JP2002352346A - 火災感知器 - Google Patents

火災感知器

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JP2002352346A
JP2002352346A JP2001158303A JP2001158303A JP2002352346A JP 2002352346 A JP2002352346 A JP 2002352346A JP 2001158303 A JP2001158303 A JP 2001158303A JP 2001158303 A JP2001158303 A JP 2001158303A JP 2002352346 A JP2002352346 A JP 2002352346A
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尚之 西川
Shoichi Oka
昭一 岡
Koji Sakamoto
浩司 阪本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】迷光の影響を低減した光電式の煙感知型の火災
感知器を提供する。 【解決手段】外部からの煙の侵入を許容するとともに外
光の入射を防止するラビリンス壁9によって周りが囲ま
れた煙感知室Sと、煙感知室S内に配置され発光ダイオ
ードからの光を煙感知室Sに照射する発光側のプリズム
レンズ12と、光軸L2が発光側のプリズムレンズ12
の光軸L1と所定の角度で交差するように煙感知室S内
に配置され、煙感知室S内に侵入した煙の粒子によって
散乱された散乱光をフォトダイオードに集光する受光側
のプリズムレンズ13と、受光側のプリズムレンズ13
の光軸方向の前方に位置するラビリンス壁9の部位と発
光側のプリズムレンズ12との間に設けられた遮光壁2
4とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、火災を感知する火
災感知器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】火災感知器には熱に反応する熱感知型の
ものと、煙に反応する煙感知型のものとがあり、煙感知
型の火災感知器としては、図21に示すように、煙感知
室S内に発光部31と受光部32とを、それぞれの光軸
L1,L2が所定の角度で交差するようにして配置し、
発光部31から煙感知室S内に光を照射させ、煙感知室
S内に侵入した煙の粒子によって散乱された発光部31
の光を受光部32で検知する所謂光電式のものが従来よ
り提供されている(特開平9−231485号公報参
照)。
【0003】この火災感知器では、煙感知室Sの周囲に
断面略く字状の複数の隔壁9aを所定の間隔をおいて円
周上に配置して、ラビリンス壁9を形成しており、隣接
する隔壁9aの間にできる煙導入路の一端部を外部に連
通させるとともに、他端部を煙感知室Sに連通させるこ
とによって、外部から煙感知室S内部への煙の侵入を許
容するとともに、外光が侵入するのを防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の火災感知器で
は、発光部31として発光ダイオードを用い、受光部3
2としてフォトダイオードを用いているが、一般的に発
光ダイオードの出力がmWオーダーの出力であるのに対
して、受光部32の受光信号がpAオーダーの非常に微
弱な電流信号になるため、発光部31からの光がラビリ
ンス壁9の隔壁9aなどにあたって発生する迷光の方
が、煙の粒子による散乱光よりも遙かに大きな値になる
ことがあり、このような迷光による誤動作を防止するた
めに、迷光の発生を低減することが非常に重要であっ
た。
【0005】そこで、発光部31の光が受光部32に直
接入らないように、煙感知室Sにおける発光部31と受
光部32との間の部位に隔壁33を設けて、迷光の低減
を図っているが、より高い感度を要求される場合には、
煙感知室Sに対して発光部31と対向する隔壁9a、も
しくは受光部32と反対側に位置する隔壁9aのいずれ
かで反射された光、もしくは別の部位で反射されて同じ
光路で入射する迷光が受光部32に入射して、誤動作を
招く虞があり、このような反射光が受光部32に入射す
るのを防止する必要があった。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは、迷光の影響を低減し
