JPH0712027Y2 - リボンシフト装置 - Google Patents

リボンシフト装置

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JPH0712027Y2
JPH0712027Y2 JP11594887U JP11594887U JPH0712027Y2 JP H0712027 Y2 JPH0712027 Y2 JP H0712027Y2 JP 11594887 U JP11594887 U JP 11594887U JP 11594887 U JP11594887 U JP 11594887U JP H0712027 Y2 JPH0712027 Y2 JP H0712027Y2
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JP
Japan
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ribbon
platen
shift
movable body
printing
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JP11594887U
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JPS6420352U (ja
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健一 浅賀
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Tec Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、印字機に使用されるリボンシフト装置に関
する。
従来の技術 印字機に用いられるリボンはできるだけ長期間使用され
ることが要求される。このため、メビユウスループが形
成されるように両端が結ばれたエンドレスのリボンを備
えたリボンカセツトが存する。
また、第4図に示すように、リボンカセツト(図示せ
ず)を保持する左右一対のシフトアーム50をプラテン51
の軸心と直交する方向に回動自在に設け、これらのシフ
トアーム50の回動遊端側にプラテン51と平行なリボンシ
フトシヤフト52の両端を固定し、リボンカセツトからプ
ラテン51に沿つて引き出されたリボン53を摺動自在に保
持するとともにプラテン51に沿つて移動するキヤリア
(図示せず)に対してはそのキヤリアの移動方向と直交
する方向に摺動自在に保持されリボンシフトシヤフト52
に対してはその軸方向に摺動自在に保持されたリボンガ
イド54を設け、プラテン51に沿つて傾斜する傾斜面55上
を転動するローラ56をリボンガイド54に回転自在に装着
し、キヤリアをリボンガイド54とともにプラテン51に沿
つ移動させる印字動作中に、傾斜面55によりリボンガイ
ド54を押圧し、この押圧力によりシフトアーム50をリボ
ンシフトシヤフト52及びリボンガイド54とともに上方へ
回動させ、これにより、キヤリアに搭載された印字ヘツ
ド(図示せず)の前面においてリボン53をプラテン51の
軸心と直交する上下方向にシフトさせるようにしたリボ
ンシフト装置が存する。
考案が解決しようとする問題点 しかし、メビユウスループを形成したリボンの幅は、一
行印字幅の2倍の幅が最大であるので長期間使用するも
んとしては不満足である。
また、第4図に示すものは、キヤリアをプラテン51に沿
う方向に移動させる印字中にリボン53がシフトすること
により、第5図に点線a,bをもつて示すように、リボン5
3に対して印字ヘツドが斜めに移動することになる。し
たがつて、キヤリアを左方のホームポジシヨンから最大
限右方へ移動させた時には、点線aをもつて示すように
印字ヘツドは相対的にリボン53の上縁から下縁に移動す
ることになるが、短い文章を改行しながら印字する場合
にはキヤリアを途中から左方のホームポジシヨンに戻す
ことになるので、点線bをもつて示すように印字ヘツド
は相対的にリボン53の上縁から中央部に至る領域しか移
動しない。したがつて、リボン53の下縁側が有効に使用
されない。また、リボン53は印字ヘツドが干渉する印字
動作中にシフトされるので印字ヘツドに引掛かりスムー
ズにシフトし難しいことがあり、さらに、リボン53が薄
いので印字ヘツドに擦られてしわが寄り易い。これにと
もない印字品質が低下する。さらに、多色印字用のリボ
ン切替装置が装備された印字機に幅広の単色リボンを装
着し、このリボン切替機構によつてリボン53をシフトす
ることにより、リボン53の全域を有効に利用するととも
に、非印字動作時にリボンをスムーズにシフトすること
ができるが、単にリボン53の使用期間を長くする目的で
多色印字用の印字機を使用することは不経済である。
問題点を解決するための手段 紙送りモータに駆動される回転自在のプラテンと、この
プラテンと平行なリボンシフトシヤフト及びこのリボン
シフトシヤフトの両端を保持する左右一対のシフトアー
ムを有する可動体と、前記プラテンに沿つて引き出され
る長尺状のリボンを摺動自在に保持するとともに前記プ
ラテンと平行に往復動するキヤリアに対してはその移動
方向と直交する方向に摺動自在に保持され前記リボンシ
フトシヤフトに対してはその軸方向に沿つて摺動自在に
係合されたリボンガイドと、前記プラテンに駆動されて
前記可動体を前記プラテンの軸心と直交する方向に変位
させる連動機構とを設ける。
作用 したがつて、一行印字後に用紙を送るためにプラテンを
回転させる時に、プラテンに連動する連動機構の動作に
より可動体がリボンガイドとともにプラテンと直交する
方向に変位するため、リボンがプラテンの軸心と直交す
る方向にシフトされ、これにより、一行印字幅の2倍以
上の幅のリボンを使用してリボンの使用時間を長くする
ことが可能となり、また、リボンは印字ヘツドに干渉さ
れることなくスムーズにシフトされるため、リボンにし
わが発生するようなことが防止され、これにより、印字
品質が高められ、さらに、プラテンの回転運動を利用し
てリボンがシフトされるため、リボンシフト装置の構造
を簡略化することが可能となる。
実施例 この考案の一実施例を第1図ないし第3図に基づいて説
明する。1はプラテンで、このプラテン1は図示しない
が紙送りモータに連結されて相対向する側板に回転自在
に支承されている。このプラテン1に対向してリボンカ
セツト2を着脱自在に保持する可動体3が設けられてい
る。この可動体3は、側板の内側に立設された支軸4に
上下回動自在に保持された左右一対のシフトアーム5
と、これらのシフトアーム5の回動遊端側に保持された
リボンシフトシヤフト6とよりなり、これらのシフトア
ーム5はスプリング7により下方へ付勢されている。プ
ラテン1と平行なこのリボンシフトシヤフト6には、リ
ボンカセツト2から引き出されたリボン8を摺動自在に
保持するリボンガイド9が軸方向に沿つて摺動自在に及
び回転自在に係合されている。また、リボン8の幅は一
行印字幅の数倍の幅に定められている。このリボンガイ
ド9は印字ヘツドを保持してプラテン1に沿つて往復動
するキヤリア(図示せず)に対してはプラテン1の軸心
と直交する方向に摺動自在に保持されている。
しかして、プラテン1の回転運動に連動して可動体3を
このプラテン1の軸心と直交する方向に回動させる連動
機構10が設けられている。この連動機構10は、プラテン
1の両端から突出する軸11に固定されてプラテン1と一
体的に回転する左右一対の偏心プーリ12と、これらの偏
心プーリ12に巻回されたワイヤ13とよりなり、これらの
ワイヤ13の一端は第2図に示すように印字機のベースプ
レート14等の固定部に止着され他端はリボンシフトシヤ
フト6の両端部(又は左右のシフトアーム5)に固定さ
れている。また、偏心プーリ12のわいや巻回部の半径の
中心はプラテン1の軸心に対して偏心されている。
このような構成において、プラテン1に用紙(図示せ
ず)を巻回し、キヤリアをプラテン1の左端のホームポ
ジシヨンから右方へ移動させる過程でキヤリアに搭載さ
れた印字ヘツドにより印字を行い、プラテン1を回転さ
せて用紙を送ると、偏心プーリ12の回転によりワイヤ13
の直線部がプラテン1の軸心と直交する方向に移動して
支軸4を支点として可動体3を回動させる。これによ
り、リボンガイド9がリボン8とともにプラテン1の軸
心と直交する上下方向に変位する。したがつて、一行印
字と用紙送りとを交互に繰り返すことにより、第3図に
点線で示すように、リボン8に対しては、キヤリア上の
印字ヘツドの先端は一行印字の度に一行印字幅に相当す
る変位量をもつて相対的にリボン8の上縁から下縁に変
位し下縁から上縁に変位する動作を繰り返す。したがつ
て、リボン8の全幅をムラなく使用することができ、同
一のリボン8を長時間使用することもできる。そして、
ワイヤ13の弛みがスプリング7の張力により阻止されて
可動体3の静止位置が安定するため、リボン8の上下の
縁が印字ヘツドから外れるようなことはない。
また、印字後にリボン8がシフトされることにより、リ
ボン8は印字ヘツドに干渉されることなくスムーズにシ
フトされるためしわが寄るようなことはない。これによ
り、鮮明な印字を得ることができる。
さらに、プラテン1の回転運動を利用してリボン8がシ
フトされるため、リボンシフト装置の構造を簡略化する
ことがかのうである。しかも、プラテン1は連動機構10
から負荷を受けるため、回転慣性の減衰が早く回転角を
正確にすることができる。
なお、連動機構は偏心プーリ12とワイヤ13とによるもの
に限られるものではなく、例えば、プラテン1と一体的
に回転するカムにより可動体3を変位させるものでも良
い。また、可動体3はリボンカセツト2を保持するもの
として説明したが、リボンカセツト2又はリボン8を保
持するスプールを可動体3以外の支持部材により支持し
ても良い。
考案の効果 この考案は上述のように構成したので、一行印字後に用
紙を送るためにプラテンを回転させる時に、プラテンに
連動する連動機構の動作により可動体がリボンガイドと
ともにプラテンと直交する方向に変位するため、リボン
がプラテンの軸心と直交する方向にシフトされ、これに
より、一行印字幅の2倍以上の幅のリボンを使用してリ
ボンの使用時間を長くすることができ、また、リボンは
印字ヘツドに干渉されることなくスムーズにシフトされ
るため、リボンにしわが発生するようなことを防止する
ことができ、これにより、印字品質を向上することがで
き、さらに、プラテンの回転運動を利用してリボンがシ
フトされるため、リボンシフト装置の構造を簡略化する
ことができ、しかも、連動機構の負荷によりプラテンの
回転慣性を速やかに減衰してプラテンの回転角を正確に
することができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの考案の一実施例を示すもの
で、第1図は斜視図、第2図は一部を切欠した側面図、
第3図はリボン上の印字ヘツドの軌跡を示す説明図、第
4図及び第5図は従来例を示すもので、第4図は正面
図、第5図はリボン上の印字ヘツドの軌跡を示す説明図
である。 1……プラテン、3……可動体、5……シフトアーム、
6……リボンシフトシヤフト、8……リボン、9……リ
ボンガイド、10……連動機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙送りモータに駆動される回転自在のプラ
    テンと、このプラテンと平行なリボンシフトシヤフト及
    びこのリボンシフトシヤフトの両端を保持する左右一対
    のシフトアームを有する可動体と、前記プランテンに沿
    つて引き出される長尺状のリボンを摺動自在に保持する
    とともに前記プラテンと平行に往復動するキヤリアに対
    してはその移動方向と直交する方向に摺動自在に保持さ
    れ前記リボンシフトシヤフトに対してはその軸方向に沿
    つて摺動自在に係合されたリボンガイドと、前記プラテ
    ンに駆動されて前記可動体を前記プラテンの軸心と直交
    する方向に変位させる連動機構とよりなることを特徴と
    するリボンシフト装置。
JP11594887U 1987-07-29 1987-07-29 リボンシフト装置 Expired - Lifetime JPH0712027Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11594887U JPH0712027Y2 (ja) 1987-07-29 1987-07-29 リボンシフト装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11594887U JPH0712027Y2 (ja) 1987-07-29 1987-07-29 リボンシフト装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6420352U JPS6420352U (ja) 1989-02-01
JPH0712027Y2 true JPH0712027Y2 (ja) 1995-03-22

Family

ID=31358056

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11594887U Expired - Lifetime JPH0712027Y2 (ja) 1987-07-29 1987-07-29 リボンシフト装置

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