JPH07121785A - 光電式煙感知器 - Google Patents
光電式煙感知器Info
- Publication number
- JPH07121785A JPH07121785A JP5266105A JP26610593A JPH07121785A JP H07121785 A JPH07121785 A JP H07121785A JP 5266105 A JP5266105 A JP 5266105A JP 26610593 A JP26610593 A JP 26610593A JP H07121785 A JPH07121785 A JP H07121785A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- optical system
- wiring board
- printed wiring
- shield
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
- Fire-Detection Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 生産性の良いものとする。
【構成】 外光は遮光し煙粒子は流入するカバーブロッ
ク１と、暗室凹部を有し且つ暗室凹部を臨む発光素子収
容凹部とレンズ収容凹部とを有する第１の光学系ホルダ
ー２ａに第２の光学系ホルダー２ｂを嵌着して発光素子
とレンズとを挟持固定した光学系ブロック２と、シール
ド板３と、受光素子を実装したプリント配線板４と、プ
リント配線板を収容して電磁遮蔽するシールドボックス
５と、シールドボックスとプリント配線板とシールド板
と光学系ブロックとが嵌入され且つカバーブロックで施
蓋される基台ブロック６とを備える光電式煙感知器であ
って、カバーブロックに係着部１ｃを設けると共に基台
ブロックに被係着部を設け、カバーブロック上に光学系
ブロックとシールド板とプリント配線板とシールドボッ
クスと基台ブロックとを順次位置決め載置し係着部を被
係着部に係着する。
ク１と、暗室凹部を有し且つ暗室凹部を臨む発光素子収
容凹部とレンズ収容凹部とを有する第１の光学系ホルダ
ー２ａに第２の光学系ホルダー２ｂを嵌着して発光素子
とレンズとを挟持固定した光学系ブロック２と、シール
ド板３と、受光素子を実装したプリント配線板４と、プ
リント配線板を収容して電磁遮蔽するシールドボックス
５と、シールドボックスとプリント配線板とシールド板
と光学系ブロックとが嵌入され且つカバーブロックで施
蓋される基台ブロック６とを備える光電式煙感知器であ
って、カバーブロックに係着部１ｃを設けると共に基台
ブロックに被係着部を設け、カバーブロック上に光学系
ブロックとシールド板とプリント配線板とシールドボッ
クスと基台ブロックとを順次位置決め載置し係着部を被
係着部に係着する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は光電式煙感知器に関する
ものである。
ものである。
【０００２】
【従来の技術】光電式煙感知器は、暗室部に流入してく
る煙粒子に発光素子からの光を照射すると共に該煙粒子
で反射する散乱光を受光素子で受光し、煙粒子の多少
（煙濃度）に応じて変化する該受光素子の電気的出力を
比較判定回路に導き、受光素子の電気的出力が所定基準
値以上になると火災と判断して発報するように構成した
ものである。
る煙粒子に発光素子からの光を照射すると共に該煙粒子
で反射する散乱光を受光素子で受光し、煙粒子の多少
（煙濃度）に応じて変化する該受光素子の電気的出力を
比較判定回路に導き、受光素子の電気的出力が所定基準
値以上になると火災と判断して発報するように構成した
ものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の光電
式煙感知器にあっては、光電式煙感知器の各構成ブロッ
クの組み立て方向に規則性が無く、自動組み立て工程を
利用しようとしても自動組み立て工程が複雑に成ると共
に、手作業で組み立てるにしても作業性が悪く、いずれ
にしても生産性が悪いと言う問題点があった。
式煙感知器にあっては、光電式煙感知器の各構成ブロッ
クの組み立て方向に規則性が無く、自動組み立て工程を
利用しようとしても自動組み立て工程が複雑に成ると共
に、手作業で組み立てるにしても作業性が悪く、いずれ
にしても生産性が悪いと言う問題点があった。