た光電式の煙感知型の火災感知器を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、外部からの煙の侵入を許容す
るとともに外光の入射を防止するラビリンス壁によって
周りが囲まれた煙感知室と、それぞれの光軸が所定の角
度で交差するようにして煙感知室にそれぞれ配置された
発光部及び受光部とを備え、受光部の光軸方向の前方に
あるラビリンス壁の部位と発光部との間に遮光壁を設け
たことを特徴とし、遮光壁を、受光部の光軸方向の前方
あるラビリンス壁の部位と投光部との間に配置している
ので、発光部から照射された光がラビリンス壁で反射さ
れて受光部に入射するのを防止でき、受光部に対して光
軸方向の前方に位置するラビリンス壁で反射された迷光
による影響を無くすことができる。
【0008】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記遮光壁は、該遮光壁の発光部との対向面が、
受光部が光を受光する受光領域の外側に位置するように
して煙感知室に配置されたことを特徴とし、請求項1の
発明の作用に加え、遮光壁の発光部との対向面は受光領
域の外側に位置しているので、発光部からの光が遮光壁
に当たって受光部に入射するのを低減でき、遮光壁に発
光部からの光が当たることによって発生する迷光の影響
を無くすことができる。
【0009】請求項3の発明では、外部からの煙の侵入
を許容するとともに外光の入射を防止するラビリンス壁
によって周りが囲まれた煙感知室と、それぞれの光軸が
所定の角度で交差するようにして煙感知室にそれぞれ配
置された発光部及び受光部とを備え、上記ラビリンス壁
は中間部が屈曲した断面略く字状の複数の隔壁からな
り、それぞれの隔壁を、中間部の屈曲部位が隣接する隔
壁の両端部の間に入り込むようにして配置するととも
に、受光部の光軸方向の前方に位置する2つの隔壁は中
間部の屈曲部位を互いに対向させて配置し、両隔壁の屈
曲部位を互いに連結して成ることを特徴とし、受光部に
対して光軸方向の前方に位置する2つの隔壁は中間部の
屈曲部位を互いに対向させて連結しており、2つの隔壁
の間の隙間を無くしているので、2つの隔壁の間にでき
る隙間を通って受光部に外光が入射することはなく、外
光による誤動作を防止できる。
【0010】請求項4の発明では、請求項3の発明にお
いて、受光部の光軸方向の前方に位置するラビリンス壁
に、断面略く字状であって開口側を受光部に向けて配置
され、入射した光が受光部側に出射するのを防止する光
トラップ部を設けたことを特徴とし、請求項3の発明の
作用に加え、受光部に対して光軸方向の前方に位置する
ラビリンス壁に光トラップ部を設けていない場合は、受
光部の前方にあるラビリンス壁で反射された光が受光部
に入射する虞があるが、受光部の前方にあるラビリンス
壁に光トラップ部を設けているので、受光部の前方にあ
るラビリンス壁で反射された光が受光部に入射すること
はなく、迷光による誤動作をさらに防止できる。
【0011】請求項5の発明では、請求項3の発明にお
いて、上記隔壁は両側片が屈曲部位を介して連結されて
成り、上記2つの隔壁の内、発光部に近い側の隔壁にお
ける内側の側片に、他方の隔壁に向かって突出する突片
を形成し、上記2つの隔壁の連結部位付近に発光部及び
受光部から臨んだ状態で上記突片によって遮蔽される凹
所を設けたことを特徴とし、請求項3の発明の作用に加
え、2つの隔壁の連結部位付近に突片によって遮蔽され
る凹所を形成しているので、発光部からの光が2つの隔
壁の連結部位付近で反射されて、発光部又は受光部側に
戻ることはなく、余計な反射光が発生するのを抑制でき
る。
【0012】請求項6の発明では、請求項4の発明にお
いて、上記光トラップ部の受光部側の面に、入射した光
を光トラップ部の奧側へ反射する反射面を複数形成した
ことを特徴とし、光トラップ部の形状が断面略く字状に
なっているので、光トラップ部に対して斜めから入射す
る光については一部を外側に反射してしまう虞もある
が、光トラップ部の受光部側の面に入射した光を光トラ
ップ部の奧側へ反射する反射面を複数形成しているの
で、光トラップ部に対して斜めに入射した光も確実にト
ラップでき、光をトラップする効果を高めることができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1乃至図
20を参照して説明する。本実施形態の火災感知器は煙
を感知する煙感知機能と、熱を感知する熱感知機能の両
方を備えた複合型のものであり、図5乃至図7に示すよ
うに天井面などの造営面に取着されるボディ1と、発光
ダイオードLEDやフォトダイオードPDや後述する煙
検知回路の回路部品が実装される回路基板2と、外部か
らの煙の侵入を許容するとともに外光の入射を防止する
ラビリンス壁9によって周りが囲まれた水平断面が略円
形の煙感知室Sを具備し、煙感知室S内に光学系の部品
が取着されるとともに、発光ダイオードLED及びフォ
トダイオードPDを光学系の部品と対向させた状態で回
路基板2が取り付けられる光学基台3と、光学基台3に
設けた煙感知室Sの内部に虫などが侵入するのを防止す
る防虫カバー4と、保護カバー5とで構成される。
【0014】ボディ1は略円板状の主部1aと、主部1
aの外周縁から上方に突出する側壁1bとを連続一体に
形成して構成され、主部1aの下面略中央には丸穴1c
が開口し、この丸穴1c内に回路基板2が固定された光
学基台3及び防虫カバー4を保持した保護カバー5の上
端部が挿入され、固定される。
【0015】回路基板2の下面には発光ダイオードLE
Dが実装されている。また回路基板2の下面にはチップ
化されたフォトダイオードPDが実装されている。また
更に、回路基板2の下面にはサーミスタ6が熱感知部を
下方に突出させた状態で実装されている。このように本
実施形態の火災感知器は感熱素子としてのサーミスタ6
を備えており、煙感知機能に加えて熱感知機能を有して
いる。
【0016】光学基台3は図8乃至図10に示すように
黒色の合成樹脂により、略円板状の底板7と、底板7の
上面に突設された四角枠状の側壁8と、底板7下面の外
周部に沿って配置された複数の隔壁9aからなるラビリ
ンス壁9とを一体に形成して構成される。
【0017】ラビリンス壁9を構成する隔壁9aは反射
が生じないように黒色に形成されており、中間部が屈曲
した断面略く字状であって、中間部の屈曲部位が突出す
る方向を隣接する隔壁9aと同じ向きにし、中間部の屈
曲部位が隣接する隔壁9aの両端部の間に入り込むよう
にして所定の間隔をおいて配置されている。隣接する隔
壁9aの間にできる煙導入路は、一端が外部と連通して
煙導入口となり、他端が煙感知室Sに連通しており、煙
導入路の中間部を屈曲させることによって、外光が煙感
知室S内に入射しにくくなっている。
【0018】光学基台3の底板7と側壁8とで囲まれる
凹所10内には、発光ダイオードLED、フォトダイオ
ードPD及びサーミスタ6が実装された面を底板7側に
して回路基板2が納装される。光学基台3の底板7には
発光ダイオードLED及びフォトダイオードPDにそれ
ぞれ対応する部位に下方に突出する突台部19,20が
突設されており、これらの突台部19,20には底板7
を貫通する貫通孔11a,11bが形成されている。各
突台部19,20には、貫通孔11a,11bにそれぞ
れ連続し、光学基台3の中心方向に向かって延びる溝1
9a,20aが形成されており、これらの溝19a,2
0a内にプリズムレンズ12,13が取り付けられる。
ここで、プリズムレンズ12,13は一方の面を貫通孔
11a,11bと対向させ、他方の面を煙感知室Sの中
心方向に向けた状態で光学基台3に取り付けられ、プリ
ズムレンズ12,13の上側及び左右両側が突台部1
9,20によって覆われる。すなわち、プリズムレンズ
12,13は、図1に示すようにそれぞれの光軸L1,
L2が煙感知室Sの中心方向を向き、且つ所定の角度で
交差するように配置されている。
【0019】上述のようにプリズムレンズ12,13は
発光ダイオードLEDの発光面、フォトダイオードPD
の受光面にそれぞれ対向しており、発光ダイオードLE
Dの発光はプリズムレンズ12によって集光されて煙感
知室Sに照射される。煙感知室S内に煙が侵入すると、
煙の粒子によってプリズムレンズ12から照射された光
が散乱され、プリズムレンズ13に入射する。プリズム
レンズ13に入射した光は、プリズムレンズ13によっ
てフォトダイオードPDの受光面に集光されるので、フ
ォトダイオードPDの出力の増加から煙の侵入を検出す
ることができる。尚、プリズムレンズ12,13はそれ
ぞれの光軸L1,L2が所定の角度で交差するように配
置されているので、プリズムレンズ12から照射された
