JPH07121366B2 - 車載用空気清浄器 - Google Patents

車載用空気清浄器

Info

Publication number
JPH07121366B2
JPH07121366B2 JP21740390A JP21740390A JPH07121366B2 JP H07121366 B2 JPH07121366 B2 JP H07121366B2 JP 21740390 A JP21740390 A JP 21740390A JP 21740390 A JP21740390 A JP 21740390A JP H07121366 B2 JPH07121366 B2 JP H07121366B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
main body
lid
shield plate
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP21740390A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03114554A (ja
Inventor
正晃 香山
達夫 吉川
重行 浅成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP21740390A priority Critical patent/JPH07121366B2/ja
Publication of JPH03114554A publication Critical patent/JPH03114554A/ja
Publication of JPH07121366B2 publication Critical patent/JPH07121366B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車のリヤトレイに載置される車載用空気清
浄器の構造に関するものである。
従来の技術 近年、自動車内の煙草の煙や臭いを浄化する車載用空気
清浄器が増加し、リヤトレイに取付けられるのが一般的
になってきている。
従来、このリヤトレイに載置される車載用空気清浄器に
は第9,第10図に示す様な構成のものがある。
図に示すように、下本体1,上本体2及び蓋体3とで箱体
を形成した本体内には、縦軸配置のモータ4が、その外
縁フランジ部4′に略全周にわたって挿着された緩衝部
材5を前記下本体1の突設リブ1a,1b間に収設し、下本
体1にネジ6で固定した隔壁7のリブ7aとで挟持させて
いる。上本体2の上面部2aには吸込口2bを開口し、他方
下方にうず室壁2cを垂下せしめて前記隔壁7とでうず室
8を形成し、前記モータ4に固定したファン9を収設す
る。前記上面部2aに延設した傾斜部2dの下方空間10は、
電気部品(図示せず)等が配設される。前記上面部2a,
傾斜部2dにはリブ2e,2fを立設し、金網111を介してフィ
ルター112が載置される。前記うず室8と連通して、そ
の上流,下流にはそれぞれ上本体2,下本体1に多数の吸
気穴2g,1c,排気穴2h,1dが開口している。113は高圧電源
(図示せず)から給電されコロナ放電をさせる放電電極
114と対向電極115とを対向させて配置した放電器であ
り、117はガスセンサーであり、本体1外の空気と流通
するようにグリル等が設けられた内側に設置されてい
る。
上記構成において、モーター4を駆動すると吸気穴2g,1
cから吸込まれた車内空気は放電器113の上流側に装着さ
れたプレフィルター116によって比較的粗大な埃を除去
され、微細な埃は放電器113を通過する際にプラスイオ
ンを付与され後方のマイナス極性の集塵フィルター及び
脱臭フィルターから構成されるフィルター112に電気的
に吸着され、臭いの粒子は脱臭フィルターに吸着され
る。こうして浄化された清浄空気は図中矢印で示すよう
に、傾斜部2d及び上面部2aとフィルター112との空間を
通り、吸込口2bからうず室8内に導入され、排気穴2h,1
dから車内へ還流させられる。又一方ガスセンサーの出
力に応じてモーター4、放電器113を動作させるよう構
成されている。
このような従来の構造では、吸込口2bの上方にフィルタ
ー112が配置され、従ってフィルター112と上面部2aとの
空間を必要とし、更にはモーター4及びファン9の厚さ
方向のスペースが有効に活用されていない為、本体の高
さ寸法がいたずらに高くなり、自動車のリヤトレイに載
置したとき、後方視界を狭くしていた。
発明が解決しようとする課題 上記構成の課題の第1はフィルターとモーター,ファン
を縦方向に重ねているため高さが高くなっていた。
第2の課題は本体及びフタで構成する箱体は、特にフタ
が平板状になっているため共鳴箱となり運転時の騒音が
高くなっていた。
課題を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するため箱状に形成した本体
の相対する両側面に吸気口と排気口を形成し、その内部
に吸気口側より、放電装置,フィルター,およびモータ