【０００４】本発明は、上記の問題点を改善するために
成されたもので、その目的とするところは、生産性の良
い光電式煙感知器を提供することにある。
成されたもので、その目的とするところは、生産性の良
い光電式煙感知器を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決するため、外光は遮光するものの煙粒子を含んだ空
気は暗室部へ流入するラビリンスを有するカバーブロッ
クと、暗室凹部を有し且つ該暗室凹部をそれぞれ臨む発
光素子収容凹部とレンズ収容凹部とを有する第１の光学
系ホルダーに第２の光学系ホルダーを嵌着して発光素子
とレンズとを挟持固定した光学系ブロックと、電磁ノイ
ズを遮蔽するシールド板と、前記レンズの集光部に配設
されると共に受光量に応じた出力をする受光素子を実装
したプリント配線板と、前記プリント配線板を収容して
電磁ノイズを遮蔽するシールドボックスと、前記シール
ドボックスと前記プリント配線板と前記シールド板と前
記光学系ブロックとが嵌入されると共に前記カバーブロ
ックで施蓋される嵌入凹部を有する基台ブロックとを備
える光電式煙感知器であって、前記カバーブロックに前
記基台ブロックの嵌入凹部周縁への係着部を設けると共
に前記基台ブロックの嵌入凹部周縁に被係着部を設け、
該カバーブロック上に前記光学系ブロックと前記シール
ド板と前記プリント配線板と前記シールドボックスと前
記基台ブロックとを順次位置決め載置すると共に、前記
係着部を前記被係着部に係着したことを特徴とする。
解決するため、外光は遮光するものの煙粒子を含んだ空
気は暗室部へ流入するラビリンスを有するカバーブロッ
クと、暗室凹部を有し且つ該暗室凹部をそれぞれ臨む発
光素子収容凹部とレンズ収容凹部とを有する第１の光学
系ホルダーに第２の光学系ホルダーを嵌着して発光素子
とレンズとを挟持固定した光学系ブロックと、電磁ノイ
ズを遮蔽するシールド板と、前記レンズの集光部に配設
されると共に受光量に応じた出力をする受光素子を実装
したプリント配線板と、前記プリント配線板を収容して
電磁ノイズを遮蔽するシールドボックスと、前記シール
ドボックスと前記プリント配線板と前記シールド板と前
記光学系ブロックとが嵌入されると共に前記カバーブロ
ックで施蓋される嵌入凹部を有する基台ブロックとを備
える光電式煙感知器であって、前記カバーブロックに前
記基台ブロックの嵌入凹部周縁への係着部を設けると共
に前記基台ブロックの嵌入凹部周縁に被係着部を設け、
該カバーブロック上に前記光学系ブロックと前記シール
ド板と前記プリント配線板と前記シールドボックスと前
記基台ブロックとを順次位置決め載置すると共に、前記
係着部を前記被係着部に係着したことを特徴とする。
【０００６】
【作用】以上のように構成したことにより、カバーブロ
ックの上方から、光学系ブロック、シールド板、プリン
ト配線板、シールドボックス、基台ブロックと順次積み
重ねながら組み立てていくと簡単に完成品と成るのであ
る。
ックの上方から、光学系ブロック、シールド板、プリン
ト配線板、シールドボックス、基台ブロックと順次積み
重ねながら組み立てていくと簡単に完成品と成るのであ
る。
【０００７】
【実施例】以下、本発明に係る光電式煙感知器の一実施
例を図１〜図４に基づいて詳細に説明する。図１は光電
式煙感知器を示す要部分解斜視図、図２は光学系ブロッ
クを示す分解斜視図、図３は基台ブロックを被せて完成
品にしようとしている斜視図、図４は光電式煙感知器の
完成品を示す斜視図である。
例を図１〜図４に基づいて詳細に説明する。図１は光電
式煙感知器を示す要部分解斜視図、図２は光学系ブロッ
クを示す分解斜視図、図３は基台ブロックを被せて完成
品にしようとしている斜視図、図４は光電式煙感知器の
完成品を示す斜視図である。
【０００８】図１において、１はカバーブロック、２は
光学系ブロック、３はシールド板、４はプリント配線
板、５はシールドボックス、６は基台ブロックである。
光学系ブロック、３はシールド板、４はプリント配線
板、５はシールドボックス、６は基台ブロックである。
【０００９】カバーブロック１は、基台ブロック６の嵌
入凹部６ａ（図３に示す）の周縁６ａ1 に嵌入凹部６ａ
を施蓋するように取着されるもので、遮光性のプラスチ
ック材料を略有底円筒状に成形したのものである。カバ
ーブロック１は、外光は遮光するものの、煙粒子の含む
空気は光学系ブロック２の略中央下方に設けた暗室凹部
