレベルとの中
間レベルになる信号を出力することができる。 実施例 第1図は、本考案の一実施例である信号発生回
路20の構成を示すブロツク図である。マイクロ
コンピユータなどから成る処理回路5は、ポート
PT1からデジタル/アナログ変換回路(以下、
D/A変換回路と略称する)6に信号を導出す
る。D/A変換回路6は、自動車の車輪速度に対
応した電圧を有する信号Aを導出する。 電圧/周波数変換回路(以下、V/F変換回路
と略称する)7は、第2図に示されるように、信
号Aの電圧をその電圧に比例した周波数を有する
信号Bに変換して出力する。信号Bは第3図に示
されるように車輪速度に対応し、ハイレベルとロ
ーレベルとを繰返すパルス信号であり、信号Aの
電圧が零になつたときにはハイレベルもしくはロ
ーレベルのいずれか一方のレベルになる。 信号Bは3ステートバツフア8に入力される。
3ステートバツフア8の終段は、第4図に示され
る構成を成しており、2つのトランジスタなどの
スイツチング素子Q1,Q2を有している。このよ
うな3ステートバツフア8の動作は、第1表に示
される。第1表において、「H」はハイレベル、
「L」はローレベル、「X」はハイレベルまたはロ
ーレベルを示す。 スイツチング素子Q1,Q2は直列に接続されて
おり、後述する信号Cがハイレベルであり、信号
Bがハイレベルであるときには、スイツチング素
子Q1は導通状態になり、スイツチング素子Q2は
遮断状態になる。したがつて3ステートバツフア
8の出力する信号Gはハイレベルとなる。信号C
がハイレベルであり、信号Bがローレベルである
ときには、スイツチング素子Q1は遮断状態にな
り、スイツチング素子Q2は導通状態になり、こ
れによつて信号Gはローレベルとなる。 信号Cがローレベルである場合には、信号Bの
レベルに関係なくスイツチング素子Q1,Q2がい
ずれも遮断状態となり、信号Gはハイインピーダ
ンスとなる。
【表】 3ステートバツフア8の出力する信号Gは、分
圧回路9の接続点10に入力される。分圧回路9
はインピーダンス素子である抵抗R1,R2を有
し、抵抗R1はハイレベルの電圧Vccに接続され、
抵抗R2は接地される。また抵抗R1,R2の抵抗値
はR1=R2となるように選ばれる。 分圧回路9の出力は差動増幅器などによつて実
現されるバツフア11に与えられる。バツフア1
1は入力インピーダンスがきわめて大きい。バツ
フア11の出力ライン12の信号は、抵抗R3,
R4で分圧され、差動増幅器13の非反転入力端
子に与えられる。差動増幅器13の反転入力端子
には、抵抗R5を介して電圧Vcc/2が与えられ、
抵抗R6を介して差動増幅器13の出力が負帰還
される。 差動増幅器13の出力は比較器などによつて実
現される波形整形回路15に入力される。波形整
形回路15の出力する信号Eは、たとえばアンチ
スキツド制御のための車輪速度を検出する検出回
路16に与えられる。波形整形回路15と検出回
路16とは、検出部17を構成し、信号発生回路
20は、この検出部17および検出部17に後続
する回路の評価を行う。 第5図は、信号発生回路20における各部の信
号の波形を示す波形図であり、以下、同図を参照
して説明する。 D/A変換回路6の出力する信号Aの電圧レベ
ルが、第5図1に示されるように時間t1まで低下
していき、時間t1において零となる場合、V/F
変換回路7の出力信号Bは、同図2に示されるよ
うに時間t1まで周波数が減少していく矩形波であ
り、時間t1においてたとえばハイレベルとなる。 処理回路5では、ポートPT1の信号が電圧レベ
ルが零に対応するときにローレベルになる信号C
がポートRT2から出力される。したがつて信号
Cは第5図3に示されるように、時間t1までハイ
レベルであり、時間t1においてローレベルとな
る。分圧回路9の出力信号Dは3ステートバツフ
ア8の出力がハイインピーダンスであるときに
は、ハイレベルとローレベルとの中間レベルにな
る。したがつて第5図4に示されるように信号C
がローレベルとなる時間t1以降は、信号Dのレベ
ルはローレベルとハイレベルとの中間レベルにな
る。このような信号Dは抵抗R3,R4によつて所
望の電圧レベルに分圧され、差動増幅器13にお
いて全体の電圧レベルが電圧レベルVcc/2だけ
低くされる。差動増幅器13の出力信号Eは第5
図5に示される。 このように本実施例において、車輪速度に比例
し、車輪速度が零であるときには、電圧レベルが
零であるような信号を検出する検出部17および
検出部17に後続する回路の評価を行うための信
号発生回路20は、車輪速度が零に対応して電圧
レベルが零となる信号を発生する。したがつて車
輪速度が零付近における検出部17および検出部
17に後続する回路の評価を正確に行うことがで
きる。 本実施例において、車輪速度を検出する検出部
17以降の回路を評価するための信号発生回路2
0について説明したけれども、本考案は車輪速度
の検出でなくても、他の物理量の検出および制御
等を行う回路にも実施することができる。 効 果 以上説明したように、たとえば自動車の車輪速
度などの物理量を検出するための回路には、物理
量を表わす周波数を有し、物理量が零であるとき
には電圧レベルが零である信号が与えられる。本
考案において、このような回路およびこれに後続
する回路を評価するための信号発生回路は、前記
物理量に対応する周波数を有し、なおかつ物理量
の零に対応して零の電圧レベルの信号を出力する
ことができる。 したがつて周波数が零付近においても物理量を
検出するための回路およびこの回路に後続する回
路を正確に評価することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である信号発生回路
20の構成を示すブロツク図、第2図はV/F変
換回路7の入力電圧と出力周波数との関係を示す
グラフ、第3図は車輪速度に対応するV/F変換
回路7の出力波形を示す波形図、第4図は3ステ
ートバツフア8の終段における構成を示す回路
図、第5図は信号発生回路20の各部における信
号の波形図、第6図は検出部4が車輪速度を検出
するときの構成を示すブロツク図、第7図はコイ
ル2の出力波形図である。 5……処理回路、6……デジタル/アナログ変
換回路、7……電圧/周波数変換回路、8……3
ステートバツフア、9……分圧回路、15……波
形整形回路、16……検出回路、17……検出
部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 物理量に対応した周波数を有するパルスを発生
    する発振回路と、 発振回路の出力に応答し、前記パルスのレベル
    に対応してハイレベルおよびローレベルの信号を
    導出するとともに、パルスの周波数が零になつた
    とき出力インピーダンスが高くなる3ステートバ
    ツフアと、 3ステートバツフアの出力を分圧するための複
    数のインピーダンス素子とを含むことを特徴とす
    る信号発生回路。
JP16592887U 1987-10-28 1987-10-28 Expired - Lifetime JPH053986Y2 (ja)

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JP16592887U JPH053986Y2 (ja) 1987-10-28 1987-10-28

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Publication Number Publication Date
JPH0170164U JPH0170164U (ja) 1989-05-10
JPH053986Y2 true JPH053986Y2 (ja) 1993-01-29

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