ーに取着したファンをほぼ水平に配したものにおいて、
第1の手段は、モーター及び放電装置の動作を制御する
制御回路をフィルターの下に配備し、この回路を覆うシ
ールド板にフィルターと接触させる突出部を設け、かつ
フィルターに対し、ほぼ平行に前記シールド板を配設
し、前記突出部の複数個又は1個の突出部とシールド板
の一端をフィルターと接触させたものである。
第2の手段は、上記蓋の内側ほぼ中央部に対向する本体
側又は蓋側から突出させたリブ、又はボスを設け、該リ
ブ又はボスと前記蓋の内側とをクッションを介して当接
させたものである。
作用 第1の手段によれば、放電装置,フィルター及びモータ
ーに取着したファンはほぼ水平に配置され、かつフィル
ター及びフィルター下のシールド板との接触が点当りと
なっているためフィルターの全面積を有効に活用するこ
とができ圧損を小さくしているとともに、静音化対策と
合わせ、薄型で高性能,低静音の優れた車載用空気清浄
器を提供することができる。
第2の手段では、本体及び蓋で箱体を形成し、蓋がほぼ
平板状であるため蓋が共鳴しやすかったが、蓋の内側ほ
ぼ中央部にクッションを介して本体に当接することによ
って共鳴振動を抑止するため静音化することができる。
実施例 以下本発明の一実施例について添付図面に沿って説明す
る。
第1図〜第8図において、11は空気清浄器本体で内部に
ファン12を駆動させるモーター13を内蔵しており、モー
ター13は支持ゴム14を介して隔壁15と本体11挟持してあ
る。
ファン12は水平に配設されており、本体内蔵壁16に開口
した吸込口17は上向きに設けられている。
本体11側方に設けた吸込口18部には放電装置19が設けて
あり、その放電装置19後方にV字形に折り曲げたフィル
ター20を配備している。
放電装置19は第6図に示すように、針状の突起を突出さ
せた2本の電極21を平行に設置し、この電極21に平行に
配列させた板金を箱状に形成したアース体22からなり、
電極21は絶縁体23,23′によってアース体と絶縁された
状態でネジで締結される。
なお、電極21は2本間にかけたバネ24で互いに引っ張ら
れ、たるみなく設置される。またアース体の上流側には
金網44が取着されている。フィルター20の下には制御回
路25が配備してあり、モーター13の制御を行う。
制御回路25の上には金属製のシールド板26が制御回路25
を覆うように形成してあり、回路25及びシールド板26
は、本体前面方向に約3°下がって傾斜している。
さらにシールド板26の吸気口18側はフィルター20の下辺
と接触されている。但しシールド板26が傾斜しているた
め、第7図に示すように、フィルター下辺は、シールド
板26の一端27とシールド板26に一体に設けた突出部であ
る凸部28に接触することとなる。
このためフィルター20とシールド板26は複数の点接触と
なり、一点当りの接圧が上がるため接触抵抗を下げ、か
つ相互の点接触部の間に通気性の空間を形成しているた
め、第1図中フィルター20下部のシールド板26との接触
部が面接触となってフィルターの有効面積を減少させる
こともなく、全面を有効に活用できるため実質的にフィ
ルター面積を増大した効果がある。
フィルター20は第5図に示すように、静電フィルター30
と活性炭を組み込んだ活性炭フィルター31を貼り合わせ
たものをV字状に屈曲して形成してある。
またフィルター20は、放電装置19に取着した格子29より
一体に突出したガイド枠33に沿って挿入され、その下辺
はガイド枠33によってシールド板26に圧接される。
フィルター20の空気下流側は支持リブ34によって支持さ
れ、フィルター20の位置が固定される。
放電装置19は高圧側の接点35に、電極21より垂直に立ち
上げた板36の突起37が接触することにより高電圧を供給
され、アース側は、アース体22の側面が、接点板38に接
触することにより接地される。
39はガスセンサー40を取着したプリント基板であり、ガ
スセンサー40の入力により制御回路25によってモーター
13の入力を制御する。
ガスセンサー40装着部は保護壁41により本体内空気通路
と遮断されているが、センサー40の煙は通風窓42より入
る。
ガスセンサーの動作時には表面温度が非常に高く100℃
近くになっているため、制御回路25との間に保護壁41を
設け、制御回路25の特に電子部品が温度の影響を受けな
いようにしている。
ファン12は、仕切板57中央に開口45が形成してあり、吸
引空気は、開口を通って上下に設けた上ブレード46、下
ブレード17により排出することができる。もちろん開口
を通らずブレードにより排出される空気もある 隔壁15とモーター13との間には通気口48が設けてあり、
フィルター20を通過した空気は吸込口17だけでなく、隔
壁15の下を通り通気口48からもファンに吸引される。
つまり、吸込口17と通気口48の上下から吸引された空気
は、上下の吸引量のバランスにより、一部は上ブレード
46、一部は下ブレードを通過して排出されるのである
が、ファン中央に開口45が設けてあるので、上下からの
