JPH10170533A - 回転検出システム - Google Patents
回転検出システムInfo
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- JPH10170533A JPH10170533A JP33260396A JP33260396A JPH10170533A JP H10170533 A JPH10170533 A JP H10170533A JP 33260396 A JP33260396 A JP 33260396A JP 33260396 A JP33260396 A JP 33260396A JP H10170533 A JPH10170533 A JP H10170533A
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- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 回転検出システムにおいて、電源瞬断による
誤動作を防止する。 【解決手段】 ホール素子1、2の出力は正転差動増幅
あるいは反転差動増幅された後、比較器7、8に入力さ
れる。比較器7、8はそれぞれ2つのしきい値に基づい
て2値化信号を出力し、信号Aはトランジスタ11とO
R回路10にそれぞれ入力される。信号BバーもOR回
路10入力され、OR回路10の出力はトランジスタ1
2に入力される。OR回路10は、信号Aと信号Bバー
のいずれか一方がHであればHを出力する。センサ10
0の出力を入力した比較器16は、中間電圧とH電圧の
間のしきい値、およびL電圧と中間電圧Mの間のしきい
値に基づいてこの入力を2値化する。
誤動作を防止する。 【解決手段】 ホール素子1、2の出力は正転差動増幅
あるいは反転差動増幅された後、比較器7、8に入力さ
れる。比較器7、8はそれぞれ2つのしきい値に基づい
て2値化信号を出力し、信号Aはトランジスタ11とO
R回路10にそれぞれ入力される。信号BバーもOR回
路10入力され、OR回路10の出力はトランジスタ1
2に入力される。OR回路10は、信号Aと信号Bバー
のいずれか一方がHであればHを出力する。センサ10
0の出力を入力した比較器16は、中間電圧とH電圧の
間のしきい値、およびL電圧と中間電圧Mの間のしきい
値に基づいてこの入力を2値化する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転検出システムに
関するものであり、特に、磁気感応素子を使用して回転
体の回転速度を検出するためのシステムに関するもので
ある。
関するものであり、特に、磁気感応素子を使用して回転
体の回転速度を検出するためのシステムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車においては、車軸や駆動シ
ャフトなどの回転体の回転速度(回転数)を検出するた
めに回転センサが使用されている。このような回転セン
サの一例として、特開昭61−294313号公報に記
載された技術(従来例)がある。
ャフトなどの回転体の回転速度(回転数)を検出するた
めに回転センサが使用されている。このような回転セン
サの一例として、特開昭61−294313号公報に記
載された技術(従来例)がある。
【0003】図8に、この従来例の回路構成を、また図
9に、この従来例の回路の各部の信号波形をそれぞれ示
した。図8において、符号1、2は磁気感応素子として
のホール素子であり、回転体17の外周に形成された凸
凹(山谷)に対向して配置される。また、ホール素子
1、2の周囲には図示しないマグネットが配置されてお
り、回転体17の回転に伴い、マグネットの発生する磁
界の強さが変化する。この変化はホール素子1、2によ
り正弦波形の電気信号に変換され出力される。
9に、この従来例の回路の各部の信号波形をそれぞれ示
した。図8において、符号1、2は磁気感応素子として
のホール素子であり、回転体17の外周に形成された凸
凹(山谷)に対向して配置される。また、ホール素子
1、2の周囲には図示しないマグネットが配置されてお
り、回転体17の回転に伴い、マグネットの発生する磁
界の強さが変化する。この変化はホール素子1、2によ
り正弦波形の電気信号に変換され出力される。
【0004】この従来例では、ホール素子1、2は、回
転体の回転方向に離間して配置されており、ホール素子
1、2の出力の間には位相遅れが生じる。これらの出力
は増幅器3、4によりそれぞれ増幅され、また比較器3
1に入力される。比較器31は、これら2つの出力の差
を差動出力として出力するとともに、この差動出力を2
つのしきい値、つまりしきい値TH5としきい値TH6
に基づいてH(ハイ;High)とL(ロー;Low)
に2値化して出力する。図示した例では、しきい値TH
5は差動出力がHからLになるしきい値、しきい値TH
6は差動出力がLからHになるしきい値である。
転体の回転方向に離間して配置されており、ホール素子
1、2の出力の間には位相遅れが生じる。これらの出力
は増幅器3、4によりそれぞれ増幅され、また比較器3
1に入力される。比較器31は、これら2つの出力の差
を差動出力として出力するとともに、この差動出力を2
つのしきい値、つまりしきい値TH5としきい値TH6