発光ダイオードLEDの光が直接プリズムレンズ13に
入射することはない。ここに、発光ダイオードLEDと
プリズムレンズ12とで発光部が構成され、フォトダイ
オードPDとプリズムレンズ13とで受光部が構成され
る。
【0020】ここで、図1及び図2に示すように、受光
側のプリズムレンズ13に対して光軸方向の前方に位置
するラビリンス壁9の部位(後述の光トラップ部25)
と、発光側のプリズムレンズ12との間には、プリズム
レンズ12からの光Cを遮光する遮光壁24が設けられ
ている。遮光壁24は底板7から一体に立設されてお
り、発光側のプリズムレンズ12との対向面Aが、受光
側のプリズムレンズ13が光を受光する受光領域Bの外
側に位置するように配置されている。遮光壁24は、光
トラップ部25と発光側のプリズムレンズ12との間に
配置されており、発光側のプリズムレンズ12から照射
された光が光トラップ部25で反射されて受光側のプリ
ズムレンズ13に入射するのを低減しているので、ラビ
リンス壁9で反射された迷光による影響を低減すること
ができる。また、遮光壁24における発光側のプリズム
レンズ12との対向面Aは、受光側のプリズムレンズ1
3の受光領域Bの外側に位置しているので、発光側のプ
リズムレンズ12からの光が遮光壁24に当たってプリ
ズムレンズ13に入射するのを防止でき、遮光壁24に
発光側のプリズムレンズ12からの光が当たることによ
って発生する迷光の影響を低減することができる。
【0021】また、発光側のプリズムレンズ12と受光
側のプリズムレンズ13との間には、プリズムレンズ1
2からの光を遮光する柱状の遮光壁28が設けられてお
り、この遮光壁28によって発光側のプリズムレンズ1
2からの光が受光側のプリズムレンズ13に直接入射す
るのを防止している。遮光壁28は底板7から一体に立
設されており、この遮光壁28には回路基板2に実装さ
れたサーミスタ6を挿通するための挿通孔11cが貫設
されている。
【0022】ところで、ラビリンス壁9は煙導入路の中
間部を屈曲させることによって、外光が煙感知室S内に
入りにくくしているが、図3に示すように、外部から煙
導入路に侵入した外光Dが隔壁9aによって反射され、
この反射光が隣接する隔壁9aに再度反射されて煙感知
室S内に侵入する虞があり、この反射光が受光側のプリ
ズムレンズ13の受光領域B内に入ると、プリズムレン
ズ13に外乱光の一部が入射するため、この外乱光が迷
光となって誤動作する虞がある。
【0023】そこで、本実施形態では受光側のプリズム
レンズ13に対して光軸方向の前方に位置し、プリズム
レンズ13の受光領域B内にある2つの隔壁9aを、中
間部の屈曲部位が互いに対向するように配置し、両隔壁
9aの中間部の屈曲部位を連結しており、これら2つの
隔壁9aの間から侵入した外光がプリズムレンズ13に
入射することはなく、外光による誤動作を防止してい
る。また、これら2つの隔壁9aの屈曲部位を連結する
ことによって、両隔壁9aの煙感知室S側の側片によ
り、水平断面が略く字状であって開口部を受光側のプリ
ズムレンズ13に向けて配置された光トラップ部25が
形成される。この光トラップ部25は、図4に示すよう
に受光側のプリズムレンズ13の受光光軸L2に対して
略対称な形状に形成されているので、ラビリンス壁9で
反射された光Eは光トラップ部25によりトラップされ
る。したがって、ラビリンス壁9で反射された光Eが、
受光側のプリズムレンズ13の光軸方向の前方に位置す
るラビリンス壁9(すなわち光トラップ部25を設けた
部位)で反射されて、プリズムレンズ13に入射するこ
とはなく、ラビリンス壁9で反射された光が迷光となっ
て誤動作するのを防止できる。尚、このような構造に形
成したのは、両隔壁9aの外方から光が入射するのを避
けられないような構造の防虫網4(すなわち、ラビリン
ス壁9との相対的な嵌合位置関係が決まっていないよう
な構造の防虫網4)でも対処できるようにするためであ
る。
【0024】ところで、光トラップ部25の形状は断面
略く字状になっているので、光トラップ部25に対して
正面から入射した光については確実に光をトラップでき
るものの、光トラップ部25に対して斜めから入射した
光については一部を外側に反射してしまう虞がある。そ
こで、本実施形態では光トラップ部25の一方の側片2
5aに側片25aと略直交する方向に突出する突片26