（図示せず）へ流入する、多くの迷路状のラビリンス１
ａを内部周側面に備えている。カバーブロック１は、外
部周側面に周設して内部に小さな虫や塵埃などが入らな
いようにするための、細かいメッシュの網１ｂを備えて
いる。カバーブロック１は、基台ブロック６の下方の嵌
入凹部周縁６ａ1 の先端内側に設けた被係着部６ａ
2 （図３に示す）に係着するための３箇所の係着部１ｃ
を、略等間隔にカバーブロック１の上方開口部の先端周
縁外側にそれぞれ備えている。
入凹部６ａ（図３に示す）の周縁６ａ1 に嵌入凹部６ａ
を施蓋するように取着されるもので、遮光性のプラスチ
ック材料を略有底円筒状に成形したのものである。カバ
ーブロック１は、外光は遮光するものの、煙粒子の含む
空気は光学系ブロック２の略中央下方に設けた暗室凹部
（図示せず）へ流入する、多くの迷路状のラビリンス１
ａを内部周側面に備えている。カバーブロック１は、外
部周側面に周設して内部に小さな虫や塵埃などが入らな
いようにするための、細かいメッシュの網１ｂを備えて
いる。カバーブロック１は、基台ブロック６の下方の嵌
入凹部周縁６ａ1 の先端内側に設けた被係着部６ａ
2 （図３に示す）に係着するための３箇所の係着部１ｃ
を、略等間隔にカバーブロック１の上方開口部の先端周
縁外側にそれぞれ備えている。
【００１０】光学系ブロック２は、カバーブロック１の
ラビリンス１ａの上にちょうど嵌合して載置できるもの
である。光学系ブロック２は、図２に示すように、第１
の光学系ホルダー２ａと、第２の光学系ホルダー２ｂ
と、発光素子に相当する発光ダイオード２ｃと、プリズ
ム式のレンズ２ｄとから構成される。
ラビリンス１ａの上にちょうど嵌合して載置できるもの
である。光学系ブロック２は、図２に示すように、第１
の光学系ホルダー２ａと、第２の光学系ホルダー２ｂ
と、発光素子に相当する発光ダイオード２ｃと、プリズ
ム式のレンズ２ｄとから構成される。
【００１１】第１の光学系ホルダー２ａは、熱可塑性で
黒色の遮光性のプラスチック材料を、平面視では略円形
状であると共に側面視では凹凸している複雑な形状に成
形したものである。第１の光学系ホルダー２ａは、流入
した煙粒子に発光ダイオード２ｃからの光を照射して散
乱光を発生させる部分である暗室凹部（図示せず）を下
面の略中央部に備えると共に、該暗室凹部をそれぞれ臨
む発光素子収容凹部２ａ1 とレンズ収容凹部２ａ2 とを
周縁近傍部に備えている。また、第１の光学系ホルダー
２ａは、第２の光学系ホルダー２ｂを取着するための熱
着柱２ａ3 と、シールドボックス５の係着孔５ａに係着
するための係着突起２ａ4 と、シールド板３とプリント
配線板４とを位置決めするための位置決め柱２ａ5 とを
備えている。
黒色の遮光性のプラスチック材料を、平面視では略円形
状であると共に側面視では凹凸している複雑な形状に成
形したものである。第１の光学系ホルダー２ａは、流入
した煙粒子に発光ダイオード２ｃからの光を照射して散
乱光を発生させる部分である暗室凹部（図示せず）を下
面の略中央部に備えると共に、該暗室凹部をそれぞれ臨
む発光素子収容凹部２ａ1 とレンズ収容凹部２ａ2 とを
周縁近傍部に備えている。また、第１の光学系ホルダー
２ａは、第２の光学系ホルダー２ｂを取着するための熱
着柱２ａ3 と、シールドボックス５の係着孔５ａに係着
するための係着突起２ａ4 と、シールド板３とプリント
配線板４とを位置決めするための位置決め柱２ａ5 とを
備えている。
【００１２】第２の光学系ホルダー２ｂは、熱可塑性で
黒色の遮光性のプラスチック材料を、平面視略長方形で
対向する短辺を前記第１の光学系ホルダー２ａの周縁に
沿う円弧状にしたような形状に成形したもので、レンズ
２ｄの受光する散乱光をプリント配線板４の下面に実装
されている受光素子（図示せず）に導くための透光孔２
ｂ1 と、外周側部に形成した耳状突部に設けた熱着柱貫
通孔２ｂ2 と、シールド板３の位置決めのための位置決
め柱２ｂ3 とを備えている。
黒色の遮光性のプラスチック材料を、平面視略長方形で
対向する短辺を前記第１の光学系ホルダー２ａの周縁に
沿う円弧状にしたような形状に成形したもので、レンズ
２ｄの受光する散乱光をプリント配線板４の下面に実装
されている受光素子（図示せず）に導くための透光孔２
ｂ1 と、外周側部に形成した耳状突部に設けた熱着柱貫
通孔２ｂ2 と、シールド板３の位置決めのための位置決
め柱２ｂ3 とを備えている。