に基づいてH(ハイ;High)とL(ロー;Low)
に2値化して出力する。図示した例では、しきい値TH
5は差動出力がHからLになるしきい値、しきい値TH
6は差動出力がLからHになるしきい値である。
【0005】また、この2値化出力によってトランジス
タ32のON、OFFがなされ、トランジスタ32の出
力Qは、センサ出力として、ECU(電子制御ユニッ
ト)200に入力される。ECU200において、比較
器33は、この出力Qをしきい値TH3とTH4に基づ
いてHとLに2値化して出力する。なお、図示した例で
は、しきい値TH3は出力QがHからLになるしきい
値、しきい値TH4は出力QがLからHになるしきい値
である。
タ32のON、OFFがなされ、トランジスタ32の出
力Qは、センサ出力として、ECU(電子制御ユニッ
ト)200に入力される。ECU200において、比較
器33は、この出力Qをしきい値TH3とTH4に基づ
いてHとLに2値化して出力する。なお、図示した例で
は、しきい値TH3は出力QがHからLになるしきい
値、しきい値TH4は出力QがLからHになるしきい値
である。
【0006】ここで、比較器31、33を上記のように
2つのしきい値(しきい値TH5とTH6、あるいはし
きい値TH3とTH4)に基づいて動作させることで、
比較器31、33の動作がヒステリシス性を有したもの
となる。このようなヒステリシス性を持たせることで、
電気ノイズなどによりこれらの比較器31、33が誤作
動することが防止される。また、上記の比較器33の出
力は、回転体17の回転速度(回転数)によりその周期
Tが変化することから、この周期Tの大きさによって回
転体の回転速度を求められる。
2つのしきい値(しきい値TH5とTH6、あるいはし
きい値TH3とTH4)に基づいて動作させることで、
比較器31、33の動作がヒステリシス性を有したもの
となる。このようなヒステリシス性を持たせることで、
電気ノイズなどによりこれらの比較器31、33が誤作
動することが防止される。また、上記の比較器33の出
力は、回転体17の回転速度(回転数)によりその周期
Tが変化することから、この周期Tの大きさによって回
転体の回転速度を求められる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の回転
検出システムにおいては、電源投入時における誤動作を
防止するなどの目的で、例えば、センサ100の比較器
31の電源投入時における出力レベルが、増幅器3、4
の差動出力がしきい値TH6以下の状態ではHとなり、
それ以外の状態ではLとなるように設定される。
検出システムにおいては、電源投入時における誤動作を
防止するなどの目的で、例えば、センサ100の比較器
31の電源投入時における出力レベルが、増幅器3、4
の差動出力がしきい値TH6以下の状態ではHとなり、
それ以外の状態ではLとなるように設定される。
【0008】このため、回転体の回転中において、例え
ば図9のタイミングIにおいてセンサの電源瞬断が発生
した場合、比較器31の出力レベルが、瞬断前はHであ
るが、電源復帰後はLに反転してしまう。これに伴い、
トランジスタ32は、瞬断前はONであるが電源復帰後
はOFFとなり、また、センサ100の出力はHからL
に反転する。この結果、図9に示したように、ECU2
00の比較器33の出力の周期TがΔT1 だけ長いT+
ΔT1 となってしまう。
ば図9のタイミングIにおいてセンサの電源瞬断が発生
した場合、比較器31の出力レベルが、瞬断前はHであ
るが、電源復帰後はLに反転してしまう。これに伴い、
トランジスタ32は、瞬断前はONであるが電源復帰後
はOFFとなり、また、センサ100の出力はHからL
に反転する。この結果、図9に示したように、ECU2
00の比較器33の出力の周期TがΔT1 だけ長いT+
ΔT1 となってしまう。
【0009】なお、上記のような電源の瞬断は、例え
ば、図8の各構成要素同士を接続するためのコネクタに
おける接続端子間のチャタリング、図8の回路の電源
(レギュレータ;図示せず)がバッテリー電圧の変動に
より低下すること、あるいはセンサ100への電源ライ
ンにサージが印加されてセンサ100の電源が変動する
こと、などが原因で生じる。
ば、図8の各構成要素同士を接続するためのコネクタに
おける接続端子間のチャタリング、図8の回路の電源
(レギュレータ;図示せず)がバッテリー電圧の変動に
より低下すること、あるいはセンサ100への電源ライ
ンにサージが印加されてセンサ100の電源が変動する
こと、などが原因で生じる。
【0010】そして、上記のように、センサ電源が瞬断
することで、センサ100からECU200への出力信
号の長さが変動し、センサ出力の周期Tが変化するとい
う誤動作が生じてしまう。この結果、ECU200にお
ける回転体の回転速度の検出エラーが一時的に発生する
などの欠点があった。
することで、センサ100からECU200への出力信
号の長さが変動し、センサ出力の周期Tが変化するとい
う誤動作が生じてしまう。この結果、ECU200にお
ける回転体の回転速度の検出エラーが一時的に発生する
などの欠点があった。
【0011】本発明は、上記のような電源の瞬断による
センサの検出精度の低下を防止することができる回転検
