JPH0610331Y2 - 光フアイバ伝送ユニツト - Google Patents

光フアイバ伝送ユニツト

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JPH0610331Y2
JPH0610331Y2 JP1988074170U JP7417088U JPH0610331Y2 JP H0610331 Y2 JPH0610331 Y2 JP H0610331Y2 JP 1988074170 U JP1988074170 U JP 1988074170U JP 7417088 U JP7417088 U JP 7417088U JP H0610331 Y2 JPH0610331 Y2 JP H0610331Y2
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JP
Japan
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conversion device
photoelectric conversion
light
optical fiber
transmission unit
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JP1988074170U
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直樹 谷
重治 喜多
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、外乱光の侵入を防止し、光電変換デバイスと
保持体(レセプタクル)の固定を容易にした光フアイバ
伝送ユニツトに関する。
<従来技術> 従来の光フアイバ伝送ユニツトにおける光電変換デバイ
スと保持体(レセプタクル)との固定は、第5,6図の
如く、光電変換デバイス1が保持体2の下部に設けられ
た開口部3より挿入された状態で、該デバイス1が接着
剤4により固定されるることにより行なわれていた。
<考案が解決しようとする問題点> 第5,6図に示す、従来の光電変換デバイスと保持体と
を固定する構造では、光フアイバ伝送ユニツトを基盤上
に取付けて、オーデイオ機器等にセツトされた場合、太
陽光または機器内部の発光ダイオードランプ等の外乱光
が、基板と光フアイバ伝送ユニツト下部の開口部3の隙
間から侵入し、透明モールド体(例えば、透明エポキシ
樹脂)で覆われた光電変換デバイス1に直接当たり、光
ノイズとなり、特性を悪くしていた。
また光電変換デバイス1は、接着剤4を用いて固定する
ため、作業性が悪い上、作業むらによりデバイスの抜け
が発生し易かった。
そこで、本考案は、光フアイバ伝送ユニツトの隙間から
の外乱光の侵入を防止でき、光フアイバ伝送ユニツトの
特性を良好にし、また組立作業性が向上し、さらに作業
むらによるデバイスの抜けがなくなる光フアイバ伝送ユ
ニツトの提供を目的とする。
<問題点を解決するための手段> 本考案による問題点解決手段は、第1,2,3,4図の
如く、光電変換デバイス10と、該光電変換デバイス1
0を収納保持するための収納室11を有し透光・導光機
能材料端部のプラグ12を嵌合保持するための保持体1
3と、該保持体13を上面より覆うように前記保持体1
3に係合されるシールドケース26とから成り、前記収
納室11の上面に前記光電変換デバイス10を挿入する
ための開口部14が形成され、前記収納室11の下面に
前記光電変換デバイス10のリード端子15を貫通させ
るための貫通孔16が形成され、該貫通孔16を塞ぐた
め、前記光電変換デバイス10の透光・導光機能材料と
の接続面17を除く外周が外乱光を遮断する遮断体19
で覆われたものである。
<作用> 上記問題点解決手段において、光フアイバ伝送ユニツト
の組み立ては、まず、予め光電変換デバイス10および
そのリード端子15を、透光・導光機能材料との接続面
17を除き、遮断体19で覆う。そして、この光電変換
デバイス10を保持体13の収納室11に上方から挿入
し、その後、保持体13の開口部14を覆うようシール
ドケース26を保持体13に係合し、保持体13から突
出するリード端子15等を基板22に嵌合固定して組み
立てを完了する。
上記の如く組み立てると、光電変換デバイス10のリー
ド端子側の面18を遮断体19(光不透過性樹脂)が覆
うため、光電変換デバイス10を保持体13に挿入した
とき、貫通孔16と基板22との隙間や、接続孔23か
ら入ってくる外乱光の光電変換デバイス10への侵入を
防止することができる。
<実施例> 以下、本考案の実施例について説明する。第1図は本考
案光フアイバ伝送ユニツトの第一実施例の側面断面図、
第2図は同じくその正面断面図、第3図は同じくその分
解斜視図である。
図示の如く、本考案光フアイバ伝送ユニツトは、光電変
換デバイス10と、該光電変換デバイス10を収納保持
するための収納室11を有し透光・導光機能材料(例え
ば光フアイバケーブル)端部のプラグ12を嵌合保持す
るための保持体13(例えば、レセプタクル)とから構
成されている。そして、前記収納室11の上面に前記光
電変換デバイス10を挿入するための開口部14が形成
され、前記収納室11の下面に前記光電変換デバイス1
0のリード端子15を貫通させるための貫通孔16が形
成され、該貫通孔16を塞ぐため前記光電変換デバイス
10の透光・導光機能材料との接続面17を除く外周、
特にリード端子側の面18が太陽光または機器内部の発
光ダイオードランプ等の外乱光を遮断する遮断体19
(例えば、光不透過性樹脂)で覆われている。
そして、光電変換デバイス10の左右両側面に凸部20
が形成され、該凸部20と対応する位置に凸部20が嵌
合固定される凹部21が保持体13に形成されたもので
ある。
前記光電変換デバイス10は、例えば、発光素子、また
は発光素子と周辺回路を内蔵した電気−光変換デバイ
ス、あるいは受光素子、または受光素子と周辺回路を内
蔵した光−電気変換デバイスであつて、前記リード端子
15、遮断体19およびデバイス基部10aとから成
る。
前記リード端子15は、銅フレームに半田メツキしたも
の等が用いられ、厚みをわずか0.25mm程度に非常に薄く
形成されている。そしてリード端子15は、前記保持体