【００１３】上述のような、第１の光学系ホルダー２ａ
と第２の光学系ホルダー２ｂと発光ダイオード２ｃとレ
ンズ２ｄとは次のように組み立てられ、図１に示すよう
な光学系ブロック２とされる。すなわち、先ず、発光ダ
イオード２ｃを発光素子収容凹部２ａ1 に、レンズ２ｄ
をレンズ収容凹部２ａ2 にそれぞれ上方から嵌合載置す
る。その後、発光ダイオード２ｃとレンズ２ｄとの嵌合
載置された第１の光学系ホルダー２ａの上方から、第１
の光学系ホルダー２ａのそれぞれの熱着柱２ａ 3 に第２
の光学系ホルダー２ｂのそれぞれの対応する熱着柱貫通
孔２ｂ2 を嵌入するように、第２の光学系ホルダー２ｂ
を第１の光学系ホルダー２ａに被せ、第２の光学系ホル
ダー２ｂを第１の光学系ホルダー２ａに押圧しながら熱
着柱貫通孔２ｂ2 から突出する熱着柱２ａ3 の先端を加
熱軟化させて潰す。すると、第１の光学系ホルダー２ａ
と第２の光学系ホルダー２ｂとで発光ダイオード２ｃと
レンズ２ｄとをそれぞれ挟持して一体化したところの、
光学系ブロック２が完成するのである。
と第２の光学系ホルダー２ｂと発光ダイオード２ｃとレ
ンズ２ｄとは次のように組み立てられ、図１に示すよう
な光学系ブロック２とされる。すなわち、先ず、発光ダ
イオード２ｃを発光素子収容凹部２ａ1 に、レンズ２ｄ
をレンズ収容凹部２ａ2 にそれぞれ上方から嵌合載置す
る。その後、発光ダイオード２ｃとレンズ２ｄとの嵌合
載置された第１の光学系ホルダー２ａの上方から、第１
の光学系ホルダー２ａのそれぞれの熱着柱２ａ 3 に第２
の光学系ホルダー２ｂのそれぞれの対応する熱着柱貫通
孔２ｂ2 を嵌入するように、第２の光学系ホルダー２ｂ
を第１の光学系ホルダー２ａに被せ、第２の光学系ホル
ダー２ｂを第１の光学系ホルダー２ａに押圧しながら熱
着柱貫通孔２ｂ2 から突出する熱着柱２ａ3 の先端を加
熱軟化させて潰す。すると、第１の光学系ホルダー２ａ
と第２の光学系ホルダー２ｂとで発光ダイオード２ｃと
レンズ２ｄとをそれぞれ挟持して一体化したところの、
光学系ブロック２が完成するのである。
【００１４】シールド板３は、シールドボックス５の開
口部に嵌入して該開口部を施蓋し、シールドボックス５
の内部空間を外部からやって来る有害な電磁輻射ノイズ
から保護するためのもので、銅板を板金加工したうえで
ニッケルメッキを施したものである。また、シールド板
３は、レンズ２ｄの受光した散乱光をプリント配線板４
の下面に実装されている受光素子（図示せず）に導くた
めの透光孔３ａと、位置決め柱２ａ5 による位置決めの
ための位置決め切り欠き３ｂと、位置決め柱２ｂ3 によ
る位置決めのための位置決め孔３ｃと、発光ダイオード
２ｃのリード足２ｃ1 を逃がすための逃がし切り欠き３
ｄと、プリント配線板４の半田孔４ａに挿入して半田付
けするための切り起こし部３ｅと、シールドボックス５
の側面に設けられた半田孔５ｂと一致して該シールドボ
ックス５に半田付けされる切り起こし部３ｆとを備えて
いる。
口部に嵌入して該開口部を施蓋し、シールドボックス５
の内部空間を外部からやって来る有害な電磁輻射ノイズ
から保護するためのもので、銅板を板金加工したうえで
ニッケルメッキを施したものである。また、シールド板
３は、レンズ２ｄの受光した散乱光をプリント配線板４
の下面に実装されている受光素子（図示せず）に導くた
めの透光孔３ａと、位置決め柱２ａ5 による位置決めの
ための位置決め切り欠き３ｂと、位置決め柱２ｂ3 によ
る位置決めのための位置決め孔３ｃと、発光ダイオード
２ｃのリード足２ｃ1 を逃がすための逃がし切り欠き３
ｄと、プリント配線板４の半田孔４ａに挿入して半田付
けするための切り起こし部３ｅと、シールドボックス５
の側面に設けられた半田孔５ｂと一致して該シールドボ
ックス５に半田付けされる切り起こし部３ｆとを備えて
いる。
【００１５】プリント配線板４は、シールドボックス５
の天部の略中央に設けられた内方突出部５ｃに当接する
ように嵌入されるものである。プリント配線板４は、下
面に受光素子（図示せず）を実装している。また、プリ
ント配線板４は、四隅に半田孔４ａを備えると共に、平
行な対辺には位置決め柱２ａ5 の先端部により位置決め
される位置決め切り欠き４ｂがそれぞれ設けられてい
る。更に、プリント配線板４は、発光ダイオード２ｃの
リード足２ｃ1 を半田付けするための半田孔４ｃと、一
組の対角部近傍に植設された給電ピン４ｄとを備えてい
る。