出システムを提供することを課題とする。
センサの検出精度の低下を防止することができる回転検
出システムを提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の回転検出システ
ムは、回転体の回転に対応してそれぞれ周期的に変化し
且つ所定の位相差を有する一対の信号の差動出力を一対
のしきい値に基づいて第1の値と第2の値に2値化して
出力する回転検出部と、前記差動出力が前記一対のしき
い値の間から離脱したときに、前記差動出力が前記一対
のしきい値の間から離脱するまで、前記回転検出部の出
力を前記第1の値と前記第2の値の間の第3の値に維持
するヒステリシス帯域検出部と、前記回転検出部の出力
を、前記第1の値と前記第3の値の間の第1のしきい値
と、前記第2の値と前記第3の値の間の第2のしきい値
とに基づいて2値化し、この2値化された信号の周期に
基づいて前記回転速度を検出する制御部とを有すること
を特徴とする。
ムは、回転体の回転に対応してそれぞれ周期的に変化し
且つ所定の位相差を有する一対の信号の差動出力を一対
のしきい値に基づいて第1の値と第2の値に2値化して
出力する回転検出部と、前記差動出力が前記一対のしき
い値の間から離脱したときに、前記差動出力が前記一対
のしきい値の間から離脱するまで、前記回転検出部の出
力を前記第1の値と前記第2の値の間の第3の値に維持
するヒステリシス帯域検出部と、前記回転検出部の出力
を、前記第1の値と前記第3の値の間の第1のしきい値
と、前記第2の値と前記第3の値の間の第2のしきい値
とに基づいて2値化し、この2値化された信号の周期に
基づいて前記回転速度を検出する制御部とを有すること
を特徴とする。
【0013】好ましい実施の形態においては、前記回転
検出部が、前記回転体の回転を磁界の周期的な変化に変
換し、この磁界の変化に対応した前記一対の信号を所定
の位相差で出力する磁気−電気変換素子を有してなるも
のである。また、前記回転検出部が、前記一対の信号の
正転差動出力を一対のしきい値により2値化して出力す
る第1の比較手段を有してなるものである。さらに、前
記ヒステリシス帯域検出部が、前記一対の信号の反転差
動出力を一対のしきい値により2値化して出力する第2
の比較手段と、前記第2の比較手段の出力の反転出力と
前記第1の比較手段の出力とを論理和する論理和手段と
を有するとともに、前記第1の比較手段の2値化出力と
前記論理和手段の2値化出力とが異なる値であるときに
前記回転検出部の出力を前記第3の値にするものであ
る。
検出部が、前記回転体の回転を磁界の周期的な変化に変
換し、この磁界の変化に対応した前記一対の信号を所定
の位相差で出力する磁気−電気変換素子を有してなるも
のである。また、前記回転検出部が、前記一対の信号の
正転差動出力を一対のしきい値により2値化して出力す
る第1の比較手段を有してなるものである。さらに、前
記ヒステリシス帯域検出部が、前記一対の信号の反転差
動出力を一対のしきい値により2値化して出力する第2
の比較手段と、前記第2の比較手段の出力の反転出力と
前記第1の比較手段の出力とを論理和する論理和手段と
を有するとともに、前記第1の比較手段の2値化出力と
前記論理和手段の2値化出力とが異なる値であるときに
前記回転検出部の出力を前記第3の値にするものであ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態の回
転検出システムを説明する。
転検出システムを説明する。
【0015】図1は、本発明の実施の形態の回転検出シ
ステムにおいて、回転体17の回転をホールIC19を
用いて検出する概要を示した説明図である。図1におい
て、ホールIC19は、そのホール素子1、2側が回転
体17の凸凹(山谷)と対向して配置されている。ホー
ルIC19の回転体17と反対側にはマグネット(永久
磁石)18が配置されている。ホール素子1、2は、図
において矢印で示された回転体17の回転方向に離間し
て配置されている。
ステムにおいて、回転体17の回転をホールIC19を
用いて検出する概要を示した説明図である。図1におい
て、ホールIC19は、そのホール素子1、2側が回転
体17の凸凹(山谷)と対向して配置されている。ホー
ルIC19の回転体17と反対側にはマグネット(永久
磁石)18が配置されている。ホール素子1、2は、図
において矢印で示された回転体17の回転方向に離間し
て配置されている。
【0016】図2は、ホールIC19の内部構成を示し
たものである。すなわち、ホールIC19は、その内部
に、一定間隔で離間した位置に2つのホール素子1、2
が配置されている。これらホール素子1、2の出力は増
幅器3、4にて増幅される。増幅器3、4の出力は正転
差動増幅器5により正転差動増幅され、また、反転差動
増幅器6により反転差動増幅される。なお、正転差動増
幅器5と反転差動増幅器6の各増幅率は同程度である。
たものである。すなわち、ホールIC19は、その内部
に、一定間隔で離間した位置に2つのホール素子1、2
が配置されている。これらホール素子1、2の出力は増
幅器3、4にて増幅される。増幅器3、4の出力は正転
差動増幅器5により正転差動増幅され、また、反転差動
増幅器6により反転差動増幅される。なお、正転差動増
幅器5と反転差動増幅器6の各増幅率は同程度である。
【0017】正転差動増幅器5からの正転差動出力AIN
は比較器7に、また、反転増幅器6の反転差動出力BIN
は比較器8に、それぞれ入力される。比較器7、8はそ
れぞれ、ヒステリシス性を有した動作をするものであ
り、つまり、図3を参照して、2つのしきい値TH1と
TH2を有しており、それぞれ2値化された信号A、B
を出力する。なお、しきい値TH1は比較器7、8の出
力がHからLになるしきい値であり、しきい値TH2は
比較器7、8の出力がLからHになるしきい値である。
は比較器7に、また、反転増幅器6の反転差動出力BIN
は比較器8に、それぞれ入力される。比較器7、8はそ
れぞれ、ヒステリシス性を有した動作をするものであ
り、つまり、図3を参照して、2つのしきい値TH1と
TH2を有しており、それぞれ2値化された信号A、B
を出力する。なお、しきい値TH1は比較器7、8の出
力がHからLになるしきい値であり、しきい値TH2は
比較器7、8の出力がLからHになるしきい値である。
【0018】そして、信号Aはトランジスタ11のベー
スと、OR回路10の一方の入力端子に入力される。ま
た、信号Bは、インバータ9により反転された信号Bバ
ーとなり、この信号BバーはOR回路10の他方の入力
に入力される。さらに、OR回路10の出力はトランジ
スタ12のベースに入力される。OR回路10は、入力
された信号Aと信号Bバー信号の論理和を出力する。す
なわち、OR回路10は、信号Aと信号Bバーのいずれ
か一方がHであればHを出力し、この時、OR回路10
はトランジスタ12を駆動し、トランジスタ12はオン
になる。また、トランジスタ11はAにより駆動され
る。
スと、OR回路10の一方の入力端子に入力される。ま
た、信号Bは、インバータ9により反転された信号Bバ
ーとなり、この信号BバーはOR回路10の他方の入力
に入力される。さらに、OR回路10の出力はトランジ
スタ12のベースに入力される。OR回路10は、入力
された信号Aと信号Bバー信号の論理和を出力する。す
なわち、OR回路10は、信号Aと信号Bバーのいずれ
か一方がHであればHを出力し、この時、OR回路10
はトランジスタ12を駆動し、トランジスタ12はオン
になる。また、トランジスタ11はAにより駆動され
る。
【0019】トランジスタ11のコレクタ端子と電源V
ccとの間には抵抗R1 が接続されており、また、トラン
ジスタ12のコレクタ端子とトランジスタ11のコレク
タ端子間には抵抗R2が接続されている。電源Vccと抵
抗R1との接続点には、ダイオード13のアノード端子
が接続され、ダイオード13のカソード側はホール素子
1、2および他の図示しない信号処理回路の駆動用の電
源Vstを作るための定電圧電源(REG)14が接続さ
れている。
ccとの間には抵抗R1 が接続されており、また、トラン
ジスタ12のコレクタ端子とトランジスタ11のコレク
タ端子間には抵抗R2が接続されている。電源Vccと抵
抗R1との接続点には、ダイオード13のアノード端子
が接続され、ダイオード13のカソード側はホール素子
1、2および他の図示しない信号処理回路の駆動用の電
源Vstを作るための定電圧電源(REG)14が接続さ
れている。
【0020】また、センサ100のGND端子(出力端
子)は、ECU200の出力検出用の抵抗15に接続さ
れ、抵抗15はECU200内のGNDに接地される。
抵抗15にはノイズ除却用フィルタ20、およびECU
200のセンサ信号変換用の比較器16が順次接続され
ている。比較器16の出力はECU200内のマイコン
(図示せず)に入力される。
子)は、ECU200の出力検出用の抵抗15に接続さ
れ、抵抗15はECU200内のGNDに接地される。
抵抗15にはノイズ除却用フィルタ20、およびECU
200のセンサ信号変換用の比較器16が順次接続され
ている。比較器16の出力はECU200内のマイコン
(図示せず)に入力される。
【0021】ここで、図3ないし図4に示したように、
比較器16のしきい値TH3は中間電圧MとH電圧の間
に、またしきい値TH4はL電圧と中間電圧Mの間に、
それぞれ設定されている。
比較器16のしきい値TH3は中間電圧MとH電圧の間
に、またしきい値TH4はL電圧と中間電圧Mの間に、
それぞれ設定されている。
【0022】次に、実施の形態の回転検出システムにお
いて、センサの電源瞬断がない場合の動作を図3を参照
して説明する。
いて、センサの電源瞬断がない場合の動作を図3を参照
して説明する。
【0023】回転体17が図1において矢印方向に回転
している状態では、マグネット18により発生される磁
界の強さが、回転体17の凸凹(山谷)により周期的に
変化し、この磁界変化はホール素子1、2によって電気
信号に変換される。そして、ホール素子1、2は回転体
17の回転方向に対して一定間隔離れているため、ホー
ル素子2の信号は、ホール素子2の出力信号(正弦波)
に対して、一定した位相遅れを持った正弦波として出力
される。
している状態では、マグネット18により発生される磁
界の強さが、回転体17の凸凹(山谷)により周期的に
変化し、この磁界変化はホール素子1、2によって電気
信号に変換される。そして、ホール素子1、2は回転体
17の回転方向に対して一定間隔離れているため、ホー
ル素子2の信号は、ホール素子2の出力信号(正弦波)
に対して、一定した位相遅れを持った正弦波として出力
される。
【0024】ホール素子1の出力は増幅器3で増幅さ
れ、また正転差動増幅器5で正転差動増幅され、正転差
動出力AINとして出力される。また、ホール素子2の出
力は増幅器4で増幅され、また反転差動増幅器6で反転
差動増幅され、反転差動出力BINとして出力される。な
お、増幅器3、4は同程度の増幅率とし、また、差動増
幅器5、6も同程度の増幅率とする。
れ、また正転差動増幅器5で正転差動増幅され、正転差
動出力AINとして出力される。また、ホール素子2の出
力は増幅器4で増幅され、また反転差動増幅器6で反転
差動増幅され、反転差動出力BINとして出力される。な
お、増幅器3、4は同程度の増幅率とし、また、差動増
幅器5、6も同程度の増幅率とする。
【0025】正転差動出力AINおよび反転差動出力Bは
それぞれ、比較器7、8によって2値化され、また出力
A、Bとして出力される。なお、比較器7の出力Aと比
較器8の出力Bは互いに反転信号となっている。
それぞれ、比較器7、8によって2値化され、また出力
A、Bとして出力される。なお、比較器7の出力Aと比
較器8の出力Bは互いに反転信号となっている。
【0026】つまり、比較器7の出力Aは、AINがしき
い値TH1を通過した時にHからLに変化し、AINがし
きい値TH2を通過した時にHからLに反転する。ま
た、比較器8の出力Bは、BINがしきい値TH2を通過
した時にLからHに変化し、BINがしきい値TH1を通
過した時にHからLに反転する。
い値TH1を通過した時にHからLに変化し、AINがし
きい値TH2を通過した時にHからLに反転する。ま
た、比較器8の出力Bは、BINがしきい値TH2を通過
した時にLからHに変化し、BINがしきい値TH1を通
過した時にHからLに反転する。
【0027】ここで、センサの電源瞬断がない場合に
は、インバータ回路9により反転された信号Bバーは信
号Aと略同一な信号となる。また、信号Bバーと信号A
が入力されるOR回路10の出力も信号Aと略同一な信
号となる。よって、トランジスタ11、12は、A信号
と略同一な動作でON、OFFとなり、それぞれ出力Q
A、QBを出力する。
は、インバータ回路9により反転された信号Bバーは信
号Aと略同一な信号となる。また、信号Bバーと信号A
が入力されるOR回路10の出力も信号Aと略同一な信
号となる。よって、トランジスタ11、12は、A信号
と略同一な動作でON、OFFとなり、それぞれ出力Q
A、QBを出力する。
【0028】次に、センサ100からECU200に出
力されるセンサ出力について説明する。まず、センサ出
力は電流出力であり、センサ100内のインピーダンス
を変化させることでセンサ100による消費電流を変化
させ、信号H、Lを得る構成としている。
力されるセンサ出力について説明する。まず、センサ出
力は電流出力であり、センサ100内のインピーダンス
を変化させることでセンサ100による消費電流を変化
させ、信号H、Lを得る構成としている。
【0029】つまり、トランジスタ11、12がともに
OFFの時にセンサ出力はLとなる。この時、ホール素
子1、2と内部信号処理回路において消費される電流I
ccが出力される。この消費電流Iccは、ECU200内
において電圧変換用の抵抗15によって電圧変換(Icc
×r)される。変換された電圧は、フィルタ20により
ノイズ除去された後、コンパレータ16で2値化され
る。
OFFの時にセンサ出力はLとなる。この時、ホール素
子1、2と内部信号処理回路において消費される電流I
ccが出力される。この消費電流Iccは、ECU200内
において電圧変換用の抵抗15によって電圧変換(Icc
×r)される。変換された電圧は、フィルタ20により
ノイズ除去された後、コンパレータ16で2値化され
る。
【0030】一方、トランジスタ11がONの時(トラ
ンジスタ12が同時にONしていても可能)にセンサ出
力はHとなる。そして、この時、センサ100から出力
される電流はIcc+IAsinkであり、ECU200の検
知電圧は(Icc+IAsink)×rとなり、センサ100
がLの時よりIAsink×rだけ電圧が高くなる。なお、
IAsinkはトランジスタ11がONに抵抗R1を流れる
電流である。
ンジスタ12が同時にONしていても可能)にセンサ出
力はHとなる。そして、この時、センサ100から出力
される電流はIcc+IAsinkであり、ECU200の検
知電圧は(Icc+IAsink)×rとなり、センサ100
がLの時よりIAsink×rだけ電圧が高くなる。なお、
IAsinkはトランジスタ11がONに抵抗R1を流れる
電流である。
【0031】次に、センサ100の電源瞬断が発生した
場合の動作を図4〜図6を参照して説明する。ここで、
図4において、一対のしきい値TH1とTH2の間の帯
域はヒステリシス帯域である。また、ホール素子1、2
の差動出力を示したグラフにおける斜線部分は、電源瞬
断時においてセンサ出力が誤作動する領域、つまり、こ
の差動出力が一周期のうち上記のヒステリシス帯域の間
にある周期の領域を示したものである。
場合の動作を図4〜図6を参照して説明する。ここで、
図4において、一対のしきい値TH1とTH2の間の帯
域はヒステリシス帯域である。また、ホール素子1、2
の差動出力を示したグラフにおける斜線部分は、電源瞬
断時においてセンサ出力が誤作動する領域、つまり、こ
の差動出力が一周期のうち上記のヒステリシス帯域の間
にある周期の領域を示したものである。
【0032】まず、センサ100のコンパレータ7、8
の電源投入時における出力レベルについて説明する。こ
の出力レベルは、図5に示した通り、電源投入が行われ
た場合において、コンパレータ7、8の出力は、差動出
力がしきい値TH2以下の状態ではHとなり、それ以外
の状態ではLとなるものとする。
の電源投入時における出力レベルについて説明する。こ
の出力レベルは、図5に示した通り、電源投入が行われ
た場合において、コンパレータ7、8の出力は、差動出
力がしきい値TH2以下の状態ではHとなり、それ以外
の状態ではLとなるものとする。
【0033】そして、図4において、斜線部分において
センサの電源瞬断が発生した時、Iの場合は、出力Aは
瞬断前はHであったのが電源復帰後にLとなる。出力B
は、瞬断前も電源復帰後もLとなる。また、電源復帰の
際に、トランジスタ11はOFF、トランジスタ12は
ONの状態となる。さらに、電源復帰の際に、センサ1
00からは(Icc+IBsink)の電流がセンサ出力とし
て出力される。
センサの電源瞬断が発生した時、Iの場合は、出力Aは
瞬断前はHであったのが電源復帰後にLとなる。出力B
は、瞬断前も電源復帰後もLとなる。また、電源復帰の
際に、トランジスタ11はOFF、トランジスタ12は
ONの状態となる。さらに、電源復帰の際に、センサ1
00からは(Icc+IBsink)の電流がセンサ出力とし
て出力される。
【0034】よって、ECU200における検知電圧は
(Icc+IBsink)×rとなり、L出力よりIBsink×
rだけ電圧が高くなる。ここで、IAsinkとIBsink
は、R1 <R1 +R2 であるから、IAsink>IBsink
となる。このため、電流(Icc+IBsink)出力時は、
センサ出力(ECU200における検知電圧)として、
Lより高く且つHより低い、つまり、LとHの中間電圧
Mが発生する。
(Icc+IBsink)×rとなり、L出力よりIBsink×
rだけ電圧が高くなる。ここで、IAsinkとIBsink
は、R1 <R1 +R2 であるから、IAsink>IBsink
となる。このため、電流(Icc+IBsink)出力時は、
センサ出力(ECU200における検知電圧)として、
Lより高く且つHより低い、つまり、LとHの中間電圧
Mが発生する。
【0035】同様に、IIにおいてセンサの電源瞬断が
発生した時は、信号Aは瞬断前も電源復帰後もLとな
る。また、出力Bは、瞬断前はHであったのが電源復帰
後にLに反転する。よって、この場合においても、上記
と同様に、センサ出力として中間電圧Mが発生する。ま
た、IIIにおいてセンサの電源瞬断が発生した場合
は、Iの場合と同様である。
発生した時は、信号Aは瞬断前も電源復帰後もLとな
る。また、出力Bは、瞬断前はHであったのが電源復帰
後にLに反転する。よって、この場合においても、上記
と同様に、センサ出力として中間電圧Mが発生する。ま
た、IIIにおいてセンサの電源瞬断が発生した場合
は、Iの場合と同様である。
【0036】なお、厳密には、上記のようなセンサの電
源瞬断によりセンサ出力も信号変化するが、このような
信号変化はきわめて短時間に行われるものであり、これ
は、ECU200のフィルタ20により除去される。こ
のため、ECU200のコンパレータ16に入力に対し
ては影響を与えることはない。
源瞬断によりセンサ出力も信号変化するが、このような
信号変化はきわめて短時間に行われるものであり、これ
は、ECU200のフィルタ20により除去される。こ
のため、ECU200のコンパレータ16に入力に対し
ては影響を与えることはない。
【0037】そして、上記のように、しきい値TH3は
中間電圧MとH電圧の間に、しきい値TH4はL電圧と
中間電圧Mの間にそれぞれ設定されている結果、センサ
の電源瞬断があった場合でも、センサ出力として、この
ような電源瞬断がない図3の場合と同一の信号を得るこ
とができる。図6に、この図2の回路におけるセンサ出
力の真理値表を示した。
中間電圧MとH電圧の間に、しきい値TH4はL電圧と
中間電圧Mの間にそれぞれ設定されている結果、センサ
の電源瞬断があった場合でも、センサ出力として、この
ような電源瞬断がない図3の場合と同一の信号を得るこ
とができる。図6に、この図2の回路におけるセンサ出
力の真理値表を示した。
【0038】図7は、本発明の他の実施の形態を示す図
である。この実施の形態は、次の点を除いて、図2に示
したものと同じである。すなわち、トランジスタ11、
12のコレクタをECU200内に入れ、電源Vccとト
ランジスタ11のコレクタとの間に抵抗R1 を配置する
とともに、トランジスタ11のコレクタとトランジスタ
12のコレクタとの間に抵抗R2 をそれぞれ配置してい
る。そして、抵抗R1とR2 の中間の電圧MをECU2
00のコンパレータ16により検出する構成としてい
る。
である。この実施の形態は、次の点を除いて、図2に示
したものと同じである。すなわち、トランジスタ11、
12のコレクタをECU200内に入れ、電源Vccとト
ランジスタ11のコレクタとの間に抵抗R1 を配置する
とともに、トランジスタ11のコレクタとトランジスタ
12のコレクタとの間に抵抗R2 をそれぞれ配置してい
る。そして、抵抗R1とR2 の中間の電圧MをECU2
00のコンパレータ16により検出する構成としてい
る。
【0039】この図7の実施の形態では、トランジスタ
11、12がともにOFFの時にセンサ出力がHとな
り、この時、ECU200の検知電圧は電源Vccとな
る。また、トランジスタ11がON(トランジスタ12
はON、OFFどちらでも良い)の時にセンサ出力はL
となり、この時、ECU200の検知電圧はGNDとな
る。さらに、トランジスタ11がOFFでトランジスタ
12だけがONとなる時にセンサ出力は中間電圧Mとな
り、この時、ECU200の検知電圧は{R2 /(R1
+R2 )}×Vccとなる。なお、中間電圧Mの発生条件
は図2の場合と同様である。
11、12がともにOFFの時にセンサ出力がHとな
り、この時、ECU200の検知電圧は電源Vccとな
る。また、トランジスタ11がON(トランジスタ12
はON、OFFどちらでも良い)の時にセンサ出力はL
となり、この時、ECU200の検知電圧はGNDとな
る。さらに、トランジスタ11がOFFでトランジスタ
12だけがONとなる時にセンサ出力は中間電圧Mとな
り、この時、ECU200の検知電圧は{R2 /(R1
+R2 )}×Vccとなる。なお、中間電圧Mの発生条件
は図2の場合と同様である。
【0040】なお、以上の説明では、一対のホール素子
の差動出力がセンサ出力誤作動領域にある周期におい
て、この差動出力が一対のしきい値の間(ヒステリシス
領域)から離脱したときに、差動出力が一対のしきい値
の間から離脱する周期になるまで、センサ出力を中間電
圧に維持するヒステリシス帯域検出部として、反転差動
増幅器6、比較器8、インバータ9、OR回路10、ト
ランジスタ12などからなる回路を用いたが、その他、
例えば、所要のプログラムにより制御されるコンピュー
タを用いてこのようなヒステリシス帯域検出部を構成す
ることもできる。
の差動出力がセンサ出力誤作動領域にある周期におい
て、この差動出力が一対のしきい値の間(ヒステリシス
領域)から離脱したときに、差動出力が一対のしきい値
の間から離脱する周期になるまで、センサ出力を中間電
圧に維持するヒステリシス帯域検出部として、反転差動
増幅器6、比較器8、インバータ9、OR回路10、ト
ランジスタ12などからなる回路を用いたが、その他、
例えば、所要のプログラムにより制御されるコンピュー
タを用いてこのようなヒステリシス帯域検出部を構成す
ることもできる。
【0041】また、磁気感応素子としてホール素子を例
に挙げて説明したが、その他、磁気感応素子としてMR
(磁気抵抗素子)を使用した場合にも同様である。
に挙げて説明したが、その他、磁気感応素子としてMR
(磁気抵抗素子)を使用した場合にも同様である。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の回転検出
システムによれば、センサ電源の瞬断によるセンサ出力
の周期の変化に起因するセンサの検出精度の低下を防止
することができる。
システムによれば、センサ電源の瞬断によるセンサ出力
の周期の変化に起因するセンサの検出精度の低下を防止
することができる。
【図1】本発明の実施の形態の回転検出システムにおい
て、回転体の回転をホールICで検出する概要の説明図
である。
て、回転体の回転をホールICで検出する概要の説明図
である。
【図2】実施の形態の回転検出システムの回路図であ
る。
る。
【図3】図2の回転検出システムの正常時の動作の説明
図である。
図である。
【図4】図2の回転検出システムにおいてセンサの電源
瞬断が発生した場合の動作の説明図である。
瞬断が発生した場合の動作の説明図である。
【図5】図2の回転検出システムを構成するコンパレー
タの動作の説明図である。
タの動作の説明図である。
【図6】図2の回転検出システムの動作を説明した真理
値表である。
値表である。
【図7】本発明の他の実施の形態の回転検出システムの
説明図である。
説明図である。
【図8】回転検出システムの従来例の回路図である。
【図9】従来例の動作の説明図である。
1、2…ホール素子 5…正転増幅器 6…反転増幅器 7、8、16、31、33…コンパレータ 10…OR回路 11、12…トランジスタ 17…回転体 100…センサ 200…ECU
Claims (4)
- 【請求項1】 回転体の回転に対応してそれぞれ周期的
に変化し且つ所定の位相差を有する一対の信号の差動出
力を一対のしきい値に基づいて第1の値と第2の値に2
値化して出力する回転検出部と、 前記差動出力が前記一対のしきい値の間から離脱したと
きに、前記差動出力が前記一対のしきい値の間から離脱
するまで、前記回転検出部の出力を前記第1の値と前記
第2の値の間の第3の値に維持するヒステリシス帯域検
出部と、 前記回転検出部の出力を、前記第1の値と前記第3の値
の間の第1のしきい値と、前記第2の値と前記第3の値
の間の第2のしきい値とに基づいて2値化し、この2値
化された信号の周期に基づいて前記回転速度を検出する
制御部とを有することを特徴とする回転検出システム。 - 【請求項2】 前記回転検出部が、前記回転体の回転を
磁界の周期的な変化に変換し、この磁界の変化に対応し
た前記一対の信号を所定の位相差で出力する磁気−電気
変換素子を有してなるものであることを特徴とする請求
項1記載の回転検出システム。 - 【請求項3】 前記回転検出部が、前記一対の信号の正
転差動出力を一対のしきい値により2値化して出力する
第1の比較手段を有してなるものであることを特徴とす
る請求項1または2記載の回転検出システム。 - 【請求項4】 前記ヒステリシス帯域検出部が、前記一
対の信号の反転差動出力を一対のしきい値により2値化
して出力する第2の比較手段と、前記第2の比較手段の
出力の反転出力と前記第1の比較手段の出力とを論理和
する論理和手段とを有するとともに、前記第1の比較手
段の2値化出力と前記論理和手段の2値化出力とが異な
る値であるときに前記回転検出部の出力を前記第3の値
にするものであることを特徴とする請求項3記載の回転
検出システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33260396A JPH10170533A (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | 回転検出システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33260396A JPH10170533A (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | 回転検出システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10170533A true JPH10170533A (ja) | 1998-06-26 |
Family
ID=18256804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33260396A Pending JPH10170533A (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | 回転検出システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10170533A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7659716B2 (en) | 2006-07-26 | 2010-02-09 | Rohm Co., Ltd. | Sensor circuit, semiconductor device, and electronic apparatus |
US7701208B2 (en) | 2005-02-08 | 2010-04-20 | Rohm Co., Ltd. | Magnetic sensor circuit and portable terminal provided with such magnetic sensor circuit |
CN109416263A (zh) * | 2016-07-14 | 2019-03-01 | 株式会社电装 | 旋转检测装置 |
CN113324564A (zh) * | 2020-02-28 | 2021-08-31 | Tdk株式会社 | 位置检测装置和使用其的位置检测系统及转向系统 |
-
1996
- 1996-12-13 JP JP33260396A patent/JPH10170533A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7701208B2 (en) | 2005-02-08 | 2010-04-20 | Rohm Co., Ltd. | Magnetic sensor circuit and portable terminal provided with such magnetic sensor circuit |
US7659716B2 (en) | 2006-07-26 | 2010-02-09 | Rohm Co., Ltd. | Sensor circuit, semiconductor device, and electronic apparatus |
CN109416263A (zh) * | 2016-07-14 | 2019-03-01 | 株式会社电装 | 旋转检测装置 |
CN109416263B (zh) * | 2016-07-14 | 2021-03-09 | 株式会社电装 | 旋转检测装置 |
CN113324564A (zh) * | 2020-02-28 | 2021-08-31 | Tdk株式会社 | 位置检测装置和使用其的位置检测系统及转向系统 |
CN113324564B (zh) * | 2020-02-28 | 2023-08-11 | Tdk株式会社 | 位置检测装置和使用其的位置检测系统及转向系统 |
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