吸引空気は、開口45部分で自由に通路を選択でき、圧損
なくスムーズに排出されることになる。
ファン12を囲むうず室49は隔壁15と内壁16と側壁50で形
成されている。
上記構成において、空気の流れは、吸気口18より本体11
内に入り、放電装置19により、細塵が電荷を帯びそれら
の細塵は、フィルター20の静電フィルター30に吸着され
る。また臭いは活性炭フィルター31により吸収される。
フィルター20を通った清浄空気は、吸込口17、通気口48
よりうず室49内に入り、ファン12によって排気口53より
外部へ排出される。
制御回路25は車内の煙濃度によって変化するガスセンサ
ー40の出力に応じ、モーター12の運転状態を制御する。
さらに蓋55の裏側中央付近にクッション56を設け、本体
のほぼ中央に突出させた突起体である支持リブ34とクッ
ション56とを当接させることで蓋55の振動を抑え、静音
化する。当然、支持リブ34は突起体であるボスでも良
く、突起体を蓋55側から突出させて本体との間クッショ
ンを介在させれば良い。
従って従来例に比べ本体11の高さは低くなっており、後
方視界も広くなっている。
これを実現した工夫を再度まとめると次のようになる。
(1)制御回路25をフィルター20の下に配備し、この回
路25を覆うシールド板26にフィルター20を接触させる突
出部を設け、かつほぼ水平に配設されたフィルター20に
対し、角度を有して前記シールド板26を接触されている
ため、フィルター20とシールド板26の接触が点接触とな
り接触抵抗が下がり信頼性を増すと共に、フィルター20
とシールド板26の接触部間に通気性の空間が出来、フィ
ルターの有効面積を増大させるため圧損を低下させたコ
ンパクトなフィルターとすることができる。
(2)蓋55の裏側中央にクッション56を設け、本体のほ
ぼ中心に突出した支持リブ34に当接させることで蓋55の
振動を抑え、騒音を低下させることができる。
発明の効果 このように本発明によれば、フィルターの有効面積を増
大することができるため、コンパクトなスペースで圧損
が少なく性能の高い集塵機を提供できる。又共鳴箱にな
りやすい蓋の振動を強制的にクッションで抑制している
ため、大幅に静音化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図,第3
図は同斜視図、第4図はファン部の一部欠截斜視図、第
5図はフィルターの斜視図、第6図は放電装置の斜視
図、第7図は放電装置とフィルターとの下部境界面での
断面図、第8図はガスセンサー部の断面図、第9図は従
来の空気清浄器の断面図、第10図は同分解斜視図であ
る。 11……本体、15……隔壁、16……内壁、20……フィルタ
ー、25……制御回路、26……シールド板、34……支持リ
ブ、39……プリント基板、40……ガスセンサー、60……
仕切板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−36855(JP,A) 特開 昭61−28472(JP,A) 特開 昭61−101260(JP,A) 特開 昭63−221817(JP,A) 特開 平1−262952(JP,A) 特開 昭64−15160(JP,A) 特開 昭54−162277(JP,A) 特開 昭58−171245(JP,A) 実開 昭55−61424(JP,U) 実開 昭61−51951(JP,U) 実開 平3−38153(JP,U) 実開 昭58−43512(JP,U)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体及び蓋で箱体を形成するとともに、相
    対する両側面に吸気口と排気口を形成し、その内部に吸
    気口側から放電装置、フィルター及びモーターに取着し
    たファンをほぼ水平に配設し、モーター及び放電装置の
    動作を制御する制御回路をフィルターの下に配備し、こ
    の回路を覆うシールド板にフィルターと接触させる突出
    部を設け、かつフィルターに対し、ほぼ平行に前記シー
    ルド板を配設し、前記突出部とシールド板の一端をフィ
    ルターと接触させてなる車載用空気清浄器。
  2. 【請求項2】蓋の内側ほぼ中央部に対向する本体側又は
    蓋側から突出させた突起体を設け、この突起体と当接す
    る蓋又は本体側にクッションを設けた請求項1記載の車
    載用空気清浄器。
JP21740390A 1990-08-17 1990-08-17 車載用空気清浄器 Expired - Fee Related JPH07121366B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21740390A JPH07121366B2 (ja) 1990-08-17 1990-08-17 車載用空気清浄器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21740390A JPH07121366B2 (ja) 1990-08-17 1990-08-17 車載用空気清浄器

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23097589A Division JP2532674B2 (ja) 1989-09-06 1989-09-06 車載用空気清浄器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03114554A JPH03114554A (ja) 1991-05-15
JPH07121366B2 true JPH07121366B2 (ja) 1995-12-25

Family

ID=16703650

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21740390A Expired - Fee Related JPH07121366B2 (ja) 1990-08-17 1990-08-17 車載用空気清浄器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07121366B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3692310A1 (en) * 2017-10-02 2020-08-12 Blueair AB Air treatment device adapted to treat air in a confined space

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2638897B2 (ja) * 1988-03-08 1997-08-06 住友金属工業株式会社 Arガスの回収方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03114554A (ja) 1991-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5433772A (en) Electrostatic air filter for mobile equipment
JP2532674B2 (ja) 車載用空気清浄器
JPH07121366B2 (ja) 車載用空気清浄器
KR950008078B1 (ko) 공기 청정기
JPH0223218B2 (ja)
JPH0763647B2 (ja) 車載用空気清浄器
JPH07121365B2 (ja) 車載用空気清浄器
JP3119862B2 (ja) 車載用空気清浄器
JPH0763646B2 (ja) 車載用空気清浄器のフィルター
JPH03266716A (ja) 車載用空気清浄機
KR100645904B1 (ko) 공기청정기의 유로구조
JPH03284364A (ja) 空気清浄器の放電器
JPH03114556A (ja) 車載用空気清浄器
JPH0544216U (ja) 車載用空気清浄器
JPS5815211Y2 (ja) 自動車用空気清浄器
JPH09150077A (ja) 空気清浄装置
JP2858341B2 (ja) 車載用空気清浄器
JPH0739248B2 (ja) 車載用空気清浄器
JP3237160B2 (ja) 空気清浄器
JPH06134342A (ja) 空気清浄機
JPH0418674Y2 (ja)
JPH10244832A (ja) 車両用サンバイザー
JPS6010180Y2 (ja) 自動車室内用空気清浄装置
JP2549676Y2 (ja) 空気清浄機
JPH04104846A (ja) 車載用空気清浄器

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees