JPH07122479A - ウエハ内位置表示を付したチップ及びその製造方法 - Google Patents

ウエハ内位置表示を付したチップ及びその製造方法

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JPH07122479A
JPH07122479A JP26902493A JP26902493A JPH07122479A JP H07122479 A JPH07122479 A JP H07122479A JP 26902493 A JP26902493 A JP 26902493A JP 26902493 A JP26902493 A JP 26902493A JP H07122479 A JPH07122479 A JP H07122479A
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隆久 山口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ウエハ内における各チップの位置をダイシング
後に正確に判別できるウエハ内位置表示を付したチップ
の製造方法を提供する。 【構成】チップ42に形成された表示パターン16に、
ウエハ内におけるチップ42の位置をそれぞれ表示する
位置マーク32aを形成する。また、チップ44に形成
された表示パターン16に、ウエハ内におけるチップ4
4の位置を表示する位置マーク32bを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウエハ内位置表示を付
したチップ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】チップがウエハのどの位置から切り出さ
れたかをダイシング後に判別できると、そのチップが内
蔵されたパッケージ品に不良が生じたときにその不良解
析に大きな役割を果すなど品質管理上の絶大な効果があ
る。このため、チップがウエハのどの位置から切り出さ
れたかを示す記号やパターンを各チップに形成すること
が従来から行われている。
【0003】ウエハ内における各チップの位置を表す記
号やパターンを各チップに形成する方法が、特開昭58
−51513号公報、特開平2−101729号公報に
提案されている。これらの方法では、記号等をチップに
形成するために装置を大幅に改造する必要があるという
問題がある。そこで、装置を大幅に改造せずに、ウエハ
内におけるチップの位置を表すパターンをチップに形成
する方法を提案している(特開平5−175093号公
報参照)。この方法では、ウエハの形状を模したパター
ンを各チップに形成し、このパターンに各チップの位置
を表す位置表示パターンを形成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のウエハ形状を模
したパターンを各チップに形成する方法では装置の大幅
な改造は不要であるが、各チップにはウエハ内における
大まかな位置を示すマークしか表示されない。このた
め、ウエハ内における各チップの位置を正確に判別でき
ないという問題がある。
【0005】本発明は、上記事情に鑑み、ウエハ内にお
ける各チップの位置をダイシング後に正確に判別できる
ウエハ内位置表示を付したチップ及びその製造方法を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のウエハ内位置表示を付したチップの製造方法
は、一枚のウエハ内に形成される複数のチップの配列パ
ターンを模した表示パターンが各デバイス領域の一部に
形成された第1のレチクルを用いて、ウエハ内の各チッ
プに前記表示パターンを露光する第1の工程と、該表示
パターンに対して前記各チップ自身の位置を表示するた
めの位置パターンが形成された第2のレチクルを用い
て、前記表示パターンが露光されたウエハに対して前記
第2のレチクルを相対的に位置決めして露光することに
より、前記各チップに形成された前記表示パターン上に
ウエハ内における各チップの位置を示す位置マークを形
成する第2の工程とを含むことを特徴とするものであ
る。
【0007】また、第2のレチクルを用いて位置表示パ
ターンを転写する代わりに、各チップに写し込まれた配
列パターン上の各チップの対応する位置に集光した光を
照射することにより位置マークを形成してもよい。ま
た、上記目的を達成するための本発明のウエハ内位置表
示を付したチップは、一枚のウエハ内に形成される複数
のチップの配列パターンを模した表示パターンと、該表
示パターンに形成された、ウエハ内における位置を示す
位置マークとを備えたことを特徴とするものである。
【0008】ここで、配列パターンとは、1枚のウエハ
が露光される全領域を表すパターンをいい、1回で露光
される複数チップ分の領域毎に区分されている。また、
デバイス領域とは、各チップに転写されるパターンが形
成されたレチクルの各チップ毎の領域をいう。
【0009】
【作用】本発明のウエハ内位置表示を付したチップの製
造方法によれば、先ず、表示パターンが各チップに転写
される。次に、各チップに転写された表示パターンに、
各チップの位置を表示するための位置パターンが転写さ
れる。各チップに転写された表示パターンは、複数チッ
プ分の領域毎に互いに区分されており、この表示パター
ンには位置マークが形成される。この位置マークは、ウ
エハ内における各チップの位置を示している。従って、
ウエハをダイシングした後であっても、チップに形成さ
れた表示パターンを観察することにより、チップがウエ
ハのどの位置から切り出されたかを正確に判別できる。
【0010】ここで、各チップに写し込まれた配列パタ
ーンに、各チップの位置をそれぞれ表示するために集光
した光を照射した場合は、第2のレチクルを用いずに位
置マークを形成できる。従って、露光工程が1つ減少
し、露光装置の使用効率が向上する。また、本発明のウ
エハ内位置表示を付したチップには、ウエハ内の対応す
る位置を示す位置マークが形成された表示パターンが形
成されているので、ウエハをダイシングした後であって
も、チップに形成された表示パターンを観察することに
より、チップがウエハのどの位置から切り出されたかを
正確に判別できる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明のウエハ内位置
表示を付したチップの製造方法の一実施例を説明する。
ここでは、ウエハ内位置表示を付したチップの製造方法
をLSI製品(実デバイス)に適用した例を示す。図1
は第1のレチクルを示し、(a)は第1のレチクルの概
略を表す平面図、(b)は各チップに転写される表示パ
ターンを拡大して表す図であり、斜線が施された部分は
クロム領域を表す。また、RAはアライメントマークを
示す。
【0012】第1のレチクル10は、9つのチップに対
応するパターンが形成された9つの領域12に分かれて
おり、この領域12の縦寸法、横寸法は共に6024μ
mである。また、それぞれの領域12の間はスクライブ
センター線14となる。図における各領域12の左上に
は、配列パターンを模した表示パターン16が形成され
ている。レチクル10に形成された表示パターン16の
縦寸法18は59.0μm、横寸法20は51.5μm
である。表示パターン16は、1回で露光される1回露
光領域22毎に互いに距離24だけ離れており、この距
離24は1.0μmである。また、1回露光領域22の
縦寸法26及び横寸法28はともに6.5μmである。
【0013】図2は第2のレチクルを示し、(a)は第
2のレチクルの概略全体を表す平面図、(b)は各チッ
プ自身の位置を表示するための位置パターンを拡大して
表す図であり、斜線が施された部分はクロム領域を表
す。また、RAはアライメントマークを示す。この第2
のレチクル30は、表示パターン16(図1参照)が転
写されたウエハの各チップに、ウエハ内における各チッ
プの位置をそれぞれ表示するための位置パターン32を
転写するためのものである。位置パターン32の形状
は、チップの形状を模した縦寸法34及び横寸法36と
もに2.2μmの四角の形状である。位置パターン32
は、領域12(図1参照)に対応した9つの領域38そ
れぞれに1つずつ形成されている。各領域38の座標
は、中央の領域38の座標(α,β)とし、各領域38
の位置に応じて2.2μmずつずれている。
【0014】上記第1のレチクル10及び第2のレチク
ル30を用いて、チップにウエハ内位置表示を付す方法
を、図3を参照して説明する。配線形成前のウエハ40
に対して通常のレジスト塗布を行った後、縮小投影露光
装置を用いて、第1のレチクル10(図1参照)により
通常の露光を行う。第1のレチクル10には表示パター
ン16(図1参照)が形成されているため、ウエハ内に
表示パターン16が転写される。次に、このウエハ40
をX−Yステージから降ろさずに、第1のレチクル10
を第2のレチクル30(図2参照)と交換し、第1のレ
チクル10の露光時のアラインメント・データを用いて
露光を行う。第2のレチクル30の露光の際、1回の露
光毎にその露光位置に応じたシフトをかけ、露光を行
う。例えばオリフラ付近に位置する露光であればY方向
にマイナスのシフトをかける。このシフトをウエハ全面
について行うためには縮小投影露光装置のショットレイ
アウトのステップピッチを元々のステップピッチと全露
光領域表示パターンの径より算出される量だけ大きくす
ればよい。これにより、第1のレチクル10を用いてウ
エハに転写された表示パターン16に、ウエハ内におけ
る各チップの位置をそれぞれ表示するための位置パター
ン32(図2参照)が転写される。
【0015】この結果、例えばチップ42には、図3
(b)に示されるように、チップ42に形成された表示
パターン16にウエハ内におけるチップ42の位置を表
示する位置マーク32aが形成される。また、チップ4
4には、図3(c)に示されるように、チップ42に形
成された表示パターン16にウエハ内におけるチップ4
4の位置を表示する位置マーク32bが形成される。こ
れらチップ42,44を、例えば光学顕微鏡を用いて2
00倍で観察することにより、ウエハ40内における各
チップの位置をダイシング後に正確に容易に判別でき
る。
【0016】上記実施例では、51.5μm×59.0
μmの面積に表示パターンを形成したので、低倍率の観
察で各チップ毎に判別できるが、高倍率の観察を前提と
すれば、さらに小さな占有面積とすればよい。また、上
記実施例では、第2のレチクルを用いて位置パターンを
形成したが、ウエハに転写された表示パターン16に各
チップの位置を表示するためのレーザ光や露光光のスポ
ットを照射することにより位置マークを各チップに形成
してもよい。また、各チップの表示パターンに、チップ
位置座標情報を焼き付けても良い。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のウエハ内
位置表示を付したチップの製造方法によれば、第1のレ
チクルと第2のレチクルを用いて、ウエハ内における各
チップの位置を示す位置マークを各チップに形成したた
め、装置を大幅に改造すること無しに、ウエハ内におけ
る各チップの位置をダイシング後に正確に判別できる。
【0018】また、本発明のウエハ内位置表示を付した
チップには、ウエハ内における各チップの位置を示す位
置マークが形成されているため、ウエハ内における各チ
ップの位置をダイシング後に正確に判別できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1のレチクルを示す、(a)は第1のレチク
ルの概略を表す平面図、(b)は表示パターンを拡大し
て表す図である。
【図2】第2のレチクルを示す、(a)は第2のレチク
ルの概略を表す平面図、(b)は位置パターンを拡大し
て表す図である。
【図3】第1のレチクル及び第2のレチクルを用いてウ
エハ内位置表示が付されたチップの表示パターンを示す
図である。
【符号の説明】
10 第1のレチクル 12,38 領域 16 表示パターン 22 1回露光領域 30 第2のレチクル 32 位置パターン 32a,32b 位置マーク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一枚のウエハ内に形成される複数のチッ
    プの配列パターンを模した表示パターンが各デバイス領
    域の一部に形成された第1のレチクルを用いて、ウエハ
    内の各チップに前記表示パターンを露光する第1の工程
    と、 該表示パターンに対して前記各チップ自身の位置を表示
    するための位置パターンが形成された第2のレチクルを
    用いて、前記表示パターンが露光されたウエハに対して
    前記第2のレチクルを相対的に位置決めして露光するこ
    とにより、前記各チップに形成された前記表示パターン
    上にウエハ内における各チップの位置を示す位置マーク
    を形成する第2の工程とを含むことを特徴とするウエハ
    内位置表示を付したチップの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第2の工程に代えて、前記各チップ
    に写し込まれた前記配列パターン上の前記各チップの対
    応する位置に集光した光を照射することにより前記位置
    マークを形成することを特徴とする請求項1記載のウエ
    ハ内位置表示を付したチップの製造方法。
  3. 【請求項3】 一枚のウエハ内に形成される複数のチッ
    プの配列パターンを模した表示パターンと、該表示パタ
    ーンに形成された、ウエハ内における位置を示す位置マ
    ークとを備えたことを特徴とするチップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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