の天部の略中央に設けられた内方突出部５ｃに当接する
ように嵌入されるものである。プリント配線板４は、下
面に受光素子（図示せず）を実装している。また、プリ
ント配線板４は、四隅に半田孔４ａを備えると共に、平
行な対辺には位置決め柱２ａ5 の先端部により位置決め
される位置決め切り欠き４ｂがそれぞれ設けられてい
る。更に、プリント配線板４は、発光ダイオード２ｃの
リード足２ｃ1 を半田付けするための半田孔４ｃと、一
組の対角部近傍に植設された給電ピン４ｄとを備えてい
る。
【００１６】シールドボックス５は、銅板をプリント配
線板４とシールド板３とを嵌入できるような有天筒状の
ものに板金加工したうえで、ニッケルメッキを施したも
のである。シールドボックス５は、係着孔５ａと半田孔
５ｂとを筒状側面に備えている。シールドボックス５
は、内方突出部５ｃと、半田孔４ｃを貫通した発光ダイ
オード２ｃのリード足２ｃ1 を逃がすための逃がし孔５
ｄと、半田孔４ａを貫通した切り起こし部３ｅの先端を
逃がすための逃がし孔５ｅと、半田孔４ａを貫通した切
り起こし部３ｅの先端を逃がすと共に給電ピン４ｄを逃
がすための逃がし孔５ｆとを天部に備えている。
線板４とシールド板３とを嵌入できるような有天筒状の
ものに板金加工したうえで、ニッケルメッキを施したも
のである。シールドボックス５は、係着孔５ａと半田孔
５ｂとを筒状側面に備えている。シールドボックス５
は、内方突出部５ｃと、半田孔４ｃを貫通した発光ダイ
オード２ｃのリード足２ｃ1 を逃がすための逃がし孔５
ｄと、半田孔４ａを貫通した切り起こし部３ｅの先端を
逃がすための逃がし孔５ｅと、半田孔４ａを貫通した切
り起こし部３ｅの先端を逃がすと共に給電ピン４ｄを逃
がすための逃がし孔５ｆとを天部に備えている。
【００１７】基台ブロック６は遮光性のプラスチック材
料を有天円筒状に成形したもので、ちょうど下方からシ
ールドボックス５を嵌入できる大きさの嵌入凹部６ａを
備えている。基台ブロック６の天部は、建築物の天井面
などに取着されている感知器ベース（図示せず）に係着
するための一対の係止爪６ｂを備えている。該一対の係
止爪６ｂは光電式煙感知器の受電端子をも兼ねており、
係止爪６ｂと繋がっているそれぞれの係止爪基部には給
電ピン４ｄの貫通する貫通孔６ｂ1 がそれぞれ設けられ
ている。また、基台ブロック６は、カバーブロック１の
係着部１ｃを係着することのできる３個の被係着部６ａ
2 を、下方の嵌入凹部周縁６ａ1 の先端内側に略等間隔
に備えている。
料を有天円筒状に成形したもので、ちょうど下方からシ
ールドボックス５を嵌入できる大きさの嵌入凹部６ａを
備えている。基台ブロック６の天部は、建築物の天井面
などに取着されている感知器ベース（図示せず）に係着
するための一対の係止爪６ｂを備えている。該一対の係
止爪６ｂは光電式煙感知器の受電端子をも兼ねており、
係止爪６ｂと繋がっているそれぞれの係止爪基部には給
電ピン４ｄの貫通する貫通孔６ｂ1 がそれぞれ設けられ
ている。また、基台ブロック６は、カバーブロック１の
係着部１ｃを係着することのできる３個の被係着部６ａ
2 を、下方の嵌入凹部周縁６ａ1 の先端内側に略等間隔
に備えている。
【００１８】上述のような、カバーブロック１と光学系
ブロック２とシールド板３とプリント配線板４とシール
ドボックス５と基台ブロック６とを備えて構成される光
電式煙感知器は、次のように組み立てることができる。
ブロック２とシールド板３とプリント配線板４とシール
ドボックス５と基台ブロック６とを備えて構成される光
電式煙感知器は、次のように組み立てることができる。
【００１９】すなわち、先ず、カバーブロック１の上に
光学系ブロック２を嵌合載置する。その後、シールド板
３を光学系ブロック２の上に嵌合載置する。このとき、
第２の光学系ホルダー２ｂの位置決め柱２ｂ3 をシール
ド板３の位置決め孔３ｃに嵌入させると共に、シールド
板３の位置決め切り欠き３ｂを第１の光学系ホルダー２
ａの位置決め柱２ａ5 に一致させるようにする。
光学系ブロック２を嵌合載置する。その後、シールド板
３を光学系ブロック２の上に嵌合載置する。このとき、
第２の光学系ホルダー２ｂの位置決め柱２ｂ3 をシール
ド板３の位置決め孔３ｃに嵌入させると共に、シールド
板３の位置決め切り欠き３ｂを第１の光学系ホルダー２
ａの位置決め柱２ａ5 に一致させるようにする。
【００２０】その後、プリント配線板４をシールド板３
