JPH07122284B2 - 工業化住宅のペントハウス - Google Patents

工業化住宅のペントハウス

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JPH07122284B2
JPH07122284B2 JP19020189A JP19020189A JPH07122284B2 JP H07122284 B2 JPH07122284 B2 JP H07122284B2 JP 19020189 A JP19020189 A JP 19020189A JP 19020189 A JP19020189 A JP 19020189A JP H07122284 B2 JPH07122284 B2 JP H07122284B2
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JP19020189A
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博志 山上
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の住宅ユニットを組み合わせて建てる工
業化住宅の屋上部分に設けられるペントハウスに関する
もので、カプセルユニット工法により建てられる工業化
住宅に利用できる。
〔背景技術〕
最近では、現場における住宅の施工期間を短縮するた
め、カプセルユニット工法が多用されつつある。このカ
プセルユニット工法は、モジュール化した住宅ユニット
を予め工場で製造し、この住宅ユニットを現場までトラ
ック等で輸送した後、基礎上にて複数組み合わせて施工
を行うものである。この工法では、顧客の要望に応える
ため、長さ寸法が基準寸法(モジュール)に基づいて定
められた住宅ユニットを複数用意しておき、敷地面積に
応じて様々な住宅を施工できるようになっている。
一般に、屋上のスペースを活かすために、住宅にペント
ハウスを配置することがある。このペントハウスの広さ
は、屋上のスペースを有効に利用するために、屋上の広
さ、換言すれば屋上の長さ寸法に対応することが望まし
い。
従って、屋上の長さ寸法が長い住宅に配置するペントハ
ウスは、その長さ寸法が長いものが必要とされるが、ペ
ントハウス自体を大きく形成すると、トラックに載せて
輸送できない等、輸送制限に抵触することになる。その
ため、輸送制限に抵触しない範囲でペントハウスをユニ
ット化し、これらのユニットを屋上の広さに応じて種々
用意し、ユニット同士を現場で組み合わせることにより
ペントハウスを形成することが考えれる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、前述のペントハウスでは、長さ寸法が異なる
種々のサイズのペントハウスユニットを複数用意しなけ
ればならず、部品点数の増大、延いてはペントハウスの
製造コストが高いものになるという問題点がある。
ここに、本発明の目的は、製造コストを低くできる工業
化住宅のペントハウスを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の工業化住宅のペントハウスは、長さ寸法が基準
寸法(モジュール)に基づいて定められた複数の住宅ユ
ニットを組み合わせて建てる工業化住宅の屋上部分に設
けられるペントハウスであって、前記基準寸法に基づく
長さ寸法を有する2個のペントハウスユニットと、これ
らのペントハウスユニットの間に架設されるとともに前
記基準寸法に基づく長さを有する接続部材とを含んで構
成されることを特徴とする。
ここで、接続部材としては、ペントハウスユニット間を
接続する複数のバー材及びこれらのバー材の上に配置さ
れた屋根パネルを例示することができる。
〔作用〕
このような構成の本発明では、予め2個のペントハウス
ユニットと接続部材とを工場等で製造する。ここで、接
続部材は、その長さ寸法を住宅の屋上の長さ寸法に合わ
せたものを用意するが、ペントハウスユニットの長さ寸
法は住宅の屋上の長さ寸法かかわらず一定にしておく。
これらのペントハウスユニット及び接続部材を工場等で
製造された住宅ユニットとともに現場まで輸送する。現
場では、複数の住宅ユニットを基礎上に並べて組み立て
た後、これらの住宅ユニットの屋上で2個のペントハウ
スユニットを対向配置する。
この際、住宅の屋上の長さ寸法が長い場合には、2個の
ペントハウスユニットの間を接続部材で接続してペント
ハウスのスペースを広くし、屋上の長さ寸法が短い場合
には、2個のペントハウスユニットを直接接続する。
〔実施例〕
以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図ないし第4図において、本実施例のペントハウス
1は複数の住宅ユニット2を組み合わせて建てる2階建
の工業化住宅の屋上部分に設けられており、この住宅ユ
ニット2はボックスユニット3または屋根ユニット4と
されている。これらのユニット3,4は、その長さ寸法が
4モジュール、5モジュール、6モジュール等、適宜な
倍数のモジュール数とされた基準寸法に基づいて定めら
れ、そのうち、第1,2図においては、図中右側の住宅ユ
ニット2の長さ寸法MAが同図中左側の住宅ユニット2の
長さ寸法MBより短くなっている。
前記ペントハウス1は、2個のペントハウスユニット5
と、これらのユニット5の間に架設された接続部材6と
から構成されている。ペントハウスユニット5は、第3,
4図の通り、側面五角形の2個のフレーム7の角部を連
結部材8を介して連結した箱型とされ、かつ、その屋根
部の2面には、前記屋根ユニット4の斜面と略同一平面
のガラス窓9が設けられている。また、ペントハウスユ
ニット5の長さ寸法Lは基準寸法(モジュール)に基づ
いて定められており、本実施例では、屋上全体の名さ寸
法が短い住宅、即ち、第5図に示される住宅ユニット2
の長さ寸法MA及びMBがともに4モジュールの住宅に合わ
せて1.5モジュールとされている。
前記接続部材6は、2個のペントハウスユニット5の連
結部材8間を接続する3本のバー材10と、これらのバー
材10の上部に配置された側面逆V字型の屋根パネル11と
から構成されている。前記バー材10の長さ寸法Dは基準
