JPH07122355B2 - 開閉式膜屋根装置 - Google Patents

開閉式膜屋根装置

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JPH07122355B2
JPH07122355B2 JP1273379A JP27337989A JPH07122355B2 JP H07122355 B2 JPH07122355 B2 JP H07122355B2 JP 1273379 A JP1273379 A JP 1273379A JP 27337989 A JP27337989 A JP 27337989A JP H07122355 B2 JPH07122355 B2 JP H07122355B2
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JP
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membrane roof
roof
membrane
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guide frame
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耕一 吉田
康孝 中井
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Fujita Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は天井開口部を開閉する開閉式膜屋根装置に関す
る。
(従来の技術) 天井開口部に膜屋根を張設した膜屋根装置では、その多
くは膜屋根にサグを有しており、一般に、サグの値は膜
屋根の長手方向にかおいて異なるため、膜は立体的に裁
断しものが多数継ぎ合わされて構成されている。
このようなサグを有する膜屋根を開閉可能に張設した開
閉式膜屋根装置において、膜屋根を同一径の巻き取りド
ラムで巻き取ると、しわが生じてしまう。
そこで従来では、巻き取りドラムの長さを膜幅より短め
に形成し、膜幅の広くなる部分は外側に逃がしつつ同一
径のドラムで巻き取るようにしている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながらこのような方法では、巻き取り時の引っ張
り力が膜屋根に常時作用しているため、巻き取り時に膜
屋根が十分に膜幅方向に広がりきれず、しわが残る。そ
のため、膜屋根を展開した時しわが跡として残り、美観
を損ねる等の問題があった。
また、膜屋根にはガラス繊維にテフロンコーティングを
施したものが用いられることが多く、しわの発生により
ガラス繊維が折れて膜材強度が低下する問題もあった。
本発明は前記事情に鑑み案出されたものであって、本発
明の目的は、しわを生じることなく、また、膜に損傷を
与えることなく膜屋根を巻き取ることができる開閉式膜
屋根装置を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するための本発明を実施例に対応する図
面を参照して説明する。
本発明は、屋根フレーム3に開閉可能に張設された膜屋
根5と、屋根フレーム3に設けられ膜屋根5の開閉動を
案内するガイドフレーム17と、前記ガイドフレーム17の
一端側に設けらた膜屋根用の巻き取りドラム7とを備え
た開閉式膜屋根装置において、前記巻き取りドラム7の
手前に位置するガイドフレーム部分17Aを膜屋根5の幅
方向に移動可能に構成し、前記ガイドフレーム部分17A
を膜屋根5の幅方向外方に付勢する付勢手段23を設けた
ことを特徴とする。
本発明において付勢手段23は、ガイドフレーム部分17A
に連結されたワイヤ25と、ワイヤ25により吊り下げられ
る重り27で構成することができる。
(作用) 本発明によれば、膜屋根5の巻き取り時、ガイドフレー
ム部分17Aが付勢手段23により移動することで、膜屋根
5は十分に幅方向に伸ばされ、しわが生じることなく巻
き取りドラム7に巻き取られ、膜屋根5の損傷も防止さ
れる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
第1図は開閉式膜屋根装置の平面図、第2図は同・正面
図、第3図は同・側面図を示す。
1は開閉式膜屋根装置で、膜屋根装置1は屋根フレーム
3と、屋根フレーム3に開閉可能に張設される膜屋根5
を備える。
屋根フレーム3の一端には巻き取りドラム7とこの巻き
取りドラム7を回動する動力手段9が配設され、他端に
はモータ等からなる膜屋根展開用の動力手段11が配設さ
れている。
膜屋根5の一端はワイヤ等を介して前記動力手段11に連
結され、他端は巻き取りドラム7に連結されている。そ
して、膜屋根5は動力手段11により屋根フレーム3に張
設され、巻き取りドラム7により巻き取られ、天井開口
部が開閉されるように構成されている。
膜屋根5は第3図に示すように両端に較べて中央部分が
下方に位置するようなサグを有し、膜屋根5の両端には
第5図乃至第7図に示すように、その上下面に多数のガ
イド片13が取着されている。
屋根フレーム3は左右一対の円弧状の縦フレーム15を備
え、左右の縦フレーム15にはガイドフレーム17が取着さ
れている。
膜屋根5の開閉時、第4図に平面図で、第5図及び第6
図に夫々第4図のV−V線、VI−VI線断面図で、第7図
に斜視図で示すように、膜屋根5両端のガイド片13はガ
イドフレーム17に係合して案内される。
前記ガイドフレーム17における巻き取りドラム7の手前
の部分には、膜屋根5の幅方向に揺動可能な可動フレー
ム17Aが設けられている。
可動フレーム17Aは、第4図に示すように、端部が支軸1
9を介して屋根フレーム3に結合され、第6図に示すよ
うに、巻き取りドラム7に臨む端部がガイド21を介して
膜屋根5の幅方向に揺動できるように配設されている。
可動フレーム17Aには該可動フレーム17Aを膜屋根5の幅
方向外方に付勢する付勢手段23が連結されている。
実施例ではこの付勢手段23を、ワイヤ25と、ワイヤ25に
取着した重り27で構成している。
ワイヤ25は、第4図に示すように、可動フレーム17Aに
おける巻き取りドラム7の手前の箇所に取着されてい
る。
縦フレーム15には、第8図に側面図で、第9図に斜視図
で示すように、前記ワイヤ25の取着箇所に対応してブラ
ケット31を介してガイドローラ29が設けられている。前
記ワイヤ25は縦フレーム15を挿通してこのガイドローラ
29から垂設され、その下端に重り27が取着されている。
そして、重り27に作用する重力で可動フレーム17Aを膜
屋根5の幅方向外方に付勢している。
次に、作用について説明する。
可動フレーム17Aは膜屋根5の幅方向外方に付勢されて
いるので、膜屋根5の巻き取り時、膜屋根5はサグが大
きい部分でも十分に幅方向に伸ばされ、しわが生じるこ
となく巻き取りドラム7に巻き取られる。
また、膜屋根5にしわを生じさせずに巻き取ることがで
きるので、膜屋根5の損傷も防止できる。
特に、実施例では重り27を用いて付勢手段23を構成した
ので、その張力の調節も簡易に行なうことができる。
尚、実施例では付勢手段23をワイヤ25と重り27とで構成
したが、ばね等で構成することも可能である。
(発明の効果) 以上の説明で明らかなように本発明によれば、しわを生
じることなく、また、膜に損傷を与えることなく膜屋根
を巻き取ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は開閉式膜屋根装置の平面図、第2図は同・正面
図、第3図は同・側面図、第4図は可動フレーム部分の
平面図、第5図及び第6図は夫々第4図のV−V線、VI
−VI線断面図、第7図は可動フレーム部分の斜視図、第
8図は可動フレーム部分の拡大側面図、第9図はガイド
ローラ部分の斜視図である。 尚図中、1は開閉式膜屋根装置、3は屋根フレーム、5
は膜屋根、7は巻き取りドラム、15は縦フレーム、17は
ガイドフレーム、23は付勢手段、25はワイヤ、27は重り
である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】屋根フレームに開閉可能に張設された膜屋
    根と、 屋根フレームに設けられ膜屋根の開閉動を案内するガイ
    ドフレームと、 前記ガイドフレームの一端側に設けらた膜屋根用の巻き
    取りドラムとを備えた開閉式膜屋根装置において、 前記巻き取りドラムの手前に位置するガイドフレーム部
    分を膜屋根の幅方向に移動可能に構成し、 前記ガイドフレーム部分を膜屋根の幅方向外方に付勢す
    る付勢手段を設けた、 ことを特徴とする開閉式膜屋根装置。
  2. 【請求項2】前記付勢手段は前記ガイドフレーム部分に
    連結されたワイヤと、ワイヤにより吊り下げられる重り
    で構成されている請求項1記載の開閉式膜屋根装置。
JP1273379A 1989-10-20 1989-10-20 開閉式膜屋根装置 Expired - Fee Related JPH07122355B2 (ja)

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JPS505698A (ja) * 1973-05-22 1975-01-21
JPS63236873A (ja) * 1987-03-26 1988-10-03 株式会社フジタ 膜構造物における屋根面開閉装置

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