の上に嵌合載置する。このとき、シールド板３の切り起
こし部３ｅをプリント配線板４の半田孔４ａに嵌入する
と共に発光ダイオード２ｃのリード足２ｃ1 をプリント
配線板４の半田孔４ｃに嵌入し、また、シールド板３の
位置決め孔３ｃから突出している第２の光学系ホルダー
２ｂの位置決め柱２ｂ3 の先端の突出部２ｂ4 をプリン
ト配線板４の位置決め孔４ｅに嵌入する。そして、切り
起こし部３ｅの先端をプリント配線板４の半田孔４ａに
半田付けすると共に、発光ダイオード２ｃのリード足２
ｃ1 の先端を半田孔４ｃに半田付けする。
の上に嵌合載置する。このとき、シールド板３の切り起
こし部３ｅをプリント配線板４の半田孔４ａに嵌入する
と共に発光ダイオード２ｃのリード足２ｃ1 をプリント
配線板４の半田孔４ｃに嵌入し、また、シールド板３の
位置決め孔３ｃから突出している第２の光学系ホルダー
２ｂの位置決め柱２ｂ3 の先端の突出部２ｂ4 をプリン
ト配線板４の位置決め孔４ｅに嵌入する。そして、切り
起こし部３ｅの先端をプリント配線板４の半田孔４ａに
半田付けすると共に、発光ダイオード２ｃのリード足２
ｃ1 の先端を半田孔４ｃに半田付けする。
【００２１】その後、シールドボックス５をプリント配
線板４に被せ、シールドボックス５を光学系ブロック２
へ押圧する。すると、スリット５ｇがシールドボックス
５の係着孔５ａの両側近傍に設けられているので、係着
孔５ａの近傍は第１の光学系ホルダー２ａの係着突起２
ａ4 により弾性限界内で撓み、係着孔５ａに係着突起２
ａ4 が最終的に嵌まり込み係着する。すると、シールド
板３とプリント配線板４とは光学系ブロック２とシール
ドボックス５の内方突出部５ｃとで挟持固定され、シー
ルド板３の切り起こし部３ｆはシールドボックス５の半
田孔５ｂと位置的に一致し、プリント配線板に植設され
ている給電ピン４ｄは逃がし孔５ｆから上方に突出す
る。そこで、半田孔５ｂの周縁と切り起こし部３ｆとを
半田付けする。
線板４に被せ、シールドボックス５を光学系ブロック２
へ押圧する。すると、スリット５ｇがシールドボックス
５の係着孔５ａの両側近傍に設けられているので、係着
孔５ａの近傍は第１の光学系ホルダー２ａの係着突起２
ａ4 により弾性限界内で撓み、係着孔５ａに係着突起２
ａ4 が最終的に嵌まり込み係着する。すると、シールド
板３とプリント配線板４とは光学系ブロック２とシール
ドボックス５の内方突出部５ｃとで挟持固定され、シー
ルド板３の切り起こし部３ｆはシールドボックス５の半
田孔５ｂと位置的に一致し、プリント配線板に植設され
ている給電ピン４ｄは逃がし孔５ｆから上方に突出す
る。そこで、半田孔５ｂの周縁と切り起こし部３ｆとを
半田付けする。
【００２２】その後、図３に示すようにして、基台ブロ
ック６の嵌入凹部６ａをシールドボックス５の上から被
せるようにして、該基台ブロック６をカバーブロック１
に押圧する。すると、給電ピン４ｄは貫通孔６ｂ1 から
突出すると共に、基台ブロック６の３箇所のそれぞれの
被係着部６ａ2 は対応するカバーブロック１の係着部１
ｃにそれぞれ係着する。そこで、給電ピン４ｄの先端と
貫通孔６ｂ1 とを半田付けすると、光電式煙感知器が完
成する。
ック６の嵌入凹部６ａをシールドボックス５の上から被
せるようにして、該基台ブロック６をカバーブロック１
に押圧する。すると、給電ピン４ｄは貫通孔６ｂ1 から
突出すると共に、基台ブロック６の３箇所のそれぞれの
被係着部６ａ2 は対応するカバーブロック１の係着部１
ｃにそれぞれ係着する。そこで、給電ピン４ｄの先端と
貫通孔６ｂ1 とを半田付けすると、光電式煙感知器が完
成する。
【００２３】すなわち、この光電式煙感知器にあって
は、カバーブロック１の上に光学系ブロック２とシール
ド板３とプリント配線板４とシールドボックス５と基台
ブロック６とを、順次上方から積み重ねながら組み立て
半田付けしていくと完成品と成るのである。
は、カバーブロック１の上に光学系ブロック２とシール
ド板３とプリント配線板４とシールドボックス５と基台
ブロック６とを、順次上方から積み重ねながら組み立て
半田付けしていくと完成品と成るのである。
【００２４】
【発明の効果】本発明の光電式煙感知器は上述のように
構成したものであるから、カバーブロックの上に、上方
から、光学系ブロック、シールド板、プリント配線板、
シールドボックス、基台ブロックというように順次嵌合
載置しながら積み重ね、半田付けして組み立てていくと