寸法(モジュール)に基づいており、例えば、第1,2図
中右側の住宅ユニット2の長さ寸法MAが4モジュールで
左側の住宅ユニット2の長さ寸法MBが5モジュールの場
合では前記長さ寸法Dは1モジュール、MAが4モジュー
ルでMBが6モジュールの場合には前記長さ寸法Dは1.5
モジュールとされている。また、前記屋根パネル11は屋
根ユニット4の斜面より一段高く配置され、かつ、屋根
パネル11とペントハウスユニット5及び屋根ユニット4
との間にはコーキング剤を塗布する等の適宜な防水処理
が施されている。
このような構成の本実施例では、予め長さ寸法Lが1.5
モジュールの2個のペントハウスユニット5と、長さ寸
法Dが1モジュールあるいは1.5モジュールのバー材10
及び屋根パネル11からなる接続部材8とを工場等で製造
する。
その後、これらのペントハウスユニット5及び接続部材
8を住宅ユニット2とともに現場までトラック等を用い
て輸送する。現場では、複数の住宅ユニット2を基礎上
に並べて組み立てた後、これらの住宅ユニット2の屋上
で2個のペントハウスユニット5を対向配置する。
この際、ペントハウス1を住宅ユニット2の長さ寸法MA
が4モジュール、MBが5モジュールからなる住宅の屋上
に配置する場合には、2個のペントハウスユニット5の
間を長さ寸法1モジュールのバー材10で接続するととも
に、これらのバー材10の上に屋根パネル11を配置し、住
宅ユニット2の長さ寸法MAが4モジュール、MBが6モジ
ュールからなる住宅の屋上に配置する場合には、2個の
ペントハウスユニット5の間を長さ寸法1.5モジュール
のバー材10で接続するとともに、これらのバー材10の上
に屋根パネル11を配置し、さらに、第5図の通り、住宅
ユニット2の長さ寸法MA,MBがともに4モジュールから
なる住宅の屋上に配置する場合には、2個のペントハウ
スユニット5の間をバー材10等を用いないで直接接続す
る。
このような本実施例によれば、ペントハウス1を、1.5
モジュールの長さ寸法を有する2個のペントハウスユニ
ット5と、これらのペントハウスユニット5の間に架設
されるとともに1モジュールまたは1.5モジュールの長
さ寸法を有する接続部材8とを含んで構成したので、4
モジュール、5モジュール、6モジュール等、種々の長
さ寸法を有する住宅ユニット2を組み合わせて建てら
れ、かつ、屋上面積、換言すれば、屋上全体の長さ寸法
が異なる工業化住宅にペントハウスを設置する際に種々
の長さ寸法のペントハウスユニットを製造する必要がな
く、部品点数の減少、延いては、ペントハウスの製造コ
ストを低下することができる。
なお、前記実施例では、接続部材6をバー材10及び屋根
パネル11から構成したが、本発明では、接続部材を2個
のペントハウスユニット5の間を架設する板材から構成
してもよい。さらに、この板材、前記実施例の屋根パネ
ル11をアクリル樹脂等からなる透明板から構成してもよ
い。
さらに、ペントハウスユニット5の屋根をガラス窓9と
したが屋根葺き材で仕上げてもよい。
また、ペントハウスユニット5及び接続部材6を側面矩
形状に形成し、これらの上に3階用の住宅ユニットを配
置して部屋を形成してもよい。
〔発明の効果〕
前述のような本発明によれば、ペントハウスユニットの
部品点数の減少が図れ、製造コストを低下させることが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は接続部材
を介して2個のペントハウスユニットを接続した状態を
示す平面図、第2図はその正面図、第3図は第2図中II
I−III線に沿う矢視拡大断面図、第4図は前記実施例の
要部斜視図、第5図は2個のペントハウスユニットを直
接接続した状態を示す平面図である。 1…ペントハウス、2…住宅ユニット、5…ペントハウ
スユニット、6…接続部材、10…バー材、11…屋根パネ
ル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長さ寸法が基準寸法に基づいて定められた
    複数の住宅ユニットを組み合わせて建てる工業化住宅の
    屋上部分に設けられるペントハウスであって、前記基準
    寸法に基づく長さ寸法を有する2個のペントハウスユニ
    ットと、これらのペントハウスユニットの間に架設され
    るとともに前記基準寸法に基づく長さを有する接続部材
    とを含んで構成されることを特徴とする工業化住宅のペ
    ントハウス。
JP19020189A 1989-07-21 1989-07-21 工業化住宅のペントハウス Expired - Lifetime JPH07122284B2 (ja)

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JP19020189A JPH07122284B2 (ja) 1989-07-21 1989-07-21 工業化住宅のペントハウス

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Publication Number Publication Date
JPH0355326A JPH0355326A (ja) 1991-03-11
JPH07122284B2 true JPH07122284B2 (ja) 1995-12-25

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ID=16254138

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JP19020189A Expired - Lifetime JPH07122284B2 (ja) 1989-07-21 1989-07-21 工業化住宅のペントハウス

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CN101939529B (zh) 2008-02-22 2013-03-27 博格华纳公司 控制在涡轮增压与排气再循环之间分开的排气流动

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