13の底面に配置される基板22に形成された接続孔2
3に挿入されている。
前記遮断体19(光不透過性樹脂)は、例えば、ポリブ
チレンテレフタレート(PBT)樹脂にガラス繊維を添
加したもの等が用いられる。そして、該遮断体19のリ
ード端子15側には、段付部24が形成されている。
前記貫通孔16の大きさは、前記光電変換デバイス10
のリード端子15を引き出すだけの最小限の開口面積に
設定されている。
前記保持体13は、前記収納室11のほかに前記光電変
換デバイス10とプラグ12を接続するための接続穴2
5が収納室11よりプラグ12側に形成されている。そ
して、保持体13の周囲は、光電変換デバイス10を外
乱ノイズから遮断するために、金属性のシールドケース
26で保護されている。該ケース26は、断面略コ字形
に形成され、前記保持体13にケース26が固定される
ための係合爪26aと、前記基板22に形成された嵌合
孔22aに挿入するための嵌合脚26bとを有してい
る。
前記凸部20は、第2,3図の如く、前記光電変換デバ
イス10の保持体13側に突出して形成され、前記凹部
21は前記保持体13の光電変換デバイス10側の面に
形成されている。
次に光フアイバ伝送ユニツトの組み立て手順について説
明する。まず、予め光電変換デバイス10およびそのリ
ード端子15を、透光・導光機能材料との接続面17を
除き、遮断体19を構成する樹脂で覆う。そして、遮断
体19のリード端子15側には貫通孔16に嵌合してそ
の下方への移動を阻止するための段付部24を形成す
る。
そして、この光電変換デバイス10を保持体13の収納
室11に上方から強く挿入する。そうすると、その左右
両側面の凸部20が収納室11の開口部14の側壁を弾
性変形させ凹部21に確実に嵌合する。その後、保持体
13の開口部14を覆うようシールドケース26を保持
体13に係合する。そして、保持体13から突出するリ
ード端子15および嵌合脚26bを基板22の接続孔2
3および嵌合孔22aに嵌合固定して組み立てを完了す
る。
上記の如く組み立てると、光電変換デバイス10のリー
ド端子側の面18を遮断体19(光不透過性樹脂)が覆
い、かつ収納室11に段付部24があるため、光電変換
デバイス10を保持体13に挿入した時、段付部24が
保持体13の貫通孔16を塞ぎ、貫通孔16と基板22
との隙間や、接続孔23から入ってくる外乱光の光電変
換デバイス10への侵入を防止することができる。
このように、デジタルオーデイオ機器においては、外乱
光ノイズによる信号変形の振幅、周期、位相またはパル
ス幅などの好ましくない迅速で、しかも断続的な変化
(ジツタ)が、音質に影響すると言われているが、本考
案のように基板と光フアイバ伝送ユニツトの隙間からの
外乱光の侵入を防止することにより、ジツタの発生量が
次のように変わる。
例えば、外乱光30,000ルクス照射時においては、
外乱光対策なしの場合、ジツタの発生量は4〜5nSであ
るが、外乱光対策有りの場合、ジツタの発生量は1nSに
抑制できる。
また、保持体13および遮断体19の下部が段付構造と
なつているので、光電変換デバイス10を保持体13の
収納室11に確実に保持でき、接着剤が不要となる。
さらに、光電変換デバイス10を強く挿入するだけで、
その左右両側面の凸部20が収納室11の開口部14の
側壁を弾性変形させて凹部21に嵌合するため、光電変
換デバイス10を確実に嵌合位置決めでき、組立作業性
が上がり、作業むらによるデバイスの抜けもなくなる。
次に、第4図に示される本考案第二実施例について説明
する。第4図は第二実施例の光フアイバ伝送ユニツトの
側面断面図である。図示の如く、段付部24に凹凸部2
7が形成されたものであり、その他の構成は第一実施例
と同様である。そして、作用、効果も第一実施例と同様
であるが、本実施例において凹凸部27を設けることに
より、直進性の外乱光はより一層確実に遮断できる。
なお、本考案は、上記実施例に限定されるものではな
く、本考案の範囲内で上記実施例に多くの修正および変
更を加え得ることは勿論である。
例えば、遮断体としての光不透過性樹脂は、ポリブチレ
ンテレフタレート(PBT)のほかに、ポリアセタール
(POM)、変形ポリフエニレンオキサイド(PPO)
等のエンジニアリング・プラスチツクやカーボンブラツ
ク等を利用してもよい。
<考案の効果> 以上の説明から明らかな通り、本考案によると、光電変
換デバイスには、保持体の収納室の貫通孔を塞ぐため光
電変換デバイスの透光・導光機能材料との接続面を除く
外周が外乱光を遮断する遮断体で覆われているので、光
電変換デバイスを保持体に挿入したとき、貫通孔と基板
との隙間等から入ってくる外乱光の光電変換デバイスへ
の侵入を防止し、光フアイバ伝送ユニツトの特性を良好
にし得るといつた優れた効果がある。
また収納室の上面に光電変換デバイスを挿入するための
開口部が形成され、収納室の下面に光電変換デバイスの
リード端子部のみを貫通させるための貫通孔が形成され
ているので、デバイスの挿入時にデバイスが収納室の室
壁で載置される状態となり、従来の如く接着剤を使用し
なくてもよくなり、組立作業性が向上する。また、保持
体の上面がシールドケースに覆われているため、開口部
と光電変換デバイスとの隙間からの外乱光の侵入を防止
できる。
さらに、実施例のごとく、光電変換デバイスの左右両側
面に凸部を形成し、保持体の該凸部と対応する位置に凹
部を形成すれば、作業むらによるデバイスの抜けがなく
なるといつた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案光フアイバ伝送ユニツトの第一実施例の
側面断面図、第2図は同じくその正面断面図、第3図は
同じくその分解斜視図、第4図は本考案第二実施例の光
フアイバ伝送ユニツトの側面断面図、第5図は従来の光
フアイバ伝送ユニツトの側面断面図、第6図は同じくそ
の正面断面図である。 10……光電変換デバイス、11……収納室、12……
プラグ、13……保持体、14……開口部、15……リ
ード端子、16……貫通孔、17……接続面、18……
リード端子側の面、19……遮断体、20……凸部、2
1……凹部。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/12 10/18 8220−5K H04B 9/00 M 8220−5K Q