完成品と成るので、組み立て方向が揃っており、自動組
み立て工程であっても手作業による組み立てであって
も、組み立て作業性の良い光電式煙感知器が提供できる
と言う効果を奏する。
構成したものであるから、カバーブロックの上に、上方
から、光学系ブロック、シールド板、プリント配線板、
シールドボックス、基台ブロックというように順次嵌合
載置しながら積み重ね、半田付けして組み立てていくと
完成品と成るので、組み立て方向が揃っており、自動組
み立て工程であっても手作業による組み立てであって
も、組み立て作業性の良い光電式煙感知器が提供できる
と言う効果を奏する。
【図１】本発明に係る光電式煙感知器の一実施例を示す
要部分解斜視図である。
要部分解斜視図である。
【図２】上記実施例の光電式煙感知器の光学系ブロック
を示す分解斜視図である。
を示す分解斜視図である。
【図３】基台ブロックを被せて上記実施例の光電式煙感
知器を完成品にしようとしている斜視図である。
知器を完成品にしようとしている斜視図である。
【図４】上記実施例の光電式煙感知器の完成品を示す斜
視図である。
視図である。
１ カバーブロック １ａ ラビリンス １ｃ 係着部 ２ 光学系ブロック ２ａ 第１の光学系ホルダー ２ａ1 発光素子収容凹部 ２ａ2 レンズ収容凹部 ２ｂ 第２の光学系ホルダー ２ｃ 発光素子 ２ｄ レンズ ３ シールド板 ４ プリント配線板 ５ シールドボックス ６ 基台ブロック ６ａ 嵌入凹部 ６ａ1 嵌入凹部周縁 ６ａ2 被係着部
Claims (1)
- 【請求項１】 外光は遮光するものの煙粒子を含んだ空
気は暗室部へ流入するラビリンスを有するカバーブロッ
クと、暗室凹部を有し且つ該暗室凹部をそれぞれ臨む発
光素子収容凹部とレンズ収容凹部とを有する第１の光学
系ホルダーに第２の光学系ホルダーを嵌着して発光素子
とレンズとを挟持固定した光学系ブロックと、電磁ノイ
ズを遮蔽するシールド板と、前記レンズの集光部に配設
されると共に受光量に応じた出力をする受光素子を実装
したプリント配線板と、前記プリント配線板を収容して
電磁ノイズを遮蔽するシールドボックスと、前記シール
ドボックスと前記プリント配線板と前記シールド板と前
記光学系ブロックとが嵌入されると共に前記カバーブロ
ックで施蓋される嵌入凹部を有する基台ブロックとを備
える光電式煙感知器であって、前記カバーブロックに前
記基台ブロックの嵌入凹部周縁への係着部を設けると共
に前記基台ブロックの嵌入凹部周縁に被係着部を設け、
該カバーブロック上に前記光学系ブロックと前記シール
ド板と前記プリント配線板と前記シールドボックスと前
記基台ブロックとを順次位置決め載置すると共に、前記
係着部を前記被係着部に係着したことを特徴とする光電
式煙感知器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26610593A JP3314486B2 (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | 光電式煙感知器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26610593A JP3314486B2 (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | 光電式煙感知器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07121785A true JPH07121785A (ja) | 1995-05-12 |
| JP3314486B2 JP3314486B2 (ja) | 2002-08-12 |
Family
ID=17426389
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26610593A Expired - Fee Related JP3314486B2 (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | 光電式煙感知器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3314486B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022016717A1 (zh) * | 2020-07-20 | 2022-01-27 | 九江珀伽索斯科技有限公司 | 一种用于光电感烟火灾探测器的光学暗室组件 |
