JP2684062B2 - センサの異常検出回路 - Google Patents

センサの異常検出回路

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JP2684062B2
JP2684062B2 JP63156321A JP15632188A JP2684062B2 JP 2684062 B2 JP2684062 B2 JP 2684062B2 JP 63156321 A JP63156321 A JP 63156321A JP 15632188 A JP15632188 A JP 15632188A JP 2684062 B2 JP2684062 B2 JP 2684062B2
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sensor
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義弘 佐々木
秀夫 渡辺
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Denso Ten Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 インダクタンス成分を有するセンサにパルス状の直流
電圧を印加し、そのとき流れる電流波形から該センサが
正常か否かを判別し、特に該センサの異常を断線とショ
ートに区別して判定できるようにする。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、インダクタンス成分を有するセンサの異常
検出回路に関する。
〔従来の技術〕
車速を検出するセンサは第2図(a)に示すように、
車輪と同期して回転する鉄製の歯車11に対し、永久磁石
12とコイル13からなるピックアップを近接して配置した
もので、該コイル13に誘起される電圧VIを波形整形する
ことで車輪速パルスを得ることができる。同図(b)は
電圧VIの波形を示したものである。
このセンサのコイル13が断線したりショートしている
と電圧VIの時間的変化がなくなるため、車輪が回転して
いない状態と区別できなくなる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来は上述したセンサ異常をコイル13の両端電圧を測
定することで検出しているが、この方法は断線しか検出
できないため、ショートは別の方法(回路)で検出する
必要があり、構成が複雑化する欠点がある。
本発明は1つの回路でセンサの断線とショートを区別
して検出できるようにするものである。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の構成図で、1は第2図(a)のよう
なインダクタンス成分を有するセンサ、2は試験時に該
センサ1に流れる直流電流を検出する電流検知回路、3
はその出力を波形整形するコンパレータ、4は通常動
作時にセンサ1の出力を波形整形する回路である。
〔作用〕
電流検知回路2は矩形状の入力信号が与えられてい
る期間だけセンサ1に直流電圧を印加し、そのとき該セ
ンサに流れる直流電流を電圧に変換して出力する。コ
ンパレータ3はその出力電圧を所定のスレッシュホー
ルドレベルVthと比較し、H(ハイ)、L(ロー)2値
のセンサ状態出力に変換する。
このセンサ状態出力は波形整形出力と同様にマイク
ロコンピュータに入力する。マイクロコンピュータは取
込んだセンサ状態出力のレベルを、信号の立上り直
後と一定時間経過してからの2点で読取り、その組合せ
から正常、断線、ショートのいずれであるかを判別す
る。
〔実施例〕
第3図は電流検知回路2の説明図で、(a)は回路
図、(b)は出力特性図である。入力信号がLの間は
入力段のnpnトランジスタT1がオフ、次段のpnpトランジ
スタT2がオフであるから、抵抗R5を流れる電流は全てダ
イオードD2を通して抵抗R4に流れる。出力段のpnpトラ
ンジスタT3のベース電流は抵抗R3,R4を通して流れよう
とするが、ダイオードD2のアノード側電位がトランジス
タT3のエミッタ電位より高いと該ベース電流は流れるこ
とができない。従って、トランジスタT3はオフしてい
る。
これに対し、入力信号がHになると、入力段のnpn
トランジスタT1はオンして次段のpnpトランジスタT2
ベース電流を流す。このトランジスタT2のコレクタとア
ース間にはセンサ1の代りに可変抵抗Rxが接続してあ
り、ここにダイオードD1を通して電流i1が流れる。この
結果、ダイオードD2のアノード側電位が下がるとトラン
ジスタT3にベース電流が流れるようになるので、トラン
ジスタT3は出力抵抗R2に電流i2を流して点に電圧VOUT
を発生する。
このトランジスタT3のベース電流は抵抗R5からダイオ
ードD2を通して抵抗R4に流れる電流が増加すると減少す
るので、可変抵抗Rxが小さく電流i1が大きい場合は電流
i2も大きい。従って、出力電圧VOUTは高い。これに対
し、可変抵抗Rxが大きいと電流i1は小さくなるので電流
i2も減少し、出力電圧VOUTは低くなる。(b)の特性曲
線はこのようなRxとVOUTの反比例の関係、換言すればi1
とVOUTの正比例の関係を示している。
第4図は上述した可変抵抗Rxの代わりにセンサ1のコ
イル13を接続した本発明の一実施例である。コンパレー
タ3はオペアンプOPとスレッシュホールドレベル決定用
の抵抗R7,R8および帰還抵抗R9からなる。従って、スレ
ッシュホールドレベルVthはヒステリシスを持つ。本例
の信号は、センサ1のコネクタ端子14,15の表面に生
ずる酸化膜を大電流で破壊するために、例えばイグニッ
ションON時に一般的に発生させるセンサ・リフレッシュ
信号を利用している。
第5図は動作波形図である。コイル13が正常であると
点の電位は(a)のように信号の立上り時点(t=
0)から緩やかに上昇し、やがてVthに達する。ここで
出力はHからLに反転するので、この反転時期より早
いt=t1で出力のレベルをチェックするとH、また反
転時期より遅いt=t2で出力のレベルをチェックする
とLである。
一方、コイル13が断線していると電流i1が流れないの
で、出力は(b)のように常にHのままである。従っ
て、のレベルはt1,t2共にHである。
これに対し、コイル13がショートしていると点の電
位はt≒0でVthを越える。従って、出力はt≒0で
Lになるので、t1,t2共にLである。
以上3つのケースを表にすると以下のようになる。
〔発明の効果〕 以上述べたように本発明によれば、インダクタンス成
分を有するセンサの断線とショートを同じ回路で区別し
て検出できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成図、 第2図はセンサの説明図、 第3図は電流検出回路の説明図、 第4図は本発明の一実施例を示す回路図、 第5図はその動作波形図である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インダクタンス成分を有するセンサ(1)
    に一時的に直流電圧を印加し、そのとき該センサ(1)
    に流れる電流を検出する電流検知回路(2)と、 該電流検知回路(2)の出力を所定のスレッシュホール
    ドレベル(Vth)で波形整形するコンパレータ(3)
    と、 前記コンパレータ(3)の出力レベルを、前記センサ
    (1)に直流電圧を印加した状態で、前記センサ(1)
    に直流電圧を印加した直後(t1)と一定時間後(t2)の
    2点で検出し、その検出結果の組合せから前記センサ
    (1)の正常、断線、ショートを判別する判別手段とを
    有することを特徴とするセンサの異常検出回路。
JP63156321A 1988-06-24 1988-06-24 センサの異常検出回路 Expired - Lifetime JP2684062B2 (ja)

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JPH01321381A JPH01321381A (ja) 1989-12-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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