を突設し、さらに他方の側片25bに複数の縦溝27を
突設しており、光トラップ部25に入射した光は、突片
26又は縦溝27の端面(反射面)で反射されて反対側
の側片25b又は25aに向かって進行するから、光ト
ラップ部に対して斜めに入射した光も確実にトラップで
き、光をトラップする効果が向上する。
【0025】また、受光側のプリズムレンズ13に対し
て光軸方向の前方に位置し、中間部の屈曲部位が互いに
連結された2つの隔壁9aの内、発光部に近い側の隔壁
9aにおける内側の側片25aに、他方の隔壁に向かっ
て突出する突片26を形成することによって、両隔壁9
aの連結部位付近に発光部及び受光部から臨んだ状態で
突片26によって遮蔽される凹所26aが形成されるの
で、この凹所26aによって発光部からの光が2つの隔
壁9aの連結部位付近で反射されて発光部又は受光部側
に戻るのを抑制し、余計な反射光が発生するのを抑制し
ている。
【0026】ところで、フォトダイオードPDからの出
力電流は微少であり、静電ノイズのような外来ノイズに
対して弱いため、このような外来ノイズからフォトダイ
オードPDをシールドする必要がある。そこで、この火
災感知器ではフォトダイオードPDと対向する光学基台
3の部位に、一面が開口した箱状のシールドカバー14
をインサート成形しており、凹所10内に回路基板2を
納装すると、回路基板2に実装されたフォトダイオード
PD及び煙検出回路の周りをシールドカバー14が覆
い、フォトダイオードPDと煙検出回路とを静電遮蔽す
るようになっている。なお、シールドカバー14には回
路基板2側に突出するアースピン14aが設けられてお
り、このアースピン14aは回路基板2に設けたスルー
ホールに挿通され、回路基板2のグランドライン(図示
せず)に半田付けされる。また、シールドカバー14に
は、貫通孔11bに連通する連通孔14bが形成されて
おり、この連通孔14bを通ってプリズムレンズ13で
集光された光がフォトダイオードPDの受光面に照射さ
れる。
【0027】また、光学基台3には4本の端子ピン15
がインサート成形されており、各端子ピン15は回路基
板2に設けたスルーホール(図示せず)に挿通され、半
田付けされることによって、各端子ピン15が回路基板
2の配線パターンに電気的に接続されるとともに、回路
基板2から反対側に突出する各端子ピン15の先端部が
外部接続端子となる。また、光学基台3にインサート成
形された端子ピン15を回路基板2に半田付けすること
によって、光学基台3に回路基板2が保持される。
【0028】ここで、光学基台3の製造工程を図11乃
至図15を参照して簡単に説明する。まず、図11に示
すように金属材料により帯板状に形成されたフープ材4
0を打ち抜き、さらに図11中の斜線部分を紙面の奧側
に折り曲げて、図12(a)(b)に示すようにシール
ドカバー14を箱状に形成するとともに、端子ピン15
をフープ材40の平面方向と略直交する方向に突出させ
る。その後、図13(a)(b)に示すようにフープ材
40に底板7及び側壁8からなる基台部分をインサート
成形(一次成形)し、図14(a)(b)に示すように
ラビリンス壁9を二次成形した後、フレーム部分を切断
することにより図15(a)(b)に示すような形状に
形成される。尚、フープ材40に底板7及び側壁8から
なる基台部分とラビリンス壁9とを一度にインサート成
形するようにしても良いことは言うまでもない。
【0029】また、防虫カバー4は、図16乃至図19
に示すように絶縁性を有する合成樹脂により有底円筒状
に形成される。防虫カバー4の底板4aには光学基台3
に設けた挿通孔11cと連通し、回路基板2に実装され
たサーミスタ6を挿通するための貫通孔4dが形成さ
れ、周壁4bには複数の孔が格子状に開口するメッシュ
部4cが形成されている。この防虫カバー4は光学基台
3の下端部を筒内に挿入した状態で光学基台3に取り付
けられており、ラビリンス壁9の周りをメッシュ部4c
が形成された周壁4bで覆っているので、ラビリンス壁
9で囲まれた煙感知室Sに虫等の異物が侵入するのを防
止できる。また、防虫カバー4の底板4aには、図5及
び図17に示すように、光学基台3の底板7に設けた突
台部19,20と対向する部位に上側(光学基台3側)
に向かって突出し、突台部19,20に設けた溝19
a,20aと嵌合する蓋部21,22が一体に形成され
ている。尚、図17では両側にある周壁4bを省略して
図示してある。
【0030】而して、光学基台3に防虫カバー4を被せ
ると、防虫カバー4に設けた蓋部21,22が光学基台
3に設けた溝19a,20aとそれぞれ嵌合し、プリズ
ムレンズ12の出射面及びプリズムレンズ13の入射面
の周りを突台部19,20及び蓋部21,22で囲むこ
とにより、光学的に密閉することができるから、外光な
どの余計な光が入射するなどして誤動作するのを防止で
きる。また、防虫カバー4の底板4aには、蓋部22に
対して光軸方向の前方に位置する部位に、光軸方向と略
直交する方向に走る溝23が形成されており、迷光の発
生を防止している。
【0031】一方、保護カバー5は弾性を有する合成樹
脂により有底円筒状に形成されており、周壁5aの上端
部には外側に突出する係合爪16が突設され、周壁5a
の略下半分には円周方向に沿って延びる帯状の開口17
が複数開口し、底板5bからは上方に向かって突出し、
先端部が防虫カバー4の底板4aと当接する複数のリブ
18が突設されている。この火災感知器を組み立てた状
態では、サーミスタ6が防虫カバー4の貫通孔4dから
下方に突出し、サーミスタ6の先端部が防虫カバー4の
底板4aと保護カバー5の底板5bとの間に配置され
る。尚、複数のリブ18はサーミスタ6を中心として放
射状に配置されており、開口5cから内部に流入した空
気がサーミスタ6の感熱部に当たるよう、空気の流れを
整流している。
【0032】この火災感知器を組み立てる際は、先ず回
路基板2に発光ダイオードLEDやフォトダイオードP
Dやサーミスタ6や煙感知回路の回路部品を実装し、こ
の回路基板2を光学基台3の凹所10内に挿入して、シ
ールドカバー14のアースピン14a及び端子ピン15
を回路基板2に半田付けし、回路基板2を光学基台3に
固定する。次に、保護カバー5の筒内に防虫カバー4
と、回路基板2が取り付けられた光学基台3とを挿入し
て、防虫カバー4及び光学基台3を保護カバー5に保持
させた後、この保護カバー5の上端部をボディ1の丸穴
1c内に挿入すると、保護カバー5の上端部に突設した
係合爪16と丸穴1cの内周面に形成された係合段部1
dとが凹凸係合して、保護カバー5がボディ1に結合さ
れるのである。
【0033】次に、この火災感知器の回路構成を図20
を参照して説明する。図20は煙感知回路のブロック図
を示しており、煙感知室Sにプリズムレンズ12を介し
て赤外光を照射する発光ダイオードLEDと、発光ダイ
オードLEDから照射された赤外光の煙による散乱光を
プリズムレンズ13を介して受光するフォトダイオード
PDと、投受光回路50と、マイクロコンピュータ(以
下、マイコンと言う)60と、伝送回路61とで構成さ
れる。
【0034】投受光回路50は、発光ダイオードLED
に流す電流を制御する発光電流制御回路51と、フォト
ダイオードPDの出力電流を電圧信号に変換するI/V
変換回路52とを備え、I/V変換回路52の出力電圧
はゲイン切り替え回路53によって所定のゲインで増幅
され、ゲイン調整回路54によって電圧レベルが調整さ
れ、さらにオフセット調整回路55によってオフセット
電圧が調整された後、マイコン60に出力される。マイ
コン60では投受光回路50の出力をA/D変換して、
予め設定されたしきい値レベルと比較しており、投受光
回路50の出力がしきい値レベルを超えると、煙の濃度
が所定の濃度に達したことを示す発報信号を伝送回路6
1に出力し、伝送回路61はこの発報信号を多重伝送信
号により図示しない火災受信器へ送信する。また、投受
光回路50は、マイコン60から入力されるテスト信号
に応じて、発光電流制御回路51の出力を変化させると
ともに、ゲイン切り替え回路53のゲインを選択的に切
り替える感度調整回路56を備えている。また、図20
では図示を省略しているが、マイコン60にはサーミス
タ6の出力が入力されており、サーミスタ6の出力から
周囲の温度を監視している。
【0035】
【発明の効果】上述のように、請求項1の発明は、外部
からの煙の侵入を許容するとともに外光の入射を防止す
るラビリンス壁によって周りが囲まれた煙感知室と、そ
れぞれの光軸が所定の角度で交差するようにして煙感知
室にそれぞれ配置された発光部及び受光部とを備え、受
光部の光軸方向の前方にあるラビリンス壁の部位と発光
部との間に遮光壁を設けたことを特徴とし、遮光壁を、
受光部の光軸方向の前方あるラビリンス壁の部位と投光
部との間に配置しているので、発光部から照射された光
がラビリンス壁で反射されて受光部に入射するのを防止
でき、受光部に対して光軸方向の前方に位置するラビリ
ンス壁で反射された迷光による影響を無くすことができ
るという効果がある。
【0036】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記遮光壁は、該遮光壁の発光部との対向面が、受
光部が光を受光する受光領域の外側に位置するようにし
て煙感知室に配置されたことを特徴とし、請求項1の発
明の作用に加え、遮光壁の発光部との対向面は受光領域
の外側に位置しているので、発光部からの光が遮光壁に
当たって受光部に入射するのを低減でき、遮光壁に発光
部からの光が当たることによって発生する迷光の影響を
無くすことができるという効果がある。
【0037】請求項3の発明は、外部からの煙の侵入を
許容するとともに外光の入射を防止するラビリンス壁に
よって周りが囲まれた煙感知室と、それぞれの光軸が所
定の角度で交差するようにして煙感知室にそれぞれ配置
された発光部及び受光部とを備え、上記ラビリンス壁は
中間部が屈曲した断面略く字状の複数の隔壁からなり、
それぞれの隔壁を、中間部の屈曲部位が隣接する隔壁の
両端部の間に入り込むようにして配置するとともに、受
光部の光軸方向の前方に位置する2つの隔壁は中間部の
屈曲部位を互いに対向させて配置し、両隔壁の屈曲部位
を互いに連結して成ることを特徴とし、受光部に対して
光軸方向の前方に位置する2つの隔壁は中間部の屈曲部
位を互いに対向させて連結しており、2つの隔壁の間の
隙間を無くしているので、2つの隔壁の間にできる隙間
を通って受光部に外光が入射することはなく、外光によ
る誤動作を防止できるという効果がある。
【0038】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、受光部の光軸方向の前方に位置するラビリンス壁
に、断面略く字状であって開口側を受光部に向けて配置
され、入射した光が受光部側に出射するのを防止する光
トラップ部を設けたことを特徴とし、請求項3の発明の
作用に加え、受光部に対して光軸方向の前方に位置する
ラビリンス壁に光トラップ部を設けていない場合は、受
光部の前方にあるラビリンス壁で反射された光が受光部
に入射する虞があるが、受光部の前方にあるラビリンス
壁に光トラップ部を設けているので、受光部の前方にあ
るラビリンス壁で反射された光が受光部に入射すること
はなく、迷光による誤動作をさらに防止できるという効
果がある。
【0039】請求項5の発明は、請求項3の発明におい
て、上記隔壁は両側片が屈曲部位を介して連結されて成
り、上記2つの隔壁の内、発光部に近い側の隔壁におけ
る内側の側片に、他方の隔壁に向かって突出する突片を
形成し、上記2つの隔壁の連結部位付近に発光部及び受
光部から臨んだ状態で上記突片によって遮蔽される凹所
を設けたことを特徴とし、請求項3の発明の作用に加
え、2つの隔壁の連結部位付近に突片によって遮蔽され
る凹所を形成しているので、発光部からの光が2つの隔
壁の連結部位付近で反射されて、発光部又は受光部側に
戻ることはなく、余計な反射光が発生するのを抑制でき
るという効果がある。
【0040】請求項6の発明は、請求項4の発明におい
て、上記光トラップ部の受光部側の面に、入射した光を
光トラップ部の奧側へ反射する反射面を複数形成したこ
とを特徴とし、光トラップ部の形状が断面略く字状にな
っているので、光トラップ部に対して斜めから入射する
光については一部を外側に反射してしまう虞もあるが、
光トラップ部の受光部側の面に入射した光を光トラップ
部の奧側へ反射する反射面を複数形成しているので、光
トラップ部に対して斜めに入射した光も確実にトラップ
でき、光をトラップする効果が向上するという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の火災感知器の煙感知室における発
光部と受光部と遮光壁との位置関係を説明する説明図で
ある。
【図2】同上の煙感知室における発光部と受光部と遮光
壁との位置関係を説明する説明図である。
【図3】同上の煙感知室における発光部と受光部と遮光
壁との位置関係を説明する説明図である。
【図4】同上の煙感知室における発光部と受光部と遮光
壁との位置関係を説明する説明図である。