| WO2023132013A1 (ja) * | 2022-01-05 | 2023-07-13 | ホーチキ株式会社 | 火災検出装置 |
-
1993
- 1993-10-25 JP JP26610593A patent/JP3314486B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022016717A1 (zh) * | 2020-07-20 | 2022-01-27 | 九江珀伽索斯科技有限公司 | 一种用于光电感烟火灾探测器的光学暗室组件 |
| WO2023132013A1 (ja) * | 2022-01-05 | 2023-07-13 | ホーチキ株式会社 | 火災検出装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3314486B2 (ja) | 2002-08-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3672777B2 (ja) | 煙感知器及び防虫網 | |
| JP3370032B2 (ja) | 光電式煙感知器及び検煙部アッセンブリィ | |
| EP1253566B1 (en) | Fire detector unit | |
| US4584485A (en) | Optical block in smoke detectors | |
| JP2787001B2 (ja) | 光電式煙感知器 | |
| JP3848488B2 (ja) | 火災感知器 | |
| KR20090102628A (ko) | 광전식 연기 감지기 | |
| JP4603231B2 (ja) | 火災感知器 | |
| JP2524372B2 (ja) | 発光ダイオ―ド表示装置 | |
| JP4426033B2 (ja) | 感知器取付ベース | |
| JPH07121785A (ja) | 光電式煙感知器 | |
| JP2002352347A (ja) | 火災感知器 | |
| JP3977856B2 (ja) | 火災感知器 | |
| JP2002352346A (ja) | 火災感知器 | |
| JP3035458B2 (ja) | 光電式煙感知器 | |
| JP5523203B2 (ja) | 煙感知器 | |
| JP3972758B2 (ja) | 回路封止構造および火災感知器 | |
| GB2286667A (en) | Smoke detector | |
| JPH0610331Y2 (ja) | 光フアイバ伝送ユニツト | |
| JPH05303697A (ja) | 光電式煙感知器 | |
| JPH057674Y2 (ja) | ||
| JP3120313B2 (ja) | 光電式煙感知器 | |
| JP3191188B2 (ja) | 熱光電式火災感知器 | |
| JP2504872Y2 (ja) | リモコン受光ユニット用ハウジング | |
| JP2565208Y2 (ja) | 輻射式火災感知器 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020507 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090607 Year of fee payment: 7 |
|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090607 Year of fee payment: 7 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100607 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100607 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110607 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120607 Year of fee payment: 10 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |