JPH07120941B2 - デイジタルpll回路 - Google Patents

デイジタルpll回路

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JPH07120941B2
JPH07120941B2 JP60050005A JP5000585A JPH07120941B2 JP H07120941 B2 JPH07120941 B2 JP H07120941B2 JP 60050005 A JP60050005 A JP 60050005A JP 5000585 A JP5000585 A JP 5000585A JP H07120941 B2 JPH07120941 B2 JP H07120941B2
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JP
Japan
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signal
phase
circuit
switching
pulse
Prior art date
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JP60050005A
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JPS61208923A (ja
Inventor
晋 森倉
田中  勉
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、入力信号に位相同期した出力信号を得るディ
ジタルPLL回路に関するものである。
従来の技術 従来のディジタルPLL回路では、例えば第4図に示すよ
うに基準信号の周波数とほぼ等しい周波数で動
作する固定発振器1を用い、その出力をm′個(位相分
割数)のタップをもつ遅延回路2に加え、up/downカウ
ンタ13とデータ・セレクタ14で構成した位相切換回路15
により遅延回路2のタップ位置を切り換えて出力信号の
位相を制御する。
位相比較器11では、基準信号Siとデータ・セレクタ14で
選択された信号Soの位相差を比較し、位相差がΔ/2(Δ
=2π/2m′)より大きいか小さいかにより位相進み信
号h1、位相遅れ信号h-1位相正常信号h0を出力する。12
は制御パルス発生回路で、位相比較器11からの信号を監
視していて、信号h1またはh-1を連続してi回検出する
と位相制御パルスを発生する。位相切換回路15では、位
相制御パルスにより出力信号の位相切換動作を行なう。
以上のような制御により最大位相差Δ/2の精度で入力信
号に位相同期した出力信号を取り出すことができる(例
えば、特公昭49−11008号公報)。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の回路では、位相分割数m′と遅延回路
の数は等しいので、入力信号と出力信号の位相のずれ
(Δ/2=2x/2m′)を小さくして位相同期の精度を上げ
るためには、遅延回路の数を増やさなければならず、そ
の結果ディジタルPLL回路全体の規模が大きくなるとい
う問題があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、遅延回路の
規模を大幅に縮小してなおかつ安定で精度の高い同期信
号を取り出すディジタルPLL回路を提供することを目的
としている。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するため、基準信号とは独立
に前記基準信号の整数倍の周波数で動作している発振器
と、前記発振器の出力にいくつかの遅延機能をもつ回路
を有し、所定の位相差を与えたm個のパルス信号を発生
させる遅延回路と、前記m個のパルス信号の中から基準
信号の位相差に応じた1個のパルス信号を順次選び出す
ようにスイッチングする位相切換回路と、前記スイッチ
ング動作により選択されたパルス信号の立ち上がり(ま
たは、立ち下がり)で、そのパルス信号をn分周する分
周器と、前記分周器の出力信号と前記基準信号の位相を
比較する位相比較器とで同期ループを構成する。そし
て、前記位相切換回路のスイッチングは、ある時刻にお
いて選択されている第j番目(j=1、・・・、n)の
パルス信号を基準として、第(j+1)番目のパルス信
号の立ち上がり(または、立ち下がり)から第(j−
1)番目のパルス信号の立ち上がり(または、立ち下が
り)の間で動作するように、前記同期ループ内に遅延素
子を挿入するものである。
作用 本発明は上記した構成により、位相切換回路がスイッチ
ング動作するタイミングを管理することによって、入力
信号と出力信号の位相を広い周波数の範囲に渡って同期
させることができる。
実 施 例 第1図は本発明のディジタルPLL回路の一実施例を示
す。なお従来と同じ回路には第4図に用いた番号と同じ
番号を付し、それらの動作についてはここでは省略す
る。
第1図において、20は基準信号Siの整数N倍の周波数で
動作している固定発振器、21は位相差Δの信号をm個作
る遅延回路、15はup/downカウンタ13とデータ・セレク
タ14で構成した位相切換回路、23はデータ・セレクタ13
で選択された信号をn分周して出力する分周器である。
つぎに固定発振器の周波数が基準信号の4倍(N=4)
で、分周器の分周比が4(n=4)の場合について、第
1図の回路の動作を説明する。
いま、ある伝送系において許容される位相ずれが11.3度
であるとすると、第4図に示した従来の回路では、位相
の精度を決める位相分割数は遅延回路の数と同じである
ため遅延信号は第2図Aに示すように信号A0からA15
での16個必要となる。
すなわち である。これに対し、第1図に示す回路構成では遅延信
号は第2図Bに示すa0からa3までの4つだけを作り、こ
れらの信号の一つを選択した信号を同図Bに示す信号b
のように順次4分周することにより基本波の位相に対し
位相差が所定の値以下の基本周波数に近い信号を作るこ
とができる。すなわち、これを式で示すと となる。したがって上記の場合、分周器23を一つ加える
ことによって遅延回路の数は1/4にすることができる。
ところである時刻t=0において、第2図Bに示す信号
a1がデータ・セレクタ13で選択され、信号a14分周出力
である同図Bの信号bがPLLに入力した基準信号と位相
同期がとれている状況にあるとする。
ところが、基準信号Siの周波数と同図Bに信号bの
周波数は厳密には等しくないため、時間の経過と共にい
つかは位相ずれが生じる。そのため同期を保持するため
には同図Bに示す信号a0または信号a2を選択して、出力
信号の位相を切換えなければならない。この位相の切換
えが、例えば の時間内で行われたとすると、信号a1に対し遅れ位相で
ある信号a2の時刻に選択することができるが、進み位相である信号
a0の時刻まで選択することができない。その結果PLLの出
力信号の位相を進ませる場合に関しては、位相同期がと
れる周波数範囲は理論的なものの半分になる。これに対
し、次の位相切換動作が の時間内で行われた場合には、進み位相,同位相,遅れ
位相の各信号を、それぞれ位相切換え直後の の時刻に選択することができ、それらの4分周出力は同
図Bの信号bに実線および1点鎖線で示したようになる
ので、あらゆる位相差に対し、許容されうる広い周波数
範囲で位相同期をとることができる。すなわち、ある時
刻で信号a1が選択されている時、PLLへの入力基準信号
と出力信号の位相同期をとるためには、信号a1の進み位
相である信号a2の立ち上がりから信号a0の立ち上がりま
での間で位相の切り換え動作を完了することが安定な出
力信号を得る条件となる。この位相を切換えるタイミン
グを一般的な表現で表すと、ある時刻において選択され
ている第j番目(j=1、・・・、n)のパルス信号を
基準として、第(j+1)番目のパルス信号の立ち上が
り(または、立ち下がり)から第(j−1)番目のパル
ス信号の立ち上がり(または、立ち下がり)の間で動作
することとなる。
具体的には、位相を切り換えるタイミングが前述の条件
を満足するように、同期ループ内に遅延素子が挿入され
る。
発明の効果 以上述べてきたように、本発明によれば入力信号と出力
信号の位相を広い周波数範囲で同期させ、同時にPLL回
路の規模を縮小させることができるので、実用上極めて
有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるディジタルPLL回路
を示すブロック図、第2図A,Bは本発明の動作を説明す
るタイムチャート、第3図は本発明の他の実施例を示す
ブロック図、第4図は従来のディジタルPLL回路の一例
を示すブロック図である。 11……位相比較器、12……制御パルス発生回路、13……
up/downカウンタ、14……データ・セレクタ、20……固
定発振器、21……遅延回路、22……分周器、30……遅延
素子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同期の基準となる基準信号とは独立に前記
    基準信号の整数倍の周波数で動作している発振器と、前
    記発振器の出力にいくつかの遅延機能をもつ回路を有
    し、所定の位相差を与えたm個のパルス信号を発生させ
    る遅延回路と、前記m個のパルス信号の中から基準信号
    の位相差に応じた1個のパルス信号を順次選び出すよう
    にスイッチングする位相切換回路と、前記スイッチング
    動作により選択されたパルス信号の立ち上がり(また
    は、立ち下がり)で、そのパルス信号をn分周する分周
    器と、前記分周器の出力信号と前記基準信号の位相を比
    較する位相比較器とで構成された同期ループにおいて、 前記位相切換回路のスイッチングは、ある時刻において
    選択されている第j番目(j=1、・・・、m)のパル
    ス信号を基準として、第(j+1)番目のパルス信号の
    立ち上がり(または、立ち下がり)から第(j−1)番
    目のパルス信号の立ち上がり(または、立ち下がり)の
    間で動作するように、前記同期ループ内に遅延素子を挿
    入したことを特徴とするディジタルPLL回路。
JP60050005A 1985-03-13 1985-03-13 デイジタルpll回路 Expired - Lifetime JPH07120941B2 (ja)

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JPS61208923A JPS61208923A (ja) 1986-09-17
JPH07120941B2 true JPH07120941B2 (ja) 1995-12-20

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH084223B2 (ja) * 1987-01-21 1996-01-17 ローム株式会社 ディジタル発振器
JPH0292021A (ja) * 1988-09-29 1990-03-30 Mitsubishi Rayon Co Ltd ディジタルpll回路
US5457718A (en) * 1992-03-02 1995-10-10 International Business Machines Corporation Compact phase recovery scheme using digital circuits

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57104329A (en) * 1980-12-22 1982-06-29 Hitachi Ltd Phase synchronizing circuit

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