【図5】同上の断面図である。
【図6】同上の分解斜視図である。
【図7】同上を組み立てる前の状態の断面図である。
【図8】同上の光学基台を示し、(a)は平面図、
(b)はA−A’断面図である。
【図9】同上の光学基台の裏面図である。
【図10】同上の光学基台を示し、図8のC部拡大図で
ある。
【図11】同上の光学基台の製造工程を説明する説明図
である。
【図12】(a)(b)は同上の光学基台の別の製造工
程を説明する説明図である。
【図13】(a)(b)は同上の光学基台のまた別の製
造工程を説明する説明図である。
【図14】(a)(b)は同上の光学基台の更に別の製
造工程を説明する説明図である。
【図15】(a)(b)は同上の光学基台のまた更に別
の製造工程を説明する説明図である。
【図16】同上の防虫カバーを示し、(a)は上面図、
(b)は側断面図である。
【図17】同上の防虫カバーを示し、図16(a)のA
−A’断面図である。
【図18】同上の防虫カバーを示し、図16(a)のC
−C’断面図である。
【図19】同上の防虫カバーを示し、図18のB−B’
断面図である。
【図20】同上の回路ブロック図である。
【図21】従来の火災感知器の煙感知室における発光部
と受光部と遮光壁との位置関係を説明する説明図であ
る。
【符号の説明】
9 ラビリンス壁 12,13 プリズムレンズ 24 遮光壁 S 煙感知室 L1,L2 光軸
フロントページの続き (72)発明者 阪本 浩司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 2G059 AA05 BB01 CC19 DD12 EE02 GG02 JJ12 KK01 LL04 MM05 MM09 NN01 5C085 AA03 AB01 BA33 CA08 FA10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部からの煙の侵入を許容するとともに外
    光の入射を防止するラビリンス壁によって周りが囲まれ
    た煙感知室と、それぞれの光軸が所定の角度で交差する
    ようにして煙感知室にそれぞれ配置された発光部及び受
    光部とを備え、受光部の光軸方向の前方にあるラビリン
    ス壁の部位と発光部との間に遮光壁を設けたことを特徴
    とする火災感知器。
  2. 【請求項2】上記遮光壁は、該遮光壁の発光部との対向
    面が、受光部が光を受光する受光領域の外側に位置する
    ようにして煙感知室に配置されたことを特徴とする請求
    項1記載の火災感知器。
  3. 【請求項3】外部からの煙の侵入を許容するとともに外
    光の入射を防止するラビリンス壁によって周りが囲まれ
    た煙感知室と、それぞれの光軸が所定の角度で交差する
    ようにして煙感知室にそれぞれ配置された発光部及び受
    光部とを備え、上記ラビリンス壁は中間部が屈曲した断
    面略く字状の複数の隔壁からなり、それぞれの隔壁を、
    中間部の屈曲部位が隣接する隔壁の両端部の間に入り込
    むようにして配置するとともに、受光部の光軸方向の前
    方に位置する2つの隔壁は中間部の屈曲部位を互いに対
    向させて配置し、両隔壁の屈曲部位を互いに連結して成
    ることを特徴とする火災感知器。
  4. 【請求項4】受光部の光軸方向の前方に位置するラビリ
    ンス壁に、断面略く字状であって開口側を受光部に向け
    て配置され、入射した光が受光部側に出射するのを防止
    する光トラップ部を設けたことを特徴とする請求項3記
    載の火災感知。
  5. 【請求項5】上記隔壁は両側片が屈曲部位を介して連結
    されて成り、上記2つの隔壁の内、発光部に近い側の隔
    壁における内側の側片に、他方の隔壁に向かって突出す
    る突片を形成し、上記2つの隔壁の連結部位付近に発光
    部及び受光部から臨んだ状態で上記突片によって遮蔽さ
    れる凹所を設けたことを特徴とする請求項3記載の火災
    感知器。
  6. 【請求項6】上記光トラップ部の受光部側の面に、入射
    した光を光トラップ部の奧側へ反射する反射面を複数形
    成したことを特徴とする請求項4記載の火災感知器。
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