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】光電変換デバイスと、該光電変換デバイス
    を収納保持するための収納室を有し透光・導光機能材料
    端部のプラグを嵌合保持するための保持体と、該保持体
    を上面より覆うように前記保持体に係合されるシールド
    ケースとから成り、前記収納室の上面に前記光電変換デ
    バイスを挿入するための開口部が形成され、前記収納室
    の下面に前記光電変換デバイスのリード端子を貫通させ
    るための貫通孔が形成され、該貫通孔を塞ぐため、前記
    光電変換デバイスの透光・導光機能材料との接続面を除
    く外周が外乱光を遮断する遮断体で覆われたことを特徴
    とする光フアイバ伝送ユニツト。
JP1988074170U 1988-06-02 1988-06-02 光フアイバ伝送ユニツト Expired - Lifetime JPH0610331Y2 (ja)

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Families Citing this family (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2544978Y2 (ja) * 1991-06-06 1997-08-20 住友電気工業株式会社 光モジュール
JP5701641B2 (ja) * 2011-02-21 2015-04-15 矢崎総業株式会社 光モジュール
JP2012247621A (ja) * 2011-05-27 2012-12-13 Furukawa Electric Co Ltd:The シールドケースおよび光デバイス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61159751A (ja) * 1984-12-29 1986-07-19 Sumitomo Electric Ind Ltd 光信号機器の製造方法
JPS63174005A (ja) * 1987-01-14 1988-07-18 Sumitomo Electric Ind Ltd 光送受信モジユ−ル

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